Pythonは今、世界で最も人気の高いプログラミング言語の一つです。日本においてもPythonエンジニアの需要は年々高まっており、これからプログラミングを学び始める人はもちろん、他言語を扱う現役エンジニアも新たに勉強しておいて損はない言語といえるでしょう。
一方で、日本ではJavaやPHP、Rubyなどが多くの開発に用いられているのも事実です。この記事は、Pythonエンジニアを目指す前に、この言語の将来性を把握しておきたいという方に向けて、Pythonの世界と日本市場における需要、言語としての特徴、他言語との比較の3つの観点から、これからの日本におけるPythonエンジニアの将来性と優位性について解説します。
- そもそもPythonとは?
- 市場需要から見るPythonエンジニアの将来性
- 言語の特徴から見るPythonエンジニアの将来性
- 他言語との比較から見るPythonエンジニアの将来性
- Pythonを学ぶメリット・デメリット
- まとめ
- Pythonエンジニアに関するQ&Aはこちら
そもそもPythonとは?
Pythonエンジニアの将来性について説明していく前に、まずはプログラミング言語であるPythonとはどんなものなのかということについて触れておきたいと思います。
関連記事: Pythonとは?できること・市場価値について詳しく解説!
Pythonでできること
PythonはAI開発やデータサイエンスなど、最先端技術といわれる分野に強いプログラミング言語です。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
AI開発
Pythonは、AI分野のライブラリが充実しており、単純なコードで高度なAI開発や機械学習を実施することができます。代表的なライブラリとしては、NumPyやSciPy、pandasが挙げられます。AIや機械学習の分野は近年加速度的に需要が高まってきており、今後もこの傾向は続くことが予想されます。
ブロックチェーンの開発
仮想通貨で現在も活用されており、メタバースを中心としたWeb3の領域でも重要なポジションを担うといわれているブロックチェーンの開発においても、Pythonは強みを持っています。これからのインターネットを支える技術として、Pythonによるブロックチェーン開発ができることは大きな強みとなることでしょう。Pythonにおけるブロックチェーン開発のライブラリには、hashibというものが存在します。
データ分析・解析
データサイエンスが事業にインパクトを与える要素のひとつとして、AI・機械開発のほかに、データ分析・解析を通してビジネス改善における示唆を得るというものがあります。Pythonは豊富なデータ分析ライブラリにより、このデータ分析・解析の分野においても強みを有しています。
Webアプリケーション開発
PythonにはWebアプリケーション開発のためのライブラリとしてDjangoというものを備えています。高度なデータ分析やAIを使ったPythonによるアプリケーションを、手軽にWebアプリケーション化して全世界に公開することができるというのは、Pythonならではの大きなアドバンテージと言えるでしょう。ちなみに、現在Webサービスのなかでも大手と言われているYoutubeやInstagramも、Pythonを利用して開発されています。
市場需要から見るPythonエンジニアの将来性
ここまで見てきたように、PythonはAI・機械学習・データサイエンス・ブロックチェーンなど、現在注目されていてこれからも躍進が期待される分野に強いプログラミング言語となります。このPythonを高度な水準で扱うことができるPythonエンジニアは、市場需要が高いと言えますし、将来性についても高いと考えられます。このことは、各種プログラミング言語に関するランキングデータを見ても伺えます。また、日本のみならずグローバルな視点でみてもPythonの需要は高く、世界的なフィールドを視野に入れている方にとっても是非押さえておきたい言語と言えるでしょう。
Pythonは世界で最も成長している言語
開発者向けのナレッジ共有サイトStack Overflowが世界中の開発者約9万人を対象に行った「開発者調査2019」(※1)によると、Pythonは2年連続で「世界でもっとも急速に成長している言語」に選ばれています。「世界で最も学びたい言語」ランキングでは3年連続で1位を獲得し、「愛されている言語」ランキングでも2017年の6位から2位に上昇しました。
