ベンチャー企業の新卒エンジニアの需要と圧倒的に成長するためのコツ

最終更新日:2024年6月10日

大手企業よりもベンチャー企業で成長したい、今後世の中がどうなるか分からないからこそベンチャー企業のスピード感を身につけたい、と考えている方は多いです。しかし、本当にベンチャー企業で良いのか、ベンチャー企業で成長するためには何をすれば良いのか分からなければ、いざ行動に移すことは難しいでしょう。

本記事では、新卒エンジニアがベンチャーで成長するための要点をまとめました。新卒でエンジニアとして就職をしたい方に向けて、就職活動に向けた関連記事やエンジニアに役立つスキルの資料なども併せて紹介しているので、参考にしてください。

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この記事のまとめ

  • ベンチャー企業では、実力が評価されやすく多くの分野で経験が積めるが、教育体制が整っていない場合もある
  • ベンチャー企業は向上心が高く、変化に臨機応変に対応できる人材を求めている
  • 新卒でベンチャー企業で働くには、積極的に技術力を高め、失敗を恐れず主体的に動くことが大切

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ベンチャー企業における新卒エンジニアの需要状況

「ベンチャー企業は即戦力を求めているので、新卒エンジニアに需要がないのではないか」という疑問を持つ方もいるでしょう。これに関しては、各企業の考え方や状況によります。判断が難しいと思われがちですが、即戦力を求めている場合、そもそも新卒エンジニアに対する求人は出さないでしょう。

新卒エンジニアを募集するベンチャー企業は、事業が軌道に乗ってきたために若手の人材を求めていたり、どの企業のカラーにも染まっていない人材を求めていたりといったケースが考えられます。新卒エンジニアに期待を高めるベンチャー企業は多数あります。

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ベンチャー企業とは

ベンチャー企業とは、大企業が行っていないような独自の技術や新しいサービスを提供する新興企業を表します。小規模や中規模が中心で、社員は100名以下の少数精鋭の構成です。いまだ成長途上にあり、今後の急成長が見込まれる企業を指します。

ベンチャー企業ならではの斬新な発想で独自サービスを生み出したり、自由度が高いために技術・開発手法を選択できたりするのが強みといえるでしょう。

ベンチャー企業の3つのカテゴリー

実はベンチャー企業には法律上の明確な定義等は存在しません。経済産業省やさまざまな企業で一応の定義づけは行っていますが、それぞれ微妙に定義は異なります。そのため、ベンチャー企業とは「設立から歴史が浅く革新的な取り組みを行っている企業」とざっくりと捉えておけば良いでしょう。

ベンチャー企業は、アーリーベンチャー、ミドルベンチャー、メガベンチャーに分けられます。

アーリーベンチャー

アーリーベンチャーとは設立からの歴史が特に浅いベンチャー企業のことです。またIT系のベンチャー企業を指す場合が多いです。まだ世間からは認知されておらず、これから事業を軌道に乗せていく段階になります。

アーリーベンチャーは従業員数が少なく、新卒エンジニアにも裁量が与えられやすい特徴があります。ただし、今後企業が成長する保証はないため、一定のリスクが伴うでしょう。その後の新卒エンジニアとしてのキャリアを考えると自身のスキルアップがより重要です。

ミドルベンチャー

ミドルベンチャーは事業が軌道に乗り、成長しているベンチャー企業です。世間でベンチャー企業として注目されている企業の多くは、このミドルベンチャーに該当するでしょう。ミドルベンチャーは認知度が高く、新卒からの人気も集中する傾向にあります。新卒でミドルベンチャーを目指す場合、入社倍率が高くなる可能性があるため覚悟が必要です。

メガベンチャー

メガベンチャーとは、ベンチャー企業の中でもすでに事業拡大に成功し、経営が安定している企業です。一般的な大手企業に比べると歴史が浅いものの、すでに大手企業と同等の立場になっています。そのため、ベンチャー企業ならではのスピード感があり、かつ安定性もあり、バランスは良いといえるでしょう。ただし入社倍率は比較的高いので、採用されるハードルは高いです。

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新卒エンジニアがベンチャー企業で働くメリット・デメリット

