SE(システムエンジニア)の職務経歴書サンプルと書き方を解説!

最終更新日:2024年11月29日

SE(システムエンジニア)をはじめとしたITエンジニアの転職で、必ず作成する書類の一つが職務経歴書です。職務経歴書の書き方に明確な決まりはありませんが、採用担当者に好印象を与える書き方や伝えるべき内容、注意点などがあり、作成に向けてはこれらを押さえて取り組むと効率的です。

本記事では、述べ1,400人以上のエンジニアのカウンセリングを行ってきたレバテックキャリアのキャリアアドバイザーが、SEの転職を成功に導く職務経歴書の書き方を解説します。記事内でサンプル付きの職務経歴書テンプレートがダウンロードできますので、転職活動をスムーズに進めたいエンジニアの方はぜひお役立てください。

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この記事のまとめ

  • システムエンジニアのスキルも職務経歴書の書き方次第で採用担当者からの評価は大きく変わる
  • 良い職務経歴書を作るためには、テンプレートや書き方を事前に知っておくことが重要
  • 適切な方法を知り自分の職務経歴書の作成にあたるべきだが、迷ったときはエージェントを頼ってみるのがおすすめ
  • 職務経歴書に志望動機を含めるべきかなどについて明確なルールはないので、自分がアピールしたい内容に合わせて臨機応変に変えていくと良い

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SEの職務経歴書サンプルとテンプレート

転職を検討するSEをはじめとしたITエンジニアの方が転職活動に向けて作成する必要のある書類として、職務経歴書と履歴書があげられます。職務経歴書は転職した経験がなければ、はじめて作ることになるでしょう。また、転職の経験がある方でも頻繁に作る書類ではないため、どのように何を書くのかを忘れている場合もあるでしょう。そのような方に向けて、効率的に職務経歴書を作るための方法として、テンプレートの活用をおすすめします

以下では、レバテックキャリアの提供している職務経歴書テンプレートのダウンロードリンクと、書き方のポイントを職種別に掲載します。テンプレートを用いることで効率的に質の高い職務経歴書を作成できますので、ぜひご利用ください。

※会員登録など一切不要でダウンロードできます。

紹介する職種は以下の6つです。

  • ・フロントエンドエンジニア

    ・サーバーサイドエンジニア

    ・ネットワークエンジニア

    ・組み込みエンジニア

    ・社内SE

    ・ネイティブアプリエンジニア

それぞれについて詳しくみていきましょう。

関連記事:
ITエンジニア・クリエイターの履歴書作成マニュアル【テンプレート付き】
転職時の参考に!履歴書・職務経歴書の書き方まとめ

Webエンジニア(フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア)

職務経歴書テンプレート(フロントエンドエンジニア)
職務経歴書テンプレート(サーバーサイドエンジニア)

Webアプリ開発に使用される技術の進歩は、他のプログラミング言語と比較しても早いと言われています。そのため、経験のある開発言語やフレームワークのバージョンについても細かく記載しましょう。

例えば、PHP 7.4とPHP 8.1、Laravel 8とLaravel 9のように、特にメジャーバージョンが変わると記述の作法や機能が異なることがあります。

ネットワークエンジニア

職務経歴書テンプレート(ネットワークエンジニア)

ネットワークエンジニアの職務経歴の中では「どれくらいのプロジェクト規模だったのか」を採用担当者が評価項目として気にするケースが多いです。プロジェクト人数も勿論ですが、サーバ台数や拠点の数など、プロジェクト規模がイメージできるような具体的な数字も記載しましょう。

また、エンジニア自身がネットワーク技術の中でもどこに強みを持っているのかを職務経歴書を読んだ側が理解できるように工夫すると効果的です。例えば、クラウドサービス上のネットワーク構築に携わった経歴などは記載しておきたい内容です。

組み込みエンジニア

職務経歴書テンプレート(組み込みエンジニア)

組み込みエンジニアの場合は、業務内容やスキルでのマッチだけでなく「製品の種類(スマートフォンや自動車、カメラ、白物家電など)」とのマッチで求職者が評価されるケースがあります。また、近年人気の高いIoT関連の経歴があればアピールポイントとすることができます。

そのため、応募する企業の事業内容や応募要件に合わせてアピールポイントをカスタマイズするのが望ましいです。

社内SE

職務経歴書テンプレート(社内SE)

社内SEの業務は大きく「通年業務(運用保守や問い合わせ対応など)」と「プロジェクト企画・進行」の2つに分けられます。この2つを分けずに記載すると煩雑になりやすいため、項目で区切るなど分かりやすくまとめる工夫が必要です。

ネイティブアプリエンジニア

職務経歴書テンプレート(ネイティブアプリエンジニア)

