未経験からPHPエンジニアになるには|学習のメリットも解説

最終更新日:2024年2月28日

近年、IT業界ではエンジニア不足が進んでおり、プログラマーのニーズや注目度はますます高まっています。そんな中、未経験からも取り組む方が増えてきているプログラミング言語がPHPです。

この記事では未経験からPHPを学び、エンジニアを目指す方法について解説します。PHPエンジニア・PHPプログラマーを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。

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この記事のまとめ

  • 未経験からPHPエンジニアになるには、プログラミング、データベース、Web全般、IT全般などのスキル、知識を身に付けていく必要がある
  • フロントエンドの開発スキルとセットで身につけることで、サーバーサイドだけでなく幅広く対応できるようになる
  • ポートフォリオを作成することで明確なアピールができるので、まずは簡単なものから手を動かして作っていくのがおすすめ

未経験でもPHPエンジニアになれる?

PHPは未経験でも扱いやすいプログラミング言語です。そのため、PHPエンジニアは未経験からでも目指しやすい職種です。PHPのスキルにくわえて、Web開発に関する知識や、データベース、サーバー、ネットワークなどの基礎知識があるとより良いでしょう。

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PHPエンジニアの転職事情 - 実務レベルの人材が不足中
PHPエンジニアとは?仕事内容や平均年収、求められるスキルを解説

PHPとは?

PHPとはWebサービスの開発に強みをもった言語です。主な特徴には、以下の内容が挙げられます。


  • ・サーバーサイドで動作する

    ・MySQLやPostgreSQLなどのデータベースとの連携が容易

    ・HTMLで記述したファイルに埋め込むことができる

    ・動作が軽い


現在PHPはWebアプリケーションなどさまざまな開発に用いられています。PHPエンジニアの求人も多く、技術力を磨けば高い年収を狙うことができるほか、未経験者でも比較的習得しやすい点も大きなメリットです。

関連記事:PHPとは?メリット・デメリットや記述ルールをわかりやすく解説

PHPを使ってできること

PHPを学習する前に、この言語を用いてどんなことができるのか知っておくことは非常に重要です。PHPを使って構築できる代表的なシステムには、以下のようなものが挙げられます。


  • ・ネットショップ

    ・CMS

    ・SNS

    ・グループウエア

    ・ブラウザベースの業務システム


上記はあくまで一例で、PHPを用いればほとんどのWebサービスを構築すること可能です。Web開発に強い言語であるため、Webデザイナーでも習得する方が増えてきています。

関連記事:PHPでできること一覧!転職で必要なスキルや学習方法も解説

PHPエンジニアの仕事内容

PHPの汎用性の広さと相まってPHPエンジニアの仕事内容も企業によってさまざまです。例えばWeb制作会社のPHPエンジニアはWordPressなどのCMS構築に携わることが多く、SIerであれば顧客の要望に応じてグループウェアやその他業務システムの開発などがメインの仕事内容になるでしょう。自社開発・ユーザー企業においては、自社のWebサイトやWebサービスの改善・開発を行うことになります。

またPHPはサーバーサイドにおけるデータの処理にも向いているため、ソーシャルゲームのデータ処理などの需要でゲーム会社がPHPエンジニアを募集しているケースもあります。

PHPを学ぶメリット

プログラミング全般を学ぶメリットは複数あります。ここでは、他のプログラミング言語と比較して、特にPHPを学ぶメリットを紹介します。PHPはメリットがわかりやすい言語で、実際これらのメリットのためにPHPを選択する人は多いでしょう。

ニーズが高いため案件が豊富

企業からのニーズが高いことが挙げられます。多くのWebアプリケーションがPHPで開発されており、案件が豊富です。PHPは身につけることで仕事を得やすい言語であるといえます。

習得の難易度が低く、初心者でも比較的学習しやすい

PHPは厳格なコードの記述方法や難しい環境設定が少ないという特徴があり、未経験者でもチャレンジしやすい言語です。一方、記述の自由度が高い言語であるため、質の低い記述でもある程度動いてしまうところが難点でもあります。

書籍や解説サイト、スクールなどが豊富にある

PHPは、書籍やネット上の解説サイト、Q&Aサイト、学習スクールなどが充実しています。自分で調べられる環境が整っていることは、未経験からプログラミング言語を学ぶ上で大きなメリットです。

