将来の目標・キャリアプランを考えてみよう転職のカギは自己分析!エンジニアのキャリアパス設計に重要な棚卸し

最終更新日:2019年10月8日

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転職活動では、自分がこれまで培ってきた経験や身につけたスキルをアピールする必要があります。しかし、具体的に自分がどんな経験やスキルを持っているのか、他人に伝わるよう言語化するのは意外に難しいものです。

そこで、「キャリアの棚卸し」という自己分析の方法をご紹介します。「キャリアの棚卸し」は見落としている自分の良さを見つけたり、気づいていなかった有用な経験・スキルを見つけるのに効果的で、転職活動でのアピールポイントの発掘に活用できます。

今すぐ転職活動をしなくても、「キャリアの棚卸し」を通して自己分析をしておくと、将来の目標設定やキャリアプランの設定に活用できるので、ぜひやってみてください。

キャリアの棚卸しとは?

「棚卸し」の本来の意味は、決算日などに商品や製品、原材料の在庫の数量を数える業務のことです。キャリアを商品や製品に見立てて、自己分析を行うのが「キャリアの棚卸し」になります。
 
これまでの職歴や実績、体験などから、今現在、自分がどんな経験・スキルを持っているのかを自己分析することで、自分の強み・得意なこと・やりたい仕事を知り、反対に苦手なこと・不足しているスキルなど、自分の現状を把握することができます。
 
「キャリアの棚卸し」をすることにより、職務経歴書や面接で何がアピールできるのかが見えてきます。転職を考えていない方にも、「キャリアの棚卸し」は将来設計やキャリアプランの作成に役立ちます。今の自分を知ることでキャリアアップの計画が立てやすくなりますし、足りていないと思うスキルがあるなら、具体的にどのスキルを磨けばいいのか、また、仕事の幅を広げるには、どんな新しいスキルが必要なのかを考えるきっかけとなります。

キャリアの棚卸し方法

それでは、具体的なやり方について解説します。キャリアの棚卸しは、次の順番でひとつずつの項目について振り返っていくとやりやすいでしょう。

1. これまでの職歴

まずは、これまで勤務した会社名、部署名、職務歴を書き出していきます。

異動、昇進で役職が途中で変わったり、転職で別の職種に変わったことなど、現在の職種に関わらず全ての職歴を書き出していきましょう。

2. 具体的な職務経歴

次に、これまで経験した具体的な職務経歴を書き出していきます。

エンジニアでしたら、プロジェクトの進捗管理、基本設計、部分設計、詳細設定、プログラミング、実装実験など、IT企業で具体的に担当した職務内容を洗い出してみましょう。使用したプログラミング言語、OS、フレームワークなどの開発環境も併せて書いておきます。職務経歴書を作成する要領で、時系列に沿ってまとめると後で見返しやすいです。

3. 実績

これまで経験した職務において、どんな実績を残してきたのか書き出していきます。

売上率、コンバージョン率、目標達成率など、具体的に達成した数字を記しておくとアピールになりやすいです。具体的に示せる数値がない場合は、社内、およびチーム内でどんな役割を果たしたのか思い返してみましょう。
 
たとえば、「プロジェクトが遅延していたため、作業効率化を提案して納期に間に合わせた」「サブリーダーとして進捗管理をする傍ら、新人教育を担当した」など、ひとつひとつの職務を思い返しながら、自分が果たした役割を考えてください。その際はチームの人数や開発体制についても触れておくと、採用担当者がイメージを持ちやすくなります。

4. 実績の評価

実績を書き出したら、実績に対する客観的な評価、および自己評価を書いていきます。

自己評価をする場合、5段階評価で記していくとわかりやすいです。「5」が一番評価が高く、「1」が一番評価が低いなど、自分なりにルールを決めて各実績を評価してみましょう。
 
上司にはあまり褒められなかったけど、自分的にはとても満足できた仕事であったり、上司からの評価が高かったけど、納得できていない部分があるなど、素直に評価し、その評価に対する理由も併せて書き出していきます。なかなか自分で自分の仕事に点数をつける機会はないと思うので、自己評価をしてみると、仕事に対する考え方やスタンスが見えてくるかと思います。

5. トラブルを乗り切った時のエピソード(行動と結果)

仕事でトラブルに遭遇した際、どう乗り切ったのか、その時の自分の行動と結果を書き出してみます。

「サーバーの障害が発生したが、冷静に対応して障害の原因を速やかに特定し、短時間で復旧させた」「顧客からクレームが入ったが、丁寧に説明したことが評価された」など、トラブルを乗り切った時のエピソードを思い返してみましょう。トラブルに対応したエピソードは緊急時の対応力・判断力を示すものとして転職活動の際のアピール材料に使えます。

