熟練のデータベースエンジニアを目指すならまずは資格で基礎固めを目指そうデータベースエンジニアが取得すべき資格とは?難易度・コスト・実際の評価を解説

最終更新日:2021年10月29日

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ビッグデータ活用が当たり前になる中で、データベースが持つ役割は一層重要さを増しています。こうした状況の中、データベースエンジニアに対する需要は堅調に推移しています。データベースエンジニアは専門性が高く、未経験から転職はハードルが高い職種です。そのため、まずは主要な資格を取得して基礎知識の習得を目指してみてはいかがでしょうか。ここでは、データベースエンジニア向けの資格を紹介しています。

1. データベースエンジニアとは?

まずデータベースエンジニアの仕事内容について解説します。データベースエンジニアの仕事は、主に以下3つです。

データベースの設計、構築

データベースの設計では、システムがデータベースに求める要求を理解し、データベース構造やセキュリティ性などを考慮して設計を行います。設計作業としては、概念設計・論理設計・物理設計といったフェーズがあります。また、設計書に即して実際の構築も担当します。構築作業としては、データベースソフトウェアのインストール、データの投入などが挙げられます。

データベースの管理

データベースが最適なパフォーマンスを発揮できるように、最適化や効率化(チューニング)を図ります。

データベースの運用、保守

データベースのセキュリティ維持や障害対応などを行います。システムの利用状況に合わせたアクセス権の設定、データのバックアップ、セキュリティ対策、稼働状況の監視などが主な作業です。また、データベースソフトウェアのバージョンアップやベンダーへの問合せといった保守業務も行います。

2. データベースエンジニアにおすすめの資格とは?

次に、データベースエンジニアにおすすめの資格を紹介します。データベースエンジニア向け資格は、「IPA主催の国家資格」「オラクル社の資格」「オープンソース系資格」の3つに大別されます。

また、難易度については特定非営利活動法人スキル標準ユーザー協会が発行している「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ」をベースに解説していきます。同マップは、経済産業省が個人のIT関連能力を標準化したITSS(ITスキル標準)と資格との紐づけを行っており、難易度を測る指標になるためです。ちなみに同マップはレベル1~レベル4の4ランクを設けており、数字が大きくなるほど難易度が高いと考えることができます。

基本情報技術者

IPAが主催しており、SEやプログラマーなど「開発者」の基礎知識を問う内容の試験です。ただし、システム開発者としての基礎知識であり、情報処理の専門知識や論理的思考力が含まれます。難易度はIPA資格の中では比較的優しく、「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ」ではレベル2に該当しています。一方、実際の合格率は3割未満で、合格を勝ち取るためには事前対策が必要です。

・想定勉強時間…開発経験3年程度で50時間以上程度
・費用…書籍代+受験費用 5,700円(税込)
・実際の評価…「基礎力の養成」を目的とした内容であるため、この資格だけで転職が可能という資格ではありません。ただし、データベースを含む情報処理の基礎を理解していることの証明にはなるでしょう。

応用情報技術者

基本情報技術者の上位資格です。経験3~7年程度のITエンジニアを対象としており、ソフトウェア・ネットワーク・DBなど、情報システムの開発・運用全般に関する知識が問われます。難易度は比較的高く、前述のマップでは「レベル3」に該当します。特に記述問題が主題される午後試験は、スクールや教材を活用した準備が必要かもしれません。
 

  • ・想定勉強時間…開発経験3~5年で100時間以上程度

    ・費用…スクール費用+書籍代+受験費用 5,700円(税込)

    ・実際の評価…SIerへの転職では評価の対象になりやすいです。ただし、データベースエンジニアとして評価されるためには、この資格+αが必要です。+αの部分は実務経験やデータベースエンジニアに特化した資格の取得などで補うようにしましょう。

オラクルマスター(Bronze、Silver、Gold、Platinum)

データベースソフトウェアベンダーの世界最大手「オラクル社」のDBを用いた構築・運用・チューニングに関する資格です。実際の転職市場ではSilver以上が評価される傾向にあります。また、上位資格の受験には、下位資格の取得と認定コースの受講が必要です。

ちなみにオラクルマスター取得者で最も多いのは「Bronze・Silver」であることから、Gold以上の取得者は希少価値が高まる傾向にあります。Goldの難易度に関しては、前述のマップで「レベル3程度」になるでしょう。(下記は、Goldの情報です。)

 
  • ・想定勉強時間…100~200時間程度

    ・費用…総額23~50万円程度(講習費用+受験費用 89,040円(税込))

    ・実際の評価…オラクル社製DBを扱う企業では評価の対象となりやすいでしょう。データベースエンジニアとして実務に必要な知識の大半を習得していることの証明になります。実務経験が伴えば、データベースエンジニアとして高い評価を得るきっかけになる資格です。

データベーススペシャリスト試験

IPAが主催している高度専門職向けの資格です。前述のマップでは最高難易度のレベル4に該当します。データベーススペシャリスト試験は、午前午後4部構成の試験であり、さらに記述式の問題があることから、試験対策は必須です。最大の難関とされる「午後2試験」は10ページ超の問題が出題されるため、普段から長文読解に慣れておく必要があります。長文読解と論述力を鍛えるために、スクールや通信教育の講座を利用する方も多いようです。
 

  • ・想定勉強時間…100~300時間程度

    ・費用…スクール費用+書籍代+受験費用 5,700円(税込)

    ・実際の評価…ビッグデータ活用の普及を受けてデータベースエンジニアの需要が増していることから、同試験の合格者は一目置かれる存在になるでしょう。転職活動においても評価される可能性が高いです。

OSS-DB技術者認定資格(オープンソースデータベース技術者認定試験)

LinuCの提供元として知られる特定非営利活動法人LPI-Japanが主催する資格試験です。PostgreSQLを用いたデータベース開発・運用管理に関する知見を問う試験で、特定のベンダーに依存しない知識を習得することできます。難易度別に「Silver」「Gold」の2試験が用意されおり、Silverは小規模データベース、Goldは中~大規模データベース向けの試験です。難易度はSilverがレベル2、Goldがレベル3程度と考えて良いでしょう。
 

  • ・想定勉強時間…100時間程度(Silverの場合)

    ・費用…受験費用 16,500円(税込)

    ・実際の評価…PostgreSQLを使用したプロジェクトでは一定の評価を得られるようです。可能であれば上位資格(Gold)の取得を目指していきましょう。OSSの普及に伴い、OSS-DBは大手Slerも取得を奨励する資格になりました。データベーススペシャリスト試験やオラクルGoldと比べればハードルは低いため、実務未経験者でも積極的に取得を目指したいところです。

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