未経験者がPHPエンジニアに転職するために必要なスキル

未経験者がPHPエンジニアになるためには、PHPのプログラミングスキル以外にも複数のスキルが必要になります。PHPと並行して別のスキルも勉強するか、習得後に身につけていくことが必要です。

PHPのプログラミング・ライブラリ・フレームワークに関するスキル

PHPの基本的なプログラミングスキルやライブラリ・フレームワークの使い方に関する知識、スキルが必要です。具体的には、PHPの記述、オブジェクト指向プログラミングの概念理解、データベース操作スキル、MVCアーキテクチャの理解などが挙げられます。

関連記事:PHPフレームワークとは?主要なフレームワークや学習方法も解説

HTMLやCSS、JavaScriptなどのフロントスキル

PHPの主な用途はWeb開発のため、HTMLやCSS、JavaScriptなどのフロントエンドのスキルも必要です。たとえば、Webデザインの基礎知識、jQueryの基本操作、レスポンシブWebデザインなどが挙げられます。サーバーサイドに特化する選択肢もありますが、フロントエンドの開発もできた方が案件の幅は広がるでしょう。

WordPressに関するスキル

WordPressは、PHPで開発されたCMS(コンテンツ管理システム)です。PHPエンジニアを目指すならWordPressを普通に扱えることはもちろん、テーマやプラグインの作成、データベースの管理、セキュリティ対策などができる知識・スキルが求められます。

OSやデータベースなどの知識

PHPは主にWebサーバー上で動作するため、OSやWebサーバーの基本的な操作スキル、知識が必要です。また、PHPで開発するアプリケーションはデータベースを扱うことが多いため、データベースに関する知識も求められます。

具体的には、Linuxの基礎知識、ApacheやNginxのWebサーバーの基礎知識、MySQLやPostgreSQLのデータベースに関する知識などです。データベースを動かすためのSQLも書けるようにしましょう

未経験者がPHPを習得する方法

未経験者がPHPを習得する方法は複数あります。代表的なのは、書籍、学習サイト、スクールなどでしょう。最近はスクールが人気で宣伝広告なども目立ちますが、書籍や学習サイトでの独学でもスキル習得は可能です。自身の学習能力、環境、好みなどで選んでください。

独学で学ぶ

PHPは独学で身につけるのが比較的容易な言語です。Web上には多くの解説サイトがあり、独学を対象とした書籍もあります。まずは、初心者向けのやさしい書籍から学び、徐々に難しい書籍に移行していくのが良いでしょう。途中でわからないことが出てきた場合はインターネットの質問サイトを利用するのも良い方法です。

書籍

『いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室』(谷藤賢一、リックテレコム)
PHPの優しい入門書とされている書籍です。

『独習PHP 第4版』(山田祥寛、翔泳社)
基本構文からDB連携等の応用まで網羅した独習向けの良書で、ある程度PHPに慣れており、これから基礎を固めたい方におすすめの書籍です。

『パーフェクトPHP』(小川雄大、柄沢聡太郎、橋口誠、技術評論社)
多くのプログラミング書籍を出版している技術評論社の書籍です。理解不足になりがちなフレームワークをしっかり理解することができます。

学習サイト

ドットインストール
動画で学べる有名なプログラミング学習サイトです。ひとつの動画が3分程度なので、隙間時間での学習にも使えます。

Udemy
Udemyは動画学習サイトとして有名なサービスです。PHPの学習動画は有料が多いですが、その分質の高いコンテンツとなっています。

Progate
ドリルのように設問を解きながらPHPの構文を学習していくサイトです。サイトも使いやすく解説も丁寧です。

質問サイト

teratail(テラテイル)
プログラミングに特化したQ&Aサービスです。PHPに限らず多くの言語の質問をすることができます。

スクールで学ぶ

独学では難しいと思われる方は、未経験者・初心者向けのスクールで学ぶのもおすすめです。不明点はその場で講師に質問できるため、スムーズにスキルを身につけられるでしょう。周囲に志を同じくしている方もたくさんいるため、モチベーションを保ちやすいのもメリットです。

TechAcademy

TechAcademyはオンラインの学習スクールで、PHPに特化したコースがあります。疑問点についてはチャットで質問でき、すぐに回答を得られるため初心者も安心して学習を進めることができます。

Winスクール

Winスクールは企業研修や資格に強いと評判の大手スクールです。企業の要望を取り入れた実践的な講座を提供しているため、これからPHPエンジニアとして活躍したい方に適しています。

