SE(システムエンジニア)職務経歴書の書き方【テンプレート付き】

最終更新日:2022年3月29日

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SE(システムエンジニア)の転職で、必ず作成する職務経歴書。職務経歴書の書き方に明確な決まりはありませんが、採用担当者に好印象を与える書き方はあります。

この記事では、述べ1,400人以上のエンジニアのカウンセリングを行ってきたレバテックキャリアのキャリアアドバイザーが、SEの転職を成功に導く職務経歴書の書き方を解説します。記事内でサンプル付きの職務経歴書テンプレートがダウンロードできますので、転職活動をスムーズに進めたいエンジニアの方はぜひお役立てください。

なお履歴書については以下の記事で解説しています。
テンプレート付!採用担当者に選ばれる履歴書の作成マニュアル

 

1. SE向け職務経歴書の書き方のポイント(項目別)

SE(システムエンジニア)の職務経歴書の書き方について、項目別に詳しく説明します。

フォーマットは逆編年体形式がおすすめ

一般的に職務経歴書には、以下の3つのフォーマットがあります。

・編年体形式
初めて入社した企業から、時系列に沿って業務内容をまとめる形式

・逆編年体形式
直近で働いていた企業の、最も新しいプロジェクトからさかのぼって業務内容をまとめる形式

・キャリア形式
経験分野やプロジェクト単位ごとに業務内容をまとめる形式

レバテックキャリアが推奨するのは、直近の職務経歴からまとめていく逆編年体形式です。なぜならば、SE(システムエンジニア)やプログラマーの採用担当者は『直近でどんな業務に携わってきたのか』に最も注目するからです。企業側が1番知りたい情報をはじめに示すことで、自身のスキルや経験に関心を持ってもらえるようにしましょう。

日付

日付は応募日や面接日に合わせて記載します。

個人応募などで郵送する場合は発送日に、転職エージェントを利用する際はカウンセリングを受ける日程に合わせると良いですね。職務経歴書は面接時にも持参することになりますので、その際は面接用に一式多く用意し、面接日の日付を記載します。

職務要約

職務要約はシンプルに入社・退社情報と担当業務を記載します。

正社員転職の場合、アルバイト経歴は職務経歴書に入れるべきものではありませんが、若手に限り、IT・技術系アルバイトの経験を記載することで自己PRに繋がる場合もあります。

得意分野

得意分野の欄には、自分が行きたい業界の採用担当者に刺さるポイントを書けるのが理想です。

Web系なら複数の言語で開発ができるなどの”スキルの広さ”、SIなら金融業界や製造業界など、特定の業界の専門知識があるといった”スキルの深さ”をアピールしましょう。

開発スキルだけでなく、よりよいシステムを作るための「ユーザーの要望ヒアリング」や開発をスムーズに進めるための「メンバーの進捗管理」なども立派な強みです。

得意分野の項目に関しては、次に説明する開発経歴の項目を先に完成させ、その中から特に評価されたことをリストアップして記入すると書きやすいと思います。

テクニカルスキル

テクニカルスキルの項目には、OSやプログラミング言語、フレームワークなど各項目ごとに、使用期間とスキルレベルを記載します。

スキルレベルは企業ごとに基準が変わってくるので、自分の考えるレベル感と乖離が生まれてしまうのは仕方がないものです。詳細は面接で確認されるので、あまり神経質にならずに記載しましょう。

また、独学で勉強中の言語も書いておくことで、技術習得に熱心であることをアピールできます。

開発経歴【重要!】

開発経歴は職務経歴書の最重要項目です。採用担当者が最も注目する項目となります。簡潔かつ具体的に記載するのがポイントです。

よくある悪い書き方としては、内容が抽象的であったり、情報をうまくまとめられておらず、業務内容や担当フェーズ、開発の規模などがわかりにくいといった点が挙げられます。

