ゲームプログラマーの仕事はきつい?その理由やメリットも解説

最終更新日:2024年7月17日

ゲームが好きで、ゲームを作る仕事に携わりたいという思いから、ゲームプログラマーを目指す人もいるでしょう。しかし「ゲームプログラマーはきつい」という声もあります。ゲームプログラマーは単にプログラミングをするだけではなく、納期に追われたり多職種と関わったりするため、きついと感じる人がいるのも事実です。

本記事では、ゲームプログラマーの仕事がきついといわれる理由について詳しく解説していきます。また、ゲームプログラマーの年収や必要なスキル、転職方法についてもまとめましたので、ゲームプログラマーへの転職を検討している人はぜひ参考にしてください。

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この記事のまとめ

  • ゲームプログラマーは企画書や設計書に基づいてプログラミングを行い、キャラクターの動きや効果音、ゲームシステムの構築などを行う
  • 納期に追われ残業が続いたり、トラブル対応が頻発したりと、きつい一面もあり向き不向きの出る職業である
  • 一方で他で、完成した際の達成感や豊富なキャリアパスなどの魅力もある
  • 未経験から挑戦する場合はスクールなどで知識とスキルを身に着け転職エージェントを活用するのがオススメ

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ゲームプログラマーとは

ゲームプログラマーとは、企画書や設計書に基づいてプログラミングを行い、ゲームを開発する職種です。ゲームプログラマーの開発対象となるゲームは多種多様です。コンシューマーゲームだけではなく、オンラインゲームやスマホゲームの開発も手がけます。最近では、スマートフォンの普及により、コンシューマーゲームよりもスマホゲーム、ソーシャルゲームを中心に手掛けるエンジニアの需要が高まっています。

関連記事:ゲームプログラマーとは - 仕事内容をわかりやすく紹介します

ゲームプログラマーの種類

ゲームプログラマーには受け持つポジションによって異なる3種類の役割があります。


  • ・サーバーサイド

    ・フロントエンド

    ・インフラ


企業によっては兼任することも、すべてをまとめてゲームプログラマーとすることもありますが、一般的なポジションの違いについて紹介します。

 

関連記事:ゲームエンジニアとは?仕事内容や年収、求められるスキルを解説

サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアは、ユーザーの画面では見えない部分のデータ処理を記述するプログラマーです。データベースやシステムの構築、アップグレードに伴う既存システムの変更を行います。ゲームをリリースする前に、ユーザー視点でゲーム操作に対応した処理の構築や負荷テストを行うこともサーバーサイドエンジニアの役割です。また、リリース後には、サーバーが安定稼働するよう保守も担当します。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、ユーザーが目に見える部分の構築を担当します。操作ボタンやマップ、アイコン、メッセージなどのユーザーインターフェースの実装がメインの業務です。フロントエンドエンジニアの技能によって、ユーザーの使用感が左右されるため、ゲームの評価に大きく関わる重要な役割を持ちます。

インフラエンジニア

インフラエンジニア(プログラマー)とは、ゲーム業界においてゲームリリース前のインフラ環境設計や構築を担うポジションです。ゲーム制作において最適なハードウェアを選択し、それに適したインフラ環境を整え、負荷テストなどを行います。

リリース前の作業が中心ですが、ゲームリリース後ではユーザー数が増減する可能性が高いです。ユーザー数に応じてエラーやラグが出ないようインフラ環境を保守運用するのも、インフラエンジニアの担当区分です。

ゲームプログラマーが取り扱うゲームの種類

ゲームプログラマーが開発対象とするゲームの種類について解説します。

オンラインゲーム

オンラインゲームとは、インターネット回線を利用し、複数人が同時に参加するゲームのことです。ソーシャルゲームとも呼ばれています。オンラインゲームはコンシューマーゲームや端末内で完結するゲームとは異なり、サーバー上にデータを保存してクライアント端末とやり取りします。そのため、データベースに関する知識も重要です。

