データベース(DB)エンジニアの将来性とキャリアパス!今後の需要は?

最終更新日:2025年6月6日

近年、データベースのパッケージ化が進み、非常に利用しやすくなりました。このデータベースの進化によって、データベースの設計、構築、運用を主な業務とする従来のデータベースエンジニアの需要は減少しつつあります。

しかし、データベースの技術が不要になることはなく、むしろ必要性は高まっています。従来のデータベース技術に加え、データサイエンス、データ分析を活用したコンサルティング、セキュリティなどの関連スキルを取得したエンジニアはより高く評価される傾向です。

この記事では、データベースエンジニアの将来性と主なキャリアパスについて解説します。キャリアパス検討の参考としてください。

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この記事のまとめ

  • データベースエンジニアは現状の需要も将来性もある職種
  • データベースエンジニアに求められるスキルは、SQLの記述やデータベース設計など
  • データベースに関するスキルとほかのスキルをあわせて身につけると、幅広いキャリアパスからキャリアを選ぶ際に役立つ

この記事の監修者

レバテックキャリア編集部

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データベース(DB)エンジニアは将来性と需要のある職種

データベースエンジニアの需要はまだまだ高く、将来性のある職種といえます。スキルを身につけることで、データベースエンジニアとして活躍し続けられるでしょう。その根拠として、以下が挙げられます。

先端IT人材や情報セキュリティ人材の不足

先端IT人材や情報セキュリティ人材が不足していることは、何年も前から指摘され続けています。IT業界は人材への需要が大きいにも関わらず、少子化などの影響で人材を確保できない状況だからです。たとえば経済産業省が公表したデータによると、IT人材は2030年に約41万~79万人不足するとされています。このようにIT人材は不足しているため、IT人材の一種であるデータベースエンジニアも不足していて将来性、需要があります。

AWSなどクラウドに関する需要の増加

AWSなどクラウドに関する需要が増加していることも、データベースエンジニアの将来性、需要増加につながります。特にAIやビッグデータの活用にはデータベースエンジニアの存在は不可欠だからです。

たとえば経済産業省のレポートによると、多くの企業はビッグデータやデータサイエンスの技術、ツールをどのように活用すれば良いか分からない状況です。技術力に加えて、データ活用の提案やコンサルティングもできるデータベースエンジニアにはより将来性、需要があると言えるでしょう。

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データベースエンジニアになるために必要なスキル

データベースエンジニアになるために必要なスキルとして、以下が挙げられます。

SQLの記述スキル

データベースエンジニアに必要なスキルとして、SQLの記述スキルが挙げられます。SQLとはデータベースの定義や操作を行う言語で、一定のレベルでデータベースを扱うためには必須のスキルです。たとえばデータベースにどのようなデータを格納するか定義したり、実際にデータを入れたりするにもSQLは必要になります。

SQLは一般的にプログラミング言語と比べれば習得しやすいので、まずは書籍を読んだり、実際に書いてみたりしてください。

データベースの設計スキル

データベースエンジニアにはデータベースの設計スキルも必要です。データベースエンジニアとして一定の経験を積んだ後、設計も担当するケースも多いです。

たとえば企業やクライアントが利用するデータベース全体を設計する場合もあるので、どうすれば効率的にデータを管理しやすいデータベースにできるかなどを考える必要があります。SQLをある程度書けるようになったら、データベース設計についても学ぶと良いでしょう。

データベースの管理スキル

データベースの管理スキルもデータベースエンジニアに必要なスキルです。データベースエンジニアとしての経験が浅いうちは、まずはデータベースの管理から担当する場合も多いでしょう。データベースの管理業務では、たとえば既存のデータベースのトラブル確認や対応などを行います。管理スキルについては、現場で実践的にスキルを習得していくと良いでしょう。

セキュリティ対策のスキル

データベースエンジニアにはセキュリティ対策のスキルも求められます。データベースエンジニアが扱うデータベースには、重要なデータが格納されている場合も多いからです。たとえばデータベースエンジニアがセキュリティ対策を徹底することで、ハッキングによる個人情報流出などを防止できます。データベースエンジニアに必要なスキルがある程度身についたら、セキュリティの勉強にも力を入れてください。

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データベースエンジニアの幅広いキャリアパス

データベースエンジニアのキャリアパスは幅広いです。具体的には以下が挙げられます。


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シニアデータベースエンジニア

データベースエンジニアとしてキャリアを積み、そのままシニアデータベースエンジニアになるキャリアパスもあります。シニアデータベースエンジニアは各データベースエンジニアを牽引して、技術面でのアドバイスや最終確認などを行うポジションです。

データベースエンジニアの中のリーダーのような役割と考えるとわかりやすいでしょう。データベースエンジニアとして経験を積み、そのままシニアデータベースエンジニアを目指すキャリアパスもあるということです。

プロジェクトマネージャー

システム開発現場の経験が豊富なデータベースエンジニアは、プロジェクトの責任者であるプロジェクトマネージャーがキャリアパスの一つになります。プロジェクトマネージャーを目指すには、プロジェクトリーダーとしての成果を積み上げることがステップとなります。

