IT業界は実力重視の傾向あり!高卒でプログラマーを目指すための方法高卒未経験からプログラマーになるには?求人例も紹介

最終更新日:2022年7月12日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

プログラマーは、IT業界における登竜門的な職種です。その一方で、専門性とスキルを高めれば、付加価値の高い人材とみなされることでも知られています。一般的に学歴よりも実力や学習意欲などが重視されることから、高卒・未経験からでもキャリアを伸ばしていくことが可能な職種です。ただし、未経験の場合は基礎知識やプログラミング言語の習得など、入念な準備を心がけるべきでしょう。

ここでは、高卒・未経験からプログラマーを目指している方に向けて、仕事内容やプログラマーを目指せる理由や厳しい現実、向いている人の特徴について詳しく解説します。

1. 高卒・未経験からでもプログラマーを目指せる理由

まず高卒・未経験からプログラマーになれるのかという点について解説します。結論から述べると、高卒・未経験からでもプログラマーに転職することは可能です。その理由は、以下のとおりです。

関連記事:プログラマーとして就職するには?求められる役割やスキルを解説
関連記事:独学でプログラマーを目指すための方法とは?

IT業界は人材不足のため需要がある

みずほ情報総研株式会社の「IT 人材需給に関する調査」によると、近年のIT人材需要を専門卒・大卒・院卒の人材のみで満たすことが難しいとわかります。IT人材は、2030年時点で約16~43万人の不足が予測されているからです。特に中小企業や中堅企業においては、学歴に依存しない採用活動が活発になっていくと考えられます。

IT業界は「実力主義」で経験を問わない傾向がある

IT業界では何よりもプログラミングやシステム開発の実力が重要です。そのため採用時に十分な実力を持つ方であれば、過去の経験を問わずに積極的に採用される傾向があります。オンラインでのやり取りや動画を使ってプログラミングを学べるサイトも充実してきているので、たとえ独学であっても、実務で通用するレベルまで実力を高めることは十分に可能です。つまりプログラマーとしての経験がなくても、実力を身につけることは十分に可能であるため、高卒・未経験でもプログラマーを目指すことは不可能ではありません。

IT業界では経験よりも意欲が重視される傾向がある

これはあくまでも「傾向」ですが、日本のIT業界では一部の大企業を除き、学歴よりも「適性」「経歴」「意欲」を重視した採用が行われてきました。また、異業界・異業種からの転職者も積極的に受け入れてきた歴史があります。

近年は理系学部や情報系学部出身者を優遇する企業が増えたものの、中小SIerや中堅規模の企業では、引き続き高卒・未経験の若手を積極的に採用する傾向が続くでしょう。特にエントリーレベルのプログラマーを目指す場合、事前の準備さえ怠らなければ、高卒・未経験からでも転職できる可能性は決して低くありません。どういった準備をすべきかについては、後ほど詳しく紹介します。

2. 高卒でプログラマーを目指す際に知っておくべき厳しい現実とは

高卒でプログラマーを目指すことは可能ですが、大卒や院卒、専門学校卒とは異なる厳しい現実もあります。

大手企業への就職は狭き門

まず高卒でプログラマーを目指す場合、大企業への就職は狭き門と言わざるを得ないでしょう。一般的にプログラマーからシステムエンジニアになり、最終的にコンサルタントになることがプログラマーとしてのキャリアとされています。

システムエンジニアやコンサルタントは上流工程と呼ばれる仕事であり、顧客の要望のヒアリングやシステムの設計などを担う職種です。このような上流工程に携われる企業の多くは、大手企業であり就職には学歴が評価されます。そのため高卒の学歴でそのような大手企業を目指すのは、厳しいと考えたほうが良いでしょう。

実際に大手企業の場合、自社でプログラマーを雇用するのではなく、下請け企業に外注しているケースも少なくありません。

入社してすぐは大学卒や専門卒よりも給料が低い

高卒でプログラマーになれたとしても、入社直後では大学卒や専門卒よりも給料が低いのが一般的です。これはプログラマーに限った話ではなく、多くの企業で最終学歴による初任給に違いを設けていることが理由の一つです。