スマホゲーム

スマホゲームは、スマートフォンでプレイするために開発されたゲームです。現在主流のスマホOSはAndroidとiOSで、それぞれのOSに合わせて独自にゲーム開発される場合もあります。その場合は、Androidの場合はKotlin、iOSの場合はSwiftを使用するのが一般的でしょう。

しかし最近はマルチプラットフォーム開発といって、たとえばUnityなどのツールを使用してOSに依存しないゲーム開発も多いです。スマホの各OSに対応するだけでなく、パソコンのOSにも対応したゲーム開発になるので、使用する言語は一般的なゲーム開発に使用されるC#になります。

コンシューマーゲーム

コンシューマーゲームは「Nintendo Switch」や「PlayStation」などの家庭用ゲーム機器でプレイできるゲームです。プレイするためには、専用のゲーム機が必要です。ゲーム機自体の性能が高く、ストーリーを長く作り込むことが多いため、クオリティの高いゲームを開発できる特徴があります。

コンシューマーゲームの開発にもUnityなどのゲームエンジンを使用する場合がありますが、完全にオリジナルの開発環境を構築して開発されるケースも多いです。そのため、結果的に求められるスキルも特殊です。各ゲーム会社の技術を研究し、それに合わせたスキル習得を目指す必要があるでしょう。

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ゲームプログラマーの仕事内容

ゲームプログラマーの仕事内容について紹介します。同じゲームプログラマーがすべての仕事を行っているわけではなく、役割分担している場合も多いです。比較的経験のあるゲームプログラマーがプログラミングを担当し、新人のうちは運用やデバッグから始めるといった場合もあります。どの仕事も地道な作業も多いので、根気強く仕事を進める必要があります。

プログラミング

クライアントや上長からの仕様書や指示を踏まえて、プログラミング言語を用いてゲームを構築します。メニュー画面を実装したり、シナリオに沿った動作を構築したりするほか、操作ボタンやサウンドの設定など、プログラミングの対象は多岐にわたります。ゲームのシーンが意図したとおりに動作するよう、C++やC言語を用いてプログラミングを行います。

1つのゲームを完成させるために、さまざまなゲームクリエイターがチームとなって動きます。なかでも、ゲームを動作させるというゲーム構築の基盤となる重要な役割を担うのがゲームプログラマーです。
ゲームプログラマーの業務を通じて、自分が手がけたゲームが多くの人に支持されるというやりがいを感じられるでしょう。

デバッグ

プログラミングでゲームを構築したあとは、デバッグを行います。構築されたゲームが想定どおりに動作するかどうかをテストします。プログラムの誤りやバグがある場合は修正していきます。ただし、チームには専門のデバッガーがいることも多いため、ゲームプログラマーがデバッグをすべて行うとは限りません。

運用

ゲームをリリースしたあともバグの修正やトラブル対応を行い、ゲームが正しく動作しているかをチェックします。実際にゲームをプレイしてみると、動作が不自然だったり、操作のしづらさを感じたりすることも少なくありません。ゲームをプレイするユーザーの目線に立って機能改善を行うことも、ゲームプログラマーの重要な業務です。

特に、ソーシャルゲームではイベントが頻繁にあるため、不具合の修正も多くなるでしょう。また、マップの追加や新機能の実装など、ゲームが稼働している限り、ゲームプログラマーにはさまざまな対応が求められます。

機能改善と新機能の開発は、ユーザーからの満足度や評価に直結する部分であるため、決しておろそかにはできない業務です。

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ゲームプログラマーがきついといわれる9つの理由

ゲームプログラマーはゲーム制作を前線で行うエンジニアであり、ゲーム需要や人気とともに注目される職業です。しかし、ゲームプログラマーを調べると「きつい」「つらい」というネガティブワードも散見されます。

プログラマーをはじめとするITエンジニアは、仕事内容からきつい職業のイメージを持つ人も少なくありません。なぜゲームプログラマーがきついといわれるのか、その理由を以下にまとめました。

 

関連記事:エンジニアを辞めたいと思ったときに考えるべきことを徹底解説!

