職種別に必要なスキルと平均年収、IT業界に向いている人についても紹介しますIT業界で活躍する職種の仕事内容は?将来性や業界の分類を解説

最終更新日:2022年9月13日

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IT革命という言葉が示すように、ITは企業活動のみならず個人のライフスタイルにまで密接に関わるようになりました。

IT業界は、SNSなど身近なサービスを提供する企業や業務系システムを開発する企業などで構成されています。IT業界について詳しく知りたいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

IT業界はいくつかに分類できますが、職種はプログラマーやシステムエンジニア、インフラエンジニアなどのITエンジニア、営業職などは各業界共通です。この記事では、IT業界に興味のある人に向けてIT業界の概要と、各職種の仕事内容について解説します。IT業界の全体像をつかむために、ぜひ参考にしてください。

IT業界とは

ITとは「Information Technology」つまり情報技術のことです。IT業界は情報技術を活用したサービスや商品を提供する業界と言えます。
ただ、一言でIT業界とは言っても、パソコンの物理的なハードウェア部分を取り扱う企業もあればPCの中で動くソフトウェアを開発する企業もあり、提供しているサービスの種類は幅広く存在しています。

ここではIT業界にどのような分類があるかを紹介します。

IT業界の分類

ここでは、IT業界を5つに分類し、それぞれの業界について解説します。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界の企業は、主に情報システムの設計、開発、運用、保守を担い、システムインテグレーター(SIer)と呼ばれます。取り組む領域は幅広く、金融機関や公共交通機関のような社会インフラを担う大規模なシステムから、小売企業やメーカーなど事業会社の業務系システムまで、あらゆる業界の企業や官公庁がクライアントになります。

基本的に規模の大きな仕事が多く、関連企業や下請け企業まで含めると関わる人数も非常に多い傾向にあります。クライアントの要件に沿ってシステムを設計・開発・運用・保守します。

近年はIoTやビッグデータの分野が注目されていることもあり、情報処理系サービスを提供する企業の求人や案件は増大しつつあります。システムインテグレーターは従来、システム開発に強みを持っていましたが、時代の変化に伴いデータサイエンティストなどデータ分析に関するサービスにも注力するようになりました。システムインテグレーターに分類される日本の代表的な企業として、NTTデータや日本IBM、富士通、NECなどが挙げられます。

ソフトウェア業界

ITの仕事で多くの方がイメージするのがこのソフトウェア業界です。私たちが普段パソコンやスマートフォン上で使っている、さまざまなアプリケーションを設計・開発している業界です。

ソフトウェアとは、コンピューター上で実際に処理を行うプログラムのことを言います。大きく分けて、パソコンやスマートフォンなどのシステム全体を管理するオペレーティングシステム(OS)と呼ばれる基本ソフトウェアと、OS上で特定の作業を行うためのアプリケーションソフトウェアの2種類があります。

身近な例では、WindowsやMacOSがオペレーティングシステム、WordやExcelなどがアプリケーションソフトウェアに該当します。近年ではクラウド型のソフトウェアが主流となってきており、ブラウザ上で動作するSFA(営業支援)やCRM(顧客管理)などのソフトウェアが提供されています。

これらのソフトウェアを設計・開発するのがソフトウェア業界です。クライアントの多様なニーズに応えるべく、次々と新しいソフトウェアが開発されており、年々市場は拡大傾向にあります。

ハードウェア業界

現在ではIT関連技術が用いられる対象はパソコンに限らず、ゲーム機や家電、モバイル端末なども含まれます。これらのハードウェアを扱う業界をハードウェア業界といいます。
ハードウェアとは、ソフトウェアと相対するワードとして用いられ、ITの世界においては形のある機器のことを指します。具体的には、パソコン本体をはじめマウスやプリンター、サーバー、通信機器など、内部を構成する電子回路など幅広いハードウェアがあります。

