【求人例あり】SIerやSESから社内SE・情シス部門を目指すには社内SE転職の難しい部分と、目指したい人が身につけるべきスキル

最終更新日:2022年8月10日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

ITエンジニアの転職市場で人気の社内SE。レバテックキャリアを利用している求職者の方に限ってみても、社内SEへの転職を希望する方は非常に多い傾向にあります。しかしながら人気の職種ゆえ、希望通り社内SEに転職できる方は少数に留まっているのが実情です。

この記事では、レバテックキャリアのキャリアアドバイザーが、社内SE転職の倍率や求められるスキル・経験について詳しく解説します。社内SEへの転職を検討されている方、ゆくゆくは社内SEとして活躍したいと考えている方は、今後のキャリアを考える上で参考にしてみてください。

この記事の監修者

佐々木 夏奈(ささき かな)
レバテック株式会社キャリアアドバイザー。候補者のキャリアアップを後押しする提案を強みとし、SIerから自社サービス企業への転職支援実績は多数。
現在はキャリアアドバイザーグループ全体のリーダーを務めながら、インフラエンジニア専任のキャリアアドバイザー業も兼務している。

なぜ社内SE(情報システム部門)への転職は難しいと言われるのか

社内SEの転職が難しいとされる理由は主に以下の3つが挙げられます。

①職種としての人気が高いため、競争が激しい
②年齢に伴い、求人企業の採用条件が厳しくなる
③業務内容が入社企業によって異なるため、転職活動そのものがやりにくい


このように、人気職種である社内SEへの転職を考える際に、業界の競争倍率、仕事内容、スキルレベルなど、様々なことを考慮する必要があり、難易度が非常に高いです。

では、順調に社内SEの転職活動を進めるために、どうすれば良いのでしょうか。

そもそも社内SEの仕事とは?

社内SEと一口に言っても、その業務内容は多岐にわたり、企業によって任される仕事は大きく異なります。そのため、社内SEへの転職を希望しているエンジニア自身も、入社後の仕事内容を正しく理解できていないことは珍しくありません。まずは、社内SEの仕事内容を確認しておきましょう。

一般的な社内SEとは、企業の情報システム部門担当

一般的に社内SEというと、企業内の情報システム部門の担当者を指しています。仕事内容としては、主に以下の5つが挙げられます。
 

  • ・パソコン/スマートフォンのトラブル対応

    ・IT資産管理

    ・セキュリティ管理

    ・基幹システム管理

    ・社内システム開発、管理


「パソコン/スマートフォンのトラブル対応」でいうと、以前はパソコンのみのトラブル対応で済んでいたのですが、現在は会社で支給しているスマートフォンに問題が起こった際も社内SEが解決に当たります。

「IT資産管理」は会社のスマートフォンやパソコン、ルータをはじめとしたネットワーク機器、サーバーなどITに関連するあらゆる資産を管理する仕事ですね。会社が契約しているツールやソフトに年間どのくらいのコストがかかるのか、削減できるポイントはないか、といったことも社内SEが考えます。

社内の「セキュリティ管理」は、例えば業務でクラウドサービスの利用を許可するかどうか、会社からのアクセスを禁止するWebサイトを設定するかどうかなど、会社としてのセキュリティポリシーを決めることがそれに当たります。

社内SEはこういった管理業務を多く担当するのですが、求職者の方は知らないケースも多いですね。

「基幹システム管理」、「社内システム開発・管理」とは社員が使用するシステムの開発や管理です。社内システムを新規で開発する場合は、要件定義や設計などの上流工程のみを社内SEが担当して、下流工程は協力会社に外注することが多いです。

一部企業では、“自社内開発エンジニア”を社内SEと呼ぶことも

一般的に社内SEが担当するシステム開発や管理業務は、その名前の通り「社内向き」のものなんです。しかしながら一部の企業では、「自社サービス開発」も社内SEの仕事に含んでいることがあります。

例えば、この記事を掲載しているレバテックキャリアのサイトも自社サービスに含まれますが、これは一般ユーザーに向けたもの、すなわち「社外向き」のものです。本来はこういったサービス開発を担当する職種は、社内SEではなく「自社内の開発エンジニア」と言った方が正しいでしょう。

