ITエンジニア向け志望動機の書き方とは?【職種別例文あり】

最終更新日:2024年6月27日

ITエンジニアが転職活動を行うにあたって、書類選考や面接などのシーンで必ず問われるのが志望動機です。IT・Web業界の転職では、一般的にスキル重視で選考されます。しかし、スキルがすべてではありません。特に、IT業界未経験者や別のエンジニア職への転職などスキルで差をつけにくい場合は、志望動機が書類選考や面接の鍵を握ります。

本記事では、特に初めての転職を目指すITエンジニアに向けて、志望動機の書き方のコツを紹介します。説得力のある志望動機の組み立て方や、ネガティブな転職理由をポジティブに変換する文章作成のコツ、ITエンジニアの職種別の例文とポイントなどを用意しているため参考にしてください。

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この記事のまとめ

  • ITエンジニアが志望動機を作成する際には、キャリアプラン、企業とのマッチ度合い、その企業を選んだ理由などを軸にすることが重要
  • ほかのエンジニア職種への転職では、「なぜその職種になりたいか」を含めることで強い動機を示すことができる
  • 志望動機がネガティブなものでも、より深く理由を掘り下げ、ポジティブな表現との置き換えを図ることが大切

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ITエンジニアの志望動機作成のポイント

志望動機を考えるにあたって、何を書いていいのか分からない方もいるのではないでしょうか。特に、転職に向けて複数の企業の採用選考を受けるとなると「ほかの受けたい会社との差別化ができない」といった問題に直面することもあるでしょう。

そのようなときは、ITエンジニアとしての自身を振り返ったり、これからどのようなキャリアを描きたいのか考えてみたりすると、志望動機の材料を見つけやすいです。また、志望先の企業について事前に調べておくことも重要です。

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自分の希望からキャリアプランを明確にする

志望動機の書き方のコツとして第一に挙げられるのが、最初にキャリアプランを明確にしておくことです。具体的には「なぜこのタイミングで転職しようと思ったのか」、「転職を経て今後のキャリアをどうしていきたいのか」といった、自分の希望を明確化しておきます。

技術革新のスピードが早いIT業界で、予定したキャリアプラン通りに5年後や10年後も実際に活躍できているITエンジニアはそう多くありません。しかし、キャリアプランを志望動機に盛り込むと、応募先の企業理念や業務内容と合致する場合に強い説得力を持たせることが可能です。

転職活動の軸を作る意味でも、まずは現時点でのキャリアプランを明確にすることが大切です。

関連記事:エンジニアの転職で欠かせない自己分析のやり方とは

企業側が求めている人物像をベースに作成する

ITエンジニアの中途採用においては、企業側が求めている人物像を把握することが重要です。人物像は、募集要項に記載されている求められるスキル、知識、経験、マインドなどに表れています。また、最低条件や優遇される場合の内容が明示してある場合は、より分かりやすく企業の求める人物像を示しているといえます。

応募先企業が求める条件に合った志望動機だと、マッチ度が伝わるだけでなく、求める人物像について理解できていることも伝わります。「自分の持っているスキルを活かす」、「今後のスキル習得プランとの合致」など、スキル面でも望まれる人物像を意識すると企業との歩調を合わせやすいです。

志望動機を「会社を辞めたい理由」から考えない

ネガティブな動機で転職を考えることは珍しくありません。しかし、今の会社を辞めたい理由から志望動機を考えると、どうしても良くない印象を与えやすいです。

転職・退職理由がどのようなものであっても、大切な軸は自身のキャリアにおきましょう。ITエンジニアとして「こうありたい」「こういうことをやりたい」という気持ちをベースとすれば、ぶれない前向きな志望動機になります。

その企業でなければいけない理由を示す

ITエンジニアからの転職先候補が数多くある中で、その企業でなければならないことを示す志望動機は、企業研究なしでは書けないでしょう。つまり、どれだけその企業に興味関心があるかを示すバロメーターとなり得ます。

企業も全力を尽くして自社に転職したい人材を評価するため、なぜその企業でならないかを突き詰めて志望動機にまとめましょう。

嘘の志望理由は避ける

志望動機はポジティブであるのが好ましいですが、嘘の志望動機は避けるべきです。たとえば、稼働時間の長さがネックとなり転職を考えたのに、志望動機を「早く成長したいので、バリバリ仕事をしていきたい」と偽るようなケースが該当します。採用されるために必死になるのは当然ですが、転職できたとしても、働き方のミスマッチからまた退職することになる可能性が高いでしょう。

あらかじめ「仕事と家庭を両立したいが、現状では難しい。貴社ではこういった働き方があるので志望した」と正直に伝えていれば、企業側にも納得感を持ってもらいやすく、お互いのミスマッチも避けられます。

未経験なら興味・関心・学習意欲を伝える

IT業界そのものや応募先企業の業種、業務内容などへの興味・関心・意欲は、未経験採用において企業側がかなり重視しているポイントです。経験者と比べられると、未経験の場合は実務経験やスキルにおいては勝てないのが事実です。しかし、年功序列よりも実力主義の文化色が強いのがITエンジニアの良いところでもあります。

現時点でスキルが未熟でも、高いモチベーションや学習意欲を持ち続ければ数年で一人前のエンジニアになることが可能といわれています。未経験の場合は、今後のポテンシャルを感じてもらえるよう、志望動機に自身の意欲を含めましょう。

コミュニケーション能力をアピールする

前職に関わらず評価の対象となるのがコミュニケーション能力です。ITエンジニアはコンピュータに向かって仕事をする職種と考えられがちですが、実際には利用者や顧客、プロジェクトメンバーなどの関係者と意思の疎通を図る必要があるため、コミュニケーション能力が非常に重視されます。また、キャリアを築いていく上で、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーといった立場を目指す場合にも、メンバーを率いるためのコミュニケーション能力は欠かせません。

志望動機にコミュニケーション能力を活かせる内容を記載することで、自身の長所や転職先のチームへ貢献できることについてもアピール可能です。

面接時に掘り下げたいと思うような内容にする

書類選考の段階では文章のみで記載するため、伝わる情報が限られます。志望動機についても、書類に記載されているものはあまり重視せず、面接で再度志望動機を問う企業も少なくありません。

組み立て方のコツとしては、面接時に深掘りしたいと思わせる内容を記載しましょう。自分の方向性と企業とのマッチング度合いを概要として示し、面接時のフックにするイメージで書くと良いです。

面接時は応募書類の志望動機を軸に、より深く掘り下げながら企業側とのすり合わせを行うことになります。

ちなみに、書類選考の判断材料となる書類として履歴書と職務経歴書がありますが、志望動機が必要なのは履歴書だけであるケースがほとんどです。企業によっては志望動機を求められる場合もありますが、基本的には履歴書に記載してあれば、ほかの書類に書かずとも問題ありません。