この業界には、機器を製造する大手メーカーや関連企業が含まれます。前述の情報処理サービスを提供する大企業の多くは、ハードウェアの開発・販売まで手がけています。これらの企業が開発したハードウェア製品を制御するシステムを開発する技術者を、ハードウェア業界独特の職種として「組み込みエンジニア」と呼びます。近年では、IoTの発展に伴い、組み込みエンジニアの需要が高まってきています。

また、従来のサーバーは物理的に購入するものでしたが、現在ではクラウドサービスとして提供されるものに潮流が変わりました。代表的なクラウド型のサーバーサービスは、アマゾンが提供するAWSやGMOが提供するConoHaなどです。これらは、サブスクリプション型の課金体系で提供されており、物理的に購入しなくてもインターネットを通して利用することができます。このようにハードウェア業界のサービスは、必ずしも物理的な購入を必要としないものへとシフトしています。

Web・インターネット業界

インターネット業界は、ブロードバンドの普及により急速に発展してきた業界です。インターネット業界とは、インターネットを活用して様々なサービスを提供する企業で構成されています。BtoBと呼ばれる企業向けのサービス提供を行う企業と、BtoCと呼ばれる個人向けのサービスを提供する企業に大別されます。

BtoBサービスには、企業のコーポレートサイトやECサイトを提供するWeb制作企業や、ネットワーク構築を専門とする企業、クライアントの認知度向上や集客を支援するリスティング広告やSNS広告の運用を代行して行うインターネット広告代理企業があります。

BtoCのサービスには、ポータルサイトや動画配信サイトを運営する企業、SNSやチャット等のWebサービスを提供する企業、ECサイトを運営する企業などがあります。近年はインターネット技術の進歩に伴い、BtoCのWebサービスが増えています。

インターネット業界の代表的な職業としては、Webサイト制作を監督するWebディレクター、Webサイトのデザインやコーディングを行うWebデザイナー、インターネットを活用した広報活動や集客などを支援するWebマーケターなどがあります。もちろん、バックエンドの開発を行うプログラマーやシステムエンジニアなどの職種もあります。

関連記事:Web業界・インターネット業界の仕事とは?IT業界との違いなど

通信サービス業界

数あるIT業界の仕事のなかで、忘れてはならないのが通信サービス業界です。この業界が急成長したからこそ、今のIT業界の発展があると言えるでしょう。

通信サービス業界とは、音声・データ・情報をやりとりするための通信サービスを提供する業界です。通信事業者各社が提供する電話回線やインターネット回線が通信サービスの代表例です。

通信サービスは、インターネット接続サービスを提供するインターネットサービスプロバイダと固定電話を提供する固定通信、スマートフォンや携帯電話等の通信サービスを提供する移動体通信の3つに大別されます。近年インターネットサービスが爆発的に普及した背景として、特に通信サービス業界が提供する高速インターネット回線とスマートフォンの普及が挙げられます。通信サービス業界はIT化社会を根底から支えており、ビジネスにもプライベートにも必要不可欠な業界です。

IT業界で活躍する職種と仕事内容

IT業界における職種は多岐にわたります。主要な8つの職種について、概要、仕事内容、必要となる主なスキルなどを解説します。

プログラマー

プログラマーは、文字通りプログラム言語を使ってソフトウェアを作成する職種です。主な仕事内容は、詳細設計やプログラミング、単体テストなどです。
若手のうちはプログラミングと単体テストが中心ですが、経験を積むにつれて詳細設計を任されるようになります。

求められるスキル

プログラミングスキルやテスト技法に関する知識、ハードウェア、ネットワーク、サーバー、ソフトウェアなどの幅広いIT基礎知識が求められます。

平均年収

平均年収は429万円です。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、主にシステムの設計をする職種です。一般的にはプログラマーの実務経験を3-5年程度経験した後にキャリアアップで目指す職種です。
主な仕事内容は、要件定義や基本設計、テスト設計、テストなどです。企業によっては、プログラミングまで行うこともあります。

