大学の学歴は必要?適性や未経験から独学で目指す方法、就職方法も解説しますプログラマーになるには|必要なスキルやすぐに始められる勉強法を紹介

最終更新日:2020年12月8日

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システムのプログラミングを担うプログラマーは年々需要が増加している職種のひとつです。日本では、あらゆる業界でIT活用が一般的になるにつれて、プログラマーをはじめとした技術者不足が深刻化しています。そのため、未経験者でも採用されるチャンスは見込めるでしょう。ただし、未経験者がプログラマーになるには、乗り越えるべきハードルがいくつか存在します。

この記事では、未経験者がプログラマーになるための方法や仕事内容、将来性などについて詳しく解説しています。

1. プログラマーになるには

中学生や高校生、大学生にとってIT業界は高い人気を誇り、将来的にプログラマーになりたいという学生や生徒も多いです。その一方で、プログラマーになるにはどのようなスキルや専門知識が求められるのか分からず、何から始めれば良いのか迷っている方も少なくないのではないでしょうか。

単に「IT系は将来性がありそうだから」という理由でプログラマーを目指していると、途中で目標を見失ったり、無駄な回り道をしてしまうかもしれません。まずはプログラマーの仕事内容や求められるスキル、適性などを知ることから始めましょう。

プログラマーの仕事内容

プログラマーの仕事内容は、大きく「詳細設計」「コーディング」「テスト」「バグフィックス」の4つに分類されます。

詳細設計

詳細設計とは、ITシステム開発における工程のひとつです。一般的には、SEからの指示や概要設計書・基本設計書をもとに、詳細設計書を作成します。

具体的な内容としては、プログラムの構造を視覚化したモジュール構造図や機能ごとの動作をフロー化したアクティビティ図などが挙げられます。

コーディング

コーディングは、詳細設計で定義した内容をもとに、ソースコードを記述していく工程です。定義された内容をどのように実現するか(記述するか)については、プログラマーの裁量に任されることが多いでしょう。

ただし、ITシステム開発では、プロジェクトごとに「コーディング規約」といったルールが存在します。こういったルールには、禁止されている文法や変数の使い方などを定め、致命的な不具合の発生を防ぐ役割があります。したがって、コーディング作業の前に必ず目を通し、理解しておく必要があります。

テスト(主に単体テスト)

単体テストは、プログラムが正常に動作しているか(インプット、処理、アウトプットなどが想定通りか)を、プログラムコードを1行ずつ実行することで検証する工程です。単体テストには、テスト仕様書の作成、テスト実施、結果報告書の作成などが含まれます。

プロジェクトや企業によっては、テスト専門の人員(テスター)を用意する場合もありますが、一般的にはプログラマーが担当することが多いでしょう。

バグフィックス

プログラムに不具合や設計ミスが発生した場合は、プログラマーが修正作業(バグフィックス)を行います。修正後は再度テストを行い、修正が完了していることを証明します。

プログラマーに求められるスキル

  • ・プログラミングスキル

プログラマーにとって技術的なスキルは欠かせないものです。プログラミングの基礎的な知識はもちろんですが、実際にシステムを作り上げる応用力も極めて重要です。プログラミング言語を学習するサイトや本を一通り読んだだけで理解したつもりでも、実際に手を動かそうとすると何をすれば良いのか分からない、といったケースも珍しくありません。

プログラマーとして活躍できる実践的な力を身につけるためには、まずは簡単なものでも良いので、自分の力でゲームやシステムを作り上げてみることが重要です。

  •  

    ・コミュニケーションスキル

プログラマーと聞くと、多くの方は「四六時中パソコンに向かってコードを書く仕事」とイメージしがちですが、これは必ずしも正しいとは言えません。

システム開発の現場は、複数のプログラマーやシステムエンジニアによるチームで構成されていることが多く、一人黙々と仕事をするケースはかえって稀であるといえます。むしろチーム内のメンバーとコミュニケーションをとりながら、開発の方針やスケジュールの調整、確認などを行うことのほうが一般的です。

そのため、プログラマーになるにはプログラミングスキルはもちろんのこと、コミュニケーション能力も不可欠なスキルであり、優秀なプログラマーは周囲に気を配りながら仕事を進めています。

また、キャリアアップを考えた場合においても、プログラマーの次のステップであるシステムエンジニアはクライアントと会話をしながら要件定義を行う必要もあるため、コミュニケーションスキルは必須となります。

プログラマーに求められる適性

採用の現場では、「どんな人がプログラマーに向いているのか」というのがよく耳にする質問の一つです。以下では、プログラマーに求められる適性について解説していきます。

  • ・文系出身もなれる

「文系の人間にとってプログラマーやシステムエンジニアは難しい」という意見を目にすることもありますが、実際のシステム開発の現場では、文系・理系問わずさまざまな経歴のエンジニアがいます。