ベンチャー企業は一長一短なので、大手企業などと比較して迷っている方は多いでしょう。実際に多くのメリットがある反面、デメリットに感じられる部分も多いです。ただし、ベンチャー企業で何を成し遂げたいのか定まっているのであれば、さほどデメリットを気にする必要はないでしょう。

では、ベンチャー企業にはどのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。これからの時代の新卒エンジニアとして、ベンチャー企業に求めることや許容できない範囲を再確認するためにも、ぜひ参考にしてください。

メリット

新卒エンジニアがベンチャー企業で働くメリットは以下の通りです。

  • ・早期段階から裁量を与えられやすい

    ・多くの分野で経験を積みやすい

    ・設計〜開発まで一貫して携われる

    ・周辺機器などの環境を整備できる

    ・入社年数に関わらず活躍次第で給料を上げられる

    ・意思決定が早いため社員の声もすぐに反映されやすい

ベンチャー企業に就職することで得られるメリットは大手企業と重複する点もあるでしょう。しかし、ベンチャー企業だからこそ経験できることは多く、働く環境の面などでも魅力があります。以下でそれぞれのメリットについて解説します。

早期段階から裁量を与えられやすい

成長中のベンチャー企業では、若手であっても裁量が与えられる傾向にあります。大手企業に多いボトムダウン形式ではなく、各担当者が自分で判断して業務を進めていくケースが多いです。もちろん上司やほかの社員に「報・連・相」をする必要はありますが、自分で考えて判断して動けるので、こういった環境に身を置きたい方にはベンチャー企業は合っています。

多くの分野で経験を積みやすい

ベンチャー企業は、実験的にいろいろなビジネスモデルを導入するケースが多いです。いい換えれば、多種多様な分野のビジネスプランを経験できるということです。また、柔軟性があり若手のアイデアが採用されやすい傾向があるので、自分の考えたビジネスプランを実行できる可能性があります。

設計〜開発まで一貫して携われる

大手企業では、エンジニアの数が多い分、分業体制が進んでいます。それぞれ担当が分けられているので、同じ作業を繰り返す場合が多いでしょう。一方で、ベンチャー企業は少数精鋭です。人数が少ないので、一人ひとりが担当する範囲が広くなります。

大手企業に比べて開発するシステムの規模が小さい傾向にあるので、その点でも一人ひとりが広範囲を担当しやすくなります。そのため、さまざまな工程の経験を積みスキルを身につけたい人にはメリットに感じるでしょう。

周辺機器などの環境を整備できる

ベンチャー企業は自由度が高いです。そのため、周辺機器などの環境を自分好みに整備しやすい傾向があるでしょう。大手企業はすでに固定の機器が決められていたり、セキュリティ上の観点から機器の持ち込みには厳しい場合が多いです。

またベンチャー企業は柔軟性があり、若手の裁量も大きいです。自分自身で判断して動けるので、機器だけでなく自分が働く環境という点でも整備しやすいといえます。ルールに縛られ裁量がないわけではないので、自分が最大限パフォーマンスを発揮できる環境を自身で作っていけるでしょう。

入社年数に関わらず活躍次第で給料を上げられる

ベンチャー企業は評価制度が実力主義になっていることが多いです。組織の考え方が新しいという理由もありますが、その企業に長年勤めた人が存在しないのでフラットに評価されやすいといえます。入社年数に関わらず成果が給料に比例しやすいので、モチベーションが高まりやすい環境でしょう。

意思決定が早いため社員の声もすぐに反映されやすい

大手企業や古い体制の企業と比較して、ベンチャー企業は意思決定が早いです。これから市場で生き残るには、スピード感が必須という認識が根付いているからです。そのため、社員の声が反映されやすく、若手社員であっても良い意見であれば積極的に採用されます。自分の意見が採用され、形にできる機会があることは新卒エンジニアにとって利点です。

デメリット

ベンチャー企業は社員にとって成長機会が多くやりがいを得やすいですが、以下のようなデメリットが考えられます。

  • ・社内規定の整備ができていない

    ・経営基盤が安定していない

    ・教育体制や福利厚生が整っていない

    ・少数精鋭のため雑務が多い

    ・ネームバリューがない

企業によっては、リスクを抱えてでも事業を積極的に進める場合があるため、新卒で就職する方にとっては不安要素になることも多いでしょう。そのため、ベンチャー企業のデメリットを自分が受け入れられるかを事前に検討しておくのが望ましいです。

