スキルアップを目指すには、求められる知識に合わせた資格を取得するのがおすすめプログラマーに求められるスキルや知識とは?スキルシートについてもご解説

最終更新日:2021年2月4日

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プログラマーとは、プログラミング言語を用いてさまざまなシステムやソフトウェアを実装する職種です。基本スキルとして何からのプログラム言語の扱いに長けていることが求められますが、言語スキル以外にもさまざまな知識とスキルが必要です。この記事では、プログラマーに求められる知識とスキルに加え、役立つ資格について解説します。

1. プログラマーに必須なスキル・知識

プログラマーと聞くと、プログラミング言語に関する豊富な知識が求められると考えがちですが、実はそれ以外にもさまざまなスキルが求められます。今回は、プログラマーにとって特に重要な5つのスキルについて詳しく紹介します。

プログラミングスキル

プログラマーは専門職のため、プログラミング言語のスキルは不可欠です。ただし、企業によって求められるスキルレベルは異なります。プログラミング経験が1年未満のプログラマーや未経験者を対象としている場合は、言語の基本構文を習得しているなど基礎レベルしか求められない求人がほとんどです。
 
一方、数年以上のプログラマー経験が求められる求人の多くは、特定のフレームワークのスキルやソース管理スキル、データベースなどさまざまなスキルが求められます。

プログラミング言語といってもさまざまな種類があり、開発するシステムやアプリケーション、分野によっても異なります。

各言語と使われる開発分野

プログラミング言語にはそれぞれ特性があり、開発に用いられる分野には一定の傾向が見られます。

たとえば、プログラマーの求人案件でもっとも多いJavaは、大規模な基幹システムからAndroid向けのアプリケーション開発まで幅広い分野で需要があるほか、iOS向けアプリケーションにはSwiftが用いられます。近年注目されているAIの分野においては、ライブラリが豊富なPythonが、ゲーム開発の分野ではC#やJavaなども多く用いられます。さらに、Web業界においてはPHPやJavaScriptも重宝される言語です。

そのため、たとえばJavaを用いた開発を担当するプログラマーとして入社した後に、参画するプロジェクトでC#やその他のプログラミング言語のスキルが必要になり、仕事をしながら新たなプログラミング言語の勉強をするというケースも多いのです。

そのため、たとえば「Javaのスキルを身につけたから一生安泰」というわけではなく、プログラマーとして常にスキルを学び続ける姿勢が求められます。

プログラミング理論の知識

プログラミング理論とは、何らかのコーディング標準やコーディング規約を元にモジュール分割を行いメインルーチンやサブルーチンの独立性や可用性、信頼性、可読性などを高めていくことをいいます。これらは、プログラムの処理速度やプログラミング工数、品質に大きく関係します。よって、プログラマーはプログラミング理論の知識を身につける必要があります。

コミュニケーション能力

システム開発のプロジェクトにおいて、ほとんどの場合はSEやPMなどが顧客との窓口になるケースが一般的です。しかし、プロジェクト案件によってはプログラマーが顧客とコミュニケーションをとったり、細かい調整を行うこともあります。

また、大規模な開発プロジェクトになればなるほど、複数のプログラマーおよびSEがチームを組んで開発を進めることが一般的です。いわばチームワークが求められるため、さまざまな立場の人間と円滑なコミュニケーションがとれなければ開発にも大きな支障をきたしてしまうのです。

論理的思考能力

論理的思考力とはロジカルシンキングともよばれることが多いですが、課題や問題を解決するために筋道を立てて考える力のことを指します。目的と方法を正しく理解したうえで、物事を体系的に整理しながら考えることで、さまざまな問題を解決する力が身につきます。

論理的思考力はプログラミングにおける基本的かつ重要な考え方であり、論理的な設計がなされていないとシステムに何らかの不具合が発生したり、意図した通りにプログラムが動かないという結果にもなります。

情報収集スキル

プログラミングの分野では、新たな開発手法やフレームワークを活用することで開発効率が大幅に向上することも多いです。また、優秀で経験豊富なプログラマーでも技術的な問題につまづくこともあり、本やインターネットなどから解決につながるヒントを収集するケースは少なくありません。