6. 身につけたスキル・経験

職務経歴やトラブルの経験を元に、これまでの仕事で身につけたスキルと経験を書き出していきます。

「チームリーダーを任されマネジメントの経験をした」「新しいシステムの提案をした」「企画提案が採用された」など、職務を通して経験したことを書き出していきましょう。 経験はスキルにつながっていますので、経験を思い返すことはとても大切です。自分では特に意識していなかったことでも、振り返ってみるとスキル向上につながっている経験がきっとあります。
 
チームリーダーやサブリーダーを任されたならコミュニケーションスキルの向上に、提案をたくさんしたなら提案力の向上につながっているかもしれません。「キャリアの棚卸し」は、見過ごしてしまっている経験に気づくための作業といえます。

7. 仕事でやりがいを感じたこと

これまで経験した職務の中で、自分がどういった仕事にやりがいを感じたのか思い返してみましょう。

開発したシステムが問題なく稼働したこと、作業効率化がうまくいったこと、新しく取り入れたこと、顧客が抱える問題を解決できたことなど、なんでも構いません。

8. 辛かった仕事・失敗した仕事

やりがいを感じたこととは反対に、辛かった仕事も書き出してみましょう。

特にこの仕事は自分には合っていなかったな、と感じるものを中心に書き出してみると、志望企業を決める際の参考になります。どんな仕事も楽しいことばかりではありませんが、辛いことばかりではさすがに疲弊してしまいます。自分が耐えられない辛さがどんなものなのか、見つめなおしてみてください。
 
失敗した仕事を書き出すのも自分を知る上で大切なことです。失敗は忘れたいものですが、なぜ失敗したのか、その理由を分析することで今後の失敗を避けるのに役立てられます。もし、転職自体が失敗だったと感じているなら、今後の転職で後悔しないために、どうして失敗したのかじっくり考えてみましょう。

9. やりたい仕事

「仕事でやりがいを感じたこと」「辛かった仕事」をふまえ、自分がやりたいと思う仕事を考えてみましょう。

これまで経験した職務の中で一番やりがいを感じた仕事、挑戦してみたい仕事など、やりたい仕事を明確にしておくと転職活動の軸になります。やってみたい仕事があるけれど、現時点でスキルと経験が不足しているならば、スキルと経験を磨くにはどうすればいいのか考えることができます。

10. 自分に合っていると思う仕事

「身につけたスキル・経験」「やりたい仕事」などこれまで書き出した項目をふまえ、自分に合っていると思う仕事とその理由を考えてみましょう。

自分が持っているスキルだけでなく、性格も関係してくるので、客観的に自分をみて、仕事の向き・不向きを考えていただければと思います。自分がどんな仕事をやりたいのかわからず悩んでおられる方は、この項目は特に時間をかけて考えてみましょう。

11. 将来の目標

「フリーランスとして独立起業したい」「会社を立ち上げたい」「今までにない新しいWEBサービスを立ち上げたい」「仕事の幅を広げるために異業種に挑戦してみたい」など、将来の目標や将来の理想像を書き出してみましょう。
 
「昔から会社を立ち上げるのが夢だった」「将来性が高い仕事だから」など、なぜその目標を掲げたのか、理由も併せて書いてください。目標と理由をセットに書き出してみると、自分が考えていることを客観的に知ることができます。

12. キャリアプラン

現在の職場でキャリアアップを目指すのか、それとも別のIT企業に転職してキャリアアップを目指すのか、はたまた独立起業してフリーランスとしてのキャリアを築いていくのかなど、将来のキャリアプランを具体的に考えてみてください。
 
ステップアップするには、今の職場で充分なのか、それとも転職した方がいいのか、ここで「キャリアの棚卸し」を総括します。独立起業もキャリアプランの選択肢のひとつです。キャリアプランは転職活動に大きく影響しますので、じっくり考えてみましょう。

まとめ

「キャリアの棚卸し」でこれまでの自分の経験、将来の目標・キャリアプランを書き出すことにより、客観的に自分を見ることができるかと思います。

自分のことは自分が一番良くわかっているようで、実は案外見えていなかったり、見落としている部分が多いものです。見えていなかった自分のアピールポイントを見つけたり、やりたい仕事を見つけるなど、「キャリアの棚卸し」を転職活動に活かしていただければと思います。
 
「キャリアの棚卸し」は今の自分を知るのに効果的ですので、転職をする、しないに関わらず、一度行ってみてはいかがでしょう。

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