ネイティブアプリのほとんどは、iOS(iPhone)向け/Android向け、両OS対応の3種類です。業務で作成したことのあるOS、各言語やフレームワークのスキルは勿論のこと、ストアでのリリース経験や実際の反響(売上やダウンロード数)なども記載できるとアピールポイントになるでしょう。

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SEの職務経歴書で伝えるべき内容

SEの職務経歴書は、エンジニア自身のアピールとなることを盛り込む必要があるため、伝えるべき内容は多数あります。自分の持つITエンジニアとしての魅力を余すことなく伝えるためと考えれば、記述内容が多くなることにも納得しやすいでしょう。

具体的には、以下が挙げられます。

  • ・使用した言語・フレームワークと開発内容、プロジェクト規模

    ・開発における役割や貢献について

    ・担当業務を行う上で普段から工夫・意識しているポイント

    ・応募先企業で活かせる経験・知識・技術

    ・リーダー・マネジメント経験や上流工程に携わった経験

それぞれについて紹介します。

使用した言語・フレームワークと開発対象、プロジェクト規模

SEの職務経歴書では、自分がどのようなプログラミング言語やフレームワークを使って、どういった開発に取り組んできたかを具体的に伝えることが重要です。プログラミング言語はJava、Python、Rubyなど、フレームワークはSpring、Django、Ruby on Railsなど、開発対象ではECサイト、スマホ向けアプリといった具体的な開発経験を列挙しましょう。

さらに、開発において使用したツールや技術についても具体的に挙げると良いです。たとえば、Gitを使用してバージョン管理を行ったり、Dockerを使用して開発環境を構築した経験がある場合は明記しましょう。

開発における役割や貢献について

開発における役割や貢献についても具体的に示すことが必要です。開発チームのリーダーとしてプロジェクトを率いた実績や、新機能の開発を担当したことなどを明記しましょう。

スキルの列記は必要ですが「Javaを使用してWebアプリケーションを開発しました。」という記載だけでは採用担当者に自分のスキルや経験を正確に伝えられません。

「JavaとSpring Frameworkを使用して、ECサイトのカート機能を開発しました。カート内の商品を追加、削除、更新する機能を実装し、ユーザビリティを改善しました。」というように、対象システムの中の自分の担当部分や結果を明確に伝えるとより良いです。

関連記事:
SIerからWeb系企業への転職のコツを解説!成功例も紹介
SEに必要な7つのスキル!関連職種からスキルアップの方法まで紹介

担当業務を行う上で普段から工夫・意識しているポイント

SEの業務は工夫やスキルアップの意識などが重要です。特に業務効率化の工夫、意識は生産性向上やエンジニア自身の成長に大きく影響します。

設計やプログラミングのスキルはコードを理解して書くスキルが注目されることが多く、コーディングのスキルも重要です。しかし、実際に設計やプログラミングをしているとツールを利用することでいかに効率化するかといったポイントも生産性に大きく影響してきます。ツールの使いこなしは意識的に工夫しないと上達しにくいので、日々工夫している場合はアピールにつながります。

応募先企業で活かせる経験・知識・技術

IT業界でのいろいろな経験や幅広い分野のスキルがある場合、すべてをアピールしたくなるかもしれません。経歴書にすべて記載するのは良いのですが、強くアピールするポイントは絞り込む必要があります。情報量が多すぎると相手に重要な点が伝わらないためです。

そして強調してアピールするポイントは、応募先企業で活かせる経験・知識・技術を選ぶのがベストです。その方が即戦力になれることをアピールできるためです。

リーダー・マネジメント経験や上流工程に携わった経験

ITプロジェクトでは、リーダーやマネジメントを担える人材を求めているケースが多いです。プロジェクトをまとめて牽引する人材は不可欠であり、育成にも時間がかかるため人材が不足していることがその理由です。そのため、リーダー・マネジメントの経験や上流工程に携わった経験があれば積極的にアピールすべきでしょう。

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーのように明確に役割が与えられていなくても、たとえばSEやその他の職種で積極的にマネジメント業務に携わったこともアピールにつながります。

関連記事:SEからプロジェクトマネージャーになるには?年収や業務内容を比較

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SE向け職務経歴書の書き方のポイント

SE(システムエンジニア)の職務経歴書を作成しようと思っても中々筆が進まない方も多いのではないでしょうか。事前に職務経歴書を書く際のポイントを知っておくことで、スムーズに作成することが可能です。取り掛かる前に確認しておきましょう。

