転職理由は応募先の事業内容や役割に応じて必ずカスタマイズすることWebデザイナーの志望動機の書き方ポイントと例文を解説

最終更新日:2022年4月15日

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Webデザイナーの志望動機を書く際には、保有するスキルに加え、自身のキャリアプランと応募先の事業がマッチしている点などをアピールすることが推奨されます。応募先としてはWeb制作会社や事業会社といった業態が挙げられますが、応募先ごとに志望動機もカスタマイズするべきです。

本記事では、Webデザイナーとしての転職を希望している方に向けて、Webデザイナーの仕事内容や、業態ごと/未経験向けの志望動機の例文を解説した上で、志望動機を改善するためのポイントを紹介します。

1. Webデザイナーの仕事内容

WebデザイナーはWebサイトの構成や見栄えを設計する役割であり、画像制作やHTML・CSSのコーディングを行って、その実装まで手掛けます。一般的にWebサイト制作は複数の工程から構成されますが、Webデザイナーはそれぞれ異なる作業を担当します。

Webデザインの設計工程

まず、はじめの工程は「コンセプト設計」です。Webサイトを訪問するであろうユーザーの属性を設定し、対象のユーザー層へ与えたいイメージを検討します。配色を含めたWebデザインの方向性を決定する作業です。

次に、「ワイヤーフレーム」と呼ばれるWebサイト・レイアウトの作成を行います。詳細な機能を実装することなく、メニューやボタン、フォームといった画面要素の配置のみを検討します。

Webサイトの制作とテスト

ロゴやバナーといった画像データを制作したり、HTML・CSSのコーディングを行ったりします。PhotoshopやIllustratorなどのツールを利用するのは、この工程です。高度な機能を実装する場合は、プログラマーにコーディングを依頼するケースもあります。

最後に、機能や使い勝手の検証を実施します。リンク切れがないか、フォームが正常に動作するかといったテストを行い、想定通り実装されているかを確認する作業です。想定されるユーザー層にインタビューして、使い勝手に問題がないか検証するユーザビリティテストを実施する場合もあります。

関連記事:Webデザイナーとは|仕事内容や需要、将来性もご紹介

2. Webデザイナーの就職先

同じWebデザイナーという職種でも、業界が異なれば、その役割もわずかに変わってきます。一般的にWebデザイナーの就職先と考えられる業界について解説します。

Web制作会社

顧客企業からの依頼に応じて、Webサイトの企画や制作を行う業態です。取引先はB2B企業、B2C企業、官公庁など多岐にわたります。Webディレクターを中心としたチームにWebデザイナーも加わります。

Webデザイナーは、顧客からWebサイトに求める要件を聞き取るヒアリングの工程に参加します。コンセプト設計やワイヤーフレーム作成の段階で顧客企業へプレゼンテーションを行い、方向性をすり合わせていきます。Webデザインの専門家として、使い勝手の良いWebデザインができるようアドバイスを行い、品質の高いWebサイトを納品できるよう努めることが役割です。

Webサービス運営企業、アプリ開発企業

EコマースやSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)などの各種Webサービスを運営する企業を指します。また、Web上で提供する機能をモバイルアプリでも実現する事業も多く、見栄えや使い勝手の良いWebデザインが必要とされています。

これらの企業に属するWebデザイナーは、社内からの要望を受け、Webサイトの開発・更新を担当します。使い勝手の悪いWebサイトではユーザーがすぐに離脱してしまい、売り上げの利益の低下にも直結してしまうため、UX(ユーザー体験)の向上に責任を持つWebデザイナーは重要な存在です。

事業会社(インハウス)

IT以外の一般企業でも、マーケティングなどの目的でWebサイトを運営しています。たとえば、販売促進や企業情報・IR情報のWebサイトを開発・運用する仕事があります。

事業会社では社外のWeb制作会社へ作業を依頼する場合がありますが、コミュニケーションの円滑化や柔軟な対応を求めて、社内に「インハウス」のWebデザイナーを抱えるケースも見受けられます。自社の事業内容やブランドイメージを理解した上で、最適なWebデザインを目指します。

広告代理店

顧客企業のマーケティング業務を支援する業態です。Webサイトにとどまらず、オンライン広告やテレビCM、パンフレットのような紙媒体を含めて、総合的な販売促進業務を行います。

Webデザイナーは自社や顧客企業のWebサイトの制作・運営を担当します。場合によっては、画像制作などのスキルを活用し、他の媒体の仕事にも参加する可能性があります。

3. Webデザイナーの志望動機を書く際のポイント

Webデザイナーへ転職する際は、自分が希望する役割や、応募先の業態・戦略に合致するような志望動機づくりが重要です。以下では、志望動機を書く際に考慮するべきポイントを解説します。

自分と会社がマッチする理由

応募先の事業内容や力を入れている分野について研究した上で、なぜその企業を志望したのかを記載します。自分が保有するスキル・強みと、応募先が求める人物像が合っていることを主張しましょう。

転職活動を続けていれば、複数の企業に応募することになりますが、必ず企業ごとにカスタマイズするべき項目です。応募先に関する研究が足りず、どの企業にも当てはまるような志望理由しか書かれていなければ、説得力に欠け、熱意がないと判断される恐れがあります。

