【SEへの転職を目指す人向け】自己PR作成のポイントを徹底解説|未経験者向け情報も

最終更新日:2022年7月7日

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現代の企業には欠かせない存在となりつつあるSE(システムエンジニア)。転職を検討している方も多いのではないでしょうか。SEへの転職活動において、書類選考を通過できるかどうかのカギをにぎるのが自己PRです。本記事では、SEの自己PRを書くためのポイントについて解説します。

また、「SIer勤務のSEから社内SEへの転職」「メーカー系企業のSEからユーザー系企業のSEへ転職」「未経験からSEを目指す人」など具体的なケースごとの例文も紹介していきます。自己PR作成で悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

1. 伝わる自己PRを書く4つのポイント

まずは、採用担当者に伝わりやすい自己PRを書くためのポイントについて解説していきます。

ポイント1:企業が求める人材像・スキルを意識する

自己PRは、企業側が求める人材像やスキルに沿った内容が望ましいです。
たとえば、技術力を求める企業に対して、調整能力をアピールしても結果にはつながりにくいはずです。「仕事内容の下調べをしていないのでは?」と悪い印象を与えてしまうおそれもあります。

転職を希望する企業の仕事内容や求められる人材像・スキルをしっかりと調査したうえで、それらに合わせたアピールポイントを考えましょう。

ポイント2:話題を盛り込みすぎない

自己PRでは話題を盛り込みすぎないことも大切です。自己PRの柱となるテーマは1つ、多くても2つに絞り込みましょう。

たとえば、「リーダーシップがあり・コミュニケーション能力が高く・技術にも自信があり・クライアントからの信頼も厚い」といった自己PRを考えたとします。これでは、ひとつひとつの話題が薄まってしまいます。また、人によっては「何を言いたいのかわからない」と感じるかもしれません。

伝えたいことがたくさんあったとしても、自己PRに書く話題は絞り込むべきです。ほかのスキルや強みは、面接でもアピールできます。絞り込みをする際は、企業が求める人材像・スキルを意識しましょう。

ポイント3:具体的なエピソードを示す

自己PRは具体的なエピソードを添えることが重要です。「C言語が使えます」よりも「C言語で開発を行うプロジェクトに3年間関わっていました。そのプロジェクトではポインタも多用しており、使いこなすことができます」と具体的に説明したほうが伝わりやすくなります。

ただし、あまりにも具体的に企業名やプロジェクトの詳細を書くのはNGです。守秘義務を守れないタイプと思われる可能性があります。

ポイント4:自分なりの工夫や結果を示す

見栄えの良い自己PRを意識するあまり、テンプレート的な自己PRを書いてしまう人も少なくありません。しかし、あまりにもテンプレート的な自己PRでは、面接官の印象に残りにくくなってしまいます。

過去のプロジェクトを例に挙げて自己PRをするのであれば、「プロジェクトに対する自分なりの工夫やその結果」を示しましょう。小さなことでもかまいません。それだけでオリジナリティの高い自己PRとなり、担当者に良い印象を与えられます。

2. 未経験者向け|SEの仕事内容とは

未経験からSEを目指す場合、SEの仕事内容を理解しておくことが、自己PR作成に欠かせません。ここではSEの主な仕事内容について解説します。

システム開発の大きな流れ

まずはSEの主な仕事であるシステム開発の流れについて確認しましょう。

要件定義

システムを構築する場合、まずは要件定義が行われます。「システムによってどのような問題をどう解決するのか」を決める作業です。「煩雑な事務作業を減らしたい」や「在庫管理システムを刷新してリアルタイムに情報を得られるようにしたい」といったクライアント側の希望に対して、導入するシステムの概要とおおよその金額を提示します。

設計

要件定義が終わると設計のフェーズです。まずは基本設計で、クライアントが見える部分の設計を行います。具体的な画面や機能を示し、クライアントとの意識をすり合わせます。

基本設計の後は詳細設計です。詳細設計書はプログラムの書き方を具体的に指示したもので、プログラミングの設計図となります。設計で作られたドキュメントは、それ以降すべてのフェーズで使用されるため重要です。