3. 高卒でプログラマーとして就職・転職するには

高卒からプログラマーを目指すためには、これから紹介するようなスキルや知識、資格を身につけておくと効果的です。

関連記事:プログラマーになるには|必要なスキルやすぐに始められる勉強法を紹介
関連記事:30代未経験でプログラマーを目指す方法
関連記事:未経験からプログラマーに転職する方法|必要な知識・スキルを徹底解説

プログラマーに求められる知識とスキルを習得する

高卒でプログラマーとして採用されるためには、入社前にある程度の知識とスキルを習得しておくことがおすすめです。具体的な知識とスキルについて詳しく解説します。

情報技術の基礎知識

どの分野を目指す場合でも、「情報技術の基礎知識」は備えておくべきでしょう。具体的にはプログラミングで必要とされる知識(データ構造、アルゴリズム、プログラミング言語)や、コンピュータ自体の知識(CPU、メモリ、バスなど)です。こうした知識は、プログラミング言語の学習によって身に付くほか、資格試験(基本情報技術者試験など)の勉強でも習得可能です。もし独学での習得が難しいと感じたならば、スクールの活用も視野に入れてみましょう。

プログラミング言語とフレームワーク

プログラマーを目指すのであれば、プログラミング言語とそのフレームワークの知識も習得しておきたいところです。フレームワークとは、プログラミングを効率化させるツールの総称であり、多くの開発現場とプログラミング言語で活用されています。代表的なプログラミング言語とフレームワークは以下の通りです。

プログラミング言語 代表的なフレームワーク
PHP 代表的なフレームワークLaravel,FuelPHP,CakePHP
Python 代表的なフレームワークDjango,Flask,bottle
Ruby 代表的なフレームワークRuby on Rails,Sinatra,Padrino
JavaScript 代表的なフレームワークReact,Angular,Vue.js

資格を取得する

未経験から知識や技術力を身につける手段として、あるいはプログラマーになりたいという気持ちをアピールする方法として資格を取得するのもおすすめの方法です。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理推進機構が実施しているITエンジニアとしての登竜門的な国家資格です。プログラマーを未経験から目指す際に取得しておきたい資格の一つであり、多くの企業で評価されています。試験は多肢選択式の回答方式で、午前と午後に分かれて実施されています。現在はCBTにより受験でき、随時受験申し込みが可能となっています。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、サーティファイが実施しているC言語に関する知識と技術を認定している民間資格です。C言語の簡単な概念が問われる3級、小規模のプログラムの実装スキルが問われる2級、応用的なプログラムの作成スキルが求められる1級の3つの区分に分かれて実施されています。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験も、サーティファイが実施しているJavaに関する知識と技術を認定している民間資格です。C言語プログラミング能力認定試験と同様に3つの級に分かれて実施されており、Javaに関する知識に加えて、オブジェクト指向に関する知識も試験で問われます。

成果物を作り実績を証明できるようにする

プログラマーとしての実力をアピールするには、実際に動作するプログラムを作成して実績を証明するのが最も効果的です。しかし、未経験から目指す場合、実務経験をアピールするのは困難です。その場合、たとえば自分なりに開発したアプリケーションを見せたり、プログラマー向けのQ&Aサイトやコミュニティサイトでの投稿履歴なども実績として認められることがあります。

早めに行動する

大卒や院卒のように高学歴な方ほど大企業への就職の確率が高まりますが、高い賃金を支払う必要がある以上、いつまでもプログラマーでいさせるわけにはいきません。システムやアプリケーションの開発において、プログラミングは必須のスキルであるため、最初のうちは学習させますが、ある程度の経験を積むと、より高単価な設計や要件定義などの上流工程を担当させる必要があるからです。

しかし大学や大学院に行かず高卒でプログラマーに就職した場合、必然的にプログラマーとして働く期間が長くなります。そのためプログラマーとしてのスキルアップにも時間をかけられますし、ゆくゆくはフリーランスのプログラマーとして、大企業の正社員以上の給与が得られるかもしれません。

