プログラマーの種類別の仕事内容や厳しさとやりがい、未経験から目指すための勉強方法なども解説しますプログラマーの仕事内容をわかりやすく解説!必要なスキルも紹介

最終更新日:2022年11月7日

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プログラマーは、プログラミング言語を使ってアプリケーションを開発するエンジニア職種です。主な仕事内容はプログラミングとテストに分けられます。

IT技術の発展に伴い、アプリケーション開発では開発用のツールやフレームワークと呼ばれる開発を効率化する手法の活用がプログラマーにも重要視されるようになってきました。また、データベース構築などにも業務範囲が広がりつつあります。これらの変化に対応するため、ニーズに応じて新しい技術を積極的に習得し、継続的にスキル向上を図ることが大切です。

この記事では、プログラマーの仕事内容を中心に、システムエンジニアとの違いやプログラマーの種類、必要なスキルについて解説します。プログラマーへの転職に興味を持つ方に向けて、イメージを伝え、目指すためのスキル習得につながるよう分かりやすく記載しています。

プログラマーとは?

プログラマーの仕事内容は、システムやアプリケーションを構成するプログラムを設計書に基づき、作成することです。コンピューターはプログラムに記載された命令を実施してくれるため、設計書に記載されている内容を処理できるよう命令を積み重ねてプログラムに記載します。コンピューターへの命令文の集合体はソースコードと呼ばれ、システムやソフトウェアが意図した動作をするようソースコードを記述していくのがプログラマーの仕事内容です。

IT業界への転職活動をしていると、よく目に入ってくるのがプログラマーという職種です。しかし、未経験からの転職の場合には、パソコンを使ってプログラムを組み立てるイメージはわかっても、具体的にどのような仕事を行っているのか分からない場合が多いでしょう。転職にあたり、転職後の仕事を知ることは非常に重要です。

次項以降では、プログラマーの仕事内容をさらに具体的に説明します。

プログラマーの求人・転職情報

プログラマーとシステムエンジニア(SE)の違い

プログラマーと並んでよく目にする職種としてシステムエンジニアがあります。中小規模のシステム開発会社やプロジェクトでは、システムエンジニアがプログラマーの役割を兼任することもありますが、厳密に言えば担当する工程が違うため異なる職種です。

システムエンジニアは、クライアントとコミュニケーションを取りながら、どのようなシステムを構築したいかを決める要件定義に関わります。また、要件定義が決まったら、要件をどの様に実現するかを具体的にしていく基本設計を行います。基本設計のアウトプットである基本設計書をプログラマーに提供し、プログラマーは設計書に沿ったプログラムを作成するという関係となっています。システムエンジニアはプログラマーによるプログラミングとテストの管理や総合テスト工程も担います。

一方プログラマーの場合は、システムエンジニアが作成した基本設計書をもとに、より詳細に要件を実現する方法を定めた詳細設計書の作成とプログラミング、単体テスト、結合テストを担当します。一般的にはプログラマーの上流工程に位置しているのがシステムエンジニアであり、技術的なスキルはもちろんですが、顧客の意向を適切に汲み取り理解する高いコミュニケーション能力が求められます。

プログラマーの仕事内容をわかりやすく解説

設計書に基づいてプログラムを作成することがプログラマーの主な仕事ですが、より詳細にはどの様にプログラムを作成しているのでしょうか。本項では、プログラマーの仕事をより細かく具体的に説明します。

プログラミング

プログラミングとは、プログラミング言語を使ってコンピューターに処理させる内容を記述することです。例えば、ECサイトであれば「ユーザーが検索ボタンを押した時に検索窓に入力された文字を含む商品を表示する」という命令をプログラミング言語で記述します。

こういった命令をいくつも組み合わせたものはソースコードと呼ばれ、ソースコードによってシステムやソフトウェアは動作します。ソースコードは、実装する機能別などでモジュールが分かれており、テスト工程で品質をチェックします。

また、近年は、プログラミングを効率化させるためにライブラリやフレームワークを利用しています。ライブラリは、ある特定の機能がプログラムとしてまとまったもので、プログラマーはライブラリを組み合わせて使うことで、複雑なシステムを構築することができます。フレームワークは、アプリケーションを開発するための機能が集約されたもので、効率的に開発を行う上で非常に役立ちます。

