プログラマーを辞めたいと感じる理由と原因、対処法とは?

最終更新日:2023年11月17日

近年、IT人材はニーズが高い状態が続いています。しかしその一方で、プログラマーになったものの、さまざまな理由で辞めたいと悩んでいる人も多くいるようです。

当記事では、プログラマーを辞めたいと思う理由や向いていない人の特徴、辞めたいと思ったときの対処法、おすすめの転職先、転職のポイントについて解説します。

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この記事のまとめ

  • プログラマーを辞めたいと感じる理由は、連日の長時間労働や不十分な給与、人間関係の問題、IT業界の進化スピードに対応できないなどがある
  • プログラマーに向いていない人の特徴として、プログラム作成に興味がない人やスキルアップへの関心が薄い人などが挙げられる
  • プログラマーを辞めたいと思ったときの対処法は、辞めたい背景を具体的に理解することや、退職前に対処法を模索することが大切
  • 辞める前にプログラミングを学び直すメリットは、転職の際に有利になることや今の業務が楽になる可能性があることなど
  • 後悔のない転職を実現するためには、転職エージェントの利用、計画的な転職活動、そして職務の視野を拡大するなどがおすすめ

プログラマーを辞めたいと思う理由とその原因

プログラマーを辞めたいと思う理由とその原因は、個人によって異なります。キャリアを変える前に、自分の真の気持ちや動機を深く探ることが大切です。そうすることで、次のステップへの明確な方向性が見えてくるかもしれません。
以下にプログラマーを辞めたいと思う理由とその原因を表にまとめました。

プログラマーを辞めたいと思う理由 その代表的な原因
IT業界のスピード感についていけない 年齢的に体力や学習意欲が低下している
残業が多くてきつい 下請け企業で長時間残業が習慣化している
プログラミングに苦手意識がありスキルが身につかない プログラマーとして向いていないと思っている
スキル・キャリアアップのチャンスが少ないと感じる テスト工程の担当などで、スキルが身につかない
同じことの繰り返しでやりがいが感じられない 仕事の内容に変化が無い企業に就職してしまった
人間関係がストレス 上司・後輩との関係が悪化している
給与が仕事量に見合っていない 下流工程の業務が多い
入社前のイメージと違っていた 業務内容に対する認識不足

理由1:IT業界のスピード感についていけない

IT業界は技術の進化が速く、プログラマーも常に新しい技術を勉強し続ける必要があります。一時的に詳しくなった分野も、定期的に知識をアップデートしなければ、すぐに時代遅れになってしまうでしょう。そのため、仕事と並行して新しい技術を学ぶ意欲が常に求められます。このスピード感についていけないプログラマーは、辞めたいと感じてしまう場合があります。

理由2:残業が多くてきつい

システム開発には納期があるため、納期直前には残業や深夜・休日出勤などが必要なケースがあります。とくにシステム開発の下流工程を請け負うことが多い下請けの企業では、タイトなスケジュールで開発を進めます。そのため、どうしても負担が大きくなり、きついと感じるケースが多いです。

理由3:プログラミングに苦手意識がありスキルが身につかない

プログラミング自体に苦手意識があり、思ったようにスキルが身につかないために、プログラマーに向いていないと思う人も見受けられます。はじめは、完成したプログラムの修正のように比較的難易度の低い作業だったものの、キャリアが進むにつれてだんだんと周りのレベルについていけなくなることがあります。

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理由4:スキル・キャリアアップのチャンスが少ないと感じる

プログラミングは上流工程の設計内容に沿って開発します。そのため、プログラミングやテストなどの工程を繰り返すことでプログラマーとしてのスキルは向上しますが、他の工程のスキルはなかなか身につきません。幅広いスキルの習得やキャリアアップにつながりにくいと考え、辞めたいと思うプログラマーもいます。

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理由5:同じことの繰り返しでやりがいが感じられない

システム開発では、さまざまなITエンジニアが分業して開発を進めます。そのためITエンジニアごとに役割が決まっており、プログラマーはプログラミング作業のみに集中することになります。プロジェクトが変わっても基本的に同じ仕事の繰り返しで、人によってはやりがいを感じにくいでしょう。

理由6:人間関係がストレス

プログラマーに限らず、職場の人間関係に大きなストレスを感じることはよくあります。とくにコンピューターを相手にもくもくと作業をする時間が長いプログラマーは、コミュニケーションが苦手な人が比較的多いため、職場の人間関係に悩みやすいと考えられます。

