Pythonエンジニアの年収が高い理由

最終更新日:2020年8月28日

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ここ数年のAIブームの影響もあり、にわかに注目を浴びているPython。日本でも年々その需要が高まっている言語であるといえます。そんなPythonを扱うエンジニアは、実際にどのぐらいの年収を得ているのでしょうか? また、年収が高い理由はどこにあるのでしょうか? 今回は、今後の展望も含めたPythonエンジニアの年収について解説します。

1.Pythonエンジニアの平均年収は?

レバテックキャリアを利用して転職したPythonエンジニアの年収帯は、400~850万円となっています。その他の言語と比較すると、Pythonエンジニアの年収は比較的高いことがわかります。

Pythonエンジニアの年収帯:400~850万円
PHPエンジニアの年収帯:350~650万円
Javaエンジニアの年収帯:300~700万円
Rubyエンジニアの年収帯:300~650万円
C#エンジニアの年収帯:350~650万円


Pythonエンジニアは市場価値が高く、人材の需要に対して供給が足りていない状況であるため、必然的に年収も高くなりやすい傾向にあります。そのため、Pythonエンジニアは実務未経験であったとしても、独学である程度知識やスキルを身につけていれば内定を獲得できる可能性が十分にあります。

2.なぜPythonエンジニアの年収は高いのか?

1. AI分野で広く活用されている

Pythonエンジニアの年収が高い理由は、AI分野での活用が広がっているためです。Pythonは機械学習との相性が良く、日本でもソフトバンクが提供する人工知能ロボットPepperの人工知能部分にはPythonが用いられています。

また、AI開発が盛んに行われているにも関わらず、その担い手であるエンジニアの数が全く足りていないというのも理由の一つです。

海外ではPythonの普及は比較的広まっており、記述には単一のルールがある明快さから習得もしやすく、プログラミングの入門言語としても推奨されています。しかし、日本ではこれまでPythonを利用した開発があまり行われてこなかったため、普及が遅れているという背景があります。そのため、現状Pythonを扱えるスキルを持つエンジニアはその希少性により年収が高くなっています。

2. 高年収を狙うなら、AI・機械学習の求人が狙い目

Pythonの求人案件は、Webアプリケーションエンジニア・データサイエンティスト・バックエンドエンジニアとしての求人が多くありますが、その中でも特にAI・機械学習関連の求人に高額年収が提示されているケースが多くなっています。

AIブームの影響もあるとは思いますが、開発の難易度が高いというのもその理由の一つです。AIの開発現場において、Pythonの知識だけで十分ということはありません。さまざまな知識を組み合わせる必要がありますので、一概にPythonの年収が高いとは言えませんが、Pythonを扱えるエンジニアにとっては少なくとも狙い目の求人であるでしょう。

特に、既にAI開発の経験を持つエンジニアを求める企業は多くなっていますので、しばらくはかなりの売り手状態が続くと予想されます。

3.Pythonエンジニアの仕事内容やメリット、求められるスキルとは?

1. AIやデータ分析など、時代の最先端業務を担う

Pythonエンジニアの求人の多くは、前述したWebアプリの開発、その中でもAIを活用したものやデータ解析などが中心となりますが、いずれも現在ブームとなっているような最先端の業務を担っていると言えます。Pythonは非常に汎用性の高い言語であり、数値計算や解析に役立つ拡張ライブラリが充実しており、機械学習やディープラーニング用のライブラリも用意されています。現在のトレンドに沿った機能を備えているため、エンジニアもこうした業務を任されることが多くなります。

2. Pythonは利用用途の幅広い言語

Pythonを利用するメリットは大きく3点あり、「可読性の高さ」「利用用途の広さ」「拡張ツールの豊富さ」が挙げられます。Pythonはソースコードが非常にシンプルで、読みやすさを重視した設計となっています。記述には一定のルールがあり、可読性が高く他のエンジニアが書いたコードであっても理解しやすい設計となっています。また、Windows、Mac OS、Unixなどプラットフォームを問わず動作し、他の言語や環境との連携機能も充実しており、さまざまな分野で活用できるライブラリも豊富に搭載しています。Pythonエンジニアは、これらのライブラリを活用しつつPythonを利用することが求められます。

3. 求められるのは、さまざまな機能を駆使する能力

Pythonを扱うエンジニアは、上記に記載したような多くの機能を使いこなす能力が求められます。機械学習であればNumPyやSciPy、matplotlib、gensim、scikit-learnといった拡張ライブラリを開発の際には使うことになりますので、これらを使いこなすスキルを身に付けていきましょう。

また、Pythonには2系と3系の2つのバージョンがあり、Pythonエンジニアはこれらを使い分けるスキルも必要です。2系と3系の間には後方互換がなく、ソースコードの書き方についても差異があります。これらの使い分けができるかできないかということも、Pythonを扱うエンジニアとしての能力を左右する一つとなるでしょう。

4.Pythonエンジニアの将来性は?

日本での利用はまだ限定的なPythonですが、海外ではすでに人気も高く、Google、Yahoo、YouTube、Dropboxなど、世界でも有数の大手企業で使用されています。今年5月のPYPL*(PopularitY of Programming Language)の発表では、Pythonについての検索回数が、それまで首位だったJavaを抜いたことを報じました。世界でも非常に注目されている言語であることが分かります。

*Google検索エンジンにおけるプログラミング言語のチュートリアル検索回数をもとに、プログラミング言語の話題性を指数化した調査
参考:PYPL.http://pypl.github.io/PYPL.html(2018-6-25)

同調査において、Pythonのランキングは2005年以降徐々に上昇してきたことが分かります。2017~2018年の年間上昇率も+5.5%と非常に高く、これについては現在のAIブームも後押しをしている部分は否めませんが、これもまだほんの序章であり、本格的なブーム到来が起こった際には、さらにその注目を浴びることとなります。

Pythonの今後の動向について、確実なことを現時点で言い切ることはできません。しかしながら、 現在の時流に沿った言語ということもあり、今後もPython人気は加速度的に増していくものと考えられます。現在の主要言語の中でも、最注目の言語の一つであることは間違いないでしょう。

5.まとめ

Pythonは他のプログラミング言語と比較して、すでに高い年収を誇る言語となっていますが、現在のPython人気はまだまだ入り口に立ったばかりです。

IT業界全体に言えることですが、現在は人手不足が続いており、なかでもPythonエンジニアの希少性は非常に高いものとなっています。そして、Pythonが国内で需要を高めるのはまだまだこれからだと考えられるので、Pythonエンジニアの価値もそれに合わせて高くなっていくことでしょう。比較的学びやすい言語ということもあり、自分のエンジニアとしての価値を高めるためにも、今後覚えておいて決して損はない言語です。

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執筆者プロフィール
合同会社ワンフレーム CTO 兵藤 竜也(ひょうどう たつや)
1982年生まれ。鹿児島大学理学部を卒業後、2005年にSI系会社へ入社。 業務系基幹システムの構築や、EC、物流、ファッションサイト構築など幅広い分野の設計、製造を経験。株式会社エンファクトリーでは社内事業の全システムの担当を行い、受託事業の立ち上げ、要件定義から開発、納品まで一貫したシステム開発を行う。 現在は、複数社のIT部門統括と受託開発をしつつ自社サービスの開発を進める。

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