2020年新卒エンジニアプログラミング言語トレンド発表

最終更新日:2021年5月24日

レバテックキャリアの姉妹サービス・レバテックルーキーは、2020年入社予定の新卒エンジニア100名を対象にプログラミング言語のトレンド調査を実施しました。

■調査概要
調査対象:レバテックルーキー登録者含む2020年エンジニア職で新卒入社予定の学生100名
集計期間:2019年8月2日〜2019年8月21日
調査方法:Webアンケート調査

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■調査結果の概要
・在学中に習得した言語は、Javaが46.1%で第1位、次いでC/C++45.1%、Python39.6%
・単一の言語だけではなく2つ以上の言語を在学中に習得している学生が全体の51%
・プログラミングに触れたのは大学生以降が全体の9割を占める
・全体の半分の学生が、学校での講義と書籍での自己学習により言語を習得
・インターン先で実務を通して言語取得をした学生は全体の2割。毎年参加者が増加傾向にある企業インターンは、その内容が年々充実してきている

目次
複数言語を習得する学生が半数以上。基礎言語+αの傾向
プログラミングに触れたのは大学生以降が全体の9割
学習は学校での講義や書籍に加え、オンライン教材を取り入れる学生多数
就職先で携わる言語はJavaが圧倒的に多い
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複数言語を習得する学生が半数以上。基礎言語+αの傾向


学生が在学中に勉強した言語は、Javaが46.1%で第1位、次いでC/C++45.1%、Python39.6%という結果になりました(複数回答含む)。また、複数回答をする学生が全体の61.0%と、2つ以上の言語を習得している学生が半数以上にのぼることが明らかとなりました。

2つ以上の言語を習得したと答えた学生のうち、約半数の学生がPythonを習得していることから、プログラミングの基礎授業として1〜2言語を学習し、機械学習や統計解析に用いるためにさらに1〜2言語を追加で習得するという近年の傾向が表れています。

プログラミングに触れたのは大学生以降が全体の9割


プログラミングを始めた年齢に関する質問では、全体の92.2%の学生が大学生以降からプログラミングを始めたという結果になりました。

2016年に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」は、多くのメディアに取り上げられ、日本のIT業界における人材不足が大きな課題として世間に認知されるきっかけとなりました。同時に、エンジニアという職業も注目されるようになり、特にITエンジニアの待遇向上や働き方についてのニュースはトレンド化しています。

そのような時流の中、エンジニアという職業はポジティブに捉えられ、将来の職業の選択肢の一つにエンジニアが浮上しました。受験が終わり実際に職業選択をする大学在学時にプログラミング学習に取り組む学生が増加しているようです。

学習は学校での講義や書籍に加え、オンライン教材を取り入れる学生多数


情報系・理工系の専攻でなくとも教養としてプログラミングの授業が各校で開講されていることも多く、言語の習得方法は学校での講義と書籍での自己学習を取り入れる学生がそれぞれ全体の50.0%と同率で1位になりました(複数回答含む)。

また、増加が著しいプログラミング学校のオンライン教材を利用している学生は全体の約4割に上ります。さらに、インターン先の実務で言語を習得した学生も18.9%という結果になりました。

2020年新卒採用では、情報系学部の出身者を中心に、機械学習・AI人材育成に振り切って採用する傾向が強く見られました。年々参加者が増加しているインターンは、各企業がプログラム内容に工夫を凝らしており、企業インターンは短期・長期問わず実践的なプログラミングスキルを積むことができる場となっています。

就職先で携わる言語はJavaが圧倒的に多い


就職先で使用する予定の言語は、1位がJavaの50.6%、2位は同率でPHPとC/C++の19.8%でした。これは、レバテックキャリアが2019年6月に発表した「正社員エンジニア  プログラミング言語別 求人ランキング」における分布と同等の結果となりました。

AI・機械学習の分野で多く用いられるPythonの割合が18.7%と、正社員の求人ランキングの割合とほぼ同率であることも2020年新卒エンジニアを取り巻く時流を象徴するものと考えられます。

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この記事の監修

レバテックキャリア編集部

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