ここからは、システムエンジニア向けの職務経歴書を作成するポイントを紹介します。

関連記事:
SESを辞めたいと感じたときの対処法と転職先
SEへ転職する際のケース別自己PR例と書き方のポイントを紹介

フォーマットは逆編年体形式がおすすめ

一般的に職務経歴書には、以下の3つのフォーマットがあります。

  • ・編年体形式…初めて入社した企業から、時系列に沿って業務内容をまとめる形式

    ・逆編年体形式…直近で働いていた企業の、最も新しいプロジェクトからさかのぼって業務内容をまとめる形式

    ・キャリア形式…経験分野やプロジェクト単位ごとに業務内容をまとめる形式

レバテックキャリアが推奨するのは、直近の職務経歴からまとめていく逆編年体形式です。SEやプログラマーの採用担当者は直近でどのような業務に携わってきたのかに最も注目しています。企業側が1番知りたい情報をはじめに示すことで、自身のスキルや経験に関心を持ってもらえるようにしましょう。

日付は投函日または面接日を書く

日付は投函日や面接日に合わせて記載します。個人応募などで郵送する場合は発送日に、転職エージェントを利用する際はカウンセリングを受ける日程に合わせると良いです。職務経歴書は面接時にも持参するため、その際は面接用に一式多く用意し、面接日の日付を記載します。

職務要約は志望先企業に貢献できる内容を優先する

職務要約は冒頭に入れましょう。大学や専門学校を卒業後、どういう会社に入社し、どのような経験をしたか記載します。実績があれば簡潔で良いので入れましょう。また、志望先の会社に事業貢献できる旨を書くと良いです。

正社員転職の場合、アルバイト経歴は職務経歴書に入れるべきものではありません。しかし、若手に限りIT・技術系アルバイトの経験を記載することで自己PRに繋がる場合もあります。

職務要約の良い例

20◯◯年、理工系の大学を卒業後、株式会社△△に入社しました。
入社後◯年間、主に(ObjectiveーC/Swift/Android Java/Kotlin)を用いた△△向け(iOS/Android)アプリケーションの(要件定義/基本設計/詳細設計/実装/テスト/運用保守)に従事し、(最大◯名のチームリーダー/最大◯名のプロジェクトのマネジメント/顧客折衝/後輩教育)を担当しました。担当プロジェクトにて品質向上の施策が評価されたため、御社でもソフトウェアの品質向上に貢献できると考えています。また、前年度比130%の新規顧客獲得の実績を達成することができました。

語学力やリーダーシップをアピールできる内容も優先する

最近のプロジェクトでは、語学力やリーダーシップが重要視されます。海外も含めて多様な人材が集まっていることがその理由です。また役職自体はメンバーの経験しかなくても、リーダーの補佐や自分からプロジェクトをまとめていった経験があれば十分アピール材料になります。

得意分野はスキルの広さや深さをアピールする

得意分野の欄には、自分が行きたい業界の採用担当者に刺さるポイントを書くのが理想です。

Web系なら複数の言語で開発ができるスキルの広さ、SIerなら金融業界や製造業界など業界の専門知識があるといったスキルの深さをアピールしましょう。開発スキルだけでなく、よりよいシステムを作るための「ユーザーからの要望ヒアリング」といった上流工程のスキルや開発をスムーズに進めるための「メンバーの進捗管理」などのマネジメントスキルも立派な強みです。

得意分野の項目に関しては、次に説明する開発経歴の項目を先に完成させ、その中から特に評価されたことをリストアップして記入すると書きやすいです。

得意分野の良い例
  • 得意分野

    ・◯◯業界の業界知識

    ・(HTML/CSS/JavaScript/Type Script)による(Webサイト/Webアプリケーション)の(要件定義/基本設計/詳細設計/実装/コーディング/テスト/運用保守)

    ・(jQuery/Angular/React/Vue.js/Nuxt.js/Struts/Spring/Laravel/CakePHP)のフレームワークを用いた開発

    ・DB(MySQL/Oracle/PostgreSQL)の(チューニング/テーブル設計)

    ・フロントエンドからバックエンドまでの開発

    ・チームリーダー経験(最大◯◯名規模)

    ・顧客折衝

テクニカルスキルには使用期間とスキルレベルを記載する

テクニカルスキルの項目には、OSやプログラミング言語、フレームワークなど各項目ごとに、使用期間とスキルレベルを記載します。

スキルレベルは企業ごとに基準が変わってくるので、自分の考えるレベル感と乖離が生まれてしまうことは仕方がありません。詳細は面接で確認されるので、あまり神経質にならずに記載しましょう。