チームにコミュニケーションがしづらい人がいると、仕事の連携がスムーズにいかず、職場の雰囲気も悪くなりがちです。そうなるとストレスや疲れがたまり、辞めたいと感じてしまうおそれがあります。

理由7:給与が仕事量に見合っていない

欧米ではIT関連の職種は給与が高い傾向がありますが、日本は欧米に比べて非常に低いです。とくにプログラマーは、システムエンジニアよりも給与が低くなりがちです。また、企業によっても給与は変わりますが、下流工程の業務を行う中小のSIerやSES契約の企業は、大手企業に比べて給与が低い傾向があります。そのためプログラマーのなかには、労働時間やスキルに見合った収入が得られないと感じ、辞めたいと考える人もいます。

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理由8:入社前のイメージと違っていた

入社前にプログラマーのイメージを自分なりに想像していたが、実際に業務を手がけると、そのイメージとは異なることがよくあります。予想を超える作業量や学ぶべき内容の多さ、プログラミングの複雑さに驚く方は多いです。外から見るだけでは仕事の深みを知るのは容易ではありません。特に新卒社員は社会経験が少ないため、このような意見が増えるのは当然です。

関連記事:高卒未経験からプログラマーになるには厳しい?求人や年収例も紹介

プログラマーに向いていない人の特徴

プログラマーという職種には、人によって向き不向きがあります。プログラム作成が好きではない方や、スキルアップの意識が薄い方は、この仕事に適していないかもしれません。自分自身がプログラマーとして適しているかどうか、確認するのは重要な要素です。本項では、プログラマーに向いていない人の特徴について解説します。

関連記事:プログラマーに就職するには?未経験でもOK?年収や求人例を紹介

プログラムを作ることが基本的に好きではない

プログラムを作る作業を楽しいと感じられない人は、プログラマーには向いていません。プログラマーの仕事では、多くのコードを書き続けるため、プログラミングが好きでないと苦痛に感じるケースもあります。仕事が好きではないのにプログラマーを続けていても、自分のためにならないため、キャリアについてよく考えてみましょう。

論理的思考よりも直感的思考を優先する

プログラミングでは修正や検証を繰り返すことが多く、バグが出たときには原因を分析し、原因に応じた対策を考えて修正を加えるため、緻密で論理的な思考が求められます。そのため、論理的に考えることが苦手で、直感的な思考を優先しがちな人は、プログラマーに向いていないでしょう。

スキルアップに対する意識を持てない

IT業界は変化が早く、新しい技術も次々にでてくるため、プログラマーは自ら積極的にスキルアップしていく姿勢と努力が不可欠です。スキルアップする意識を持てないと、プログラマーになっても新しい技術トレンドについていくことができず、常にスキルアップの意識を持っている人とは差がついてしまいます。

関連記事:30代未経験でプログラマーになれる?勉強方法や学ぶべき言語

プログラマーを辞めたいと思ったときの対処法

プログラマーとしてのキャリアにおいて、仕事を辞めたいと感じる瞬間は、ほとんどの人が遭遇します。しかし、すぐに辞めるのではなく、本当に向いていないのか今一度考えてみることが重要です。それでも辞めたいと思うのであれば、前向きに転職を検討しましょう。本項では、プログラマーを辞めたいと思ったときの対処法について詳しく解説していきます。

辞めたい理由を明確にする

プログラマーとしてのキャリアに疑問を感じるとき、辞めたい理由を明確にするのが重要です。ただの一時的な感情に基づいているのか、それとも深い理由があるのかを見極める必要があります。自分の中で「なぜプログラマーを辞めたいのか」という疑問に答えを出すことで、適切な対処法が見えてくるでしょう。その対処法は、問題の根本的な解決を目指すものであるべきです。

関連記事:採用面接に活かせるプログラマーの志望動機|スキル、経験別の例文について解説

すぐ辞める前に対処法を考えてみる

プログラマーを辞めたいと感じたとき、即座に行動する前に、様々な対処法を検討する価値があります。技術的な不足を感じる場合、プログラミングの再学習を試みるのが良い選択となるでしょう。また、プログラミング以外のことを充実させてみることで、プログラマーの仕事を辞めたいと思わなくなるかもしれません。すぐに辞めるのではなく、対処法を考えることで仕事を辞めたことに対する後悔を防げます。

