Javaエンジニアになるメリット・デメリット、今後の需要と将来性も紹介しますJavaエンジニアの仕事内容とは?役立つ資格を解説

最終更新日:2022年1月7日

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Javaは開発元のORACLEによれば、世界中に数百万の開発者を持ち、510億以上の稼働環境が動作しているプログラミング言語、開発プラットフォームです。実際に日本国内でも多くの企業に採用されており、非常に普及している技術であることは疑いありません。また、開発技術者が多く、長く使われていることからナレッジも充実しています。
本記事ではJavaを利用してアプリケーション開発を行うJavaエンジニアについて、仕事内容や役立つ資格、需要と将来性などについて記載します。

参照:https://www.oracle.com/jp/java/

1. Javaエンジニアの仕事内容

Javaエンジニアは、一般的なITエンジニア、プログラマと同様に、SEからの指示を受けて「詳細設計」及び「コーディング」を担当します。なお、業務範囲はプロジェクトにより変わる事があります。

詳細設計

詳細設計は、プログラムの具体的な「振舞い」や「仕様」を、実際にコーディングが可能なレベルにまで細分化・具体化する工程です。一般的には、基本設計で決まった仕様の大枠と、実際のソースコードを繋ぐ文書として「詳細設計書」を作成します。

コーディング

コーディングは、規定のプログラミング言語でコードを実装していく作業です。プログラミング言語が動作する機械は、人間の言葉を理解できないため、ソースコードを用いて命令・指示を行います。

2. Javaが良く使われている分野

Javaが多く活用されている分野(=Javaエンジニアが活躍している分野)は、次のとおりです。

基幹システム開発

企業の基幹業務(販売、製造、購買、人事、会計など)を一元的に管理する基幹システムの開発は、その性質上、プログラムが複雑かつ大規模になります。そのため、Javaを用いた構造化・オブジェクト指向プログラミングが良く用いられます。

Webサービス、アプリ開発

JavaはWebサービス・アプリ開発にも用いられています。特にサーバーサイドと呼ばれる利用者の目に見えない処理分野においては、Javaの堅牢性、実行速度が評価されてよく利用されます。また、汎用性の高さからスマートフォン・PC・タブレットと、複数のデバイスで動作するアプリも構築可能です。

組み込み系開発

現在は、Webのイメージが強いJavaですが、その原点は家電製品向けの組み込み言語です。したがって、家電製品・デジタルデバイスなどの組み込み用言語としても活用されています。

クレジットカードのICチップ内のソフトウェア実装

クレジットカードのICチップ内には、偽造防止のためのさまざまな情報が含まれており、その内部にはJavaによる処理が実装されています。

3. Javaエンジニアになるメリット・デメリット

ITエンジニアとして、Javaのスキルを身に着けることには、下記のメリット・デメリットがあります。

メリット

Javaエンジニアのメリットとして下記があげられます。

汎用性が高くさまざまな開発に携われる

Javaは汎用的なプログラミング言語です。Web、コマンドライン、デスクトップ、スマホアプリ、組み込みアプリなど様々な用途で利用されます。Javaという言語を身に着けることで、これらの全ての開発に対応が可能となります。

基幹システム構築に用いることが多く大規模な開発に携われる

Javaはオブジェクト指向というプログラミングパラダイムを採用しています。このオブジェクト指向ではオブジェクト(クラス)という単位でプログラムを作り、オブジェクトを組み合わせて期待する動作を実現します。

このオブジェクト単位で構造が分かれていることにより、大規模なプロジェクトでの開発範囲を分けた開発に適している特性があります。モジュールの独立性、再利用性が高いため現在でも大規模開発で採用される理由となっています。

世界的に普及していて就職・転職市場需要が安定している

Javaは世界中で普及しているプログラミング言語です。現在の開発元のORACLE社によると、世界中に数百万の開発者を持ち、510億以上の稼働環境が動作しているプログラミング言語、開発プラットフォームとされています。

レバテックキャリアでも2021年12月23日時点でスキルに言語「Java」を指定して検索すると、4417件の転職・求人情報が見つかりました。これは、言語別に件数を見た場合、全てのプログラミング言語の中で一位の件数です。就職・転職においてもJavaエンジニアの需要が高いことを示すデータといえます。

Javaエンジニアの転職・求人情報>

デメリット

他の言語と比較してJavaエンジニアになる場合にデメリットとなる点として、以下があります。

文法や構造が複雑で作業が膨大になりがち

Javaは他の言語と比較して、プログラミングの記述文法がやや複雑といわれています。また、型の指定などでも厳格な方です。最初に学習する際には、多少のハードルとなる場合があります。

また、オブジェクト指向を採用しているため、プログラムの構造が複雑で、作業が膨大になる場合もあります。これは、メリットの裏返しともいえます。

プログラミング初心者には習得の難易度が高い

上記の文法や構造の複雑さ、汎用的であることにより知識の範囲が多岐に渡ること、フレームワークやライブラリが膨大で利用に迷うことなどが原因となり、Javaは初心者にとって習得難易度が高いといわれています。

これらを整理しながら学びJavaエンジニアになるには、書籍やスクール、オンラインの教材などを活用して体系的に知識を学ぶことが必要となります。この点が、Javaエンジニアを目指す場合にはデメリットとなってしまうこともあります。

4. Javaを習得するための勉強方法

Javaを身に着ける場合には、まずはPCにJavaのSDK(ソフトウェア開発キット)と実行環境を用意し、そこでプログラムを書いて動かすのが何よりの学習方法です。JavaのSDKと実行環境はORACLEのサイトより無償でダウンロード、利用することが可能です(2021年12月23日現在)。

