システムエンジニア(SE)になるには?必要な資格・向いている人を解説

最終更新日:2025年2月14日

システムエンジニア(SE)は、IT未経験者でも就職可能な職業であり、キャリアスタートとしても人気があります。しかし、専門職であるため「どうすれば就職できるのか?」と悩む人も多いのが実情です。

本記事では、ITに特化した転職エージェントの視点から、SEになるための方法を徹底解説。スキルや独学を裏付けるおすすめの関連資格、SEに向いている人の特徴も紹介します。これからSEを目指す人、SE転職で悩む人はぜひ参考にしてください。

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この記事のまとめ

  • SEになるには自己分析と業務分析を行い、足りないスキルを身につける学習が必要
  • 未経験者と経験者でSE転職のアプローチ方法は異なるが、未経験からでも目指すことは可能
  • SE転職を成功させるポイントは「資格の活用」「自己分析の徹底」「IT転職エージェントの利用」

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システムエンジニアになるための4つの方法

システムエンジニアになるためには、未経験者とエンジニア経験者でそれぞれ2パターン合計4通りの方法があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

エンジニア未経験:SEの会社に転職・就職する

前提として、未経験者でもシステムエンジニアとして働き始めることは可能です。未経験ではまず「未経験可の求人」を見つけ、応募しましょう。

【未経験可求人の見つけ方】

  • ・転職サイトを利用する

    ・SNS、コミュニティで情報を探す

    ・IT専門の転職エージェントを利用する


【未経験可求人のここをチェック】

  • ・未経験OK、ポテンシャル採用などの文言があるか

    ・研修制度が充実しているか

    ・目的とする分野のエンジニア職かどうか

システムエンジニアには未経験可の求人もあります。特にSES(システムエンジニアリングサービス)、SIer(システムインテグレーター)企業は未経験採用が多い傾向にあります。

転職は、実務や経験を通してキャリアアップを目指す際の近道となりえます。ただし、一般的に入社後は運用・保守、テスト業務からスタートするため、入社をゴールに設定するのではなく、継続的な学習を続け、キャリアアップを目指すのが重要です。

未経験可の求人もあるとはいえ、キャリアスタートの求人選びは迷いやすいです。「探し方がわからない」「求人の見方がわからない」「業界理解にまだ自信がない」という場合は、転職活動をサポートする転職エージェントの利用がおすすめです。

レバテックキャリアでは、専門のアドバイザーが転職をサポートします。業界未経験でもこれまでのキャリアから活かせるポイントを見つけ、適切な求人を紹介可能です。「現場を熟知した専門エージェント」からの履歴書添削サービスも提供できるため、未経験可能求人を探している人はぜひ1度、レバテックキャリアの無料相談をご利用ください。

エンジニア未経験:自分で学びスキルをつけて転職する

エンジニア未経験者の場合、独学によってスキルを身につけると「経験を補うスキルを証明し転職する」ことができます。IT業界では実務経験やスキルが重視されるため、独学は実現可能性の高いアプローチの1つです。システムエンジニアになるための学ぶべき基本スキルと、独学方法を以下にまとめました。

【学ぶべき基本スキル】

  • ・Python、Javaなどの初学者向けプログラミング言語

    ・基本的なIT知識

    ・ポートフォリオ作成


【勉強方法】

システムエンジニアに必要なスキルを独学で身につけるには、「短期的な目標を立てる」「コミュニティやメンターを見つけて活用する」「アウトプットを重視する」などがポイントです。独学はいつでも自分のペースで始められる一方で、挫折しやすいデメリットもあります。転職するまでのロードマップを作成し、計画的に進めましょう。

また独学でスキルを身につけた場合、経験の少なさを補うために、実際の転職活動ではアピール方法に工夫が必要です。

  • ・保有資格やポートフォリオ、GitHubのリンクなどを面接で提示する

    ・独学で何を学び、どんな手段で学習したかを具体的に伝える

    ・今後どのような成長をしたいか、キャリアビジョンを述べる

上記を押さえた上で、可能であれば転職エージェントなどの専門家にサポートしてもらうと、未経験でも転職の成功率を上げることができます。

エンジニア経験者:キャリアアップしてSEになる

すでにITエンジニアとして、一定の経験を積んでいる場合はスキルや知識を活かしてシステムエンジニアにステップアップできます。具体的な方法を考える前に、まずは「どんなエンジニア経験が役立つのか」を考えましょう。