また、TIOBEが2020年5月に発表した月間プログラム言語人気ランキング「TIOBE Index」(※2)では、Pythonの順位は2019年の同時期より1位上昇し、Java、Cに次いで3位に位置しています。上位の2言語はともにコンパイル型言語であることから、手軽に使えるインタプリタ型言語においては世界で最も愛されているといえるでしょう。
さらに、Githubが発表した調査レポート「The State of the Octoverse 2019」(※3)でも、Pythonは最も利用されている言語ランキングで2位を獲得しています。実際、Pythonは国際的な大手企業がシステムに導入していることでも有名で、Microsoft、Apple、Google、ヤフー、Dropboxなどの有名企業で採用されています。
Googleにおける言語チュートリアルの検索回数を分析・ランキング化する「PYPL(PopularitY of Programming Language)」(※4)の2020年5月発表では、「Python」の検索回数が最も多く、去年に引き続き1位の座をキープしています。
これらの調査結果から、Pythonは世界中の開発者に利用されており、世間からの関心度も高い言語であることが証明されています。
世界的にみたPythonエンジニアの平均年収
前出のStack Overflowの調査結果(※1)によると、2019年の世界市場におけるPythonエンジニアの平均収入は6.3万ドル(2020年5月27日現在の為替レートで日本円に換算すると約677万円)で、給与ランキングでは12位にとどまっています。
ただし、同じく利用者数の多いJava、JavaScript、C#より上位に位置しており、比較的高い収入を獲得しやすい言語といえます。さらに、2017年~2019年の同調査では、Pythonエンジニアの平均年収は3年連続で増加しており(2017年5.3万ドル→2018年5.6万ドル)、順位も上昇しているため(2017年16位→2019年12位)、今後更なる年収アップが期待できるでしょう。
参考
※1 Stack Overflow「Developer Survey Results2019」(2020年5月26日アクセス)
※2 TIOBE「TIOBE Index for May 2020」(2020年5月27日アクセス)
※3 Github「The State of the Octoverse 2019」(2020年5月26日アクセス)
※4 PYPL(PopularitY of Programming Language)(2020年5月26日アクセス)
日本市場でもPythonは大きく期待されている
日本国内でも、海外の優秀なエンジニアを採用することを目的に、Pythonをメイン言語として開発に採用する会社やサービスが引き続き増加傾向にあります。今後もさらなる人気の向上が見込まれる言語であることは間違いないでしょう。
レバテックキャリアが2019年6月に発表した「プログラミング言語別の求人ランキング」(※5)では、Pythonエンジニアの求人割合は前年比2.3ポイント上昇しています。これは2017年の調査開始以来同言語が見せた最大の伸び率となっており、Javaに次いで2番目に高い増加率を示しています。
さらに、2020年春、IPA(情報処理推進機構)が運営する国家試験「基本情報技術者試験」では、出題するプログラミング言語でCOBOLを廃止し、Pythonを追加しました。
Pythonを追加した理由については、適用範囲の拡大と利用の増加、機械学習やディープラーニングに関わる主要なOSSでの採用の広がりなどと説明しており、Pythonへの需要の高まりが見てとれます。
※5 レバテックキャリア「プログラミング言語別の求人ランキング【2019年6月発表】」(2020年5月26日アクセス)
世界的にみたPythonエンジニアの平均年収
「日経 xTECH」が2019年11月に発表した「開発言語別技術者年収ランキング」(※6)によると、日本国内におけるPythonエンジニアの平均年収は608万円と報告されており、R、VBAに次いで6位にランクインしています。
また、レバテックキャリアを利用して転職を成功させたPythonエンジニアの年収レンジは400~850万円となっており、そのほかの言語の年収レンジと比べると、Pythonエンジニアの年収は比較的高めであることがわかります。
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・Pythonエンジニアの年収帯:400~850万円
・Javaエンジニアの年収帯:300~700万円
・Rubyエンジニアの年収帯:300~650万円
・C#エンジニアの年収帯:350~650万円
