セキュリティエンジニアの概要から必要なスキル、目指し方、セキュリティを学べるスクールまで解説セキュリティエンジニアになるには

セキュリティエンジニアとは、セキュリティ対策やセキュリティ攻撃に対する対応、社内のセキュリティ規定の立案などを行うエンジニアです。経済産業省が平成28年に発表した情報(※)では、今後の市場成長の鍵を握るIT人材のひとつに情報セキュリティ人材(セキュリティエンジニア)を挙げています。

では、セキュリティエンジニアになるにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?この記事では、仕事内容や必要なスキルをはじめ、セキュリティエンジニアの目指し方、セキュリティを学べるスクールや書籍、資格について解説します。

※参考:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果~ 報告書概要版 ~(平成28年6月10日)」

1.セキュリティエンジニアとは

まず、セキュリティエンジニアの概要を解説します。セキュリティエンジニアとは、情報セキュリティに関する技術と知識を持ったエンジニアであり、サイバー攻撃への対策や、攻撃を受けた時の対応、社内のセキュリティ規定の立案などを行います。企業によっては、インフラエンジニアが兼任することもあります。

具体的な仕事内容は以下の通りです。

・セキュリティ規定の立案
・セキュリティ機器やソフトウェアの選定、構築、導入
・セキュリティ状況の監視
・セキュリティ攻撃発生時の対応

など

また、経済産業省の調査(※)によると、セキュリティエンジニアは「IT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ))」に含まれ、平均年収は758.2万円と高年収となっています。

※参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年8月21日)」P.6

2.セキュリティエンジニアに必要なスキルと知識

次に、セキュリティエンジニアに必要なスキルを解説します。セキュリティエンジニアとして仕事をしていくためには、セキュリティに関する高度な専門知識やスキルが必要となります。経営観点でのリスク管理に関する知識、法律に関する知識も必要となるでしょう。

また、忘れてはならないのがプレゼンスキルです。セキュリティエンジニアは企業のリスク管理を担う職種ですから、役員やクライアントへの提案など、コンサルタントに近い業務も発生します。

<技術系のスキルと知識>
・サーバーやOS、ネットワークに関するスキル(インフラエンジニアスキル)
・サーバーやOS、ネットワークに関するセキュリティ知識とスキル
・最新のサイバー攻撃に関する知識
・セキュリティソフトに関する知識

<経営に関する知識>
・企業のリスク管理に関する知識

<法律に関する知識>
・個人情報保護法など、セキュリティに関する知識

<認証に関する知識>
・ISOなどのセキュリティ認証に関する知識

<その他のスキル>
・プレゼンスキル など

3.セキュリティエンジニアになるには

ここでは、セキュリティエンジニアの目指し方をステップ別に解説します。セキュリティエンジニアは、一般のITエンジニアの場合と比べて高度かつ専門的なスキルと知識が求められます。

ステップ1:インフラエンジニアの基礎スキルを身につける

セキュリティエンジニアは、一般的にはインフラエンジニアなどのエンジニア経験を経てからキャリアアップのひとつとして目指す職種です。アプリケーションエンジニアなどからも目指すことは可能ですが、セキュリティ対策も業務の一部に含まれるインフラエンジニアから目指す方法がもっとも効率的です。

ステップ2:スクールや資格などでセキュリティの知識とスキルを補填する

インフラエンジニアの仕事には、サーバーやネットワークなどのセキュリティ対策といった内容が含まれているので、仕事をしながらセキュリティ関連の知識やスキルを身につけることができます。足りない知識やより高度なスキルについては、後述するスクールや資格などを活用して身につけていきましょう。

ステップ3:セキュリティエンジニアとして転職する

セキュリティエンジニアとして採用されるには、セキュリティに関する知識やスキル、実績が必要になります。インフラエンジニアとしてステップ2までを行うことで、これらの準備は整っています。セキュリティに関するスキルマップや、使用経験のあるセキュリティソフト、経験したセキュリティ案件の事例などドキュメントにまとめて志望する企業に提出すると良いでしょう。