【役立つエンジニア経験】

  • ・プログラマー:コーディングや開発経験

    ・テストエンジニア:システムの品質保証、テスト経験

    ・インフラエンジニア:ネットワーク、サーバーの知識

    ・運用保守エンジニア:現場でのシステム運用経験


【キャリアアップのためにできること】

  • ・SEに求められるスキルを学ぶ

    ・自己スキルと求められるスキルのギャップを埋める 
    例:資格取得など(応用情報技術者試験など)

キャリアアップには、現在の企業内で昇進する方法と転職によってシステムエンジニアのポジションを得る2つの方法があります。転職の場合はシステムエンジニアの経験がなくても、プログラマーやテストエンジニアとしてのスキルをアピールできるため「経験者ならではの業界理解の深さ」がポイントです。

スキルと経験の棚卸しを行い、システムエンジニアに求められるものは何かを十分学んでキャリアアップを実現させましょう。

以下の記事ではSEのキャリアアップ方法を詳しく解説しています。

関連記事:SEに必要な7つのスキル!関連職種からスキルアップの方法まで紹介

エンジニア経験者:キャリアチェンジしてSEになる

すでになんらかのITエンジニアとして経験のある人は、キャリアチェンジによりシステムエンジニアとして新しいキャリアを築くことも可能です。キャリアアップと異なり、未経験者として採用されることが前提となるので「不足する領域をどう補うか」がポイントになります。まずは、システムエンジニアと他エンジニア職の違いを理解しましょう。

【SEと他エンジニア職種の違い】

  • ・プログラマー:コードを書くことが業務のメイン

    ・ネットワークエンジニア:インフラ、ネットワーク構築がメイン

    ・SE:設計や顧客折衝がメイン、ビジネス・プロジェクト全体の理解とスキルが必要


【キャリアチェンジのステップ】

  • ・これまでの業務経験を洗い出し、SEに必要なスキルをピックアップする

    ・足りない領域のスキルを補完する

例:資格取得など(プロジェクトマネージャ試験データベーススペシャリスト試験など)

キャリアチェンジは「過去の経験を具体的に伝える」「転職後の展望や成長意欲を示す」ことなどがポイントです。経験を強みにする履歴書の作成も大切になるため、キャリアチェンジでも転職エージェントなどのサポートが有効になります。

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システムエンジニアになるためのスキルをつける方法

システムエンジニアになるためには、どんな方法だとしても「足りないスキル」「経験の少ないスキル」を身につける必要があります。そこで、スキルを学ぶ方法を3つまとめました。

独学で学ぶ

システムエンジニアになるためには設計や開発、運用管理などの幅広いスキルが必要です。これらのスキルは独学で学ぶことができます。まずは求められるスキルをチェックし、次に具体的な学習方法を解説します。

SEとして学ぶべき基本スキル

スキル なぜ必要?
プログラミングスキル プログラミングの基礎を理解していると、現実的な
設計や可能な仕様がわかるから
ITの基礎知識 業務内で扱う専門用語の理解、コミュニケーション
能力や連携力に影響するから
システム設計スキル SEの主要業務は「システムの要件定義と設計」だから
プロジェクト管理スキル システム開発はプロジェクト単位で進み、SEは
進捗管理も担うから

関連記事:IT技術者(ITエンジニア)に必要なスキルとは?

具体的な学習方法

方法 概要
書籍を活用する プログラミングやネットワーク、Linux、システム設計
など分野ごとにレベルの合った書籍で知識を身につける
関連記事:社内SEの仕事に役立つ本16選
オンライン学習プラット
フォームを活用する
Progate:初心者向け、PythonやJavaなどを学べる
Udemy:実務的なコースが多い、設計や開発の基礎から学べる
ドットインストール:短時間の動画で基礎を学べる
関連記事:プログラミングの勉強方法!おすすめの言語や学習のコツも紹介
無料リソースを
活用する
IPA教材:無料で基礎的なIT知識を学べる
YouTube:「プログラミング入門」「SE 仕事」など初心者向け動画を参考にする
実際に手を
動かして学ぶ
ポートフォリオ作成:タスク管理アプリ作成や小規模データベース設計などを行いまとめる
GitHub:自作のコードを公開し、学習成果を記録する

