プログラミング未経験者がまず勉強すべきことと具体的な学習方法、今後のキャリアパスの考え方まで未経験からプログラマーに転職する方法|必要な知識・スキルを徹底解説

最終更新日:2022年5月19日

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売り手市場が続いているIT業界において、プログラマーは未経験からの転職希望者も多い人気の職種です。プログラミングスキルを習得することで未経験者であってもプログラマーに転職することは可能ですが、プログラマーが開発するシステムの種類は幅広いため、まずはどの領域の開発に携わりたいかを明確にする必要があります。その上で、開発に用いられるプログラミング言語の習得に励むのがよいでしょう。

この記事では、プログラマーの仕事内容や平均的な年収、主なプログラミング言語とシステムの種類などを説明した上で、プログラマーに転職するために必要な知識とスキル、未経験者向けの転職方法などについて解説します。

1. 未経験でプログラマーは目指せる?

未経験からプログラマーを目指すことは可能で、なおかつ未経験からでも目指しやすい職業です。実際未経験からプログラマーを目指し、実際にプログラマーとして転職している人も数多いです。学生時代にプログラミングをやっていないとプログラマーにはなれない、理系からじゃないとプログラマーになれない、といったことはありません。

独学やスクールでスキルを身に付ければ学歴や職歴に関係なくプログラマーとして働くことが可能です。またもともと高いスキルを持っている人と格差があるという意見があるかもしれませんが、本人の努力次第で差は埋まっていきます。

自分のスキル次第で高い収入を狙っていくこともできるので、その点では夢があって、働き方の自由度も高い職業と言えるでしょう。

30代・40代で未経験から目指すのがきついといわれる理由

プログラマーとしての就業経験がない30代、40代は、プログラマーとして転職するのが難しいと言われます。しかし、30代、40代の未経験からの転職が難しいのはプログラマーに限った話ではないでしょう。
どの業界でも、30代、40代になるとキャリアが求められるはずです。その業界自体は未経験でも、類似する業界での経験が求められます。そのためプログラマーだけが30代、40代からの転職が難しいというわけではありません。

30代、40代になると年収が高くなる傾向があり、また新人として入社すると上司が年下になってしまいます。本人が働きにくいということもありますが、周囲の社員も使いにくいということになるでしょう
ただし30代、40代の未経験からプログラマーになるのが不可能というわけではありません。20代と比べると不利ではありますが、付加価値を付ければ転職は可能です。具体的には、後述するスキルを身につけることに加えて実際の成果物を増やす、クオリティを上げていくことが重要です。
年齢が上がれば上がるほど即戦力としてのスキルが求められるので、逆に言えば業界未経験でも即戦力になるくらいのスキルを身につけ、それを証明できれば転職可能ということです。

未経験可のプログラマーの求人例

未経験可のプログラマーの求人は多数あります。自社でアプリやゲームを開発するプログラマーの求人もありますが、全体的には客先常駐型の求人が多いでしょう。客先常駐とは、就職した会社から開発現場に派遣され、そこでプログラマーとして働く形態です。

客先常駐型のプログラマーは需要が大きいため、未経験でも転職しやすいです。自社開発の会社に就職したいと考える人が多いかと思いますが、スキル的に厳しい場合は客先常駐の会社に就職するのも一つの選択肢です。

スキルアップしてから自社開発をやっている会社に再転職することもできます。条件や細かい就業形態よりも、まずは就職して実務スキルを身につけるのがおすすめです。

■アプリケーションエンジニア
【想定年収】
350~450万円
【業務内容】
・Web系開発(BtoB,BtoC)
・ERP/CRMパッケージ関連開発
・情報系システムの開発(営業支援、ワークフローシステム、他)
・銀行業務、保険(生保・損保)システムの開発
・医療系システムの開発
・販売、物流系システムの開発
【求められるスキル・経験】
・常に前のめりで、高いチャレンジマインドがある
・成功に向けて努力できる
・チームプレーを発揮して問題解決できる