このように社内SE業務の境界線が曖昧になっているのには、IT業界における慢性的なエンジニア不足が影響しています。良いエンジニアを採用したいという想いから、自社の求人に興味を持ってもらうために「人気の高い社内SEというキーワードで目を引こう」と考える採用担当者の方もいるのです。

そのため、社内SEの業務範囲がどんどん広がっていき、企業によって担当する仕事が全く違う、といったことが起こりやすくなっていますね。

求職者の方も、相談に来た段階ではこれらの実情を把握していないので、よくよく話を聞いてみないと、ご本人がどんな仕事を求めているのか、それは社内SEになれば叶えられるのかを判断しづらい部分があります。

関連記事:社内SEとは|仕事内容や必要なスキル、役立つ資格も解説

社内SEとしての転職先の例

社内のITインフラを担う社内SEは、特定の業界に限らず幅広く必要とされる職種です。とは言え、業界や事業内容によって求められる仕事内容に傾向があるのも事実。そこで、分かりやすい例として「製造業」「金融・保険業」「Web・IT系」の3つを取り上げ、それぞれで働く社内SEの仕事内容や役割などをご紹介します。

製造業の社内SE(情報システム部門)

製造業には、他の業界と比較してもIT化・DX化が遅れているという課題があります。そのため多くの場合において、レガシーなシステムと向き合いながら、社内のITインフラを改善・運用していくことになるでしょう。製造業で主に導入されているシステムは、「ERP(統合管理システム)」「SCM(流通管理システム)」「CRM(顧客管理システム)」の3つです。

一方でグローバル化(海外拠点など)が進んでいる業界でもあるため、国際化対応などの他の業界では身につけがたいスキルを得られる点も特徴です。

金融・保険業の社内SE(情報システム部門)

「金融」とざっくり括りましたが、銀行や証券会社などをイメージしていただくと分かりやすいと思います。直接的にお金を取り扱う事業であることから、一つの不具合が会社の社会的信用に大きな影響を与えます。

そのため設計や開発のフェーズでは慎重さや綿密さが求められる一方で、運用保守におけるトラブル時にはスピード感を持って解決にあたることが求められます。社会インフラを支えるという責任感ややりがいがあり、社内SEの中でも、金融・保険業の社内SEは比較的高い年収を貰いやすい傾向にありますね。

Web・IT系企業の社内SE(情報システム部門)

『一部の企業では、「自社サービス開発」も社内SEの仕事に含んでいることがあります。』と前述しましたが、このケースに該当することが多いのがWeb・IT系企業の社内SEです。社内インフラに関連する業務が社内SEの仕事と認識している方からすると、仕事内容にギャップが出ることがあるので、求人を見る際には注意しましょう。

Web・IT系企業は基本的にIT投資に積極的な企業が多いです。そのため、最新のシステムに触れる機会が多く、社内にIT投資への提案もしやすいというのが特徴です。社内SEであっても技術トレンドを追い続ける必要性が高くなるため、そのことを苦に感じない方に向いています。

社内SEが人気の理由

それでは、なぜ社内SEはエンジニアに高い人気を誇っているのでしょうか。ここでは、レバテックキャリアを利用している求職者の方がよく挙げる志望理由を紹介します。

Slerからの転職先としての魅力

現職が客先常駐で働くSIerの場合、社内SEの志望理由としてよく挙がるのは次のような内容ですね。
 

  • ・勤務場所が変わらない

    ・ユーザーとの距離が近い

    ・応募先の企業や業界そのものが好き


プロジェクト単位で常駐先が変わることや、自分の手掛けたシステムがどのように使われているのかわからないことにストレスを抱えている方は多いです。

また、SIerだとお客様からの発注に対してシステムを開発するので、なかなか自分でスケジュールをコントロールしづらい部分があります。社内SEであれば、開発するのは自社内のシステムなのでスケジュール調整がしやすく、残業も少ないのではないか、というイメージがあるようですね。

あとは、応募先の企業・業界そのものが好きで、事業の成長に貢献したいという理由で志望する方も一定数います。この理由は採用を行う企業側も納得感を得やすく、よい印象を持ちやすい傾向があります。

SESからの転職先としての魅力

SIerと同様に、SESからの転職先としても社内SEは人気ですね。プロジェクト単位で常駐先が変わることやエンドユーザーや市場からの反応が見えづらい、スケジュールをコントロールしずらいといった点ではSIerと同様ですが、SIerは上流工程も担当することが多いことに対して、SESは開発やテストと言った下流工程が主になります。