もう一度プログラミングを学習し直してみる

もし、自分がプログラミングに向いていない、求められるレベルについていけていないと感じるようであれば、今一度プログラミングを学習し直してみるのも手です。学習し直すことで、プログラミングスキルが身につき、仕事も順調こなせるようになると、やりがいを感じられて気持ちも変わる可能性があります。

学習は独学もよいですが、プログラミングスクールに通うとプロの講師や現役ITエンジニアから、今まで気づかなかった視点・視野を学ぶことができるため効果的でしょう。

関連記事:独学でプログラマーを目指すには?未経験からのプログラミング習得

プログラミング以外のことを充実させてみる

仕事でプログラミングがうまくいかなくて悩んでいると、原因を考えて休みの日も仕事が頭から離れなくなってしまいがちです。そんな時は、一度プログラミングから頭を切り替えて、プライベート・趣味などでリフレッシュしてみるのがおすすめです。心がスッキリして、自分が本当に何に悩んでいるのかが明確になる可能性があります。思い詰めすぎて早々に退職を決断すると、あとで後悔してしまうおそれがあるため注意しましょう。

辞めるときに考えておくべきこと

プログラマーの仕事を辞める際に、何も考えずに辞めるのはよくありません。辞める理由を明確にすると同時に、次にやりたいことを考えるようにしましょう。また、プログラマーの仕事を辞めることを過度にネガティブに捉える必要はありません。転職を考えるなら、IT業界が売り手市場であることを理解して、戦略的に転職活動を進めると良いでしょう。

やりたいことを考える

プログラマーを辞めて転職を考えるときに、次の仕事でも「すぐ辞めたい」とならないようにしなければなりません。そのためにも、辞める理由を明確にすると同時に、「こういう仕事がしたい」「こういう環境・条件で働きたい」など、自分のやりたいことをポジティブに考えましょう。

今の仕事から変わることだけを考えるのではなく、それで何が解決するのか、転職先でどんな仕事・働き方をしたいのかを整理することで方向性が見えてきます。

関連記事:プログラマーになるには|未経験から独学で目指す方法を紹介

辞めることをネガティブに捉えすぎない

辞めることを「逃げ」や「後ろ向き」などネガティブに考えすぎないようにしましょう。前述のとおりプログラマーには向き不向きがあります。よく考えた上で転職を決断するのはポジティブな行動であり、自分の考えや価値観を大切にすることにもつながります。

転職によって環境が変われば、仕事にやりがいや楽しさを感じられるようになるかもしれません。変化をチャレンジとして前向きに捉えることが大切です。

プログラマー含むIT人材は売り手市場であることを知っておく

転職を検討する時に、ITエンジニアの求人率が高いことを知っておくのは重要です。近年、ITエンジニアはどこも人手不足で求人が多く、売り手市場です。この状態はしばらく続くと予測されています。プログラマーの経験があれば、システムエンジニアのような他のITエンジニアへの転職も非常に有利となるでしょう。

関連記事:プログラマーのキャリアパスとは?キャリアプラン・キャリアアップの具体例

辞めるまでの期限を決め、準備をする

辞めるときに考えておくべきこととして重要なことは、辞めるまでの期限を決め、次の活動への準備をすることです。スキルの不足を感じる場合、その期限までに新しい技術を学び、自身をアップデートすることを考えると良いでしょう。また、新卒や未経験からのプログラマーは、業務や人間関係に慣れるまでの「猶予期間」を設けることで、焦りを和らげることができます。期限が近づいたら、自身の状況を再評価し、転職や独立を検討することも視野に入れると良いでしょう。何より、設定した期限までの行動計画を明確にし、それに従って日々を過ごすことが大切です。

辞める前にプログラミングを学び直すメリットとは

プログラマーを辞める前に、もう一度プログラミングを学び直すことをおすすめします。プログラミングの再学習は、新しい視点や可能性をもたらすかもしれません。再学習により、応用力が増し、現在の業務がスムーズになる可能性もあります。転職を考える場面でも、プログラミングスキルは大きなアドバンテージとなります。さらに、高いスキルを持つことで、フリーランスとしての活動も視野に入ります。