■ゲームプログラマー
【想定年収】
300~960万円
【業務内容】
・Unity、UE4などを利用したプログラム開発
・ネイティブ環境を利用したプログラム開発
・開発環境の構築と保守
・不具合の調査と対応
【求められるスキル・経験】
・ゲームが好きな方
・周りとのコミュニケーションを取りながら業務を行える方

■iOS/Androidエンジニア
【想定年収】
340~450万円
【業務内容】
スマートデバイスを利用した決済ソリューションの1つである、決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の開発
【求められるスキル・経験】
・iOSまたはAndroidでの開発に興味のある方
・自分の意見を持っており、能動的に行動出来る方
・対外折衝能力(お客様へのヒアリングや仕様調整に対応出来る方)
・未経験な領域にも、臆することなくチャレンジ出来る方

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2. 未経験でプログラマーになるには

次に未経験からプログラマーに転職する方法を解説します。プログラミング未経験の状態からプログラマーを目指す場合、業務に必要なスキルや知識を習得した上で、実務に対応できるだけの技術力があることを企業に証明する必要があります。
そこで、スキルを習得する方法や、転職活動において重要なポイントをご紹介していきます。

独学でプログラミングスキルを身につける

独学でプログラミングスキルを身につける場合、書籍や学習サイトを利用することになります。特に書籍はまとまった情報が入手できるので、書籍を軸に体系的にスキルを身につけていくと実用的です。

プログラマー未経験者におすすめの書籍

プログラマー未経験者におすすめの書籍をご紹介します。ここでご紹介する書籍は基礎の基礎と言える内容なので、これを理解すればすぐにプログラマーになれるというわけではありません。ここでご紹介している書籍で基礎を身につけて、そこからは自身で必要なスキルを判断して追加で書籍を購入してください。

『令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室』(栢木 厚、技術評論社)
ITパスポート受験者に向けた学習参考書で、システム開発の流れなどのIT基礎知識を学習することができます。

『アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム』(石田 保輝・宮崎 修一、翔泳社)
アルゴリズムの代表的なパターンを図解で学習することができる書籍です。ソートや探索を含む使用頻度の高いアルゴリズムの知識を身につけることができます。

『改訂3版 これからはじめるプログラミング 基礎の基礎』(谷尻 かおり・谷尻 豊寿、技術評論社)
プログラミングの基礎概念を習得できる一冊です。プログラミングを始める前に読むと良いでしょう。

プログラマー未経験者におすすめの資格

資格はスキルの証明になるのはもちろん、試験勉強を通して知識・スキルを身につけることができます。まずは、基本情報技術者試験とプログラミング言語別の資格を1つ取得すると良いでしょう。

基本情報技術者試験
IPAが運営する国家資格試験で、ソフトウェアからハードウェア、ミドルウェア、アルゴリズム、プロジェクトマネジメントまで幅広い領域が出題されます。エンジニアに求められる基礎知識を網羅しているため、未経験者が最初に受験するのに最適な資格です。

プログラミング言語別の資格
各プログラミング言語の資格を取得することで、業界標準に沿ったスキルを証明することができます。

【Java】
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 認定資格
【PHP】
PHP7技術者認定初級試験
【Ruby】
Ruby技術者認定試験
【C言語】
C言語プログラミング能力認定試験
【Python】
Python 3 エンジニア認定基礎試験

プログラミングスクールで講座を受講する

プログラミングスクールでは講師のサポートを受けながら学習を進めることができ、近年は未経験者を対象に2ヶ月程度でプログラミングスキルを習得できる講座も多く開講されています。

TECH::CAMP
オリジナル学習カリキュラムを使用した、自己学習形式のスクールです。オンラインのほか、東京などの教室でメンターに質問しながら学習を進めることができます。Webサービス開発やAI入門などの学習コンテンツがあります。