社内規定の整備ができていない

ベンチャー企業は柔軟性、スピード感がある一方で、規定の整備が不十分ともいえます。たとえば、作業マニュアルがない状態で自分で考えて作業を進める必要がある、トラブルが発生した際に自力で対処しなければならない場合がある、といったケースが挙げられます。こういった点では、大手企業や古くからある企業のほうがルール・仕組みなどが整っておりノウハウも蓄積されているでしょう。

経営基盤が安定していない

まだ事業がそれほど成功していないベンチャー企業はもちろん、伸びているベンチャー企業でも経営基盤が安定していない企業が存在します。資産の蓄積よりも、積極的に投資して事業拡大を優先するケースが多いからです。利益を新たな事業資金にどんどん回していくことは、生き残り戦略としては有効ですが、当然上手くいかないリスクもあります。

教育体制や福利厚生が整っていない

ベンチャー企業は事業拡大に力を入れている場合が多いため、社内の間接部門の環境整備が後回しになっていることが多いです。新卒にとっては、教育体制、福利厚生が整っていないことがデメリットに感じるでしょう。教育をほとんど受けずに実践的な現場に放り込まれる、忙しくてあまり休みを取れない、といったケースも考えられます。大変な環境に身を置いてでも自己成長を求める意志がないと、離職につながる可能性があります。

少数精鋭のため雑務が多い

少ない社員数で大きな成果を出すベンチャー企業ですが、「社員が少ない=マンパワーが足りない」企業といえます。業務は技術力でカバーできますが、雑務のように技術力を必要としない仕事も少ない人数で行わなければいけません。

少数精鋭はメリットでもあり、デメリットでもあります。社員が少ない分、企業によっては、こなすべき雑務が多い場合もあることを理解しておきましょう。

ネームバリューがない

設立されたばかりのアーリーベンチャーでは、特にネームバリューに乏しく、企業名を伝えても知られていないことが少なくありません。この点は、転職に不利に働く場合があります。

学歴と同様、有名大学出身だと「優秀な人」という印象を与えやすいですが、聞いたことがない学校出身だと、アピールとして効果的とはいえないでしょう。それと同じく、ネームバリューが乏しい企業の名前を出しても、良い印象につながらない可能性があります。

転職では、前職企業のネームバリューよりも、その企業でどういう成果・実績を出したかを強くアピールすると良いでしょう。

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ベンチャーで新卒エンジニアが成長するために心がけたいこと

新卒エンジニアがベンチャー企業に入社した場合、どのようなことを心がけて成長していくべきなのかを解説します。新卒エンジニアには、大きく「マインド」と「行動」の2つの軸が大切です。新卒エンジニアとしてその後大きく飛躍していく過程では、ときには挫折しそうになったり、学ぶべきことが多くてつらいと感じたりすることもあるでしょう。

しかし、働く上で土台となる強いマインドを持ち、明確な目的のための行動を現実にしていけば、成長し続けられます。

行動編

新卒エンジニアでベンチャー企業に入社した直後は、覚えなくてはいけないことや慣れないことが多いです。エンジニアとしての基礎を学ぶだけでなく、並行して最新情報に目を向けたり勉強会に参加したりなどインプットの機会が多いですが、成長していくには自主的な行動力が重要です。

行動編では新卒エンジニアがベンチャー企業で具体的に取り組むべき行動を紹介します。

チーム開発の基礎を学ぶ

ベンチャー企業に新卒でエンジニアとして入社したということは、すでにエンジニアリングの技術をある程度身につけているということでしょう。しかし、個人で開発を行うのと会社に入ってチームで開発するのとでは勝手が違ってきます。

チーム開発の基礎である、アジャイルやウォーターフォールといった開発手法は早いうちに学んでおくと良いでしょう。また、ソースコードのバージョン管理が行えるGitや、チーム開発を行う上での必須ツール・GitHubも使いこなせるようにしておきましょう。GitHubについて学べる書籍もあるので以下を参考にしてみてください。

参考書籍:『GitHub実践入門』(技術評論社、大塚 弘記)