1.トラブル対応が必要

ゲーム開発中はもちろん、リリース直前やリリース直後に、急なトラブルが発生するおそれがあります。ユーザーの課金に関連する致命的な箇所で不具合が発生してしまうと、ユーザーやクライアントからの信頼を失いかねません。

そのため、ゲームプログラマーは早急に対応する必要があります。また、開発中にクライアントから仕様変更を依頼された場合は、納期直前でも対応しなければなりません。ゲーム品質を保ちながら、ユーザーが快適にプレイできる環境を整える必要があり、ゲームプログラマーの負担が大きくなる傾向があります。

2.納期に追われる

ゲーム開発では、納期直前のスケジュール調整が難しいため、激務になるケースが多く見られます。開発前には作業計画を立てますが、デバッグに時間を取られて計画どおりに進まなかったり、突然の仕様変更があったりすることも少なくありません。案件によっては、そもそも納期が極端に短いものもあります。

また、ゲーム開発には多くの費用がかかるため、投入される人員は基本的に必要最低限です。納期に対して常にギリギリの人員、時間でクリアできるように日程が組まれています。

3.残業が多い

ゲームプログラマーに限らず、ゲーム開発やシステム開発の業務では、納期が迫っている、既存システムのバグが多いといった理由で残業が多くなります。

特にリリース前や納期前には、残業や休日出勤が続くことが多いでしょう。また、ゲームがリリースされたあとも、ユーザーからの指摘を素早く吸い上げて改善するために、残業が増えることがあります。このように、ゲームプログラマーの仕事は、繁忙期と閑散期で業務量に大きく差がある点が特徴です。

4.ユーザーから厳しい意見をぶつけられることがある

致命的な不具合が発見された場合や、メンテナンス時間が予定どおりに終了しなかったり、できなかったりした場合、ユーザーからのクレームを受けることがあります。ゲームのストーリーなど、プログラマーが直接関与していない部分についても厳しい意見をぶつけられるケースがあり、精神的にきついと感じる人もいるでしょう。

5.コミュニケーション能力が必要

プログラマーはパソコンに向かって黙々と作業をするイメージがありますが、実際にはただプログラミングをするだけではありません。ゲーム開発はチームで行うため、実装可能な仕様かどうかをゲームプランナーと打ち合わせしたり、人前に立ってプレゼンテーションを実施したりするなど、人と関わる場面が多くあります。人とのコミュニケーションが苦手な人は、ストレスを抱えやすくなり、きついと感じる場合があるでしょう。

6.新しいスキルと知識を習得する必要がある

ゲーム業界を含めたIT業界は、次々と新しい技術が生まれる変化の激しい業界です。今年のトレンド技術が、来年には時代遅れになることも珍しくありません。そのため、プログラマーは常に最新の技術に関する情報収集を行い、いつでも使えるようにスキルや知識をアップデートしていく必要があります。

しかし、前述したように、ゲームプログラマーは納期に追われることも少なくありません。多忙な状況のなかで新しい技術を習得するための時間を捻出しなければならないことも、きついといわれる理由の一つです。

7.他職種とのコミュニケーションが大変

ゲームプログラマーの業務は大半がプログラミングですが、ディレクターやシナリオライター、グラフィックデザイナーなど異なる職種のメンバーとのやりとりも多くあります。プログラミングへの理解度は、職種やメンバーによってさまざまです。ゲームプログラマーは、プログラミングを知らない他職種の人にもわかりやすく伝える必要があるため、負担を感じてしまうこともあるでしょう。

また、チームの相性によっては、対人関係がストレスとなり、きついと感じる人もいます。

8.リリース後も修正対応が続く

特にオンラインゲームでは、頻繁にアップデートを実施しなければ、すぐにユーザーから飽きられてしまうため、リリース後の修正対応が多く発生します。定期的なメンテナンスや追加コンテンツの実装が必要となるほか、ユーザーに開始と終了の予定時刻が告知されており、必ず時間内に対応しなければなりません。リリースしたあとも仕様変更により多くの業務が必要となることで、きついと感じる人もいるようです。