KENスクール
JavaやC言語、VBなど幅広い言語を学ぶことができます。データベース講座やOracle社認定資格の取得を目的とした講座もあります。

AIJobColle
AI開発に特化したスクールで、未経験者を対象とした「Python+数学講座」を提供しています。

レバテックカレッジ
レバテックキャリアの姉妹サービス「レバテックカレッジ」は、現役大学生/大学院生を対象としたプログラミングスクールです。未経験の方も、企業の新卒採用で評価される実践的なスキルを3ヵ月間で身につけることができ、 修了後はエンジニア新卒市場の知識が豊富なキャリアのプロが内定獲得までサポートします。

職務経歴書を準備する

実際に企業に応募する際には職務経歴書を用意します。IT業界の職務経歴書は他業界のフォーマットと異なるため注意が必要です。また、IT業界未経験者の場合はこれまでの職務経歴を記載するだけでなく、システム開発に必要なスキルをどの程度習得しているかを示すことが重要になります。

具体的には、資格取得履歴、技術領域別(OS、言語、データベースなど)のテクニカルスキルとその経験期間、スクールなどの学習状況、自己PR(経験から業務に活かせること、プログラマーとして働きたいという熱意など)を記載するようにしましょう。

第二新卒採用枠でIT企業に入社する

第二新卒採用枠であれば、比較的簡単にIT企業に入社できます。若手の場合は即戦力にならなくても採用してもらえる可能性が高く、企業側もじっくり育てていこうと考えています。そのため、第二新卒採用枠が用意されていて、なおかつ枠の条件に自分が該当していれば積極的に応募していくべきでしょう。

一般の中途採用枠よりも有利になったり人気のある企業に入社できる可能性もあるので、その点もメリットです。年齢の若い方は第二新卒採用枠から探していくのがおすすめです。

中途採用枠の場合は未経験可で研修体制が整っているかを確認する

中途採用枠を設けているIT企業は数多いです。しかし中には未経験不可、即戦力のみを求めている、という企業もあります。そのため、未経験から中途採用枠で入社したい場合は未経験可で研修体制が整っている企業を選ぶ必要があります。

3. 未経験でプログラマーへの転職を成功させるポイント

基本的に、経験者と比べると未経験者のプログラマー転職はハードルが高くなります。特に希望の条件をある程度上げていくと、より難易度は高くなるでしょう。その中で転職を成功させるためには、事前準備が必須です。

今の自分のレベルを把握しておく

まずは今の自分のレベルを把握しましょう。業界未経験者の場合、プログラミング経験もまったくないか、もしくは多少の経験はあるが基礎的なプログラムを少し扱える程度、という場合が多いかと思います。

これに対して企業でどの程度のレベルが求められているのかも調べておくと、今の自分のスキルとのギャップがわかりやすいです。今の自分のレベルを把握するためには、自分のスキルレベルと企業が求めるスキルレベルの両方を把握し、そのギャップを埋める意識が重要です。

プログラミングの成果物を用意しておく

企業は実務スキルの有無を重視する傾向にあるため、開発実績が分かる成果物を用意すると良いでしょう。具体的には、応募する企業の開発領域に含まれるアプリケーション(Webアプリやスマホアプリなど)や基本設計書などの設計ドキュメントなどが成果物にあたります。

また、開発にかかった期間(工程別の工数)や開発環境などについてもドキュメントに整理しておくと相手がイメージしやすくなります。アプリケーションを成果物として用意する人はいますが、設計ドキュメントまで提示する人は多くありません。設計ドキュメントを提出することで、より上流工程に当たる設計スキルもあるというアピールができます。

やりたい業務内容に合わせたスキルを身につける

プログラミングの世界は膨大です。どれだけ凄腕と言われるプログラマーでも、すべての技術を網羅しているわけではありません。つまりすべての技術を習得しようとするのではなく、業務内容に合わせて身につけるべきスキルを選定していくことも重要です。具体的にどのようなスキルジャンルがあるのかご紹介します。

