未経験からブリッジSEを目指す方法とスキルの習得方法、求人例を解説未経験からブリッジSEを目指す方法

最終更新日:2020年9月18日

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ブリッジSEは、国をまたいだITプロジェクトにおいて、現地の開発部隊と発注側を繋ぐ職種です。そのため、ITエンジニアとしてのスキルだけではなく、語学力や折衝力、説明力が求められます。この記事では、未経験からブリッジSEを目指す方法や必要なスキルの習得方法について解説します。

1. 未経験からブリッジSEに転職できるのか?

はじめに、未経験者でもブリッジSEに転職できるのか、ITエンジニア未経験で目指す場合とITエンジニア経験がある場合(ブリッジSE未経験)に分けて考察します。

ITエンジニア未経験

ブリッジSEには「ITエンジニアとしての経験」「語学力(もしくは外国語を扱ったコミュニケーション経験)」などが求められます。この2つのうち、より重要なのは「ITエンジニアとしての経験」です。もしITエンジニアの経験が無いのであれば、いきなりブリッジSEに転職することはかなり難しいでしょう。

ITエンジニア経験あり(ブリッジSE未経験)

たとえブリッジSEとして働いた経験が無くても、日本国内でグローバルプロジェクトなどの経験があれば、転職できる可能性は高まるでしょう。ただし、一定以上の語学力は求められます。そのため、技術力以外の部分を重点的に対策していく必要があります。また、まずはグローバルプロジェクトを抱えている日本企業にSEとして転職し、そこから社内異動でブリッジSEを狙うのもひとつの方法です。

2. ITエンジニア未経験からブリッジSEを目指す方法

ここでは、ITエンジニア未経験からブリッジSEを目指す方法を解説します。

求められるスキル

ITエンジニア未経験の場合は、まずはSEとしてのスキル・経験を積む必要があります。具体的には、以下のスキルを磨く必要があります。

品質管理スキル
ブリッジSEは、海外での開発プロジェクト(国境をまたいだ開発プロジェクト)において、システムの品質を担保する役割を担っています。このとき、開発が設計通りに行われているか、顧客の要求する基準をクリアできるか、といった点を判断しなくてはなりません。万が一、これらに問題が見つかった場合は、修正や追加改修の指示を出します。

要件定義・基本設計スキル
求められるスキル感はポジションや企業によってケースバイケースですが、目安は上流工程の経験1年以上です。このとき目指すべきは、「1人で要件定義・基本設計を遂行できる」レベルです。ブリッジSEは1つのプロジェクトに何名も置かれない事が多く、前述した顧客の要求をクリアしているかなどの判断や開発スタッフへの指示出しを、1人で行わなければならないためです。

その他のスキル・経験
品質管理スキルと1年以上の上流工程経験のほかにも、下記のようなスキル・経験が求められる傾向にあります。

・開発プロジェクトで使用される技術に対する理解
・プログラミング言語の知識・コーディングスキル
・マネジメントスキル
・TL、PL、PMとして開発プロジェクトに参画した経験
・顧客折衝経験

スキルの習得方法

SEとしてのスキルは、資格やスクールを活用する事で効率的に習得する事ができます。

資格

資格取得は、技術の基礎固めとして役立ちます。システムの仕組みや各構成要素(ソースコード、DB、ネットワーク)の基礎知識を押さえておくことで、設計スキルの強化に繋がります。以下の資格は基礎知識の習得に役立つでしょう。

ITパスポート
基本情報技術者試験

スクール

独学ではつまずきがちな点も、エンジニア養成スクールを活用すれば乗り越えられる確率が高くなります。スクールでは、講師が疑問をフォローしてくれるため効率的に学習する事ができます。以下は、エンジニアに必要な知識とスキルを総合的に学習できるスクールです。

INTERNET ACADEMY「ITエンジニア総合コース」

3. ITエンジニア経験者がブリッジSEを目指す方法

ここでは、ITエンジニアとしての経験はあるものの、ブリッジSEとしての経験が無いケースについて解説します。ITエンジニアから目指す場合は、語学力と調整力を身につける事でブリッジSEを目指す事ができます。

習得すべき「語学力」と「調整力」

ブリッジSEは、母語(日本語)以外でのコミュニケーション力が必須です。そのため、語学力の研鑽は必須といえるでしょう。有力な言語としては「ベトナム語」や「英語」「中国語」などが挙げられます。どの程度のレベルが必要かは、プロジェクトや企業によるものの、「日常会話+ビジネス用語(現場で使われる専門用語)」は扱えるようにしておきたいところです。

また、ブリッジSEには、「手を動かす作業者」としてより、「調整者、監督者(PM、PL、コーディネーターなど)」としての動きが求められます。言い換えれば「単独で作業を遂行する力」よりも「調整し、説明し、まとめる力」が求められるのです。

語学力の習得方法

語学力は検定試験や語学スクールでの習得が一般的です。

検定試験
検定試験は語学力を対外的に証明するために必須と言えるでしょう。案件によって必要な語学力が異なるため、どの言語に強いブリッジSEを目指すか事前に決めておく必要があります。昨今のブリッジ案件で需要が高い言語は、ベトナム語と英語です。数年前までは中国語も多かったですが、人件費の高騰から案件が減少傾向にあります。

以下、主な検定試験です。

実用ベトナム語検定試験(2級)
TOEIC® LISTENING AND READING TEST

※TOEICはエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。このウェブサイトはETSの検討を受けまたその承認を得たものではありません。

語学スクール
近年では、語学力とエンジニアスキルを同時に学習できるスクールが出てきています。
このようなスクールで学習してみても良いでしょう。

NexSeed

調整力、説明力の習得方法

ITエンジニアとして要件定義や基本設計工程の経験があれば、調整力や説明力はある程度は身についているでしょう。これらのスキル補填が必要な場合は、セミナーなどで学習する事ができます。以下、これらを学習できるセミナーやスクールです。

日本能率協会「説明力向上セミナー」
日本能率協会「対人折衝能力開発コース」

4. ブリッジSEの年収例

最後にブリッジSEの年収例を、レバテックキャリアから抜粋して紹介します。「未経験可」の求人ではありませんが、転職時の参考にしてみてください。

【大手人材会社の社内カンパニー】
・想定年収……300~700万円
・業務内容……グループ各社のシステム部門と調整しながら、ベトナムのオフショアプロジェクトのマネジメントなど
・必要なスキル、経験……TOICE700点以上のスコア、オープンあるいはWeb系のアプリケーション開発や保守、運用経験

【大手ゲーム・エンターテインメント関連企業】
・想定年収……300~700万円
・業務内容……国内開発チームや海外チームが効率的に制作していくための基盤整備、構築
・必要なスキル、経験……英語、日本語ともに書面や口頭でコミュニケーションを図れる方(TOEIC900点以上、もしくは日本語能力試験N1レベル)

5. まとめ

この記事では、未経験者がブリッジSEを目指す方法と、必要なスキルの習得方法について解説しました。ブリッジSEには、語学力、技術力、調整力、説明力など広範なスキルが求められます。そのため、未経験者にとってはややハードルが高い職種といえるでしょう。特にITエンジニア未経験で開発経験がない場合は、技術的スキルの習得から始め、SEとしての経験を積みながら転職活動を行う必要があります。

オフショア先となる国は、2000年代は中国、2010年以降はベトナムといったように流行り廃りがあります。よって、ブリッジSEを目指す際は、オフショア開発のトレンド状況を見据えてスキルを身につけることも大切です。

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