年収が高いひとつの理由としては、拡大し続ける人材の需要に対して供給が足りておらず、Pythonエンジニアの希少価値が高まっていることが挙げられます。後述しますが、人工知能や機械学習の研究・実用化、さらにデータサイエンス分野にもPythonは必要不可欠な言語であり、そういった最新技術のスキルを持つ人は単価が上がりやすい傾向があります。
※6 日経xTECH発表「開発言語別技術者年収ランキング」(2020年5月26日アクセス)
関連記事:Pythonエンジニアの年収が高い理由は?年収アップの方法も紹介
言語の特徴から見るPythonエンジニアの将来性
世界中で高い人気を博しているPythonですが、その快進撃を支えたのは、産業界からも大きく注目されている機械学習とデータサイエンス分野との相性の良さです。今後のさらなる発展が見込まれる両分野で活躍できるPythonエンジニアの将来性は明るいといえるでしょう。
Pythonは機械学習に強い言語
Python最大の特徴であり、その価値を不動のものとした要因として、機械学習に強い言語であることが挙げられます。
機械学習にPythonが選ばれたのには、主に2つの理由が挙げられます。
1つ目の理由は、シンプルな文法と可読性の高いコードにあります。Pythonのブロック構造はインデントを用いて定義されているため、コードスタイルを統一でき、ほかのエンジニアが書いたコードは他言語に比べて読みやすくなっています。
機械学習エンジニアはアルゴリズムの構築やデータセットの前処理など、コーディング以外の業務もこなす必要があるため、シンプルな文法で記述が可能なPythonはワークスタイルに適した言語といえるでしょう。
2つ目は、機械学習に強いライブラリとフレームワークが充実している点です。機械学習と相性の良いライブラリであるNumpyがエコシステムの核だったことや、Python側からの手厚いサポートがあるため、Pythonの周辺には一連の強力なライブラリが集まったといわれています。おかげで、Pythonは科学技術計算をする上で、非常に動的で高速なプログラミング言語となっています。
Pythonを用いた有名なプロジェクトとして、Googleがオープンソースで公開しているTensorFlowが挙げられます。このプロジェクトによって機械学習の敷居が大きく下がったといえるでしょう。
また、AWSのサーバレスアプリケーションである、LambdaでもPythonは採用されています。ここ数年で飛躍的に普及しているスマートスピーカー(AIスピーカー)との連携で、Lambdaは非常に相性がよく、Lambdaを利用することで効率的に開発を行うことが出来ます。
Pythonはデータサイエンスの分野で需要が高い
機械学習との相性のよさのみならず、Pythonの成長の背後には、急速に拡大しているデータサイエンスの専門家と愛好家のコミュニティがあります。彼らが利用しているツールやフレームワークには、Pythonを利用した多くのコアデータサイエンスパッケージが含まれています。
150カ国2万4000人以上の開発者を対象とした調査「Python Developers Survey 2019」(※7)によると、Pythonを主要言語としたユーザーにPythonの主要用途を尋ねたところ、約60%の人がデータ分析に使っていると回答しています。汎用性が高く、コンピューターサイエンスの複数分野にまたがって使用されているため、利用する企業も増えているといわれています。
※7 Python Software Foundation and JetBrains「Python Developers Survey 2019」(2020年5月26日アクセス)
他言語との比較から見るPythonエンジニアの将来性
冒頭でも述べたように、日本国内ではJavaやPHP、Rubyなどの言語に依然として高い需要があります。レバテックキャリアが2019年に実施した調査でも、新規求人割合の上位3位はJava、PHP、Rubyが占めています(※5)。ここでは、これらの言語の中から、Pythonとの共通点の多いRubyと、国内市場では圧倒的に需要が高いJavaとの比較を通して、Pythonエンジニアの将来性を解説します。
RubyはWebサービス開発に強く、データサイエンスに弱い
Rubyは日本発のプログラミング言語であり、日本発祥の言語としては初めてIECで国際規格として認められました。現在は世界中に愛用者がおり、国内外で強く支持されている言語の一つです。
Pythonと同じスクリプト言語で、可読性や保守性に優れており、初心者にとっても学習しやすいのが特徴です。SNSや口コミ情報サービスなどのWebサービス開発に広く採用されており、私たちにとって身近なサービスの多くがRubyで開発されています。
