PM未経験からの目指し方。プロジェクトマネージャー試験についても解説未経験からプロジェクトマネージャーになるには

最終更新日:2022年6月24日

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プロジェクトマネージャーとは、プロジェクト計画の立案、進捗管理、リソース管理、契約管理、リスク管理、品質管理などを行う職種です。これらの管理領域を円滑に進められるかどうかでプロジェクトの成否が左右されます。では、実務未経験の状態からプロジェクトマネージャーにキャリアアップするためには、どんな道があるのでしょうか。

この記事では、年収・キャリアアップのためにプロジェクトマネージャーになりたいと考えている現役エンジニアに向け、プロジェクトマネージャーを目指す際の条件や必要なスキル、取得しておきたい資格などを解説します。

1. 未経験からプロジェクトマネージャーになるには

未経験からプロジェクトマネージャーを目指す方法について解説します。大きな流れとしては、「資格を取得する」→「現場でマネジメント経験を積む」→「転職する」というステップです。

プロジェクトマネージャーは技術職未経験であっても、他の業界や他の職種でマネジメント経験があれば目指しやすい職種です。ただし、ITやプロジェクトマネジメントに関する知見は求められますので、これらを補填していく必要があります。

関連記事:プロジェクトマネージャーの年齢事情について

(1)資格を取得する

資格取得は、プロジェクトマネジメントに必要な知識を横断的に学ぶことができ、対外的な知識の証明にもなります。プロジェクトマネージャー向けの資格としては、以下3つが代表的です。

PMP®

プロジェクトマネジメントの概念が生まれた米国の団体「PMI(米国プロジェクトマネジメント協会) 本部」が認定している国際的な資格です。同団体が提唱する「PMBOK (Project Management Body of Knowledge) 」は、プロジェクトマネジメントのノウハウを体系的にまとめており、これをベースにした資格がPMPです。PMPはIT業界で高い評価を得ることが多く、未経験者でも一定の知識を有することの証明になります。

PMPの受験資格の要件は以下です。

学歴 プロジェクトマネジメントの経験
中等教育卒業(高校卒業、準学士号 または海外の同等資格) プロジェクトマネジメントの経験5 年/60 か月以上にわたる、一意かつ 重複しないプロジェクトマネジメント の実務経験

または

学歴 プロジェクトマネジメントの経験
4 年制大学卒業(学士号または海外の同等資格) 3 年/36 か月以上にわたる、一意かつ重複しないプロジェクトマネジメントの実務経験

または

学歴 プロジェクトマネジメントの経験
GAC 認定プログラム*による学士号取得または大学院卒業(学士号もしくは修士号、または海外の同等資格) 2 年/24 か月以上にわたる、一意かつ重複しないプロジェクトマネジメントの実務経験
プロジェクトマネージャ試験

日本の公的機関であるIPA(情報処理推進機構)が認定している試験です。プロジェクトマネージャーに求められる組織運営、管理能力、リスク管理と分析、評価に関する知識が身に付きます。日本国内では、さきほど紹介したPMPと並び、もっとも代表的なプロジェクトマネージャー向け資格といえます。

主催団体によると、プロジェクトマネージャ試験の受験資格は以下のようになっています。

1.実際のシステム開発プロジェクトに参加した経験があることを想定する。できれば、期間が半年以上で開発メンバが10名以上のプロジェクトを複数経験していることが望ましい。

2.開発方法論、開発工程などについて、アプリケーションエンジニア、プロダクションエンジニアと同等以上の知識、経験をもっていることを想定する。

上記のようになっているのですが、特に証明が求められるわけではありません。そのため、実体としては未経験者が受験し、合格しているケースも多々あります。

ITコーディネータ試験

2001年にスタートした比較的新しい資格で、経済産業省の推進資格でもあります。試験では、経営戦略やIT戦略、プロジェクトマネジメントに関する知識を問われます。また、試験合格者は6日間の研修が義務化されています。IT業界ではプロジェクトマネジメントやPMO(Project Management Office)の一員として参画するときに、評価される資格といえるでしょう。

ITコーディネータ試験は受験資格の要件などは特にありません。ITCのメンバーIDを取得すれば受験可能です。

関連記事:プロジェクトマネージャーに役立つ資格とは?難易度と取得のメリットを解説!