求められるスキル

ハードウェア、ネットワーク、サーバー、ソフトウェアなどの幅広いIT知識、設計スキルなどが求められます。プログラマーからキャリアアップして目指す職種のため、一般的にプログラミングスキルも有しているでしょう。また、リーダーとしてプログラマーを率いることもあるため、コミュニケーションスキルや進捗管理スキルなども求められます。

平均年収

平均年収は429万円です。

社内SE

社内SEは、企業のシステム部門に所属し、業務システムの導入や運用、IT戦略の立案などを行う職種です。企業にもよりますが、システム開発はSIerに依頼し、そのマネジメントとシステム運用、IT戦略のみを行う場合もあります。エンジニア経験者の中途採用が一般的です。

求められるスキル

前述したシステムエンジニアに求められるスキルに加えて、物流や販売管理、生産管理、会計などの幅広い業務知識、ベンダーマネジメントスキルなどが必要です。特に、社内SEはIT知識とシステム用いて社内業務の効率化や改善などの役割を担うことが多いため、何かしらの業務知識を持っていると高い評価を得やすいでしょう。

平均年収

平均年収は503万円です。

インフラエンジニア

インフラとは、「インフラストラクチャ」のことでありIT業界ではサーバーやクラウド、ストレージ、ネットワークなどのIT環境のことを指します。インフラエンジニアが扱う範囲は、主にこれらのハードウェアやOSなどが中心です。
主な仕事内容は、サーバーやクラウド、ストレージ、ネットワークなどのハードウェア構成の設計、パラメーター設定による環境構築や運用、その上のレイヤーになるOSのインストールやパラメーター設定による環境構築や運用などです。

求められるスキル

インフラエンジニアには、サーバーやクラウド、ストレージ、ネットワーク、OSなどの知識と、これらを扱うスキル(設計や構築、設定変更スキル)が求められます。昨今では仮想化技術の進歩によりサーバーの仮想化が一般的となってきており、仮想化の知識とスキルも必要です。

平均年収

平均年収は546万円です。

ネットワークエンジニア

「ネットワーク設計・構築・保守運用」が主な仕事です。ネットワーク設計では、クライアントと合意した内容にしたがってネットワークの要件定義、設計、機器パラメータの定義、コンフィグ、テスト資料などを作成します。次の構築では、物理的なネットワーク機器の配置(ラッキング)、機器間のケーブル接続を行い、ネットワーク機器へコンフィグを反映させたうえで、動作確認やテストなどを行います。運用保守では、障害発生時のネットワーク機器交換や、トラフィック状況に応じた設定変更などを行うことが多いでしょう。

ネットワークエンジニアに適している人は「俯瞰が得意な人」です。技術的な知識・スキルを駆使しながら、常に頭の中でネットワーク全体を俯瞰し、必要に応じて細分化・具体化する思考が役立ちます。

求められるスキル

ネットワークの基礎知識である「TCP/IP」や、論理設計・物理設計などの設計スキルは必ず抑えておくべきでしょう。論理設計はネットワークの論理的な接続状態を、物理設計はネットワーク機器(ルータやスイッチなど)とサーバーの接続を決定する工程です。また、今後はクラウドベースのシステムも増えるため、ネットワーク仮想化に関する知見も必要になっていきます。

平均年収

平均年収は609万円です。

サーバーサイドエンジニア

Webサイトやアプリケーションにおいて、ユーザーの目に触れない部分(サーバー内の処理など)の実装を担当する職種です。主に、「サーバー内処理の実装」「APIの実装」「パフォーマンスチューニング」などを担当します。サーバー内処理の実装では、ログイン・検索・データ抽出・アウトプットといったサーバー内部で行われる処理を設計し、コーディングによって実装していきます。

また、API実装は、フロントエンドとの連携に必要な作業です。フロントエンド側とのデータ連携仕様(どのデータをどういった形式で、どのタイミングで渡すか)を決めるために、フロントエンドエンジニアと協議しながら作業を進めていきます。さらに、表示速度の遅さや動作の重さを改善するためのDB高速化チューニング、ファイアウォールの設置・設定・セキュリティパッチの適用、アカウントID・パスワード管理といったセキュリティ対策を担当することもあります。