そのため、要件定義や基本設計などの上流工程の経験を積むためにキャリアアップしたい、責任と裁量を持って事業の成長に貢献したいなどの理由でSESから社内SEへの転職を志望する方も多いです。

関連記事:社内SEが「人気の職種」である理由

DX化などでエンジニアを必要とする企業が増えてきており、将来性がある

また、IT化・DX化を迫られる企業も多く、エンジニアに求められることが増えているといったことも、社内SEが人気がある理由のひとつです。社内リソースを活用してクラウドやセキュリティ、AIなど最新の技術を取り入れていくことは、エンジニアにとってやりがいにつながっていくでしょう。

リモートワーク対応なども、社内SEの対応範囲となっているため、その面でも社内SEの活躍できる場面は多くなっているといえます。

技術力の高い人材は重宝され、評価も上がっていくことから、収入面での高待遇も期待できるでしょう。

関連記事:社内SEの将来性は?仕事内容や平均年収キャリアパスも紹介

社内SE転職に失敗する人の共通点

社内SEは人気の職種である一方で、入社後の早期退職など、結果的に転職に失敗してしまう人も一定数います。社内SE転職に失敗する人の共通点はどこにあるのでしょうか。

想定していたよりも残業が多く、疲弊してしまう

「残業が少ない」ことが社内SE人気のひとつの理由でしたが、実際は必ずしも社内SE=残業が少ない、とはいえません。

自社のシステムであっても納期前に稼働が上がることはよくあることですし、企業によっては社内SEの業務範囲が広いために業務過多になり、残業が多くなるケースもあります。結果的に前職よりも残業が多くなってしまい、疲弊して退職する方も中にはいます。

入社前イメージと実際の業務内容にギャップがある

社内SEの役割や裁量の大きさは企業によって異なるので、入社後に「イメージしていた仕事と違った」というギャップが生まれてしまう方もいます。

現職の主な業務内容が下流工程の場合、IT戦略や社内システム開発の企画立案といった「上流工程が経験できること」を社内SEの志望理由として挙げる方もいますが、これらの業務を担当できるかどうかは各企業の方針や社風によります。

実際に、システム開発の上流工程に携われると思っていたのに、入社してみたらヘルプデスクや社内調整などの泥臭い業務がメインで早期退職してしまった、とレバテックキャリアに相談に来る方も少なくありません。

そうならないためにも、自身がイメージしている業務と実際の業務に齟齬がないか入社前に確認する必要があるのですが、それらを求人票だけで判断するのは難しいのが実情です。例えば、求人票内で会社の方針として「AI活用」や「DX推進」など先端の技術やビジネスモデルへの取り組みを掲げていたとしても、社内の実態と乖離していることがあるからです。

そのため、業務内容について不明点がある場合は、採用面接の場で直接質問してほしいですね。「平均的な1日の業務スケジュール」や「社内SEが担当する主な業務内容やミッション」などを質問してみると、入社後の業務内容を理解しやすくなると思います。

関連記事:社内SEのメリット・デメリット

社内SE転職の競争倍率と、転職可能な年齢

社内SEが人気の理由に加え、転職に失敗する人の共通点も紹介してきましたが、社内SEの転職難易度はどのくらいなのでしょうか。具体的な競争倍率と、転職しやすい年齢についても解説します。

社内SEの内定競争倍率は5倍以上

正直なところ、社内SE転職の競争倍率は非常に高いですね。レバテックキャリアに登録しているエンジニアの方に限れば、実に約半数以上が社内SEへの転職を希望しています。しかし、実際に希望通り社内SEとして転職できるのは多く見積もって5人に1人といったところでしょうか。

そもそも、社内SEがひとつの企業で大量に募集されることはありません。人員の入れ替えや事業拡大で1~2名増やす程度で、小さい企業であれば1名いれば充足するポジションです。

希望者が多いので、気になる求人があれば早く応募することも大切ですね。社内SE求人は応募が殺到して、募集開始後1週間程度で受付が終了することも珍しくありません。

転職しやすい年齢は30代半ばまで

社内SEとして転職しやすい年齢は30代半ば、上限目安としては36、7歳です。それ以上の年齢になると、企業内で管理職のポジションに就いている人が多くなってくるため、求められるスキル・経験が一段と高くなったり、そもそも社内SEで管理職を募集していなかったりして、求人の数が少なくなります。

