職務経歴書を書く際のポイントや、転職時に必要なスキル、おすすめの資格もご紹介ネットワークエンジニアへの転職で知っておきたいこと

最終更新日:2021年1月7日

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コンピュータやスマートフォンなどさまざまな機器がインターネットでつながる現代は、ネットワークを管理するネットワークエンジニアの役割がとても重要になっています。さらに、今後コンピュータ以外の家電などすべてのものがインターネットにつながるIoTが推進されようとしている中、その重要性はさらに増すことは間違いありません。

そこでこの記事では、ネットワークエンジニアの転職市場の状況、年収例、必要なスキル、将来ネットワークエンジニアとして生き残って行くためのポイントについて解説します。ぜひこの記事を参考にしてください。

1. 転職市場におけるネットワークエンジニアの需要状況

はじめに、ネットワークエンジニアは転職市場においてどの程度の需要があるのか、そして今後ネットワークエンジニアとして生き残っていくためにはどのようなスキルが求められるのか解説します。

需要状況からわかるネットワークエンジニアの将来性

現在、IT業界の求人は、IT関連の投資が積極的に行われていることや、労働力人口の減少に伴う人材不足に伴い非常に好調な状態を維持しています。加えて、AIやIoT、フィンテックなどの将来的な技術も研究や採用が行われ始めるなど、今後ともこの好調な状態は続いていくことが予想されます。

そういった中、ネットワークエンジニアについてはどうでしょうか。端的に言うと、ネットワークエンジニアの求人も多い状況にあると言えます。その理由は、以下のようにいくつか考えられます。
 

  • ・IoTやクラウドなどネットワークが重要な要素を占める技術の活用が広がっている

    ・Webサービスなど、インターネットを介した利用が急速に広がっている など


このように、ネットワーク技術が利用されている分野が急速に拡大していることにより、需要は高い状態にあります。また、具体的なそれぞれの求人の特徴としては「セキュリティなどの分野へのキャリアアップ」「マネジメントへのステップアップ」など将来を見据えた求人が多くなっています。

これは、逆に言うと単純にネットワークエンジニアとしてだけの求人というのは、スキルアップを見据えたものに比べると少なくなるということを意味します。全体の求人数としては好調であると言えますが、やはり時代に合わせてスキルや技術を磨いていかないとなかなか希望通りの仕事や待遇を得ることは難しいでしょう。

ネットワークエンジニアが生き残っていくためには

ネットワークエンジニアは、ネットワークスキルだけでは高い評価を得ることが難しいと前述しました。では、将来ネットワークエンジニアとして生き残って行くためにはどうしたら良いのでしょうか?

IT業界では分野ごとに分業が進む中、さまざまな専門家によるチームが複数組み合わさって一つの仕事をすることが一般的となっています。ネットワークの領域でもサーバーやデータベースなど他の要素とうまく連携して優れたパフォーマンスを示すことが求められます。また、WEBサービスの拡大に伴いセキュリティスキルのニーズも高まっています。

ネットワークエンジニアとして将来生き残っていくためには、特に以下のポイントが重要です。
 

  • ・クラウドやIoTなど最新のインフラ関係のスキルを身につけること(ネットワーク単体のエンジニアは高い年収が難しいため)

    ・セキュリティのスキルを身につけること

    ・業界の動向の流れを読み解くこと(トレンドのキャッチアップ)


セキュリティのスキルは、今後もっとも不足するエンジニア領域とも言われています。ネットワークも関係する領域ですので、ひとつのキャリアとしてセキュリティエンジニアを目指すプランも良いでしょう。

2. ネットワークエンジニアの年収例

ネットワークエンジニアがスキルを活かして転職をする場合、年収はだいたいどれくらいになるのでしょうか。ここでは、レバテックキャリアを利用して転職に成功した方の実績を参考に、インフラエンジニアの年収について解説します。

経済産業省の統計結果

経済産業省が平成29年に公表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、ネットワークエンジニアの年収はスキルレベルによって変わることがわかります。(※)

例えば、「IT保守」では592.2万円、「IT運用管理」では608.6万円、IT技術スペシャリストでは758.2万円と、スキルレベルによって大きく変わることがわかります。企業のシステム部門では、「インフラエンジニア」というポジションの中にネットワークエンジニアも含まれるケースも多くあります。

※ 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」P6より(2020年12月24日アクセス)