レバテックカレッジ

レバテックカレッジはレバテックキャリアの姉妹サービスで、現役大学生/大学院生を対象としたプログラミングスクールです。Webアプリケーション開発に必要な技術に学べ、未経験からでも企業の新卒採用で評価される実践的なスキルを3ヶ月間で身につけることができます。

資格を取得する

PHPを学習して自分の実力を証明したい場合に有効なのが資格の取得です。知識を定着させるだけでなく、昇給や転職の際にも有利に働きます。PHPの資格には「PHP技術者認定試験」があり、初級、上級、認定ウィザードという3つのグレードがあります。

未経験者はまずは初級の合格を目指しましょう。具体的な目標を設定することで、日々の学習にも力が入ります。

PHP学習における4つのステップ

PHPの学習ステップは他のプログラミング言語と同じです。最初に概要を理解し、環境を整え、関連する技術を学び、ゼロから自分で手を動かして作る、といった流れになります。必ずしもこの流れでなければならないわけではありませんが、基本的には以下に紹介するような流れで学習すると効率的でしょう。

1.PHPについて理解する

いきなり具体的なプログラミング学習や実践的に手を動かしていく前に、PHPについて理解するのがおすすめです。PHPについて理解すると言っても言語仕様を深く理解するという意味ではなく、概要をざっくりと把握するということです。PHPでどのようなことができるのか、完成したコードはどのようなものか、などをなんとなくで良いので見てみると良いでしょう。

2.PHPの開発環境を整え学習を開始する

まずはPHPのプログラミングを円滑に進めるソフトウェアとして統合開発環境(IDE)を自分のコンピュータに導入し、開発の準備を行います。また、PHPを使ったWebアプリケーションの実行に必要な複数のソフトウェアを一つにまとめたXAMPP(ザンプ)というパッケージの導入に挑戦しても良いでしょう。

環境が整ったら学習を開始します。学習サイト等では、開発の手順を示したチュートリアルが公開されているので、チュートリアルに沿って簡単なPHPプログラムを作成・編集しながら、PHPの文法を習得してください。

関連記事:PHPの環境構築とは?Windows/Macの環境構築手順を解説

3.関連技術を学ぶ

PHPでのWebアプリケーション開発を効率的に進めるため、LaravelCakePHPといったフレームワークが知られています。全ての機能を自分で作るよりも、このようなフレームワークの使い方を覚えると、品質の高いWebアプリケーションをより速く開発できるものです。また、データベースにデータを保存したり、検索したりする方法を理解すると、プログラミングの幅が広がります。

4.ゼロから開発をして公開する

PHPとその関連技術を学べば、一つのWebサービスを開発できるスキルが身につきます。簡単なものであっても、自分で必要な機能を定義し、設計・開発・テストを行い、他の人が利用できるように公開するという一連の流れを経験すれば、その作品がポートフォリオとなり、就職活動の際に大きなアピールとなるでしょう。

ただし、未経験者が独学で上記の学習ステップを完遂するのは非常に難易度が高いので、プログラミングスクールを通した学習が現実的です。

未経験者がPHPエンジニアになるためのポイント

未経験者からPHPエンジニアを目指すのであれば、以下の内容にも取り組んでおくと転職活動において有利になります。PHPエンジニアを目指すうえではもちろんPHPのスキルも重要ですが、それ以外のスキルも幅広く身に付けることでより実践的に活躍できるでしょう。

PHP以外の言語・スキルの習得や資格取得をする

PHPエンジニアは他の言語やスキルを身につけることで自分のスキルの幅を広げられます。以下では、PHP以外の言語やスキル習得、資格取得についてまとめました。すべてを網羅することは難しいので、優先順位を付けて段階的に取り組んでいくことが重要です。

JavaScriptやRuby、Pythonとの併用が多い

PHPはJavaScript、Ruby、Pythonなどの言語を併用することが多いため、これらの言語にも触れておくとスキルセットとして汎用性アップにつながるでしょう。また、それぞれの言語にそれぞれの特徴があり、身につけている言語が多いと幅広い開発に対応できるようになります。

基本情報技術者試験や応用情報技術者試験は役立つ

PHPエンジニアとしてだけでなく、IT業界全般で求められる知識や技術を持つために、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の取得が役立ちます。特に、情報セキュリティやネットワークの基礎的な知識を身につけることができ、幅広い業務に対応できるようになるでしょう。