40代は+αの専門性が求められる

年功序列制度は古い文化になりつつあるものの、一般論として年代が上がるほどスキルや経験値が高くなり、給与や年収も高くなる傾向にあることは言うまでもありません。当然、40代の方を雇おうとするとそれなりの人件費がかかるということを企業は考えます。

40代以上の社内SEに期待される役割は、即戦力であることは勿論のこと、プロジェクトマネジメントや組織マネジメント、役員などの経営陣との折衝などです。とは言えこれらの経験が浅いという場合でも、金融や物流など特定の業界での上流経験が豊富な場合、求人企業のニーズとマッチすれば、その専門性が評価されて採用に至るケースはあります。

社内SEに求められるスキル・経験とは?

続いて、社内SEに内定する人の特徴を、求められるスキルや経験から解説します。

好まれるのはオールラウンダーなスキルを持つエンジニア

社内SE求人の採用条件は厳しいことが多く、どの求人でも以下のスキルが求められます。
 

  • ・ステークホルダーとの折衝能力

    ・コミュニケーション能力

    ・上流から下流までのシステム開発スキル


まず、ステークホルダーとの折衝能力やコミュニケーション能力は必須ですね。冒頭で紹介した社内SEの業務を進める上で、必ずやらなければならないのが社内調整です。調整業務を滞りなく進めるにはこれらのスキルが不可欠になります。

例えば「新しい社内システムを開発しよう」となったとき、最初に行うのは関係者を集めて概要を説明することではなく、まずは会議を開きたい旨をメールで周知して参加を請う、といった事前お伺いである場合があります。

システム部門以外の社員にとって、社内システム開発に協力することは業務外という認識です。しかも、協力を請う相手が役職のある人だったり、勤務地の異なる人だったりした場合、依頼のハードルはさらに高くなるでしょう。説明をする相手のITリテラシーが低いことともありますから、新しいシステムの必要性をわかりやすく説明する力も求められます。

大企業になればなるほどステークホルダーは多くなり、こういった泥臭い調整業務が頻発する傾向にあります。そのため、エンジニアとして技術や開発そのものが好きな方には合わないかもしれません。

それでいて、社内SEはエンジニアとしての技術力も求められます。社内SEになると自分で手を動かすことは少なくなりますが、要件定義書や設計書の作成のほか、開発業務を外注した際のベンダーコントロールなども担当します。社内SEになるには、上流から下流までの一通りの開発スキルを持っている必要があります。

関連記事:社内SEに必要なスキル|SIに所属するSEとの違いや役立つ資格も解説

特定の業界に対する興味・関心も、社内SE採用では重要なポイントに

これは志望理由の話にも繋がるのですが、社内SEの採用ではさまざまなスキルだけでなく、「企業が属する業界への興味、関心があること」も求められます。

例えば小売系企業だと、エンジニアであっても一定期間店舗に立って販売の仕事をする場合があります。これは、エンジニアにも現場への理解を深めてほしいと思っているからなんです。

現場への理解があれば、社内システムを設計するときにもどんな機能が役に立つのかを自分で考えることができるので、必然的にアウトプットの質も変わってきます。入社前の時点で業界や事業に詳しくある必要はないですが、興味すら持てない人は社内SEには向いていないと思います。

関連記事:社内SEへの希望者必見!志望動機の書き方のポイントを例文付きで解説

評価されるのは上流工程の経験。社内SE未経験でも転職は可能

社内SE求人では、上述したようなスキルとマインドが求められるので、前職で以下のような職種・ポジションを経験していた人であれば、比較的転職もしやすくなります。
 

  • ・ITコンサルタント

    ・プロジェクトマネージャー(PM)

    ・システム開発における上流工程


社内SEの業務には社内折衝やベンダーコントロールが発生するため、それに近しい業務経験、すなわちITコンサルタントやPM、システム開発における上流工程の経験があると有利になります。

これらの経験がある人は、専門的な内容をわかりやすく伝える説明能力や、関係者に配布する提案資料の作成能力が高い場合が多いです。たとえ社内SEとしての経験は未経験であったとしても、必要なスキルが似ているので企業側も入社後に活躍できるイメージを持ちやすいのだと思いますね。