(2)現職でマネジメント経験を積む

プロジェクトマネージャーは一足飛びに目指せる職種ではありません。必ず何らかのマネジメント経験が問われます。そのため、まずは現職で小規模チームのリーダーなどに就き、チームマネージメントの経験を積む必要があります。そして、この時に役立つのが資格試験で得たマネジメントの知識です。マネジメントを任せてもらう際のアピールにもなるでしょう。

(3)中小SIerなどのリーダー職に転職する

中小SIerの中には、未経験者でも応募できるチームリーダー、グループリーダー、マネージャーの求人を出しているところがあります。中小SIerではプロジェクトマネージャーという職種を設けていない場合も多いですが、これらの職種は多くの場合プロジェクトマネジメント業務も担当します。

こういった求人に応募し、マネジメントのイロハを学ぶのも有効な方法のひとつです。
ただし、未経験者の転職はハードルが高いため、前述したように資格取得とマネジメント経験を経ることで転職の成功確度を上げることができます。

2. 未経験可のプロジェクトマネージャーの求人例

未経験からでもプロジェクトマネージャーに転職できるということでしたが、具体的にどのような求人が出ているのでしょうか。ご紹介していきます。ご紹介する案件ではプロジェクトをディレクションした経験などが求められていますが、必ずしもプロジェクトマネージャーとしての業務経験は必要ありません。

たとえば、SEとして管理側の役割を担った、顧客と開発チームメンバーの間に入ってコミュニケーションを積極的に行った、といった経験でも十分にアピール材料になります。そのため、役職名にとらわれず、コミュニケーションを取ってマネジメントした経験などをしっかりアピールしていくと転職可能です。

【PM】プロジェクト管理/複数のインフラ設計構築・運用保守PJの管理

想定年収:350~600万円
雇用形態:正社員

<業務詳細>
主な業務は、社員が参画する複数プロジェクトの管理です。
各プロジェクトの内容を把握し、顧客への提案活動やプロジェクト参画メンバーの管理、協力会社様との調整、予算管理などを行っていただきます。
プロジェクトは、主にインフラの設計構築や運用保守です。
将来的には組織運営などの管理職へのステップアップも叶います。

<具体的な業務内容>
・顧客への提案活動
各プロジェクトへの参画メンバー増員提案やメンバーローテションなどの提案

・プロジェクト参画メンバーの管理
メンバーの現場での状況やメンタル状況などの確認

・協力会社様との調整
プロジェクトに参画する協力会社からの新たな要員との顔合わせなど

・予算管理
組織の予算達成に向けて上記業務に取り組みつつ、管理職になった際には、数値の管理も実施

【仕事の特色】
<配属予定チーム>
インフラソリューション事業部

【必須条件】
■以下のいずれかの経験2年以上をお持ちの方
・インフラ設計構築もしくは運用保守
・営業経験(業種は問わず)
・リーダ経験(業種は問わず)

■マインド
・他部門を含め周りと円滑にコミュニケーションが取れる方
・積極的に業務に取り組める方
・新しい取り組みにチャレンジすることができる方

【プロジェクトマネージャー】新プロジェクトのPM/企画やディレクション業務全般

想定年収:500~1,000万円
雇用形態:正社員

主に、自社サービスであるデジタルプラットフォームや新プロジェクトのプロジェクトマネージャーとして、プロジェクト企画・設計、開発推進、ディレクション業務全般を担当していただきます。

<具体的な業務内容>
・プロジェクトの抱える課題の構造化、優先度の整理
・プロジェクトのディレクション
・サービス企画、開発ロードマップへの落とし込み
・新機能開発および機能改善におけるプロダクトマネジメント業務全般
・要件定義、工数管理

【仕事の特色】
<入社後のオンボーディング>
同社では人事と配属先の部門が連携し、入社後1ヶ月はオンボーディングプログラムとして、医療業界やIT業界における座学研修などを受けられる機会を用意しています。1から丁寧に研修されるため、業界未経験者でも安心して働けるでしょう。

【必須条件】
・アプリ、Webサービスの開発ディレクション経験がある方
・エンジニアやデザイナーなどプロジェクトマネジメント経験がある方
・物事をロジカルに考え、問題解決が得意な方
・スケールする市場で社会課題の解決に取り組んでみたい方
・高い論理的思考力、問題解決能力、課題発見能力をお持ちの方
・企業価値の向上や利益という成果をあげるために自発的に行動を起こせる方