転職エージェントに相談する

高卒でプログラマーを目指す場合には、IT系の転職エージェントを利用するのもおすすめです。プログラマーとしてどのような企業で働きたいのか、自分の希望をヒアリングしてもらい適切なアドバイスを受けることができます。非公開求人を紹介してもらえるケースもあるため、とりあえず登録だけでもしておくこともおすすめします。

4. 学歴不問・未経験可のプログラマー求人例

学歴不問・未経験可のプログラマーの求人例を2つご紹介します。

【フロントエンドエンジニア】多彩な案件を経験してスキルアップ!キャリアチェンジ可

【想定年収】
360万円~

【業務内容】
・大型メディアサービスのフロントエンド開発
・企画責任者が立案した施策の共有、工数の提案及び確認

【求められるスキル・経験】
<スキル>
・HTML/CSSの標準的な設計、実装
・JavaScriptの設計、実装

<マインド>
・コミュニケーションを積極的に取れる
・自発的に行動できる
・不明点があれば自分で調べて解決できる
・新しい技術への関心が高く、最新情報のキャッチアップに意欲的に取り組める
・抵抗感なく調査や開発支援(CI環境の構築、サポート 他)に取り組める

【アプリケーションエンジニア】未経験エンジニア・第2新卒歓迎/システム設計~テスト

【想定年収】
260~300万円

【業務内容】
・システムの設計・開発・テスト
・Webアプリケーションの開発

【求められるスキル・経験】
<経験>
・社会人としての就労(1年以)

<スキル>
・1通りのPC操作
・タッチタイピング

<マインド>
・自らの成長に向けトライできる方
・チームを優先しながら働くことができる方

5. プログラマーの仕事内容

次に、プログラマーの仕事内容について解説します。ここでは、一般的なプログラマーの仕事内容に加えて、分野別の仕事内容についても整理していきます。

関連記事:プログラマーとは?仕事内容や必要なスキルを紹介
関連記事:【初心者向け】プログラマーの仕事内容と、開発言語の選び方

一般的な仕事内容

プログラマーの仕事内容は、「詳細設計」「コーディング」「テスト」に集約されます。段取りとしては、まずSEが作成した基本設計書に沿って詳細設計を行い、詳細設計書を作成します。次に、上位者へ詳細設計書のレビューを行い、承認が下りた段階でコーディングを開始します。コーディングが完了した後は、テストシナリオを作成して単体テスト・結合テストなどを担当する、という流れが一般的です。

分野別の仕事内容

プログラマーの仕事内容は、分野によってやや異なります。分野ごとのおおまかな仕事内容は、次のとおりです。

Web関連

Webの分野におけるプログラマーは、主に「フロントエンド」「サーバーサイド」に分類されます。フロントエンドは、Webサイト・アプリなど「ユーザーの目に直接触れる、もしくは操作する部分」を作る分野です。実際にインストールされるアプリケーション本体を開発したり、Webブラウザに表示される部分の動的な処理を実装したりします。

これに対しサーバーサイドは、サーバー内の処理、つまり「ユーザーの目に触れない部分、操作しない部分」の処理を実装します。ログイン・検索・データ抽出・購入処理・ファイルアクセス・データ取得・加工・集計といった内部処理をはじめ、APIの実装やDBチューニングなどを担当することもあるでしょう。

組み込み系開発

組み込み系とは「家電製品やデジタルデバイスなどの内部に組み込まれた制御用コンピュータに対し、命令・処理を実装する」分野です。近年は、一般的な家電製品に加えて、IoT機器が台頭しているため、組み込み系の分野でもプログラマーのニーズが高まっています。ただし、組み込み系ではハードウェアや電子回路の知識が必要とされるため、高専卒・理系大卒が優遇される傾向にあります。