また、プロジェクトの計画から設計、開発、リリースといった各工程の業務を熟知して、プロジェクトマネジメントスキルを身につけることも重要です。さらにはプロジェクトマネージャーには、ビジネスとしてシステム開発を考える経営的視点も必要になります。

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プロジェクトマネージャーに必要な7つのスキルと5つの資質とは
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データベースコンサルタント

データベースエンジニアとしての経験と知識を活かして、データベースコンサルタントを目指すキャリアパスもあります。

データベースコンサルタントは、データベースのスペシャリストの中でも、上位の職種とされています。データベースコンサルタントの仕事は、データベースの導入から運用までを提案することなどです。そのため、データベースソフトウェアに関する知見、データベース運用の経験、クラウド環境を利用したデータベースの活用などの知識が必要になります。

高度な知識とスキルが要求されるデータベースコンサルタントへの転職は、競争率が厳しいと予測されます。

データサイエンティスト

データサイエンティストも、データベースエンジニアのキャリアパスの一つです。データサイエンティストは、データの収集、整理、分析により有用なデータを見つけ出し、企業の経営戦略などを提案する職種です。データサイエンティストには、データ基盤を構築するスキル、ビッグデータに関するスキル、データ分析スキル、ビジネスでのデータ活用を行うスキルなどが必要です。

そのため、データベースエンジニアとして得た知識とスキルに加えて、さらなるスキル、知識の習得が必要になります。データサイエンティストは、将来性の高いデータベースに関わる職種といえるでしょう。

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データアナリスト

データアナリストはデータの分析や分析結果からビジネスの観点で提案を行う職種です。データアナリストの中でもコンサルティングに力を入れているデータアナリストもいれば、エンジニアに近い開発業務に力を入れているデータアナリストもいます。いずれの場合もデータベースエンジニアとしてのスキルがデータアナリストの仕事に活かされるでしょう。

インフラエンジニア

サーバーやネットワーク、クラウドサービスなどを用いて、IT・デジタル基盤の設計、構築、運用保守を行うことがインフラエンジニアの仕事です。インフラエンジニアとデータベースエンジニアはもともと業務範囲が重なっており、データベースエンジニアにとってはスキルの活かしやすいキャリアパスとなります。

データベースを含むミドルウェアのサーバーへのインストールやセットアップは、インフラエンジニアの業務に含まれることが多いです。データベース利用時にはネットワークやサーバーに対する知識は欠かせません。また、クラウドサービスを使ってインフラを構築するケースが増えており、クラウドサービスのデータベース利用スキルはインフラエンジニアの業務でも歓迎されます。

インフラの構築は今後も需要が見込まれており、将来性もある選択肢といえそうです。

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フリーランス

近年はフリーランスで働くデータベースエンジニアも増えています。フリーランスではスキルや実績次第では、収入の増加が期待できます。その反面、案件が獲得できないと収入が下がるリスクもあります。また確定申告などの業務を全て自分で行う必要があったり、会社員にはない苦労もあるでしょう。

フリーランス専門のエージェントサイトに登録することで、案件の獲得が効率的になります。営業の手間が少なくなり、自分に合った仕事を紹介してくれるためです。

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未経験からデータベースエンジニアはやめておくべき?

未経験で大学院などで勉強した経験もない場合、いきなりデータベースエンジニアを目指すのは現実的ではないでしょう。プログラマーなどと比較して、未経験者にも間口の広い職種ではないからです。そのため、たとえばエンジニア職の経験を経てからデータベースエンジニアを目指すようなルートが現実的です。未経験から簡単にデータベースエンジニアになれるわけではありませんが、未経験からでも目指すルートはあるということです。

関連記事:未経験からデータベースエンジニアになるには?向いている人や年収を解説

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データベースエンジニアの将来性に関してよくある質問

データベースエンジニアの将来性に関してよくある質問として、以下が挙げられます。

Q1. データベースエンジニアは「やめとけ」と言われますが、やめておくべきですか?

データベースエンジニアは「やめとけ」と言われることがあります。理由としては、責任の大きさや地味な作業の多さが挙げられるでしょう。しかし企業の中核を担う技術に関われるなどやりがいもあるので、自分に合うかどうかを検討してください。

Q2. データベースエンジニアにおすすめの資格はありますか?

データベースエンジニアにおすすめの資格は、ORACLEMASTERやデータベーススペシャリスト試験です。データベースに特化した資格は複数あるので、それらの中から選択するのが基本です。詳しくは以下の記事をご確認ください。

関連記事:データベース(DB)エンジニアにおすすめの資格一覧!将来性や必要スキルも紹介

Q3. データベースエンジニアの年収はどれくらいですか?

レバテックキャリアの統計では、データベースエンジニアの平均年収は483万円、中央値は450万円です。他のエンジニア職種と比較すると、相場程度と考えられるでしょう。詳しくは以下をご確認ください。

関連記事:データベースエンジニアの平均年収・給料の統計

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まとめ

この記事では、データベースエンジニアの将来性と主なキャリアパスについて解説しました。今後、データベースエンジニアが活躍するには、SQLの記述スキル、データベースの設計スキル、セキュリティ対策スキルなどを習得すると良いでしょう。

データベースエンジニアとして将来も活躍したい方は、この記事を参考にスキルを磨くことをおすすめします。

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