また、フレームワークを使った短時間での開発が可能なため、開発サイクルが回りやすく、スピード重視のベンチャー企業やスタートアップ企業からも注目されています。
Rubyは、可読性の高さや習得ハードルの低さなど、Pythonとの共通点も多いですが、Pythonが強い機械学習やデータサイエンス領域における適性が低いとされています。
その理由としては、それらの領域に使われるライブラリの欠如と言われています。2017年からはPythonとのブリッジライブラリーであるPycallの開発が進められていますが、当分野においては最善の選択とされていないのも事実でしょう。
以上からわかるように、RubyとPythonとは異なる領域に長けている言語で、今後はともに需要が高いでしょう。ただし、さらなる飛躍が期待されている人工知能や機械学習の領域においては、Pythonのほうが汎用性が高く、将来性があるといえます。
Rubyの将来性についてもっと知りたい方は、下記記事も合わせてご参照ください。
関連記事:Rubyの将来性は?使用するメリットと需要、今後の動向を解説
Javaは依然として需要が高いが、学習難易度は比較的高い
Javaは大規模な業務系システムやWebサービス開発に多く使われている言語で、Pythonと同じくGoogle三大言語(Googleで社内標準として使われているプログラミング言語)に挙げられています。
環境に依存せず、WindowsやMacなどさまざまなOS上で実行できる汎用性の高さが特徴です。その高い安全性と信頼性が評価され、さまざまな開発現場で広く使われています。
IPAが発行している2018-2019年の「ソフトウェア開発データ白書」では、システム開発に使われた言語のうち実に42.7%をJavaが占めています(※8)。白書の作成に資料提供している会社には、大規模システムを開発する大手企業が多いことも勘案すべきですが、Javaの国内での需要は依然として高いことは間違いないでしょう。
一方、Javaはコンパイル言語のため、PythonとRubyと比較した際に、学習難易度が比較的に高いといわれています。ただし、大規模な開発に多用されるJavaと新興分野での需要が高いPythonと、活躍の場こそ違えど、両者とも学習に値する言語でしょう。
※8 IPA「ソフトウェア開発データ白書(2018-2019)」(2020年5月26日アクセス)
Pythonを学ぶメリット・デメリット
Pythonは、これまで挙げてきたほかにも、さまざまな特徴を持つプログラミング言語です。一方で、用途によってはPythonではなくほかの言語を習得したほうが近道である場合も存在します。ここでは、これからPythonを学ぼうとされている方に向けて、Pythonを学ぶメリットとデメリットを整理したいと思います。
Pythonを学ぶメリット
初心者でも勉強しやすい
Pythonは近年爆発的に需要が高まり、エンジニアの数も増えてきているプログラミング言語です。そのため、Pythonを教えることができる人も数多く存在し、初心者にとっても勉強しやすい環境が整っていることがメリットのひとつとして挙げられます。また、Pythonはインタープリタ言語であるため、コンパイルの必要がないことも勉強のしやすさを後押ししています。コードを書いて実行すればすぐに動作結果が確認できるので、はじめてのプログラミング言語としてもとっつきやすい言語です。
なお、Pythonには日本法人による資格試験も運営されており、学習の取っ掛かりとして活用することができます。
関連記事:
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Pythonエンジニアに転職するには?ステップや有利な資格などを解説
コードがシンプルでソースコードが読みやすい
Pythonはコードがシンプルで読みやすいため、初心者であってもほかの人が書いたソースコードを読み解くことが比較的容易におこなえます。このソースコードのシンプルさは、Pythonが有する各種ライブラリによってさらに加速しており、Pythonそのものと同時にライブラリを学ぶことで、さまざまな処理を効率的に実装できるようになるでしょう。
ミスやエラーを発見しやすい
Pythonの需要・プレイヤーの多さにより、インターネット上の情報サイトやコミュニティには、Pythonに関する情報が多数掲載されています。ミスやエラーでつまづいたときに、こうしたサイトを参照してすぐに修正の糸口をつかむことができます。
開発環境の準備をしやすい