また、独学で勉強中の言語やフレームワークなども記載しておくことで、技術習得に熱心であることをアピールできます。

テクニカルスキルの良い例

テクニカルスキル

スキル分類 名称 経験年数 習熟度
OS Windows 1年 インストールから環境構築、
設定、開発が可能
Linux 3年
言語 Java 1年 問題なく日常的に利用できる
問題なく日常的に利用でき、指導も可能
タグ打ちが可能
簡単なプログラミングが可能
簡単なプログラミングが可能
独学・簡単なプログラミングが可能
PHP 3年
HTML 7ヶ月
CSS 7ヶ月
JavaScript 1年
Objective-C 6ヶ月
Ruby 1年
FW Struts 1年 独学・簡単なプログラミングが可能
CakePHP 7ヶ月
ZendFramework 1年
jQuery 1年
Ruby on Rails 1年
DB Oracle 1年 インストールから簡単なテーブル作成が可能
構成の最適化が可能
MySQL 3年
その他ミドルウェア、
サーバー等
Tomcat 1年 インストールから設定可能
キャパシティ管理が可能
Apache 3年
SVN 1年半
Git 2年
工程 要件定義 3年 リーダーとしてクライアントとの
要件定義経験あり
基本設計 3年
詳細設計 4年
製造 4年
テスト 4年
運用 2年

開発経歴は簡潔かつ具体的に

開発経歴は職務経歴書の最重要項目です。採用担当者が最も注目する項目となります。簡潔かつ具体的に記載するのがポイントです。

よくある悪い書き方としては、内容が抽象的であったり、情報をうまくまとめられておらず、業務内容や担当フェーズ、開発の規模などがわかりにくいといった点が挙げられます。

例えば『管理システムの開発』とだけ書かれていても「どのような管理システムのどんな機能の開発なのか」「どういった開発環境でどの工程を担当したのか」といった具体的な情報がなければ、企業側は経験やスキルを正しく理解できません。

開発経歴は「開発期間」「プロジェクト名と業務内容」「開発環境」「役割」「開発規模」を分けて書くとわかりやすくなります。

担当フェーズの項目では、各フェーズごとの期間を書くと求職者がどのくらいの量の業務を担当してきたのかを推測できるでしょう。プロジェクトにおける使用言語のバージョンの記載や、業務内容や実績を箇条書きで簡潔かつ具体的にまとめられていれば、採用担当者に自分のスキルや実績を正しく伝える上でプラスに働きます。

開発経歴の悪い例

開発経歴
△△△株式会社(2023年10月~現在)

期間 主な業務内容
2023年10月~現在
(13ヶ月)
【担当業務】
管理システムの開発

【役職】
メンバー

【メンバー数】
3名

【取り組み】
・Javaを用いた管理画面の設計、開発、テスト

・顧客やチームメンバーと、密にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めた

・現在は保守サポート業務を継続して担当している
  • 【悪い点】

    ①何の管理システムなのか詳細が不明

    ②開発環境や担当フェーズが不明瞭

    ③内容が抽象的で具体性に欠ける

開発経歴の良い例
期間 プロジェクト名および業務内容 開発環境 組織/役割
2024年2月~現在
(10ヶ月)
物流会社向け在庫管理システム機能拡張開発

【プロジェクト概要】
物流会社向けに既存の在庫管理システムの機能拡張を担当

【担当フェーズ】
・詳細設計(2ヶ月)
・開発(3ヶ月)
・テスト(2ヶ月)
・保守およびサポート(3ヶ月)

【業務内容】
・在庫データ処理バッチの開発、テスト
・管理画面の設計、開発、テスト
・テスト項目書の作成
・顧客からの問い合わせ
・ヘルプ対応

【実績・取り組み等】
・客先に常駐して開発を支援
・仕様が固まっていない中でも納期通りにリリース完了
【OS】
Windows

【言語】
Java SE 8

【FW】
Struts

【DB】
Oracle

【その他】
Tomcat
SVN
Redmine
【役割】
メンバー

【PJ規模】
要員3名
(全体20名)
  • 【良い点】

    ①列を分けて記載することで情報を整理

    ②担当フェーズの期間まで記載

    ③担当業務内容を簡潔にまとめる

    ④使用した言語のバージョンまで記載

保有資格は業務に関連するもののみを書く

取得資格には業務に関連する資格のみ記載します。職務経歴書は実務能力を測るためのものなので、応用情報技術者試験やORACLE MASTERなど、SE(システムエンジニア)・プログラマーとしての業務に役立つ資格のみが対象です。

直近で資格を取得した方は、学習意欲のアピールにも繋がりますので忘れずに記載してください。普通自動車免許などSEの業務に関連性のない資格は、履歴書に書くようにしましょう。

【取得資格等】の良い例

取得資格等

2010年5月 基本情報技術者 取得
2016年7月 Oracle Master Gold 取得

自己PRは成功体験や他者評価により具体化

自己PRは職務経歴書の末尾に、最後の一押しとして入れると良いです。自分の強みと入社先の企業に役立てることを記載します。項目は「業務での成功体験」、「他者からの評価」などとし、具体的に書くことが重要です。また、自己PRの先頭にキャッチコピーをつけると、アピールしたいポイントがわかりやすくなります。

