未経験者が学ぶべきプログラミング言語とは?高度IT人材を目指す方法を解説独学でプログラマーを目指すための方法とは?

最終更新日:2020年7月8日

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ここ数年、日本国内では慢性的なIT人材不足が続いており、IT人材の中核ともいえるプログラマーに対する需要は年々高まっています。こうした背景から、キャリア・年収を向上させようとプログラマーを目指す人も少なくありません。プログラミングスキルは独学でも習得できるため、実務未経験からの転職も可能です。しかし、専門性の高さや適性など、プログラマーならではの課題があることも事実です。ここでは、未経験者が独学でプログラマーを目指す場合におすすめの言語や学習方法、キャリアパスなどを紹介します。

1. 独学でプログラマーになれるのか?

まず、未経験者が独学でプログラマーになれるのかについて解説します。

未経験から独学でプログラマーになるためのポイント

結論から述べると、「未経験者でも独学でプログラマーになることは可能」です。ただし、ある程度の適性や言語選び、効率的な勉強方法など、ポイントを押さえた上で努力を重ねることが必要です。

適性の見極め
プログラマーは、ソフトウェアの作成という精密な作業を地道に繰り返すため、スキルだけでなく適性も重要な職種です。そこで、まずは適性の見極めから始めてみるのが良いでしょう。

例えば、独学でプログラミングの勉強を進めるとき、多くの人が「エラーの対処法」で悩みます。プログラミング言語が出力するエラーは多種多様で、それぞれに解決方法が異なります。また、一度に複数のエラーが発生することも珍しくありません。こうしたエラーへの対処法を、リサーチや試行錯誤によって解決できれば、プログラムは徐々に完成へと近づいていきます。このような「トライ&エラー」が楽しめるか否かでプログラマーへの適性が判断できるでしょう。また、「ものづくりへの興味」「順序だてて論理的に物事を考える習慣」などもプログラマー向きの適性といえます。

言語選び
独学でプログラマーを目指す場合は、「習得しやすい言語」を選ぶことが大切です。一般的に「インタプリタ型言語(コンパイルが不要な軽量スクリプト言語)」は、可読性が高くて記述量も少ないために、未経験者でも習得しやすいと言われています。逆に、C言語のようなコンパイラ言語は、言語自体のパフォーマンスや応用性は高いものの習得難易度が高く、身に着けるまでには長い時間が必要です。

また、無料でインストール可能な開発環境が公開されているかも重要なポイントになるでしょう。自宅PCに開発環境を用意できれば、独学へのハードルが一気に低くなるからです。
RubyやPythonなどは、開発環境を無料かつ比較的容易に構築できるためおすすめです。

効果的な勉強方法の確立
独学でプログラマーになるためには、勉強方法を確立して、じっくりと取り組む必要があります。独学の方法としては「書籍」「プログラミング学習サイトの活用」「スクール活用」が代表的です。まずは書籍を読み進めながら、ごく簡単なプログラムを作成し、疑問点は学習サイトやスクールで解決するといったルーティーンができれば、着実にスキルが身についていくはずです。

独学のメリットと注意点

独学は金銭的な負担が少ないことや、離職中・求職中でも学習を進めやすいといったメリットがあります。ただし、プログラミングスキルは、一定レベルに到達するまでにある程度の時間が必要です。個人差はありますが、基礎レベルを習得するまでに概ね半年~1年程度を要すると考えてよいでしょう。そのため、モチベーションの維持が課題になりがちです。モチベーションが上がらずに、ただ時間だけが過ぎてしまった結果、転職のチャンスを逃すという事態も考えられます。身に着けやすさや需要を加味したうえで言語を選択すると良いでしょう。

2. 未経験者が独学でも身に着けやすい言語とは?