Web系

Web系は、WebサイトやWebシステムを構築するスキルです。Webサイトをイメージするともっともわかりやすいでしょう。Webサイトはユーザーが見るサイトの表面部分と、その裏側のサーバー部分とにわかれています。

スキルの難易度としてはサイトの表面部分の方が低いので、そこから身につけていくのがおすすめです。

アプリ開発

アプリと言ってもいろいろなものがありますが、今需要が大きいのはスマホアプリでしょう。プログラミング未経験者がスマホアプリからプログラミングを始めても問題ありません。ただしiOSのアプリ開発を行う場合はMacのパソコンが必要になるので、その点はご注意ください。

ゲーム系

ゲームが好きだからゲーム系のプログラマーになりたいという方も多いかと思います。ゲーム系の中でも未経験からでも目指しやすいのは、スマホゲームのプログラマーです。逆に言えばコンシューマーはかなり狭き門になります。

ゲーム開発は他のプログラミングとは大きく環境が異なるので、ゲームに特化したスキルが必要です。具体的にはUnityという環境を使うのが一般的なので、プログラミングスキルに加えてUnityをツールとして使いこなすスキルも身につけておくと転職に有利になるでしょう。

制御系・組み立て系

制御系・組み立て系は、電子機器などに組み込むためのプログラミングを行います。若手の人材が不足している分未経験者への門戸が開かれていますが、開発環境が特殊な分独学でスキルを身につけにくいという面もあります。

Web、アプリ、ゲームなどは独学である程度スキルを高めておいた方が効率的ですが、制御系・組み立て系に関しては未経験でも早めに企業に入社してスキルを高めていくスタンスがおすすめです。

汎用系システム開発

汎用系システム開発は、業務用の大型コンピューターのシステムを開発する仕事です。昔ながらのシステムなので、こちらも若手の人材が不足しています。そのため、未経験者の採用にも積極的です。ただし汎用系システムも開発環境が特殊なので独学でスキルを身につけにくい面があります。

未経験者であっても、早めに転職して企業に入社してからスキルを身につけていくスタンスが良いでしょう。

4. プログラマーに必要な知識とスキル

プログラマーに必要な知識とスキルはプログラミング関連だけではありません。ただプログラムが書ければ良いというわけではなく、それ以外の知識とスキルも必要になります。

プログラマーに求められる技術的なスキルと知識

プログラミングスキル

プログラミング言語ごとの文法を習得しているだけでなく、詳細設計書をもとに機能を実装できるレベルのスキルが求められます。

ソートアルゴリズムや探索アルゴリズムなどのアルゴリズムの知識

アルゴリズムとは、データの並び替えなど目的の動作を実行するための手順や型(構文)のようなものです。効率的なプログラミングを行う上で必要になる知識です。

単体テストスキル

単体テストとは、プログラミングしたソースコードを1行ずつ実行して期待した動作をしているかチェックする工程を指します。単体テストは開発工程で行いますが、プログラミングの後に必然的に実施するのでスキルは自ずと身につくでしょう。

ウォーターフォールやアジャイルなど、システム開発手法の知識

開発手法として有名なものにウォーターフォール開発やアジャイル開発があります。あらゆる開発は、何らかの開発手法に基づいてプロジェクト計画が作られ実行されます。開発手法によって、プロジェクトの進め方やコミュニケーション方法が異なるため、プロジェクトを円滑に進めるために必須の知識です。

データベースの仕組みとSQLに関する知識

ログイン機能や検索機能など、データベースへのアクセスは多くのシステムで発生します。データベースへのアクセス機能の開発もプログラマーの仕事です。よって、データベースの基礎知識とデータベース操作言語であるSQLスキルの習得が求められます。

