キーワードは「DX対応型人材」!エンジニアの市場価値を高めるには「新旧をつなぐ」力が求められるエンジニアの市場価値を高めるスキル・職種とは?

最終更新日:2020年10月27日

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日本全体が「エンジニア不足」にあえぐ今、ITエンジニアには底堅い需要があります。一方、スキル・経験・職種によって市場価値が大きく変動するのも、ITエンジニアの特徴です。そのため、年収アップ・キャリアアップを目指すには、市場価値を意識した自己研鑽・転職活動が必要になるでしょう。ここでは、エンジニアの市場価値を高めるスキル・経験・職種などを紹介します。

1. 市場価値が高くなりやすいエンジニアの特徴

まず、市場価値が高くなりやすいエンジニアの特徴について解説します。一般的にエンジニアの市場価値は経験年数と比例して上昇する傾向にあります。ただし、「高年収を提示されやすいスキル・経験」を抑えていることが前提です。そこで最新の市場動向をもとに、市場価値が高いと判断されやすいエンジニアの特徴をまとめてみます。

市場価値が高まりやすいエンジニアの特徴

フルスタック型

フルスタック型とは「複数の技術分野で知見を持ち、単独でシステムの設計・構築・保守・運用までをカバーできる人材」を指します。一般的にITシステムは、サーバー、ネットワークなどのインフラ部分やDB、アプリケーションなどで構成され、それぞれに担当のエンジニアがアサインされます。

フルスタック型のエンジニアは、プログラミング、DB、ネットワーク、UI設計など広範な専門知識を持ち、単独でシステム構築が可能(もしくはシステム開発を指揮できる)なことから、高い市場価値を持つ存在です。フルスタック型エンジニアがアサインされることで、分野間のコミュニケーション精度が上がり、スピーディーで高品質な開発が可能になるからです。

マネジメント型

マネジメント型は「3~5年の実務経験を持ち、マネジメントスキルやマネジメント経験を持つ人材」と定義できるでしょう。よくある例としては、自身もSEとして働きながら、部下のSEやプログラマーを取りまとめる「プレイングマネージャー」のような存在が挙げられます。特にTL(チームリーダー)やPL(プロジェクトリーダー)クラスから年収が上がり始め、PM(プロジェクトマネージャー)クラスでは、メンバークラスの1.5倍程度の年収が提示されるケースも珍しくありません。

先端技術特化型

先端技術特化型は「AI、機械学習、データサイエンス、IoTなど先端技術に関するスキル、経験を持つ人材」です。これらの分野でスキル・経験を有するエンジニアは、一般的に「先端IT人材」と呼ばれます。IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が公表している「IT人材白書(2020年版)」(※)を参照すると、「先端IT人材」と「非先端IT人材」の年収には乖離があることがわかります。

具体的には、年収600万未満では非先端IT人材が先端IT人材よりも3~4割ほど多いのに対し、年収600万円以上になると先端IT人材の割合が高くなります。この傾向は年収の増加に比例して顕著になり、年収900~1000万円のレンジでは、先端IT人材の割合が非先端IT人材の約2倍に達しているほどです。

※参考:IPA「IT人材白書(2020年版)」

2. 市場価値が高くなりやすい職種の具体例

次に、市場価値が高くなりやすい職種を具体的に紹介します。IT人材白書2020年版によれば、「DX(デジタルトランスフォーメーション)対応型」と呼ばれる人材の重要度が増しており、次のような職種の需要が高まっているとのことです。

プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーは「テクノロジーを活用してプロダクトの価値創出をリードする人材」です。プロジェクトマネージャーと混同されがちですが、目的は明確に異なります。プロジェクトマネージャーは、「プロジェクトの完遂」を目的とする一方、プロダクトマネージャーは「プロダクトの開発が完了したあとも、顧客に価値を提供できるようアップデートを続けていく」ことが目的だからです。

サブスクリプション型ビジネスの台頭により、長期かつ継続的な価値の提供が必須となる今、プロダクトマネージャーは技術と顧客をつないで価値を創出し続けるための重要なポジションであると言えます。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、「統計解析やITを用いてデータから意味を見出し、ビジネスリーダーの意思決定をサポートする職種」と言えます。情報の資産価値が高まり続ける中で、データサイエンティストはDXに無くてはならない存在です。ただし、ITスキルに加えて統計学や数学の知識も必要になるため、ハードルが高い職種とも言えます。

先端技術エンジニア

AI、機械学習、IoTなど先端技術のスキル・知見を持ったエンジニアです。近年は、「Python」のように先端技術と親和性の高い言語が生まれています。PythonエンジニアからAI・機械学習・IoTなどへ移行するエンジニアも少なくありません。ただし、IoTエンジニアには組み込みエンジニアの素養も必要になるため、電子回路やリアルタイムOSなど特殊なスキルが求められます。

テックリード

テックリードは「技術的な側面からチームをリード、もしくはサポートするリーダー」です。コード品質の担保やチーム全体の生産性向上、アーキテクチャや設計手法の選定など、主に技術面からチームを支えます。チームメンバー全体の技術的なメンターとも言えるため、深く広範な知識・スキルと、豊富な経験が求められる職種です。

3. エンジニアとして市場価値を高めるために何をすべきか

最後に、エンジニアとして市場価値を高めるためのヒントを紹介します。

複数の強みをもつ

現代のITエンジニアは、ひとつの専門領域だけでは評価されにくい傾向にあります。そのため、需要がある言語を2~3つ程度は扱えるようにしておきたいところです。例えば、C言語やJavaが身についているのであれば、PythonやPHPなども習得することで、「レガシーシステムから新システムへのマイグレーションプロジェクト」などで活躍できる可能性が高まります。さらに、DBやネットワーク構築も身に着けると、汎用性が高く希少な人材と見なされるでしょう。

マネジメントスキルの研鑽

ITシステム開発は、大規模化・複雑化に加え、品質や納期の要求も厳しくなっています。したがってチーム全体で生産性を高めなければ、顧客を満足させることが難しくなっています。テックリードやプロダクトマネージャーのように、技術に精通しつつも生産性向上・価値創造につながる施策を考案したり、チームメンバーが働きやすい環境を作ったりと、「チームを率いてパフォーマンスを向上させる」スキルが評価されるでしょう。

資格取得

IT業界は資格よりも実力重視です。しかし、知識が体系化されて定着している人材は、信頼される傾向にあります。そのために、資格取得も市場価値を高めるための有効な手段といえるでしょう。

先端技術に関与する

近年、ITシステムを活用している日本企業では「2025年の崖」という言葉が話題になっています。「20205年の崖」とは、「老朽化、ブラックボックス化が進むレガシーシステムを使い続けることで、競争力が落ち、経済的な損失が生ずるリスク」を指しており、2025年を境に巨額の経済損失リスクが発生するとの試算が出ています。その額は最大12兆円/年とも言われており、レガシーシステムのマイグレーションや先端IT人材の育成といった対策の必要性が叫ばれているのです。

このような現状を考慮すると、「新旧の技術を繋ぐDX人材」が求められることは確実です。前述したように、古い技術と新しい技術の両方を身に着け、「古い仕組みをリファインできる人材」を目指すことで、市場価値を高められるでしょう。

4. まとめ

IT業界においてエンジニアは常に不足しているため、底堅い需要があります。さらに、今後も需要は高まっていくと予想されています。その一方で、エンジニアはスキル・経験・職種によって市場価値が大きく変動する傾向にある職種であるともいえます。そのため、年収・キャリアアップのためには、市場価値を意識した自己研鑽・転職活動を行うことが鍵となるでしょう。

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