技術を学び続ける

社会人になって仕事が忙しくなると、新しく技術を学ぶペースが落ちやすくなります。「学生の頃は興味のある技術について思う存分勉強することができたのに」と思う人も多いのではないでしょうか。しかし、忙しいからといって勉強する時間を0にしないことが大切です。毎日15分は必ず技術書を読むなど、自分なりに勉強することを習慣化させましょう。

GitHubでソースコードを公開する

自分で書いたソースコードは、積極的に公開していきましょう。GitHubはOSS(オープンソース・ソフトウェア)の公開場所として使われており、アップロードすると誰でもコードを閲覧できるようになります。コードを見たユーザーからコメントでフィードバックをもらえばスキル向上につながり、OSSコミュニティに貢献する意味でも公開する意義があります。

勉強会に参加する

ベンチャーはもちろん、どんな大企業に勤めていても、会社という組織の中だけに留まっていては世界を広げることはできません。新卒エンジニアなら勉強会や言語カンファレンスに参加して、最新の情報を得るようにしましょう。勉強会にはLT(ライトニングトーク)がある場合が多いので、そこで自らも発表してアウトプットすれば、知識をより深めることができ、ほかの参加者と仲良くなるきっかけにもなります。

関連記事:新卒エンジニア必見!IT・Web系の技術勉強会&探せるサービスまとめ

分からないことは積極的に質問する

新卒エンジニア1年目は知らないこと・分からないことを質問しやすい期間です。ベンチャー企業は新卒研修などを設けていない場合が多いので、自ら積極的に質問して知識を吸収しましょう。もちろん、自分で調べて解決する力を身につける努力も大切です。ある程度調べてみて答えが出ない場合は質問するなど、自分でルールを作ってみても良いでしょう。

エンジニアの情報共有やアウトプットとして役立つWebサイトを以下に挙げるので、ぜひ参考にしてみてください。

参考サイト:
teratail(Webエンジニア向けのQ&Aサイト)
Qiita(プログラミングに関する知識を記録・共有できるサイト)
Stack Overflow(プログラマー向けのQ&Aサイト)

やりたいことを周りに提案し挑戦の機会を得る

ベンチャー企業の大きな魅力の1つは、挑戦のしやすさにあります。自分がやってみたい仕事や取り入れてみたい技術、新規事業の企画など、なんでも発信してみれば実現できる可能性は高まるでしょう。また、やりたいことがあるなら自分のできる範囲で取り組んでみることも大切です。

規模の大きい会社だと役割が分業化されている場合が多く、なかなか自分の意思だけで仕事をつくっていくことは難しい傾向にあります。せっかく新卒でエンジニアとしてベンチャーに就職したのであれば、アイデアや意見を自分の中だけに留めず、アウトプットしていきましょう。

マインド編

ベンチャー企業では、ベンチャーならではのスピード感に驚かされる人もいるでしょう。成長速度の高い事業に関わっていくため、新卒エンジニアはそれに劣らないくらいの自己成長に向けたマインドが必要です。意識やモチベーションを上手く管理し、たとえ失敗してもそれを成長の糧にできるような強い心構えを身につけておくと良いでしょう。

新卒エンジニアがベンチャー企業で心がけるべきマインドを紹介します。

当事者意識を持つ

自分が作っているサービスや関わっている仕事に対して、責任を持つ必要があります。「指示されたからやる」という姿勢は捨てて、任されている仕事の価値を考えながら働きましょう。

たとえば、任される仕事が単純なコーディングやテストでも、ただ正確に仕事をこなすのではなく、「自分の仕事が必要とされる理由」「自分の仕事がもたらすメリット」を意識しながら作業します。当事者意識は考える力を育み、エンジニアとしての視野を広げてくれます。

自分の価値を認識する

エンジニアの醍醐味は、技術を用いて新しいものを創り出せることです。自分の持っているスキルを仕事にどう活かせるか、つねに意識することで仕事がより楽しくなり、技術者としての自信も持てるようになります。「この作業を自動化するシステムを作れないか」など、今ある仕事を発展させていく方法を模索してみましょう。

相手の立場に立つ

エンジニアはディレクターやデザイナーなど、他職種の人と連携を取りながら仕事をします。その際、相手がエンジニアリングの知識が浅い場合があるので、対エンジニアに話をするのと同じように接していては、要点が伝わらない可能性があります。議事録やスライドなどの資料を作る場合も、「これは誰が見るものなのか」を意識することが大切です。

