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SQLの概要やSQLを学ぶ必要性、勉強方法、役立つ資格について解説SQLの効率的な勉強方法について

SQLとはデータベース言語の一つであり、データベースの定義や操作を行う上で欠かせないものです。また、SQLは国際標準化機構(ISO)でリレーショナルデータベースの共通言語として定義されており、さまざまなデータベース製品で用いられています。

データベース操作はほとんどのシステムで発生するため、SQLはプログラマーやシステムエンジニアの必須スキルといっても過言ではありません。この記事では、SQLの概要やSQLの必要性、勉強方法、役立つ資格について解説します。

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1. SQLとは

まず、SQLの概要を解説します。SQLとは、データベースの操作や定義を行う際に使われるデータベース言語です。現在、もっとも普及しているデータベースはリレーショナルデータベース(RDB)と呼ばれるものです。
 
これは、データを「列」と「行」の2次元で表現される「テーブル(表)」の形で格納し、そのテーブルに格納されたデータを自由に取り出したり加工したりすることができるデータベースです。このリレーショナルデータベースに対してさまざまな処理を行う言語がSQLです。
 
SQLを使った代表的な処理を紹介します。

・データベースやテーブルの作成
・テーブル定義の更新やテーブル削除
・データの登録、抽出、更新、削除 など

 
これ以外にも、データベースに対してさまざまな処理を行うことができます。SQLの構文はとてもシンプルなものですが、SQLのコマンドは辞書並みのボリュームがあるためすべてを暗記することは困難です。多くのエンジニアは、辞書のようなSQLリファレンスを見ながらSQLの処理を記述します。

2. なぜSQLを学ぶのか

次にSQLを勉強する必要性について解説します。SQLは、以下の理由からプログラマーやシステムエンジニアに必須のスキルといえます。

・ほとんどのシステム(Webサイト含む)でデータベース操作が発生する(SQLスキルがないと処理を実装できない)
・現在もっとも普及しているリレーショナルデータベース共通の言語であり、ほとんどの企業で利用されている
・SQLを知らないと、運用保守フェーズでデータベース操作を行うことができない

 
NoSQLなど、SQLを使わないデータベースも出現してきていますが、データベースのシェアはまだまだリレーショナルデータベースが占めています。将来的には他のデータベースにシェアが奪われる可能性はありますが、少なくとも今後数年はリレーショナルデータベースが主流の時代が続くでしょう。

3. SQLの勉強方法

多くのデータベースで共通言語として使えるSQLを習得することは、エンジニアとして大きな武器となります。ここではSQLの勉強方法を解説します。
 
SQLを着実に習得するには、以下の順番で勉強を進めるのがおすすめです。

①基礎構文を知識として学ぶ
②実際にSQL文を使ってさまざまな操作をする(実技の中で覚える)
③プログラムの中で用いてみる(応用を利かせる)

 
まず、基礎知識として「SQL構文はどのように書くものなのか」を学び、その上で実践を通してより高度な知識を習得する流れです。SQLもプログラミングと同様で、実技を繰り返さないとスキルは身につきません。
 
ちなみに、データ抽出などの処理の書き方は複数あり、書き方によってパフォーマンスが変わることもあります。つまり、可読性とパフォーマンスが高いSQLを短時間で書ける人ほどスキルが高いことになります。
 
これらのスキルの勉強は、オンライン学習サイトや書籍を用いて進めることができます。
プログラミング言語であればスクールや学習サイトが多く提供されていますが、SQLについては少ないのが実情です。しかし、SQLの習得はそこまで難しいものではありません。何らかのプログラミング言語を習得した人であれば、書籍などを使った独学で十分習得できるでしょう。主な学習サイトと書籍を紹介します。

学習サイト

SQLを実行するには、データベース環境を用意する必要があります。データベースは無料で提供されているものがあるため環境構築はさほど難しくありませんが、学習サイトを利用することで環境構築作業をなくすことができます。

Progate
サイト上で実行まで行える学習サイトで、基礎から応用まで勉強することができます。また、同サイトはプログラミング学習サイトとしても知られています。SQLはプログラミング言語と一緒に使うことが多いため、併せて勉強すると良いでしょう。

書籍

SQLに関する書籍は、初心者向けからSQLのチューニング方法などを解説した上級者向けまで多数出版されています。また、一部の書籍にはCD-ROMやダウンロードでデータベース環境が提供されているものがあります。
 
『SQL ゼロからはじめるデータベース操作』(ミック、翔泳社)
プロのデータベースエンジニアが、データベースやSQLについて基礎からわかりやすく解説する書籍です。付属のCD-ROMには、実行環境やサンプルプログラムも入っています。
 
『スッキリわかるSQL入門 ドリル215問付き! スッキリわかるシリーズ』(中山清喬、飯田/理恵子、インプレス)
SQLの基礎から学ぶことができる入門書です。巻末にはサンプル問題が215問掲載されており、問題を解きながら学習することができます。また、クラウドの実行環境が特典として用意されているため、データベースをインストールせずに環境を用意することができます。
 
『SQLの絵本 第2版 データベースが好きになる新しい9つの扉』(株式会社アンク、翔泳社)
絵本のようなイラストを多用し、簡潔な説明でわかりやすくまとめた書籍です。無料で試せるデータベースのインストール方法も紹介されており、実際に操作しながら学ぶという使い方もできます。

4. 試験にSQLが含まれている資格 

SQLを使っている主なデータベース製品には、「Oracle Database」「Microsoft SQL Server」などがあり、これらのデータベースの資格試験にはSQLに関する内容が含まれているものがあります。SQLの習得度とスキルレベルを知ったり、スキルを証明したりする上で資格取得を目指すのはおすすめです。

Oracle Master
Oracle Databaseなどオラクル製品の認定資格ですが、SQLの知識や技術を問う内容もあり、SQLの学習と知識の定着にも有効です。

マイクロソフト認定資格(Transact-SQL によるデータのクエリ)
Microsoftではデータベース関連の認定資格も提供しています。この資格は、SQL Serverで使われているTransact SQLについて知識や技術を認定するものです。

オープンソースデータベース技術者認定資格
オープンソースデータベースに関する技術レベルを認定するものです。データベース製品である「PostgreSQL」を対象としていますが、一般的なSQLの学習にも使えます。

5. まとめ

この記事では、SQLの概要やSQLを勉強する必要性、勉強方法、役立つ資格について解説しました。SQLは、プログラミング言語と一緒に使ったり、データベース操作を支援するデータベースツール上で使ったりします。SQL自体は難しいものではありませんが、業務での利用を想定してプログラミング言語やデータベースツールと一緒に勉強すると良いでしょう。SQL実行環境が提供されている学習サイトや書籍も多数ありますので、ぜひ活用してみてください。

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執筆者プロフィール
株式会社アイティベル 代表取締役 野崎 晋平(のざき しんぺい)

1985年生まれ。大学卒業後は東証一部上場のSI企業や小売企業のシステム部門で、多数の基幹システムやECサイト、各種業務システムの設計・開発・導入を担当。プロジェクト管理や要件定義、予算管理等の経験も持つ。2015年に独立し、現在はITサービス領域の記事制作やメディア運営、ITプロジェクト支援のための人材サービスなど、幅広く事業を展開している。

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