Microsoft Office関連の資格も活かせる

PHPエンジニアとして必要なスキルだけでなく、ビジネススキルも求められることがあります。そのため、Microsoft Office関連の資格取得が有効です。エクセルやパワーポイントを使いこなすスキルは、プログラム開発だけでなくビジネス全般で役立ちます。

プレゼンテーションスキルを磨く

実際にエンジニアとして就業した際に、仕様や開発計画、進捗状況などをプレゼンテーションしなければならない場面が出てきます。スムーズにプレゼンできるように訓練しておくと自分の強みにもなるでしょう。

自分で書いたPHPのポートフォリオを作成しておく

PHPに限らず、自分で書いたコードのシステムをポートフォリオとして用意すると、就職・転職活動時に有利になります。IT業界では実践的なスキルが特に評価される傾向があり、その実践的なスキルをアピールするものがポートフォリオです。文章や口頭でのアピールだけでなく、実際の作品を提出することで評価してもらいやすいということです。ポートフォリオについて詳しくは後述します。

PHP未経験者向けポートフォリオ作成の作成例とコツ

ここでは、難易度別のPHPのポートフォリオ作成例と、作成にあたって共通で押さえておくべきポイントについてご紹介します。ポートフォリオの作成にあたっては公開する場所を用意しておく必要がありますが、PHPに関してはレンタルサーバーで十分です。

PHPポートフォリオの作成例

PHPポートフォリオとして具体的にどのようなものがあるのかご紹介していきます。難易度が低いものからチャレンジし、ポートフォリオを増やしていくのがおすすめです。また転職先の案件に近い内容のポートフォリオを作成すれば、より評価アップにつながりやすいでしょう。

お問い合わせフォーム実装(難易度:低)

ほとんどのサイトにはお問い合わせフォームが存在します。HTML、PHPの基礎的な知識があれば実装できるものなので、PHP初心者の方におすすめです。CSSを使って見た目も整えられれば尚良いでしょう。

検索機能実装(難易度:低)

PHPはデータ処理にも向いている言語で、キーワードを入力したらデータベースを参照し、一致した検索結果を返すという動作を行えます。不動産や求人、商品などを紹介するようなWebサイトでは検索機能は必須の機能であり、Webサイトの制作に携わりたいのであれば、ぜひとも実装経験がほしいところです。

ログイン機能実装(難易度:低)

ログイン機能を実装するにあたっては、ユーザーを識別するためのクッキーとセッションという技術を理解しておく必要があります。クッキーとセッションはWebサービスに関わるPHPエンジニアとしては必須とも言える知識・技術であるため、ログイン機能を実装することは基礎知識の証明にもつながるでしょう。

WordPressでのWebサイト構築(難易度:高)

Webサイト構築に使われるCMSはさまざまなものがありますが、その中でも圧倒的なシェアを誇るのがWordPressです。実際の制作現場でも使われることが多く、1からオリジナルのテーマを作ってWebサイトを構築したという実績があれば未経験採用においては大きな武器になるでしょう。

WordPressについての知識がついてきたと感じたら、自作のプラグイン開発にチャレンジしてみるのもおすすめです。もし自作のテーマはハードルが高いと感じたのであれば、既存のテーマをカスタマイズするところから始めてみましょう。

ECサイト構築(難易度:高)

もしWordPress以外のWebサイト制作のポートフォリオを用意したいのであれば、ショップ(ログインやカート、購入など)機能があるECサイトの構築にチャレンジしてみることをおすすめします。

WordPressもそうですが、Webサイトとして公開する以上は最低限の見栄えも整えたいところです。BootstrapなどのCSSフレームワークも活用しつつ、機能と見栄えの両方が備わったポートフォリオを目指しましょう。

画像掲示板・SNSアプリの作成(難易度:高)

画像掲示板そのものは一昔前に流行したWebサービスですが、画像をアップロード・添付できるという機能は現在も多くのWebサイトに備わっています。今の流行としては、画像をアップロードできる簡易的なSNSアプリの開発がポートフォリオの定番の一つです。

これら「難易度:高」のものについては、未経験からのPHP学習の一旦のゴールとして設定できるレベルの成果物と考えてください。

ポートフォリオ作成のコツ

PHPで作れるポートフォリオにはさまざまな種類があるため、これらの中から自身のレベルや希望する業界・業種なども踏まえて「何を作るか」を決めるのが基本的な考え方になります。ここでは、選び方や作成において押さえておくべきポイントをまとめました。