エンジニアでない人にも分かる言葉を使ったり説明を加えたりして、相手の立場に立って考えることを心がけましょう。

関連記事:エンジニアがディレクターとのコミュニケーション時に気をつけるべき6つのポイント

失敗を恐れない

人は誰でも失敗します。特に新人であれば初めて経験する業務が多く、上手くいかないことが多々あるでしょう。大切なのは失敗しないことではなく、失敗したあと「なぜ失敗したのか」「今後どうすれば改善できるか」までを自分で考えるマインドです。改善案を考え、実行して失敗を繰り返さないようにすることで成長していけます。

自分のモチベーションがどこにあるのかを知る

仕事に対するモチベーションが下がってしまうときもあるでしょう。しかし、「なんとなく気分が乗らないから」といってパフォーマンスが下がることが度々あってはプロとはいえません。自分のモチベーションはどこにあるのか、何をしているときに意欲的になれるかを理解しておけば、調子が出ないときも解決策を見つけやすくなります。

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ベンチャー企業が新卒エンジニアに求める資質例

新卒エンジニアに求める資質は、入社先のベンチャー企業によって異なります。ポテンシャル採用が多いため、スキルよりは潜在的な資質を求める点ではどの企業もおおむね共通しています。しかし、ひとことに資質といっても千差万別です。

ベンチャー企業は新卒エンジニアにどのような資質を求めるのかについて解説します。

向上心の高さ

ベンチャー企業は成長途上にあるため、前例のないトラブルに対処したり事業拡大がうまく進まなかったりするなど、大変な面があります。こうした課題を乗り越えていくには社員のスキルが不可欠です。

そのため、ベンチャー企業は事業の維持や成長に向けて、向上心をもって必要となるスキルを身につけていける人材を求めます。

実力重視の評価体制への覚悟

ベンチャー企業は実力主義の傾向があります。そのため、ベンチャー企業では、つねに実績を上げることを意識して動ける人材を求めます。

新卒エンジニアとして入社する前に、ベンチャー企業にはそのような傾向があることを理解し覚悟しておく必要があるでしょう。つまりベンチャー企業に在籍している限り、高い評価を得るために努力し続けなくてはなりません。

臨機応変な対応力

ベンチャー企業はノウハウの蓄積が少なく、予測がつかない未来に向かって進んでいる状態です。極端にいえば、事業の進め方だけでなく内容自体が大幅に変わる可能性もあるでしょう。そのため、社員が置かれている環境は変化が激しいといえます。新卒エンジニアに対しても、臨機応変に対応できる力を求めるベンチャー企業は多いです。

関連記事:ITエンジニア向け志望動機の書き方を例文付きでご紹介!

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ベンチャー企業とその他企業で迷ったときの検討基準例

ベンチャー企業にするかその他企業にするか迷った際は、以下の基準で検討すると良いです。

  • ・自分から発信できるか

    ・仕事の質を最重要視しているか

    ・スピード感をもって成長できるか

ベンチャー企業には特有の仕事の進め方や判断基準などがあるため、それらの働き方を受け入れられるのかが1つの焦点となるでしょう。また、ベンチャー企業の強みである成長のスピード感は、自身のステップアップにもつながるメリットです。企業でどのように成長していきたいかがイメージできていると、迷ったときの判断がしやすくなります。

自分から発信できるか

ベンチャー企業に在籍している人は、積極的に発信し、仕事を取りに行く傾向があります。受動的で、与えられた仕事を淡々とこなしていく意識の人はベンチャー企業向きとはいえません。つねに自分から仕事を取る、自分で仕事をつくる意識が必要なので、この思考が合わない人は活躍が難しいでしょう。

自分から積極的に発信し、能動的に仕事を取りに行く人はベンチャー企業に向いています。

仕事の質を最重要視しているか

ベンチャー企業ではスピード感が重要視されます。つまり、ときにはある程度質を犠牲にする場合もあるということです。成果物のクオリティが低くても良いわけではなく、必要な部分と不要な部分を切り分け、必要な部分に集中することで費用対効果を高める必要があります。ニーズに関わらずすべての細部が気になる、一部分を切り捨てるのは理解しがたい、といったタイプの方はベンチャー企業のスピード感が合わない可能性があります。

