サーバーエンジニアに求められるスキルと活かせる資格についてもご紹介しますサーバーエンジニアの転職で知っておきたいこと

最終更新日:2021年10月15日

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サーバーエンジニアはインフラエンジニアの一種で、サーバーの設計・構築・運用・保守が主な業務です。サーバーを構成する要素であるハードウェア、OSに関する知識、スキルが必須となります。また、近年ではサーバー技術に関して大きな変化が訪れており、クラウドや仮想化、コンテナやIaCといった新たな領域のスキルを習得することがキャリアアップに繋がっています。
本記事では、サーバーエンジニアの転職について需要、将来性、年収別のスキルレベル、役立つ資格などを解説します。

1. サーバーエンジニアの転職市場

多くの企業がDXの実現を重要な課題と捉えている現状において、デジタル技術の利用は必須です。デジタル技術の利用において、その支えとなるインフラおよびサーバーの需要は今後も高まっていくと予測できます。
一方で、サーバーエンジニアを取り巻く環境には大きな変化が訪れています。オンプレミスからクラウドサービスの利用へ、サーバー形態の主流が移り変わってきています。この変化においても対応可能なスキルの保有および習得が可能なサーバーエンジニアが求められているのです。

サーバーエンジニアの現在の市場需要

レバテックキャリアにて、2021年9月9日時点で職種がサーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、インフラエンジニアという条件にて検索を行ったところ、下記の件数の求人・転職情報を取得することができました。
 

  • ・サーバーエンジニア 311件

    ・ネットワークエンジニア 286件

    ・インフラエンジニア 1250件

 

サーバーエンジニアに一定の需要が存在していることを示す数字となっています。また、インフラエンジニアはサーバーエンジニア、ネットワークエンジニアを含めたインフラに関するエンジニアの総称です。総合的なスキルを持つインフラ領域のエンジニアにはさらなる需要があるといえます。

サーバーエンジニアの将来性

今後もアプリケーションの稼働環境であるサーバーが無くなることはなく、ITそのものの需要も減少傾向にはありません。確実に一定以上のサーバー構築の仕事の存在を望むことが可能です。ただし、オンプレミスからクラウドやコンテナなどの仮想環境の利用にメインストリームが移り変わって来ています。クラウドやコンテナの構築、利用スキルの習得はインフラエンジニアの将来性を左右する必須の課題となるでしょう。

2. サーバーエンジニアの転職における年収別スキルレベル

レバテックキャリアから職種がサーバーエンジニアで登録されている求人・転職情報を検索し、傾向を抽出してまとめています。

年収300万円~400万円

ITに関する素養があることが前提となりますが、未経験からの求人・転職が可能な年収レンジです。対象となる年齢層は、スキル習得にかかる期間も考慮して、20~30代前半となっています。
PCの利用やコンピュータの構成などのITの基礎レベルの知識・スキルが、最低限の条件となっており、実務経験は不問な求人・転職情報も多数見られます。OSのセットアップ経験などがあると、明確なスキルの証明となるため、有利となるでしょう。

年収400万円~500万円

サーバーエンジニアやインフラエンジニアとして1~2年の実務経験を求められる年収レンジです。設計・構築の経験が無くとも、運用・保守の実務経験が最低限の条件となっている求人・転職情報が多いようです。実務経験が必要となるため、20代後半~がメインの年齢層となります。
サーバーに関する知識、スキルに加え、クラウド環境の利用・構築、仮想化技術などのスキルや知識を保有している人材が優遇される傾向にあります。

年収500万円以上

年収が増えていくにつれて、「サーバーエンジニアとして設計・構築の実務経験3年以上」といった形で、実際にサーバー構築を行ってきた経験が問われてきます。対象年齢層も30代からがメインです。
サーバーの構築、クラウド環境の設定、構築ができることに加え、技術面ではIaC(Infrastructure as Code)などのトレンドにも精通していることが求められます。また、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとしての経験、要件定義などの上流工程への従事経験がある人材が、より高い年収の求人・転職には求められています。

3. サーバーエンジニアの求人例

【業界】

・サービス ・人材・教育

【業務内容】
◆学生向け勉強アプリケーションの開発
自社が展開する学生用の勉強ツールのサーバーサイドの開発を担当していただきます。


<具体的な業務内容>
・PHPによるWebアプリケーションの設計、開発、運用
・データにもとづいた改善提案
・データを活用した新プロダクトの企画、開発

<開発例>
・基礎固めツール
・定期試験用勉強アプリケーション
・受験特化型アプリケーション


【求められるスキル・経験】
・サーバ及びアプリケーションの開発経験
・要件定義から改修までの工程を一貫して行った経験
・自社サービスが好きな方
・自分の意見を伝えられる方


【想定年収】
300~600万円

【福利厚生】
健康保険/厚生年金/雇用保険/労災保険/通勤手当/残業手当/慶弔休暇/年末年始/夏季休暇/有給休暇/当社講座利用料補助/ベネフィットステーション/フリードリンク

【勤務地】
東京都

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4. サーバーエンジニアのスキルアップ転職を狙うのに磨くべき知識やスキル

従来のオンプレミスでの環境構築に必要なOS、サーバー構築のためのスキルに加えて、下記のスキル・知識を得ることでスキルアップ転職でのアピールポイントとすることができます。

クラウド、コンテナなどの新たなサーバー環境構築のスキル

オンプレミスからクラウドに環境構築のデフォルト選択肢が変わりつつあります。各ベンダーの提供するクラウドサービス上へのサーバー構築、利用スキルは、今後サーバーエンジニアにとって必須となるでしょう。また、クラウドとの相性の良い仮想化環境、特にDockerをはじめとするコンテナの普及も見込まれるため、習得が望まれるスキルとなってきます。