膨大な情報の中から自分が探している情報にピンポイントでアクセスするためには、適切な情報収集のスキルを身につけておく必要があります。情報収集のスキルが低いと、問題にぶつかったときになかなか解決方法が見出だせず、膨大な時間を要してしまいます。

2. スキルアップするために身につけるべき知識6選

プログラマーとしてある程度の経験と実績を積み上げてきた方の中には、さらなる高みを目指して次のステップを考えている方も多いのではないでしょうか。そこで、プログラマーとしてキャリアアップするために身につけるべき知識とスキルを解説します。

開発現場の多くでは、以下の知識やスキルを持つ人が設計やリーダーを担当します。

システムアーキテクチャの知識

システムアーキテクチャとは、システムを構成する要素のことを言います。サーバーやCPU、ストレージなどのハードウェアからプログラムソースまで幅広い領域がこれに含まれます。システムアーキテクチャはプログラムソースの設計をする際に必須の知識となります。また、C言語などを駆使してメモリ処理や並列処理などを行う際にも必要となる知識です。

システムの評価指標の知識

システムが優れていると評価するための指標として効率性(レスポンスタイムやスループット)、接続性(プラグアンドプレイやデバイスドライバ)、移植性(インタフェースの標準化)、信頼性(故障率、MTTRとMTBF)といった理論があります。評価指標を高める開発を行う必要がありますので、これらの知識を身につけると良いでしょう。

ミドルウェアの知識とスキル

システム開発は、プログラミング言語のみを使って行うものではありません。サーバー制御(サーバーOS)やプログラム間連携ソフトウェア、ソフトウェア開発支援ツール、データベース、APIなどさまざまなミドルウェアも使いながら開発を行います。これらの幅広い知識とスキルを習得しているほど、任せてもらえる範囲が広がります。

ソフトウェア品質管理の知識

ソフトウェア品質管理とは、品質モデルとメトリクスなどを使用しソフトウェアの品質要求を高めることを言います。プログラマーの観点からは単体試験や結合試験、網羅性試験を行い不具合の可視化や修正、ソースコードの品質向上を行います。ソースコードの品質には可読性、リソース管理、適切なコメント数、移植の容易性などの観点が含まれます。

システム開発手法の知識

システム開発手法とは、システムの開発工程を構造化し、計画・制御するための枠組のことです。プロジェクトの種類や状況に応じて、適切な開発手法を選択する必要があります。代表的な手法として、ウォーターフォールモデル、アジャイルモデル、スパイラルモデルなどが存在します。
 
システム開発手法を理解していないと、プロジェクトの全体像の把握ができず、手戻りや進捗管理が行えないなどの問題が発生します。また、プロジェクト計画段階ではどのシステム開発手法を使うかを決めるところからはじまるので、プロジェクトの最初から携わる立場になるには、システム開発手法を熟知している必要があります。

ハードウェアやネットワークに関する知識

さまざまな業種において、業務効率化を支援するIoTの分野が注目されています。小型のセンシングデバイスによってさまざまなデータを収集したり、機器を制御したりするIoTシステムを構築する際には、ハードウェアとネットワークに関連するスキルが欠かせません。

今後の成長分野であるIoTに特化したエンジニアを目指すためには、ハードウェアやネットワークの知識を身につけておくと良いでしょう。

3. 言語スキルの証明に活用できる資格

この章では、言語スキルの証明に活用できる資格について解説します。プログラマーがプロジェクトに参画したり転職したりするときは、どのくらいのスキルを持っているのかを客観的に示す必要があります。そこで、プログラマーが持っておくと役立つ資格を6つ紹介します。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、その名の通りC言語プログラミングに特化した資格制度です。C言語を駆使したコーディング、コンパイル、デバックを行い、プログラムを完成させる能力を測定する認定試験となります。3級から1級までの階級が用意されており、C言語の初心者は3級からの習得を目指すとよいでしょう。

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Oracle Certified Java Programmer