また、下記記事ではテンプレート付きで履歴書の書き方について詳しく解説しています。気になる方はぜひ参考にしてください。

関連記事:
ITエンジニア・クリエイターの履歴書作成マニュアル【テンプレート付き】
ITエンジニアの採用面接 - 自己紹介で見られるポイント【例文付き】

アピールできる強みを把握する

志望動機にはアピールできるスキルも盛り込むと良いです。そのため、自身の強みや得意分野を明確にしておきましょう。

たとえば、周囲と協力しながら仕事を進められることをアピールするには、コミュニケーション力やヒアリング力などのスキルを主張すると効果的でしょう。IT業界への関心が強く、自主的に学習や情報収集に励んでいることなども強みになります。また、論理的思考力はITエンジニア全般に求められるスキルなのでアピールポイントとして有効です。

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ITエンジニアの転職で企業側が志望動機で重要視する点

志望動機の書き方を考える上でまず気にするべきなのが、「実際に企業側はどのような視点でチェックしているのか」です。実は「ITエンジニアの中途採用」では、一般的にいわれる企業側の視点と若干事情が異なる面もあります。

とはいえ、企業側が重要視するのは志望動機の軸となる部分なので、その点を強く魅力的に伝えられるのが望ましいでしょう。ITエンジニアの志望動機として、採用する側の企業が重要視する点を具体的に解説します。

エンジニアになりたい理由(未経験の場合)

未経験採用は、いわゆる「ポテンシャル採用」と同義です。採用側の企業は応募者の現在の実務的なスキルは重要視せず、「エンジニアとして、この人はどれだけのスピードでどれだけのレベルまで成長できそうか」を見定めることになります。

そのポテンシャルの見極めの判断基準の1つが、「なぜエンジニアになろうと思ったか」という動機です。エンジニアになりたい理由から、企業は学習意欲や熱意を汲み取ろうとします。また、それに合わせて実際に学習を行っている成果が見せられれば、より一層の説得力を志望動機に持たせることが可能です。

関連記事:ポテンシャル採用とは?企業のチェックポイントやメリットを紹介

どのようなエンジニアになりたいか(キャリアの方向性)

ITエンジニアに限らず、面接でよく聞かれる質問の1つが「キャリアプラン」です。当然ですが就職・転職がゴールではなく、企業としては3年〜10年以上のスパンで活躍してほしいと考えています。

ほかの業界と比べると、IT業界は技術の進化スピードやトレンドのサイクルが早いため、「最初に思い描いていたエンジニアのキャリアと違った」というケースは往々にして起こります。そのため、キャリアプランを問う意図は、将来に対してどれだけ具体的なビジョンを描けているか、企業に貢献してくれるかを見定めることです。

志望動機の中でキャリアプランについて記載する場合は、その企業で実現できそうか、一度考えてみてください。企業は長く活躍してくれる人材を求めているため、必然的に転職を予測させるキャリアプランを記載するのは避けるのが望ましいです。自身と企業が求めるそれぞれのキャリアプランに相違がある場合には、柔軟に対応できるかが問われる可能性もあるでしょう。

また、ITエンジニアの評価で重要視されるのがスキルです。キャリアプランはどのようにスキルを習得、向上していくかのプランでもあるため、こちらも合わせて検討しておくと良いでしょう。

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ITエンジニアの面接質問集42選|各種回答例を紹介
エンジニア面接の逆質問29選|パターン別の質問例と注意点を解説

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ITエンジニアの企業研究・分析のコツ

ITエンジニアの中途採用でも、志望動機に「同業他社ではなく、応募先の企業を選んだ理由」は可能な限り設定するべきでしょう。納得のいく転職をするためには、十分な企業研究を行い、応募先を選ぶことが重要です。企業側に「ほかの会社でも良いのではないか」という疑念を与えないよう、応募先に焦点を当てた志望動機を作成しましょう。

ここでは、企業研究・企業分析のコツをお伝えします

キャリアプランを軸に企業を分析する

企業研究・企業分析の軸となるのも、やはりキャリアプランです。「どうありたい」「何をやりたい」を掘り上げていくと、自ずとやるべきことが見えてきます。

たとえば、現在はITエンジニアとして現場で開発をしていても、今後はプロジェクトリーダーやマネージャーとして成長していきたいケースもあるでしょう。この場合は、応募先企業の「エンジニアに求められる役割」はどういったものか確認しておくと良いです。

見るべきポイントを明確にして企業のWebサイトを確認する

企業研究・分析をする際、まずは企業のWebサイトや公式ブログを確認する人が多いでしょう。しかし、見るべきポイントを押さえず漠然と眺めているだけでは、必要な情報は見つかりにくいです。

ITエンジニアの転職であれば、教育カリキュラムや勉強会といったエンジニアの成長を支える制度の有無など、企業がエンジニアリングにどの程度投資しているのかを企業の採用ページからチェックしてみましょう。

また、社員インタビューは実際の働き方を知るのに役立ちます。特に自分に近いキャリア・境遇の社員が活躍している場合は、やりたいことを実現できる可能性が高まります。

そのほか、応募を検討している企業の社員が開催している勉強会やセミナーがある場合、参加すれば直接現場の生の声を知ることができるのでおすすめです。

企業側が求めるスキルセットや人物像を確認する

求人の募集要項をよく読み込み、企業側がどのようなスキルや考えを持った人材を求めているのかを確認しましょう。せっかくの自分の強み・アピールポイントも、企業側の需要と一致しなければなかなか有利には働きません。

逆にいえば、未経験であっても企業側が求めているスキルに関連する経験や知識があればチャンスは広がります。募集要項を満たしてないからと即座に諦めるのではなく、業務内容と必須要件、歓迎要件を確認し、まずは頭の中でアピールできるポイントがあるかどうかを考えてみるのがおすすめです。

関連記事:
IT技術者(ITエンジニア)に必要なスキルとは?
ITエンジニアになるには?必要なスキルや未経験者の転職方法を解説

転職エージェントを活用する

さらに情報を深ぼりしたり情報収集の効率化を図ったりするなら、転職エージェントを利用しましょう。自力で志望動機のポイントを押さえたり自分の方向性に合った企業かを分析したりすることはできても、実際の現場を知らないと分からない情報もあります。

IT業界に精通している転職エージェントは、自身だけでは収集できない情報や転職のコツなどを知っています。また、求職者の転職をゴールとしているため、転職活動を進める上で力強い味方になるでしょう。

転職エージェントは「応募を考えている企業では、どのような経歴の方が採用され、どのような活躍をしているのか」といった事例も把握しています。そういった事例を知ることができると、企業研究・分析に役立つだけでなく、志望動機の書き方を考える際にも有効です。

面接などで「こういうキャリア形成を歩んでいる方がいることを聞き、自分のやりたいことが実現できると考えた」という話ができると、より筋の通った志望動機になります。

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ITエンジニアへの転職で避けるべき志望動機

ITエンジニアが志望動機を作成する際の、避けるべき内容について解説します。志望動機は効果的に意欲やポテンシャル、自身を採用する価値などをアピールするものなので、良からぬ印象を与えないよう注意が必要です。

