企業の情報セキュリティを担う技術者の仕事内容についてセキュリティエンジニアとは?仕事内容や必要なスキルを解説

最終更新日:2022年8月4日

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セキュリティエンジニアとは、企業における各種の業務システムやネットワーク、グループウェアなどのITのセキュリティ確保を主業務とするエンジニアです。情報セキュリティマネジメントの仕組みづくりなども業務の対象となります。セキュリティエンジニアの業務範囲は広く、その中でもコンサルティング領域と技術領域で大きく仕事内容が分かれます。

後述でも触れますが、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が行った「企業における情報セキュリティ実態調査2021」では、アンケートに回答した日本企業の90%以上が「セキュリティ人材が不足している」と回答しています。セキュリティエンジニアは2022年時点で非常に需要の高いエンジニア職種の一つです。

本記事では、セキュリティエンジニアを目指すエンジニアに向けて、セキュリティエンジニアの仕事内容、スキルの習得や役立つ資格を解説します。

セキュリティエンジニアとは

セキュリティエンジニアは企業や組織のITにおけるセキュリティ確保を行うエンジニア職種です。

各種のITシステム、ソフトウェア、アプリケーションは多くのメリットを企業や組織にもたらしてくれますが、その一方で課題となるのがセキュリティです。インターネットなどのネットワークへの接続は利便性だけでなく、外部からの攻撃に身をさらすリスクも持っています。近年では情報漏えいやランサムウェアによる攻撃は企業にとって経営上の大きなリスクという認識が浸透してきました。

セキュリティエンジニアは、これらのセキュリティリスクから未然に企業や組織を守ることがミッションとなります。ミッションの達成のため、システムやソフトウェアに対する技術的なセキュリティ対策から、組織におけるセキュリティルールの策定などの仕組みづくりまで、セキュリティエンジニアの業務範囲は幅広い領域に渡ります。

セキュリティエンジニアの仕事内容

セキュリティエンジニアは前項で触れた通り、ITのセキュリティ確保のため幅広く業務に携わります。エンジニアの習熟度や所属組織などにより業務対象は変わってきますが、その中でも代表的な業務内容について紹介します。

企画・提案

組織の情報セキュリティ確保における企画・提案レベルの業務も、セキュリティエンジニアの仕事に含まれます。

システムのセキュリティ診断

企業の持つ既存システムや新規に開発するシステムに対し、セキュリティ診断を行います。脆弱性などのウィークポイント、将来的なリスクとなりえる構成などを洗い出し、状況を報告、対策の提言までが対象業務です。脆弱性やリスクとなる点については、セキュリティ対策の実施までを行うこともあります。

セキュリティマネジメントコンサルティング

企業の経営層やIT部門からのセキュリティに関する相談を発端に、事業におけるセキュリティと企業のセキュリティ管理体制の懸念点と対策の検討、評価、改善指導を行います。相談を受け、状況の調査を行い、問題点の報告と施策の提言までが対象です。

コンサルティングの段階ではあくまで提言レベルであり、アウトプットはレポート程度の場合がほとんどです。対策が必要な場合は、情報セキュリティマネジメントの企画立案・設計・運用支援に繋がることもあります。

情報セキュリティマネジメントの企画立案・設計・運用支援

セキュリティマネジメントコンサルティングの発展的な仕事で、要件を詳しくヒアリングし、企画書を作り具体的なセキュリティ対策方法を提案します。対策方法の導入に終わらず、その後の運用支援までも視野に入れた計画が必要です。

企画提案が受け入れられた場合、より詳細にその組織に最適な情報セキュリティマネジメントを設計します。具体的には、対象範囲の明確化や、組織体制や業務ルールの考案、情報システムの各レイヤーおよび一般業務フロー内におけるチェック項目の設定、情報システムや業務ルールの運用方法の設計などを行います。場合によっては、顧客に業務を変更してもらえるよう依頼しなければならないこともあります。

セキュリティ教育

最新法令の紹介やサイバー犯罪者の手口などの周知、セキュリティ教育の実施により、顧客企業のセキュリティ意識の啓発やリテラシーの向上に貢献します。企業におけるセキュリティ担当者への教育により企業のセキュリティレベルの向上にピンポイントに貢献する方法と、セミナー、研修や配布資料、Web、メールでの展開により社内全体へセキュリティへの対策及び重要性を伝える方法の両者が業務の対象です。