それに加えて、体系的にJavaの知識を身に着けるために、下記の方法を組み合わせて利用しましょう。

学習サイトを利用する

Javaは非常に普及している言語です。日本語だけでも学習サイトが多数存在しています。ブラウザ上でコーディングできるサイトや動画で学習するサイト、画像とテキストで学習するサイトなどの種類があります。無料のものもありますので、試してみて自分に合うものを探しましょう。

プログラミングスクールへ通う

各種のプログラミングスクールを利用して学ぶのも効率的な方法です。

一人でプログラミングを学習する際に陥りがちなのが、つまづきやトラブルでの挫折です。プログラミングスクールを利用することで、トラブル発生時も講師や他の受講生との連携で解決でき、継続的な学習につながります。

入門本で基礎を身に着け、学習内容の補足も行う

書籍を利用するのも一つの有効な方法です。書籍は入門レベルからハイレベルなものまで幅広く存在するため、レベル感の合うものを利用しましょう。入門レベルの書籍で基礎を身に着け、その後発展的な内容の書籍にうつります。書籍内に書いてあるコードを、実際にPC上で書いてみて動作させながら学習すると理解が深まります。

5. Javaエンジニアになるために有効な資格

Javaエンジニア向けの資格として、メジャーなものを紹介します。

Oracle Java認定資格

現在、Javaの開発元となっているのがORACLE社です。このORACLE社のOracle Universityが主催する「Oracle Java認定資格」試験は、Javaエンジニアにとってもっともスタンダードな資格といえるでしょう。難易度別に3つのランク(Bronze、Associate、Professional)が用意されています。過去のバージョン向けの試験もサポートしていますが、これからJavaエンジニアとなる場合は、まずは最新版バージョンに向けた試験から受けるのがおすすめです。

Javaプログラミング能力認定試験

Java™プログラミング能力認定試験はサーティファイ情報処理能力認定委員会が主催するJavaのプログラミングスキルを示せる民間資格試験です。1~3級で構成されており、資格自体の難易度が比較的低いため、未経験者がJavaの基礎から学ぶときに利用するとよいでしょう。

Android技術者認定試験

Android™技術者認定試験制度は一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会が試験実施している民間資格です。Android OS上で動作するスマートフォン向けのアプリケーションの開発力を証明する資格であり、Javaエンジニアにとってもスキルを証明できる資格となります。

6. Javaエンジニアの需要と将来性

Javaは世界中で利用されているプログラミング言語です。そんなJavaを専門領域とするJavaエンジニアの需要と将来性について記載します。

Javaエンジニアの需要

レバテックキャリアの2021年12月23日時点において、言語別で転職・求人数を見てみると「Java」が4417件で一位の件数です。Javaエンジニアに高い需要があることを示しています。

Javaエンジニアの転職・求人情報

既存のIT資産の活用を考えた場合、普及度合いの高いJavaに関しては今後も多くの活用が想定されます。新規での開発や中小規模の開発の現場ではPythonなどの言語に移り変わってきているものの、大規模開発や既存IT資産の改修、メンテナンスなどで今後も確実な需要が見込まれています。

Javaエンジニアの将来性

プログラミング言語の人気という観点では、JavaはPythonにより首位の座を明け渡す状況となっています。プログラミング言語の人気ランキングであるTIOBE Indexでは2021年10月にPythonが一位の座につき、2021年12月時点で20年の歴史を持つランキングでJavaとC言語以外の言語がはじめて首位となりました。PythonはデータサイエンスやAIなどの領域で活用されており、Webなどの開発にも利用できるため、今後の新規開発においてはJavaの領域を獲得していくことが予想されます。

しかし、実際には多くの企業・システムでJavaは選択され続けています。これは、Javaの堅牢性とこれまでに作られたIT資産の活用という点が大きなメリットとなっているからです。また、マルチプラットフォームで動作する利便性と再利用性の高さから、サーバー・PC・スマートフォン・タブレット・組み込みソフトウェアといったマルチデバイスに向けて利用され続けることにも繋がっています。今後も、Javaエンジニアは将来性のある仕事といえます。

7. Javaエンジニアの平均年収

レバテックキャリアにて言語「Java」を指定して検索を行い、取得されたデータから30件を抽出。年収の上限、下限の中間値の平均を取って平均年収を算出しました。(2021年12月23日時点)

上記の算出方法によると、Javaエンジニアの平均年収は約528万円となりました。このデータには上流工程から携わるエンジニアも含んでおり、上流工程やマネジメントスキルを持つ場合に高い年収につながる傾向があります。

Javaエンジニアの求人例

◆IT・通信

【業務内容】
◆自社開発のパッケージ製品の設計・開発・保守業務
パッケージやクラウドサービスなどの自社開発製品の開発担当者
・詳細設計
・実装
・コードレビュー
・問い合わせ、障害対応

【求められるスキル・経験】
・JavaでのWeb開発プロジェクト従事経験3年以上
・基本設計業務経験

【想定年収】
450~600万円

【勤務地】
東京都

8. まとめ

Javaは汎用性が高く、大規模開発にも適したプログラミング言語です。オブジェクト指向の採用やマルチプラットフォームへの対応などの特徴を持ちます。

プログラミング言語としての人気はPythonに追い抜かれつつあるものの、実際のシステム開発では採用されることが多く、Javaエンジニアの需要は高い状況にあります。また、汎用性の高さから利用範囲も広く、既存ITシステムが多数あるため改修やメンテナンスの需要が見込めること、大規模開発に向いたプログラミング言語の対抗馬が出てきていないことなどの理由により将来性も高い職種です。

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