- 未経験からフロントエンドエンジニアになる5つの方法
- エンジニア経験者がフロントエンドエンジニアになる方法
- フロントエンドエンジニアを目指す人におすすめのスキルと資格
- 自分に適性はある?フロントエンドエンジニアの仕事内容
- フロントエンドエンジニアになるなら転職エージェントがおすすめ
- まとめ
未経験からフロントエンドエンジニアになる5つの方法
未経験からフロントエンドエンジニアを目指すには、まず「実績を作る」ことが重要です。フロントエンドの知識がなくても応募できる企業を探したり、独学でスキルを習得して転職する方法など、さまざまなアプローチが考えられるでしょう。ここでは未経験者がすぐに行動できる5つの方法を詳しく解説します。
未経験者が応募可能な企業に応募する
フロントエンドの実務経験がなくても、未経験OKの求人を探して応募するのが最もシンプルな方法です。「ポテンシャル採用」や「育成枠」のある企業では、入社後に研修を受けながらスキルを身につけることができます。
未経験者でも応募可能な求人は年齢が若い方がチャンスが多い特徴がありますが、すぐに応募したい人にはおすすめの方法です。ただし、フロントエンドエンジニアとしてHTML/CSSの基礎知識があるとアピールできるよう、最低限の学習と資格取得を進めておきましょう。
独学で実績を作って転職する
未経験者が転職するためには、企業に「フロントエンドのスキルがある」と証明する必要があります。そのため、まずは独学でスキルを習得し、実績(ポートフォリオ)を作ることが重要です。具体的な行動例を以下にまとめました。
企業は未経験者を採用する際、「学習意欲」と「自走力」を重視するため、オリジナルのWebサイトやアプリを作成し、アピールすることが大切です。上記のような独学から実績を作り、フリーランスとして仕事を請け負い経験を積むのも1つの手段です。
プログラミングスクール経由で転職する
独学が難しいと感じる場合はプログラミングスクールを活用することで、体系的に学びながら転職支援を受けることができます。短期間で効率的に学習と転職支援が受けられる方法です。
プログラミングスクールでの転職では、次の流れが一般的です。
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・無料か有料かスクールを選ぶ(転職保証付きスクールもある)
・カリキュラムに沿ってフロントエンド技術を学ぶ
・スクールの転職サポートを活用し、企業への応募を開始する
学習から転職まで一貫してサポートを受けられるのが大きなメリットですが、費用と通う時間を捻出する必要があるため、十分考慮することとスクール選びが大切になります。
知人の紹介で転職する
エンジニアの知人がいる場合、その人の紹介で転職するという方法もあります。企業によっては、社員紹介(リファラル採用)を積極的に行っており、通常の応募よりも有利に選考を進められることもあるでしょう。企業の内情を把握しやすいため、ミスマッチが防げるのもメリットです。
ただし、未経験OKの企業を紹介してもらう必要があり、リファラル採用だとしても最低限のスキルと業界知識を身につけておくのは必須です。エンジニアの知り合いがいない場合は、次のようなSNSやコミュニティに参加し、エンジニアとのつながりを持った上で転職する方法もあります。
転職エージェント経由で転職する
未経験からフロントエンドエンジニアを目指すなら、IT・Web業界に強い転職エージェントを利用するのも有効な手段です。プロのキャリアアドバイザーが、あなたのスキルや希望に合った求人を紹介してくれます。
転職エージェントでは、下記のようなメリットがあります。
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・未経験OKの「非公開求人」を紹介してもらえる
・履歴書・職務経歴書の添削や面接対策をしてもらえる
・転職活動を効率化でき、企業との交渉もできる
このため、経験が少ないために転職が上手くいかない人や、1度失敗した人には特におすすめできる手段です。
転職エージェントはさまざまありますが、フロントエンドエンジニアになるには経験の少なさをカバーし、今後のキャリア形成にも役立つ求人に応募する必要があります。この希望を通しやすいのはIT業界に特化した転職エージェントです。
レバテックキャリアは年間累計7,000回以上、企業に足を運んで現場のプロジェクトマネージャーやメンバーと頻繁にヒアリングを実施しています。未経験でもこれまでのスキルを棚卸しし、希望するエンジニア職にはどんな強みをアピールすればよいのか、具体的な提案も行います。
すぐに転職を希望する人も、この先転職を視野に入れつつある人も、実際の市場価値を確かめるために登録から始めてみましょう。
エンジニア経験者がフロントエンドエンジニアになる方法
エンジニア経験があるなら、既存スキルを活かしつつフロントエンドスキルを補強すれば、転職の成功率を上げられます。以下の3ステップで進めましょう。
1. スキルの洗い出し
使用技術・得意な領域を整理し、フロントエンドの学習を開始する
2. ポートフォリオ作成
React/Vue.jsでアプリを作成し、GitHubや技術ブログで発信するなど
3. 転職活動を進める
自分で企業を選定し応募するか転職エージェントを活用する
経験者は技術的なバックグラウンドを強みにしつつ、フロントエンドスキルを補強することがポイントです。今すぐ始められるのは「スキルの整理」「ポートフォリオの作成」「転職市場のリサーチ」の3点です。どんなエンジニア経験を積んできたかにもよりますが、最終的にフロントエンド特有のスキルを補う必要があるため、戦略的に転職活動を進めましょう。
フロントエンドエンジニアを目指す人におすすめのスキルと資格
フロントエンドエンジニアには、コーディングスキルはもちろん、最新技術のキャッチアップ力やUI/UXの知識も重要です。また、資格を取得することでスキルの客観的な証明ができ、未経験者でも転職を有利に進められます。そこで、フロントエンドエンジニアに求められるスキルとスキル証明に役立つ資格を紹介します。
おすすめのスキル
スキル | おすすめ理由 |
---|---|