真実を素直に伝えることが前提ですが、言葉選びや表現の仕方を工夫をすると良いでしょう。ITエンジニアの志望動機で避けるべき内容を知っておくだけで、企業側に意図せぬ印象を与えるリスクを大きく軽減できるため、ぜひ参考にしてみてください。

業務への達成意欲が低いと捉えられる内容

ITエンジニアの業務では、プロジェクトにおいて納期が設定されている場合が多いです。定められた納期に対してチーム一丸となって取り組む必要があるため、目標達成への意欲が低い人材は歓迎されません。志望動機の中で、目標意識が薄いことや与えられた仕事をただこなしてきただけ、といったイメージを与えないよう注意しましょう。

自分本位で協調性がないと捉えられる内容

志望動機で自身のキャリアパスややりたいことを主張するのは良いことですが、同僚や自社への配慮に欠けるような書き方をすると、協調性がなく利己的な印象を与えかねません。ITエンジニアはチームメンバーやほかの職種の人と関わる機会が多いため、協調性が低いと思われるのは避けるべきです。

責任感がないと捉えられる内容

志望動機が上司や働く環境への不満につながるケースは要注意です。ストレートに感情のまま書くと企業側からの印象は良くないです。うまくいかなかったり困難にぶつかったりしても、それを乗り越えるために実際に何をしてきたかなど、最善を尽くした結果であることを伝えましょう。その過程が抜けた志望動機だと、「思い通りにならないと仕事を放棄する責任感のない人」と誤解される可能性が高いです。

リーダーやマネージャーなどの経験がないITエンジニアでも、仕事をする上での責任感の有無は重要視されます。志望動機を作成する際は、他責思考と捉えられえる内容にならないよう気をつけましょう。

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【志望動機の書き方】転職理由がネガティブな場合の例文4選

「志望動機はキャリアプランから考えるのがセオリー」とはいえ、実際にはネガティブなきっかけから転職を考えるというケースも少なくないでしょう。その場合は、企業側に良くない印象を与えないための配慮が必要です。本項では「労働時間が長い」「人間関係が良くない」「会社の将来が不安」などのネガティブな転職理由でも、前向きに捉えられやすい志望動機の例文4選を紹介します。

1. 労働時間の長さがネックの場合

現職でもやりたいことはできています。しかし、今は「○○」にも興味があり、技術を吸収していきたいのですが、仕事以外の時間が取れず勉強会にも参加することができていません。「○○」をはじめ、生産性向上に向けた取り組みに力を入れている貴社でなら、仕事と技術の習得を両立できると考え、志望いたしました。

書き方のポイント・解説

労働時間が長いことが転職理由の場合、そのまま記載すれば「働きたくない」と捉えられやすいです。企業はこれから転職してくる人に労働力と成果を求めているため、それが懸念される印象を与えることはデメリットにしかなりません。労働時間の長さをネックに感じているのであれば、さらに掘り下げて「なぜ労働時間が長いと嫌なのか」を突き詰めることで、ポジティブな志望動機に変えやすくなります

例文では、より掘り下げて「労働時間が長いことが技術を学習する時間がとれない要因」とし、技術向上への意志と企業の方向性とのマッチングに関するポジティブな志望動機にしています。

「労働時間が長く、大切にしている家族との時間がとれない」のであれば、ワークライフバランスを良くすることで仕事の成果も効率よく上げられる、というようにポジティブな表現に変えられるまで理由を掘り下げてみてください。

2. 会社の将来が不安な場合

自分のキャリアプランとして、「○○」をやっていきたいと考えています。現在所属している会社でも実現は不可能ではありませんが、上司がやりたい方向性と自分の方向性とがミスマッチしているため、活動するのに時間がかかってしまいます。異動希望を出しましたが叶わなかったため、現状を維持するよりも新しいチャンスを掴んだほうが良いと思い、貴社を志望いたしました。

書き方のポイント・解説

志望動機の中で、現在所属している企業をおとしめる表現をすることは避けましょう。自分本位で他責思考な印象を与えかねません。

例文では、現在所属している企業を否定せずに、自分の意志で行動していることを伝え、ポジティブな印象に変えています。注意点として、現在所属している企業でも異動希望を出し、手は尽くしたことも伝えておきましょう。「思い通りにならないとすぐに転職するのではないか」と捉えられないように表現には気をつけると良いです。

3. 人間関係や会社の方向性に不満がある場合

自分は「○○」をやっていきたいのですが、現職では事業を縮小していくという話があがっており、今後やりたいことができなくなる不安がありました。貴社の環境でなら、これまで培った「○○」の経験を活かせると考え、志望いたしました。

書き方のポイント・解説

現在所属している企業をおとしめる表現をしないことがポイントです。あくまで「事業を縮小」という現実的な内容が自分の希望とは反していると明記することで、感情的ではなく論理的な志望動機にしています。

4. 給与が低いといった労働条件に不満がある場合

自分は「○○」をやっていきたいと考えており、現在の環境でもある程度実現できてはいます。一方で、家庭のことも大切にしたいという思いもあります。自分の年齢を考えると家族を養っていくためには、やりたいことの軸だけで仕事をするのは現実的ではないと考え、貴社を志望いたしました。

書き方のポイント・解説

「給与が低い」という表現は、個人の感情が多分に含まれています。労働条件は労働に対する対価を定めるもので、成果に対して適正な給与が与えられることが正しい姿です。自分が考える労働の対価と企業が提示する給与に差がある場合には、あくまでミスマッチがあるという表現にとどめておくことが望ましいです。その上で、給与のミスマッチなどの労働条件により発生する不具合の是正を転職理由とすることで、論理的で前向きな志望動機に置き換えましょう。

例文では、家族を養っていく(のに不足がある)という表現にすることで、感情的ではない印象を与えています。年収は、スキルや経験年数と相場のバランスの兼ね合いで、適正な金額を判断するのが難しいですが、自身の妥当な年収がどれくらいなのか事前に調べておくと良いでしょう。

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【志望動機の書き方】転職理由がポジティブな場合の例文3選

ポジティブな転職理由の場合、志望動機としてそのまま伝えても問題はありません。さらに、キャリアプランからの落とし込みをしっかり行えば、より具体性のある志望動機を組み立てられます。「自身のキャリアの方向性」と「会社の方向性」のマッチングを具体的に示すことで、なぜその会社を選んだのかが伝わる内容にしましょう。

キャリアを積む上で魅力的だと思った部分を示し、それに対して「○○という面で、貴社であればそれが可能だと思った」と締めれば、一貫性があり、マッチングをアピールできる志望動機になります。

転職理由がポジティブな場合の例文3選を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. 自社サービスを持つ会社に転職したい場合