やるべきこととそうでないことを切り分け、スピーディーに仕事をこなせる人はベンチャー企業が合っているでしょう。

関連記事:
採用面接に活かせるプログラマーの志望動機|スキル、経験別の例文について解説
ITエンジニアになるには?必要なスキルや未経験者の転職方法を解説

スピード感をもって成長したいか

ベンチャー企業は成長スピードを実感できるのが強みといえます。そのため、企業の成長速度に合わせて、働くエンジニアの成長も促進されるのがメリットです。一方で、ベンチャー以外の企業は教育制度が整っているところが多いのがメリットといえますが、着実にステップアップしていく流れが一般的なので、その速度スピードに満足できない人もいるでしょう。

また、携われる業務の幅も、ベンチャーとその他企業では異なります。ベンチャーでは多くの業界・分野・領域に関われる傾向がありますが、その他企業では分業制などで業務範囲が限られる場合があります。

多くのことを経験し、スピード感を持って成長していきたい志向が強い人はベンチャー企業を選択するのがおすすめです。

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新卒エンジニアが企業選びの際に注意したいポイント

新卒エンジニアは、ベンチャー企業も含めて複数の企業を比較検討することになるでしょう。また、入社後、その企業で何を目的とするかは人それぞれです。しかし、成長していきたい場合には、事業内容や働く環境、使用している技術、ツールなどに着目し、自分の将来に役立つ経験ができるか考えてみましょう。

ベンチャー企業でもそうでなくても、今後につながる価値を見出せるかがポイントです。ここでは、新卒エンジニアが企業を選ぶ際の注意点を紹介します。

企業選びの軸を明確にしておく

企業選びの軸は複数あります。たとえば、身につけたいスキルや業績、企業理念などです。企業の数は多いので、軸が明確になっていないと判断に迷います。複数の軸を持つのも良いのですが、一長一短なので迷ってしまう可能性が高いでしょう。そのため、軸を複数持つ場合には、優先順位をつけて整理しておくことが重要です。

独自の言語を使っている企業は避けたほうが無難

ベンチャー企業は幅広い分野で活躍できるメリットがありますが、需要の低い言語のスキルをに身に着けても今後活かすことが難しい場合もあります。そのため、市場で需要の大きい言語を扱っているベンチャー企業を選ぶのが得策です。そうすることで、自分自身が需要のあるエンジニアになれるからです。PythonやJava、JavaScriptなどが特におすすめです。

また、昨今ではAI・機械学習の分野が急速に発展しており、多くの業界から注目されています。AI・機械学習の分野ではPythonが役立つので、Pythonを使用して業務を行う企業を選べば、エンジニアとしての市場価値が高まり、将来のキャリアにも役立つでしょう。

企業によっては独自の言語を使っている場合もあります。独自言語はその企業でしか需要のないスキルなので、他社では使えないスキルです。特定の企業でしか使えないスキル習得に時間を割くのはハイリスクなので、そのような企業はなるべく避けるのが無難です。

人や企業の雰囲気だけで選ばないようにする

人や企業の雰囲気だけで選ぶのはリスクが大きいです。たしかに労働環境という点で、人や企業の雰囲気は重要です。しかし、人や企業の雰囲気は入社してみないと判断が難しく、また変化する可能性の高い要素でもあります。

あくまでも自分自身の成長などを主軸において、人や企業の雰囲気にあまり左右されない考え方を持っておくのがおすすめです。その上で人や企業の雰囲気が良ければベストといえます。

自分が活躍したい事業ステージで選ぶ

企業の成長段階は「シード」「アーリー」「ミドル」「レイター」の4つのステージに分類されます。「シード」は起業の準備段階、「アーリー」は起業して間もなく、事業の発展途上にある段階です。「ミドル」以降のステージでは、事業が安定し拡大傾向にある段階です。

新卒エンジニアにより裁量が与えられやすい企業を選ぶなら、シード、アーリーステージがおすすめです。今後の可能性に期待しながら自分たちで事業を切り拓いていく面白さが味わえるでしょう。

ある程度成長し、土台があるベンチャー企業では働きやすい環境が提供されているところが多いです。そのため、ミドルやレイターステージのベンチャーに絞っている方もいるでしょう。企業分析を行い、応募先企業のメリット・デメリット、今後の展望などを把握した上で自分が活躍したいステージを選択するのが望ましいです。