例えば『管理システムの開発』とだけ書かれていても、”どんな管理システムの何の開発なのか”、”どんな開発環境でどの工程を担当したのか”といった具体的な情報がなければ、企業側はその人の経験やスキルを正しく理解することができません。

開発経歴は『開発期間』『プロジェクト名と業務内容』『開発環境』『役割・担当・開発規模』をわけて書くとわかりやすくなります。

担当フェーズの項目では、各フェーズごとの期間を書くと、求職者がどのくらいの量の業務を担当してきたのかを推測できます。

プロジェクトにおける使用言語のバージョンの記載や、業務内容や実績を箇条書きで簡潔かつ具体的にまとめられていれば、採用担当者に自分のスキルや実績を正しく伝える上でプラスに働きます。

取得資格

取得資格には業務に関連する資格のみ記載します。
職務経歴書は実務能力を測るためのものなので、『応用情報技術者試験』や『ORACLE MASTER』など、SE(システムエンジニア)・プログラマーとしての業務に役立つ資格のみを対象とします。直近で資格を取得されている方は、学習意欲のアピールにも繋がりますので忘れずに記載してください。

『普通自動車免許』などSEの業務に関連性のない資格は、履歴書に書くようにしましょう。

自己PR

自己PRの項目には「業務での成功体験」、「他者からの評価」、「希望するキャリアパス」を書きます。

SE(システムエンジニア)には、この自己PRを書くのが苦手という方が多くいます。やりがちな失敗としては、悪い例のような抽象的かつ定性的な内容に終始してしまうことがあります。抽象的な自己PRは、転職活動においてマイナスに受け取られかねません。

上流から一貫したサービス開発経験をアピールしたいのであれば、具体的に『どのようなプロジェクトで』、『どんな開発を行い』、『どんな成果を得られたのか』を記載する必要があります。また、プライベートで開発したWebアプリなどを自己PRに用いる場合は、可能であればURLまで記載することで採用担当者がスキルレベルを把握しやすくなります。


悪い例の自己PR文を改善させたものが下記の良い例です。アピールポイントを裏付ける情報を記載することで、採用担当者に納得感を与えることができます。

自己PRに書くべきポイントは、

①業務での定量的な成功体験
②他者からの評価
③希望するキャリアパス

以上の3つです。

自己PRの先頭にはキャッチコピーをつけると、アピールしたいポイントがよりわかりやすくなります。

成功体験や評価に加え、希望するキャリアパスまで記載することで、求職者の希望する業務と採用企業側が担当してもらいたい業務のミスマッチを防ぐことに繋がります。自分の志向性を伝えるという意味でも、今後挑戦したいことを具体的に書きましょう。

自己PRの内容も得意分野の項目と同様に、開発経歴の中で特に良い成果を上げられたものをピックアップして、内容をブラッシュアップしていくと書きやすくなります。

2. サンプル付き!職務経歴書のテンプレートをダウンロード

レバテックキャリアが提供している職務経歴書のテンプレートを下記からダウンロードできます。テンプレートを用いることで、効率的に質の高い職務経歴書を作成できるようになりますので、ぜひご利用ください。

・フロントエンドエンジニアの方はこちら
・サーバサイドエンジニアの方はこちら
・ネットワークエンジニアの方はこちら
・サーバエンジニアの方はこちら
・組み込みエンジニアの方はこちら
・社内SEの方はこちら
・ネイティブアプリエンジニアの方はこちら

3. SE転職における職務経歴書の重要性

職務経歴書の書き方について先に記載しましたが、SE(システムエンジニア)やプログラマーにとって、職務経歴書が転職活動においてどのような役割を果たすものなのか確認しておきましょう。

書類選考の合否を左右する

書類選考の合否は、ほぼ100%職務経歴書の内容で決まります。近年はITエンジニア採用の難しさから、書類選考で厳しくジャッジせず、まずは面接に呼んでみようと考える企業も増えてきています。しかし、だからといって職務経歴書の重要度が下がったわけではありません。職務経歴書はその後の面接内容にも影響する重要な書類なので、丁寧に作り込む必要があります。