なおSEは設計までを担当し、以降のフェーズは外注するケースもあります。

開発

設計が終わると開発のフェーズに入ります。詳細設計書に基づきプログラミングを行います。

テスト

開発されたプログラムが想定通りに動くのかを確認するフェーズです。開発者が行う場合もあれば、テスト専門のチームを置くこともあります。

運用・保守

システム導入後は運用・保守を行います。致命的な問題があれば、すぐに対応しなくてはなりません。運用・保守のフェーズでクライアントの信頼を得ると、次のプロジェクトにつながりやすくなります。

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SEの種類

SEと一口にいっても、実際にはさまざまな種類に分けられ、仕事内容や求められるスキルが異なります。ここでは、代表的な3つのSEのパターンについて解説していきます。

社内SE

ある程度の事業規模を誇る会社であれば、自社内にIT専門の部署をもっています。そこで自社内向けにITシステムを構築するのが社内SEです。また、新入社員用パソコンのセットアップなど、ITに関するさまざまなことに対応します。

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SIerのSE

一般企業などのクライアントに対し、システムの構築・導入を行うのがSIerのSEです。要件定義から運用・保守までを担当することが多いため、各フェーズに応じた知識や経験が求められます。またクライアントとのやり取りも多く発生するため、調整力も重要です。クライアントの企業に常駐するケースもあります。

WEB系のSE

WEB系とは、インターネット経由でサービスを提供する企業です。SIerが特定のクライアント向けにサービスを提供するのに対し、WEB系では不特定多数のユーザーにサービスを提供します。アイデアをすぐに形にしてサービスとして提供する場面も多いでしょう。そのため、WEB系のSEには素早くサービスを実現するための基本的な知識に加え、最新技術の把握や活用事例などの知識が求められます。

3. 例文①:SIer勤務のSEから社内SEへの転職での自己PR

続いては、具体的に自己PR作成のポイントや例文をみていきましょう。まずはSIer勤務のSEから社内SEを目指すパターンです。

自己PRのポイント

SIer勤務のSEが社内SEを目指す場合には、以下が自己PRの柱となります。

クライアントや下請けとのやり取りで得た調整・管理能力

上流工程を経験している場合、クライアントや下請けと各種調整や管理を行った経験があるはずです。それらは社内SEにおいてもマネジメント能力としてアピールできます。

クライアントの抱える問題を解決した提案力

クライアントに提案し、要望以上の成果を出した経験は、大きなアピールとなり得ます。社内SEにはシステム導入を通じ、仕事を効率化することが求められます。社内稟議を通すため上司や役員にプレゼンを行うこともあるため、提案力や問題解決力は社内SEにとっても重要な要素です。

システム構築に必要なハード・ソフトに関する幅広い知識

ハード・ソフトの選定に携わった経験があれば、製品に関する幅広い知識をアピールできるでしょう。

業界に関する知識・理解

転職希望先の企業や同業他社にシステムを導入した経験がある場合、業界に関する知識や理解があるはずです。それは転職後に社内システムを構築するうえでも役立ちます。

例文

私の強みは提案力です。直近のプロジェクトでは製造業のお客様より「在庫の見える化をするために在庫管理システムを刷新したい」という相談を受けました。一方、クライアントの生産現場や倉庫を見学させて頂いたところ、生産計画に対し、現場が製品を作り過ぎていること、その結果、倉庫内の管理がうまくいかず無駄な在庫が減らないことがわかりました。

そこで、「既存の生産計画・生産実行システム・在庫管理システムを結びつけること」と「倉庫の入出庫時を簡単に登録できる端末の導入」を提案しました。結果として、開発・導入費用を抑えつつ、在庫を減らすことに成功しました。

問題の本質を見極め、システムを使う側の立場でソリューションを提案してきた経験は、貴社でも必ず役立つと確信しております。

4. 例文②:メーカー系企業のSEからユーザー系企業のSEへ転職での自己PR

メーカー系企業のSEからユーザー系を目指す人が自己PRで書くべきポイントと例文を紹介していきます。

自己PRのポイント

メーカー系企業SEからユーザー系企業のSEを目指すのであれば、以下が自己PRの柱となります。

ハードウェアに関する専門性

ハードウェアとの組み合わせによってソリューションを提案した経験がある場合、業種によってはユーザー系企業SEでも役立ちます。システムを実現するうえで、ハードウェアの視点で考慮すべきことは、専門でないとわからないことも多いため深い知識があれば自己PRにつながります。