9.人間関係がストレスになる場合がある

不具合への素早い対処を求められたり、納期や売上に追われたりと、ゲームプログラマーの仕事は不安やストレスが多い現場といえます。業務時間が嵩むほど自身に余裕がなくなり、普段なら適切な対応ができるはずなのに人間関係がうまくいかなくなることも考えられるでしょう。

ただし、この人間関係のトラブルはゲームプログラマーに限ったことではありません。ビジネスシーンでは起こりがちなストレスフルの環境で「どの企業なら自分が耐えられるか」を見定めることが、離職を防ぐために大切です。

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ゲームプログラマーにありがちな悩み

ゲームプログラマーにありがちな悩みを紹介します。人によって悩みは異なりますが、ゲームプログラマーならではのありがちな悩みが存在します。自分が同じような悩みを抱える可能性があるのなら、それを許容できるか、もしくは別の職種も検討した方が良いのかなど考えた方が良いでしょう。また悩みの解決策についても紹介するので、そちらも参考にしてみてください。

作り手目線になり、ゲームが楽しめなくなる

ゲームプログラマーは誰しも「ゲームが好き」という思いを持っていますが、制作側になったことで純粋にゲームを楽しめなくなってしまったという人もいます。ゲームプレイ中に機能面や性能が気になり、集中できないというのもゲームプログラマーにありがちな悩みです。

しかし誰しもがゲームを純粋に楽しめなくなるわけではありません。また、制作サイドの苦労や実情が分かるからこそ、ゲームを別角度から楽しむこともできます。ゲームは娯楽・趣味でもあるため、上手く切り替えて好きなことと向き合うと良いでしょう。

好みではないゲームも作らなくてはならない

仕事の範疇であるため、自分の好みではないゲームでも制作する機会はあります。また、自分の意志とは異なる制作をする必要があるケースも存在するでしょう。

興味のないゲームを作るのは、プログラマーにとってストレスが大きいです。しかし、実績や経験になることには間違いありません。どんなに好みではないゲームだとしても、制作過程で学びや発見はあるはずです。この点も自分の中で仕事と好きなことの区切りを付け、気持ちを整理して取り組む必要があります。

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ゲームプログラマーのメリット

ゲームプログラマーは大変さもありますが、その分メリットも複数あります。ほかのIT職種や業務用システム開発のプログラマーと比較すると、ゲームプログラマーは大変さもメリットも大きい職種といえるでしょう。どちらも大きいからこそゲームプログラマーになるか悩む人も多いので、自分にとっては大変さとメリットのどちらが大きいか比較検討してください。

作り上げる達成感がある

ゲームプログラマーとして働く最大のメリットは、達成感を得られることです。一つのゲームを作り上げるためには、膨大な時間と作業量が必要です。納期に追われるプレッシャーを抱えながら、いくつもの壁を乗り越えてゲームが完成したときは、ほかの仕事では得られない大きな達成感と感動があります。また、自分が携わったゲームが店頭やネット上に並んでいる様子や、実際にゲームをプレイして楽しんでいる人を見たときは、格別の喜びを感じられます。

ユーザーからの評価が見えやすい

ゲームを作って販売することは、世間からの評価を問うことでもあります。ゲームプログラマーは、レビューサイトやアクティブユーザーなどのデータ数値から、自分の作ったゲームがどのような評価を受けているのかを確認できます。「ユーザーがゲームを購入するためにお店に並んでいる」「スマホゲームを楽しんでいる」といった、ユーザーからの高い評価を得られれば、次のゲーム開発へのモチベーションアップにもつながります。