関連記事:プログラマーが使うプログラミング言語とは?種類別の特徴や選び方を初心者向けに解説

応用力がつき、今の仕事が楽になる可能性がある

プログラミングを学び直すことは、今の仕事に対する応用力を高める効果があります。その結果、業務の幅を広げる助けとなり、今の仕事が楽になるかもしれません。特に新卒や未経験からの転職者は、スキルや知識の不足を感じることが多いです。プログラミングの学び直しで、足りないスキルのギャップを埋めることができます。業務の楽しさや達成感を実感することで、退職を考える前に新たな気持ちが生まれる可能性も高まります。

転職の際に有利になる

プログラミングを学び直すことは、転職の際にも有利になります。IT業界は人手不足が顕著で、高いプログラミングスキルを持つ人材は転職市場での価値が高まります。プログラミングを再学習して、自分自身の技術力の向上ができれば、転職市場での選択肢が広がります。その結果、魅力的な条件での転職が現実的になるでしょう。

関連記事:プログラマー未経験者がPythonエンジニアになるには

フリーランスとして独立するという選択肢が増える

プログラミングの再学習によりスキルを磨くと、フリーランスとしての活動が視野に入ってきます。実務経験が3〜5年程度積まれると、そのスキルはフリーランスの要求に応えられるレベルに達すると言われています。

フリーランスとしての活動は、仕事の内容やパートナーを自分で選べる利点があり、自由度が高いのが魅力です。プログラミングのスキルを再習得し、フリーランスとしての道を選ぶことで、現在の課題や悩みを克服する手助けとなるでしょう。

プログラマーを辞めたい人におすすめの転職先6選

プログラマーを辞めた後に、次のステップに迷う人は少なくありません。プログラマーからの転職先として、システムエンジニアや社内SE、Webエンジニアなどが考えられます。さらに、技術職だけでなく、IT関連の営業やプログラミングの講師、ICT支援員という道も選べます。もちろん、異なる企業でのプログラマーとしての再出発も一つの選択肢となり得ます。本項では、プログラマーを辞めたい人におすすめの6種類の転職先を紹介します。

1. システムエンジニア

システムエンジニアは、プログラマーよりも幅広い仕事を担当します。設計工程でのクライアントからのヒアリングやプロジェクトの管理では、プログラマーよりも高いコミュニケーション力が求められます。また、プロジェクトの管理では、プログラマーでは必要とされなかったマネジメントスキルも欠かせません。

システムエンジニアは、プログラマーの次のステップアップ先と捉えられることが多く、プログラマーとしての経験が役に立つでしょう。

2. 社内SE

社内SEは、自社内のシステムの企画・開発・運用などを中心に担当するシステムエンジニアです。外部の顧客をクライアントとするシステムエンジニアとは異なり、クライアントが社内の部門となります。そのため、顧客に比べるとコミュニケーションもしやすく、納期・スケジュールなども融通がきくケースが多いです。

残業も比較的少なく、社内システムを一貫して担当するため中長期的にじっくりとシステムを開発でき、自身のスキルアップも計画的に実施できます。システムエンジニアと同様にプログラマーでの経験を活用できるため、転職先としておすすめです。

3. Webエンジニア

プログラマーからの転職先候補には、Webエンジニアがあります。その理由には、Web業界の急速な成長と企業の採用活動の活発さが挙げられます。
Webエンジニアは、さまざまなWebサービスの開発や運用を担う職種です。Webエンジニアは開発の全工程に携わることが可能なため、大きな達成感を得られ、技術の向上も期待できます。

4. IT系の営業

プログラマーのようにもくもくとコンピューターに向かって仕事をするよりも、人とコミュニケーションをとることが好きな人は、IT系の営業職への転職がおすすめです。IT系の営業は、クライアントの課題を解決するために、IT製品やサービスを提案・販売します。プログラマーの経験があれば、技術知識を持つ貴重なIT系の営業として活躍できる可能性があります。

5. プログラミング講師

プログラミング講師は、プログラミングスクールや学校などで人にプログラミングを教える仕事です。プログラミングのスキルを活かせるだけではなく、定期的なスケジュールで仕事をできるため、残業が発生しにくい点がメリットです。また、フリーランスや副業として、自由な時間を使って働きたい人にも向いています。

6. ICT支援員

ICT支援員とは、小学校や中学校などに出向いてICT活用を支援する人材のことです。主に、授業で利用するパソコン・タブレットなどのICT機器やソフトウェアの設定、操作方法の説明、デジタル教材の作成などに携わります。プログラミングに加えてパソコンの知識がある人にはおすすめの転職先です。

