言語別の年収や利用率、プログラマーから目指しやすい職種や評価されやすいスキルなどをご紹介プログラマーのキャリアパスを年収や必要なスキルとあわせて解説!

最終更新日:2021年6月22日

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近年、未経験者を対象としたプログラミングスクールなどが増え、プログラマーを目指しやすい時代になりました。プログラマーのキャリアパスは、スキルを磨いてシステムエンジニアにキャリアアップする選択肢や、経験を積んでから他のエンジニア職へキャリアチェンジする選択肢などがあります。

この記事では、プログラマーの主なキャリアパスと、キャリアアップを目指す上で持っておくと評価されやすいスキル、役立つ資格について解説します。

1. プログラマーのキャリアパスについて

プログラマーのキャリアパスは、以下に分類することができます。
 

  • ・プログラマーとして転職する

    ・システムエンジニアにキャリアアップする/転職する

    ・その他の職種(インフラエンジニア、データベースエンジニアなど)にキャリアアップする転職する
     

ただし、近年ではプログラマーとシステムエンジニアの垣根がなくなってきています。ベンチャー企業を中心に、プログラマー職であっても要件定義や基本設計などを担当するケース、システムエンジニア職であってもプログラミングや単体テストまで担当するケースがあります。

この記事でキャリアパスのひとつとして紹介するプログラマーは、従来の詳細設計、プログラミング、単体テストを担当するプログラマー職を指します。

2. 段階別に見るプログラマーの仕事内容と必要スキル

プログラマーと一口に言っても、さまざまな段階があります。プログラマーになりたての方から、経験豊富なプログラマーまで、これから紹介するプログラミング以外の工程もしっかりとできるようになる必要があります。

テスト工程業務

テスト工程業務とは、完成したプログラムが正常に動作するかどうかテストする業務のことです。

仕事内容

SEが設計したプログラムが正常に動作するかテストする工程です。テストにはブラックボックステストやホワイトボックステストなどさまざまな手法があり、目的に応じて使い分けます。テスト後のレポートの作成まで担当することもあります。

必要スキル

テストはプログラミング未経験でも、マニュアルに従って操作するだけでできる仕事です。また複数の方と共同でテストを実施することもあるため、最低限のコミュニケーション能力も求められます。テストはプログラミングに慣れるという目的もあるため、とくに初心者が担当することが多いです。

保守運用

保守運用は、すでに動作しているシステムへのメンテナンスを行う業務です。

仕事内容

保守は、システムにバグやエラーが発生したときに、その問題を解決する仕事のことです。運用は、システムを正常に動作し続ける状態を維持するために行うあらゆる業務のことです。

必要スキル

保守運用もテスト工程と同じように、マニュアルが準備されていることが多く、未経験のプログラマーでもマニュアルに従って操作するだけで、ある程度の保守運用は可能です。プログラミングの未経験者の中には、テスト工程からではなく、保守運用から実務をスタートするケースもあります。

構築

保守運用ができるようになると、次は構築を担当します。構築はプログラマーのメインの業務です。

仕事内容

構築は、SEが作成した仕様書通りに、実際にプログラムを記述する工程です。一つのシステムを一人のプログラマーで構築することもありますが、複数のプログラマーと協力しながらプログラミングすることもあります。自分の書いたプログラムが、ほかの方にとっても読みやすいプログラムになっていることなどに気をつけながらプログラムを記述することが大切です。

必要スキル

構築ではプログラミングのスキルが必須です。実際に稼働しているシステムの保守運用の経験を活かして、メンテナンスしやすいようにプログラムが書ければ、なお良いでしょう。

設計

設計は、構築の前段階の工程であり、主にシステムエンジニアが担う業務でもあります。

仕事内容

開発するシステムに必要な機能や動作を考えて設計する工程です。設計を専門に担うシステムエンジニアが担当することもありますが、経験を積んだプログラマーが設計を担当することもあります。

必要スキル

設計には、プログラミングのスキルに加えて、開発するシステムが使われる業界の知識や、クライアントのニーズを的確に把握するためのコミュニケーション能力が求められます。

3. プログラマーとして転職する

プログラマーとして、さらに収入を上げたり、別のプログラミング言語での開発をしたりするために、別の企業へ転職する方もいます。AIやビッグデータなど、IT業界で注目を集めている技術に関するプログラミング言語を使った会社へ転職することで、新しいスキルを身につけたり、年収を増やしたりすることも可能となります。

システム別の言語利用率

TECH Streetによる「2020年プログラミング言語別年収ランキング」(※1)での「ITエンジニアが保有しているスキルランキング」において、ITエンジニアが保有しているスキルランキングが公開されています。

同調査の調査期間は、1回目の調査が2019年1月1日から2019年9月3日まで、2回目の調査が2020年1月1日から2020年9月30日までであり、有効回答数は合計5,599名です。調査対象は転職サービス「doda」に会員登録を行った20代から50代までのITエンジニアです。2回目の調査結果である、2020年の結果は以下の通りです。

1位:SQL(15.9%)
1位:Java(15.9%)
3位:JavaScript(13.2%)
4位:C#.NET(6.4%)
5位:PHP(6.1%)


このような結果となっています。

1位にはSQLとJavaが並びました。SQLはデータベースを操作するための言語であり、データベースを必要とするシステムであれば、ほぼ確実に使われていると言っていいほどの技術です。Javaも多くのシステム開発で使用されているプログラミング言語です。

