採用担当者が転職理由で確認したいポイントをおさえ、採用面接で的確な応対ができるように備えよう採用面接で問われるITエンジニアの転職理由とは|や転職理由の例文なども解説

最終更新日:2022年6月7日

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ITエンジニアの転職に限らず、採用面接の序盤で必ずと言っていいほど問われるのが、転職理由です。採用担当者は転職理由を通して、候補者が転職活動で叶えようとしている事柄や今後のキャリアプランについて確認します。本記事では、転職を検討している現役ITエンジニアの方向けに、面接時に問われる転職理由のポイントについて、例文付きで解説します。

1. ITエンジニアの転職理由

まずは、ITエンジニアやwebエンジニアの転職理由として、どのようなものが多いのかを確認していきます。

給与への不満を解消するため

給与への不満は、自身が考える現職への貢献度と、実際の評価にギャップがある場合に感じやすいです。自身の市場価値を確かめるために転職活動を開始し、他社から現職よりも高い評価を得られた場合に、転職に踏み切る人も多いのではないでしょうか。

スキルアップやキャリア形成のため

WebエンジニアやITエンジニアは、技術の移り変わりが激しく、同じ業務内容を継続するだけでは、技術のキャッチアップは難しいです。業務外での技術習得を試みたり、IT系の資格を取得したりすることもできますが、やはり業務を通してスキルアップやキャリア形成するのが効率的でしょう。現職で部署異動などによる業務内容やポジションを変化させることが難しい場合に、自身が考えるスキルアップや、今後のキャリア形成が可能なポジションでの採用を行っている企業への転職を検討する人も多いと考えられます。

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人間関係の悩みを解消したいため

厚生労働省の令和3年上半期雇用動向調査結果の概況によると、転職入職者が前職を辞めた理由として、「職場の人間関係が好ましくなかった」と回答した人が、男性7.1%、女性8.9%でした。また年代別では、男性は20~24歳で13.1%、40~44歳で13.6%、45~49歳で11.7%と平均より高い傾向があり、女性は、50~54歳が12.7%、55~59歳が21.8%と平均より高い傾向があります。人間関係が悪化した状態では、自身のパフォーマンスを発揮することは難しく、転職によってその悩みを解消しようとする人も一定数います。

ワークライフバランスを保つため

残業や長時間労働など、現職での就労時間が長く、家族と過ごす時間を確保するためや、ワークライフバランスを保つために転職を検討する人は多いでしょう。また、ITエンジニアやWebエンジニアであれば、自己研鑽の時間を確保したいという理由も考えられ、スキルアップやキャリア形成のためという転職理由と関連しています。

リモートワークや自由な働き方をしたいため

コロナ禍の影響により、リモートワークが急速に普及しました。2022年現在、企業によって働き方のスタイルは様々です。コロナ禍より前のように出社が必須の企業もあれば、リモートワークを継続する企業や、出社とリモートワークを併用するハイブリット勤務を推奨する企業もあります。ITエンジニアやWebエンジニアは、リモートワークがしやすい職種です。現在出社が必須の企業に勤めている方が、リモートワークに切り替えたいという理由で、転職活動を行うことも少なくないでしょう。

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2. ITエンジニアの採用面接で転職理由を問われる理由

次に、ITエンジニアやwebエンジニアの採用面接で、転職理由を問われる理由について説明します。

転職理由が問われる理由

ITエンジニアの採用面接で転職理由が問われるのは、求職者の人となりを見るためや、求職者が転職を通して実現したいことを確認するためです。転職活動を開始するに至った経緯を確認するなかで、それまで現職で何かを変えるために行動を起こしていたのか、もしくは一気に転職に舵を切ったのかなど、求職者の考え方や行動を確認し、採用するべきかを判断します。

また、スキル面で問題ないと感じたとしても、求職者が考えている転職理由を実現できないのであれば、双方にとって不幸な転職になってしまうでしょう。短期間での離職のリスクも高まる恐れがあるため、採用担当者は、求職者が転職を通して実現したいことについても確認します。