ストレージやCPUなどサーバーを構成するハードウェアの知識

スマートフォンや車などを制御する組込み系システムのように、ハードウェアとの連携が前提になるプログラムを扱う分野では、ストレージやCPUの役割を熟知している必要があります。

ソフトウェアの仕組みに関する知識

プログラマーが携わるプロジェクトでは、ソフトウェアの開発を行います。それを納品やリリースするのが最終目標です。ソフトウェア開発を正しく行う上で、エンコードや処理プロセスといったソフトウェアの仕組み(プログラムが動く仕組み)を理解しておくことは非常に重要です。

プログラマーが使用する機会の多いプログラミング言語例

Java

業務系システム、Webアプリ、Androidアプリなど、幅広いシステムに採用されています。代表的なオブジェクト指向言語であり、企業が新入社員に対してプログラミング教育を行う際にも採用されやすい言語です。

関連記事:Javaとは?IT業界へ転職するならJava習得がおすすめ!

PHP

WebサイトやWebアプリなどの開発で多用されている言語です。オブジェクト指向言語の1つですが、プログラミング初学者の教育で採用されるケースは稀です。

関連記事:PHPとは何か|特徴やメリット、転職関連情報について解説

Ruby

Webアプリ開発などで使用されやすい言語です。文法が簡単で学習しやすいといった観点から、未経験者を対象としたプログラミングスクールの多くで講座が提供されています。

関連記事:Rubyとは何か?特徴やメリット・転職関連情報について解説

C言語

家電や機械などを制御する組込み系ソフトウェアなどに使用される言語です。
文法が複雑なため、プログラミング未経験者には学習難易度が高いと言われています。

関連記事:C言語とは|転職者向けにメリット・デメリットを解説

Python

AI開発やデータ分析アプリ、Webアプリの開発で多く使われている言語です。Pythonは他の開発言語に比べて、AIやデータサイエンスの分野で使用可能なライブラリが数多く用意されています。近年では、プログラミング未経験者を対象とするAI開発スクールなども登場しはじめています。

関連記事:Pythonとは?できること・市場価値について詳しく解説!

プログラマーに必要な技術面以外のスキル

プログラマーはプログラミングさえできれば十分、それ以外のスキルは不要、ということはありません。むしろ一定のプログラミングスキルが身につけば、そこからはプログラミング以外のスキルで差が出ます。では具体的にどのようなスキルが必要になるのか解説していきます。

学習意欲

プログラマーとして働き続けるためには、学習意欲も持ち続ける必要があります。プログラミングスキルは一度身につけてしまえば汎用性があり、基礎がわかっているためそこからは上乗せしていくことで開発に対応できます。

しかしスキルのアップデートを行わないと、新しい技術を使った開発には対応できなくなります。そのためプログラマーに学習意欲は欠かせません。

問題解決力

プログラミングは問題解決の連続と言っても過言ではありません。プログラミングスキルを身につけていることは重要ですが、そのプログラミングスキルをどのように使ってシステム開発を行うか考えていく必要があります。

またプログラミングをしていると必ず不具合が生じます。粘り強く不具合を解消するためには、どこに問題が生じているのか、問題を解決するためにはどうすれば良いのか、などをリサーチしながら考えていく作業の繰り返しです。

論理的思考力

プログラミングで相手になるのは人間ではなくコンピューターです。つまり、感情や表現のニュアンスなどはいっさい伝わりません。プログラミングは文章作成に近い面がありますが、対人間への文章と違って少しでも矛盾があるとエラーにつながります。

人間のようにだいたいの意味で捉えることはできません。矛盾のないロジックでコンピューターを動かすためには、論理的思考力が欠かせません。

コミュニケーション能力

プログラマーが相手にするのはコンピューターだけではありません。顧客やプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取る必要があるので、コミュニケーション能力も必須です。また多くの場合自分が書いたプログラムがどのような動きをするのか人に説明する必要があるので、論理的な説明能力も必要になります。