【BPOビジネス推進責任者】新規事業/事業計画策定支援

想定年収:500~700万円
雇用形態:正社員

<業務詳細>
同社の新規事業の旗振り役として、事業推進をお任せいたします。
・新規事業:事業会社の各種業務に係るBPOサービスを展開
(業務プロセス構築~業務移行・業務運用)

<具体的な仕事内容>
・事業計画策定支援
・サービスメニュー作成
・未経験エンジニア採用業務
・エンドユーザーのヒアリング/サービス反映
・プロジェクトにおけるチームビルディング/プロジェクト補助業務

※上記のみならず、課題によって自ら業務を創り出す必要があります

【仕事の特色】
<配属予定チーム>
マネージドサービス事業部

【必須条件】
■以下の中から2つの経験をお持ちの方
・何かしらの事業立ち上げ経験
・プロジェクト管理業務
・計数管理(営業経験などでも可)
・マネジメント経験(人数不問)
・ユーザー側のシステム利用/導入経験

■マインド
・責任感、主体性を持って仕事ができる方
・経験を活かした顧客へのサービス作りに取り組みたい方
・顧客への直接的なサービスを提供したい方
・数値責任に対して真摯に取り組み、裁量権をもって業務に従事したい方
・若手や後輩の育成に積極的な方

3. IT業界未経験者がプロジェクトマネージャーを目指す場合のポイント

IT業界未経験者がプロジェクトマネージャーを目指す場合、以下の点を押さえておくといいでしょう。

応募する企業が求めている業務知識とITを結び付けられるよう、ソリューションや技術の知識を身につける
→たとえばITコーディネータ試験を受ければ、主な業務知識とIT双方の知識を得ることができます。

出身企業が大企業でない限り、まずは中小企業のPMポジションを狙う
→大手企業への転職はハードルが高い傾向にあります。

業務知識やマネジメント経験から、どのようなプロジェクトで力を発揮できるか整理してから転職先を検討する
→スキルマップや経験したプロジェクトの履歴を作成することで、自分にマッチしそうな企業を見つけやすくなります。

このほか、プロジェクト管理によく用いられるWBS(Work Breakdown Structure=プロジェクトを作業単位に分割し階層構造に再構築する手法)や、開発手法(ウォーターフォールモデル、アジャイルモデル)、テスト手法(V字モデル、W字モデル)に関する知識も備えておきたいところです。

これらは、「SEやPGをはじめとしたプロジェクトメンバーをどう動かすか」「どの工程にどれだけの人員が必要か」など、工程や人的リソースの管理に役立ちます。国家資格である基本情報技術者試験など取得して、ITに関する基礎知識を身につけるのも良いでしょう。

4. プロジェクトマネージャーの仕事内容

プロジェクトマネージャーは、各プロジェクトにおいて決められた期日までに成果物(システムや仕様書、ハードウェアなど)を完成・納品することへの責任を負っています。そのために、主に以下のような業務を担当しています。
 

  • ・プロジェクトスコープ(作業範囲)の決定

    ・プロジェクト体制の構築(人員の配置やチーム編成など)

    ・プロジェクトの全体的なスケジュール設定

    ・プロジェクトの進捗確認、定例会の開催など管理運営全般

    ・人員(SEやPGなど)の手配及び人的コスト管理

    ・クライアントとの交渉


プロジェクトマネージャーは、システムの開発や改修といったプロジェクトをやり遂げるために、プロジェクトチームを結成します。このとき、どういった人材がどれだけ必要かを計算し、必要な人材を確保します。

また、スケジュールを設定してプロジェクトを動かし、常に進捗をチェックします。必要であれば人材の追加投入などを行い、計画修正もしていかなくてはなりません。顧客から何らかの要求(業務変更に伴うシステムの仕様変更など)があった場合は、交渉の窓口となることもあります。

関連記事:プロジェクトマネージャーとは?仕事内容やスキル、資格を解説

プロジェクトマネージャーに向いてる人

プロジェクトマネージャーに向いている人は、以下のような人です。
 

  • ・コミュニケーションを重要視している

    ・優先順位を付けて行動できる

    ・計画性がある

    ・協調性がある


最初にプロジェクトマネージャーに重要な要素を挙げるなら、コミュニケーションです。プログラマーやシステムエンジニアもコミュニケーションを取りますが、プロジェクトマネージャーの仕事はコミュニケーションを取ることが中心です。