転職理由と志望動機の違いについて

転職理由のほかに、採用面接では志望動機を問われることがあります。志望動機は、採用面接を受ける企業を志望する理由です。そのため、その企業で何を実現したいのかを答えることが多くなります。加えて、なぜその企業でなければいけないのかという理由を明確に述べることも大切です。

3. ITエンジニアの転職理由で押さえるべきポイント

ここでは、ITエンジニアやWebエンジニアの転職理由で押さえるべきポイントについて説明していきます。採用担当者が転職理由の答えとして重要視する部分ですので、順序だてて整理しましょう。その際に、転職をする目的や理由、目的を達成する上での障壁、目的を達成できると考える根拠をセットで考えることが大事です。

転職を通して自身が叶えたいことを明確にする

求職者自身には、転職活動を始めた理由が必ず存在するはずです。その理由を簡潔に答えられるように準備しておきましょう。転職活動を通して叶えたいこと、すなわちゴールを明確にする必要があります。たとえば、給与を上げたい、ワークライフバランスを保ちながら働きたい、自身のスキルアップをするためにこれまでと異なる業務内容に挑戦したい、キャリア形成のためにリーダー職へチャレンジしたい、など求職者によって理由は様々です。自分自身が一番納得する理由を伝えましょう。

現職で自身が叶えたい目標の実現が難しい理由を明確にする

次に、ゴールを決めた上で、ゴールを目指す上での障壁を明確にします。その際に、現職の状況をより具体的に述べるとよいでしょう。
たとえば、求職者のスキルや現職での貢献内容に対する評価が正当ではないと感じる場合、そのギャップがなぜ発生しているのかを具体例を交えながら述べるとわかりやすいです。

例1:妥当な評価を得たいという目標の場合

これまで、チームビルディングのスキルを活用して、チームの生産性向上に貢献してきたが、個人の直接的なアウトプットでの貢献を重視する評価制度では評価されにくいため。

例2:キャリア形成が目標の場合

今後のキャリア形成を考えた時に、マネジメント業務の経験を積みたいと考えているが、現職でリーダー業務に挑戦できるチームへの異動を検討したが、ポジションがないため。

例3:キャリアプランを叶えたいという場合

新規開発に携わるなかで、0→1でのプロダクト開発の経験やスキル向上を目指したい。しかし、現職での開発ロードマップでは、中長期的なリファクタリングや技術的負債の返済という10→100のプロダクト開発に注力していくことが決定しており、自分自身のキャリアプランとマッチしないため。

例4:自身に合った働き方が目標の場合

コロナ禍で全社的にリモートワークに移行し、パフォーマンスを発揮しやすい状況を作り、ワークライフバランスも保てるようになったが、コロナ禍より前のときのように全社的に出社を義務付けることが決定したため。

転職先でなければいけない理由を明確にする

ゴールとゴールを目指す上での障壁を明確にしたら、転職先でそのゴールを実現できると考える理由や、なぜその転職先であるのかを説明します。

例1:スキルに対する評価が正当ではないと感じる場合

転職先の評価制度の評価基準が明確であることや、それぞれのグレードに対する給与水準の透明性があることを述べます。

例2:キャリア形成を考えている場合

リーダーポジションの採用募集を積極的に行っていることと、求職者自身の志向と合致することを述べます。

例3:新規開発など0→1フェーズでのプロダクト開発経験を積みたい場合

転職先が新機能拡張などの0→1フェーズに注力しており、新機能開発に携わるエンジニアの採用を積極的に行っていることと、自身のキャリアプランが合致することを述べます。

エンジニア未経験の場合のポイントについて

エンジニア未経験の場合も基本的には、ゴール・障壁・ゴールへ到達できる根拠をセットで述べることがポイントです。また、なぜエンジニアに転職したいのかを明確にするとよいでしょう。たとえば、実際に手を動かしながら、求職者自身の手でITシステム構築などのものづくりに携わりたいことを述べます。