ネットワークエンジニアの年収帯分布

ITエンジニアはスキルや経験、役割に応じて年収が変わってくるため、一概に年齢だけで平均値を出すことは難しいものです。そこで今回は、20代前半で新卒入社後、キャリアを積み重ねていったと仮定した場合の年収帯別経験年数、求められるを紹介します。

年収300万円〜400万円
  • ・経験年数や年齢層

運用保守を中心に経験してきた人はだいたいこれくらいの年収ゾーンとなります。運用保守業務は、やはりエンジニアポジションより年収が低くなる傾向にあります。この年収ゾーンで採用される年齢は20代〜30歳未満が中心です。

  • ・求められるスキル

運用保守担当者としての経験が求められます。ネットワーク設計の経験は必須ではありません。

年収400万円〜500万円
  • ・経験年数や年齢層

運用保守担当者からレベルアップして、設計や構築まで携われるスキルを持っていると400万円〜500万円程度の年収となります。この年収ゾーンで採用されるには、資格の取得や数年以上の設計・構築経験が必要です。一人で設計から構築までできる人材であれば年収450万円以上も期待できます。この年収ゾーンで採用される年齢は20代後半〜30代前半が中心です。

  • ・求められるスキル

ネットワークの設計、構築スキルが求められます。企業によってはCCNAなどの資格取得が必要なケースもあります。

年収500万円以上
  • ・経験年数や年齢層

ネットワークに強いSIerであれば500万円以上で採用されることもありますが、ネットワークスキル単体では500万円以上の採用は少ないといえるでしょう。500万円以上を目指すのであれば、OSやサーバー、クラウドなどインフラ関連のスキルを身につける必要があります。

また、当然ながらリーダーシップやマネジメント力などチーム全体をまとめてプロジェクトを遂行する能力が求められます。この年収ゾーンで採用される年齢は30歳以上の方が多いでしょう。

ネットワークエンジニア未経験の転職者の年収例

知識を一切持たない未経験でもネットワークエンジニアのポジションで採用されるケースがあります。社内の研修制度が整っている企業では、新卒〜第二新卒程度の年齢であれば経験がなくても採用するケースがあります。これらは年収280万円〜320万円での採用がほとんどです。

3. ネットワークエンジニアがスキルアップ転職を成功させるには

ネットワークエンジニアは、ネットワークに強みを持ったIT企業に行かないかぎりネットワークスキルのみでは高い報酬が期待できません。ここでは、ネットワークエンジニア がスキルアップ転職するために必要なスキルについて解説します。

ネットワークエンジニアが高条件で採用されるには、ネットワーク以外のインフラスキルが求められます。特に、企業のシステム部門では、幅広いインフラスキルが求められます。具体的には、以下のような内容です。
 

  • ・クラウドやIoTなど最新のインフラ関係のスキルを身につけること(ネットワーク単体のエンジニアは高い年収が難しいため)

    ・セキュリティのスキルを身につけること

    ・業界の動向の流れを読み解くこと(トレンドのキャッチアップ)
     

近年は、特にセキュリティの知識とスキルが重視される傾向があります。クラウドサービスの普及によってそれだけではセキュリティ対策が不十分なケースも多いです。

ファイアウォールは主にネットワークレイヤを対象としているのに対し、それよりも上位レイヤにあたるオペレーションシステムやサーバーのレイヤにはIDS・IPSが求められ、さらに上位のレイヤにあたるWebアプリケーション層のセキュリティ対策としてはWAFが効果的です。

このように、時代とともに求められるセキュリティ対策は変化しており、企業が求めるニーズやトレンドも敏感にとらえておく必要があります。

4. 技術要件以外に、ネットワークエンジニアの転職で求められるスキル

英語力

IT業界は数ある業種のなかでも特に変化の激しい業界です。とりわけネットワークの構築や設計と関連の深いサイバー攻撃の事例やセキュリティ対策には、ネットワークエンジニアとしてつねに高いアンテナを張り動向を注視しておく必要があります。

IT分野の最新動向やトレンド、新たなサイバー攻撃の脅威などに関する情報は、主に欧米から発信されるケースが多いため、内容を的確に把握するためにも英語の読解力が求められます。

また、そもそもネットワーク機器の設定コマンドも英語で表記されることが多いため、英語力を身につけることはネットワークエンジニアにとって有効です。

ヒアリング力

ネットワークエンジニアに限らず多くのITエンジニアに求められるのがヒアリング力です。社内ネットワークの運用にあたっては、ユーザーであるさまざまな部署の従業員から「ネットワークにつながらなくなった」「通信の速度が遅い」といった問い合わせが来ることもあります。