独学は比較的学習に費用がかからず、自分のタイミングやすき間時間で進められます。また、求める領域を重点的に学べるのもメリットです。一方でモチベーションの維持が難しく、正しい学習リソースを自分で選ぶことに難しさを覚えることがあります。

勉強会やオンラインコミュニティに参加したり、メンターを見つけたりして独学のモチベーションを維持しながら、自分のペースを見つけつつ進めるのがポイントです。

SEのスキルが身につく大学・学部やスクールに通う

システムエンジニアのスキルを身につけるには、大学やオンラインスクールで学ぶ方法は基礎からしっかり習得できるメリットがあります。おすすめの大学とオンラインスクールをそれぞれまとめました。

おすすめの大学

大学名 おすすめのポイント
東京電機大学 ・システムデザイン工学部の情報システム工学科や
未来科学部の情報メディア学科など、SEに関連する
学科が充実している
・社会人入試制度あり
神奈川工科大学 ・情報学部ではSEに必要な知識と技術を体系的に学べる
・社会人入試制度あり
東京工科大学 ・コンピュータサイエンス学部ではSEに関連する専攻あり、
最新の技術と知識などトレンド感に強いスキルを習得可能
・社会人入試制度あり

おすすめのオンラインスクール

大学名 おすすめのポイント
TechAcademy プログラミング以外にも幅広いITスキルを学べるコースが多様、
現役エンジニアのメンターから指導を受けられる
DIVE INTO CODE 年齢や学歴に問わず入学可能、SEへの転職サポートや
コミュニティが活発で業界への理解も深まる

スクールのカリキュラムによって体系的に学べるのは、大きなメリットです。一方で教育機関に通う、受講する場合は費用と時間を捻出する必要があります。自分の目的やライフスタイル、学ぶために必要な期間を考慮しながら選択するのが大切です。

SEに必要な資格を取得する

SEに関連した資格は多数あります。資格は取得までの学習の中で領域を網羅することができ、さらに合格というわかりやすい目標もできるため、スキルを身につける方法としてもおすすめです。

以下にシステムエンジニアを目指すためにおすすめの資格をまとめました。

資格名 おすすめのポイント
基本情報技術者試験 ・ITの基礎知識を幅広く問う国家資格、SEに必要な
プログラミングスキルも含まれる ・基礎を身に
つけるために挑戦しやすい難易度
応用情報技術者試験 ・基本よりも応用的な要件定義やシステム設計などが
含まれる
・SEに必要な実践的知識を証明できる
ITIL®4ファンデーション ・ITサービスマネジメント国際標準フレームワークで
ある「ITIL」が身につく資格 ・SEに必要な運用設計、
サービス提供のスキルが身につく
データベース
スペシャリスト試験
・データ管理や設計が重要な業務を担当する場合、
大きな武器になる上級者向け資格 ・SEとして
データベースの専門性をアピールできる

システムエンジニアの関連資格は幅が広く、また求める領域によっても異なります。さらに資格は必須ではなく、スキルの証明や学習を目的に取得することが大切です。

資格取得で気を付けるポイントを以下にまとめました。

  • ・ゴールを明確にする

    ・現状のスキルにあった資格を選ぶ

    ・学習計画をしっかり立てる

    ・実務に活かせる学び方を意識する

    ・資格取得後の活用方法を考える

資格でスキルを身につける場合、「何ができるようになりたいか」を意識することで成果が得られます。このほかの資格や資格取得の注意点、学習計画の立て方などを以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:システムエンジニア(SE)におすすめの資格一覧!難易度やメリットも紹介

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システムエンジニアに求められる開発スキル・知識

システムエンジニアに求められる開発スキルと知識を具体的に解説します。この求められるスキルは適性を判断するためにも活用できます。

プログラミング知識

SEの主な仕事は、システムやアプリケーションを設計し、その内容をまとめた設計書を作成することです。設計書をもとにプログラマーが開発を行います。プログラミング知識がなければ、プログラマーが理解しやすい設計ができず、想定したシステムも開発できません。そのためSEにとって、プログラミング知識は必須のスキルといえます。