使用可能な言語やフレームワーク、環境を踏まえ制作物を考える

「これを作りたい」という具体的なアイデアがあればそれを優先して構いませんが、実際に着手する前に「どのようにして作るのか」という要件部分を詰めておくようにしましょう。

Webサイトとして公開する以上はHTML・CSSでのコーディングが必須になりますし、jQueryなどのライブラリの利用有無やどのデータベースを使うかなど、考えておくべき項目は多岐に渡ります。制作中に挫折しないよう、現実的に自分が作れるかどうかを予め検証してください。

こだわったポイントを入れる

Web上にはサンプルコードが多く掲載されているため、完成だけを目的にするのであれば思ったよりあっさりできてしまうということも珍しくありません。作成にあたって苦労した点や工夫した点など、自分なりにこだわったポイントを入れることを意識することで、よりオリジナル性や説得力のあるポートフォリオにすることができます。

「なぜそのポートフォリオを作ったか」を明確にする

ポートフォリオの選定理由については、「自分でも作れそうだったから」という要素が強くなりがちですが、プラスアルファの理由もあると尚良しです。代表的な理由付けとしては身近な問題の課題解決がよく挙げられ、「このWebサービスがあると◯◯の問題が解決できると思いました」というような言い方ができると、技術力のようなハードスキルだけでなく問題解決意識などのソフトスキルのアピールに繋げることができます。

GitHub、Qiitaなどを併用する

学習~ポートフォリオ完成までの過程において、GitHubのような開発プラットフォームでソースコードの管理を行ったり、Qiitaのようなコミュニティサービスに学習メモを残しておき、ポートフォリオと同時にこれらのURLを併記すると、見る側がより詳細に学習や開発の経緯を確認することができます。

ただしこれらはあくまで補助的な使い方に留めるべきであり、ソースコードが載っているGitHubのURLだけを送るということは避けてポートフォリオは別で用意するようにしましょう。

未経験からPHPエンジニアに転職する手段

未経験からPHPエンジニアに転職するには、上記の通りPHPやその他関連スキルを身につけた後に転職活動を行う必要があります。転職エージェントや求人サイトから応募するのが一般的ですが、アルバイトや派遣社員からスタートする方法もあります。何がベストかは現状の環境、直近で求める収入、年齢、など複数の要素によって変わってくるでしょう。

転職エージェントや求人サイトで正社員求人を探す

ITエンジニアは慢性的に人手不足で、未経験可の求人も多くあります。学習してきたことを熱心にアピールしたり、資格やポートフォリオで実力を証明したりすれば、未経験者でも十分に採用される可能性があります。ただし、逆に言えばしっかりと学習していることが前提です。何も勉強していない状態では難しいので、まだスキルが身についていない場合は可能な限り独学やスクールで学ぶのがおすすめです。

レバテックキャリアのPHPエンジニア求人一覧はこちら>

アルバイトや派遣社員からキャリアアップする

プログラミングの実務経験がない場合は、まずはアルバイトからキャリアを形成するのも一つの方法です。正社員ほど高い経験やスキルは求められず、時給も1,000円を超えるものが多く比較的高単価といえます。

アルバイトでも技術業務に取り組む姿勢、コミュニケーションスキルが認められれば、正社員登用される可能性もあるでしょう。実際にアルバイトの募集要項に正社員登用制度を記載している企業もたくさんあるので、応募の際に事前にチェックしてください。

PHPエンジニアにとって自社開発と受託開発の違いとは

PHPエンジニアの求人を分析すると、募集内容は大きく分けて自社開発・受託開発の2つに分類できます。自社開発か受託開発かで働き方・環境が大きく異なるため、違いとメリット・デメリットを整理しておきましょう。

自社サービス開発会社

自社でPHPを使ったWebサービスやECサイトを運営している企業からの求人があります。自社開発では、自分でアイデアを出してサービスを改善する余地があり、より多くのユーザーを獲得する喜びが感じられるでしょう。

また、自社で開発スケジュールを決められるので、働きやすい環境が得られる傾向にあります。一方で、同じ業界・同じ技術を使い続けるので、スキルが偏ってしまう点がリスクといえます。

