独学で勉強しやすい言語や習得するまでの期間、挫折しないためのコツを紹介独学でプログラマーを目指すための方法とは?

最終更新日:2021年8月25日

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IT人材は慢性的に不足しており、2030年には最大で78万人のIT人材が不足するというデータも存在しています。(※1)また、厚生労働省の令和2年賃金構造基本統計調査によると情報通信業は平均よりも給与が高いという調査結果が出ています。(※2)

需要もあり高い給与を得ることもできるプログラマーですが、未経験でなおかつ独学でもなることはできるのでしょうか。本記事では、未経験で独学の方がプログラマーを目指すためのコツをお教えします。

※1 厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」(2021年8月15日アクセス)
※2 経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2021年8月15日アクセス)

 

1. 未経験者は独学でプログラマーになることはできる?

「未経験者でも独学でプログラマーになること」は可能です。確かにプログラマーは専門的なスキルが必要となる技術職です。しかし、全てのプログラマーは未経験者からスタートしており、何らかの学習によりスキルを身に着けています。つまり、学習によりスキルを習得することができればプログラマーとして活躍することが可能なのです。

ただし、独学でプログラマーとして活躍するためには、前提として下記のスキル習得等を努力を重ねて行うことが必要となります。

適性の見極め

プログラマーという仕事はスキルの習得が必要ですが、それ以外にも適正があることが重要です。業務内容がソフトウェアの作成という精密性の高いものであり、論理的な思考の積み重ねができることが一つの大きな基準となります。

プログラミング言語の習得

プログラマーとして働く場合、プログラミング言語が扱えるスキルは基本となるものです。独学でこのスキルを学習する場合、二つのポイントを自分で乗り越える必要があります。

一つはプログラムの動作環境を自分で用意することです。学習のための環境を用意しなければスキル習得は始められません。現在はインターネットから多くの情報を得ることができるため、一定のITリテラシーがあれば解決可能です。

もう一つのポイントとなるのは、継続して目標に向けた学習を続けられることです。プログラミングの習得は一朝一夕ではならず、学習の積み重ねが必要です。モチベーションを保ちながら、学習を続けることができる強い意思が必要となります。

自己学習スキルの向上

独学でプログラマーになるために学習を行う場合、効率のよい学習方法を自分で見つける必要があります。プログラマーとなったあとも、スキルの向上にむけて必須となるのが自己学習ができるスキルです。すべてを自分でするという意味ではなく、スクールやWebサービスの利用、書籍での学習、学習サイトの利用など、活用できるものを最大限利用して自分のスキルを効率的に高め続けることが求められます。

2. 何から始めるかが重要!独学でプログラマーを目指す際のポイント

プログラマーになるための学習としてプログラムの作成をすることは必須です。しかしながら、闇雲にプログラムを書いてプログラマーとなるためのスキルを身に着けるのは、効率の良い方法ではなく時間がかってしまいます。

効率的に学習を行うためには、学習の計画をたてることが重要です。最初にスキル習得に向けた明確な目標を打ち立てましょう。次のステップでは、目標に対し中間地点となるマイルストーンを配置します。マイルストーンを達成し、充足感を得ながら学習が続けられる計画をたてましょう。

まずは一つのプログラミング言語の習得を目指して、学習目標をたてます。一つの教材を1カ月~3カ月のスパンを目標として身に着けると分量としてはやりやすいかもしれません。学習に割ける時間は人によって違うため、期間は人によって変わってきます。しかし、期間を長くとりすぎるとモチベーションの低下が発生する恐れがあるため、長すぎない範囲で成果が出るように取り組みます。

このような計画をたてるにあたり、下記のポイントを理解して自分の成長する方向性を決めておくことが重要です。

プログラミングとは何かをきちんと理解してから取り掛かる

プログラマーを仕事とする場合、プログラムは商品となります。企業に所属して作るプログラムは、どの様なシーンで利用されているのかを知っておきましょう。企業がビジネスを成り立たせるためには利益を生み出せるプログラムが作りだせなければなりません。また、企業に就職してプログラマーとして活躍するためには、好きなようにプログラムを作ることだけではなく、組織に貢献する成果物となるプログラムを作ることがプログラマーとしての目標となります。

プログラマーになり何を開発したいのか目的を定める

プログラムには多くの種類が存在しています。その実行形態や利用分野から大きなグループ分けがされており、作り方もそれぞれ別です。全てを知っていることが一番ですが、範囲が広大なため、まずは一つの分野に絞った学習が未経験者で独学の場合には適しています。