現職の受託開発では、自分が開発に携わり納品したプロダクトが、ユーザーからどのような反応をもらっているかを知ることができませんでした。業務を行う中で、顧客の反応を見ながらサービスを作り変え、ブラッシュアップしていきたいという思いが高まっていったため、貴社を志望しました。

書き方のポイント・解説

自社サービスを持つことが現在の仕事では実現できないために転職を決断した旨を明確にし、企業と自分のマッチングを伝えています。転職先の企業でなくてはならない理由ともつなげやすい志望動機になっています。

さらに、自社サービスと関連して自分が仕事で重視することや、やりがい、モチベーションも伝え、二重三重のマッチングがアピールできている点もポイントです。

2. 新しい技術を学びたい場合

これまでは「○○」を使った開発しか経験してきませんでしたが、「••」の領域がニーズとして高まっていることを感じており、そちらも技術的にカバーできるエンジニアになりたいと考えております。「••」を使った事例をブログやセミナーで発信されているのを拝見し、貴社でなら自分のやりたいことを実現できると考え志望いたしました。

書き方のポイント・解説

技術力などのスキルはITエンジニアの生命線といえます。このため、技術を重視している企業には非常に明確な志望動機として伝わるでしょう。

また、スキルの習得や向上を志望動機とすれば、実業務を重視していることやトレンドへの情報感度、顧客の利用する業務まで幅広く企業研究していることなど、ポジティブな理由を複数アピールできています。

3. 開発に専念したい場合

現在所属している会社ではエンジニアのキャリアパスがマネジメント業務に寄ったものしかありません。しかし、自分としては技術力を高めていき、スペシャリストとしてのキャリアを歩んでいきたいと考えています。現在、貴社が技術開発に力を入れていると伺い、自分も貢献したいと思い志望いたしました。

書き方のポイント・解説

開発に専念したい場合には、マネジメント業務に対するネガティブな表現は控えておきましょう。どのような企業でもマネジメント業務は存在しており、業務を担当している人の印象を損ねることは得策ではありません。開発に向けた強い想いを前面に押し出すと良いです。

例文は、開発に専念するという自己の目指すキャリアパスを示し、その道を進めば転職先にもメリットをもたらすことを伝える志望動機となっています。

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【志望動機の書き方】未経験から目指す場合の例文4選

ここまでは主に現役iTエンジニア向けの志望動機の例文を紹介してきましたが、ここからは切り口を変えて「ITエンジニア未経験」の人向けの例文4選を紹介します。

未経験からITエンジニアを目指す場合は、その会社でなければならない理由以上に「なぜエンジニアになりたいと思ったのか」「どのようなエンジニアになりたいのか」をしっかりと伝えることを意識しましょう。自身のポテンシャルを汲み取ってもらうイメージで、人柄や意欲などの面で魅力が最大限に伝わる志望動機を心掛けると良いです。また、前職で培ったスキルや知見がITエンジニアの仕事でも発揮できる場合は積極的にアピールすると効果的です。

1. 営業職からの転職の場合

これまでの営業経験の中で、「良いサービス・製品は売れやすく、顧客の満足度も高い」という現実が分かり、自分自身の技術力をもってサービスや製品を生み出したいという気持ちが抑えきれず、エンジニア職への転職を決意しました。現在は○○について勉強しており、これまで培ったコミュニケーション能力も活かしてマネジメント力の高いエンジニアになりたいと考えています。

書き方のポイント・解説

「なぜエンジニアになりたいか」に焦点を当て、営業職としての職務経験をベースに志望動機にしています。これまでの職務経験をポジティブに捉えて志望動機に記載し説得力を高めることが可能です。

また、今後のキャリアプランを提示し、そのための具体的な行動についても言及できています。それにより、言葉だけの意志ではないことを伝えています。

過去の職務経験で得たスキルについては、転職先のメリットにつながるよう志望動機に関連付けるとより魅力的になるでしょう。

2. 事務・企画職からの転職の場合

これまでWebマーケティングの仕事に携わってきましたが、マーケティングの文脈で考えてきた既存サービスの改修や新しいサービスを自分で実装できないことに強いもどかしさを感じていました。そのような中で、御社の○○というサービスを拝見し強い興味を持ち、エンジニアとしてグロースに携わりたいと思い志望いたしました。エンジニアとしてキャリアアップするべく、現職で働きつつ独学で••の資格を取るなどスキル向上に努めています。

書き方のポイント・解説

マーケティングの職務経験からリアリティのある志望動機につなげています。職務経験を今後につながる糧として扱えており、エンジニア職での活躍に期待したくなるよう表現している点もポイントです。

ITエンジニアはスキルが重視されるため、その習得に取り掛かっている事実を伝えることで、真剣に転職に取り組んでいるのが表現できています。スキルアップと併せてキャリアパスまで言及できればなお良いです。

3. 新卒での就職活動の場合

学生時代にさまざまなアプリケーションを利用してきた過程で、自分もエンジニアとして世の中を支えるようなアプリケーションを生み出してみたい思いが強くあります。貴社の「○○」という企業理念が自分の中のやりがいとつながり、実力次第で新しいことにチャレンジしていける点に強い興味を持ち志望いたしました。

書き方のポイント・解説

新卒で職務経験がない場合には、それまで学んできたことや、日常生活などでアプリケーションやサービスに触れた経験を志望動機に組み込みましょう。想像だけでなく実際にアプリケーションに触れた経験から、エンジニアになりたいと望むのは自然な動機といえます。また、アプリケーションに触れた経験を記載するのであれば、就職先のアプリケーションやサービスを具体的に挙げられればなお効果的です。

将来像については明確には提示できていないですが、新卒の場合は特に前向きに活躍することを伝えられると印象が良いです。

4. 第二新卒での転職の場合

現職に大きな不満はないのですが、業務でIT業界に携わる中で市場の成長性と将来性の高さを感じ、技術力でキャリアを築いていきたいという意向が強くなりエンジニアとしての転職活動を行っています。貴社の開発に使われている○○の言語については、現在オンライン学習サイトで習得中で、実務を通じて○○エンジニアとしてキャリアアップしていきたいと思っています。

書き方のポイント・解説

第二新卒の場合は、多かれ少なかれ現在所属している企業に不満を抱いている状態です。しかし、ネガティブな感情が現れる表現は控えましょう。

入社後一定期間が経ったあとにそれまでの経験を振り返り、キャリアパスを考え直した、という経緯は自然で前向きな志望動機に捉えられるでしょう。

すでに社会人としての経験があるため、キャリアパスについては理想を伝えるだけでなくどのようにアプローチしているかも説明できるのが望ましいです。例文では、スキルとキャリアを関連付けて、志望動機にも自然につなげています。

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ITエンジニアの主な職種と志望動機例文

ITエンジニアの実際の求人のほとんどは、より細分化された職種で募集しています。職種によって仕事内容や求められるスキルが異なるため、それに応じて志望動機の調整が必要です。職種と志望動機の内容がずれていると、アピールしたい内容が正しく伝わらないため、あらかじめ自分のやりたいことやキャリアプランと応募する職種がリンクしているか確認しておきましょう。