設計・実装

組織の持つシステムに対し、セキュリティ対策を施す場合には、ソフトウェアの開発と同様に設計・実装のフェーズが発生します。

要件定義

システム構築に必要なセキュリティ要件を洗い出し、要件定義書に落とし込みます。具体的には、OSやファイアウォール、認証、ソフトウェア上の攻撃対策などのレイヤー別に要件を整理します。特にインフラに関連するセキュリティ要件は、ハードウェア、ミドルウェア構成に影響を及ぼすことも多く、機器選定前に実施することが重要です。

セキュリティ設計

要件定義書をより具体的な設計書に落とし込みます。具体的には、ネットワークやサーバーなどを分析した上で、ファイアウォールなどレイヤー別にどのようなセキュリティ対策を実装するか設計書に落とし込みます。

アプリケーション上のセキュリティ脆弱性となる点についても、対策をアプリケーション上の設計に反映しておきます。

セキュリティ対策の実装

設計書に従って、ネットワークやサーバー、OS、アプリケーションなど各レイヤーにおいてセキュリティ対策を実装します。他エンジニアと協力しながら、機器のマウンティングやコンフィグ作業、暗号や認証の設定、アクセス権設定、セキュアプログラミングなどを行います。

テスト・運用・保守

設計・実装を行ったセキュリティ対策に対してテストを行います。また、セキュリティ対策が永続的に有効であるよう運用・保守業務を行うこともセキュリティエンジニアの仕事となります。

ペネトレーションテスト(侵入テスト)

完成したシステムやアプリケーションを対象に、脆弱性の有無を確認するためのテストを行います。特に外部に向けて開かれているWebシステムなどでは重要な工程です。

これまでに発見されたサイバー攻撃の手口を実際にシステムに実行して、問題が発生しないかを確認します。脆弱性が発見された場合、設計・実装工程に戻って対応策を検討します。

セキュリティ面でのシステムの運用、保守

システムの完成後は、セキュリティインシデントが発生しないように運用・保守を担当します。アプリケーションやOSのアップデート、通信データの監視、アクセス権の管理、ログファイルのチェックや保存などを行い、セキュリティ性を維持します。

情報セキュリティ分野では、新たな脅威が次々と生まれています。担当するシステム等が新たな脅威の対象となるかどうかを見極め、対象となる場合は素早いリアクションを起こすこともセキュリティエンジニアの重要な仕事となります。

分野別!セキュリティエンジニアに必要なスキルと知識

コンサルタント領域、技術領域のいずれの分野に特化しているかにより、セキュリティエンジニアに必要なスキルと知識は変わってきます。以下に分野別に解説します。

関連記事:セキュリティエンジニアになるには?必要なスキルや知識も紹介

コンサルタント領域に特化したセキュリティエンジニア

コンサルタント領域に特化したセキュリティエンジニアの場合、セキュリティに関する技術的なスキル、知識とともに、企業などの組織におけるセキュリティマネジメントの方法論、実現方法を身に着けている必要があります。

脆弱性診断スキル

セキュリティのコンサルティングにおいて、まず必要となるのがセキュリティ診断を行うためのスキルです。インフラ、ソフトウェアに関して、幅広く知識を持ち、技術的なトレンドも取り入れて、ITシステム全体から脆弱性を探せる広い見識が必要となります。

セキュリティマネジメントルールの策定、運用スキル

情報セキュリティにおいては、インフラやソフトウェアといったシステム面とともに、その利用者による扱い方も重要な要素です。技術的なセキュリティ対策が万全でも、利用者が誤った使い方をすればセキュリティ事故、インシデントは簡単に起きてしまいます。

このような事態に備え、IT機器、システムの利用を管理するのがセキュリティマネジメントルールです。組織とIT環境にマッチしたセキュリティマネジメントルールの策定とその運用の仕組みづくりができることは、セキュリティエンジニアの重要なスキルの一つです。

企業におけるセキュリティ組織の構築スキル

セキュリティマネジメントルールの策定と同時に必要となるのが、そのルールの適用を十分に守らせることのできる組織、体制づくりです。企業などの組織の形態に合致し、現行の業務に負荷のかからないセキュリティ組織構築のためのノウハウがセキュリティエンジニアには必要となってきます。