全ての部署の従業員がITに精通しているとは限らず、不具合の内容や症状を正確に伝えられないケースもあるでしょう。そのような時でも、相手が何を伝えようとしているのかを汲み取り、用件を的確にヒアリングできる能力が求められます。

また、ネットワークの保守運用に限らず、ネットワークシステムを構築する際の要件をヒアリングする際にも高いヒアリング力が求められます。

5. ネットワークエンジニアへの転職におすすめの資格

ネットワークエンジニアになるために必須となる資格はありませんが、転職活動において客観的にスキルを証明するために持っておいたほうが良い資格は存在します。中でも代表的な資格を2つ紹介しましょう。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験はIPAが認定している国家資格です。その名の通りネットワークシステムに関する高度な知見を備えていることを証明するための資格で、2019年度の合格率は14.4%と極めて難易度は高いです。ネットワークエンジニアとしてある程度の実務経験を有し、企画から要件定義、構築、運用までを一貫して対応できるだけのスキルを想定しています。

シスコ技術者認定

これからネットワークエンジニアを目指す方に、ぜひ取得をおすすめしたいのがシスコ技術者認定です。ネットワーク機器の開発・製造を手掛けるシスコシステムズ社が実施しているベンダー試験で、ネットワーク機器のコマンドやトラブルシューティングといった実務的な問題も多く出題されます。
 

CCNAは1年以上の実務経験者を想定した試験ですが、ネットワークに関する基礎的な問題も多く出題されるため、初学者でも十分合格が狙えます。

シスコシステムズのホームページではトレーニングプログラムが公開されているほか、市販のテキストも多く販売されているため試験対策はしやすいでしょう。
 

CCNPはCCNAの上位にあたる資格です。コア試験とコンセントレーション試験の2つに合格して初めて認定されます。CCNPは実務経験が3〜5年程度のネットワークエンジニアを想定しているため、初めて挑戦する方にとっては極めて難易度が高いといえるでしょう。

受験のために正式な条件は設定されておらず誰でも受験は可能ですが、まずはCCNAを取得してから挑戦してみるのがおすすめです。

6. ネットワークエンジニアに転職する際の職務経歴書の書き方

ネットワークエンジニアの求人案件数は多いですが、特に多くの企業が重視しているのが即戦力として活躍できる人材であるかということです。転職活動を有利に進めるためにも、どのようなスキルや経験をもっているのかを職務経歴書に記載しアピールすることが重要です。

志望動機にはネットワークエンジニアに転職したい理由を含める

ネットワークエンジニアにかかわらず、就職活動や転職活動で必ず聞かれるのが志望動機です。そもそもなぜネットワークエンジニアになりたいのか、明確な理由や動機を記載しましょう。

たとえば「企業のインフラであるネットワークを支える仕事に大きなやりがいがあると考えた」「クラウドシステムの普及など、ネットワークの分野は成長性があると考えた」など、自分の考えを取り入れることが重要です。

参加したプロジェクトの内容を明確に記す

ITエンジニアとして実務経験がある方は、これまでに参加した経験のあるプロジェクトについて以下の要点を参考にしながら明確に記載しておきましょう。
 

  • ・プロジェクトで担当した工程と役割

    ・プロジェクトで使用した機器や製品
     

なかでも重要なのが、自分自身がプロジェクト内でどのような役割を担ってきたのか、実務の詳細を書ける範囲で記載しておくことです。大きなプロジェクトになればなるほど工程が細分化され、具体的にどのような業務を担ってきたのかが分からなくなります。実務経験やスキルを正しく評価してもらうためにも、プロジェクトの内容は可能な限り具体的に記載しておきましょう。

7. ネットワークエンジニアの求人例

レバテックキャリアで公開されているネットワークエンジニアの求人例には、以下のような案件があります。

【想定年収】
450~650万円
【業務内容】

  • ・企業および自治体向けネットワークシステムの設計、構築業務

    ・要件定義、設計、構築、運用保守

【求められるスキル・経験】

  • ・ネットワークシステムの構築経験5年以上

    ・ネットワーク関連の基礎知識
     

8. まとめ

この記事では、ネットワークエンジニアの転職市場の状況、年収例、必要なスキル、将来生き残って行くためのポイントについて解説しました。

ネットワークエンジニアは、インフラ関係の幅広いスキルを身につけることで価値の高い人材へとステップアップできます。資格制度やスクールなど教育サービスも充実していますので、この機会にスキルの幅を広げてみてはいかがでしょうか。

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