フロントエンドエンジニアに比べると、サーバーサイドエンジニアには地道さや確実さ、精密さが求められる傾向にあります。

求められるスキル

プログラミング言語・DB操作・サーバーOSの知識やスキルが必要です。プログラミング言語はJava、C、C++、Perl、PHP、Ruby、Pythonなどが有望でしょう。また、DB操作について汎用的なスキルを高めるために、SQLのスキルも習得しておきましょう。さらに、Windows ServerやLinux(派生ディストリビューション含む)の基本的な仕様や、バックアップ、アップデート、ログ取得などを効率化するためのシェルスクリプトのコーディングスキルなどもあると即戦力と見なされます。

平均年収

平均年収は630万円です。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアの主な仕事は「ITインフラの設計と構築」および「運用保守」です。設計・構築では、ハードウェアの選定、各種サーバー(webサーバー、ファイルサーバー、メールサーバーなど)の構成、各サーバーの構築を行います。また、サーバーの性能、電源容量、回線速度などを考慮しながらサーバー構成を決定する「キャパシティプランニング」も重要な仕事のひとつです。

運用保守では、「ストレージ内のデータ容量やCPU使用率、トラフィック量などの監視と管理」「ネットワーク負荷分散」「バックアップとセキュリティチェック」「障害対応および原因調査」などが主な業務となります。

サーバーエンジニアは、ITエンジニアの中でも最も「正確さ」が求められる職種かもしれません。ユーザーの目に触れない部分を担う縁の下の力持ちといって良い存在である一方、ITシステムの土台部分を担うため、障害や不具合の影響範囲が大きいからです。

求められるスキル

サーバーエンジニアは、ハードウェアとOSの知識が最も重要です。CPU、ストレージ、マザーボード、ライザーカード、NIC、RAID構成の意味など、主要なパーツの役割は理解しておくべきでしょう。また、Windows ServerやLinux系ディストリビューションの知識も必要です。その他、「メジャーな監視ツールの知識」「コマンド操作スキル」「スクリプト言語を用いたシェルスクリプトのコーディングスキル」なども必須と言えます。

平均年収

平均年収は467万円です。

フロントエンドエンジニア

Webサイトやアプリケーションにおいて、ユーザーの目に直接触れる部分(ログイン画面やアプリケーションのUIなど)を実装する職種です。Webサイトやアプリケーション開発において「ユーザーが直接触れる、もしくは目にする部分」の開発を行います。スマートフォンアプリならば、端末にインストールされるアプリケーション本体を開発し、Webサービスならばブラウザに表示される動的な処理の部分を担当します。具体的には、「UIの設計、開発」「API連携処理の実装」などが主な仕事です。

基本的な適性はマークアップエンジニアと似ています。ただし、プログラミング言語のスキルなど技術の比重が高いため、技術への興味関心が強い人材に適しています。

求められるスキル

フロントエンドエンジニアには、「ユーザー体験(UX)を向上させるUI設計のスキル」やプログラミングスキルが必須です。UI設計では、見た目の美しさや視認性など、ユーザーの使用感を向上させるような考え方が必要です。また、WebサービスならばHTML・CSS・JavaScript・PHP、ネイティブアプリ開発(デバイスにインストールされるアプリの開発)ならば、JavaやObjective-C、Swiftなどの開発言語を扱えるようにしておきましょう。

平均年収

組み込みエンジニア及びIoTエンジニア

組み込みエンジニアは、産業用機器や家電・自動車・その他デジタルデバイスに対し、命令・処理機能をもったソフトウェアを実装する職種です。近年はIoTの一般化により「IoTエンジニア」という職種も台頭しています。

IoTエンジニアは、組み込みエンジニアの中でも、IoT化を主業務とするエンジニアの総称です。組み込みエンジニアとほぼ同じ職種として扱われることもあります。ただし、最先端のセンシング技術や並列処理、無線通信機能の実装、シングルボードコンピュータ上を用いた開発など、従来の組み込みエンジニアとは異なるスキルを求められることが特徴です。