学生時代に何を専攻してきたか、または過去の職歴によってプログラマーへの適性が決まるということは決してなく、未経験者であってもプログラミングの勉強をすればプログラマーとして活躍することは十分可能です。

  • ・積極的な姿勢

優秀なプログラマーになるには、スタートの時点よりも実際に仕事を始めてからの取り組みや、仕事に対する姿勢のほうが重要といえます。

IT業界はテクノロジーの進歩やトレンドの入れ替わりが目まぐるしく、数年前まで当たり前に使われていた技術や手法が主流ではなくなることも少なくありません。世の中の動向を注視し、どのようなニーズが高まっているのか、最新のテクノロジーも積極的に取り入れながら勉強し続けられる人こそが優秀なプログラマーとして活躍できます。

  • ・ポジティブ思考

開発の現場によっては自分自身が習得していないプログラミング言語を使用せざるを得ないケースもあります。仕事のために仕方なく「勉強させられている」と考えるのではなく、スキルアップのために吸収しているとポジティブに考えられる方は、プログラマーとしての適性が高いといえるでしょう。

プログラマ-に求められる学歴

プログラマーは専門的なスキルを生かした職業のひとつですが、必ずしも何らかの資格を持っていなければ仕事ができないという決まりはありません。しかし、プログラマーを募集している企業の多くは、求人要件として学歴を挙げているのも事実です。

高卒でもなれるが、大手企業では「大学卒」が応募条件なことも

プログラマーになるにはエンジニアとしての経験やスキルが何よりも求められます。しかし、プログラマーを募集している企業のなかには最終学歴をひとつの応募条件としているところも多く、要件を満たしていないと書類選考の時点で落とされてしまうこともあります。

特に知名度の高い大手企業の場合は、大学・大学院卒が条件として定められていることが多いです。一方で中小企業やスタートアップ企業などの場合は、学歴よりも実際のスキルや経験、ポテンシャルをより重視する傾向にあるため、いろいろな方に活躍できるチャンスがあります。

中小企業やスタートアップ企業で実績を積み上げていけば、やがて大企業への転職も見えてくるかもしれません。プログラマーになるには「どの会社に就職するか」が重要ではなく、「プログラマーとしてどのような経験を積み上げるか」を重視すべきです。最近では大学新卒者の中でも、大企業よりもさまざまな経験ができるスタートアップ企業への就職を希望する学生が増えており、プログラマーとしてのスタートラインは学歴に関係なくフラットなものになりつつあるといえるのかもしれません。
 

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2. プログラマーになるための勉強法

プログラミングが未経験の状態からプログラマーになるには、大きく分けて2つの方法が考えられます。ひとつは「学校に進学して勉強する方法」、もうひとつが「独学で勉強する方法」です。どちらの方法が良いかというものはなく、個人の状況に合わせて自分に合った方法を選んでください。

大学・専門学校に進学する

大学や専門学校によっても多少名称は異なりますが「情報工学」や「情報システム」、「システム工学」といった学部や学科があるところがおすすめです。

ただし、プログラマーと一口にいってもさまざまなジャンルに細分化され、組込みシステムの開発を行うプログラマーもいれば、Webメディアなどのコンテンツ作成に携わるプログラマーもいます。さらには、今後テクノロジーの社会実装が進んでいくと、AIやIoTといった新たな分野に精通したプログラマーの需要も高まってくるでしょう。

大学や専門学校に進学する際には、自分が将来どのようなプログラマーになりたいか、できるだけ具体的に考えてから選ぶことをおすすめします。まずは複数の学校から資料を取り寄せ、どのようなカリキュラムを提供しているのかを調査した上で、自分の目指す方向性とマッチした学校を選ぶようにしましょう。

大学や専門学校への進学は、入学金や学費などで比較的に高額な費用がかかってしまいますが、効率的に学習でき就職の面でも有利に働くため、もっとも確実な方法といえるでしょう。

独学で勉強する

経済的、時間的余裕があまり持てない方や、社会人になってから転職を検討する方にとって、大学や専門学校へ入学することは現実的でないかもしれません。アルバイトや正社員として仕事をしながらでも、毎日少しずつ勉強して独学でプログラマーになるという道もあります。独学での勉強と聞くと、ハードルが高いと感じてしまいますが、効率的な勉強法を知っておけば自分のペースで無理なくスキルが身についていきます。

学習する言語の選び方

プログラミングをゼロから始める方にとって最初のハードルとなるのが、多様にある言語の中かた学習する言語を選定することです。代表的なプログラミング言語としてはC言語やC++、PHP、Java、などがありますが、どのようなシステムを構築するのかによって求められるスキルは異なります。