関連記事:未経験から社内SEになるための6つのポイントとは

担当業務によっては、資格の保有が評価に繋がることもある

また、これは必須ではありませんが、自身のスキルを対外的に証明する上で資格が役立つ場合もあります。入社後にどのような業務に携わるかによって評価される資格も変わってきますので、自身の望むキャリアに合わせて取得を目指すことをおすすめします。

社内SEに役立つ資格
資格名 役立つシーン
ITストラテジスト試験 企業のIT戦略の策定
情報処理安全確保支援士試験 セキュリティ関連業務
システムアーキテクト試験 システムの上流工程
ITサービスマネージャ試験 社内システムの運用管理
システム監査技術者試験 システム監査への対応

ただし、社内SEに限らず、中途採用でもっとも重視されるのは実務経験です。資格はあくまでも+αのアピールポイントと捉えるのがよいでしょう。

関連記事:社内SEの仕事・転職に役立つおすすめ資格12選【2022年版】

社内SEの年収

転職活動を進めるにあたって、年収は無視できないポイントといえるでしょう。ここでは、社内SEに転職した場合の年収について解説します。

年収の中央値は約500万円

社内SEは業務内容が多岐にわたるため、平均年収をお伝えするのが難しい職種なのですが、中央値は500万円前後ですね。

所属する企業や業務内容によって年収は大きく異なり、IT戦略やIT監査対応など、企業の経営に影響を与える立場だと年収1000万を超えるケースもあります。また、外資系企業や大手持株会社の情報システム部門も比較的高年収が提示される傾向にあります。

ただ、このような上流工程を担当する高年収求人は数としては少ないですね。社内SEでもっとも募集が多いのは、ヘルプデスク業務や基幹システムの運用管理がメイン業務の求人です。

社内SEの求人例

業務内容別の求人例を挙げるなら、以下のような内容になります。求人によって求められるスキル・経験にも幅がありますので、応募前には必ず確認するようにしましょう。

ヘルプデスク業務がメインの求人例

【想定年収】
300~450万円

【業務内容】
システム操作方法などの問い合わせ対応業務、IT資産管理、サーバー・ネットワークの運用・保守

【求められるスキル・経験】
システム設計書の理解(実務経験不問)、ハードウェアの基礎知識、社内システムの運用・保守経験、コミュニケーション能力

基幹システム管理がメインの求人例

【想定年収】
300~500万円

【業務内容】
基幹システムおよび社内システムの開発管理・運用保守管理、ヘルプデスク業務

【求められるスキル・経験】
システム管理業務経験3年以上、外部ベンダーや社内スタッフとの調整・折衝スキル、一般的な事務処理能力

社内システム開発・管理がメインの求人例

【想定年収】
400~650万円

【業務内容】
社内システムの開発業務(要件定義、設計、開発、テスト)、外部サービスの選定、外部ベンダーや社内関係者との調整業務

【求められるスキル・経験】
オープン系システムの開発経験2年以上、設計書・テスト仕様書などの作成経験、テーブル定義書・画面設計書などの作成経験、物事をわかりやすく伝える説明力、相手の要望を的確に汲み取る力

IT戦略などの上流工程がメインの求人例

【想定年収】
500~900万円

【業務内容】
IT戦略の企画立案・実行、IT関連業務のプロジェクトマネジメント、ERPの導入・運用・保守、社内システム開発および開発管理

【求められるスキル・経験】
導入コンサルタントとしての実務経験2年以上、ERPの導入経験、要件定義書や基本設計書の作成経験

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社内SEを本気で目指したい人がやるべきこと

ここまで社内SEの仕事内容や求められるスキル・経験、年収など、転職を考えている人が気になるであろうポイントについて解説してきました。なかなかハードルの高い社内SEへの転職ですが、それでも目指したいと考えるエンジニアは、具体的にどのようなアクションを起こせばよいのでしょうか。

現職がプログラマーの場合は、上流工程を経験することがファーストステップ

前述したITコンサルタントやPMの経験がすでにある方であれば、そのまま転職活動を進めても問題ないでしょう。

しかし、これまでプログラマー経験しかなく、上流工程を経験したことがないという方であれば、まずは「大手SIerやプライムベンダーにおける上流工程の経験」あるいは「システム開発プロジェクトにおけるリーダー経験」を積む必要があります。