HTML/CSS | ebページの構造やデザインを作る基本スキル。 どの案件でも必須であり、学習の最初のステップとしておすすめ。 |
JavaScript(ES6+) | フロントエンド開発の中核。 動的な処理やAPI連携が実装可能になる。 |
React/Vue.js | 最新のフロントエンド開発で主流。 SPA(シングルページアプリ)の構築に役立つ。 |
UI/UXデザイン | ユーザー視点の設計ができると評価が高まる。 FigmaやAdobeXDの習得も特に役立つ。 |
APIの理解 | フロントエンドとバックエンドの連携をスムーズにするために必要。 |
フロントエンドエンジニアとして活躍するためには、JavaScriptやフレームワークの理解が不可欠です。また、UI/UXデザインの基礎を学ぶと、ユーザーにとって使いやすいインターフェースを設計できるようになります。
フロントエンドエンジニアの詳しいスキルセットは以下の記事を参考にしてください。
関連記事:フロントエンドエンジニアに必要なスキル!勉強法も一挙紹介
おすすめの資格
資格名 | おすすめ理由 |
---|---|
HTML5プロフェッショナル認定試験 | HTML/CSS/JavaScriptの基礎を証明できる。 未経験者におすすめの資格。 |
Javaプログラミング能力認定試験 | JavaScriptの理解度を示す資格。 フロントエンドエンジニア向け。 |
AWS認定 クラウドプラクティショナー |
クラウドの知識を証明する資格。 インフラ知識も求められる場面で有利になる。 |
情報処理技術者試験 (基本情報・応用情報) |
プログラミングの基礎やネットワークの知識を 証明できる。 |
資格を取得すると、スキルの証明になるだけでなく、学習のモチベーション維持にも役立ちます。特に「HTML5プロフェッショナル認定試験」や「Javaプログラミング能力認定試験」は、フロントエンド特化の資格としておすすめです。
この他の関連資格や難易度について、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:フロントエンドエンジニア向けおすすめ資格11選!難易度順でご紹介
自分に適性はある?フロントエンドエンジニアの仕事内容
仕事内容 | 概要 |
---|---|
UI(ユーザーインターフェース) の実装 |
デザイナーが作成したデザイン(Figma・AdobeXDなど)をもとに、 HTML/CSS/JavaScriptを使ってWebページを作成する。 レスポンシブ対応も行う。 |
ユーザー体験(UX)向上 のための開発 |
ナビゲーションの分かりやすさ、ボタンの配置、 ロード時間の短縮などを意識しながら開発を行う。 |
バックエンドとのデータ連携 | バックエンドエンジニアが作成したAPIと連携して、 データを取得・表示させる。 ログイン機能や商品の一覧表示、投稿機能などAPIを通じて実装する。 |
コードの管理・改善 (開発環境の整備) |
複数人で作業することが多いため、コードの品質を維持し、 スムーズに開発を進めるための環境整備を行う。 Gitを使ったバージョン管理や、 再利用しやすいコンポーネント設計などが求められる。 |
フロントエンドエンジニアの仕事は、単なるコーディングにとどまらず、「ユーザーにとって快適なWeb体験を作ること」が大きな役割となります。デザイン・データ・チーム開発の3つの視点が重要です。
これらの分野に興味が持てない、求める働き方ではないという人は、別のキャリア形成が必要です。適性を見極めるためには下記の記事がおすすめです。
関連記事:フロントエンドエンジニアとは?仕事内容や年収、必要なスキルも解説
また変化するスキルセットの確認は下記の記事がおすすめです。
関連記事:フロントエンドエンジニアの将来性は?市場需要と必要なスキルを解説
フロントエンドエンジニアになるなら転職エージェントがおすすめ
フロントエンドエンジニアとして転職を目指すなら、転職エージェントの活用が有利です。特に、フロントエンドの転職市場は企業ごとに求めるスキルセットが大きく異なるため、専門のアドバイザーがいると安心できます。
転職エージェントをおすすめする理由には、下記の理由が挙げられます。
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・企業が求めるスキルと自分の経験が合うかを判断してもらえるから
・求人票だけでは分からない「実際の業務内容」や「働き方」を教えてもらえるから
・「市場価値に合った給与水準か?」などの相場観を把握できるから
フロントエンドエンジニアの募集は、企業の成長フェーズや開発チームの方針によって求める人材像が変わるため、転職エージェントを通じて「どんなスキルが本当に求められているか」を知ることが重要です。
レバテックキャリアは企業ごとに面接内容やジンジ傾向などを詳細に調べ、「企業別対策」で内定率を上げる特徴があります。特に未経験者の場合は「入社後にスキルアップできる環境か?」が重要になるため、教育体制やプロジェクトの内容も事前に確認できるのが強みです。
気になる人はまずはWeb登録から始めてみましょう。
まとめ
この記事では、未経験からフロントエンドエンジニアを目指すためのロードマップや基本のスキルセット、フロントエンドエンジニアの仕事内容を解説しました。
フロントエンドエンジニアは未経験からでも目指せる職種である一方で、求められるスキル要件は幅広いです。フロントエンドエンジニアを目指すのであれば、自分の経験・スキルと求められる要素を整理し、計画的に転職活動を進めましょう。今後ますますの発展が見込まれるWeb業界、本記事を参考にフロントエンドエンジニアへの道を検討してはいかがでしょうか。
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レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア職を専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングでお話してみませんか?(オンラインでも可能です)
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