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新卒エンジニアが自分に合うベンチャー企業を探す方法

新卒エンジニアは就職活動の経験が少ないため、自分に合う企業を探すのが難しいと感じる場合もあるでしょう。また、企業で働いた経験もないので働く環境の良し悪しの判断が難しく、特にベンチャー企業となると情報が少ないのでより困難です。

しかし、そのような状況を打開するための方法やサービスがあります。それらを活用すれば、自分に合うベンチャー企業を探す方法として有効な上、就職の悩みを相談できたりサポートしてもらえたりなどのメリットを享受できます。

新卒エンジニアが自分に合うベンチャー企業を探す方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

スカウトサービスに登録する

スカウトサービスとは、プロフィールを登録すると興味を持ってくれた企業からスカウトが届くサービスです。ベンチャー企業は認知度の低さをカバーするために積極的にスカウトサービスを利用している傾向があります。そのため、スカウトサービスを利用すれば企業とのつながりを得やすく、ベンチャー企業に就職したい新卒エンジニアにはおすすめです。

ITベンチャーに強いエージェントを使う

ITベンチャーに強いエージェントを使えば、自分の希望に合った企業を紹介してくれます。エージェントは就職希望者の意見を吸い上げ、最適な企業を紹介するプロです。自分で企業を探すよりも、良い企業を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。

関連記事:転職エージェントに提出する履歴書の必要性|作成のポイントを解説

インターンに参加する

インターンに参加することで、職場の雰囲気を感じたり実際の仕事を体験したりできます。それだけでなく、インターン先の担当者や仲介している企業の担当者が就活相談に乗ってくれます。特に現場で働いている人の意見は、就職先を選ぶ上で参考になるでしょう。これはインターン先の企業にそのまま就職する場合も、ほかの企業に就職する場合も同様です。

関連記事:エンジニアの転職理由とは|面接で使える例文とポイントを解説

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ベンチャー企業に関するよくある質問

新卒エンジニアとしてベンチャー企業に入社しようとする場合、初めての就職に伴う不安や疑問は多いでしょう。そのような方の疑問を少しでも解決できるよう、ベンチャー企業に関するよくある質問と回答を紹介します。疑問がたくさんあるより少ないほうが、就職活動や企業探しで判断に迷いにくくスムーズに進められるでしょう。

Q1. IT系ベンチャー企業とは何ですか?

IT系ベンチャー企業とは、IT技術を使って新商品・サービスを展開し事業拡大を目指す企業です。成長段階に応じて、アーリーベンチャーやミドルベンチャーなどに分けられます。高い技術力をもつ少人数で構成されており実力が重視されます。裁量が与えられるので、評価されやすく柔軟な働き方ができるのが特徴です。

Q2. ベンチャー企業に向いている人はどんな人ですか?

ベンチャー企業には、変化を好み主体性をもって行動できる人に向いています。ベンチャー企業は積極的に事業を展開するため、成長意欲や自主性がある人は働きやすいでしょう。

失敗を恐れずどんな困難でも粘り強く対応し、結果を出すために細部までこだわりを持っている人も、ベンチャー企業に向いているといえます。

Q3. ベンチャー企業の給料が高いのはなぜですか?

ベンチャー企業は少数精鋭で、実力主義を重視しているため、一般的な企業よりも給料が高い傾向にあります。また、年齢や入社年度に関わらず結果を出せれば昇格・昇給の可能性も高く、同年代に比べて優位といえます。ただし、企業の成長段階やビジネスモデルなど、状況によって異なるため、必ずしも高い給与とは限りません。

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まとめ

ベンチャー企業にはメリット・デメリットがありますが、新卒エンジニアが成長できる環境です。短期間で稼げるエンジニアになりたい方や、将来的な独立を目指してスキルアップしたい方には良い選択肢でしょう。

また日々の心がけや行動を少し変えてみるだけで、エンジニアとしての今後の成長幅は大きく変わってくるものです。新卒1年目は新しい知識や技術を吸収し、今後活躍していくための基礎を作っていく時期ともいえます。記事で紹介した内容を、就職活動でぜひ活かしてください。

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