データベースの構築・データベース操作の実装

多くのアプリケーションではデータベースが使われます。データベースを用いることで、アプリケーションのデータを保存したり編集したりすることができます。

リアルタイムに数百人以上がアクセスするような規模のシステムであれば、データベースエンジニアやデータベース経験が豊富なSEがデータベースを構築しますが、規模の小さいシステムであればプログラマーがデータベース構築からデータベース操作の実装まで担当することも少なくありません。データベースを操作する言語はSQLと呼ばれ、プログラミング言語と合わせて使います。

APIの開発

APIは「アプリケーション・プログラミング・インタフェース」と呼ばれるもので、他のアプリケーションと接続して機能を利用したり、他のアプリケーションに機能を提供したりする際の仕組みです。例えば、ECサイトで会員登録する際に、SNS連携による会員登録機能などを目にすることがあるかと思います。このような機能は、SNSから提供されるAPIをECサイトに組み込む事によって成り立っています。APIの開発もプログラマーの仕事の一つです。

APIを開発することで他のWebサイトやシステム、アプリケーションなどを構築する際に、自社のAPIを組み込んでもらい、ユーザー数やアクセス数を増やすことにもつながります。

テスト

初めからエラーのない完璧なプログラムを書くことは困難です。プログラミングはトライ&エラーの繰り返しで、テストによりエラーを見つけてプログラムを修正していきます。テストといっても、単体テストや結合テスト、総合テスト、パフォーマンステスト、セキュリティテストなどさまざまな種類があり、プログラマーは主にモジュール単体をテストする単体テストと、モジュール間を結合してテストする結合テストを担当します。

駆け出しのプログラマーの場合、まずはテストを担当する業務から始める場合が多いです。テストの段階で重大なバグを見逃してしまうとクレームにつながる可能性もあるため、極めて責任の大きな仕事といえるでしょう。

バージョン管理

バージョン管理とは、いつ、誰が、どのようにソースコードを変更したかという履歴を記録・管理することを指しています。ソースコードはもちろん、SQLのファイルやミドルウェアの設定、依存関係の定義なども管理します。バージョン管理することで、最新のソースコードの共有がしやすくなるだけでなく、不具合が発生した時に特定の機能のみ過去のソースコードに戻すことなどもできるようになります。

【種類別】プログラマーの具体的な仕事内容

プログラマーの基本的な仕事内容やシステムエンジニアとの違いが分かったところで、さらに仕事内容について掘り下げて説明します。

実は一口にプログラマーといっても、プログラム作成対象のシステムやアプリケーションによっていくつかの種類に分けられます。プログラマーを名乗っていたとしても、人によって専門分野が異なることも少なくありません。今回は代表的なプログラマーの種類を8つ紹介します。

Web系プログラマーの仕事内容

Web系プログラマーとは、ECサイトやCMS、SNSなどのWebアプリケーションを開発するプログラマーです。Webアプリケーションとはその名の通り、特定のOSやハードウェア上で動くシステムではなく、ブラウザ上で動作するシステムやアプリケーションのことを指します。

Webアプリケーションは短い開発期間で機能別にリリースしていき、リリース後に改善を繰り返しながら品質を高めていく「アジャイル方式」が採用されることが多いです。フロントエンドではJavaScriptが使用され、サーバーサイドではPHP、Ruby、Python、Java、Goなどのプログラミング言語が使用されます。

業務システム系プログラマーの仕事内容

販売管理システムや生産管理システム、会計管理システムなど、企業が業務を行うために必要なシステムを開発するプログラマーです。

業務システム系の開発では企業と個別にコミュニケーションを取りながら必要な機能を必要に応じて加えていく作業が必要となります。こまめに正確なコミュニケーションを心がけないと、完成したシステムが顧客からの要望とは全く異なるものになってしまいます。

一方で、企業の重大な課題を解決できるような完成度の高いシステムを完成させた場合は、継続的な取引に結びつくことも考えられます。

業務システム系プログラマーはJavaやC言語、PHP、VB.NETやC#などの言語でプログラムを開発することが多いです。特に企業の基幹システムなどの場合、高い品質(障害が少なくセキュリティが高い)で納品することが前提となるため、比較的開発期間も長くなる傾向があります。

ゲームプログラマーの仕事内容

ゲームプログラマーとはその名の通り、家庭用ゲーム、ソーシャルゲーム、スマホゲームなどを開発するプログラマーです。ゲームに登場するキャラクターの動きや背景、効果音などをプログラミングしていきます。使用される言語はC#、C++が主流です。また、Unityというゲーム開発ソフトウェア(ゲームエンジン)も併せて使用します。