業務アプリ開発

この分野のプログラマーは「アプリケーションエンジニア」とも呼ばれます。企業内で使用されるさまざまなアプリの開発が主な仕事です。どのようなアプリを開発するかは企業によってさまざまですが、「Webブラウザ上で動作する売上管理アプリ」や「勤怠入力アプリ」などが一般的でしょう。

ゲーム開発

ゲーム開発におけるプログラマーは「ストーリー(シナリオ)に沿ったイベント処理や描画処理の設計、実装」が主な仕事内容です。また、近年は3Dゲーム開発などの分野でゲームエンジンが多用されます。代表的なゲームエンジンとしては、「Unity」「Unreal Engine 4」「Cocos2d-x」などがあります。

汎用系システム開発

1960年代から90年代初頭の日本では、金融機関や公共機関などにおいて、「汎用機」「メインフレーム」と呼ばれる大型コンピュータを使用したシステムを用いるのが主流でした。この汎用機・メインフレーム上で動作する機能の実装を行うのが主な仕事です。この分野のプログラマーは、高齢化が著しく、若年層の参入が少ないことで知られています。

その背景には、汎用系システムからオープン系・クラウド系システムへの移行などがあります。汎用系システムは「レガシーシステム」と呼ばれ、いずれはリプレイス(移行・移設)されるものです。しかし、まだまだ現役で使用されているシステムもあることから、底堅い需要が続いています。最もよく用いられる言語「COBOL」を習得できれば、高卒・未経験からでも目指しやすい分野かもしれません。

6. プログラマーに向いている人

未経験からプログラマーを目指すときに気になる点として、自分がプログラマーに向いているかどうかでしょう。具体的には以下で解説する内容に当てはまる方はプログラマーに向いていると思われます。

学習意欲が高い

進化の早いIT業界において、学習意欲が高いことはプログラマーの必須の資質です。新しい技術が登場したと思っても、時間が経つにつれてどんどん古くなっていくこともあり、常に新しい技術や情報を取り入れていく姿勢が求められます。このように最新のITを意欲的に学ぶことを楽しめることができれば、プログラマーに向いていると言えるでしょう。

コミュニケーションを取るのが苦でない

パソコンに向かいっぱなしの仕事と思われるプログラマーですが、他者とのコミュニケーションを取るのが苦でないことも必要な資質です。システムやアプリケーション開発はチームを組んで進めていくことが多いため、コミュニケーションを取る機会は意外と多いためです。

また客先常駐の仕事になることもあり、客先の従業員やほかの会社から参加しているプログラマーと円滑に仕事を進めるためにも、コミュニケーションスキルが求められます。

体力がある

プログラマーには体力がある人も向いています。一見するとパソコンの前で座って作業しているだけの仕事のように思えますが、長時間の労働になりがちな仕事なので、それに耐えうる体力が欠かせないからです。

特にプロジェクトの納期直前では確認すべき内容やテスト結果の評価、そして残存しているバグ修正など仕事量が多くなりがちになり、残業続きになっていしまうことも珍しくありません。このような長時間の労働を最後までやり遂げるためには、何よりも体力があることが必要条件となるわけです。

7. まとめ

プログラマーは、また、システム開発の世界では、一般的に学歴よりも実力やセンスなどが重視される傾向が強いです。そのため、専門性とスキルを高めれば付加価値の高い人材とみなされやすく、高卒・未経験からでもキャリアアップを目指すきっかけになり得ます。根気強く基礎知識やプログラミング言語の習得を進めていけば、プログラマーを経て、さまざまなIT技術者として活躍する道が開けるでしょう。

ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

転職支援サービスに申し込む

また、「初めての転職で、何から始めていいかわからない」「まだ転職するかどうか迷っている」など、転職活動に何らかの不安を抱えている方には、無料の個別相談会も実施しています。キャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

「個別相談会」に申し込む

プロのアドバイザーがあなたのお悩みや疑問にお答えします

- 転職個別相談会開催中 -

相談内容を選択してください

※転職活動や求人への応募を強制することはありません

人気の求人特集

内定率が高い

関連する記事

人気の記事

スキルアップ記事トップへ

プログラマー(PG)の求人・転職一覧