システムエンジニア(SE)のやりがいと苦労する点、適性についてご紹介しますシステムエンジニアのやりがいとは

最終更新日:2022年2月8日

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エンジニアにはさまざまな職種が存在します。その中でも知名度が高い「システムエンジニア」になることや、転職することを検討している方も多いのではないでしょうか。近年、IT人材不足が顕著であることから、ますますシステムエンジニアの需要が高まると予想されています。そのため、システムエンジニアになれば将来性のあるキャリアパスを構築しやすくなるでしょう。この記事では、システムエンジニアの具体的な仕事内容、及びやりがいと適性について詳しく解説します。

1. システムエンジニア(SE)のやりがい

システムエンジニアは、将来不足することが予測されているIT人材の要となる職種です。まずはここで、システムエンジニアのやりがいについてご紹介します。

比較的高収入である

システムエンジニアは、ほかの職種と比較すると高収入であるといえます。厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」によると、全職種の平均年収が457.2万円であることに対し、システムエンジニア平均年収は約568.9万円という調査結果が出ています。

また、特定の資格が必要な職種ではないため、システムエンジニアになるためのハードルがそこまで高くないという点も魅力的です。

専門的な技術や汎用性の高いスキルが身につく

システムエンジニアとして働く上で、データベース、サーバー、様々なツール等について専門的な技術を身に付けていくことができます。IT技術の進化のスピードは非常に早いです。従って、現場で常に最新の技術・情報に触れていることで、貴重価値の高い人材であり続けることができます。

また社会人として汎用性の高いスキルも身につけられます。例えばWordやExcelなどのアプリケーションソフトのスキルや、ビジネスマナー、メールの書き方、クライアントとのコミュニケーション能力などです。このような汎用性のあるスキルを身につけられる点も、システムエンジニアの仕事で感じられる大きなやりがいとなっています。

成長を実感できる

システムエンジニアの仕事はプロジェクト単位で進みます。プロジェクトの規模は案件によって数か月で終わるものから、数年間かかるものまでさまざまです。一つ一つのプロジェクトを達成することで、段階的に自分自身の成長を実感できるのも、システムエンジニアの大きなやりがいでしょう。

モノづくりの楽しさを実感できる

システムエンジニアの主な業務内容はシステムの設計であるため、デジタル上でのモノづくりを楽しむことができます。開発するシステムの規模が大きければ大きいほど、達成感や感動も大きくなるでしょう。
また、システム開発の要件はそのプロジェクト毎に異なり、設計もその都度違ったものを開発します。つまり、仕事が同じことの繰り返しでつまらない、といった問題が起こりにくいというメリットもあります。

IT関係をはじめさまざまな業界に関わることができる

近年、ITシステムを活用していない業界はほとんどありません。従って、企業にもよりますがSIerなどに所属して幅広い業界のシステム開発を担当するシステムエンジニアは、さまざまな業種のクライアントと業務上関わることになります。また中小企業の小規模な社内システムを開発することもあれば、大企業の大規模なネットワークシステムの開発に携わることもあるなど、開発の規模も多岐にわたります。

将来的にニーズが高まることが予想される

経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2020年には約36.9万人不足していたIT人材は、2030年には約78.9万人にまで広がります。日本社会では、深刻なIT人材不足問題が発生しています。従って、システムエンジニアは数多くの企業で今後益々必要とされるため、市場価値の高い人材であるといえます。

2. システムエンジニア(SE)の仕事に対する否定的な意見

システムエンジニアにはやりがいがあるという意見がある一方で、否定的な意見を述べる方も少なからずいます。その内容は以下の2点です。

上流工程の開発にのみ関わるため、「自分が作った」実感がない

上述の通り、システムエンジニアはシステム開発における上流工程を担当します。従って、基本的に設計書を作成することが主な業務内容であり、実際に作り上げる作業(プログラミング)はプログラマーが担当します。モノづくりの楽しさを実感できる、という声がある一方で、「自分で作った実感がない」という意見も散見されます。

ユーザーからのフィードバックを受け取りにくい

システムエンジニアのクライアントは企業のシステム担当者であるケースが多いでしょう。つまり、コミュニケーションを取れるのがクライアントまでということになり、実際にそのシステムを使ったユーザーの声を聞ける場は少なくなりがちです。どれほど努力してシステムを開発しても、エンドユーザーの感謝の声を把握しづらいと言われています。