アプリケーションプログラマーの仕事内容

アプリケーションプログラマーとは、主にスマートフォンやタブレット端末、PC向けのアプリを開発するプログラマーです。スマートフォンやタブレット端末の爆発的な普及とともに、アプリケーションプログラマーの需要も急速に拡大し、システム開発に新規参入する企業も増加しました。

スマートフォン向けのアプリと聞くと、ゲームをイメージする方も多いと思いますが、アプリケーションプログラマーの場合はゲーム以外にもビジネス系アプリやSNS機能をもったアプリなど、さまざまなジャンルのアプリ開発を担います。

ネイティブアプリでは開発するハードウェアによって使用する開発言語は異なり、iPhone(iOS)の場合はSwift/Objective-C、Androidの場合はJava/Kotlinが主流言語です。Webアプリの場合はWeb系プログラマーと同様の言語を用います。

組み込み系プログラマーの仕事内容

組み込み系プログラマーとは、主に家電製品や設備システムなどを制御するためのプログラム開発を行うエンジニアです。

たとえば洗濯機の電源を入れてメニューを選択すると、それに合わせて自動的に洗濯が開始されますが、これは洗濯機のなかに制御用プログラムが組み込まれていて初めて成立するものです。そのため、組み込み系プログラマーとは古くから存在している職種で、あらゆる電子機器開発においては欠かすことのできない存在なのです。

組み込み系のシステム開発においては主にCやC++、アセンブラなどの言語が使用されます。組み込み系プログラマーは難易度の高いプログラミング言語を扱っているため、プログラミング未経験者にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。

汎用系プログラマーの仕事内容

汎用系プログラマーとは汎用系システムの開発を担うプログラマーのことを指します。汎用系システムとは、主に大手企業やメガバンク、生保などに取り入れられている大規模基幹システムを意味することが多く、IBMやNECなどの汎用コンピュータ(汎用機)が用いられることが名前の由来です。

汎用コンピュータは私たちが普段使用しているパソコンとは異なり、企業内部にある大型のコンピュータを指しています。そのため、プログラミング言語もコンピュータ上で完結する一般的なアプリケーション開発やシステム開発とは異なります。

汎用系のシステム開発の現場では主にCOBOLなどの言語が使用されることが多かったのですが、現在汎用系コンピュータが設置されているのはほとんど昔からの大企業であり、そのうちの一部もオープン系システムにシフトしつつあります。そのため、これから汎用系プログラマーを目指す場合は業界全体の動向を見極める力が不可欠といえるでしょう。

オープン系プログラマーの仕事内容

オープン系プログラマーとは、汎用系プログラマーの対義として使用されることが多いプログラマ―の種類です。汎用系コンピュータではなく一般的なPCベースでのシステム開発を行うのがオープン系プログラマーの特徴です。

今後オープン系のシステム開発需要は高まっていくと予想されていますが、その要因のひとつとして、企業が管理するコンピュータの維持費問題が挙げられます。汎用機は機器そのものが高額で維持管理にも莫大なコストがかかってしまいますが、PCで開発が可能なオープン系システムはコストも安く抑えられます。前節で言及した通り、企業側では汎用系システムからオープン系へのシフトが目立っています。

通信系プログラマーの仕事内容

通信系プログラマーとは、ルーターやスイッチなど通信分野の製品のシステム開発や、その他ネットワーク技術に特化したシステム開発を担うエンジニアです。CやC++、Javaなどの言語が用いられることが多いです。

特に最近ではモバイルでインターネットに接続することが当たり前の時代になり、Wi-Fiや携帯電話ネットワークの知識が求められています。今後4Gから5Gへの本格的な移行を控えているなかで、通信系プログラマーの需要はますます高くなっていくことでしょう。

【言語別】プログラマーの具体的な仕事内容

前項では、開発するシステムの種類別にプログラマーを分類してきましたが、ここからは開発に使用するプログラミング言語ごとのプログラマーを解説していきます。今回はシステム開発のなかでも最近使用されることの多い3つのプログラミング言語をベースに紹介していきます。