自身の成長が実感しやすい

ゲームプログラマーは成果物を仕上げる前線のポジションであるため、自分がやったことやできたことが目に見えてわかります。自分のできることや作業範囲が増えると、年収アップや昇格など目に見える形で評価されるのも、ゲームプログラマーの持つ魅力です。

キャリアパスが豊富

ゲームプログラマーはさまざまな言語を扱うため、サーバーエンジニア、フロントエンジニア、Webプログラマーなどの他職種に必要なスキルが自然と身につきます。もちろんゲームプログラマーとして活躍し続けるキャリアもありますが、多くの選択肢があることもメリットです。キャリアパスの例として、以下が挙げられます。


  • ・メインプログラマーを目指す

    ・企画職を目指す

    ・フリーランスとして独立する


それぞれ解説します。

メインプログラマーを目指す

プログラミングが好きで、将来的にもプログラマーを続けたい人は、メインプログラマーを目指しましょう。プログラミングの技術やスキルを高めていくことで、メインプログラマーとしてゲーム開発や企画に関わる機会も増えていくでしょう。

業務としてプログラミング技術に触れることはもちろん、ゲーム業界の最新技術を勉強したり、新たな言語を習得したりするなど、業務以外でプログラミングに触れることも重要です。

企画職を目指す

ゲームの企画職には、以下があります。


  • ・ゲームプランナー

    ・ゲームディレクター

    ・ゲームプロデューサー


いずれは企画職としてゲーム開発に携わりたい人もいるでしょう。その場合は、プログラミング業務で成果を出しながらも、企画の勉強をする必要があります。ゲームプログラマーは、多くの職種と関わり、企画の打ち合わせに同席することもあります。

そのため、企画に必要な知識やノウハウを吸収できる機会も多いはずです。また、ゲームプログラマーとしての経験は、企画職としてゲーム開発に携わる際に役立ちます。ゲームプログラマーの目線で、実現可能な仕様かどうかの判断ができれば、企画をスムーズに進められるでしょう。

フリーランスとして独立する

ゲームプログラマーからフリーランスとして独立する人もいます。フリーランスになったあとは、ゲームプログラマーとしてではなく、企画職も並行して仕事を請け負う人もいます。

現在の会社でキャリアプランを実現できない場合は、独立してキャリアを形成していくことも視野に入れておきましょう。

将来性が高い

プログラマーの人材不足は今後加速するとされていますが、ゲーム市場は伸びているのでゲームプログラマーはより人材が不足すると予想されます。人材が不足するということは市場価値が上がるということです。具体的にどの程度不足するかは複数の試算がありますが、経済産業省のIT人材需給に関する調査では2030年にはIT人材が16~79万人不足するとされています。IT人材という括りも大きく人材の不足数もざっくりとしていますが、大幅に不足することだけは確信を持っている状況です。

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ゲームプログラマーの年収

ゲームプログラマーの年収は、働いている企業や扱うゲームの種類や役割、スキルによって幅があります。基本的には、経験年数や実績などが評価されるため、学歴や年齢に関係なく高い報酬を得られます。

レバテックキャリアの求人では、ゲームプログラマーの平均年収は600万円程度と推測されます。ただし求人によって年収がかなり異なり、また同じ求人であってもスキルや経験によって年収の幅は大きい場合が多いです。

また国税庁が公表した令和4年の民間給与実態統計調査によると、日本人の平均年収は458万円であるため、レバテックキャリアの求人との比較にはなりますがプログラマーの年収は平均よりもやや高いことがわかります。

レバテックフリーランスに掲載されているゲームプログラマーの求人によると、フリーランスゲームプログラマーの平均単価報酬は、およそ80万円で、年収にすると960万円です(2024年5月時点の上位10件の平均単価)。平均年収は500万~800万円と幅がありますが、経験やスキルがあれば、会社員よりも稼げる可能性があるでしょう。

関連記事:ゲームプログラマーのキャリアパスとは?年収や将来性も解説!

