データベースエンジニア転職の動向とは?年収や必要なスキルを解説

最終更新日:2020年9月15日

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IT社会の進展により、膨大なデータがコンピュータ上のデータベースに蓄積され、利用されるようになっています。近年、クラウドの普及、ビッグデータの利活用など、データベースを取り巻く状況は大きく変化しています。

このような背景から、データベースエンジニアの転職状況が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、データベースエンジニアの転職市場動向や年収、求められているスキルなどについて解説します。

1. データベースエンジニアの求人動向

IT業界では、従来の物理サーバを自社内などに直接設置して利用するオンプレミス型から、クラウドの利用へと大きく転換が始まっています。こうした変化の中で、データベースエンジニアをめぐる現在の求人動向はどのようになっているのでしょうか。

現状、データベースはシステムに必須の仕組みであることから、データベースに関する知識や技術を持った人材の需要は高いと言えます。しかし、求人の傾向としては、従来のOracleやSQL Serverなど特定の製品が使えるエンジニアから、インフラやネットワークなど総合的な知識を求めるものに変わってきています。

2. データベースエンジニア転職の年収別のスキル

一般的にIT業界は、年収が高い傾向にあると言われています。ここでは、レバテックキャリアを利用して実際に転職したエンジニアの例を参考に、データベースエンジニアの年収を解説します。

経済産業省の統計結果

経済産業省が平成29年に公表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、データベースエンジニアはIT技術スペシャリストに分類されています。一般的なITエンジニアに分類される「IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)」の平均年収608.6万円や「IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)の平均年収592.2万円に比べて平均年収は758.2万円と非常に高い水準となっています。

※出典:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」P6より

年収300万円~400万円

・経験年数や年齢層
1年〜3年程度の実務経験の人は、年収300万円〜400万円を提示される傾向にあります。年齢層は20代前半が中心で比較的若く、IT系のスクールで資格を取得した実務未経験者も採用されるケースがあります。

・求められるスキル
データベースの基礎知識を身につけており、マニュアルを見ながら運用・保守対応できるスキルが求められます。運用・保守では、指示を受けながら復旧および調査を行うケースが多いでしょう。ある程度、障害原因を推測するスキルを持っていると評価が上がります。

年収400万円~500万円

・経験年数や年齢層
実務経験が3年以上で20代後半〜30代前半の人は400万円〜500万円の年収で採用されるケースが多いでしょう。

・求められるスキル
設計書に基づいてデータベースを構築するスキルが求められます。特に、Web系の開発ではサーバーサイドエンジニアがデータベースの設計および構築を担当するケースが多く、プログラミングスキルを求められるケースもあります。また、運用・保守設計スキルも必要です。

年収500万円以上

・経験年数や年齢層
実務経験が6年以上で、かつ設計・構築・運用と幅広い工程経験がある人は年収500万円以上で採用される可能性があります。大規模システムの構築経験など、高いスキルを評価されれば20代後半でも500万円以上で採用されるケースもあります。

・求められるスキル
中〜大規模システムのデータベース設計・構築・運用経験が求められます。特に、Web広告やトラフィックが多いWebサービスを展開する企業では、中〜大規模システムの経験が重視されています。また、近年ではAWSなどのクラウドサーバー上にデータベースを構築することが多いため、クラウドサーバーへの移行や構築スキルも必要です。

3. データベースエンジニアのスキルアップ転職には

IT技術スペシャリストに分類されるデータベースエンジニアは、平均年収で700万円を超える高い水準にあります。一方で、単に「データベースを扱うエンジニア」という見方をすれば、年収レベルでより低い水準にある「IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)」のようなITエンジニアになると600万円前後といったレベルまで開きがあります。

どうすれば、IT技術スペシャリストに分類されるような高レベルなエンジニアになれるのでしょうか。ここではそのポイントを解説します。

総合的な知識の習得とコミュニケーション力の向上が不可欠

もっとも大切なポイントは「総合的な知識を得る」ことです。データベースは単独で存在しているわけではありません。効率的で高パフォーマンスな動作には、サーバやOS、ネットワークといったインフラのさまざまな要素が深く関連しています。特に上級エンジニアとしてデータベースの設計に携わる場合は、こういった知識が不可欠です。

また、併せて重要となるのが「コミュニケーション力」です。上級エンジニアとしてデータベースなどの設計をする場合、顧客ヒアリングや折衝を通してニーズにあったものを構築します。顧客のニーズを適切に捉えて形にしていくためにはコミュニケーション力は不可欠です。

したがって、データベースエンジニアであっても「インフラの領域を含めた総合的な知識」や「コミュニケーション力」を備えた人が高い評価を受けやすいと言えます。特に、企業のシステム部門では、インフラエンジニアというポジションでサーバーからデータベース、ネットワーク、セキュリティと幅広い領域のスキルを求められる傾向にあります。 

4. データベースエンジニアとして生き残るためには

業界の動向が変化していく中、データベースエンジニアとして生き残っていくためには何が必要なのでしょうか。現状の動向と将来の予測を交えて考えてみましょう。

リレーショナルデータベース(RDB)の最新動向もまだまだ重要

現在のデータベースの主流となっているOracleやSQL ServerといったRDBは、終わりつつあるもので、主流は新たな分野へと移っていくといった意見も多いです。しかし、自動機能など機能改善はまだまだ積極的に行われており、市場シェアも高い水準を維持しています。終わりと判断するのでなく、最新の市場動向を見極めることが大切です。 

将来が期待されるデータベースである「NoSQL」を学ぶ

最近話題のNoSQLは、従来のRDBとは全く異なる考えによるデータベースです。NoSQLは、従来のRDBでデータベース操作に使われるSQLを使いません。またRDBに比べて構造が簡単なので、ビッグデータなど膨大なデータを格納しても性能の劣化が起こりにくい、変化し続けるデータにも対応しやすいといったメリットがあります。 

ビックデータ時代に適したデータベースを学ぶ

データベースエンジニアは、従来からのRDBに加えて、ビッグデータ時代に適した次世代のデータベースについてしっかりと学ぶことが不可欠です。Hadroopは、大規模データの蓄積や分析を分散処理技術によって行うもので、稼働中の柔軟なサーバ追加によるリソース増強や、データ格納の容易さなどの特徴があります。Sparkは、Hadroopに比べてさらに最適化され、処理が高速に行えるといったことや、クラウドで利用できるといったメリットがあります。 

5. まとめ

この記事では、データベースエンジニアの転職市場状況や年収、求められるスキルなどについて解説してきました。ビックデータ時代の到来に伴って、データベースエンジニアの需要は引き続き好調と考えられます。年収レベルでも、他のIT分野に比べると高い水準にあります。この機会にデータベーススキルを磨いてみてはいかがでしょうか。

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