自己PRに具体性を持たせるためのポイントは以下の3つです。


  • 1. 業務での定量的な成功体験

    2. 他者からの評価

    3. 希望するキャリアパス


希望するキャリアパスは、ミスマッチ防止と自分の志向性を伝えることを目的として記載します。

自己PRも得意分野と同様に、開発経歴からポイントをピックアップし、内容をブラッシュアップしていくと書きやすいです。

自己PRが苦手なエンジニアがやりがちな失敗は、抽象的、定性的な内容に終始してしまうことです。抽象的な自己PRは、転職活動においてマイナスに受け取られかねません。

上流からの一貫したサービス開発経験をアピールする場合は、具体的にどんなプロジェクト、開発を担当した機能、出した成果を記載します。個人で開発したアプリについては、GitHubのURLを提示するとスムーズです。

【自己PR】の悪い例

私は上流工程から一貫したサービス開発を行えます。直近で担当したプロジェクトでは、チームリーダーとしてチームメンバーの進捗管理やクライアントとの交渉も担当し、滞りなくプロジェクトを遂行したことで社内でも高い評価を得ることができました。

また、業務以外でもWebアプリケーションの開発など、スキルの習得に力を入れています。

以上

【悪い点】


  • ・プロジェクトの詳細や開発内容、達成した成果が不明・どのように評価されたのか不明

    ・アウトプットがないためスキルレベルの判断ができない

【自己PR】の良い例

悪い例の自己PR文を改善させたものが下記の良い例です。アピールポイントを裏付ける情報を記載することで、採用担当者に納得感を与えられます。

・上流からの一貫したサービス開発経験
私は開発において、サーバー構築からバックエンド、フロントエンドまでのコーディング業務を行えます。また、リーダーとしてクライアントと要件交渉から調整まで行ってきた経験もあり、開発に留まらず企画からプロジェクトに参画可能です。
△△△株式会社での飲食店向けiOSアプリ開発案件では、バックエンドの構築のみならずタブレット側のUI設計やフロントエンド実装を同時に行い、当初3ヶ月を予定していた納期を1ヶ月短縮して納品しました。このプロジェクトでの成功が評価され、2016年度のベストエンジニアとして社内表彰をいただきました。
今後はこの経験を活かし、より多くのプロジェクトにおいて一貫したサービス開発を行っていくと同時に、メンバー教育にも力を入れていきたいと考えています。

以上

【良い点】


  • ・エンジニアとしての対応領域の広さを具体的にアピールしている

    ・定量的な成果(数字での成果)が示されている

    ・評価内容が具体的である

    ・希望するキャリアパスが書かれている

職務経歴書の書き方で悩んだらエージェントに頼るのも手

職務経歴書の書き方で悩んだら、エージェントに頼るのも効果的な方法です。

エージェントサービスではエンジニアの転職について知見を持つプロが、職務経歴書の添削やアドバイスを行ってくれます。エンジニアの職務経歴書作成に関するノウハウを蓄積しているため、ブラッシュアップに役立てることができるでしょう。

ただし、あくまでも行うのは添削やアドバイスです。代わりに作ってくれるわけではないので、自分で考えて作る必要があります。

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SEが職務経歴書作成時に気をつけるべき注意点

多くのSEが職務経歴書作成時に迷って失敗してしまうポイントを注意点として紹介します。いずれのポイントも、職務経歴書の作成前に知っていれば対処することは可能です。また、職務経歴書作成後も、チェックしておきましょう。

先人たちの失敗をあらかじめ知っておくことで、失敗を避けて良い職務経歴書作成にお役立てください。

関連記事:
SEに就職するには?企業の種類や、未経験から目指す方法とは
社内SEに必要なスキル!SEとの違いや役立つ資格も解説
社内SEの仕事・転職に役立つおすすめの資格を分野別に紹介

転職回数が多くても職歴を省略しない

正社員の職歴はすべて記載する必要があります。職歴を省略すると経歴詐称になる可能性がありますし、企業は空白期間があることを好まないので省略の仕方によってはかえって不利になるでしょう。ただしアルバイトやパートの職歴は記入不要です。

参画したプロジェクトが多い場合は関連性の高いものを強調する

参画したプロジェクトが多い場合、特にアピールしたいプロジェクトや直近のプロジェクトと、そうでないプロジェクトを分ける必要があります。評価対象になりそうなプロジェクトは強調し、そうでないプロジェクトは簡潔に箇条書きでまとめるといった工夫が必要です。

プロジェクトの実名を出さない

守秘義務を設けているプロジェクトやクライアントの実名は出してはいけません。実名を出してもトラブルにはならない場合もありますが、守秘義務を守るのは社会人としての最低限のルールです。信用を下げないためにも絶対に守りましょう。

GitHubアカウントがある場合は記載する

GitHubのアカウントがあるのなら、職務経歴書に記載した方が良いです。たいしたプログラムはないと感じていても、GitHubを扱った経験自体もプラス評価につながる可能性があります。細かいツールの扱いなどは案外生産性に影響してくるので、一定の評価を得られるということです。