スマホアプリやゲーム、Webコンテンツまで幅広く活用されているJavaは求人市場でも需要が高く、どのプログラミング言語を習得すれば良いか迷った際にはおすすめです。また、C言語はプログラミング言語として比較的難易度が高いですが、需要が高くプログラマーとして一定のスキルをもっている証明にもなるためおすすめです。

今後の将来を見据え、AIに強いプログラマーになるには、Pythonの習得も大きな武器になります。Pythonはプログラミング言語としての難易度は決して高くありませんが、さまざまなライブラリを扱えるため今後の主流になっていく可能性もあるのです。

おすすめの学習サイト

学習するプログラミング言語が決まったら、実際に手を動かしながら学習していきましょう。最近ではオンライン上で手軽に学習できる環境が整っており、なかでも「Progate」と「ドットインストール」というサイトがおすすめ。
 

「Progate」はJavaやPython、PHPなどを含む15のプログラミング言語や学習コースが用意されており、パソコンはもちろんスマホアプリでも手軽に勉強ができます。学習コースごとにレッスンが小分けされており、1つのレッスンを10〜15分程度で学習できるように工夫されています。たとえば通勤時間や昼休み、就寝前などの隙間時間を活用しながら、効率的にプログラミング学習ができます。

 

「ドットインストール」はProgateよりも多様なカリキュラムが用意されており、C言語やPerlといった言語の学習コンテンツや、実際にiPhoneアプリを開発するための環境構築、試作アプリの作り方などもオンラインで受講することができます。基礎学習だけではなく、より実践的なスキルを身につけたい方にはドットインストールが最適といえるでしょう。

おすすめの勉強本

自分自身のスキルや理解度に合わせて勉強したい方におすすめなのが、書籍を活用することです。

Progateをはじめとした学習サイトはプログラミングの基礎的な部分が中心であるため、実践に役立つ応用的な知識を身につけたい方には以下の本がおすすめ。
 

 

一方で、Webサイトよりも書籍のほうが勉強しやすい方には入門書として以下書籍もおすすめです。
 

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3. プログラマーは未経験者が多い職種

IT業界は深刻な人手不足が続いている

未経験からプログラマーを目指す人が多い背景には、IT業界が抱える慢性的な人材不足があります。総務省の調査(※1)では、2030年までに45万人ものITエンジニアが不足すると指摘されています。また、IPA(情報処理推進機構)が公表している「IT人材白書2018(※2)」では、「IT人材が大幅に不足している」「やや不足している」と回答した企業の合計が、全体の8割弱に達していると報告されています。

一方で、私たちの生活においてIT技術はますます欠かせないものとなっており、システムが停止すると日常生活に深刻な影響を及ぼします。一見ITとは関連がない業界であっても、物流システムや販売管理システムもIT技術によって成り立っています。テクノロジーの進歩によって今後はAIやIoTといった新たな技術も採用され、ますますプログラマーの需要は高まってくることでしょう。

参考
※1 経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要)」p.2より。(2020年8月17日アクセス)
※2 IPA「IT人材白書2018(概要)」p.37より。(2020年8月17日アクセス)

未経験からプログラマーになるには「ポテンシャル採用」がおすすめ

プログラマーとしての実務経験がない場合、転職活動においては不利になりがちです。しかし、企業にとっても人材不足が続いており、優秀な若手社員を確保するためにさまざまな対策を講じています。未経験者がプログラマーになるには「ポテンシャル採用」を実施している企業にエントリーしてみるのがおすすめです。

ポテンシャル採用とはその名の通り、実務経験や職歴で評価するのではなく、その人のもっている潜在的な能力を見極めて採用する方法。即戦力が重視される30代以上の採用とは異なり、主に20代の若手社員を自社で育て上げる採用方法のひとつです。

やる気や意気込み、プログラマーになるために取得した資格なども選考材料として見られるため、自分自身の強みをどのようにアピールするかが重要です。

下記記事では、未経験からプログラマーに転職する方法や、開発言語の選び方、ポテンシャル採用の利用方法について詳しく紹介しています。気になる方はぜひご参照ください。

関連記事:
「未経験からプログラマーに転職する方法|必要な知識・スキルを徹底解説」
「【初心者向け】プログラマーの仕事内容と、開発言語の選び方」
「ITエンジニアのポテンシャル採用とは?内定獲得のポイントも公開」
 

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4. まとめ

中学生や高校生といった早い段階からプログラマーを目指す方もいれば、大学生や社会人になってからプログラマーになるための勉強を始める方も少なくありません。プログラマーになるには必須となる資格もなく、実力次第でキャリアアップも見込める職種です。

深刻な人手不足に陥っている今だからこそ、プログラマーになるには確かな実力とスキルを身につけることが何よりも重要です。

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