Oracle Certified Java Programmerは、Javaプログラミングに特化した資格制度です。Javaを駆使したコーディング、コンパイル、デバックを行い、プログラムを完成させる能力を測定する認定試験となります。「Bronze」「Silver」「Gold」といった3つの階級が用意されており、初心者は「Bronze」からの習得を目指すとよいでしょう。

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Android 技術者認定試験制度(ACE)

Android 技術者認定試験制度(ACE)は、Android™の知識・技術に特化した資格制度です。アプリ開発のエンジニア向けである「アプリケーション技術者認定試験」、プラットフォーム周りのエンジニア向けである「プラットフォーム技術者認定試験」の2種類の認定が用意されています。各試験は「ベーシック」「プロフェッショナル」といった階級が用意されています。

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Ruby技術者認定試験制度

Ruby技術者認定試験制度は、Rudyプログラミングに特化した資格制度です。Rudyを駆使したコーディング、コンパイル、デバックを行い、プログラムを完成させる能力を測定する認定試験となります。「Silver」「Gold」「Platinum」といった3つの階級が用意されていますが、現在は「Silver」と「Gold」のみ受験可能となっています。

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PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、PHPプログラミングに特化した資格制度です。PHPを駆使したコーディング、コンパイル、デバックを行い、プログラムを完成させる能力を測定する認定試験となります。「初級」「上級」「認定ウィザード」といった3つの階級が用意されています。

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基本情報技術者

基本情報技術者試験は、IPAが主催しているプログラマーの登竜門ともいえる資格です。IT関連の資格の中でももっとも応募者数が多く、IT分野の基本的な知識からプログラミングの初歩的な内容まで網羅されています。プログラミングの問題としてはC言語に関連したものが出題されますが、あくまでも基礎的な内容となっています。

ただし、合格率は毎年20〜25%前後となっており、しっかりと試験対策を行っていないと合格は難しいといえるでしょう。

4. プログラマーのスキルシートとは?

プログラマーとしての転職を目指すうえで役立つのがスキルシートです。スキルシートとは、自身のこれまでの経験や持っているスキルなどを書き記したものです。特にプログラマーを募集している企業の多くは即戦力を求める傾向が高いため、客観的にスキルを判断できるスキルシートは転職活動において重要な意味をもちます。

プログラマーにとってのスキルシートの役割

たとえば「C言語プログラミング能力認定試験」の資格を保有していたとしても、実際にC言語を用いた開発経験がある人とそうでない人ではスキルの高さは全く異なります。また、「C言語の開発経験がある」と履歴書に記載していたとしても、どの程度の年数なのか、どのような規模のプロジェクトに携わってきたのかなど、詳細が把握できないことも多いものです。

もっている資格やスキルの詳細をスキルシートに記載することによって、企業が求める人材要件にマッチするのかを細かく見極めることができるのです。企業が求めるスキルの基準に満たないまま入社してしまうと、業務についていけなかったり、重大なミスを起こしてしまったりする可能性も考えられます。スキルシートは人材を募集する企業側はもちろん、求職者にとってもメリットのあるものです。

スキルシートに書いた方が良い内容

プログラマーとして転職活動をする場合には、スキルシートには以下の内容を記載しましょう。

・職務経歴
勤務経験のある企業名と在籍期間を記入します。

・保有技術
「C」や「Java」など、開発経験がある、または習得済みのプログラミング言語を記入します。言語ごとに開発経験の年数も記入しておきましょう。

・開発案件の詳細
案件名、役割、開発規模および人員、開発に使用していた言語および開発環境、担当していた工程などを記入します。

また、上記に加えて開発案件の概要(何を目的としたシステムか)も記入しておきます。

・自己PR
これまでの職務経歴をもとに、どのような知識やスキルが活かせると考えているか。自身の強みがどこにあって、どのような場面でそれが発揮できると考えているかなど、アピールにつながる内容を記入します。

5. まとめ

この記事では、プログラマーに必要な知識・スキル、役立つ資格を解説しました。卓越したプログラマーになるためにはプログラミングスキルだけでなく、幅広い知識を身につけることが重要です。これらを身につけることで、設計責任者やリーダー、SEなどへのキャリアアップの道が拓かれます。資格取得を目指すことは効率的な学習にも繋がりますので、ぜひ活用してみてください。

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