具体的には、クライアントとのやり取り、プロジェクトメンバーとのやり取りが必須で、調整、管理役です。プロジェクトを進めているといろいろなトラブルも生じますが、これらを解決する際にも関係している人とのコミュニケーションが必須です。

またプロジェクトマネージャーは臨機応変に動く必要がありますが、だからといって場当たり的に行動するのはNGです。基本的には計画を立てて、それに従って業務を進めていきます。プロジェクトマネージャーの業務は多岐にわたるので、これらに優先順位をつける必要もあります。

プロジェクトマネージャーはプロジェクトを引っ張っていく立場ですが、独りよがりになるのは避けなければなりません。プロジェクトメンバーやクライアントがいて初めてプロジェクトは成り立っていて、また各業務に関してはそれぞれの担当者の方が詳しいです。プロジェクトを引っ張るだけでなく、サポート的な役割も担う必要があります。

プロジェクトマネージャーに向いていない人

逆に、プロジェクトマネージャーに向いていない人としては以下が挙げられます。
 

  • ・コミュニケーションを避けがち

    ・行動が場当たり的

    ・管理が苦手

    ・協調性がない


仮に開発スキルが高くてプロジェクトで活躍できる人物であっても、上記のような項目に該当しているとプロジェクトマネージャーには向いていないと言えます。プロジェクトマネージャーはクライアントやプロジェクトメンバーと頻繁にコミュニケーションを取って、時に引っ張り、時にサポートしていく必要があります。

そのためには周囲の人と協力し、またきっちり管理していく必要もあります。周囲が見えておらず、場当たり的に自分の目の前のことにだけ集中してしまうタイプだと適正はないと言えるでしょう。

ただし、高いITスキルや集中力のある人は開発者としての適性は高いはずです。マネジメントよりも開発に特化していった方が活躍できると考えられます。

プロジェクトリーダー(PL)との違い

プロジェクトリーダーは開発者などの立場からプロジェクトを引っ張っていくポジションです。プロジェクトマネージャーはマネジメントに特化しているのでその点で違いがあります。プロジェクトリーダーは、システムエンジニアの中から選ばれることが多いでしょう。

そのため、工程としてはプロジェクトリーダーよりもプロジェクトマネージャーの方が上になります。

5. プロジェクトマネージャーに求められるスキル、経験

プロジェクトマネージャーに求められるスキルや経験について解説します。前述した仕事内容を進める上で、プロジェクトマネージャーには以下のようなスキル、経験が求められます。

スキル

  • ・ITに対する技術的な理解

    ・顧客要求を引き出し、プロジェクトリソース(受注金額、体制、技術力など)から現実的なプロジェクトプランを提案し交渉するスキル

    ・人員、予算の適切な配置を行うためのリソース管理能力

    ・クライアントの業界に関する業務知識

    ・プロジェクトメンバーをまとめるリーダーシップ など

経験

  • ・IT業界においてシステム開発プロジェクトに従事した経験

    ・システムエンジニアの経験

    ・進捗管理や品質管理などのプロジェクトマネジメント経験


一般的にプロジェクトマネージャーは、PGやSEを経験し、チームリーダー(TL)やプロジェクトリーダー(PL)などを経てからキャリアアップすることが多い職種です。しかし、必ずしも技術職の経験が必要というわけではありません。

他業界でのマネジメント経験や、特定の分野(金融やロジスティクス)に関する豊富な業務知識・経験があれば、それを活かしてプロジェクトマネージャーになることは可能です。ただし、クライアントに対して技術的な解説ができるプロジェクトマネージャーは信頼を得やすい傾向にあります。

関連記事:SEからプロジェクトマネージャーを目指す方法

6. プロジェクトマネージャーからのキャリアパス

プロジェクトマネージャーからどのようにステップアップが可能なのか、キャリアパスをご紹介します。ひとことにプロジェクトマネージャーと言っても在籍している業界が異なるので、SIerに在籍している場合と、それ以外の場合に分けて解説していきます。