組み込みエンジニア、IoTエンジニアともに、主な仕事は「組み込みソフトウェアの設計と実装」です。C言語やC++、Javaなどを用いながら、さまざまなデバイス内で動作するソフトウェアを設計し、コーディングによって実装します。組み込み開発は、「制限されたリソースをどれだけ効率よく使うか」が問われる分野です。また、小型IoTデバイスとクラウドシステムとの連携・通信に関する開発を任されることもあります。

求められるスキル

マイクロプロセッサや電子回路、RTOS(リアルタイムOS)、C言語やアセンブリ言語のスキルなどが必要です。代表的なRTOSとしては「ITRON」「VxWorks」などがあります。また、IoTエンジニアの場合は、「Arduino」や「Raspberry Pi」など、シングルボードコンピュータの知識も身に着けておきたいところです。

平均年収

平均年収は600万円です。

機械学習エンジニア

機械学習エンジニアは、機械学習アルゴリズムの実装・運用・環境構築などを担当する職種です。また、ときには統計学を活用し、ビジネス課題の解決に向けた提言を行うなど、「データサイエンティスト」に近い仕事を担うこともあります。

「機械学習アルゴリズムの開発・実装」や「学習用データの準備」が主な業務です。PythonやRなどの言語を用いて、機械学習およびディープラーニングを用いるAIアルゴリズムの設計・開発を担います。また、学習に必要な固定データを準備しつつ、クラウドを用いて学習環境の整備(API開発や、データ集中・更新を自動化するためのバッチプログラム開発など)を行うこともあります。

機械学習の分野は技術の進歩が速いため、「技術に対する興味・関心」がある人材が適しているでしょう。また、統計学や数学の知識を多用するため、理系人材がやや有利です。

求められるスキル

Python、R、SQLなどのプログラミングスキルや、機械学習用ライブラリ・フレームワークの知識が必要です。よく使われるライブラリとしては、「TensorFlow」や「scikit-learn」などがあります。また、統計学や数学の知識があれば、データサイエンティストへのキャリアチェンジも視野に入ってきます。

平均年収

平均年収は630万円です。

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、膨大なデータを分析しその結果をビジネスに活用する職種です。比較的新しい職種で、ビッグデータやAI活用などの高まりから近年注目され始めています。仕事内容は、分析するデータを蓄積するデータ基盤の設計・構築、データ分析ツールの設計・構築、分析、提案作業などです。既にデータ基盤やデータ分析ツールが導入されている場合は、分析および提案作業が主な仕事です。

求められるスキル

データサイエンティスト に求められるスキルは、データサイエンススキル、データエンジニアリングスキル、ビジネススキルに大別されます。
・データサイエンススキル…分析目的に応じて、最適な分析手法を選択し分析するスキル
・データエンジニアリングスキル…必要なデータを蓄積・抽出・加工するスキル
・分析したデータをもとに、改善策を立案するスキル
データサイエンティストは比較的新しい職種のため、今後求められるスキルが変化していく可能性があります。データサイエンティスト協会が必要なスキルを定義していますので、随時確認すると良いでしょう。

平均年収

平均年収は699万円です。

マークアップエンジニア

主にWebページのデザインやレイアウトを実装・調整するエンジニアです。更新のしやすさ、見栄え、ユーザーの視認性などを考慮しながら、HTMLタグやスタイルシートなどを配置します。また、主要なブラウザ間で挙動や見え方が変わらないように、複数のブラウザを用いてUIの調整を行うことになるでしょう。どちらかと言えば、テキストベースのページやコーポレートサイトなど「静的な部分」を担うことが多く、動的な部分はWebプログラマーやフロントエンドエンジニアの担当になることが多いです。