Javaプログラマーの仕事内容

Javaは1995年に登場したオブジェクト指向のプログラミング言語で、私たちの生活の至るところに使用されている言語です。AndroidスマホのアプリケーションからWebアプリケーション、大規模な基幹系システムや金融基盤系システム、一部の家電製品などにも採用されており、Javaプログラマーはこれらの開発をメインに行っています。言語としての汎用性が高いため、他言語からリプレイスの事例も多く、Javaプログラマーが活躍する範囲は広いといえるでしょう。

Javaはプログラミング言語のなかでも比較的歴史が長く、動作も安定しているため開発現場において重宝されている言語のひとつです。2022年10月20日時点でレバテックキャリアで公開している求人・転職情報をプログラミング言語ごとに見てみると、Javaは5821件の情報が掲載されています。これは全てのプログラミング言語の中で1位の件数であり、Javaプログラマーの需要の高さがうかがえます。

また、開発者の立場から見て、Javaはオブジェクト指向言語であるため、効率的にシステム開発が進められるメリットがあります。CやC++では習得難易度が高く挫折してしまった方でも、Javaプログラマーであれば比較的取り掛かりやすいので、挑戦する価値があります。

PHPプログラマーの仕事内容

PHPプログラマーは主にWebアプリケーション開発で重宝されるプログラミング言語です。インターネット人口の急速な増加とともに、Webアプリケーション開発需要が伸びています。また、企業側からも競争激化に対応して、自社のホームページの改修やコンテンツの追加を行いたいなど、さまざまな要望が上がっています。

PHPは一般的なホームページの制作はもちろん、ECサイトの立ち上げや自社専用の業務システム、Webブラウザ上で動作するゲームなどの開発にも適しており、業種を問わずさまざまなジャンルに対応できます。

Pythonプログラマーの仕事内容

Pythonプログラマーは現在注目を集めているAI・機械学習分野と関連性の深いエンジニアです。たとえばIoTのセンサーデバイスから収集したビッグデータをAIに読み込ませ、全体の傾向分析を行うシステムを構築する際に、Pythonプログラマーのスキルは重宝されます。

プログラマーに必要なスキル

プログラマーは技術職であり、活躍するためには専門性のあるスキルが必要となります。本項ではプログラマーに必要なスキルについて解説します。

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プログラミングスキル

プログラマーにとって最も重要なスキルです。プログラミング言語には多くの種類があり、すべての言語に習熟するのは困難です。そのため、どのようなシステム領域を担当するプログラマーになりたいかを決めて、その領域で求められる言語を学ぶことが大切です。

高いプログラミングスキルは、効率的で品質の高いソフトウェア開発に繋がっています。

OSやミドルウェアに関するスキル

アプリケーションは、OS、サーバー、データベースなど、多くのシステムと連携することで動作します。そのため、LinuxやNginx、MySQLなど、OSやミドルウェアを扱うスキルが必要となるでしょう。

論理的思考力

プログラミングは「Aの処理を終えたらB、Bの処理を終えたらC」というように、コンピューターに対する命令を順序立てて論理的に構築していきます。そのため、論理的に思考する力が求められます。論理的思考力を身につけるためには、アルゴリズムの勉強が役立つとされています。

未経験からプログラマーに転職するための勉強方法

プログラミングの経験のない方がプログラマーとして活躍したいと考えた場合、どのような勉強方法があるのでしょうか。本項では、代表的な学習方法を4つ紹介します。

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書籍を読んで独学する

あまりコストをかけずにプログラミングを体系的に学びたい方には、まず書籍を購入して勉強してみるのがおすすめです。習得したいプログラミング言語ごとにさまざまな書籍が販売されているため、自分の勉強スタイルに合ったものを選んでみましょう。

学習サービスでも基礎知識の習得は可能

これまでプログラミング学習といえば書籍やスクールに通って学ぶのが一般的な方法でしたが、最近ではWeb上やスマートフォンアプリで手軽に勉強できる学習サービスも登場しています。特に「Progate」や「ドットインストール」などは一部は無料で利用できるため、プログラミング学習の初心者におすすめです。

スクールに通って体系的に学ぶ

独学での学習に自信がない方は、プログラミングのスクールに通って勉強してみるのもおすすめです。数十万円単位の費用がかかることも多く高額ですが、確実に短期間でスキルを身につけたい方には最適な学習方法といえるでしょう。

勉強会に参加して最新の情報にも触れる

プログラミングの基礎知識がついてきたら、勉強会やセミナーに参加して最新の情報に触れてみることでさらなるスキル向上が図れます。さまざまな企業や団体、大学などでも開催されることがあり、開発の実践で役立つ情報も収集できます。