プログラマーのまま別の企業に転職する手もある

プログラマーを辞めたい動機が職場環境に起因する場合、新しい企業での再スタートを考えるのも一つの方法です。プログラマーの求人は豊富にあり、実務経験を持つ者は転職活動において強みとなります。
プログラミングへの情熱を持ちながら、職場の雰囲気でキャリアを断念するのは悔しい結果となります。良好な職場環境を求めての転職は、プログラマーとしてのキャリアアップの道を開く可能性が高まります。

関連記事:女性プログラマーが増加している理由や働くメリットを解説

転職で後悔しないための3つのポイント

転職後の後悔は避けたいものです。そのためには転職エージェントの活用が効果的です。転職エージェントは転職のスペシャリストとして、最適なアドバイスやサポートを提供してくれます。
多角的な視点で働き方を考えることも、転職で後悔しないためには大切です。また、転職活動をスムーズに進めるために、しっかりと計画を立てることも重要なポイントとなります。本項では、これらの転職で後悔しないための3つのポイントを解説します。

1. 転職エージェントを活用する

IT業界は著しく成長しており、とくにITエンジニア・プログラマーの需要は非常に高く、多くの求人情報があります。そのため、一人で情報を集めようとすると、条件に合う企業を見つけるのに多くの時間と手間がかかってしまいます。

そこで、転職エージェントを利用すれば、企業とのマッチングを効率よく行え、希望に合う転職ができる可能性が高まります。また、転職先への履歴書・職務経歴書の書き方や添削・面接のアドバイスなどもサポートしてくれるため役に立ちます。

転職エージェントの担当者との対話の中で、自分のスキルや強み・弱みを把握できたり、自分が考えもしなかったキャリアの選択肢が生まれたりすることもあり、よりスムーズに転職活動を進められるでしょう。

関連記事:プログラマー向け職務経歴書の書き方を解説【テンプレートあり】

2. 視野を広げる

近年では働き方改革によって、働く環境や労働条件などが変化しています。リモートワークが進み、勤務地にこだわらず仕事ができる求人も多いです。また、年功序列制度も徐々に少なくなっており、若くても実力を発揮しやすい企業も増えています。

仕事内容だけではなく、このような働き方についても視野を広げて転職を考えてみるとよいでしょう。

3. 転職活動を計画立ててスムーズに行う

転職活動は、計画をしっかりと立てて進めていくことが重要です。いったん転職を決意したら、気持ちを切り替え、前向きに転職活動に力を入れましょう。

そして、希望の転職先の内定が決まったら、想定される転職日から逆算して、転職に向けた具体的な活動を開始しましょう。現業の引き継ぎ業務も発生するため、今の会社に迷惑をかけないように、あらかじめスケジューリングすることが大切です。

プログラマーに関するよくある質問

転職を考えるプログラマーは、特に初めての転職となると多くの疑問や質問を抱えるものです。よくある質問は、プログラマーを辞めたい理由についてやプログラマーのやりがいについてなどが挙げられます。さらにプログラマーとエンジニアの違いについて質問されることもあります。本項では、これらのプログラマーに関するよくある質問について回答をしていきます。

Q1. プログラマーを辞めたいと思う理由は何ですか?

プログラマーを辞めたいと思う主な理由は、連日の長時間労働や不十分な報酬、絶えず更新されるプログラミング言語やツールの学習の難しさが考えられます。さらに、人間関係の問題や日常の単調な作業によるスキルの停滞なども、辞めたくなる要因になります。

Q2. プログラマーのやりがいはなんですか?

プログラマーのやりがいは、作成したプログラムが正確に動く喜びやコードを書き上げた時の達成感などがあります。また、クライアントからの感謝の言葉や最先端の技術を駆使して何かを創造する喜び、複雑なバグを特定し修正する達成感なども挙げられます。新しい技術を習得して自己成長することも大きなやりがいです。

関連記事:プログラマー転職の極意!未経験から成功する方法

Q3. プログラマーとエンジニアの違いって何ですか?

プログラマーは、プログラミング言語の知識を活かしてコーディングや修正を行います。一方で、エンジニアは、プレゼンテーション能力や幅広いIT知識を持ち、システムの設計から運用までの工程を一手に担当します。

関連記事:プログラマーの仕事内容をわかりやすく解説!必要なスキルも紹介

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