最新のセキュリティ対策の教育・啓蒙スキル

セキュリティエンジニアは、コンサルティング業務の一環として情報セキュリティに関する教育を行う場合もあります。情報セキュリティに関する知識を持ち、顧客に分かりやすく正確に教えるスキルが必要です。

情報セキュリティに関しては、日々技術的な進展があり、情報が古いと誤った知識を教えてしまうこともあり得るため、最新の事情をチェックし続けることが重要となります。また、セキュリティに関する意識を変えさせる啓蒙的な活動を行うこともあります。

技術領域に特化したセキュリティエンジニア

技術領域に特化したセキュリティエンジニアの場合、ITシステムにおけるインフラ、アプリケーションの両面について幅広く、なおかつセキュリティに関する点では深い知識が必要となります。インフラ領域ではネットワーク、サーバー、ミドルウェア、クラウド、仮想化などインフラエンジニアの業務領域に関する知識とスキルが必要となります。

また、アプリケーションについては、その開発技法やプログラムの記述についてもセキュリティ対策の対象となり得るため、こちらも幅広く高度なスキルと知識が必要です。

システム構成(インフラ、ソフトウェア)の知識

技術領域に特化したセキュリティエンジニアは、ITシステムの全体像に対し、知識とスキルが必要です。ハードウェアやミドルウェア、プログラミング言語といった個別の要素に対するセキュリティ知識に加え、それらの組み合わせで起こり得る脆弱性についても知っていなければなりません。インフラエンジニアとアプリケーションエンジニアの両者向けの知識、スキルが求められます。

システム、ソフトウェアの構築工程と開発技法のスキル

セキュリティエンジニアはシステム開発プロジェクトで生み出されるソフトウェアに対し、脆弱性を探すのですが、その際には脆弱性が発生してしまった要因を分析する必要があります。プロジェクト全体のうちどの工程、作業で脆弱性が発生してしまったのかを認識するため、開発経験を持ち、工程や開発技法へ習熟していることが望まれます。特にセキュリティ脆弱性がプログラム修正による対応が必要な場合には、修正方法の提示、展開を工程に合わせて行う必要が出てきます。

システム、ソフトウェアのセキュリティ脆弱性・対策スキル

システム、ソフトウェアの脆弱性は放置しておけばいつ攻撃を受けるともわからないものです。必然的に、セキュリティエンジニアは脆弱性を発見し次第、対応を行わなくてはならない場合が多くなります。

また、脆弱性そのものを探すためには、システム、ソフトウェアに対する攻撃方法を知り、時には実際に行えるスキルも必要となります。「脆弱性の発見、対応」と「システムへの攻撃方法」、情報セキュリティの両面についての知識、スキルを求められる職種です。

セキュリティ監視の構築スキル

システム、ソフトウェアやネットワークに対し、外部からのアクセス、侵入、攻撃が行われていないか監視するための仕組みの構築もセキュリティエンジニアに求められる役割です。セキュリティツール、ソフトウェアの選定、導入、設定を行い、問題発生時に通知する仕組みを構築するスキルが必要となります。

セキュリティエンジニアに必要なプログラミング言語

セキュリティに配慮したプログラムを作成するにあたって、専用のプログラミング言語があるわけではありません。組織の持つシステムやソフトウェアで利用されているプログラミング言語を習得し、そのプログラミング言語や仕組みの持つ脆弱性(セキュリティホール)への対処を行うことがセキュアプログラミングとなります。

セキュリティエンジニアにとって必要となるプログラミング言語は、企業や組織で利用しているプログラミング言語となります。このため、現場やプロジェクトにより適宜必要なプログラミング言語を身に着けて行くこととなります。特にセキュリティ対策が必須となるのは、外部からのアクセスが存在するWebアプリケーションです。

さらにはプログラム一般における脆弱性とプログラミング言語ごとの特徴的な脆弱性を知っていれば、より活躍の幅が広がります。

関連記事:セキュリティエンジニアに必要なプログラミング言語とは?