SI(システムインテグレーション)企業、受託システム開発会社

他社が運用するPHPアプリケーションの開発や保守を受託する企業からも、PHPエンジニアの求人が出されています。さまざまな企業のシステムに関われるのが利点であり、異なる技術に触れたり、経験豊富な同僚から学んだりできるでしょう。

しかし、顧客企業の要望を叶えるのが仕事なので、要件や実装方法に自由度がない点に不満を抱くエンジニアも見受けられます。また、自社サービス開発会社に比べると、納期が短く、ワークライフバランスがとりにくい傾向です。

未経験可のPHPエンジニアの求人例

レバテックキャリアの保有する求人データより、未経験可のPHPエンジニア求人例をご紹介します。ここで紹介する案件は全体の中のごく一部ですが、類似する案件は多々存在します。そのため、以下のような案件が豊富にあるとお考えください。

RubyやJava、PHPなどを用いたシステム、アプリ開発

【業界】
IT・通信、インターネット

【業務内容】
・Web中心の技術を用いたシステムおよびアプリケーションの開発(Ruby/Java/PHPなど)
※企画によって、デバイスや利用目的、対象ユーザなど異なります。
・自社サービスのプロジェクトにおける企画や開発(社員全員参加)

【応募要件】
・2年以上の開発経験(Webや業務システムに限らず)
・未経験の分野へ取り組むことが好きな方
・業務に積極的に取り組むことができる方

【想定年収】
320~700万円

Web・オープン系のシステム開発

【業界】
サービス、人材・教育

【業務内容】
・Web・オープン系のシステム開発
要件定義/基本、詳細設計/開発/保守/構築
※各人のスキルに合わせた案件に携わっていただく予定です。

【応募要件】
<経験>
・要件定義、基本設計、詳細設計、実装、各種テスト、運用保守いずれかの実務経験
※言語は問われませんがコーディング経験は必要
<仕事への姿勢>
・仕事を通じて自己成長し人間作りをしたい方
・仕事を通じて社会に貢献しよりよい社会をつくり出したい方
・働く文化の発展と価値創造に努めたい方
・関わる人と相互に感謝と信頼を築き、共存共栄を実現したい方
・自身のスキル(市場価値)をより高めたいとお考えの方

【想定年収】
300~500万円

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PHPエンジニアの年収の相場

PHPエンジニアの年収は保有スキルや携わる業務によっても大きく左右されますが、レバテックキャリアの求人をもとに算出するとおおよそ350〜650万円の求人が多い傾向にあります。

例に挙げると、下流工程をメインとした業務の場合は350万円ほどに留まるケースが多いですが、一方で上流工程に携わる場合は450~650万円程度の年収を提示している求人が多いようです。


関連記事:PHPエンジニアの年収はどのくらい?フリーランスの単価相場も紹介

会社員のPHPエンジニアの場合

レバテックキャリアの転職求人データでは、会社員のPHPエンジニアの平均年収は350~650万円がボリュームゾーンです。他のエンジニア職と同様に経験年数やスキルによって差があり、未経験~1年くらいの経験が浅い層であれば300~400万程度、2~3年を超えて経験を積むと450~650万程度まで上がる傾向があります。マネジメントなど上流工程を担当するとさらに上がりやすいでしょう。

フリーランスのPHPエンジニアの場合

レバテックフリーランスのフリーランス案件データでは、フリーランスPHPエンジニアの平均単価は75万円程度、高い場合は150万円近くになります。レバテックフリーランスの案件は比較的単価が高めの案件が多いので、相場よりも高めにはなるでしょう。またスキルによっても単価は大幅に変わってきます。最初は単価が低めの案件からスタートして、スキルを磨いて高単価案件を狙っていくのがおすすめかつ王道です。

PHPの将来性

コンテンツ管理システムとしてシェアが大きいWordPressやECサイト、Webアプリケーションの開発において、PHPは主要言語の一つとして多くの企業で採用されていることから、需要は引き続き堅調だと考えられます。したがって、Webアプリケーションの構築・保守の仕事は今後も続いていくでしょう。

一方で、懸念点もいくつかあります。PHPと比較すると、AIやデータ分析で利用が増えるPythonや、生産性の高さが魅力のRubyなどに、PHPの市場シェアが奪われる可能性が指摘されている点です。