主なSEにおすすめのプログラミング言語とその特徴を以下にまとめました。

プログラミング
言語
特徴
Java ・汎用性の高いオブジェクト指向プログラミング言語
・SIerや大規模システムの開発現場でよく使用されており、
プログラミング初心者におすすめ
Python ・シンプルで初心者にも学びやすい言語
・コーディングの基本を学べるため、SEを目指す人におすすめ
SQL ・データベースを操作するための標準言語
・SE業務に必要不可欠なデータベース設計で必須スキルとなる
JavaScript ・フロントエンド開発で使用される言語
・SEとしてWebアプリケーションやUI/UXに携わる場合に役立つ
C# ・Microsoft開発のデスクトップアプリケーション、ゲーム開発に使われる言語
・業務システムやWindowsアプリケーション開発で使うため実用性が高い
C言語 ・プログラミング言語の基本、汎用性が高い
・SEとしてハードウェアやネットワークに近い部分を担う場合に役立つ
Ruby ・Webアプリケーション開発に特化した言語
・Ruby on Railsというフレームワークで効率的なWeb開発が可能
Go言語 ・Google開発のシンプルかつ高速なプログラミング言語
・SEとして最新技術やクラウドインフラに触れる際に役立つ

覚える言語は開発するシステムによって異なるため、全部を扱えるようにする必要はありません。特におすすめなのは需要の高いWeb系システムで多く用いられるJava、Rubyや汎用性が高く機械学習にも用いられるPythonです。

開発スキル

開発スキルとは要件定義から設計、開発およびテスト、運用・保守といった一連の開発工程を行うのに必要な幅広い知識とスキルを指します。SEは業務の性質上、システム全体を設計・管理するために開発知識が欠かせません。開発側とのスムーズなコミュニケーションのためにも、開発スキルは役立ちます。

各工程で必要なスキルは主に以下のとおりです。

工程 必要なスキル
要件定義 ・コミュニケーションスキル
・ビジネス理解力
・分析力、論理的思考力
設計・開発・テスト ・システム設計スキル
・プログラミングスキル
・デバッグやトラブルシューティング能力など
運用・保守 ・システム監視スキル
・トラブル対応スキル
・セキュリティ知識
・自動化スキル

各工程で求められるスキルは異なりますが、SEとして成長するには全行程を意識し全体を俯瞰して学ぶことが大切です。また、これらのスキルを身につけられる人はSE向きといえます。

マネジメントスキル

マネジメントスキルとは、システム開発における進捗管理や品質管理、リソース管理などのスキルを指します。システム開発はプロジェクトマネージャーや多くのSE、プログラマーとチームで行います。このとき、プロジェクト全体の調整や管理にSEが深く関わるため、マネジメントスキルが大切です。

作業の進捗管理や成果物の品質管理、リソース管理などのマネジメント業務は、SEの役割です。SEは進捗や品質状況などを上位職種であるプロジェクトマネージャーに報告します。プロジェクトマネージャーほどの広範なマネジメントスキルは求められませんが、円滑にシステム開発を進めるためにはSEにもマネジメントスキルが必要です。

コミュニケーションスキル

SEの業務は開発専門のエンジニアとは異なり、人と人をつなぐ橋渡し役としての役割も担います。そのため、特にコミュニケーションスキルが求められる職種です。

たとえば、SEは顧客に対して、ヒアリングや提案・交渉などをする機会が多くあります。その際に顧客の要望や意図を適切に汲み取れるヒアリング力や調整力が欠かせません。また、クライアントは必ずしも技術的な知識を持っているわけではないため、専門用語を使わず分かりやすく説明する必要もあります。

以上のように技術力だけではプロジェクトを成功させることはできず、プロジェクトの技術面はもちろん「全体を支えるのがSEの役割」だと認識しておきましょう。技術力とともにコミュニケーションスキルを磨くことで、より信頼されるSEを目指せます。

論理的思考力

論理的思考力とは、「なぜそのような結果になったのか1つずつ論理的に考える思考」です。SEはシステムの設計やトラブル対応、コミュニケーションの場面で、問題を整理し適切な解決策を導き出す力が求められますが、論理的思考力があると業務がスムーズに行えます。

たとえばSEは複雑な案件やシステム設計を効率的に行う必要がありますが、このとき論理的思考をもって手順を整理できると、プロジェクトを成功に導きやすいだけでなく、周囲からも「やりやすい・わかりやすい」と評価されます。そのため、SEには論理的思考力が欠かせません。

