サーバーエンジニアの転職市場状況とは?年収・スキル・将来性を解説

最終更新日:2020年7月3日

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サーバーエンジニアとは、Webやデータベースなど、さまざまな機能を持つサーバーシステムを構築・運用する職種です。仮想化やクラウド、AIやビッグデータなどさまざまな変化が訪れている中、サーバーエンジニアの転職市場はどのような状況なのでしょうか。この記事では、サーバーエンジニアの年収や求められているスキル、将来性について解説します。

1. サーバーエンジニアの求人ニーズは高い

自社で物理サーバーを設置・運用するオンプレミス型から、仮想化やインターネットを介したクラウド利用へとサーバーの利活用を取り巻くIT業界のトレンドは大きく変化しています。こういった中で、サーバーエンジニアにおける求人動向はどうなっているのでしょうか。
 
サーバーは、さまざまなサービスを提供する上で欠かせないITインフラです。Webサービスや業務システムなど全てのITサービスはサーバー上で動作しています。これはサーバーのクラウド移行といった業界トレンドの変化に関わらず同じであり、サーバーシステムを顧客のニーズに合うように設計・構築・運用するサーバーエンジニアの需要は、今後も引き続き高い状態が続くでしょう。
 
しかし、サーバーの設計によってアプリケーションやデータベースなどのパフォーマンスや使い勝手が大きく変わってくることから、上流工程を担当する高度なエンジニアになればなるほど「サーバーに関することのみ」といった求人から、ネットワークやプログラミングなど、より総合的な知識を求める求人へとシフトしています。転職で年収アップを求めるのであれば、そうした事実を念頭に置くことが大切です。

2. サーバーエンジニア転職における年収別スキルレベル

レバテックキャリアの転職支援実績を参考にして、サーバーエンジニアの年収について解説します。業界のトレンドは、従来のオンプレミス型のサーバー利用からクラウドサービスの活用へと大きく変化が進みつつあります。このような業界の変化が起こっていますが、サーバーエンジニアの需要としては好調を維持しています。
 
しかし、その反面、サーバーエンジニアの年収はスキルや職責によってかなりの開きがあります。 

経済産業省の統計結果

経済産業省が平成29年に公表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、サーバーエンジニアは「高度SE・ITエンジニア」もしくは「IT技術スペシャリスト」に分類されています。
 
一般的なITエンジニアに分類される「IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)」の平均年収608.6万円や「IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)の平均年収592.2万円に比べて、「高度SE・ITエンジニア」の平均年収は778.2万円、「IT技術スペシャリスト」は758.2万円と非常に高い水準となっています。
 
※出典:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」P6より 
http://www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf 

年収300万円~400万円

・経験年数や年齢層
年収300万円〜400万円で採用されるサーバーエンジニアの経験年数は、未経験〜2年程度が多い傾向にあります。研修制度が整っている企業では、実務経験がなくても採用に至るケースがあります。年齢層は20代前半〜後半が多いでしょう。
 
・求められるスキル
中途採用であれば、インフラに関する基礎知識や運用保守の経験が求められます。設計や構築における高いスキルは求められませんが、構築経験を持っていると年収300万円後半〜と評価が上がります。 

年収400万円~500万円

・経験年数や年齢層
1年〜数年程度の設計・構築経験があると、400万円〜500万円程度で採用される傾向があります。年齢は20代後半〜30代前半と、ある程度経験を積んできた年齢層となります。
 
・求められるスキル
設計書を見ながらサーバー構築できるスキルが求められます。30代以降の年齢では、設計スキルも求められます。また、AWSやMicrosoft Azure、GCPなどのクラウドサービスやDockerやVMWareなどの仮想化ソフトウェアの経験を持っていると高く評価されます。小規模なシステムであれば、クラウドサービスや仮想化ソフトウェアを使った設計スキルを求められることもあります。 