3. システムエンジニア(SE)で苦労するポイント

やりがいもありつつ、否定的な意見も聞こえるシステムエンジニアの仕事ですが、現場ではこれから紹介するような苦労するポイントも無視できません。

納期に追われることがある

システムエンジニアの仕事はクライアントから依頼されるプロジェクトであり、納期が設定されていることが多く、スケジュールも細かく決められています。また、システム開発も常に順調に進むとは限りません。むしろ想定外の問題が発生したり、クライアントからの要望が頻繁に変わったりするなど、予定通りというわけには行かないケースもあります。

しかし一度決められた納期は、基本的に変更することはできません。納期直前はさまざまな業務が重なり、大きな負担を感じることも少なくないでしょう。

予定通り進まず残業や休日出勤が発生することがある

プロジェクトが予定通りに進まない場合、納期に間に合わせるために残業や休日出勤が発生することもあります。

また既存のシステムのサポートの仕事では、開発したシステムにおいて深夜や休日に不具合が発生したら、勤務時間外でも出勤して対応が求められることもあります。

残業や休日出勤は常に発生するようなものではありませんが、突発的な勤務時間外の業務を強いられることは、システムエンジニアにとって苦労するポイントといえます。

チームの動き方を意識する必要がある

システムエンジニアの仕事は、社内で業務分担をしながらチームで進めていきます。そのため自分自身の動きだけでなく、チーム全体の動き方を意識しなければなりません。予定通り進んでいない工程があったら、積極的にヘルプに入るなど、計画通りにプロジェクトをすすめるためには、協調性が必要なのです。

クライアントとのコミュニケーションを取る必要がある

システムエンジニアにはクライアントとの綿密なコミュニケーションが求められることがあります。クライアントはITの専門家ではないことも多く、専門的な技術や用語をかみ砕いて丁寧に説明するスキルも欠かせません。相手に合わせて会話をするのが苦手な人にとっては、クライアントとのコミュニケーションで苦労するかもしれません。

4. システムエンジニア(SE)の適性

肯定的な意見と否定的な意見のどちらも聞かれるシステムエンジニアですが、これから紹介するような特徴をお持ちの方には適性があると思われます。あくまでも一般論ですが、自分にシステムエンジニアとしての適性があるかどうかの参考にしてください。

コミュニケーションスキルがある

システムエンジニアの最初の重要な業務は、クライアントが求めているシステムの要件について正確に聞き出し、その実現方法を分かりやすく説明することです。そのためには、高いコミュニケーション力が求められます。

また、システムエンジニアはチームで活動するため、クライアントに限らずメンバーと円滑にコミュニケーションを取ることも要求されます。社内だけでなく社外の関係者との適切なコミュニケーションスキルを持つことは、システムエンジニアにとって重要な適性の一つです。

論理的思考力(ロジカルシンキング)がある

システムエンジニアの最大の業務は、システムの設計を行うことです。システムの構造を把握し、最も効率の良い実行案を生み出すためには論理的な思考力が必要です。

変化に柔軟に対応できる姿勢がある

IT技術の流行り廃りのサイクルは非常に速く、日々新しいプログラミング言語や開発プラットフォームなどが開発されています。従って、システムエンジニアとして長く活躍するためには、常に最新の情報を追い、学ぶ姿勢が求められます。

好奇心が旺盛である

システムエンジニアはあらゆる業種のクライアントと関わることになります。自分が関わったことがない人、知らなかった知識に対して好奇心を持って接することができる人は、クライアントともスムーズに会話を進めることができるでしょう。

ITに興味がある

ITに興味があることは、システムエンジニアにとって最大の適性といえるでしょう。コンピュータやシステムに関する技術や知識は、毎日のように進化を続けています。これらの情報をキャッチアップして仕事に活かすためには、ITに興味を持つことが必要不可欠です。理系や文系に関わらずITに興味を持つ続けられることが、システムエンジニアには求められるのです。

5. まとめ

システムエンジニア(SE)は、ITエンジニアの中でも知名度の高い職種です。やりがいに関しては、年収が比較的高い、専門技術を磨けるといった肯定的な意見もあれば、設計ばかりで開発の実務に携われない、納期が厳しいといった否定的な意見もあります。キャリアアップや転職を検討されている方は、転職で自分が重視する軸や、適性を考慮した上で活動を進めましょう。

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