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ゲームプログラマーに必要なスキル

ゲームプログラマーに必要なスキルはプログラミングスキルだけではありません。プログラミングスキルは当然重要ですが、そのほかのスキルがあることでゲームプログラマーとしての市場価値アップや生産性アップにつながります。まずはプログラミングに力を入れつつも、別のスキルも意識的に習得していくと良いでしょう。

プログラミングスキル

ゲームプログラマーには、プログラミングスキルが必須です。プラットフォームやゲームメーカーによって使用する言語は異なりますが、少なくとも一つのプログラミング言語は読み書きできなければいけません。ゲーム開発では、JavaやC#、C++などが多く用いられているため、これらのスキルを習得しておくと、ゲームエンジンを使用する際にも役立ちます。

ハードウェアやネットワークに関する知識

ゲームプログラマーは、開発途中やリリース後にトラブルが発生した場合、ユーザーに不利益がないよう、スピーディーかつ適切に対応しなくてはなりません。プログラミングのスキルだけではなく、実際にプレイする機器や、通信するためのネットワークに関する知識も押さえておく必要があります。

コミュニケーションスキル

ゲーム開発はチームで行うため、さまざまな人とコミュニケーションをとる必要があります。プログラミングをスムーズに進めるために、情報の共有や効率化のための提案などを行うこともあるでしょう。また、リードプログラマーになった場合は、チームをまとめるリーダーシップスキルも必要です。

語学力

ゲームの中には海外発祥のものも多く、説明書やドキュメントは英語で書かれていることもあります。また、海外ユーザーの声をリサーチしたりトレンドを探るにも、語学力は役立つでしょう。
プログラミングスキルやビジネスに大切なソフトスキルはもちろんですが、余裕があれば語学力も身につけるとよいでしょう。ゲームプログラマーの場合は簡単なやり取りと最低限の読解力があれば十分なため、独学で始める人も多いです。

関連記事:未経験からゲームプログラマーになるには?業界別採用傾向も紹介

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ゲームプログラマーに役立つ資格

ゲームプログラマーとしてスキルや知識を保有している証明をするには、資格試験が役立ちます。プログラマーには必須資格はありませんが、専門性の高い技術を持っていることをアピールするために、ゲームプログラマー関連の資格をチェックしておきましょう。実際に高いスキルがあれば資格を持っていなくても需要はありますが、資格があれば明確にスキルを証明しやすいです。

関連記事:ゲームプログラマーに必要な資格とは?転職に有利な資格も紹介

Unity認定資格

ゲームエンジンとして人気の高いUnityへのスキルと知識を認定するUnity認定資格。Unityを使ったプロジェクトを行う企業への面接や転職に役立つ資格です。Unity認定資格は「ユーザー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の4段階に分かれており、自分の求めるキャリアや現状のスキルにあわせて受験レベルを選択できます。

Oracle認定Java資格

プログラミング言語として主流のJava。Oracle認定Java資格は、Orcle社が認定するJavaのスキルと知識が求められる試験資格です。Javaは数年ごとにバージョンアップされる性質を持つため、Oracle認定Java資格も同様に試験内容が更新されます。難易度は「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3段階でそれぞれ基礎基本から複雑な応用問題、実践問題などで分けられます。

基本情報技術者試験

ITエンジニアの登竜門とされている基本情報技術者試験は、IT業界では定番の「ITパスポート」を保持した上で受験する人も多いです。基本情報技術者試験は国家資格となっており、高度IT人材を育成する目的で設立されています。ゲームプログラミングだけでなく、幅広いIT知識を持っているというアピールにつなげられるでしょう。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格です。前述の試験ではITに関する知識の土台や基本が問われるのに対し、応用では実践的な問題や実力そのものが求められます。試験範囲は幅広く受験時間も計5時間とボリュームのある試験ですが、難易度が高い分一定の効力がある試験で、キャリアアップや転職に活用されることが多いです。