プログラマーへの転職に役立つ資格

プログラマーへの転職では、プログラミングスキルを保有していることが評価されます。プログラミングに関する資格の取得は、一定のプログラミングスキルを示すことができるため、プログラマーへの転職でも役立つものです。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営し、経済産業省によって認定される国家資格「情報処理技術者試験」の一つです。様々な試験が存在する情報処理技術者試験の中でも入門的なポジションであり、これからプログラマーへの転職を目指している場合にはITパスポート試験から取り組むとよいでしょう。

Oracle認定Javaプログラマ

Oracle社は2022年10月時点でJavaの開発元となっている企業です。このOracle社によって運営されているOracle認定Javaプログラマは、公式ベンダーによる試験としてJava技術者のスキルを示す資格の中でも高い信頼度を持ちます。最新の試験はJava 11 SEに対応したVersionとなります。

ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのグレードで構成されています。これからプログラミングスキルを習得する場合には、ブロンズから段階的に習得すると良いでしょう。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は民間企業サーティファイによって運営、認定されるC言語のプログラミングスキルを示す資格試験です。3級から1級までの3段階があります。3級はこれからプログラミングを始める人向けのレベルに設定されており、エンジニアへの転職を目指す場合にも取り組み易い資格です。国家資格「基本情報技術者試験」の午後の問題への対策としても利用できる試験制度となっています。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験はRuby開発者が会長を努める一般財団法人Rubyアソシエーションによって認定される資格試験です。Rubyによる設計、開発に必要な基礎知識と応用力を示すことができます。SilverとGoldの2段階で構成されています。Rubyプログラマーとしての活躍を目指す場合に有用な資格です。

プログラマーのやりがいと厳しさ

プログラマーという職業に対して、「長時間労働を強いられる」、「クライアントからの無茶なリクエストに応えなければならない」といった負のイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。

そこで、プログラマーの現実を知るためにも、仕事のやりがいや厳しさ、どのような人が向いているのかについて解説します。

プログラマーのやりがい

プログラマーという職業は、ものづくりをする職人と共通する部分が多くあります。クライアントから「こんなシステムを作りたい」という要望を受け、それを実際に形にできるのはプログラマーの醍醐味ではないでしょうか。

自分が組み立てたプログラムを動かしたときに、実際にそれが形となって目に見える状態で反映されていると大きな達成感を味わうことができるでしょう。

人の役に立っていると実感しやすい

作成対象のプログラムの種類によっては、普段の生活など身近なところで利用されていることもあり、人の役に立っていることが実感しやすいです。例えば、スマホアプリは非常に身近な存在ですが、ここにもプログラマーの仕事の成果が存在しています。

プログラマーの厳しさ

たとえば家を建てる場合、「1週間で完成させてほしい」といった無茶な要求をするクライアントはほとんどいないはずです。しかしプログラマーの場合、プログラムは目に見えるものではないためPCの画面上で動くものは簡単に作れると認識している人もおり、その苦労はなかなか分かってもらえません。

また、完成した後に原因不明のエラーやバグが出てしまうこともあります。社会的影響の大きなシステムや企業の利益を大きく損なってしまうような場合には、業務時間外までその対応に追われてしまい、結果として慢性的な長時間労働になってしまうケースも存在します。

納期に追われるプレッシャーを感じる人もいる

プログラムはシステムやサービスの構成要素であり、システム開発などのプロジェクトの一環として作成されることが一般的です。プロジェクトの一部としてプログラムを作成する場合には、プロジェクトのスケジュールに沿って作業を行うため、作成とテストを完了させて納品を実施する納期が存在します。プロジェクト運営の都合から短納期の仕事も存在しており、納期に間に合わせなければならないプレッシャーを強いストレスに感じる人には厳しく感じるでしょう。

エラーやバグ対応で長時間労働になるケースもある

プログラムは設計書に沿った動作を行うように作成するものですが、プログラマーが予期しきれていない動作をしてしまうこともあり、これらはエラーやバグと呼ばれます。顧客との契約、取り決めにもよるのですが、プログラマーの仕事は仕様書に沿った動作をするプログラムを納める必要があり、納品後一定期間内にエラーやバグが発生した場合に対応を行うことが求められます。作成したプログラムの品質に問題がある場合には、エラーやバグへの対応が多数発生し、長時間労働につながるケースも存在します。

