先輩エンジニアに聞いた、新卒ITエンジニアの心得13箇条ベンチャーで新卒エンジニアが成長するために心がけたいこと

4月にITベンチャー企業に入社した新卒エンジニアのみなさんも、働き始めてから数ヶ月経ち、そろそろ会社に慣れてきた頃ではないでしょうか。当初は目の前にあることをこなすだけで精一杯だったかもしれませんが、そろそろ先々の自分の成長を見据えて行動していきたいものです。

レバテックキャリアでは、実際に新卒でITベンチャー企業に入社した先輩エンジニアの方々の声をもとに、新卒エンジニアがベンチャーで成長するために必要なことをまとめました。参考記事やスライドも併せて紹介していますので、参考にしてみてください。

目次

■行動編
1.チーム開発の基礎を学ぶ
2.技術を学び続ける
3.GitHubでソースコードを公開する
4.勉強会に参加する
5.わからないことはどんどん質問する
6.やりたいことを周りに発信する

■マインド編
1.技術をもっと好きになる
2.当事者意識を持つ
3.自分の価値を認識する
4.上下関係を意識し過ぎない
5.相手の立場に立つ
6.失敗を恐れない
7.自分のモチベーションがどこにあるのかを知る

行動編

 

 チーム開発の基礎を学ぶ

ベンチャー企業に新卒でエンジニアとして入社したということは、すでにエンジニアリングの技術をある程度身に付けている方が多いと思います。しかし、個人で開発を行うのと会社に入ってチームで開発するのとでは勝手が違ってきます。チーム開発の基礎である、アジャイルやウォーターフォールといった開発手法の基礎は早いうちに学んでおいた方がよいでしょう。また、ソースコードのバージョン管理が行えるGitや、チーム開発を行う上での必須ツール・GitHubは早いうちに使いこなせるようになっておきましょう。

【参考書籍】
アジャイルサムライ-達人開発者への道-(オーム社、2011年)
GitHub実践入門(技術評論社、2014年)
【参考記事】
続・拝啓『変わらない開発現場』を嘆く皆様へ ~ ウォータフォール & アジャイル編~
チーム開発に必要なgit コマンドを神速で習得しよう!
チーム開発の進め方 - クックパッド開発者ブログ
Gitわかってる?Gitビギナーに送る分かりやすい記事・スライドなど20+選
 

技術を学び続ける

学生の頃は自分の興味のある技術について思う存分勉強することができたという人も多いのではないでしょうか。しかし、社会人になって仕事が忙しくなると、新しく技術を学ぶペースが落ちやすくなります。しかし、忙しいからといって勉強する時間を0にしないことが大切です。毎日15分は必ず技術書を読むなど、自分なりに勉強することを習慣化させましょう。

【参考記事】
エンジニアで年収4ケタってどうやったらなれるの?稼いでる人に聞いてきた
新卒エンジニアのための先輩エンジニアによる一目置かれるエンジニアとして成長していくために必要なこと。
新人プログラマ向け・スキル向上のための具体的なアプローチと考え方 

 GitHubでソースコードを公開する

自分で書いたソースコードは、どんどん公開していきましょう。GitHubはOSS(オープンソース・ソフトウェア)の公開場所としても使われており、アップロードすると誰でもコードを閲覧できるようになります。コードを見たユーザーからコメントでフィードバックをもらえばスキル向上に繋がりますし、OSSコミュニティに貢献するという意味でも公開する意義があります。

【参考記事】
GitHubを使ってみよう!導入と簡単な流れ、よく使うコマンドなど。

勉強会に参加する

ベンチャーはもちろん、どんな大企業に勤めていたとしても、会社という組織の中だけに留まっていては世界を広げることはできません。新卒エンジニアなら勉強会や言語カンファレンスに参加して、最新の情報を得るようにしましょう。勉強会にはLT(ライトニングトーク)がある場合が多いので、そこで自らも発表してアウトプットすれば、知識をより深めることができ、他の参加者と仲良くなるきっかけにもなります。

【参考記事】
新卒エンジニア必見!IT・Web系の技術勉強会&探せるサービスまとめ 

わからないことはどんどん質問する

新卒1年目は知らないこと・わからないことを最も質問しやすい期間です。ベンチャー企業は新卒研修などを設けていない場合も多いので、自ら積極的に質問して知識を吸収しましょう。もちろん、自分で調べて解決する力を身につけることも大切です。ある程度調べてみて答えが出ない場合は質問する、など自分でルールを作ってみてもいいでしょう。

【参考サイト】
teratail(Webエンジニア向けのQ&Aサイト)
Qiita(プログラミングに関する知識を記録・共有できるサイト)
Stack Overflow(プログラマー向けのQ&Aサイト)