業務システム系

  • ・コンソールアプリ

    ・デスクトップアプリ

    ・Webアプリ


Webサービス、サービス開発、ゲーム系

  • ・Webアプリ(クライアントサイド、サーバーサイド)

    ・スマートフォンアプリ

    ・コンシューマーゲーム

開発目的や習得のしやすさに着目した言語選びを行う

プログラミング言語によって、利用用途と習得難易度は分かれています。自分の取り組みたい分野、その需要、習得難易度を勘案して、最初に学習するプログラミング言語を選択しましょう。

難易度が高い言語ほど、他言語の学習にも応用可能です。しかし、モチベーション維持が難しく、挫折にもつながり得ます。

まったくの未経験ならば、難易度が高過ぎず、すぐに形になって動作するプログラムが作れる言語がおすすめです。目に見える成果があがることで、モチベーション維持がしやすいことが重要です。

3. 目的別・プログラマー未経験者が独学で習得しやすい言語

プログラミング言語の選択は、学習において重要なポイントです。本項では、目的別でオススメのプログラミング言語をご紹介します。

アプリ開発

幅広く様々な種類のアプリ開発行いたい場合には「Java(ジャバ)」がオススメです。

Javaは世界中で利用されている人気のある言語で、情報が多く、学習しやすい環境が整っています。汎用性が高い言語のため、Web、デスクトップアプリ、スマホアプリなど各種の開発分野にも対応可能です。Javaのプログラマーには、多くの需要があり、選択肢が豊富なこともオススメできる理由の一つです。プログラミング言語としての難易度はやや高めですが、ベーシックな記述ですので一度身に付ければ他のプログラミング言語の学習に応用がききます。

Web開発

Web開発のプログラマーを目指す場合にオススメできる言語が「PHP(ピーエッチピー)」です。
文法はシンプルで分かりやすく、学習難易度は低めです。Webに特化した言語であり、Webページ作成言語として大きなシェアを持っています。世界中のWebサイトのサーバーサイドの80%近くがPHPで作られているというデータも存在しています。(※3)PHPで作成したプログラムは、Web画面として目に見える成果が得やすいことも、学習へのモチベーション維持に役立ちます。

※3 W3Techs「Usage statistics of server-side programming languages for websites」(2021/08/15アクセス)

AI・機械学習

AI・機械学習といった分野の開発を目指す場合には「Python(パイソン)」がオススメです。
Pythonは簡潔な記述で学習難易度は低めの言語です。AI・機械学習関連のライブラリが充実しているため、この分野では第一の選択肢となっています。

ゲーム開発

ゲーム開発を行うプログラマになりたい場合には、「C#(シーシャープ)」、「C++(シープラスプラス)」言語の学習がおすすめです。

C#、C++はゲームの開発で現在主流の言語です。ゲームエンジンUnityを利用する場合はC#が唯一の選択肢となります。ゲームエンジンUnreal Engine等ではC++が有力な言語です。ただし、C++は高難易度の言語のため、他の言語を学習してから身に着けたほうがよいかもしれません。

4. 独学でプログラマーのスキルを証明する方法

独学でプログラマーとしてのスキルを身に着けた場合、その証明方法を用意しておきましょう。企業にスキルをアピールする際に、伝わりやすくなります。

アピールできる成果物を作成する

プログラムを完成させ形として残すことは、学習の成果としてスキルの証明となります。近年、エンジニアもポートフォリオを作成し、Web等で公開することが増えています。これもスキル証明の一つの形です。成果物を残していることで、最後までプログラムを作りきっていることを証明してくれます。

またGitHubやQiitaなどで発信している場合は、発信力の証明としても有効です。プログラマーも他者との関わりがあり、コミュニケーションスキルは必須となります。

スキル証明に役立つ資格を取得する

資格を取得することで、第三者によるスキルの証明が可能です。例えば、IPA独立行政法人情報処理推進機構の基本情報技術者試験はITエンジニア向けの国家資格です。プログラミングに関連した情報技術の幅広い知識が問われ、プログラマーとしてのエントリーレベルのスキルが証明できる資格となっています。

5. 独学でプログラマーになる勉強法

独学でプログラマーになるための学習をする場合、効率的なコンテンツを選択することが重要です。未経験者向けのレベルで、一ステップごとに成果が確認できるコンテンツをオススメします。