しかし未経験であることから、即戦力としての期待が持てないと思われる可能性も高いため、エンジニアになるために実施している自己研鑽についても触れましょう。

4. ITエンジニアの転職理由の例文

ここでは、ITエンジニアの転職理由の例文について解説します。

スキルアップやキャリア形成の場合の例文

私の転職理由は、3年後・5年後を見据えたキャリア形成のために、リーダー経験を積みたいと考えているためです。現職では、バックエンドエンジニアとして、主に自社ITシステムのバッチ処理の実装を担当しております。今後は、プレイングマネージャーのような立場で開発に携わることが目標ですが、現職では自分よりも経験豊富なメンバーが多く、長きにわたりポジションに空きが出ず、リーダー経験を積むことが難しいと考えております。そのため、外部でリーダー経験を積めるポジションを探していたところ、御社の求人情報に辿り着き、自分自身のキャリアプランを実現できると思いました。

ワークライフバランスを保ちたい場合の例文

私の転職理由は、ワークライフバランスを保ちながら働きたいと考えたことです。現職では、納期優先の開発案件が多いことから、慢性的に残業時間が多くなっており、休日出勤をすることも年々増えてきております。そのため、エンジニアとして、自己研鑽のための時間を確保することが難しいだけではなく、家族との時間も少なくなってしまいました。そのため、御社の効率化された働き方を推進する社風に魅力を感じました。スキルアップを欠かさないエンジニア社員の方々とともに、切磋琢磨していきたいと考えています。

エンジニア未経験の場合の例文

私の転職理由は、Webエンジニアとしてものづくりに携わることです。これまで、カスタマーサポートとして、自社ITシステムの製品仕様についての様々な問い合わせに対応してきました。そしていつしか、お客様が望んでいるシステムを自分自身で実装したいと考えるようになりました。現職では、エンジニア未経験からの部署異動は認められていません。そのようななか、御社のエンジニア未経験からのエンジニアポジション募集を拝見し、これまでのカスタマーサポートの経験を活かして、お客様目線でのシステム改善に貢献するWebエンジニアになりたいと考えました。

5. 転職理由以外に問われる質問例

ここでは、ITエンジニアやwebエンジニアの採用面接で、転職理由以外に問われる質問例について解説します。

「自己紹介をお願いします」

ITエンジニアに限らず、採用面接では序盤に求職者に対して、自己紹介を求められることが多いです。自己紹介では、挨拶や氏名・学歴などから始まり、職務経歴を通して求職者のスキルや経験を端的に説明することになります。採用担当者は、自己紹介の内容をもとに、求職者のスキルや職務経歴について、面接の後半で詳細な質問を行い、求職者に対する理解を深めていくことになります。

「現在の業務内容は何ですか」

この質問で確認したい内容は、業務内容に絡めた求職者のスキルです。求職者がこれまでどのような体制(何人で構成されるチームか、どのようなチーム構成だったかなど)で、どのような業務に携わってきたか、その業務に対してどのようなアプローチで取り組んできたのかなどを確認します。

また、業務上必要なスキルと、自身のスキルとのギャップをどのように埋めてきたのかなど、求職者の業務に対する姿勢についても確認するでしょう。

「これまでの業務経験のなかで苦労したことは何ですか」

この質問で確認したい内容は、求職者が困難に直面した際の乗り越え方です。業務を進める上で、困難に直面しないことはありません。求職者の性格的な面や、これまでの経験の活かし方、アプローチを確認することで、採用担当者は求職者を採用した場合に、どのような活躍ができるのかをイメージします。実際のエピソードを交えながら、下記の項目を意識してまとめるとよいでしょう。

 
  • ・当時、業務上でどのような課題があったか

    ・解決した先にあるゴールは何だったか

    ・当時の状態とゴールとの間にあるギャップは何だったか

    ・どのようなアプローチを選んだか、その理由は何か

    ・最終的に何を達成できたか、達成出来なかったことの原因分析は行ったか、次に活かせたか

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