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IT業界未経験者の職務経歴書の書き方

IT職種未経験からエンジニアを目指す人の場合には、職務経歴書にはこれまで携わってきた仕事とITスキルの取得に向けて行ったことの両方の記載が必要となります。これまでの仕事をSEの仕事にどう役立てるか、ITスキルをどのような方法で習得したのか、習得できたレベルとこれから目指しているレベルを伝え、転職した後の活躍につながることをアピールしましょう。

関連記事:未経験でSEに転職するには?年代別の転職ポイントや年収などを解説

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SE転職における職務経歴書の重要性

SE(システムエンジニア)やプログラマーにとって、職務経歴書が転職活動においてどのような役割を果たすものなのか確認しておきましょう。ひとことで言えば選考に大きく影響するため非常に重要です。同じスキルレベルや経験の求職者であっても職務経歴書の出来具合によって差が出ます。単に書類選考に用いるだけではなく、面接の場での質疑内容にも関わります。

書類選考の合否を左右する

書類選考の合否は、履歴書・職務経歴書などの内容で決まります。近年はITエンジニア採用の難しさから、書類選考で厳しくジャッジせず、まずは面接に呼んでみようと考える企業も増えてきています。しかし、職務経歴書の重要度が下がったわけではありません。職務経歴書はその後の面接内容にも影響する重要な書類なので、丁寧に作り込む必要があります。

面接でスキルを的確にPRできる

面接は職務経歴書の内容をもとに行われます。面接官は職務経歴書に書かれている内容を深掘りして面接するため、どれだけ職務経歴書が詳細に書かれているかで質問内容も変わるでしょう。

詳細に記載すると、面接官は知りたい情報をピンポイントで聞き出せます。つまり、求職者が面接官にアピールしたい点について質問を誘導できるということです。

大雑把な書き方をしていると、面接の質問もオープンクエスチョンから始めなければならなりません。その結果、本当に聞きたかった内容を聞くことができず、採用は見送りになってしまうケースもあります。

独自の経験から学んだことを伝えられる

職務経歴書で重要なのは自分の言葉で書くことです。候補者が多い中で同じようなことを書いていると、採用担当にとって目に留まりにくく、他の候補者に埋もれてしまいます。自分が経験してきたことは、他人とは異なるオリジナルのものです。現場で学び、得られた知見や考えを、いかに求人の内容に活かせるかを記載しましょう。

自己分析能力を伝える

職務経歴書の作成は、自分のキャリアの棚卸しをする機会になります。過去から現在までを遡ってキャリアを整理し、文章でまとめ上げるには自己分析と情報を整理する能力が欠かせません。自分としっかり向き合い、企業にアピールできる長所・スキル・知識といった自身の強みを明確にし、苦労した経験を言葉で整理することになります。職務経歴書を作りこむことは、自己分析能力の高さを示します。

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SEの職務経歴書で見られるポイント

事前に重点的に注視されるポイントを把握した上で職務経歴書を作成することで、より効果的にアピールすることができます。求人を出す企業側の視点を持ち、ポイントを押さえて効果的な書類を作成しましょう。

ここからは職務経歴書で見られるポイントを解説します。内容はもちろん、読みやすい書類となっていることも大切です。

見やすいフォーマットで書かれているか

採用担当者がひと目見て内容が伝わってこない職務経歴書は、そもそも読んでもらえない可能性が高いです。職歴はわかりやすく区切られているか、インデントは揃っているかなど、読み手のことを考えて書式を整えているかどうかは、開発姿勢も表します。

職務経歴書が最後まで読まれるかどうかは1枚目の内容で決まります。読みやすい書類とするためには書式などの見た目も大事な要素です。

自社の開発スタイルに近い経験があるか

開発規模を例に挙げると、数千人が携わる大規模開発で1つの機能のみを担当してきたエンジニアの場合、数名のエンジニアで設計からプログラミングまで一貫して行う企業の求人にはマッチしない可能性が高いです。

求職者であるSE(システムエンジニア)の経験と、企業側の開発スタイルの相性を見極めるためにも、以下の3点を職務経歴書で詳細に示すことが大切です。

  • ・プロジェクトの規模・内容

    ・経験した業務や役割

    ・成果

もし、未経験の業界や、これまでの経験とは異なる開発体制の企業に転職したいと考えるなら、以下のような点をアピールするのがおすすめです。

  • ・転職先でも活かせそうな前職での経験

    ・プライベートでの開発経験

    ・第二新卒であれば、大学時代の研究テーマ

採用したいポジションの人材か

たとえばプログラマー人材を募集する求人に、上流工程しか経験がない・あるいは上流工程を担当したいと考えるエンジニアは適さないでしょう。プロジェクトごとの担当フェーズや、今後のキャリアパスを職務経歴書に記載しておくことで、企業側が求めるポジションと自身のスキルと希望のミスマッチを防ぐことができます。