マークアップエンジニアに適した性質としては「デザインセンスがある人材」や「ユーザー目線を常のもつことができること」などが挙げられます。

求められるスキル

HTML・CSSの知識やコーディングスキルが必要です。また、デザインスキルやUI設計に関する知見が求められます。さらに、動的なWebサイトに携わる場合は、JavaScriptやPHPなどのコーディングスキルが必要になるでしょう。

平均年収

平均年収は385万円です。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは営業職(セールス)のと技術職(エンジニア)の特性を併せもつ職種です。業界によっては「プリセールス」と呼ぶこともあります。技術的なスキル・知識をベースとした営業職であり、顧客の課題に対して、技術的な側面から提案・支援などを行います。

自社製品やサービスの仕組み、仕様、メリットなどを解説しながら、顧客に対して自社製品・サービスの優位性を感じてもらえるようにプレゼンテーションを行います。また、顧客課題を解決するための、技術的な提案も大切な仕事のひとつです。さらに、製品・サービス導入までのプロセス(日程・工数など)提示や、開発・構築前の技術的なノウハウの提供・支援などを担当することもあります。

接客が得意であったり、会話が好きであったりとコミュニケーションに関する適性が重視されます。特に、知識やノウハウを製品・サービスを購入につなげるために「導線を意識した会話」ができると良いでしょう。

求められるスキル

「プレゼンテーションスキル」「設計スキル」「自社製品やサービス、その他先端技術に対する知見」が必要です。特に設計スキルは、顧客に対して複数の設計パターンを提示するために欠かせません。また、複数の設計案を提示するにあたり、自社製品・サービスやOSS(オープンソースソフトウェア)、国外の先進技術などを参考にすることもあるため、広く深い知識が求められるでしょう。

平均年収

平均年収は507万円です。

プリセールスエンジニア

名前は「セールスエンジニア」に似ていますが、業務範囲が異なります。
どちらも営業職をサポートするエンジニアであることは変わりませんが、プリセールスエンジニアは「プリ(pre:前の)」とあるように商談を締結するまでが業務の範囲です。
商談締結までの専門職であるため、目標が技術的なものではなく契約数となることが多いです。

求められるスキル

商談を締結するための説明がメインの業務となるため、技術部分をわかりやすく伝えるためのスキルがセールスエンジニアよりも強く求められます。
プレゼンテーション時の説明や資料をわかりやすくする必要があり、自社商品の知識が豊富であることも必要です。

平均年収

平均年収は636万円です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの責任者としてプロジェクト全体を総括する職種です。スケジュール管理やリソース管理、課題管理、品質管理、リスク管理などを統括して、プロジェクトを成功に導きます。
一般的なシステム開発プロジェクトでは、プロジェクトマネージャーの業務は顧客と仕様を策定するところから始まります。まず、顧客と対話しながら顧客の要求(機能や予算、スケジュールなど)を整理し、要求を達成するためのプロジェクト計画の立案とプロジェクトチームの編成を行います。そして、プロジェクトマネジメントスキルを用いて、納期・予算・品質を担保していきます。

求められるスキル

スケジュール管理、リソース管理、課題管理、品質管理、リスク管理、コミュニケーション管理などの幅広いプロジェクトマネジメントスキルが求められます。
また、プロジェクトの進捗によって、スケジュールや開発範囲の変更などを顧客に交渉することも多く、交渉スキルも求められるでしょう。さらに、プロジェクトチームの技術者と会話するために、幅広い技術知識も必要です。一般的には、プログラマーやシステムエンジニアなどの技術職を10年-15年程度経験した後にキャリアアップして目指す職種です。

平均年収

平均年収は664万円です。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、ITを切り口とした提案で顧客の課題を解決していくコンサルタント職です。主な仕事内容はIT戦略の立案やIT部門の立ち上げなどです。課題や目的に応じて、経営層や各部門にヒアリングを行い、さまざまな角度から課題を分析した上で解決策を提案します。提案が採決された後は、プロジェクトマネージャーとして課題解決までプロジェクトチームを率いることもあります。

求められるスキル

IT知識の他、物流や会計、人事、経営戦略などの幅広い知識が求められます。
また、課題を分析して解決策を提案するため、ロジカルシンキングや分析スキル、提案スキルなども求められます。