年収500万円以上

・経験年数や年齢層
サーバーエンジニアとしても実務経験が10年以上あると年収500万円以上で採用されるケースが多い傾向にあります。年齢層は30代後半〜が多くなっています。
 
・求められるスキル
年収400万円〜500万円のスキルに加えて要件定義やクラウドサーバーの設計、運用設計、プロジェクトマネジメントスキルが求められます。サービス選定を任される立場でもあり、複数のサービスを比較し社内外に提案するスキルを持っていると市場価値がさらに上がるでしょう。 

3. サーバーエンジニアがスキルアップ転職を狙うには、周辺知識の習得も必要

先ほどの説明で、スキルや職責によってサーバーエンジニアも年収が大きく変わることがお分かりいただけたのではないでしょうか。次に、スキルアップ転職によって年収アップを実現するには何が必要かを説明します。
 
上流工程のエンジニアになれば、サーバーだけでなくネットワークやプログラミングなどさまざまな知識を総合的に持つことが重要となります。サーバーは、さまざまなプログラムやアプリケーションが動作し、その上で機器がネットワークに接続されることでサービスを提供しています。したがって、プログラムの仕組みや、ネットワークの知識を学ぶことはサーバーエンジニアとしてのスキルアップを目指す中でとても意味のあることです。
 
また、設計などを行う過程では、顧客ヒアリングや折衝などを行ってニーズを把握する工程が欠かせません。したがって、コミュニケーション力も大切です。
 
もちろん、それらに加えてクラウドなどの新しい技術の知識も積極的に習得することも求められます。したがって、「総合的なインフラの知識」「コミュニケーション力」「新技術の知識とスキル」の3つをしっかりと習得していくことがスキルアップ転職の近道です。

4. サーバーエンジニアの将来性は?

従来のオンプレミス型からクラウドへと、サーバーエンジニアが担当するインフラ領域でも大きな変化が起きています。そういった中で、将来的にサーバーエンジニアの仕事がそのまま残り続けるのかという不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
 
サーバーエンジニアが将来にわたってエンジニアとして仕事をしていくためには、どうすれば良いのでしょうか。 

サーバーエンジニアの需要は減少する?

業界のトレンドとして、オンプレミス型からクラウド型へと進む中でサーバーエンジニアの需要自体が減少していくのではと心配するエンジニアもいると思います。
 
しかし、オンプレミス型からクラウド型への変化によってサーバーエンジニアが不要になることはありません。クラウド型では、人手で行なっていた作業を自動化するオートスケーリングなどの機能がありますが、設計や構築などサーバーエンジニアの業務は多く残っています。
 
また、近年、AIやIoT、ビッグデータの利活用などITを活用した新たな分野への需要が高まっていますが、少子高齢化による労働人口の減少などにより、ITエンジニア自体が人材不足の状態となっています。したがって、需要が減少することは考えにくいと言えます。
 
ただし、将来を考える上で、クラウドの知識は必須となりますし、AIやIoT、ビッグデータも動作、制御するためにはサーバーが必要です。こういった知識もしっかりと身につけておくことが大切です。 

キャリアパスについて

サーバーエンジニアのキャリアプランは、大きく3つに分類されます。それぞれのキャリアプランごとに必要となる知識やスキルは異なります。方向性を明確にして、実現に向けたキャリアプランを立てることが大切です。 

・上流工程を担当するエンジニア〜プロジェクトマネージャ
・データベースエンジニア
・セキュリティエンジニア

5. まとめ

この記事では、サーバーエンジニアの転職市場状況や年収、求められるスキルなどについて解説してきました。サーバーエンジニアは、今後さらにクラウドやAI、IoTに関する需要が高まっていくと考えられます。業界が変化する中でサーバーエンジニアが生き残るためには、トレンドに合わせて新しい技術を覚えていく姿勢が欠かせません。同時に、キャリパスの方向性を見極めることが重要になるでしょう。

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