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ゲームプログラマーに転職するステップ

ゲームプログラマーに転職するには、スキル習得と転職活動が必須です。流れとしては、先に必要なスキルを習得し、その後転職活動を行います。スキル習得の前に転職活動を始めてしまう人もいますが、ある程度優良な企業に入社したい場合は先にスキル習得した方が良いです。年齢が若くて気力と体力にあふれていて、なおかつどうしてもお金を稼ぎながらスキル習得したいような場合はノースキルであえてブラック企業に飛び込むような選択肢もあります。しかし一般的には着実なステップを踏んだ方が良いでしょう。

関連記事:
ゲームプログラマーへ転職する方法は?仕事内容や将来性も解説
ゲームプログラマーの志望動機作成のポイントや例文を紹介

独学やスクールでスキルを習得する

プログラミングを学ぶためには、独学で習得する方法や、スクールに通って習得する方法があります。プログラミングスクールでは、基本から実践までスケジュールに沿って学べ、講師に直接質問や相談できる点がメリットです。ゲームプログラマー向けのコースがあるスクールもあるため、複数のスクールを比較検討してみてください。

また、独学でもプログラミングの習得は可能です。書籍やインターネットサイト、レッスン動画など、プログラミング初心者向けの学習ツールが豊富にあるため、「学習にお金をかけたくない」「自分のペースで学びたい」という方は、チェックしてみましょう。ただし独学の場合、途中でつまずくとそのまま挫折してしまうおそれがあるため注意が必要です。学習する時間を作り、意欲をもって取り組みましょう。

転職エージェントを活用して転職活動する

プログラミングのスキルがある程度身についたら、転職活動を始めましょう。多くの企業は即戦力になる人材を求めているため、未経験者向けの求人であってもスキルをしっかりとアピールすることが重要です。ポートフォリオや簡単な成果物を用意しておくと、良い印象を与えられます。

直接求人に応募するのが不安な場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。希望や条件に合う仕事を紹介してもらえるほか、転職に関する悩み相談や、履歴書や職務経歴書の添削なども受けることができ、スムーズに転職活動を進められます。

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ゲームプログラマーに関するよくある質問

ゲームプログラマーに関するよくある質問と回答を紹介します。ゲームプログラマーの仕事でつらいことや適性を知っておくことで、自分がゲームプログラマーを目指すべきかどうかの判断や、今後何を意識していくべきか考える材料になるでしょう。ゲーム好きな人にとってゲームプログラマーは最適な職種に思えるかもしれませんが、楽しさがある分大変さがあり、誰でもできるというわけでありません。

Q1. ゲームプログラマーの仕事でつらいことは何ですか?

  • ・納期前には残業や業務量が増える

    ・緊急的に対応が必要になる

    ・専門的な知識、スキルが必要

    ・技術だけでなく多くのメンバーと関わり合うコミュニケーションスキルも必要


以上のゲームプログラマーの仕事内容が「つらい」と思われる理由と考えられます。
プログラマーに限らずIT業界のエンジニアには起こりがちな問題であり、ライフワークバランスを自分でしっかり区切って向き不向きを見定める必要があります。

関連記事:ゲームプログラマーの年収は?年収アップの方法や将来性も解説

Q2. ゲームプログラマーに向いているのはどのような人ですか?

  • ・ゲーム業界やものづくりに興味があり愛着心が強い

    ・柔軟に考えることができ、周囲とのやり取りも苦痛に感じない

    ・心身共に健康的でタフである


などの人はゲームプログラマー向きです。

関連記事:ゲームプログラマーに向いてる人とは?求められるスキルや転職のポイントも解説

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まとめ

ゲームプログラマーがきついと思われる理由や原因には、仕事内容の特徴が挙げられます。ゲーム制作はクリエイティブな印象があり、華やかな世界に見えるからこそ実際の業務との差が生じるのかもしれません。

ただし、ゲームプログラマーのつらさには働き方のスタンスを見直したり、環境を整えたりすることで防げるものもあります。この先もなくなることはないゲーム業界で仕事を続けるために、今一度自分の適性を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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