やりたいことを周りに発信する・とりあえず自分でやってみる

ベンチャー企業の大きな魅力のひとつは、挑戦のしやすさにあります。自分がやってみたい仕事や取り入れてみたい技術、新規事業の企画など、なんでも発信してみれば実現できるかもしれません。また、やりたいことがあるなら自分の出来る範囲で取り組んでみることも大切です。規模の大きい会社だと役割が分業化されている場合が多く、なかなか自分の意思だけで仕事を創っていくことは難しい傾向にあります。せっかく新卒でエンジニアとしてベンチャーに就職したのであれば、アイデアや意見を自分の中だけに留めず、アウトプットしていきましょう。

【参考サイト】
「出過ぎた杭」を目指してみませんか? – 新卒エンジニアに向けて - 

マインド編

 技術をもっと好きになる

エンジニアであり続けるためには、技術を勉強し続けることが不可欠です。今持っている技術だけでは、いずれ対応できなくなる日がくるでしょう。勉強し続ける一番のエネルギーは、技術を好きだと思う気持ちです。人間ですからモチベーションが下がるときもあると思いますが、そんなときこそ勉強会に足を運ぶなどして、色んな人から刺激を受けましょう。

【参考記事】
人気IT企業に聞いた、これからの時代に求められるエンジニア像

当事者意識を持つ

自分が作っているサービスや関わっている仕事に対して、責任を持ちます。「指示されたからやる」という姿勢は捨てて、任されている仕事の価値を考えながら働いてみましょう。例えば、任された仕事が単純なコーディングやテストであったとしても、ただ正確に仕事をこなすのではなく、「自分の仕事が必要とされる理由」「自分の仕事がもたらすメリット」を意識しながら作業します。当事者意識は考える力を育み、エンジニアとしての視野を広げてくれます。

【参考記事】
新人エンジニアが知っておきたい優れたエンジニアになるための5つの心構え
技術だけがエンジニアの仕事ではない

自分の価値を認識する

エンジニアの最大の価値は、技術を用いて新しいものを創り出せるところにあります。自分の持っているスキルを仕事にどう活かすことができるか、常に意識することで仕事がより楽しくなりますし、技術者としての自信も持てるようになります。「今やっている作業を自動化するシステムを作れないか?」など、今ある仕事を発展させていく方法を模索してみましょう。

【参考記事】
[新人ITエンジニア伝えたい]自身の価値を高め続けていくための7つのポイント

上下関係を意識し過ぎない

他人に対して敬意を持って接したり、相手の立場になって物事を考えたりする姿勢はもちろん大切です。しかし、「あの人は役職が上だから」といって自分の考えを伝えることをやめてしまうのはもったいないです。役職はその人の価値の大きさではなく、役割だと認識して自然体で接しましょう。エンジニアと一口に言っても、専門領域が違えば知っていることも得意なことも全く違ってきます。新人であっても、上司や先輩に教えられることがあるかもしれません。自分の考えや知識、新しく得た情報などはどんどん共有していきましょう。

相手の立場に立つ

エンジニアはディレクターやデザイナーなど、他職種の人と連携を取りながら仕事をします。ディレクターやデザイナーはエンジニアリングの知識が浅い場合があるので、対エンジニアに話をするのと同じように接していては、伝えたいことが伝わらない可能性があります。議事録やスライドなどの資料を作る場合も、「これは誰が見るものなのか」を意識しながら、エンジニアでない人にもわかる言葉を使ったり説明を加えたりして、相手の立場に立って考えることを心がけましょう。

【参考記事】
エンジニアがディレクターとのコミュニケーション時に気をつけるべき6つのポイント

失敗を恐れない

人は誰でも失敗しますし、特に新人であれば初めて経験する業務も多く上手くいかないことも多々あるでしょう。大切なのは失敗しないことではなく、失敗した後「なぜ失敗したのか」「今後どうすれば改善できるか」までを自分で考えることです。改善案を考え、実行して失敗を繰り返さないようにすることで、確実に成長していけるはずです。

【参考記事】
普通のやつらの下を行け!  NewsPicks CTOが新人エンジニアに伝えたい3つのこと

自分のモチベーションがどこにあるのかを知る

仕事に対するモチベーションが下がってしまうときもあると思います。しかし、「なんとなく気分が乗らないから」といってパフォーマンスが下がることが度々あってはプロではありません。自分のモチベーションはどこにあるのか、何をしているときに意欲的になれるかを理解しておけば、調子が出ないときも解決策を見つけやすくなります。

【参考記事】
新入社員が仕事のモチベーションを維持する7つの方法

まとめ

日々の心がけや行動を少し変えてみるだけで、エンジニアとしての今後の成長幅は大きく変わってくるものです。新卒1年目は新しい知識や技術を吸収し、今後活躍していくための基礎を作っていく時期。記事で紹介した内容を、明日からの仕事に活かしてみてください。

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