本項では代表的なITエンジニア職とそれぞれの志望動機の例文を紹介します。

SE(システムエンジニア)

SE(システムエンジニア)はシステム開発全般に携わる仕事です。ここでいう「システム開発全般」とは、「要件定義」「設計」「開発」「テスト」「運用・保守」というシステム開発の一般的な工程を指します。

プログラマーと混合されがちですが、SEは実際にプログラミングを行うよりも上流工程の要件定義や設計がメインです。設計書の作成、プロジェクトメンバーの進捗や成果物の品質の管理、プログラマーへの設計書に基づいたプログラミングの依頼、プログラムの動作確認などが主な仕事内容となります。

関連記事:
SE(システムエンジニア)とは?仕事内容・年収・役立つ資格などをわかりやすく解説
システムエンジニアの志望動機の書き方|例文付きでポイントを解説

志望動機例文

さまざまな業界のクライアントの課題をテクノロジーの力で解決に貢献する貴社の事業内容に興味を持ち、志望いたしました。多種多様な業務システムの開発に携わることによって、自分のSEとしてのスキルを磨くと同時にクライアントと貴社に貢献していきたい所存です。これまでに培った○○の能力を活かし、いち早く現場で活躍したいと思っています。

書き方のポイント・解説

システムエンジニアが関わる業界や業種、業務の担当範囲はさまざまです。このため、曖昧過ぎる表現にならないよう、具体的に転職後に関わりたい業界、業務範囲を絞っておくと、企業を選んだ理由ともつながり、志望動機を書きやすくなります

もちろん、これまでの業務で培ったスキルや知識、経験は次の仕事でも役立てられます。より具体的にどのようなシーンで活かせるか、どのようなエンジニアを目指すかまで伝えられると良いでしょう。

インフラ系エンジニア

インフラ系エンジニアとは、企業のITを支える基盤となるサーバー、ネットワークなどを設計・構築・運用保守する職種です。インフラ系エンジニアは、サーバー、ネットワーク、データベースなどのミドルウェアおよびクラウドサービスの活用までを含めた総合的なインフラ領域を業務対象とする場合が多いでしょう。転職にあたっては、募集要項から業務内容や業務対象範囲を明確にしておくことが重要です。

関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容や年収、将来性を解説

志望動機例文

貴社の提供するWebサービス○○のますますの発展に貢献したいと考え志望しました。○○によって、大規模なインフラ環境が整えられていることを知り感銘を受けたのがきっかけです。また、多くのユーザーを抱え、公共性の高いサービスであることも魅力的で志望にいたりました。先端技術を取り入れながらサービスを運用・維持している業務ならば、インフラエンジニアとして働いてきたスキルを活かしながら自己成長ができる職場と考えています。貴社では新たなサービスも次々と提供しており、いずれはプロダクトのインフラの責任者となることを目指します。

書き方のポイント・解説

インフラに関しては、表立った部分ではないため、具体的な内容は企業の事例紹介やエージェントから情報を得ることが有効です。その上で、インフラの特色に触れ、特定技術や大規模などのポイントを踏まえた志望動機とします。

自分の持つスキルを転職先でどのように活かせるのか、どのような貢献ができるかは定番の内容ですが、インフラの具体的な要素と結びつけられると良い志望動機となります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、社内やクライアント企業のネットワークに関連する業務全般に携わる仕事です。具体的には、ネットワークの「設計」「構築」「保守・運用」という3つの業務内容に分担される場合が多いです。

ネットワークにトラブルが起きるとITシステム全般へ悪影響を及ぼすことが多く、その範囲は非常に広くなります。そのような事態を避けるべく、24時間365日障害なくシステムが動き続けるよう作業・監視することも、ネットワークエンジニアの重要な役目です。そのため、場合によってはトラブル対応で深夜や休日に作業をしなければならないときもあります。

関連記事:ネットワークエンジニアとは|役割や仕事内容、未経験から目指す方法

志望動機例文

1年前に大規模なネットワーク障害で業務が止まってしまったことがきっかけで、企業活動や人々の生活を裏から支えるネットワークエンジニアの重要性を強く認識し、興味を持つようになりました。貴社は公共系の案件が多いと伺い、社会的な影響力が高い仕事に携われる環境に魅力を感じました。貴社でネットワークエンジニアとして責任感とやりがいを持って活躍したいと思っています。

書き方のポイント・解説

ネットワークエンジニアは専門性の高いエンジニア職種です。技術的な素地があれば志望動機の材料となりますが、それ以外の場合は社会性の高い基盤構築や、企業の業務を支えるインフラの仕事に携わるなど、モチベーションややりがいとつなげると自然です。可能な限り、ネットワークに触れた実経験を交え、その重要性やメリットを体感した事例も織り交ぜると志望動機の裏付けとなります。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、社内やクライアント企業のサーバーに関連する業務全般に携わる仕事です。ネットワークエンジニアと同じく、「設計」「構築」「保守・運用」に分けられ、24時間365日問題なくシステムを稼働させることが求められます。

未経験でこれらの職種に転職した場合、基本的には保守・運用からキャリアがスタートする場合がほとんどです。実務をこなしながらネットワークやサーバーの知識を学び、徐々に設計や構築といった「上流工程」の業務を任せられるようになります。

関連記事:サーバーエンジニアとは?仕事内容や他職種との違い、平均年収も解説

志望動機例文

これまでIT通信機器のカスタマーサポートとしてOSやミドルウェアなどの知識を吸収してきた中で、より専門的なスキルを持ったエンジニアとしてキャリアアップしたいと考え、転職活動を行っています。運用・保守で実務経験を積みつつ、将来的にはクライアントのサーバーの設計や構築に携わりたいという自分のキャリアプランと貴社の求人内容が一致していたため、今回志望いたしました。

書き方のポイント・解説

サーバーエンジニアの例文では、具体的にこれまで触れてきた技術領域について述べ、さらにスキルアップしたいというエンジニアのスキル向上とキャリア構築を中心とした志望動機を記載しています。ITエンジニアの転職では、定番といえる志望動機の例文です。

より具体的にどのような技術に触れてきたか、これからどのような技術を学びスキルを向上させるか、転職先企業のどのような技術を利用した仕事に興味を持ったかを記載することで、強く印象付ける内容になります。

セキュリティエンジニア

ITシステムや周辺機器などのインフラ全般のセキュリティ面を担当するのがセキュリティエンジニアです。セキュリティを考慮した設計・構築・運用などを行い、システムやサーバーを外部の脅威から守ります。また、安全なインフラが提供できるよう、調査や分析を行い強固なセキュリティ対策を実施します。