関連記事:SEのキャリアパスとは?キャリアパスの具体例を詳しく解説

マネジメント能力・コミュニケーションスキルがあるか

SE(システムエンジニア)には、技術的スキル以外にマネジメント能力やコミュニケーションスキルも必要となります。

システム開発プロジェクトを率いるプロジェクトマネージャーやリーダー、その候補の場合には、プロジェクトマネジメントスキル、経験が重要視されます。技術的な素養に加え、チームでの成果を出すための能力が必要となるためです。

また、SEの仕事ではクライアントと直接やり取りする機会も多く、チームメンバーとの連携も必要なため、コミュニケーションスキルも非常に重要です。これまでの仕事でコミュニケーションスキルによって課題を解決した経験や、コミュニケーションスキルを習得、発揮できたシーンがあれば積極的に記載しましょう。

能動的・主体的に仕事に取り組めるか

過去に参画したプロジェクトと照らし合わせ、プログラミング言語やフレームワークの経験年数・スキルレベルから、業務で使用していない言語も自主的に学んでいるかなど、エンジニアとしての熱意や意欲をチェックする企業もあります。業務で使用したスキルに限らず、プライベートで利用した技術や独学した知識についてもアピールするとよいでしょう。

チームで協力して仕事ができるか

チームで成果を上げた内容は必ず書きましょう。個々に割り当てられた役割はあるものの、メンバーと一緒に協力してプロジェクトを進めていくことがシステムエンジニアには求められるためです。

例え個人で大きな実績を上げたとしても、その背景には大勢の人の手助けがあった上で成立します。チームによる成果は積極的に記載して自分をアピールしましょう。

困難を乗り越えた経験はあるか

困難に直面した時に、どうやって乗り越えたか、今後新しい職場で困難に遭遇しても、粘り強く取り組むことができるかを採用担当者は見ています。過去の経験から苦労したことは必ずあるはずです。その経験を誰とどうやって解決し、結果としてどれだけの実績を上げることができたかを記載しましょう。採用担当者の頭の中で入社後に活躍する姿を描かせることが大切です。

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提出前にするべきセルフチェック項目

職務経歴書に限った話ではありませんが、ドキュメントは提出を行う前にセルフチェックを行いましょう。セルフチェックの観点は複数存在します。

セルフチェックの観点の一つは書式が整っており、文章が論理的で矛盾が生まれていないか、といった書類としての成立をチェックしましょう。システムエンジニアは成果物に高い品質が求められます。職務経歴書でも完成度の高い書類としましょう。

別の観点として、記載内容についても職務経歴書を受け取る相手の立場に立って読んでみましょう。記載内容の粒度が整っていて読みやすいか、アピールポイントがどこか伝わってくるか、転職への前向きな気持ちが表れているかなどは抑えておきたいところです。

誤字脱字がないか

誤字脱字には気をつけましょう。丁寧に職務経歴書が記述されていても、誤った漢字や脱字が多いと印象が悪くなってしまいます。職務経歴書を作り終わったら何度か読み返し、間違いがないかチェックします。

入学・卒業・入社・退職などの年月を間違えていないか

節目となる年月の誤りもよくあるミスです。高校や大学の入学、卒業年月は浪人や留年をしていると間違えやすいので注意しましょう。また、会社の入社・退社時期も間違いがないか、よく確認してください。

文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか

文章を書く時は「初めての人が読んでも理解できる」ように書きましょう。読み手に伝わるように書くことが大切です。専門用語の多用は避け、読みやすい文章になるよう気をつけましょう。

読みやすいレイアウトになっているか

職務経歴書はレイアウトの読みやすさも重要です。読みにくいと内容が伝わりにくく、印象も悪くなります。なぜなら、実務でも読みにくい書類やプログラムを作成する可能性が高いと捉えられてしまうからです。見出しや箇条書きをうまく取り入れ、情報を見やすく整理することが重要になります。

履歴書などほかの応募書類の内容と齟齬がないか

履歴書やスキルシートと職務経歴書の内容が異なると、余計な誤解を招いてしまう恐れがあります。

言い回しや用語は統一し、書類内容に一貫性を持たせて企業に提出できるようにしましょう。

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業界・職種別の志望動機の書き方

志望動機の書き方についても解説します。書類選考において重要な要素であるため、ぜひ勘所を押さえておきたいところです。志望動機は基本的に履歴書に書くものですが、職務経歴書に記載することで熱意を伝え、他の求職志望者との差別化が図れます。