クライアントの抱える問題を解決した提案力

クライアントが抱える問題を解決することは、メーカー系・ユーザー系SEに共通する部分です。これまでのプロジェクトにおける提案経験は自己PRにつながります。

例文

私の強みはハンディターミナルやタブレットなど、通信端末に関する知識と多くの導入実績です。ハンディターミナルは進化を続けており、スマートフォン並みの処理性能を持つ製品も少なくありません。使い方によっては、さまざまなソリューションを生み出します。

過去に携わったプロジェクトでは、大手病院にRFIDリーダー付き小型端末の導入を行いました。患者さんにはRFID付きのリストバンドを装着してもらうことで、本人確認が簡素化され、ミスを防ぐことにつながります。特に人間ドッグでは待ち時間が短くなり、患者様より高い評判を得たそうです。

現職の親会社である●●は、多くの端末を生産していることはご存知かと思います。自社製品はもちろんですが、比較のために他社の端末についても数多く触れてきました。それぞれのメリット・デメリットは熟知しております。それらは貴社においても必ず役立つと考えています。

5. 例文③:未経験からSEへの転職での自己PR

続いては未経験からSEへの転職を目指すケースでの自己PRのポイントと例文をチェックしていきましょう。

自己PRのポイント

未経験からSEへの転職を目指す場合、以下が自己PRの柱となります。

ユーザー目線

たとえば、製造業からSEを目指す場合を考えてみましょう。在庫管理・生産管理・設備管理など、さまざまな知識・経験があるはずです。製造業での実務経験は「製造業向けにシステムを開発している会社」にとっては大きなPRとなります。

自ら身につけた技術力と学ぶ姿勢

未経験からSEを目指す場合には、技術力に対して不安を抱かれるかもしれません。その不安を払拭できるようなスキルをアピールすることも大切です。SEを目指しているからには、プログラミングについて学習しているかと思います。これまでどのような技術を身につけたのか、どれくらいのレベルでプログラミングができるのかなども併せて示しましょう。

なお、技術力を示すためには、言葉で説明するよりも、プログラムを見せたほうが早いケースも多々あります。何かしらの成果物(ポートフォリオ)を作成し、そこでのプログラムをGitHubなどで公開するのがおすすめです。アカウントを伝えれば、採用担当者はあなたの書いたプログラムをチェックできます。

また、技術に興味を持ち、学ぶ姿勢も自己PRにつながるポイントです。

関連記事:未経験からSEへ!必要なスキルや転職活動のコツを紹介

例文

私は現職の仕事を通じ、製造業における設備管理システムについて深く理解しています。

製造業にとって生産設備は無くてはならないものです。生産を滞りなく続けるためには、適切に維持・管理を行う必要があります。一方で、緊急のオーダーなどへの対応で、設備の維持・管理が適切に行えないといったことは多くの生産現場が抱える課題です。

現職では生産計画と設備管理とを結びつけるシステムを導入し、多くの課題を解決しました。一方で、設備管理の履歴が残しにくいといった問題も感じています。

貴社では製造業向けに多くのシステム導入実績があるとうかがっているため、私のこれまでの経験が役立つと考えております。

一方、異業種からの転職希望のため、技術力に対して不安を抱いているかと存じます。IT業界への転職を考えて以降、独学にてC#を習得しました。これまでに作成したプログラムはGitHubに公開しておりますので、ぜひ一度ご確認いただければと思います。アカウントは●●です。

6. 自己PRは第三者によるチェックでブラッシュアップ

自己PRは他人に伝わるものでなくては意味がありません。一方で、補足情報が少なく、書いた本人にしか伝わらない自己PRを作成してしまっている例も多く見られます。

そのため、自己PRを作成した後は、第三者にチェックしてもらうことをおすすめします。「強みは正しく伝わるか」「自分本位の自己PRになっていないか」「そもそも読みやすい文章になっているか」など、書いた本人では気づきにくい部分が見えてくるはずです。

自己PRのチェックを友人や同僚などに頼むのも良いですが、あなたのことやこれまでの働きぶりを知っている人だと、どうしてもバイアスがかかるものです。より冷静な目線でチェックしてもらうためには、転職の専門家であるエージェントの利用がおすすめです。

自己PRはしっかりとブラッシュアップして、あなたの魅力・強みを余すところなく伝えましょう。

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