志望動機例文

近年、セキュリティの重要性やセキュリティエンジニアの需要が高まっていることから、より企業に貢献できる分野で活躍したいという動機につながりました。セキュリティの知見や技術はこれまでの職務経験で習得しており、現在はスキル向上のために日々、情報収集や自己学習に努めています。いずれはセキュリティのスペシャリストとして活躍したいと考えています。貴社のサービスや製品をより安全・安心に利用できる一助になれるよう精進していく所存です。

書き方のポイント・解説

職種の役割の重要性とともに、市場動向を捉えておりIT業界への関心度が高いことをアピールしています。また、目指すビジョンに向けて実際に行動していることや意欲を伝えているのもポイントです。最後に、セキュリティエンジニアとしてどのように企業に貢献していくかを念押しとして記載しています。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウド環境におけるインフラを運用・保守します。インフラエンジニアの一種ともいえますが、クラウドに特化しているのが特徴です。クラウドは、ネットワークやサーバーなどが土台となって成り立っているため、これらの設計や構築、運用・保守などを通して快適なクラウド環境を整備するのが仕事です。クラウド環境自体を構築する場合もあります。

志望動機例文

クラウド機能はコストを抑えた上でさまざまな機能を手軽に実現できる大変魅力的なサービスだと感じ、その運用により深く携われるクラウドエンジニアとしての道を極めていくことを決意しました。これまで携わってきた業務では、AWSやMicrosoft Azure、Linuxなどを多く扱ってきており、クラウドに関する知識やスキルに加えてインフラ運用・保守の経験もあるため、貴社プロダクトのクラウドサービスの運用において貢献できると自負しております。今後は新たな知識も取り入れながら貴社サービスの○○の品質向上に努めていきたい所存です。

書き方のポイント・解説

企業が扱うサービスやツール、職種との親和性を感じさせるのがポイントです。扱ってきた具体的なクラウドサービスやOSを挙げ、企業が求めるスキルレベルとのマッチ度が高いことをアピールする志望動機です。また、クラウドエンジニアということで、クラウドに特化した業務に関わりたいという意欲も伝わるようにしています。

Web系エンジニア

Web系エンジニアは、Webで動作するアプリケーションやWebサイトの開発や運用に携わる仕事です。担当する領域によって、「フロントエンドエンジニア」「サーバーサイドエンジニア」「インフラエンジニア」といった職種に更に細分化されて求人が出されるケースが多いです。

関連記事:
フロントエンドエンジニアとは?仕事内容、年収や必要なスキルも解説
サーバーサイドエンジニアとは?仕事内容や資格、勉強方法などを紹介

志望動機例文

大規模なWebサービスの開発や運用に携われるという貴社の求人に強い興味を持ち、志望いたしました。これまでコーダーとしてさまざまなWebサイトの構築に携わり、HTMLやCSS、JavaScriptに関してのスキルは備えています。今後はフロントエンドエンジニアとして、現在勉強しているUI/UXのスキルを磨きながら貴社のWebサービスの成長に貢献したいと思っています。

書き方のポイント・解説

Web系エンジニアの場合、興味を持ったWebサイトや、お気に入りのWebサービスなど身近な具体例を挙げるのがおすすめです。また、イメージを伝える上でも特定のWebサービスについて触れる内容とすると良いでしょう。特に志望先企業の関連するWebサービスがあれば、そこにつなげられると企業への関心度が伝わりやすく効果的です。

また、これまでの職務経験から活かせるスキルに加えて、開発手法に関する内容も有効です。Webサービスの構築・運営であればアジャイルなどの開発手法をとっているケースが多いため、その知見や経験が示せれば志望動機のアピールポイントにできます。

社内SE

社内SEは自社内に向けてITシステム導入と運用、IT資産の管理、IT基盤環境の整備などを行うエンジニア職種です。より上流工程として、ITを活用した事業の効率化などを企画・提案・推進する業務を担うこともあります。

ほかのエンジニア職種との大きな違いは、就職先の企業はIT系に限らない点です。非IT系のユーザー企業でも必要とされているため、転職を検討する際はどのような企業なのかを研究することが大切です。

近年、企業が課題としてるDXの実現において、DX推進担当と既存のITシステムをつなぐ役割が期待されているため、この点を志望動機の中でアピールするのも1つの方法です。

関連記事:社内SEの志望動機の書き方|パターン別の作成ポイントや例文を紹介

志望動機例文

これまでソフトウェア開発やインフラ構築、ITシステムの運用や現場業務との連携など幅広く職務としてきました。IT技術を活用し、そこからユーザーに利便性を提供して喜んでもらえる姿を見ることが仕事へのモチベーションとなっていることに気づき、社内SEへのキャリアチェンジを望んでいます。社内SEの業務では、これまでのエンジニアとしての職務経験を活かしながら、ヒアリングを始めとしたコミュニケーションスキルの向上に励み、よりユーザーに寄り添い、業務の改善などに貢献できるエンジニアを目指します。

また、貴社を選択した理由は○○というプロダクトとそれを盛り立てる貴社の取り組みにSNSなどで触れ、私も自社の製品をこれだけ好きになりたい、自社の製品が好きだと言える人と仕事がしたいと考えたためです。○○というプロダクトそのものの魅力とそれを取り囲む人の魅力は貴社にしかないと考え、志望しております。

書き方のポイント・解説

例文では、職務経験をいかして社内SEとして活躍できる適性、社内SEという職種における仕事のモチベーションと自身のマッチングにより「なぜ社内SEになりたいか」を明確化しつつ、「企業の求める人材像」とのマッチングをアピールしています。

社内SEへの転職の場合には「なぜその企業を志望しているか」という理由を作るのは非常に難しいです。社内SEは企業の表立った部分は担当せず、裏方として活躍しているためです。このため、企業理念やプロダクトなど企業の表立った部分とのマッチングなどを理由にすることが1つの手段です。

ヘルプデスク・テクニカルサポート

ヘルプデスクやテクニカルサポートは、自社サービス・製品に対するユーザーからの問い合わせやクレームに対応したり、自社内のシステムトラブルや機器の不具合が発生した場合の対応をしたりする仕事です。日々同じような作業を繰り返すため、地道な仕事ですが、どのようなときも迅速な対応が求められ、自社や社員、顧客を支える縁の下の力持ちの役割を担っています。

志望動機例文

私はこれまで4年間、事務職として会社を支えてきました。主にパソコンを使用した資料作成やメール・電話でのお客様とのやり取りを通して営業のサポートをしたり、社長のスケジュール管理などをしたりすることが多く、イレギュラーな仕事でも冷静に対処し目の前のタスクをこなしてきました。その中で自社のため、誰かのために力を尽くすことに日々やりがいを感じていました。このような経緯から、今後はより人をサポートすることを中心としたヘルプデスクとして活躍したいと思い今回の応募に至りました。ヘルプデスクは経験がなく新たな挑戦となりますが、事務職の経験が存分に活かせる職種だと考えています。また、ITパスポートの資格を取得しておりますが、業務上必要なことも積極的に学んでいきたいと考えております。

