データベースの設計・開発・管理・運用・保守を担当するスペシャリストデータベースエンジニアの仕事内容|必要なスキルと知識、学習方法も解説

最終更新日:2020年11月18日

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データベースエンジニアとは、データベースの設計や開発、管理、運用、保守を担当するエンジニアです。企業の事業活動におけるデータの重要性が高まる中、データ資源の安全かつ効率的な利用・管理を支援するデータベースエンジニアの価値は年々高まっています。

この記事では、データベースエンジニアの仕事内容やスキル、役立つ資格について解説します。

1. データベースエンジニアの仕事内容

まず、データベースエンジニアの仕事内容を解説します。

データベースの設計、開発

システム開発において、データベースの設計や開発を担当します。データベースエンジニアは、システムのデータベースに対する要求を理解し、データベース構造やセキュリティ性などを設計書に落とし込んでから実際に構築を行います。

データベースの管理

設計・開発したデータベースでデータを保存・利用できるようにサーバーの最適化や効率化を図ります。データベースのセキュリティや障害対応なども考えて、最適な状態を構築して監視します。

データベースの運用、保守

開発が完了し、セットアップされたデータベースを運用する仕事です。現場の状況に合わせたアクセス権の設定やデータのバックアップ、セキュリティ対策などを行います。また、サポート期限が近づいてきた際にはバージョンアップなどの保守業務も行います。

2. データベースエンジニアに求められるスキルと知識

次に、データベースエンジニアに必要なスキルと知識について解説します。

情報システムに関する全般知識

データベースエンジニアは、データベースに関する業務するだけでなく、サーバーやネットワークといったITインフラ全般に関わる機会も多い職種です。組織のIT戦略や情報技術の活用に関する方針を理解するとともに、現在利用中のシステムをセキュリティ性や可用性、拡張性、機能性、コスト面などで評価し、さまざまな技術の中からこれらを満たす最適なソリューション方法を選択して提案できる知識が求められます。

システム開発の知識

データベース開発はシステム開発の一部分に過ぎません。よって、データベースに関わる部分の要件定義だけでなく、開発工数の算定や必要となる製品の選定など、システム開発における上流工程の知識やスキルも必要です。

データベースを扱う知識・スキル

オラクル製品やSQL Server、MySQL、PostgreSQLなどの代表的なデータベースソフトを扱うスキルやSQL言語についての深い理解が求められます。また、NoSQLなど最新のデータベース技術についてのキャッチアップも常に必要です。データウェアハウスやデータマート、データマイニング、データクレンジングなど、データの利活用方法についても幅広い知識とスキルが求められるでしょう。

データモデルの知識

データベースエンジニアは、システム利用者の要求からシステムが対象とする業務を概念データモデルで表現します。よって、システム化するための論理データモデルの作成や、論理データモデルを実装できる形にした物理データモデルの知識も必要です。ER図やUML記法、IE記法、データモデリングツールを扱う知識やスキルも求められるでしょう。

セキュリティに関する知識とスキル

データベースエンジニアは、データベースに対してシステムにセキュリティ対策を実装し堅牢性を高めるため、セキュリティの知識も求められます。アクセス権の適切な付与や、アクセス制御、データの暗号化などを適切な形で実装できることが求められます。またSQLインジェクションなどのデータベースへの攻撃に対する知識や、データベース操作に関係する部分でのセキュアコーディング(セキュリティ性を担保するためのプログラミング技術)の知識もあると良いでしょう。

ハードウェア・ソフトウェアに関する知識とスキル
データベースエンジニアは、データベースサーバーの仮想化・クラウド化を対応するケースも増えているため、仮想化やクラウド技術へも理解が求められています。また、アプリ開発者にデータベースの開発環境を構築して提供することもあります。

3. データベースエンジニアのスキル習得方法

ここでは、データベースエンジニアに求められるスキルを習得するための代表的な方法を簡単に紹介します。

書籍で習得する

データベースエンジニアも他のIT技術者と同じく、書籍を用いて、知識やスキルを磨くことができます。ただし、書籍を用いた学習はデータベースを必要とする課題や要件を設定することが難しいという難点があります。よって、不足知識の補填を目的に補助的な位置付けで活用しましょう。

おすすめの書籍
『おうちで学べるデータベースのきほん』(木村 明治、翔泳社)
『新人エンジニアのための データベースのしくみと運用がわかる本』(五十嵐 貴之、技術評論社)
『絵で見てわかるITインフラの仕組み』(山崎 泰史・三縄 慶子・畔勝 洋平・佐藤 貴彦・小田 圭二、翔泳社)

業務を通して習得する

業務でデータベースを扱う機会がある人は、スキルを身につけやすい環境にあると言えます。業務における課題解決のためにデータベースを活用する方法を検討したり、データベースの運用に携わりながら設計や構造を考えたりするのも勉強になります。若手エンジニアは、先輩社員の指示を受けながら開発環境の構築やチューニングを任されます。このような経験を通してスキルを習得していき、最終的には本番環境の作業を任せてもらえるようになります。

資格学習を通して修得する

資格は、データベースエンジニアに必要なスキルを体系的に学習することができ、スキルの証明にもつながります。特に、以下3つの資格はデータベースエンジニアのスタンダード資格として多くの企業で取得が推奨されています。

データベーススペシャリスト試験
IPAが認定するデータベーススペシャリスト試験は、データベースを扱う技術者としてITキル標準でレベル3以上(専門エンジニアやリーダークラスに相当)の技術者であることを証明する国家資格です。ITスキル標準とは、IPAが定義するIT技術者のスキルレベルを領域別に体系的にまとめた表で、技術者のスキルレベルを評価する際などに活用されています。データベーススペシャリスト試験は、平成30年の合格率は13.9%と難易度も高いですが、保有していると社内外で高い評価を得られる資格です。

ORACLE MASTER
商用データベースで圧倒的なシェアを誇るオラクルが認定するベンダー資格です。知名度も高く、世界的に通用する資格であることが特徴です。オラクル製品のバージョンごとに資格が存在し、それぞれBronze、Silver、Gold、Platinumとレベル別に資格が細分化されています。合格率は非公開ですが、GoldとPlatinumは高度な技術力を求められる高難易度試験と言われています。

マイクロソフト認定プログラム(Microsoft データおよび AI 認定試験)
マイクロソフトが提供する資格試験で、SQL Databaseの開発、SQL、データサイエンスソリューションの設計、データウェアハウスの実装など19種類に細分化されています。マイクロソフトのデータベースは国内でも高いシェアを誇りますので、スキル習得に活用すると良いでしょう。

4. まとめ

この記事では、データベースエンジニアの仕事内容やスキル、役立つ資格について解説しました。ビックデータ時代の本格的な到来により、データベースエンジニアが活躍できる場面は年々拡大しています。データベーススキルだけでなく、データサイエンススキルを身につけることで、さらに多くの場面で必要とされるエンジニアになるでしょう。

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