平均年収

平均年収は932万円です。

IT業界に向いている人

IT業界の中にもエンジニアなどの技術職で働くひともいれば、セールスなどの営業職で働く人もいます。
以降では技術職と営業職それぞれに向いている人の特徴を紹介します。

IT業界で働く技術職に向いている人

まずは技術職に向いている人の特徴を紹介します。

IT技術に興味がある

技術職に就く場合、プログラミングができたり、システムの設計ができたりと技術を知ることが大前提となります。
初めて触れる技術について「どのように活用できるか」、「使ったらどんなものを作れるか」などを考えるような人は学習も苦になることなく進められるでしょう。

日々新しくなる技術を勉強するのが苦にならない

IT技術は日進月歩で進化しています。1年前の技術がすでに過去のものであることは少なくありません。
そんな日々新しくなる技術を勉強し続ける必要があるため、自発的に理解しようとできるひとが向いていると言えます。

IT業界で働く営業職に向いている人

次に営業職に向いている人の特徴を紹介します。

コミュニケーションを取ることが好き

成果を出すためには顧客だけでなくエンジニアや経営陣などのように幅広くコミュニケーションを取る必要があり、コミュニケーションを苦に感じない人が向いていると言えます。

課題解決スキルが高い

提供する商品やサービスは何らかの課題を解決するものですので、取り扱っている商品でできることを理解して適切に提案できると良いでしょう。
そのためには技術や商品についての知識が必要です。

IT業界の将来性

未経験からの転職を考えたときにIT業界に今後の将来性や需要があるかが気になるかと思います。
ここではIT業界の将来性について紹介します。

IT業界では人材不足が続いている

IT業界では常に人材が不足しています。経済産業省によると2030年にはIT人材はさいだいで79万人不足すると言われています。
業界の中にも様々な職種があり、その中でもエンジニアがもっとも不足が見込まれます。
そのため、企業や国で対策がされており、企業では採用年齢の引き上げ、待遇を他社よりも良いものにするなどが行われています。政府は将来のIT業界の人材の確保のため、2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されました。

AIやIoT、ビッグデータを扱う分野は特に将来性がある

IT業界の中でも特に「AI(人工知能)」「IoT」「ビッグデータ」を扱う分野が今後発展していると見られており、将来性は高いと考えられます。2022年時点でもこの分野の専門性のある人材は少ないため、経験を積むことができれば市場価値の高い人材になれるかもしれません。

未経験者が転職しやすいIT業界の職種

IT業界へ未経験からの転職をしたいと思っても、自分にできるのか不安な人は多いのではないでしょうか。。
ここでは未経験者が転職しやすい職種を紹介します。

関連記事:IT業界は未経験から転職可能!転職しやすい職種・転職しにくい職種

セールスエンジニア

IT業界は専門知識の習得やIT技術への関心が求められがちです。
しかし、セールスエンジニアは技術自体の知識よりもプレゼンテーションスキルやコミュニケーションスキルの部分を重視される傾向にあるため、未経験からの転職しやすい職種と言えます。
また、接客や販売の経験を活かすことができるため、未経験者にはしっかりと研修がある場合が多いです。

プログラマー

プログラマーは常に人手不足の職種です。そのため、経験者だけでなくポテンシャル採用で未経験者を採用し、社内で育成することを視野に入れている企業が多くあります。
全くプログラミングをしたことがない人にも3~6ヶ月の期間でみっちりと研修を行う企業があります。

関連記事:Javaとは?IT業界へ転職するならJava習得がおすすめ!

まとめ

この記事では、IT業界の全容と職種ごとの主な仕事内容について解説してきました。IT業界はいくつかに分類することができますが、職種はどの業界もほとんど同じです。逆にいえば、ITエンジニアのスキルを持っていれば活躍できる業界が多くあるとも言えます。ITの仕事を検討している方は、まずはIT業界全体を俯瞰し、各分野の情報を集めることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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