資格を取得するメリットや、求められるスキルも解説しますSEのスキルアップに役立つ資格を難易度順に紹介!

最終更新日:2021年6月22日

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SEに必要な資格は特にありません。しかし、取得しておくことで転職の際に有効に働く資格は存在します。さらにSEの基本的な知識を習得することができ、資格取得手当を支給している企業もあるため、取得しておいて損はありません。資格には、SEとして最低限の知識を問われるものから、上流工程に携わるための高度な知識を問うものまで、その種類はさまざまです。

これから資格取得を考えている方は、SEとして今後どのような活躍の場を目指しているのかなどを考慮して、自身のキャリアプランに合った資格を取得すると良いでしょう。

1. 資格を取得するメリット

SEに限らず、ITエンジニアのほとんどは必須となる資格はありません。たとえ無資格であっても、十分なスキルや経験があれば現場で活躍することは可能です。しかし一方で、さまざまな資格に挑戦するエンジニアも少なくありません。それは、資格を取得することによってさまざまなメリットが得られるためなのですが、具体的にどのようなメリットがあるのか詳しく解説しましょう。

スキルを客観的に証明できる

ITエンジニアとして大手企業での勤務経験があったり、大きなプロジェクトに参画していた経験があったとしても、その人がどの程度のスキルや知識をもっているのかまでは客観的に証明することはできません。

企業規模やプロジェクトの規模が大きくなればなるほど、担当する工程は細分化される傾向があります。そのため、大企業や大規模プロジェクトでSEの経験があるといっても、必ずしも幅広いスキルや知識を網羅しているとはいえないのです。しかし、IT関連の資格を保有していれば、一定レベルの知識やスキルがあることを客観的に証明できます。

転職で有利になる

スキルや知識を客観的に証明できるということは、転職活動において有利にはたらく可能性が高まります。

そもそもITエンジニアを募集している求人案件の多くは、実務経験者を対象としています。未経験者がIT業界を目指すためには、実務経験者と同等のスキルや知識を有していることを証明する必要があるのです。そこで、専門的な資格を保有していれば、実務経験がなくても転職に成功する確率が高まります。

また、IT業界が未経験であるにもかかわらず、難易度の高い資格に合格すれば、その努力が評価され採用される可能性もあるでしょう。

資格手当の支給で年収があがることも

これからSEとして転職を目指している方だけではなく、すでにSEとして活躍している方にとっても資格を取得するメリットはあります。企業によっては、資格を取得することでさまざまな手当を支給しているところもあります。

たとえば、応用情報技術者試験やシステムアーキテクト試験など、難易度が高い資格を取得すれば資格手当として毎月の給与に数千円から数万円程度の資格手当が加算される企業もあります。基本給は同じであったとしても、資格手当によって実質の年収アップにつながることも期待できるのです。

2. 難易度順!SEにおすすめの資格

SEにとって資格を取得することはさまざまなメリットがあることが分かりましたが、具体的にどのような資格取得に向けて取り組めば良いのでしょうか。
一口に資格といってもさまざまなものがあり、難易度も異なります。そこで今回は、難易度別にSEにおすすめの資格をいくつか紹介します。

未経験からSEを目指す場合におすすめの資格

まずはIT業界未経験の方に目指してもらいたい、難易度が低めの資格から紹介します。これらの資格を取得したからといって、SEとして即戦力として活躍できるとは限りませんが、段階的にスキルアップを目指すためにはおすすめです。今回は、IPAが実施している「ITパスポート試験」と「基本情報技術者試験」の2つをピックアップしてみました。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、IPAが実施している情報処理技術者試験の中でももっとも初歩的な資格試験です。SEのようなシステム開発を担うエンジニアを対象としたものではなく、どちらかといえばシステムやITツールを活用する側を対象とした試験といえます。2019年度の応募者数は11万人以上で、合格率は54.3%です。

たとえば、表計算ソフトの基本的な使い方、IT関連用語を正しく理解しているか、ITツールの正しい使い方、情報セキュリティの基本などが出題されます。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、最も多くのSEが取得している資格試験です。情報処理についての基礎的知識からアルゴリズムに関する知識まで幅広く問われ、SEの登竜門として位置づけられています。2019年度はおよそ17万人が応募し、合格率は25.7%。ITパスポートに比べると難易度は少し高めに設定されています。

システム開発を受託するITベンダーの中には、新入社員教育の一環として基本情報技術者試験に合格するためのプログラムや研修を行う企業も多いほど、定番の資格といえます。