4.セキュリティを学べるスクール・参考書

次に、セキュリティを学べるスクール、サイト、参考書を紹介します。

スクール

セキュリティのスキルや知識を学べるスクールは多くないですが、専門学校などで社会人を対象とした夜間講座が提供されています。

日本電子専門学校
同校は、在校生が「技能五輪全国大会・国際大会」や「U-20プログラミング・コンテスト」などで入賞するなど、IT教育機関として定評があります。また、日本マイクロソフトやシスコシステムズなどの企業と連携した授業やインターンシップ制度を提供するなど、産学連携の強いつながりを持っています。

同校では、「ネットワークセキュリティ科」を設けており、シスコ製のルーターなどを使用した実習などもあります。「サイバーセキュリティ」「電子認証」などセキュリティ分野の専門知識を学び、即戦力として使える人材を育てるための環境が整えられています。

セキュ塾
2日〜78日で学べる比較的短期間のセキュリティに関するコースを提供しています。マルウェアに特化した講座やネットワークセキュリティに特化した講座など、講座が細分化されていますので必要な知識のみ習得することができます。

参考書

セキュリティに関する参考書も多く販売されていますので、知識を深める際に大いに活躍します。スキル習得の面では、スクールや学習サイトを利用した方が効率的ですが、セキュリティマネジメントやセキュリティ攻撃の手法などの知識習得におすすめです。

『図解入門よくわかる最新情報セキュリティの基本と仕組み第3版』(相戸浩志、秀和システム)
情報漏洩対策、マルウェア対策などだけでなく、ソーシャルエンジニアリングなど、セキュリティの基礎から応用まで幅広く網羅されている一冊です。基礎から一通りのセキュリティの内容を学ぶことができるようになっている書籍です。

『情報セキュリティの基本』(島田 裕次、日本実業出版社)
情報セキュリティの必要性からサイバー経営、情報セキュリティは何から手をつけるべきかといった内容が解説されています。経営視点でセキュリティを学ぶことができます。

5.セキュリティエンジニアに有効な資格

最後に、セキュリティエンジニアを目指す上で有効な資格を紹介します。資格制度を活用して学習することで、セキュリティエンジニアに必要な知識やスキルを身に付けることができます。また、スキル証明などにも役立ちます。

情報セキュリティスペシャリスト試験
情報処理推進機構(IPA)が運営している情報処理技術者試験の一つで、情報セキュリティの専門家としてのレベルを認定するものです。国家資格ですので、情報セキュリティの専門家としての信頼性を担保することができる資格です。

情報処理安全確保支援士試験
こちらもIPAが運営する情報処理技術者試験の一つで、主にセキュリティ対策の分析や評価スキルを認定するものです。

CompTIA Security+
グローバルなIT業界団体であるCompTIAによって実施されているセキュリティに関する国際資格です。

公認情報セキュリティマネージャー(CISM)
ISACA(情報システムコントロール協会)による国際資格で、情報セキュリティマネージャーを対象に情報セキュリティに関するマネジメント力を認定するものです。

6.まとめ

この記事では、セキュリティエンジニアの概要や必要なスキル、セキュリティエンジニアの目指し方などについて解説しました。セキュリティエンジニアは、経済産業省の発表にもあるように今後も高い需要が見込まれる職種です。IT技術スペシャリスト職になりますので、幅広い知識と高度なスキルが求められますが、専門学校や資格制度を活用することで習得することが可能です。セキュリティエンジニアになることを検討している人は、まずは専門学校や資格制度について調べてみましょう。

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執筆者プロフィール
株式会社アイティベル 代表取締役 野崎 晋平(のざき しんぺい)

1985年生まれ。大学卒業後は東証一部上場のSI企業や小売企業のシステム部門で、多数の基幹システムやECサイト、各種業務システムの設計・開発・導入を担当。プロジェクト管理や要件定義、予算管理等の経験も持つ。2015年に独立し、現在はITサービス領域の記事制作やメディア運営、ITプロジェクト支援のための人材サービスなど、幅広く事業を展開している。

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