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仕事内容や必要なスキル・経験を正しく理解して、社内SE転職を成功させよう社内SE転職の倍率と、本気で目指したい人が身につけるべきスキル

エンジニアの転職市場で人気の社内SE。レバテックキャリアへ転職相談に訪れる方の中でも、社内SEへの転職を希望する方は非常に多い傾向にあります。しかしながら人気の職種ゆえ、希望通り社内SEに転職できる方は少数に留まっています。
この記事では、レバテックキャリアのキャリアアドバイザー・飯島秀基とリクルーティングアドバイザー・髙橋哲也が、社内SE転職の倍率や求められるスキル・経験について詳しく解説します。社内SEへの転職を検討されている方、ゆくゆくは社内SEとして活躍したいと考えている方は、今後のキャリアを考える上で参考にしてみてください。

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目次
1. そもそも社内SEの仕事とは?
2. 社内SEが人気の理由
3. 社内SE転職の競争倍率と、求められるスキル・経験とは?
4. 社内SEになりたい人がやるべきこと
5. 社内SEへの転職なら、レバテックキャリア



飯島 秀基(いいじま ひでき)
企業目線での履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を得意とする、レバテックキャリアのキャリアアドバイザー。カウンセリングでは「求職者が転職で本当に叶えたいことは何か」「求職者の持つ強みや実績は何か」を引き出し、納得度の高い転職を果たせるよう尽力している。一人ひとりの希望や感情に寄り添ったサポートを心がけており、エンジニアからの信頼も厚い。
飯島 秀基の紹介ページはこちら



髙橋 哲也(たかはし てつや)
SI企業やITコンサルティング会社、社内SEを募集する事業会社を多く顧客に持つレバテックキャリアの法人営業担当。企業が求めるエンジニア像をヒアリングし、求職者には面接対策などを通して転職支援を行っている。ほっとする瞬間は、転職を支援したエンジニアとのランチ面談で、その人が転職先で楽しく働いていることが伝わってくるとき。
髙橋 哲也の紹介ページはこちら

1. そもそも社内SEの仕事とは?

社内SEと一口に言っても、その業務内容は広範囲に及んでおり、企業によって任される仕事は大きく異なります。そのため、社内SEへの転職を希望しているエンジニア自身も、入社後の仕事内容を正しく理解できていないことは珍しくありません。まずは、社内SEの仕事内容を確認しておきましょう。

一般的な社内SEとは、企業の情報システム部門担当

飯島:一般的に社内SEというと、企業内の情報システム部門の担当者を指しています。仕事内容としては、主に以下の5つが挙げられます。

・パソコン/スマートフォンのトラブル対応
・IT資産管理
・セキュリティ管理
・基幹システム管理
・社内システム開発・管理


「パソコン/スマートフォンのトラブル対応」でいうと、以前はパソコンのみのトラブル対応で済んでいたのですが、現在は会社で支給しているスマートフォンに問題が起こった際も社内SEが解決に当たります。

また、「IT資産管理」は会社のスマートフォンやパソコン、ルータなどのネットワーク機器、サーバーなどITに関連するあらゆる資産を管理する仕事ですね。会社が契約しているツールやソフトに年間どのくらいのコストがかかるのか、削減できるポイントはないか、といったことも社内SEが考えます。

社内の「セキュリティ管理」は、例えば業務でクラウドサービスの利用を許可するかどうか、会社からのアクセスを禁止するWebサイトを設定するかどうかなど、会社としてのセキュリティポリシーを決めることがそれに当たります。

社内SEはこういった管理業務を多く担当するのですが、求職者の方は知らないケースも多いですね。

「基幹システム管理」、「社内システム開発・管理」とは社員が使用するシステムの開発や管理です。社内システムを新規で開発する場合は、要件定義や設計などの上流工程のみを社内SEが担当して、下流工程は協力会社に外注することが多いです。

一部企業では、“自社内開発エンジニア”を社内SEと呼ぶことも

髙橋:一般的に社内SEが担当するシステム開発や管理業務は、その名前の通り「社内向き」のものなんです。しかしながら一部の企業では、

・自社サービス開発

こちらの業務も社内SEの仕事に含んでいることがあります。

例えば、この記事を掲載しているレバテックキャリアのサイトも自社サービスに含まれますが、これは一般ユーザーに向けたもの、すなわち「社外向き」のものです。本来はこういったサービス開発を担当する職種は、社内SEではなく「自社内の開発エンジニア」と言った方が正しいでしょう。