次に、未経験者が独学で習得しやすい言語を具体的に紹介します。前述したように、未経験かつ独学の場合は「コンパイル不要な軽量スクリプト言語(インタプリタ型言語)」がおすすめです。CやC++、Javaなどのメジャーなコンパイル型言語は、プログラミングの基礎力養成には適しているものの、言語自体の難易度が高く身に着けるまでに時間がかかります。逆に軽量スクリプト言語は、習得難易度が低く将来性が高いため、少ない労力でプログラマーとしての第一歩を踏み出すことに適しています。

Ruby

プログラミング言語の中では異色ともいえる、日本発のプログラミング言語です。総合的な習得難易度は、プログラミング言語の中でも最も易しいレベルになります。Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏によれば、Rubyは「作り手の楽しさ」にフォーカスした言語であるとのこと。モノづくりの楽しさを感じながらプログラミングを学習できれば、効率よくスキルを身に着けることができるはずです。

Rubyの特徴
・可読性が高くシンプルな文法で、未経験者でもつまずきが少ない
・日本語ドキュメントが豊富でリサーチが容易
・小~中規模システムのサーバーサイド用言語として需要有り

JavaScript

1990年代の初頭に登場して以来、家電・自動車・PCなどさまざまな分野で使われているスクリプト言語です。インターネットが普及してからは、主にWebブラウザの動的な処理を担う言語として重宝されるようになりました。HTMLに対して直接編集可能なことや命令の少なさ、Web上のサンプルコードの豊富さなどから習得難易度は低いです。

JavaScriptの特徴
・家電、自動車、モバイルデバイスなど幅広い範囲で実績がある
・Webシステムの開発に強く、フロントエンド、サーバーサイド双方で需要がある
・以前はブラウザ上の動的な動作の実装においてよく使用されていた(現在はReactなどのライブラリを利用した実装が一般的)
・Node.js(JavaScriptの実行環境)の登場でサーバーサイドでも有力な言語となった

PHP

1990年代終盤に登場して以降、2000年代初頭にかけてPHPを使ったSNS開発がブームとなりました。また、メジャーなCMSである「WordPress」もPHPで作成されていることから、Web界隈でその名を知らぬ人はいないほどの知名度を誇る言語です。

PHPの特徴
・文法は比較的簡単で未経験者でも理解しやすい
・Web上のサンプルコードなど日本語ベースの情報も多い

Python

機械学習やAI開発の分野で評価が高いスクリプト言語です。日本国内ではPythonを扱える人材が少ないものの、海外では既にデータサイエンティストや機械学習エンジニアなどが挙って習得しています。日本国内でも徐々にPythonエンジニアを採用する企業が増えています。ただし、前述した3つの言語に比べると、習得難易度はやや高めです。

Pythonの特徴
・文法がシンプルで可読性が高い
・特定領域(機械学習、統計、解析など)のライブラリが豊富
・統計、解析などの実務経験があればデータサイエンティストとして即戦力を目指せる
・日本語ドキュメントが少ないことや専門性の高いライブラリの多さなど、実際に使いこなすためには相応の前提知識や学習が必要

3. 独学でプログラマーになるには?

最後に、未経験かつ独学でプログラマーになるための具体的な方法を紹介します。未経験かつ独学でプログラマーを目指す場合は、「スキルを対外的に証明する方法」をしっかりと準備しておきましょう。具体的には、次のような方法がおすすめです。

成果物の可視化

自身で作成したプログラムは、プログラミングサイトやコミュニティへの投稿によって可視化を進めておきましょう。また、独自のWebサービス・アプリ開発などを開発し、採用面接の際に提示するという方法もあります。「単独でアプリ・サービスを開発できること」は、何よりも強いスキルの証明です。

資格取得

対外的にスキルを証明するものとして「資格取得」もおすすめです。「資格=実務での実力」と判断されることは稀ですが、一定の知識・スキル・適性の証明になります。

入社後のキャリアパス例

スクリプト言語を習得して、Webサイト・アプリ開発エンジニアを目指す場合のキャリアパスとしては、次のような例が挙げられます。

1.マークアップエンジニアとしてWebサイトの軽微な改修、コーディングを担当
2.クライアントやアプリ側の開発を行うフロントエンジニアへステップアップ
3.バックエンドの複雑な処理を実装するサーバーサイドエンジニアへキャリアチェンジ

サーバーサイドまで一貫した開発経験を積むことで、Webプログラマーとしての評価が高まり、キャリア・年収アップが期待できます。

4. まとめ

上述のように、全くの未経験からでも、しっかり技術や知識が身についていれば独学でもプログラマーに就職することは可能です。しかし、「モチベーションが維持できなかった」「わからないことが多く、相談できる相手もいない」といった理由で挫折する人が多いことも事実です。将来自分がプログラマーとして働く姿をイメージしながら、目的意識をもって学習を続けることが転職成功へのポイントとなるでしょう。

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