5. プログラマーの仕事内容

システム開発はチームで行うので、開発工程が存在します。開発工程の大枠はだいたいどのプロジェクトでも同じです。詳しくは以下でご紹介しますが、その中でも主にプログラマーは「詳細設計」と「開発(プログラミング)」を担当します。

未経験から転職した場合は開発工程からスタートし、スキルレベルが上がるにつれて詳細設計も任せてもらえるようになります。テストの工程から始める場合もあるでしょう。

要件定義
顧客の要望をヒアリングして、システム化する範囲や機能要件などを明確化する。

基本設計
要件定義の結果(要件定義書)をもとに、開発するシステムの機能やインフラの構成(サーバーの台数やOSなど)などを設計する。

詳細設計
基本設計の内容をもとに、ソースコードの構造やプログラミングルールなどを設計する。

開発(プログラミング)
詳細設計に沿ってプログラミングし、システムを実装する。単一モジュールのソースコードを一行ずつ実行して動作を確認する単体テストも開発工程で実施する。

テスト
システムが設計した機能を実現しているかなどをテストし品質を担保する。
具体的には、結合テストと呼ばれるプログラムのモジュールを結合させた状態で設計通りの動作をするか確認する。

6. プログラマーの平均年収

プログラマーの平均年収は統計方法によって異なります。IT業界はいろいろな役職、働き方があり、特に明確な区分で統計データを出すのが難しいからです。一例として、レバテックキャリアのプログラマー求人から算出したデータによると、プログラマー求人の年収下限平均は約360万円、年収上限平均は約700万円でした。

ただし上記の年収を稼ぐためには少なくとも数年のキャリアは必要となるでしょう。未経験から転職した場合は300~350万円程度の年収が一般的です。

7. プログラマーの将来性

次に、プログラマーの将来性を考察します。
経済産業省が発表している「IT人材需給に関する調査」によると、2030年時点でIT人材の不足は45万人に及ぶとされています。一方で、先端技術を使わない受託開発を担う従来型人材(プログラマーを含む)は2030年に10万人余ると同省は発表しています。長くプログラマーとして活躍するには、中長期的な需要を見越したスキル習得が必要になるといえます。

8. プログラマーのキャリアパス

最後に、今後需要が高まる職種にスポットを当て、プログラマーのキャリアパスを紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアは、プログラマーからのキャリアパスとして最も一般的な職種で、プログラマーとして働いていればそのままシステムエンジニアに昇格するケースも多いでしょう。
要件定義や基本設計(データベース設計なども含む)など上流工程を主に担当します。今後、需要が伸びる領域のシステムエンジニアとしては以下が挙げられます。

IoTエンジニア

スマート家電から医療機器、物流システムまでさまざまな領域でIoTを活用したシステムが開発されています。IoTエンジニアは、これらの設計・開発を担当します。

AIエンジニア

IoTと同様にAIも音声認識やデザイン、顧客分析などさまざまな領域のシステムに活用されており、現時点でも多くの人材が求められています。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、IoT機器から収集した顧客行動や購買履歴、アンケート結果などさまざまなビックデータを解析し、ビジネス企画の立案や商品改善などを行う職種です。データ分析などが主な業務ですが、Pythonなどの言語を使ってデータ解析を行うため、プログラマーから目指す事も可能な職種です。

9. まとめ

中長期的にさまざまな領域でエンジニアが不足すると予想されるIT業界では、実務未経験者を採用している企業も多数存在します。プログラミングスキルを身につけて開発実績を作ることができれば、未経験であっても転職できる可能性は十分にあるでしょう。

ただし、スキルは一度身につけたら終わりではなく、トレンドに合わせて新しい技術を柔軟に習得する必要があります。そのため学習意欲や技術探究心を持ち続けなければなりません。まずは書籍やスクールでの勉強に取り組み、それを通して本当にプログラマーとして食べていけるかどうか判断すると良いです。

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