Python求人の転職白書

最終更新日:2020年10月19日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

レバテックキャリアでエンジニアの転職支援を行うコンサルタントが、IT業界におけるさまざまな職種にスポットを当て、仕事内容や給与、必要なスキルなどの求人内容について詳しく紹介します。今回取り上げるのは、データ分析をはじめ、機械学習が用いられるシステム開発などでの需要の高い「Pythonエンジニア」です。

記事を要約すると…
・仕事内容…データサイエンティスト系だとデータの収集・分析を行い、エンジニア系だとアプリケーション開発も行う
・年収…600~650万円程度 ※スキル・経験によって異なる
・求人トレンド…他の言語とくらべて求人数の伸び率は非常に高く、最近だと機械学習関連で積極的に使われている
・必要なスキル・経験…データベースやSQL関連の知識、統計学の知識
・適性…分析思考の方、英語のドキュメントを読むことが苦にならない方
・キャリアパス…データサイエンティスト、機械学習エンジニア

1. Pythonンエジニアの仕事内容

データの収集・分析に適している言語。多彩なライブラリやフレームワークを兼ね備えていることが特徴

Pythonは、1991年に誕生した汎用プログラミング言語です。初心者でも扱いやすいシンプルなコードであること、標準ライブラリを豊富に備え多様な規模の開発に対応していることなどの理由から、世界中のプログラマーやエンジニアに愛されている言語のひとつとなっています。人気のWebフレームワークである「Django」は、Pythonで実装されたフレームワークのひとつです。

Pythonは様々な種類のライブラリを数多く揃えており、Webアプリや組込み系アプリ・機械学習など、あらゆる開発に利用されています。データの収集や分析に使いやすい言語であること、他の言語と比較してデータ分析に適したライブラリを多く備えていることから、データ分析にPythonを使用する現場が多く存在するようです。また、データを取得するためのシステム構築はもちろん、データの蓄積・分析などにもPythonが使用されています。

データ分析に使用されるライブラリには、配列同士の演算・行列計算などが得意な「NumPy」をはじめ、データフレームを扱うことができる「Pandas」、特殊関数や統計処理・最適化などの手法が数多く含まれている「Scipy」といったものがあります。また、PythonからRを呼び出すためのライブラリ「rpy2」なども使われているようです。

2. Pythonエンジニアの求人トレンド

機械学習やビッグデータなどの普及で需要が増加。アドテク関連でもニーズが高い

Pythonの求人は全体的に多い傾向にあり、Rubyと並んで伸び率が高くなっています。とくにアドテク関係の業界では、Pythonエンジニアのニーズが急増中です。

Pythonは、アメリカをはじめとする世界各地で高い人気を誇っています。アメリカでは様々なシステムやサービスの開発にPythonが使用されており、代表的なサービスには、YouTubeやDropbox、Instagramなどがあります。近年、国内でもシステムやアプリケーションの開発にPythonを用いる企業が増加しており、マーケティング支援ツールやBIツールの開発、アドテク、フィンテックなど、機械学習やビックデータを使用するサービス・システムの開発に用いられるケースが多いようです。

Pythonを使えるエンジニアの需要は、今後も長期的に存在すると言えるでしょう。

3. Pythonエンジニアの年収

600~650万円程度 ※スキル・経験によって異なります

スキルを磨けばさらに年収アップを狙える可能性も

Pythonエンジニアの平均年収は600~650万円程度となっています。700万円以上になると高いレベルに該当するようです。少ないレベルでも500~550万円前後となっており、Pythonエンジニアの需要の高さが伺えます。エンジニア経験がなく統計だけにしか携わったことがない場合、今後年収をアップさせるのは難しいでしょう。エンジニアとして分析・統計に携わった経験があれば、600万円程度までアップできる可能性があります。

Pythonで年収をアップする方法として、以下の2つが挙げられます。

1:勉強会、コミュニティーに積極的に参加する
Pythonの勉強会やOSSの開発コミュニティなどに参加し、新しい技術や動向のキャッチアップを図るとよいでしょう。

2:英語力を鍛える
Pythonは主にアメリカで使用されており、最新情報や参考文献などは英語で記載されているものが多いようです。英語力を鍛えておくと、Pythonに関する情報をキャッチアップしやすくなる他、海外での動向調査などに役に立つため、年収アップを狙える可能性があります。