飯島:このように社内SE業務の境界線が曖昧になっているのには、IT業界における慢性的なエンジニア不足が影響しています。企業側の良いエンジニアを採用したいという想いから、自社の求人に興味を持ってもらうために「人気の高い社内SEというキーワードで目を引こう」と考える採用担当者の方もいらっしゃるからです。

そのため、社内SEの業務範囲に含まれる仕事がどんどん広がっていき、企業によって担当する仕事が全く違う、といったことが起こりやすくなっていますね。

求職者の方も、相談に来た段階ではこれらの実情を把握していないので、よくよく話を聞いてみないと、ご本人がどんな仕事を求めているのか、それは社内SEになれば叶えられるのかを判断しづらい部分があります。

2. 社内SEが人気の理由

それでは、なぜ社内SEはエンジニアに高い人気を誇っているのでしょうか。ここでは、レバテックキャリアで社内SEへの転職を希望する方がよく挙げる志望理由を紹介します。

髙橋:社内SEの志望理由としてよく挙がるのは、以下のような内容ですね。

・勤務場所が同じである
・残業が少ない
・応募先の企業・業界そのものが好き
・IT戦略などの上流工程を経験したい
・ユーザーとの距離が近い


現職が客先常駐で働くSIerなどの場合、「社内SEになって腰を据えて働きたい」「ユーザーの顔が見える距離で働きたい」とおっしゃる方は多いですね。

また、SIerだとお客様からの発注に対してシステムを開発するので、なかなか自分でスケジュールをコントロールしづらい部分があります。社内SEであれば、開発するのは自社内のシステムだからスケジュール調整もしやすいのではないか、というイメージがあるようですね。

あとは、応募先の企業・業界そのものが好きで、事業の成長に貢献したいという理由で志望する方も一定数いらっしゃいますね。この理由は採用を行う企業側も納得感を得やすく、よい印象を持ちやすい傾向があります。

飯島:企業のIT戦略を立てたり、社内システム開発の企画をしたりする上流の仕事を希望される方もいますが、これらが社内SEになることで叶えられるかどうかは企業や社風によります。

社内SEの役割や裁量の大きさは企業によって異なるので、入ってみてから「イメージしていた仕事と違った」というギャップが生まれてしまう方もいます。そうならないためにも、事前に企業理解を深めておくことが大切です。

3. 社内SE転職の競争倍率と、求められるスキル・経験とは?

様々な理由から社内SEが人気の職種であることはわかりましたが、実際の競争倍率はどのくらいなのでしょうか。内定する人の特徴と併せて紹介します。

社内SEの内定競争倍率は●倍

飯島:正直なところ、社内SE転職の競争倍率は非常に高いですね。レバテックキャリアに登録してくださるエンジニアの方に限れば、実に約半数以上が社内SEへの転職を希望しています。しかし、実際に希望通り社内SEとして転職できるのは5人に1人といったところでしょうか。

髙橋:そもそも、社内SEがひとつの企業で大量に募集されることはありません。人員の入れ替えや事業拡大で1~2名増やす程度で、小さい企業であれば1名いれば充足するポジションです。

希望者が多いので、気になる求人があれば早く応募することも大切ですね。社内SE求人は応募が殺到して、募集開始後1週間程度で受付が終了することも珍しくありません。

好まれるのはオールラウンダーなスキルを持つエンジニア

飯島:また、社内SEの求人では採用条件は厳しいことが多いですね。具体的には、以下のようなスキル・マインドが求められます。

・ステークホルダーとの折衝能力
・コミュニケーション能力
・上流から下流までのシステム開発スキル
・企業が属する業界への興味・関心


まず、ステークホルダーとの折衝能力やコミュニケーション能力は必須ですね。冒頭で紹介した社内SEの業務を進める上で、必ずやらなければならないのが社内調整です。調整業務を滞りなく進めるにはこれらのスキルが不可欠になります。

例えば「新しい社内システムを開発しよう」となったとき、最初に行うのは関係者を集めて概要を説明することではなく、まずは会議を開きたい旨をメールで周知して参加を請う、といった事前お伺いの連絡である場合があります。

システム部門以外の社員にとって、社内システム開発に協力することは業務外という認識です。しかも、協力を請う相手が役職のある人だったり、勤務地の異なる人だったりした場合、さらに依頼のハードルは高くなるでしょう。説明をする相手がITスキルに乏しいこともありますから、新しいシステムの必要性をわかりやすく説明する力も求められます。

大企業になればなるほどステークホルダーは多くなり、こういった泥臭い調整業務が頻発する傾向にあります。そのため、エンジニアとして技術や開発そのものが好きな方には合わないかもしれません。