面接でスキルを的確にPRできる

面接は職務経歴書の内容をもとに行われます。面接官は職務経歴書に書かれている内容を深掘りする形で面接を進めていくため、どれだけ職務経歴書が詳細に書かれているかで質問内容も変わってきます。

詳細な記載ができていれば、『このフレームワークを使ってどんな開発を行ってきたのか』など、面接官が知りたい情報をピンポイントで聞き出すことができます。言い換えればそれは、求職者が面接官にアピールしたい点について質問を誘導できるということです。

大雑把な書き方をしていると、面接の質問もオープンクエスチョンから始めなければならなりません。その結果、本当に聞きたかった内容を聞くことができず、お見送りになってしまうケースもあります。

4. SE(システムエンジニア)採用担当者は職務経歴書のココを見ている!

続いて、企業の採用担当者は職務経歴書のどのようなポイントに注目しているのかを解説します。

見やすいフォーマットで書かれているか

基本的な点ですが、採用担当者がひと目見て内容が伝わってこない職務経歴書は、そもそも読んでもらうことができません。職歴はわかりやすく区切られているか、インデントは揃っているかなど、読み手のことを考えて書式が整えられているかどうかは、エンジニアとしての開発姿勢をも表します。

職務経歴書が最後まで読まれるかどうかは1枚目の内容で決まります。そして、内容には書式などの見た目の部分も含まれるのです。

自社の開発スタイルに近い経験があるか

開発規模を例に挙げると、数千人が携わる大規模開発で1つの機能のみを担当してきたエンジニアの場合、数名のエンジニアで設計からプログラミングまで一貫して行う企業の求人にはマッチしない可能性が高いです。

求職者であるSE(システムエンジニア)の経験と、企業側の開発スタイルの相性を見極めるためにも、

  • ・どんな規模・内容のプロジェクトで

    ・どんな業務や役割を経験し

    ・どんな成果を出したのか

以上の3点を職務経歴書で詳細に示すことが大切です。

もし、未経験の業界や、これまでの経験とは異なる開発体制の企業に転職したいと考えるなら、

  • ・転職先でも活かせそうな前職での経験

    ・プライベートでの開発経験

    ・第2新卒であれば、大学時代の研究テーマ

などをアピールするとよいでしょう。

今、採用したいポジションの人材か

プログラマー人材を募集する求人に、上流工程しか経験がない・あるいは上流工程を担当したいと考えるエンジニアは適さないでしょう。プロジェクトごとの担当フェーズや、今後のキャリアパスを職務経歴書に記載しておくことで、企業側が求めるポジションと自身のスキルと希望のミスマッチを防ぐことができます。

SEのキャリアパスについて気になる方は、こちらの記事をご参照ください。

関連記事:SEのキャリアパスとは?キャリアプランの具体例を詳しく解説

マネジメント能力・営業スキル

SE(システムエンジニア)には、技術的スキル以外にマネジメント能力、営業スキルも必要となります。

システム開発プロジェクトを率いるプロジェクトマネージャーやリーダー、その候補の場合には、プロジェクトマネジメントスキル、経験が重要視されます。技術的な素養に加え、チームでの成果を出すための能力が必要となるためです。

また、SEの仕事ではクライアントと直接やり取りする機会も多く、コミュニケーション力などの営業スキルも役立ちます。これまでの仕事で営業の経験やスキルを習得、発揮できたシーンがあれば積極的に記載しましょう。

能動的・主体的に仕事に取り組めるのか

過去に参画したプロジェクトと照らし合わせ、プログラミング言語やフレームワークの経験年数・スキルレベルから、業務で使用していない言語も自主的に学んでいるかなど、エンジニアとしての熱意や意欲をチェックする企業もあります。業務で使用したスキルに限らず、プライベートで利用してたり独学した技術スキルもアピールするとよいでしょう。