SIerの場合

SIerに在籍しているプロジェクトマネージャーのキャリアパスとして、以下が挙げられます。
 

  • ・社内の幹部職

    ・ITコンサルタント

    ・フリーランス

    ・社内SE


SIerのプロジェクトマネージャーから社内幹部に出世するコースは王道と言えるでしょう。具体的な役職は企業によって異なりますが、部長職、CIO(最高情報責任者)、センター長、などが挙げられます。

社内での出世だけでなく、他社に上記のような役職で転職するルートもあります。次にITコンサルタントへのキャリアパスも一般的です。ひとことにITコンサルタントと言っても幅が広いですが、たとえば外資系のITコンサルタントは大規模なプロジェクトの最上流工程を担っていることも少なくありません。

結果的にプロジェクトマネージャーの上の工程を担当することになるので、より上流工程を目指すという意味で良いキャリアアップでしょう。フリーランスへの転身も増加傾向にあります。フリーランスになった場合、プロジェクトにはいろいろな立場で参加が可能です。

プロジェクトマネージャーだけでなく、SEやPGとして参画する選択肢もあるでしょう。会社員時代より下流工程で参画しても、企業が仲介しない分手取りの報酬は多くなるはずです。

ワークライフバランスを求める場合、社内SEという選択肢もあります。SIerでキャリアを積んだ人材への需要は大きいので、転職市場では有利です。

それ以外の場合

Web業界、アプリ業界などのプロジェクトマネージャーの場合、以下のようなキャリアパスが考えられます。
 

  • ・ITコンサルタント

    ・フリーランス

    ・社内SE


社内SE以外の2つはSIerの場合と同じですが、中身は少し異なります。まずITコンサルタントの場合、大規模プロジェクトではなく主に中小企業を対象としたシステム、アプリ提案を行うようなITコンサルタントで活躍できるでしょう。

フリーランスに転身する場合も同様の考え方で、SIerのような大規模プロジェクトや客先常駐ではなく、小規模なシステム、アプリ開発や受託でサイトやツール作成を請け負うようなフリーランスに転身しやすいはずです。

社内SEに関しては、どの業界でプロジェクトマネージャーを担当していた場合であっても応募先に差異はないでしょう。IT業界で培った技術力やマネジメント力を他業界で活かすということです。

7. プロジェクトマネージャーの需要について

DX白書2021」によると、プロダクトマネージャーの量、質ともに不足していることがわかります。事業戦略上の変革を担う人材の量と質の確保について尋ねた結果、で「過不足はない」と回答した割合は、は量が15.6%、質が14.8%となっています。

またDX領域で採用、育成を強化すべき人材像の1番人気は、「変革リーダー(DX を主導するリーダー)」となっています。他の項目も含めご紹介すると以下のようになります。

変革リーダー(DX を主導するリーダー):58.5%
業務プロセス改革を牽引できるビジネスパーソン:48.4%
ビジネスデザイナー(デジタル技術を活用した事業を構想できる人材):27.6%
アーキテクト(DX 実現に最適なIT システムを設計できる人材):24.5%
プロジェクトマネージャー:20.3%
データサイエンティスト/データアナリスト:14.3%
SoE 分野に強いエンジニア/プログラマー:11.1%
SoR 分野に強いエンジニア/プログラマー:8.9%
AI エンジニア:7.3%
UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイナー:4.3%
無回答:2.3%
その他:2.0%

このことからわかることは、特定の技術に特化した人物よりもコミュニケーションを取りながらチームを引っ張っていくような人材が求められているということです。プロジェクトマネージャーとプロダクトマネージャーは厳密には異なることや、プロジェクトマネージャーよりもリーダーが求められているといった点から上記はあくまでも参考です。

しかし、プロジェクトを引っ張っていくような人材になれば需要が大きくなることは間違いなさそうです。プロジェクトマネージャーを目指すことはもちろん、さらにその先の技術力だけでなくコミュニケーション力やマネジメント力を活かしてビジネス全般を作り上げていけるような人材を目指していくと良いでしょう。

関連記事:プロジェクトマネージャーの転職市場状況について

8. まとめ

この記事では、未経験者がプロジェクトマネージャーを目指すための方法を解説してきました。プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の指揮官的な存在であり、IT業界でも特に需要が高い職種です。SEからキャリアアップ・年収アップを目指したい人にとってもひとつの選択肢となります。

またプロジェクトマネージャーからさらにキャリアアップするルートもあるので、ぜひプロジェクトマネージャーへの道も検討してみることをおすすめします。

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