プログラマーに向いている人の特徴

プログラマーは専門的なスキルが必要とされる技術職であり、個人の資質により向き不向きがあります。スキルを習得して活躍できるプログラマーに向いている人の傾向について説明します。

新しい技術やトレンドを吸収し勉強できる人

プログラミングを含んだ情報技術(IT)は登場から日が浅く、現在も発展中で、その底は見えていません。新たな技術が次々生み出され、過去の技術を置き換えていきます。

情報技術の専門家である以上、新たな技術、トレンドを身に着ける必要があります。新たな技術は過去の技術よりも効率や品質の面で優れていることがあるからです。また、その習得のためには継続的に学習を行うことが必要です。プログラマーとして活躍し続けられる人は、継続的に学習を行い新たな技術を身に着け続けることができるといえるでしょう。

妥協せず、根気強く取り組める人

プログラミングをしていると、エラーやバグに遭遇し作業が行き詰ってしまうことがしばしばあります。このようなケースに遭遇した際に、プログラマーは粘り強く問題の解決に取り組みます。インターネットを利用して事例の調査をする、経験の豊富な先輩エンジニアに相談する、エラーの傾向を調べ上げる、代替案を探すなど方法は様々です。

プログラマーは仕事として請け負った以上、プログラムを完成させる必要があります。妥協せず、根気強くものごとに取り組める人はプログラマーに向いているといえます。

コミュニケーション能力の高い人

プログラマーはコンピューターだけを相手に仕事をしていると思われがちですが、実はコミュニケーション能力が重要です。プログラマーの作成する各種のプログラムは、他の誰かが利用するために作成しています。このため、プログラマーはプログラムの設計者や要件を出した人の意図をプログラムに反映する必要があります。設計者や要件を出した人の意図が設計書から読み取れない場合には、直接的に対話して話を引き出す、コミュニケーション能力が役立ちます。

また、プログラムは複数を組み合わせて利用することも多く、各プログラムの作成者間での意思疎通も重要です。この面でも、コミュニケーション能力は重視されます。

プログラマーの平均年収

プログラマーの平均年収については、厚生労働省の提供する職業情報提供サイトjobtag(日本版O-NET)に参考となるデータがあります。jobtagによると、プログラマーの平均年収は523万円(職業分類「ソフトウェア開発技術者」出典:令和3年賃金構造基本統計調査)です。国税庁の調査による令和2年の給与所得者の年間平均給与461万円を上回っており、比較的高収入が望める職種といえそうです。

関連記事:
プログラマーで年収1000万円を目指す方法とは?

プログラマーの求人例

レバテックキャリアに掲載されている求人・転職情報より、プログラマーの求人例を紹介しています。なお、プログラマ―はプログラミング開発を行うエンジニアの総称のため、アプリケーションエンジニアなどの求人・転職情報から求人例を記載しています。

【業界】
◆IT・通信

【業務内容】
■Webによる業務アプリケーションシステムの開発
・当初は詳細設計、プログラミング、単体テスト、結合試験が主な担当工程となります
・実務経験を積んでから、基本設計や要件定義などの工程にも参画頂きます

【求められるスキル・経験】
・Java、C#、PHPいずれかでの開発経験3年以上
・顧客、社内メンバーとスムーズにコミュニケーションできる

【想定年収】
400~550万円

【勤務地】
東京都

プログラマーの求人・転職情報

プログラマーの年収幅について

一口にプログラマーといっても年収の幅は広く、実務経験が豊富で即戦力となる人材であれば年収1,000万円クラスの求人案件も存在します。プログラマーの場合、同じスキルをもっていて業務内容が似ていたとしても、会社によって年収の開きがあることも想定されます。

求人案件と比較しながら、自分自身の適正年収はどの程度なのかを知り、足りないスキルや資格があれば身につけるように努力することが重要です。

プログラマーの将来性

デジタル技術を経営改革につなげるために、多くの企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)への取り組みを検討、またはスタートさせています。電通デジタルによる2021年の調査によると、2021年度は81%もの企業がDXに着手しているという結果が出ています。DXは企業にとっての継続的な課題であり、ビジネスにおける大きなトレンドともいえるでしょう。

企業がDXを推進しようと考えた場合、自社の業務に最適化されたシステムや仕組みを構築する必要があります。そのため、プログラマーの需要は今後さらに高まっていくことが予想されます。従来はシステム開発を他社に委託するケースが一般的でしたが、今後は対応速度の向上、ノウハウの蓄積、コスト削減などを目的として自社開発へ切り替える企業も増えていくことでしょう。