SEとしてのスキルアップを目指す方におすすめの資格

ITパスポート試験と基本情報技術者試験に合格できるスキルや知識が身についた後は、難易度が中級レベルの資格試験に挑戦してみましょう。これらの資格は、SEとして数年程度実務経験を積みながら、スキルアップを目的として受験するケースが多いです。

そのため、初学者が独学で合格を目指すのは不可能ではありませんが、まとまった学習時間を継続的に確保することが求められます。

応用情報技術者試験

応用技術者試験は、基本情報技術者試験の上位にあたる資格試験です。開発プロジェクトのメンバーとして、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーのもとで予算や工程、品質管理を行えるレベルを想定しており、SEの中でも中堅クラスのキャリアに相当するスキルと知識が求められます。

試験に出題される範囲としては、情報システムやネットワーク、データベース、組込みシステムにおける設計、開発および運用・保守と幅広いです。2019年度の応募者数はおよそ10万人で、合格率は22.3%となっています。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、その名の通りデータベースに関する専門知識を証明するための資格試験です。データベース管理者やインフラ系のSEを目指す方は、ぜひ取得しておきたい試験のひとつです。2020年度はおよそ1万人が応募し、合格率はわずか15.8%と難易度は高めに設定されています。

試験範囲はデータベースに関する技術全般のほか、情報セキュリティを考慮したデータベース管理システムの要件定義や開発、運用、保守まで幅広く出題されます。

SEのキャリアパスに役立つ資格

SEとしてある程度の経験を積み重ねた後は、さらに高度な資格試験に挑戦しスキルアップを目指しましょう。IPAでは高度IT人材に向けて特定の分野に特化した資格試験を実施しており、SEとしての道を極めるのであれば「システムアーキテクト試験」や「プロジェクトマネージャ試験」などがおすすめです。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験とは、情報システムや組込みシステム、IoTシステムの開発に不可欠な要件定義とアーキテクチャを設計し、開発現場を主導する立場のSEを対象とした試験です。一般的なソフトウェア開発にとどまらず、組込みシステムやIoTシステムといった需要の拡大を見据え、SEとしての幅を広げるためにも有効な資格試験といえるでしょう。

システムアーキテクト試験に合格すれば、対象業務の分析・要件定義、外部設計といったシステム開発の上流工程に携わることができる上級システムエンジニアとして活躍することができます。

2019年度の応募者数はおよそ8,000名、合格率はわずか15.3%と狭き門ですが、SEとしての確かなスキルを証明できます。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は、その名の通りプロジェクトマネージャーとしてのスキルを証明し、SEからプロジェクトリーダー、およびプロジェクトマネージャーへステップアップしていくために有効な資格試験です。

システム開発における技術的なスキルはもちろんですが、プロジェクト全体のマネジメントや予算、スケジュール、品質の確保など、責任をもって遂行することを目的としています。2020年度の応募者数はおよそ1万人、合格率はわずか15.1%と極めて難易度の高い資格試験です。

3. 資格取得で証明できるスキル以外に必要なスキルは?

SEには技術的なスキルや知識以外にも、さまざまな能力が求められます。今回は特に重要な3つのポイントについて解説します。

コミュニケーションスキル

プロジェクトを計画通りに遂行していくためには、複数のプログラマーやSEをまとめ上げる力が必要です。また、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーへのエスカレーション、さらには顧客との交渉能力が求められる場面もあります。

プロジェクトマネージャ試験や応用情報技術者試験、システムアーキテクト試験などでは、プロジェクトマネージャーを安定的に遂行していくための連携やコミュニケーションに関連する問題も出題されます。また、技術的なスキルが身についているということは、プログラマーやSE同士でのスムーズなコミュニケーションができる証明にもつながります。

マネジメントスキル

SEはプログラマーとは異なり、目の前の自分の仕事をこなしていれば良いというわけではありません。プロジェクト全体を見渡し、チーム全体の進捗を調整することも重要な役割といえます。これができると、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーへのキャリアアップの道も見えてくるでしょう。

問題解決スキル

開発現場では、仕様書通りにシステムを構築したにもかかわらず、予期せぬトラブルやエラーが発生するケースもあります。SEをはじめとしたエンジニアは、このような場合でも冷静に問題の根本原因を突き止め、有効な解決方法を検討できる能力が求められます。

4. まとめ

本来、SEとして活躍するうえで、必須となる資格は特にありません。しかし、専門的な資格を持っておくことで転職活動が有利になったり、キャリアアップに効果が見込める場合もあります。自分自身が今後どのようなシステム・分野に携わりたいのかを見極めたうえで、どの資格を取得すべきなのかを検討し、それに向けて努力していきましょう。

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