3位のJavaScriptは動的なWebサイトを制作するために必須のプログラミング言語です。ブラウザ上で動作することが特徴ですが、最近ではNode.jsのようにサーバーサイドで動作させることも可能であり、多くのフレームワークやライブラリが公開されています。

4位のC#.NETはマイクロソフトが開発したプログラミング言語です。主にWindowsで動作するアプリケーションの開発に使用されています。

5位のPHPはWebサーバーで動作するプログラミング言語であり、WordPressやEC-CUBEなどさまざまなWebアプリケーションの開発に用いられています。

※1 TECH Street「2020年プログラミング言語別年収ランキング」(2021年2月22日アクセス)

言語別の平均年収

「2020年プログラミング言語別年収ランキング」では言語別の平均年収も公開されています。30代部門のプログラミング言語別年収ランキングは以下の通りです。

1位:R(569万円)
2位:Go(562万円)
3位:Perl(555万円)
4位:F#(550万円)
5位:Python(546万円)


先ほどの保有率と比較してわかるように、プログラマーが身につけている言語と、平均年収の高さが一致しないことがわかります。1位と2位のRやGoは比較的新しい言語ですが、3位のPerlは現在新規の開発で用いられることは少ないにも関わらず平均年収は3位です。これはなぜでしょうか。

Perlの平均年収が高い理由として、過去に作られたWebアプリケーションのメンテナンスを経験豊富なベテランプログラマーが担当していることがあげられます。言語の利用率は低くても、経験者によってメンテナンスされていることで、平均年収が押し上げられていると考えられるからです。

4. システムエンジニア(SE)にキャリアアップする/転職する

プログラマーとしてある程度経験を積んだら、上流工程である要件定義や基本設計などを担当することがあります。そのようなスキルを身につけることで、システムエンジニアへのキャリアアップや転職が可能となります。

システムエンジニア(SE)の年収

経済産業省の調査(※2)ではSE関連の年収は以下となっており、比較的高い年収水準にあります。

・高度SE・ITエンジニア(基盤設計担当・ITアーキテクト):780万円
・SE・プログラマ(顧客向けシステムの開発・実装): 600万円
・SE・プログラマ(ソフトウェアの開発・実装):570万円
・SE・プログラマ(組込みソフトウェアの開発・実装):600万円


※2 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年8月21日)」p6より。(2021年2月22日アクセス)

転職で評価されやすいスキル

プログラマーからシステムエンジニアへの転職では、プログラミングのスキルに加えて、データベース設計や構築スキル、データベース操作言語のSQLのスキル、サーバーの設計や構築のスキル、プロジェクトマネジメントのスキルなどがあると評価が上がりやすい傾向にあります。

役立つ資格

システムエンジニアへの転職には、情報処理推進機構が実施している情報処理資格試験の取得が役に立つでしょう。全部で13区分の試験が実施されていますが、まずは「基本情報技術者」を取得し、その後で「応用情報技術者」や「データベーススペシャリスト」、「システムアーキテクト」などの「高度情報処理技術者試験」の取得を目指すと自身の成長に合わせて資格が取得できます。

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5. その他エンジニア職にキャリアアップする/転職する

プログラマーからシステムエンジニア以外のほかのエンジニア職へキャリアアップや転職をするケースも増えてきました。ベンチャー企業などでは、プログラマーがサーバー管理やデータベース構築を担うことが多いことがあり、そのような職種を目指しやすくなってきています。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーといったインフラの設計、構築、運用、保守を担当する職種です。近年のプログラマーは、ベンチャー企業を中心にネットワークやサーバーの設定まで担当することも少なくありません。

プログラマーの基礎知識としてネットワークとインフラスキルの教育を行う企業も多いでしょう。よって、インフラエンジニアはキャリアアップに目指しやすい職種と言えます。

転職で評価されやすいスキル

インフラエンジニアはサーバーの設計や構築、運用保守、ネットワーク構築スキルなどがあると評価されやすいでしょう。

役立つ資格

システムエンジニアと同様に基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の取得が役に立ちます。さらに「ネットワークスペシャリスト」や「CCNA」、「AWS認定」などがあれば、ネットワークやサーバー構築スキルがあると評価されやすいです。

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データベースエンジニア

データベースの設計、構築、運用、保守を担当する職種です。SEが担当することも多いですが、大規模システムの開発では専門のエンジニアが配置されることも少なくありません。

プログラマーはデータベース接続やデータベース操作(データ抽出、データ更新など)などをプログラミング言語とSQLを使って実装するため、データベースエンジニアも目指しやすい職種です。

転職で評価されやすいスキル

データベースエンジニアは、SQLのパフォーマンスチューニングスキルやデータベース設計スキルがあると転職時に評価されやすいです。

役立つ資格

こちらもシステムエンジニアと同様に基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の取得が役に立ちます。それらに加えて、「データベーススペシャリスト試験」や「オラクルマスター」など、データベースに特化した資格があれば、資格の取得を通じてデータベースの知識を身につけられ、転職活動時のアピールポイントになります。

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6. まとめ

この記事では、プログラマーの主なキャリアパスと評価されやすいスキル、役立つ資格を解説しました。プログラミング言語は数多くあるため、時代の流れに合わせて習得する言語を変えることでプログラマーとして長く働いていくことができます。

一方で、上流工程やインフラやデータベースなどほかの領域に特化したエンジニアを目指すこともできます。プログラマーは、さまざまなキャリアパスを選択できる職種ですので、進みたいキャリアパスを明確にした上で必要なスキルを身につけましょう。

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