書き方のポイント・解説

前職は事務職ですが、人を支える仕事にやりがいを感じることやイレギュラーな業務でも柔軟に対応できることをアピールし、ヘルプデスクに求められる人物像への近さを印象付けているのがポイントです。また、ITパスポートの資格を示し、ヘルプデスクに必要とされるITに関する基礎知識を自主的に身につけた事実と業務に対する意欲も伝わります。

組込・制御ソフトウェア開発エンジニア

組込・制御ソフトウェア開発は、車載器や家電、自動車、医療機器に搭載する小型のコンピュータや、インフラ施設や工場の設備など大型の設備に対し、制御を行うプログラムを作成するエンジニア職種です。各機器のハードウェアに直接アクセスしてコントロールする制御が必要で、タイトなリソース内で高速に動作し品質が高いプログラムが求められるという特色があります。

近年では、これらの組込・制御分野にIoTの機能を実装する機会が増えており、DXの一貫を支えるエンジニア職種として注目が集まっています。

関連記事:制御エンジニアとは?仕事内容や年収、資格も紹介

志望動機例文

現在の職場では主に基幹系のシステムを担当しており、重要性の高いシステムで顧客に貢献できている点では充実感を感じています。しかし、以前より自分が興味がある目に見えて動作するモノ、機械・機器に関わる仕事がしたいと考え、貴社の組み込みエンジニア職を志望しました。貴社が強みとするハードウェアに関する知見、企画段階から取り組める業務内容も私の希望と強くマッチングしています。現職の基幹系システムでは、現場の機器から情報を集めデータ基盤に連携する機能も担当していたため、貴社のIoTに関連する開発においてバックグラウンドとなる処理の知見を役立てて貢献します。

書き方のポイント・解説

組込・制御に関するエンジニア職種は比較的ニッチな領域であり、志望する場合には具体的な業務内容に踏み込んだ志望動機とするのが大切です。具体的な内容に触れた動機とすることで、転職先の企業も応募者に対する解像度が高まり評価のテーブルに載せやすくなります。

例文では、IoTと対になるデータの基盤・分析への知見を示しており、このほかにもこの分野で今後が期待されるAI(エッジAI)やロボティクスなどのスキル、知識は強いアピールポイントにできます。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、PCやタブレット、スマートフォン向けのアプリケーション作成を主な業務とする職種です。ITシステムを構築する際にPCからアクセスするユーザーインタフェースとするアプリや、APIと連携して各種のサービスを提供するスマートフォンアプリなど、作成対象は幅広く、場合によってはサーバーサイドのプログラム作成を含む場合もあります。
そのため、応募に際してはどのようなアプリケーション作成をしているか、どの部分を実際に作っているのかを確認し、自分の希望とマッチするか注意しておきましょう。

関連記事:アプリケーションエンジニアになるには?必要スキルや学習方法も解説

志望動機例文

私は貴社でスマートフォン向けのアプリケーション開発に携わることを志望します。現職では、PC向けの業務アプリケーションの作成を行ってきましたが、特にユーザーインタフェースやUXに対して深い興味をもっています。貴社のスマホアプリ○○や××を利用してみて、使いやすさやデザインに対し新鮮な驚きを感じ、操作の手数が少なくて済む設計に感激しました。私もユーザーに新鮮なエクスペリエンスを提供するエンジニアとなりたく、貴社のアプリケーションエンジニアへの転職を望む次第です。現職で得たアプリケーション構築のノウハウ、広範なITに関する知識を役立てて貴社に貢献するとともに、スマホアプリについてのスキルを貴社の環境で身につけ、プロダクトを任せられるようなエンジニアを目指します。現在自宅の環境で簡易なアプリを作成してスキル向上や知識の浸透を図っています。

書き方のポイント・解説

例文は、スマートフォンアプリ作成を行う企業への転職を想定しています。具体的にどのようなアプリケーションが作りたいかを明確化することで、必要となるスキルや知識も定まってきます。

その企業で働きたい理由を求める場合には、特定のアプリケーションに触れた経験を書けるとスムーズです。事例などオープンにされている情報を研究し、志望動機につなげましょう。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを統括する職種です。タスクの工数や品質、予算などあらゆる要素を適切に管理しながらプロジェクトを成功に導きます。プロジェクトマネージャーはプロジェクトの責任者なので、システム開発などの一連の流れを把握していて、かつ経験があることが望ましいです。

志望動機例文

現職では、企業会計システムの開発にてプロジェクトリーダーを担当しており、チームメンバーの管理やサポート、全体のスケジュール管理などに尽力しております。また、業務システム系のプロジェクトの経験は5年あるため、貴社の扱う汎用機やオープン系のシステム開発で貢献できると考え志望いたしました。また、仕事のやりがいは何よりもチームでプロジェクトを成功させることであり、これまで効果的な戦略を提案し円滑なコミュニケーション力と人柄でプロジェクトに貢献してきた自負があります。今後はプロジェクトマネージャーとしてさらなるステップアップをしていきたいと考えており、プロジェクトマネージャ試験のための学習をしています。

書き方のポイント・解説

自身が経験してきた分野と応募先企業が扱う分野とのマッチ度をアピールし、経験年数とリーダー職の経験からプロジェクトマネージャーとしても活躍できるポテンシャルを感じさせる志望動機です。
プロジェクトを成功させるという使命感があることも感じられ、プロジェクトマネージャーとしても貢献できる自信が伝わるようにしています。プロジェクトマネージャーになるために資格に挑戦しようとする前向きな姿勢もアピールポイントになっています。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業の経営課題・戦略をヒアリングし、IT技術によって事業を改善したり経営状況をより良い方向へ導いたりする職種です。自身のスキルを駆使して顧客のために尽力するため、幅広い知見と高いスキルが必要になります。

志望動機例文

現在ITコンサルタントとして従事しており、この3年間で新規事業をはじめ、AIを活用したサービスの導入支援に多く携わってきました。その中で得られた学びは多く、特にAIに関する知見が身についたこともあり、AI事業のプランニングやプロモーションを手掛ける貴社に強く関心を持ちました。今後ますます注目されるAIにもっと深く関わりたいと思い貴社を志望いたしました。ITコンサルタントとしての私のやりがいは、企業様の喜びにあります。コミュニケーション力には自信があり、これまでも多くの企業様と良好な関係を築いてきたため、貴社でも即戦力として貢献できると考えています。

書き方のポイント・解説

ITコンサルタント経験者の志望動機なので、経験年数や携わってきた業界や分野を記載すると良いです。また、応募先企業が手掛ける分野に関する業務経験や知見があることは強みです。ITコンサルタントに求められる顧客第一の思考があることやコミュニケーション力の高さをアピールし、即戦力になれると感じさせる内容にしているのもポイントです。