未経験からセキュリティエンジニアを目指す方法

セキュリティエンジニアはインフラ、ネットワーク、ソフトウェアなど幅広い分野に対する知識、スキルが必要な職種です。エンジニア未経験から直接なるには難しい職種といえます。

関連記事:
未経験からセキュリティエンジニアに転職する方法
セキュリティエンジニアになるための効果的な勉強方法

本項ではより具体的にセキュリティエンジニアを目指す際に必要となるスキルの習得方法について紹介します。

大学・専門学校で学ぶ

大学・専門学校で情報系の学部・学科を専攻することで、体系的にITスキルを学ぶことが可能です。幅広くITについて網羅しつつ、特定の言語・技術に対して深く学習し、セキュリティエンジニアとして必要な素養を身に着けることができます。情報セキュリティを専門に学ぶコースは多くはありませんが、ベースとなるスキルの獲得は確実なセキュリティエンジニアへの一歩です。

まずはほかのITエンジニアとしての経験を積む

未経験からセキュリティエンジニアを目指すのであれば、インフラエンジニア、ネットワークエンジニア、ソフトウェア開発のエンジニア等として実務経験を積んでからキャリアアップを図るとよいでしょう。実務経験とともにスキル、知識を獲得し、その間に資格の取得も行っておくとよりスムーズです。

未経験可の求人に応募する

実際にはセキュリティエンジニアも仕事の内容によって細かく分かれています。脆弱性診断エンジニア、SOC(Security Operation Center)運用エンジニアといった職種は募集人員も多く、他のセキュリティエンジニア職と比べて要求されるスキルも多少は少なくても済むこともあり、エンジニア未経験者の募集もみられます。

資格を取得し知識・スキルを証明する

ここまでに出てきたスキルの習得方法と並行し、関連する資格の取得を行うとより効果的です。資格の取得は必須ではありませんが、セキュリティ分野における一定の知識・スキルを証明することができます。具体的な資格については、後述します。

分野別!セキュリティエンジニアの仕事に役立つ資格

セキュリティエンジニアにとって資格は必須ではありませんが、資格を持つことで対外的にスキルをアピールすることができます。資格は転職においては、自身の付加価値となります。また、資格取得のための学習により、体系的に情報を習得することが可能です。

幅広く、最新の情報を更新していかなければならないセキュリティエンジニアにとっては、資格のための学習を知識獲得の場とすると、一石二鳥かもしれません。

コンサルタント領域に特化したセキュリティエンジニア

コンサルタント領域に特化したセキュリティエンジニアには、情報セキュリティマネジメントやセキュリティ技術に関する知識、セキュリティ製品の知識などが求められます。ここでは、スキル習得や証明に役立つ資格を解説します。

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって運用される、情報セキュリティに関する知識、技能を有することを認定してくれる試験です。情報セキュリティに関するネットワークやハードウェア、アプリケーション、法令まで幅広い知識が問われます。

共通キャリア・スキルフレームワークの人材像:テクニカルスペシャリストのレベル4の前提要件に位置づけられる高度な試験です。合格者は所定の手続きを行うことで、国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格保持者となることができます。

CompTIA

CompTIAはベンダーニュートラルなIT関連資格です。IT実務スキルの認定資格としてワールドワイドで250万人以上に取得され、いくつかの資格はISO17024の認証を受けています。セキュリティ、ネットワーク、サーバーなど複数の資格があり、さらにそれぞれ3~4つのレベルに試験が分かれています。

合格率は非公開ですが、セキュリティの最高レベルの試験であるCASP+は、公式サイトに『IT全般の管理者として10年、そのうちセキュリティ管理者として5年以上の実務スキルを評価します。』と記載されており、高度なエンジニア向けの資格です。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は独立行政法人情報処理推進機構IPAによって運営されている、ITの安全な利活用を推進する者を対象とする国家試験です。情報セキュリティマネジメント人材を対象としており、業務の現場で情報セキュリティマネジメントを実施する立場の人材が想定されています。

共通キャリア・スキルフレームワークのレベル2相当です。セキュリティエンジニアにとっては、企業におけるセキュリティマネジメント人材がどの程度の知識を持つべきかを知ることのできる試験といえます。