▼資格の取得
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が認定を行っている資格試験がありますが、資格の有無よりもこれまでの実績を重視する企業が多いようです。資格取得は、あくまでも自身の実力を試す目的で行うとよいでしょう。

4. Pythonエンジニアに必要なスキル・経験

SQLなどデータベース周辺のスキルは必要不可欠。海外サイト・ドキュメントのインプットや勉強会への参加を

近年、IoTやAIに注目が集まっており、どの業界でもこれらを用いたシステムやサービスの開発に注力する傾向が強まっています。Pythonは機械学習が得意な言語という背景もあり、今後も国内のPythonを使えるエンジニアの需要は伸びてくるといえるでしょう。機械学習には大量のデータが必要となるため、AI関連のエンジニアとして活躍するには、データベース周辺の知識が不可欠です。最低でもSQLの読み書きできることが大前提となります。

なるべく大きいデータに触れたり、サーバサイドの分析などの経験を積んでおくと、転職の際に有利となるでしょう。統計学の勉強や経験を積んでおくと、データサイエンティストとして活動できる可能性が高くなります。データサイエンティストはR言語を使用する機会も多くなるため、将来データサイエンティストを目指している方は、R言語のスキルも身につけておくことをおすすめします。

2017年春、「一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会」が発起人となって、Pythonスキルを問う資格認定試験が開催されました。試験は2種類存在し、一般的な文法基礎が問われる「Python3エンジニア認定基礎試験」と、データ分析の基礎や方法が問われる「Python3エンジニア認定データ解析試験」があります。転職では資格の有無より実績が重視される傾向が強いですが、資格を取得することで自身のスキルの証明をすることが可能です。

Pythonに関する最新の技術や情報は、海外のドキュメントやサイトなどでインプットすることができます。
国内でも、有志によるPythonの勉強会が活発に行われています。こちらに参加するのもおすすめです。

5 Pythonエンジニアの適性

分析思考タイプや忍耐力のある方におすすめの言語。短期で成果を出したい方には不向きである可能性も

Pythonは、主にデータ分析や機械学習などの学術分野や、サーバーサイドで使用されることが多い言語です。

データ分析はもちろん、分析結果を事業に反映し成果を出すには、ある程度の時間がかかります。そのため、Pythonは分析思考タイプの方や地道にコツコツとやることが好きな方、忍耐力のある方などに向いている言語であると言えるでしょう。またPythonは英語の文献が多く存在するため、英語が得意な方や英語学習に抵抗がない方にもおすすめです。

Pythonはコードが統一されているため、誰が作っても同じ構文となります。メンテナンスがしやすい点が長所として挙げられますが、他の言語と比べると自由な開発はやりづらくなるでしょう。そのため、ユーザーの反応をダイレクトに知りたい方や短い期間で成果を出したい方などには、あまりおすすめできません。

6. Pythonエンジニアのキャリアパス

データサイエンティストやマーケターなど、データ分析系の職種が多い。近年人気の機械学習エンジニアにも必要不可欠な言語

Pythonはデータ分析を専門とする職種で使用されることが多く、主な職種にはデータサイエンティストやWebマーケターなどが挙げられます。また機械学習に適した言語であるため、AI(人工知能)や機械学習に携わるエンジニアにとって必須の言語であるといえるでしょう。

近年、IoTの躍進や自動車の自動運転技術の向上などの背景から、AIや機械学習は様々な分野で注目を集めています。それに伴い、機械学習を専門とする「機械学習エンジニア」という職種も新たに誕生しました。これから伸びる市場であること、「AmazonGo」といった新しいサービスに今後携わる機会が多くなるなどのメリットから、機械学習エンジニアを目指すエンジニアの数は年々増加傾向にあります。

Pythonスキルを持つエンジニアの需要は年々増えていますが、国内のPythonエンジニア人口はまだまだ少ないのが現状です。他の言語との調和性が高くコードも習得しやすいため、新たな分野へのステップアップに最適な言語であるといえるでしょう。

ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

転職支援サービスに申し込む

また、「初めての転職で、何から始めていいかわからない」「まだ転職するかどうか迷っている」など、転職活動に何らかの不安を抱えている方には、無料の個別相談会も実施しています。キャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

「個別相談会」に申し込む

プロのアドバイザーがあなたのお悩みや疑問にお答えします

- 転職個別相談会開催中 -

相談内容を選択してください

※転職活動や求人への応募を強制することはありません

内定率が高い

関連する記事

人気の記事

スキルアップ記事トップへ

Pythonの求人・転職一覧