インフラ全般の知識

ネットワーク、セキュリティ、ミドルウェアなども含めたインフラエンジニア領域のジェネラリストとしてのスキル向上も、スキルアップ転職に繋がっています。サーバーだけでなくインフラ全般のスキルを持ったエンジニアは、より需要が高い傾向にあります。

コミュニケーションスキル

インフラ環境は顧客やアプリケーションの稼働環境として利用されます。利用者に向けて最適な環境を提供するためには、クライアントやアプリケーション担当のエンジニアとのコミュニケーションが重要です。また、技術の革新が目覚ましい領域であるため、インフラエンジニア間での積極的なコミュニケーションによる情報収集も必要となってきます。

マネジメントスキル

エンジニアとしてより大きな仕事をすることを考える場合、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーとなり、複数人のエンジニアを束ねて導く立場を目指すことが想定されます。このためには、システム開発のためのマネジメントスキル習得が必要です。

5. サーバーエンジニアへの転職時に役立つ資格

具体的な構築・運用経験以外に、サーバーエンジニアがスキルを示すことができるのが資格の保有です。特に転職先の業務内容と合致した資格を保有している場合は、より有利に働くでしょう。

ITIL

ITIL®認定資格は、イギリス政府が作成した「ITIL®」という書籍をベースにした認定資格です。特定のベンダーに特化した内容ではなく、世界共通の標準的なITサービスマネジメントのベストプラクティスをまとめています。サーバー運用も含めてITサービスの品質向上に大きく貢献する内容です。
基礎資格としてFoundation、上位資格としてSpecialist(3種)、Strategist、Leaderというグレードに分かれています。英国AXELOSにより運営されており、国内では複数のテストセンターで試験が実施されています。

LinuC

LinuCは、サーバーOSとして大きなシェアを持つLinuxサーバーの知識とスキルを証明する資格です。LinuCの試験はLPI-JapanというNPO法人によって実施されています。

LinuCは難易度によってレベル1から3までに分かれています。もっとも難易度が低いレベル1の場合、初学者で1〜3カ月程度の学習時間が想定されており、レベル2は3カ月から半年程度、レベル3になると半年から1年程度の学習時間の確保が必要とされています。

クラウドベンダーの認定資格

各クラウドベンダーが行っている認定資格を取得することで、クラウドに関するスキルを身に着けていることを証明をすることができます。これから取得する場合は、転職先の利用する環境に合わせて取得するのがよいでしょう。

参考:AWS「AWS認定」(2021/09/09アクセス)
Google「Google Cloud認定資格」(2021/09/09アクセス)
Microsoft「認定資格および試験を見る」(2021/09/09アクセス)

基本情報技術者試験

IPA独立行政法人情報処理推進機構の基本情報技術者試験は、ITエンジニア向けの国家資格です。インフラも含め、ソフトウェア、プログラミング、システム開発技法まで幅広い知識が問われ、ITエンジニアとしてのエントリーレベルのスキルが証明できる資格となっています。

CISCOのネットワーク技術者試験

ネットワーク機器大手のシスコ社の資格制度です。インフラエンジニアとして関連のあるネットワークのスキル・知識を示すことができる資格となっています。

シスコが実施する技術者認定試験は5段階に分かれており、基礎から上級までステップアップしながらスキルを習得できます。代表的なものとしてCCNACCNPがあり、これは5段階のグレードの下から2番目と3番目に位置しています。世界中で通用するネットワーク技術の証明となります。

6. まとめ

サーバーエンジニアはサーバーの設計・構築・運用・保守を主な業務とするエンジニアです。IT、デジタル技術を支える基盤を作る仕事ですので、今後も需要が存在する職種といえます。ただし、必要とされるスキルには変化が起きてきており、近年ではクラウドや仮想化、コンテナといったスキルがキャリアアップに繋がっています。

また、レバテックキャリアの求人・転職情報を参照すると、年収のレンジごとに一定の傾向が見られます。年収300万円~の場合は未経験からの挑戦も可能、年収400~500万円はインフラエンジニアとしての実務経験ありの転職、年収500万円以上の場合は技術スキルに加えプロジェクトリーダー、マネージャーとしてのスキル・経験が求められるものが多く見受けられます。

サーバーエンジニアがキャリアアップ転職を目指す場合には、クラウドなどの技術知識、インフラ全般の知識、コミュニケーションスキル、マネジメントスキルなどが必要となってきます。これらのスキル・知識の保有を示すには、資格試験の取得も有効な方法の一つです。

7. サーバーエンジニアについてのFAQ

Q1. サーバーエンジニアのスキルアップ転職にはどんなスキルが必要ですか?

サーバーに付随するネットワークの知識はもちろん、システム構築に欠かせないのプログラミングなどの知識も求められます。また、クライアントとの商談や交渉の場面では、クラウドをはじめとした最新技術の知識が求められることも多いほか、クライアントが何を伝えたいのかを汲み取るコミュニケーション力も求められます。

Q2. Web関連のサーバーエンジニアにはどんなスキルが必要ですか?

多くの企業でオンプレミス型からクラウドサービスへの移行が進んでいることもあり、AWSやMicrosoft Azureといったクラウド関連の知識や、VMWareなどの仮想化ソフトウェアを扱うスキルを持っていると大きな強みになります。

Q3. サーバーエンジニアの将来性を教えてください。

サーバーエンジニアとして培ってきた基礎的な知識やスキルは、今後オンプレミス型からクラウドサービスへ移行していったとしても一定の需要が見込めます。また、これらに加えてIoTやAIといった次世代のテクノロジーを駆使したシステムが登場した際にも、サーバーを制御できるスキルが求められます。

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