プログラマーの勉強におすすめの本

本を利用して学習することのメリットは、体系的に知識を得ることができることです。注意点として、ただ読むだけでは身につきづらいため、本の中に記載されたプログラムを実際に自分のPC上で動かしながら学べるものを選ぶことが大切です。

1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座

Webの基礎となるHTMLとCSSおよびそのデザインを学べます。Web系のプログラマー、コーダーとなる場合には必須の知識です。Webクリエイターにより書かれた本のため、実際に役に立つスキルを身に着けられます。

スッキリわかるPython入門 

Pythonを題材としてプログラミングの基礎を学習できる本です。PythonはWeb系、AI・機械学習、IoTなどに活用できる言語ですが、まずは基礎を身に着ける必要があります。本書は、練習問題を交えてPythonを用いてプログラミングの基礎を学べ、未経験者も挫折しづらく学習がしやすい構成となっています。

プログラマーの勉強におすすめのアプリ

プログラミングの学習の選択肢として、アプリやWebサービスを利用しての学習があります。実際にプログラムを作り、確認しながら進めることができるため、未経験者でも学習しやすい環境といえます。

Progate

Progate(プロゲート)は初心者からプログラミングを学ぶことができるプログラミング入門のWebサービス、アプリです。イラスト中心のスライドによる学習を採用しており、文字ベースよりも直感的で、動画よりも自分のペースで進めやすい学習を提供しています。実際にプログラムを作りながら進むため、スキルも定着させやすくなっています。基礎レベルの18コースは無料で利用することができ、HTML&CSS、PHP、Java、Pythonなどの言語を選択することが可能です。

ドットインストール

ドットインストールは3分の動画でのプログラミングの学習を提供しているサービスです。幅広い言語をカバーしており、スマートフォンからも動画視聴可能なため、時間を有効に使った学習に役立ってくれます。

プログラマーの勉強におすすめのサイト

Webサイトのコンテンツとしてプログラミング学習を提供してくれているものを利用することも学習の選択肢の一つです。無料で利用できるサイトも存在するため、独学のメリットの一つである低コストでの学習の実現手段の一つとなります。

シラバス

テキストや動画によりプログラミング、Web構築を学習できるコンテンツを提供してくれるサービスです。丁寧に解説されており、未経験者が最初のステップから学び始めやすいように工夫されています。

Let'sプログラミング

テキストによるプログラミング学習を提供してくれているサービスです。Java、JavaScript、Python、PHPなどを学習することが可能です。特にJavaについては非常に細かい範囲までコンテンツが作成されており、1ステップずつスキルを身に着けることができます。実際にプログラムを作って動作確認やスキル定着を図る部分については、自分で環境を作って行う必要があります。

6.プログラマーとして入社後のキャリアパス例

プログラマーとして企業に入社した後は、どの様なキャリアパスを描いていけばよいのでしょうか。企業の種類別に例となるキャリアパスをあげています。

SIer、ソフトハウス
  • ・プログラマー、テスターとしてアプリケーションの開発とテストを担当

    ・SEとしてプログラムの設計にも携わる

    ・プロジェクトリーダーとしてチームを導く立場へ

    ・プロジェクトマネージャーとして、システム開発プロジェクト全体の責任者へ

ITサービス提供企業
  • ・自社サービスおよびコンテンツの開発、改修業務を担当

    ・業務領域の担当者として複数人のプログラムの責任者へ

    ・新たなサービスの企画、提案、プロダクトマネージャー

Web制作

・マークアップエンジニアとしてWebサイトの軽微な改修、コーディングを担当
・クライアントやアプリ側の開発を行うフロントエンジニアへステップアップ
・バックエンドの複雑な処理を実装するサーバーサイドエンジニアへキャリアチェンジ

7.まとめ

未経験から独学でプログラマーになることは可能です。ただし、自己学習によりプログラミング言語を一つ以上学習し、適性の確認とスキルを身に着けておくとよいでしょう。

プログラミングの学習にあたっては、効率的なスキル習得を図る必要があります。自分の学ぶべき方針、言語を決め、本、アプリ、Webサイトなどのコンテンツを利用して、成果を確認しながら学習を行いましょう。一定の期間で成果が確認できる言語、コンテンツを選択することで、学習を継続するモチベーション維持にも繋がります。

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