論理的思考力はすぐに身につくものではなく、何度も課題にぶつかり対応を繰り返すことで身につきます。そのため、業務を行っていく中で日頃から論理的に考える癖を意識することをおすすめします。

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SEを目指したいが道のりが分からない人

さまざまなSEへの目指し方、スキルの身につけ方がありますが、まず始めに行うのは「自己分析」です。SEとは企業や分野によって仕事内容は大きく変わり、また使用するプログラミング言語や求められるスキルも異なります。

そのため、SEになるには「まず自分はどんなスキルを持っているのか」を棚卸ししましょう。同時に「このスキルを活かしたいからSEになりたい」と志望動機と結びつけることも重要です。

自己分析の方法はさまざまありますが、SEが専門職であるために「必要なスキルがいまいちわからない」「業界への理解の少なさから転職がうまくいかない」という悩みも多いです。このような理由からSEを目指したいけれど道のりが分からない人は、ITに特化した転職エージェントの利用をおすすめします。

レバテックキャリアはSEを始めとするIT業界に特化した転職エージェントです。SEの非公開求人も多く、求職者の現在のスキルを考慮した豊富な選択肢を提供します。また、「転職がうまくいかない」と感じる人に向けて、応募書類の添削や面接対策も「SE向けに特化」したアドバイスとともに提供できるため、気になる方はぜひ無料相談からはじめてみてください。

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SEになりたい人によくある質問

SE転職を検討中の人からよく聞かれる質問をまとめました。

Q1. システムエンジニアの仕事内容は何ですか?

システムエンジニア(SE)は、クライアントの要望をヒアリングし、システムの設計や要件定義を行う仕事です。また、開発プロジェクトを管理し、テストや運用が円滑に進むよう調整を行います。設計から運用保守まで、システム開発全体に関わる役割です。

詳しいシステムエンジニアの仕事内容は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:システムエンジニアとは?仕事内容や年収を分かりやすく解説

Q2. システムエンジニアになるためには何が必要ですか?

SEになるには、プログラミングの基礎知識、システム設計スキル、ITの基礎知識(ネットワーク、データベースなど)が必要です。また、顧客や開発チームと連携するためのコミュニケーションスキルや論理的思考力も重要になります。技術面だけでなく対応力などのソフトスキルも求められるのが特徴です。

システムエンジニアに求められるスキルは以下の記事を参考にしてください。

関連記事:SEに就職するには?企業の種類や、未経験から目指す方法とは

Q3. システムエンジニアになるには何年かかりますか?

SEになるための必要年数は、個人の適性やこれまでの経験によって異なります。未経験からSEになる場合、独学やスクールで学んで半年から1年程度で転職を目指すことが可能です。すでにプログラマーや他のエンジニア経験がある場合は、スキルを活かして3か月程度で転職するケースもあります。

システムエンジニアになるための計画を立てるには、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:独学による勉強でSE(システムエンジニア)を目指す方法

Q4. システムエンジニアになるには学歴は必要ですか?

システムエンジニアになるために必須の学歴はありません。学歴よりもスキルや実績が重視されるため、独学やスクールでスキルを習得して実務に活かせる知識を身につけることが大切です。

Q5. システムエンジニアとプログラマーの違いは何ですか?

システムエンジニアはシステム全体の設計や要件定義、管理を行うのが主な役割で、プロジェクト全体を統括します。一方、プログラマーは設計書に基づいてプログラムを書くことが主な仕事で、開発工程の実装部分に特化しています。

プログラマーに関しては以下の記事も参考にしてください。

関連記事:プログラマー(PG)とは?仕事内容や給料・スキルを分かりやすく解説

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まとめ

システムエンジニア(SE)は、IT未経験からでも挑戦できる職業であり、開発の全体を支えるポジションであるために、キャリアアップや専門性の高いスキルを身につけることが可能です。

SEになるためには、プログラミングやシステム設計のスキル、必要に応じた資格取得が重要です。また、独学やスクール、転職エージェントを活用することで効率的に学習し、転職を成功させることができます。本記事を参考に、自分に合った方法でスキルを磨き、SEとしての第一歩を踏み出してみましょう。

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この記事の監修

レバテックキャリア編集部

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