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IT業界の転職市場について

IT業界は技術の進化が日々続いており、トレンドの変化も激しいです。それに伴って、職種がより細分化され新たな職種が誕生したり、新技術を扱える人材を多く求めるようになったりなど、求める人材が多様化しています。また、慢性的なIT人材不足が懸念されている業界背景から、依然としてITエンジニアやクリエイターの求人数は右肩上がりです。

これらの要因がIT転職市場への追い風になっていると考えられます。では、今後のIT業界の転職市場はどのような動きを見せるのか、以下で解説していきます。

依然として続くIT人材の不足

国内全体では有効求人倍率が落ち込むような厳しい状況下においても、IT業界は人材が不足しており求人数は上昇を続けています。特にITエンジニアやクリエイターの求人数・転職希望者数はともに増加傾向です。

当社が2023年12月に調査したITエンジニア・クリエイター正社員転職・フリーランス市場調査では、IT業界の転職市場は衰えを見せないどころか、むしろ2020年4月を境に売り手市場の傾向が高まり、高水準が続いています

このデータはIT業界が慢性的な人手不足といわれる証左です。労働者人口の減少とIT・デジタル技術の企業活動への必要性が高まっているため、IT人材の高い需要は今後も続くと考えられます。

高い求人倍率が続くIT業界ですが、そのような中でもここ数年でいくつか状況に変化が起きています。転職を行う際には、IT業界の転職市場におけるトレンドも確認しておきましょう。

IT業界への志望者が増加傾向

新型コロナウイルスによって多くの産業が大ダメージを受けた中、その影響を最小限に抑えられたのがIT業界です。市場が拡大中であるほか、作業内容は遠隔でも可能なことが多いためリモートワークなど柔軟に働ける環境をすぐに整えられたからといえるでしょう。

新型コロナウイルスの影響が落ち着いてからも柔軟な働き方を継続する企業が多いほか、これを機にIT業界そのものに興味を抱いた人も増加し、IT業界に転職したい人が増えています。現場からは「このような時期だからこそ即戦力が欲しい」という声も強く、即戦力となる人材を要望する企業が多いのも実情です。

一方で、IT人材育成のために、ITエンジニアを未経験で採用し、入社後に育てていく企業も多く見られるようになりました。引き続き人手不足が続いている状況からも、IT業界未経験者の採用ハードルはあまり下がってはいませんが、未経験者の採用枠は増えています

求める人材の多様化

ここ数年での急速なデジタルシフトにより、AIやビッグデータ、クラウドなどのIT技術を多くの企業が取り入れるようになりました。技術の革新や普及によって、これまで区分されてきた「上流工程」と「下流工程」の境目がなくなりつつあり、企業が求めるIT人材が多様化されているのです。

SE(システムエンジニア)の求人を例に出すと、「アジャイル開発経験のあるSE」「ウォーターフォール型開発経験のあるSE」「スクラム開発経験のあるSE」「人材業の経験があるSE」など、より細分化されている傾向があります。よって経験者転職の場合は、経験のある開発手法や業界についても事前に棚卸ししておくと良いでしょう。

関連記事:
市場価値が高いエンジニアの特徴|価値を高めるために必要なことは?
ITエンジニアにおすすめの資格30選|分野別に難易度も解説

リモートワークへの理解を深める企業も増加中

IT業界の転職市場に見られる変化の1つとして、リモートワークへの理解を深める企業が増えていることが挙げられます。

コロナ禍でも高い需要を維持したIT業界ですが、外出自粛により出勤ができず業務に支障をきたす企業もありました。一方で、セキュリティなどの課題はあるものの、リモートワークへの取り組みを行い、業務の運用可否を見極めた企業も少なくありません。

働き方の多様化の一環でもあり、フルリモートや一部をリモートにするなど求人条件面でも変化が見られます。クラウドサービスやビデオ会議、メッセージツールの活用などの施策を行い、可能な範囲でリモートでの業務に取り組む企業が増加しているのは間違いありません。

高度な機密情報を扱う場合、サーバーのハードウェア操作を行う場合など、すべての業務が対象となるわけではありませんが、IT業界での転職に選択肢が増えているといえるでしょう。

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ITエンジニアの志望動機に関するよくある質問

ITエンジニアの転職に際して、つまずきやすいのが志望動機です。企業側に魅力を感じてもらう志望動機を作成するために、「前職の退職理由をどのように表現すれば良いか」、「参考になる例文はないか」といった表現のポイントや例文を求める声が多いです。そこで、よくある質問と回答をまとめました。ITエンジニアからの転職を検討している方は志望動機作成の参考にしてください。

Q1. ITエンジニアの転職理由は何が多いですか?

レバテックキャリアが2022年10月に発表したエンジニア転職意識調査結果では、下記のとおりでした。

  • 1位:収入アップのため(42.4%)

    2位:会社や業界の将来性に不安を感じて(22.4%)

    3位:キャリアアップのため(16.5%)

    4位:技術スキルが伸ばせないと感じたから(14.7%)

Q2. ITエンジニアの退職理由の例文はありますか?

以下のような例文を参考にしてください。

所属していた企業を退職した理由は、ここ3年の業績が悪化しており、将来に不安を感じたためです。自分の担当する○○業務での業績改善に向けて、○○の提案を行い、一部の改善は見られましたが全社的な業績をカバーするほどには至らず、退職することとしました。

Q3. 能力不足が退職理由の時、面接ではどうすれば良いですか?

能力不足での退職の場合、直接的に面接で伝えると不安を抱かれてしまう可能性があります。局所的な理由として、ポジティブな表現に置き換えると良いです。能力不足であることは心に留めておき、志望動機の中でスキルアップのために努力していることを前面にアピールしましょう。

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まとめ

ITエンジニアが転職する場合、スキルが重要視されます。しかし、未経験分野へ挑戦する場合やこれからエンジニアを目指す場合には、志望動機からこれからの成長を見極められるケースも多いです。
エンジニアになりたい理由や転職先を選んだ理由といった基本事項に加え、志望動機でITへの興味・意欲が伝わるように記載しましょう。

志望動機では、嘘偽りのない素直な意気込みを見せることが大切です。また、書き方のコツを抑えると効果的にアピールすることができます。さらに、企業Webサイトはもちろんのこと転職エージェントなどを用いて企業研究を行ったり、キャリアプランを立ててぶれない軸を形成したりすると良いです。

転職に向かう事情は必ずしも前向きとは限りません。しかし、ネガティブな理由を持っている場合にも、前向きな言葉を選べば印象を変えることができます。自分で記述した志望動機がネガティブな印象に感じた場合には、本文中の記載例などを参考に表現の修正を行ってみてください。

需要が高まるIT人材の中でも、求められるエンジニアの人物像は多様化しています。自分の価値をアピールできる志望動機を用意して転職活動に挑みましょう。

ITエンジニアの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア職を専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングでお話してみませんか?(オンラインでも可能です)

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この記事の監修

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