5. 提出前にセルフチェックをする

職務経歴書に限った話ではありませんが、ドキュメントは提出を行う前にセルフチェックを行いましょう。チェック観点として、以下の二つは最低でも見ておきたいところです。

誤字脱字、書式、文章が論理だっており矛盾が生まれていないか、といった書類としての成立をチェックしましょう。システムエンジニアは成果物に高い品質が求められます。職務経歴書でも完成度の高い書類としましょう。

また、記載内容についても職務経歴書を受け取る相手の立場に立って読んでみましょう。記載内容の粒度が整っていて読みやすいか、アピールポイントがどこか伝わってくるか、転職への前向きな気持ちが表れているかなどは抑えておきたいところです。

6. 未経験エンジニアの職務経歴書の書き方

IT職種未経験からエンジニアを目指す人の場合には、職務経歴書にはこれまで携わってきた仕事とITスキルの取得に向けて行ったことの両方の記載が必要となります。これまでの仕事をSEの仕事にどう役立てるか、ITスキルをどのような方法で習得したのか、習得できたレベルとこれから目指しているレベルを伝え、転職した後の活躍につながることをアピールしましょう。

関連記事:未経験からSEを目指す方法は?転職方法や必要なスキル、資格をご紹介

7. SE(システムエンジニア)の職務経歴書作成に関するよくある疑問

ここでは、SE(システムエンジニア)の職務経歴書作成時のよくある疑問についてお答えします。

Q1.職務経歴書の枚数に決まりはありますか

特に決まりはありませんので、枚数にこだわる必要はありません。しかし、職務経歴書は最初の1枚目で採用担当者の興味を惹きつけられるかどうかが、書類選考通過のカギになります。今回解説した内容を参考にしながら、わかりやすい職務経歴書の作成を心がけましょう。

Q2.職務経歴書に志望動機は書いた方がよいのでしょうか

書かなくて大丈夫です。志望動機は面接で詳しく質問されます。

Q3.職務経歴書の特記事項には何を書いたら良いでしょうか

特に記載することがなければ、特記事項は省いてかまいません。

SE(システムエンジニア)やプログラマーの場合は、自身のGitHubのリポジトリやテック系ブログのURLを書いておくと、自己PRに繋がる可能性があります。また、社内表彰された実績などがあれば、そちらも記載しておきましょう。

Q4.転職回数が多い場合でも職歴はすべて記載した方がよいですか

正社員としての職歴は全て書いてください。書いていない場合は経歴詐称になりかねませんし、企業はブランク期間があることを好ましく思いません。古いものは簡潔に1~2行でまとめて構いませんので、空白期間を作らないようにしましょう。また、アルバイトやパートの職歴については、正社員転職の際は記入する必要はありません。

Q5.転職回数の多さは転職活動を進める上で不利になりますか

「定着率に懸念あり」という点で、不利にならないとは言い切れません。1年未満で退職していたり、平均勤続年数が2年未満であったりする場合は、面接で理由を説明できるようにしておきましょう。勤務先の倒産など、会社都合の退職の場合はこの限りではありません。

Q6.プロジェクトが多い場合に見やすくする方法はありますか

転職先の担当者に見せたいプロジェクトにフォーカスして記載しましょう。直近のプロジェクトと活躍したプロジェクト等については詳細に記載し、そうでないプロジェクトについては概要にとどめるとよいです。

Q7.客先常駐のプロジェクトは実名を出しても良いのでしょうか

クライアントとの契約の中には秘密保持について定めることが多く、これに反することは守秘義務に違反することになります。トラブルの原因となるため実名を出すのは控えたほうがよいです。

Q8.GitHubアカウントも含めたほうが有利でしょうか

GitHubアカウントを持っており、何らかのプログラムをアップロードしているのであれば、記載しておいて損はありません。プログラムの内容に限らず、GitHubを知っており、そこでプログラムを公開しているという技術スキルを磨く活動を行っていることは最低限伝わります。また、その中でもアピールできるプログラムがあれば、口頭でもフォローするとより効果的です。

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