開発環境の構築は、多くの勉強をはじめたエンジニアがつまづきがちなポイントです。しかし、Pythonは、インターネット上からパッケージをダウンロードしてくるだけで利用開始することができ、開発環境の構築に多くの工数をかける必要がありません。
ライブラリが充実している
Pythonを機械学習やデータサイエンスの分野で強者たらしめている所以は、このライブラリの充実にあります。ほかのプログラミング言語で機械学習やデータサイエンス周りの実装をおこなおうとすると、複雑なコードを書かなければいけないところを、Pythonのライブラリを使えば非常にシンプルに実装することができます。
Pythonを学ぶデメリット
独自のルールがある
Pythonには、例えば条件分岐や繰り返しで実行内容を指定するときに、実行内容を記述したコードをインデントを使ってブロックという形で表現するという独特の決まりがあります。こうした記述方法はほかにはあまり例を見ないもので、ほかのプログラミング言語に慣れている人からすると面食らってしまうことがあるかもしれません。
実行速度が遅い
Pythonはインタープリタ型言語であり、実行にコンパイルの必要がないのはメリットのひとつでもあるのですが、これが同時にデメリットにもなり得ます。インタープリタ型言語は、基本的にそうでない言語より実行速度が遅いためです。さらに、Pythonはインタープリタ型言語のなかでも特に実行速度が遅いとされています。Pythonは基本的にどんなアプリケーションでも開発することができる汎用性の高いプログラミング言語ですが、スピードを要求される基幹システムの構築の際などには、果たして本当にPythonを採用するべきかについて熟考する必要があります。
スマホアプリ開発には向いていない
現在非常に高い需要を誇っているスマホアプリ開発についてですが、主に利用されるプログラミング言語はSwiftやKotolinなどスマホアプリ開発に長けていると言われている言語であり、Pythonが利用されることは滅多にありません。Pythonを利用してスマホアプリを構築することも可能ですが、スマホアプリ開発を得意とする言語がすでにあるなかで、あえてPythonを採用する企業は皆無に等しく、需要はないと考えたほうがよいでしょう。
日本語の情報が少ない
その利用者の多さから比較的情報が多いPythonですが、古くから日本で使われてきているJavaや、開発元が日本であるRubyなどに比べると、日本語の情報はまだまだ少ないのが現状です。これはPythonの需要が高まったのが海外が先で、日本での普及は世界各国と比べると少し遅れていたのが影響しているといえるでしょう。
まとめ
Pythonは、AI・機械学習やデータサイエンスなど、これからの世界を牽引していく最先端技術に強いプログラミング言語で、高い将来性を有していると考えられます。また、習得の難易度もほかのプログラミング言語と比較すると低めとなっています。上述したような分野で活躍をしたいと考えておられる方は、是非Pythonエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
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Pythonエンジニアに関するQ&Aはこちら
Q1. 世界でのPythonエンジニアの需要は?
Pythonは世界中の開発者に利用されており、世間からの関心度も高い言語です。開発者向けのナレッジ共有サイトStack Overflowが世界中の開発者約9万人を対象に行った「開発者調査2019」によると、Pythonは「世界で最も学びたい言語」ランキングでは3年連続で1位を獲得しています。
Q2. 日本国内でのPythonエンジニアの需要動向は?
日本国内でも、海外の優秀なエンジニアを採用することを目的に、Pythonをメイン言語として開発に採用する会社やサービスが引き続き増加傾向にあります。今後もさらなる人気の向上が見込まれる言語であることは間違いないでしょう。
Q3. Pythonがデータサイエンスの分野で需要が高い理由は?
シンプルな文法と可読性の高いコードが機械学習エンジニアに適していることや、機械学習に強いライブラリやフレームワークが充実している点が理由として挙げられます。
Q4. RubyやJavaと比較した、Pythonの将来性は?
Rubyは機械学習やデータサイエンス領域における適性が低い面があります。Javaは依然として需要が高いが、学習難易度は比較的高いです。このような理由から、人工知能や機械学習の領域においては、今後もPythonの需要が高いことが予想されます。
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