プログラマーといえばIT企業や開発ベンダーのみが求人募集を行っているイメージが根強かったですが、今後は製造業や建設業、金融業をはじめとして、幅広い業種でIT人材が求められるようになるはずです。そのような意味では、プログラマーの将来性は極めて有望であるといえます。

関連記事:プログラマーの将来性と、今後需要が高まるスキル

プログラマーのキャリアパス

プログラマーの代表的なキャリアパスは、システムエンジニアです。プログラマーとしてある程度知識や経験を積み、目標地点としてソフトウェア開発、設計などを行うシステムエンジニアを目指すのが一般的です。また、プロジェクトリーダーやマネージャーなど設計・開発から離れた職種にキャリアアップする方もいます。

システムエンジニア(SE)

多くのプログラマーがステップアップを目指すシステムエンジニアの仕事内容や想定年収について解説します。

仕事内容

システムエンジニアの主な仕事内容は、システムを設計し仕様書を作成することと、システム開発プロジェクト全体の管理と推進です。プログラマーに対して「この部分はこのように構築する」という指示を出すのが主な仕事であるため、高度な技術的知見が求められます。

また、プログラマー以上に顧客との窓口になる機会も多いため、コミュニケーションスキルも要求されるでしょう。

年収

厚生労働省の提供する職業情報提供サイトjobtag(日本版O-NET)による平均年収は下記となっています。いずれも令和3年賃金構造基本統計調査を出典としています。

システムエンジニア(基盤システム):733.6万円(職業分類「システム設計技術者」)
システムエンジニア(業務用システム):523万円(職業分類「ソフトウェア開発技術者」)
システムエンジニア(Webサイト開発):523万円(職業分類「ソフトウェア開発技術者」)
システムエンジニア(組込み、IoT):523万円(職業分類「ソフトウェア開発技術者」)

プログラマ―と大差なく見えますが、これはデータの抽出における職業分類が「ソフトウェア開発技術者」のためです。システムエンジニアは「ソフトウェア開発技術者」および「システム設計技術者」となるため、実際にはプログラマ―よりも高い平均年収を得ているといえます。

プロジェクトリーダー・マネージャー

システムエンジニアのさらに上流工程にあたるのが、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとよばれる職種です。仕事内容や平均年収について詳しく解説しましょう。

仕事内容

プロジェクトマネージャーとは、一言で表すと開発プロジェクトの責任者です。小規模なプロジェクトではプロジェクトマネージャーがシステムエンジニアの役割を兼務することもありますが、大規模なプロジェクトになればシステムエンジニアも複数名おり、プロジェクトマネージャーが進捗管理や人員管理などを担います。また、顧客との窓口になるのもプロジェクトマネージャーであり、極めて責任の重い役割といえるでしょう。

一方、プロジェクトリーダーとは、プロジェクトマネージャーとシステムエンジニアの中間に位置するポジションです。プロジェクトマネージャーを補佐する役割があるほか、システムエンジニアやプログラマーから上がってきた要望や課題を整理し、プロジェクトマネージャーに判断を仰ぐ役割も担います。プロジェクトリーダーは顧客との窓口になる機会が多いのに対し、プロジェクトリーダーは現場を統括する役割が多いという点でも違いがあります。

年収

レバテックキャリアで登録されている案件を見てみると、プロジェクトマネージャーの想定年収は700〜1,500万円、プロジェクトリーダーは550〜1,200万円のデータが多数見られます。経験やスキル、企業規模によっても年収の差は大きい傾向も見られます。

プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーの求人・転職情報


関連記事:プログラマーのキャリアパスとは?キャリアプラン・キャリアアップの具体例

まとめ

本記事ではプログラマーの仕事内容、システムエンジニアとの違い、プログラマーの種類、必要なスキルなどについて解説しました。実際には、プログラマーの仕事はプログラミングだけではありません。データベースの構築、APIの開発、テストやバージョン管理と多くの仕事があります。

プログラマーに求められる基礎知識は、IPAの情報技術者試験を活用すると効率的に習得する事が可能です。プログラミングスキルについては、学習サイトやプログラミングスクールで習得することができます。プログラマ―への転職を目指しているのであれば、これらを活用してスキル習得からはじめましょう。

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