これらが経験できる企業に転職をするか、現職でPMやPLなど、プロジェクト全体を見渡せるポジションに就くためのアクションを起こしましょう。

社内SEは人気の高い職種というだけではなく、求められるスキル感も高いことが多いです。本気で目指したいのであれば、まずは上流工程やリーダー経験を積むことをおすすめします。

ITを活用した「コスト削減」の実績を作る

社内SEの転職では「コスト削減」に成功した実績のある人は強いです。担当プロジェクトのコストを把握した上で、より安く質の高いものを作るためにどんな工夫をしたのか、自分の言葉で語れるようになっておくと良いですね。

コスト削減には2つの観点があり、ひとつは「生産性の向上」、もうひとつは「運用費用の削減」です。

「生産性の向上」であれば、「RPAを活用した業務効率化」や「クラウド化による既存システムの見直し」などの実績があれば評価の対象となります。

「運用費用の削減」は「パソコンやスマートフォンなどのIT資産の運用コスト削減」や「基幹システムの運用・保守にかかる固定費用の削減」などがそれに当たります。後者は現職が社内SEでなければ経験しづらい内容ですが、例えばクライアント企業に運用コスト削減の提案をして採用された経験があれば、立派なアピールになるでしょう。

コスト削減はあらゆる企業の大きなミッションのひとつであり、社内SEに期待するところでもあります。上流工程を経験する中で、コストと質のバランスを考えて動いてきた経験と実績があれば、企業からも高い評価を得られるでしょう。

社内SEになればやりたいことができるのか、今一度確認することも大切

ここまで社内SEの転職に関して知っておいてほしいことをお話ししてきましたが、転職後に長く働いていくには、実際の業務内容と求職者ご自身の志向性がマッチしているかが重要になります。

そのため、今回説明した社内SEの仕事内容や役割を今一度確認し、社内SEになることで自分のやりたいことが実現できるのか、今一度考えてみてほしいと思います。

企業ごとに求める人材像も大きく異なりますから、求人票の内容もしっかりチェックした方がいいですね。メイン業務がヘルプデスクの場合と自社システム開発の場合では、同じ社内SEであってもやるべきことは全く違います。

転職後のギャップが小さければ小さいほど、長くやりがいをもって働けるはずです。満足度の高い転職が実現できるよう、私たちも精一杯サポートします。ひとりで転職活動を進めるのが不安な方は、ぜひ一度ご相談にお越しください。

関連記事:社内SEになるにはどうしたら良い?求められるスキルや資格を解説

また、社内SEの転職後のキャリアパスについて知りたい方は、「社内SEのキャリアパス・キャリアプラン例について」の記事もチェックしてください。

社内SEへの転職は転職エージェント活用がおすすめ!

レバテックキャリアは、IT・Web業界のエンジニアやクリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向について豊富な知識を持つキャリアアドバイザーが、あなたの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。

この記事を読んで、社内SEに転職したい、あるいは将来的に社内SEとしてのキャリアを築きたいとお考えの方は、レバテックキャリアにご相談ください。これまでの経験やご自身の強みを伺いながら、転職を成功させるためのアドバイスをいたします。

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社内SEに関するQ&Aはこちら

Q1.社内SEの平均年収はいくらですか?

社内SEの年収中央値は500万円前後です。企業の経営に影響を与える立場だと、年収1000万円を超えるケースもあります。

Q2.社内SE1年目で身につけたほうが良いスキルはなんですか?

社内SEで評価されるのは、オールラウンダーなスキルを持つエンジニアです。システム開発スキルのみならず、早いうちにステークホルダーとの折衝能力やコミュニケーション能力を身につけたほうがいいでしょう。

Q3.社内SE転職の競争倍率はどれぐらいですか?

競争倍率はかなり高く、レバテックキャリアが保有しているデータでは、5倍以上にのぼります。

Q4.社内SE転職でよく見る失敗理由はなんですか?

早期退職につながる理由として多く挙げられるのは、就労時間が予想以上に長いことと、携わる業務内容は想定とのギャップが大きいことです。この2つの失敗を避けるためには、転職前の情報収集が非常に重要です。

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