また、PHPのみを手掛けていると、Webアプリケーション以外の経験を積む機会が少なくなってしまいます。PHPと似たスクリプト言語であるPythonやRubyを習得したり、JavaScriptやWebデザインを学んだりと、複数のスキルを習得すれば、エンジニアとしての市場価値が高まるでしょう。

関連記事:PHPの将来性を検証!現状から今後の需要まで徹底解説

PHPエンジニアの経歴に応じた業務代表例

PHPエンジニアは経験年数によって業務内容が変わってきます。入社する会社によっても異なるので一概には言えませんが、以下の内容は参考と考えてください。またPHP以外の言語でも概ね同じような流れになります。

入社1〜3年程度

入社1〜3年程度は、経験のあるエンジニアの指示に従います。コーディングおよび、個々のプログラムの動作を検証する単体テスト、不具合の改修が主な作業です。データベースの操作や、その他のプログラミング言語を習得し、一人で担当できる開発作業の幅を広げていきます。

経験を積むにつれて、どのようにプログラムを実装するかを決める詳細設計を含めた上流工程にも携わるようになるでしょう。

入社4年目以降

PHPエンジニアとして3〜5年程度の経験を積んだ後は、チームリーダーとしてプログラマーを束ねる役割へとキャリアアップする流れが一般的です。具体的には、進捗管理や要員管理、タスク管理などのマネジメントスキルを取得し、仕事を割り振ったり、他のメンバーが抱える課題を解決したりして、チームとしての成果に責任を持ちます。

さらに、5〜10年程度のリーダー経験と幅広いプロジェクトマネジメントスキルを身につけて、プロジェクトマネージャーとしてのキャリアを目指すことも可能です。PHPに限らず、さまざまな開発案件において、開発するエンジニアや顧客・ユーザーとコミュニケーションをとり、納期・品質・予算が守れるよう努めます。

PHPエンジニアのキャリアパス

ここでは、PHPエンジニアのキャリアパスを解説します。未経験からPHPエンジニアになった後は、コーディングを含めた開発プロセスを経験し、その後のキャリアパスは、その人の志望や適性により数パターンが考えられるでしょう

リーダー職へのポジションアップ

PHPエンジニアの一般的なキャリアパスとしては、経験に応じてリーダー職などへポジションアップしていく流れが一般的です。PHPに限らず、一定の経験を積むと現場で他のメンバーを牽引、マネジメントする役割が求められる場合が多いでしょう。

他職種へのジョブチェンジ

PHPエンジニアの仕事を通して習得したコーディングスキルやデータベーススキル、設計スキルなどは、他の言語を扱うエンジニアやデータベースエンジニア、サーバーエンジニアなど、他のエンジニア職でも活用できます。

まとめ

PHPはプログラミング初心者でも比較的学びやすく、求人数も多いといったメリットがあります。実務未経験であってもスキルを身につけることで十分就業のチャンスがある言語であり、PHPを学習するメリットは大きいでしょう。

興味を持っている方は、まず無料の学習サイトや初心者向けの書籍を利用しながら、スキルを身につけることをおすすめします。

PHPエンジニアに関するよくある質問

PHPエンジニアに関するよくある質問とその回答をご紹介します。あらかじめ疑問を解消し、必要な勉強に集中するのがおすすめです。また今後の学習や就職・転職の一連の流れを頭に入れておいたうえで学習に取り組んだ方が効率的でしょう。

Q1. 30代未経験からPHPエンジニアになれますか?

30代でも未経験からPHPエンジニアになることはできます。ITエンジニアは慢性的に人手不足であり、特にPHPは採用企業も多いため、求人数が多いです。新卒や第二新卒といった20代に比べて、年齢が少し高くても受け入れてくれる企業が多いといえます。

Q2. PHPエンジニアになるためのロードマップはありますか?

基礎が理解できたら、Webアプリケーションを作成してみるのがおすすめです。データベース操作やオブジェクト指向を学び、PHPのフレームワークも使えるようになるとPHPエンジニアとして、仕事ができるようになります。独学で挫折しそうな場合は、スクールに通うのも一つの手ですが、できるだけ早く実務に入り、実戦経験を積むことが大切です。

Q3. 未経験から自社開発企業に転職できますか?

自社開発企業の方が一般的に人気であることが多いため、採用の難易度は上がります。実務経験の有無で選択肢が広がることも多いため、プログラミングが未経験である場合は、受託企業などで実務経験を数年経てから、自社開発企業への転職を検討すると良いです。

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この記事の監修

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