以下では、志望動機を書く際のポイントについて、転職先となる業界や業種ごとに紹介します。

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SIer

SIerは大手/中小という区切りだけでなく、ユーザー系やメーカー系、独立系、外資系など成り立ちからも分類されています。応募する企業がどの分類のSIerなのか、どのような事業を行っているかなどの企業研究を踏まえ、自分の転職理由との結びつきを考えるようにしましょう。

関連記事:SIerの志望動機の書き方と例文!書く時のポイントと注意点も解説

インフラエンジニア

よくある志望理由のパターンとしては「社会インフラを支えるやりがい」「クラウドのスキルを身に着けたい」「未経験業界への興味関心」などが挙げられます。思ってもいないキレイな言葉を無理やり使っても採用担当者に見抜かれるので、時間をかけてでも自分の本心と向き合いましょう。

関連記事:インフラエンジニアの志望動機の書き方!例文付きでポイントを解説

社内SE

比較的ワークライフバランスが取りやすい職種として人気の社内SEですが、その理由を全面に出してしまうと企業へのアピールにはなりません。意外と勘違いされやすいのですが、スキルアップに関しても同様のことがいえます。「スキルアップができると思って志望しました」とだけ言われても、企業としてはその人を採用するメリットがありません。

社内SEの役割は、自社のITインフラを支えることで会社や事業の成長をサポートすることにあります。したがって、この「自社の成長をサポートする」という視点を含める形で志望動機を考えるようにすることをおすすめします。

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社内SEの志望動機の書き方!パターン別の作成ポイントや例文を紹介
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ヘルプデスク・テクニカルサポート

エンジニア職種の中では未経験でも比較的転職しやすいとされることの多いヘルプデスクとテクニカルサポートですが、高度な技術的スキルを不要としている求人が多い一方で、業務への適正を大きな評価ポイントとしているケースが多いです。

コミュニケーション能力やホスピタリティなど、ヘルプデスクやテクニカルサポートに求められる適性が伝わるようなエピソードや、モチベーションが伝わるようなキャリアパス(3年後や5年後にどうなっていたいか)が伝わるような志望動機を考えるようにしましょう。

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テクニカルサポートの志望動機の書き方は?例文や面接対策も紹介

テストエンジニア

身の回りにある製品を安心して使用できるのは、テストエンジニアが品質管理を行っているためです。未経験から転職しやすい職種ですが、エンジニア経験がない場合は、強みや経験談を交えることができないため、今後のキャリア形成について伝えることが有効です。

例えば、「将来的には開発を希望しているが、テストエンジニアとしての経験で得られるスキル向上に魅力を感じており、着実にキャリアを積みたい」といった具体的なキャリアパスを伝えることをおすすめします。

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システムエンジニアの
求人を紹介してもらう

SE(システムエンジニア)の職務経歴書に関するよくある質問

SE(システムエンジニア)の職務経歴書に関するよくある質問と回答を紹介します。職務経歴書を書き始めてから迷うことも多く、後半になってからミスに気付いて作り直すようなケースもあります。そのため、あらかじめ職務経歴書に関するよくある質問と回答を把握してから作成に取り掛かることがおすすめです。

Q1. 職務経歴書の枚数に決まりはありますか?

職務経歴書の枚数は応募者の経歴によって異なり、2~4枚が一般的です。経験の浅い方は1枚、経験豊富な方は4枚程度を目安にしましょう。重要なのは、採用担当者の心を掴むような簡潔で分かりやすい内容にすることです。読みやすい構成と的確な表現を心がけましょう。

Q2. 職務経歴書に志望動機は書いたほうが良いですか?

志望動機の記載は不要なケースが多いです。一方で志望動機を記載した方がアピールしやすいと考える場合や、企業側に求められた場合は記載しましょう。志望動機は一般的に面接で詳しく説明するため、伝えたい事を整理するために記載するのもおすすめです。

Q3. 職務経歴書の特記事項には何を書いたら良いですか?

特に記載することがなければ、特記事項は省いてかまいません。SE(システムエンジニア)やプログラマーの場合は、自身のGitHubのリポジトリやテック系ブログのURLを書いておくと、自己PRにつながります。また、社内表彰された実績などがあれば、そちらも記載しておきましょう。

システムエンジニアの
求人を紹介してもらう

まとめ

SEに転職する場合やSEが転職する場合のための職務経歴書の書き方に関して解説しました。

企業側が求める人材像に合致することをアピールするために、職務経歴書の書き方は大切です。職務経歴書は書類選考でも大きな評価の対象となり、面接での質疑の取り掛かりにもなるためです。

また転職に際して職務経歴書を作成するには、これまでの仕事を振り返り、自己分析することが必要です。経験とスキルの棚卸を行い、キャリアパスを考える上でも良い素材となります。

本記事で取り上げた内容を頭に入れて、採用担当者の心に響く職務経歴書を書き、志望する企業への内定を是非つかみ取ってください。

関連記事:未経験からブリッジSEを目指す方法!求められるスキルとは

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