髙橋:それでいて、社内SEはエンジニアとしての技術力も求められます。社内SEになると自分で手を動かすことは少なくなりますが、要件定義書や設計書の作成のほか、開発業務を外注した際のベンダーコントロールなども担当します。社内SEになるには、上流から下流までの一通りの開発スキルを持っている必要があります。

また、先ほど紹介した志望理由の話にも繋がるのですが、応募先企業の事業に全く興味がない方だと、内定を得ることは難しいですね。

例えば小売系企業だと、エンジニアであっても一定期間店舗に立って販売の仕事をする企業もあります。これは、エンジニアにも現場への理解を深めてほしいと思っているからなんです。

現場への理解があれば、社内システムを設計するときにもどんな機能が役に立つのかを自分で考えることができるので、必然的にアウトプットの質も変わってきます。入社前の時点で事業に詳しくある必要はないですが、興味すら持てない人は社内SEには向いていないと思います。

前職で経験しておくべきは上流工程

飯島:社内SE求人では、上記のようなスキルとマインドが求められるので、前職で以下のような職種・ポジションを経験していた人であれば、比較的転職もしやすくなります。

・ITコンサルタント
・プロジェクトマネージャー(PM)
・システム開発における上流工程


社内SEの業務には社内折衝やベンダーコントロールが発生するため、それに近しい業務経験、すなわちITコンサルタントやPM、システム開発における上流工程の経験があると有利になります。

これらの経験がある人は、専門的な内容をわかりやすく伝える説明能力や、関係者に配布する提案資料の作成能力が高い場合が多いです。例え社内SEとしての経験は未経験であったとしても、必要なスキルが似ているので企業側も入社後に活躍できるイメージを持ちやすいんだと思いますね。

4. 社内SEになりたい人がやるべきこと

ここまで社内SEの仕事内容や求められるスキル、経験などを説明してきました。なかなかハードルの高い社内SE転職ですが、それでも目指したいと考えるエンジニアは、具体的にどのようなアクションを起こせばよいのでしょうか。

飯島:前述したITコンサルタントやPMの経験がすでにある方であれば、そのまま転職活動を進めて問題ないと思います。しかし、これまでプログラマー経験しかなく、上流工程を経験したことがないという方であれば、

・大手SIer、あるいはプライムベンダーで上流工程の経験
・システム開発プロジェクトにおける、リーダー経験


上記のいずれかを経験するための転職をするか、現職でPMやPLなど、プロジェクト全体を見渡せるポジションの経験をする、といったアクションを起こす必要があります。

髙橋:社内SEは人気の高い職種というだけではなく、求められるスキル感も高いことが多いです。本気で目指したいのであれば、まずは上流工程やリーダー経験を積むことをおすすめします。

また、担当プロジェクトのコストを把握した上で、より安く質の高いものを作るためにどんな工夫をしたのか、自分の言葉で語れるようになっておくと良いですね。コスト削減は企業の大きなミッションの一つなので、上流工程を経験する中でも特に意識しておくべきポイントです。

社内SEになればやりたいことができるのか、今一度確認しよう

飯島:ここまで社内SE転職を成功させるポイントをお話ししてきましたが、転職後に長く働けるかどうかは、実際の業務内容と求職者ご自身の志向性がマッチしているかが重要になります。

そのため、この記事で説明した社内SEの仕事内容や役割を今一度確認し、社内SEになることで自分のやりたいことが実現できるのか、今一度考えてみてほしいと思います。

髙橋:企業ごとに求める人材像も大きく異なりますから、求人票の内容もしっかりチェックした方がいいですね。メイン業務がヘルプデスクの場合と自社システム開発の場合では、同じ社内SEであってもやるべきことは全く違います。

飯島:社内SEは業務範囲が広くなりがちですから、入社後に自分は何をやるのかを求人票から予想することは大切ですし、わからないことは事前にエージェントに確認したり、面接時に質問したりした方がいいですね。

転職後のギャップが小さければ小さいほど、長くやりがいをもって働けるはずです。満足度の高い転職が実現できるよう、私たちも精一杯サポートします。

5. 社内SEへの転職なら、レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Web業界のエンジニアやクリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向について豊富な知識を持つキャリアアドバイザーが、あなたの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。

この記事を読んで、社内SEに転職したい、あるいは将来的に社内SEとしてのキャリアを築きたいとお考えの方は、レバテックキャリアにご相談ください。これまでの経験やご自身の強みを伺いながら、転職を成功させるためのアドバイスをいたします。

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