技術領域に特化したセキュリティエンジニア

技術領域に特化したセキュリティエンジニアは、システムへの実装作業を担当するため、セキュリティの幅広い知識に加え、ネットワークやサーバー、OS、セキュリティ製品を扱うスキル、セキュアプログラミングスキル、ペネトレーションテスト手法の知識などが求められます。取得しておくとスキル証明に役立つ資格としては、以下のものがあります。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定はネットワーク製品大手のシスコシステムズの認定する資格で、ネットワークに関する知識やシスコ製品を扱うスキルを証明します。エントリー、アソシエイト、スペシャリスト、プロフェッショナル、エキスパートの5つのレベルに分かれており、プロフェッショナル以上の試験ではSecurity、Data Center、Collaborationなど技術領域別にさらに詳細化された試験が存在しています(2022年7月14日時点)。ネットワークセキュリティを学ぶ際に適した技術者認定制度です。

LinuC

LinuCはサーバーOSとして高いシェアを持つLinuxの技術力を証明する資格です。レベル1~3に分かれており、それぞれ「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格」において「ITスペシャリスト」の「セキュリティ」分野で、レベル1~3に相当する難易度です。サーバーセキュリティも出題されるため、知識の補填に役立つでしょう。

セキュリティエンジニアの年収例

セキュリティエンジニアの年収例として、レバテックキャリアに掲載されている求人・転職情報から年収を算出しました。職種「セキュリティエンジニア」の条件で検索を行い取得されたデータから30件を抽出、年収の上限、下限の中間値の平均を平均年収としています。(2022年7月14日時点)

上記の算出方法によると、セキュリティエンジニアの平均年収は約612万円となりました。求人・転職情報によって年収の幅は大きく差があり、スキルの高いセキュリティエンジニアには1000万円を超える年収が提示されているケースも見うけられます。

セキュリティエンジニアの求人情報

セキュリティエンジニアの将来性

近年、ランサムウェアなどセキュリティインシデントに関するニュースが連日各メディアでも取り上げられています。被害の大きさや社会的信用への大きな影響など、企業や組織にとってはセキュリティ対策は重要な施策です。

情報セキュリティの専門会社NRIセキュアテクノロジーズ株式会社による「企業における情報セキュリティ実態調査2021」では、アンケートに回答した日本企業の90%以上が「セキュリティ人材が不足している」と回答しています。

IT技術の活用、発展は今後も広がりを見せると想定されており、それに付随してセキュリティエンジニアの需要も継続的に存在しています。セキュリティに関するスキルを保有した人材の不足も、セキュリティエンジニアの将来性の高さにつながっています。

関連記事:セキュリティエンジニアの将来性について

セキュリティエンジニアのキャリアパス

セキュリティエンジニアとしての経験、スキルを活かせる職種として、セキュリティアナリスト、セキュリティコンサルタント、セキュリティアーキテクトがあります。いずれも情報セキュリティに関連するスペシャリストな職種であり、セキュリティエンジニアの職務の一部に特化した職種です。

また、セキュリティエンジニアとしての知見を活かし、クライアントユーザー側のセキュリティマネジメント担当者となるキャリアパスも考えることができます。企業によっては情報セキュリティ責任者(CISO:Chief Information Security Office)といったポストを設けている場合もあり、セキュリティエンジニアの経験、スキルを活用できる役職です。

関連記事:
セキュリティエンジニアの転職で知っておきたいこと
セキュリティエンジニアのキャリアパス|同分野・異分野に分けて解説

まとめ

セキュリティエンジニアは企業などの組織における情報セキュリティの確保を専門とするエンジニアです。大きくはコンサルティング領域、技術領域に特化したエンジニアに分けることが出来ます。必要となる資格やスキルは、この領域によって分かれてきます。

コンサルティング領域に特化したセキュリティエンジニアは、企業のセキュリティ診断および発見された脆弱性への対応、セキュリティマネジメントのルール、仕組み、組織作り、セキュリティに関する知識の教育などが主な仕事内容となります。

技術領域に特化したセキュリティエンジニアは、システム開発プロジェクトにおいて情報セキュリティの観点から要件定義、設計、実装に携わります。セキュリティ脆弱性を見つけ出すためのペネトレーションテスト、セキュリティ監視の仕組みを構築することも仕事内容となります。

セキュリティエンジニアはスキル、知識が必要となる専門的なエンジニアであるため、完全な未経験からなることは難しい職種です。インフラ、ネットワーク、アプリケーションエンジニア等として経験を積み、スキルや知識、資格を身に着け、キャリアアップを目指すとよいでしょう。

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