転職理由とキャリアプラン

今なぜ転職したいのか、そして、これから何をしていきたいのかを志望動機に含めることも効果的です。転職を検討した当初は、「特定の業界で専門性を高めていきたい」「大手企業を相手に大規模なWebサイト運営に携わりたい」といったモチベーションがあったのではないでしょうか。Webデザイナーになろうと思ったきっかけから振り返って、自身のキャリアの一貫性を主張しましょう。

具体的には、転職した後、数年にわたって取り組みたいことと、応募先の事業内容が合っている点をアピールします。企業は長く勤められる人材を求めているため、企業の戦略とキャリアプランが合致していると、好印象を与えられるはずです。

保有するスキル

Webデザインの経験者であれば、使えるツールや過去の経験について述べます。PhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトや、HTML・CSSを含めたコーディング技術が代表例です。また、Webデザイナーの転職活動では、自身が手掛けた作品を一覧にした「ポートフォリオ」の提出が求められる場合があります。志望動機で主張したスキルを、ポートフォリオで裏付けられるようにしましょう。

経験者向けの求人であれば、必要とされるスキルが明記されているため、自身が持っている技術によって事業に貢献できる点をアピールします。加えて、過去の仕事で発揮したコミュニケーション能力などのソフトスキルも含めると良いでしょう。

避けるべきポイント

志望動機を作成する上で、最もありがちな間違いは、すべての応募先に同じ内容を送ることです。応募先の業態や仕事内容に合わせて、具体的に記載しなければなりません。汎用的な志望動機で就職活動を続けても、人事担当者が採用したいと感じる確率は低くなってしまいます。

また、前職の不満のようなネガティブな内容や、待遇に対する希望を過度に主張するのは避けるべきです。前向きにキャリアアップを目指しているのが伝わるように、志望動機を作成しましょう。

4. Webデザイナーの志望動機の例文

応募先となる業界や役割によって、仕事内容は異なります。そのため、志望動機の内容もそれに合わせて記載する必要があります。以下では、就職先別に志望動機の例文を紹介します。

Web制作会社の場合の書き方

Web制作会社では一般的に、多様な案件に配属され、顧客企業のWeb制作を何件も繰り返していくことになります。転職した後も専門性を磨きたいのか、マネジメント業務へ進みたいのか、といったキャリアプランが、応募先の条件と合致している点を主張しましょう。

例文

前職では大手メーカーのクリエイティブ部門に属し、自社サイトのコーディングなどを担当してきました。今後は、これまでの経験を活かし、プロジェクト管理にも関わっていきたいと考えています。貴社は、大手メーカーの案件が多く、これまで大規模サイトを制作・運用してきたスキルを活かせると感じています。

Webサービス運営企業、アプリ開発企業の場合の書き方

自社サービスを運営する企業では、Webデザインを通じて顧客をひきつけ、訪問者数や利用頻度の増加につなげることが期待されます。そのため、応募先の事業に興味を示し、Webデザインにとどまらず、事業の成長へ貢献できる点をアピールすると良いでしょう。

例文

前職ではWebデザイナーとして多言語展開するWebサイト制作に携わってきました。貴社は越境ECサイトを運営しており、コンセプト設計やグラフィック作成において国際展開の知識を活用できると考えています。貴社のグローバル展開に貢献したく、貴社を志望します。

事業会社(インハウス)の場合の書き方

事業会社でインハウスのWebデザイナーとして働く場合、応募先の企業理念や過去の実績に対する共感を示し、自分のスキルがどのように活かせるかをアピールする方法があります。

例文

大学時代に教育を学んだ後、Webサイト制作会社へWebデザイナーとして就職しました。貴社を志望したのは『時代に即したカリキュラム作りに挑戦し、即戦力となる人材を輩出する』という理念のもと、デジタル技術を活用した教育環境を追求する事業に共感したためです。これまで培ったWebデザインの技術を発揮し、新たな教育体験の実現に貢献したいと思います。

広告代理店の場合の書き方

広告代理店における仕事の進め方を考慮し、顧客の要望に合わせて創造性を発揮して、チームとして成果を上げることへの興味を示す書き方が考えられます。

例文

ECサイト制作のプロジェクトに参加した際、想定される顧客層が好む色やデザインを勉強し、売り上げxx%の成長に貢献することができました。Web媒体からテレビCMまで手掛ける貴社において、ユーザーのニーズを踏まえたデザインを実現し、顧客企業の成長を支援したいです。

5. 未経験でWebデザイナーを志望するケースの例文

未経験のWebデザイナーに対しても求人が募集されるケースが見受けられます。志望動機を作成する際には、経験者とは異なる注意点があります。

未経験のWebデザイナー志望者が志望動機を書く際のポイント

実務経験がなかったとしても、独学やWebデザインスクールで学んだ内容を記載して、学習意欲をアピールすることができます。必要があれば、Webデザイナーになろうと思ったきっかけから、志望理由に説得力を持たせます。

Webデザイナー以外の職種で実務経験があれば、応募先でも発揮できる経験について述べても良いでしょう。コーディングや画像制作はもちろん、チーム作業におけるコミュニケーション能力なども、応用可能なスキルに含まれます。

未経験の場合の例文

前職ではファッション販売に携わっていましたが、独学でPhotoshopを学び、ファッション関係のブログを運営するようになりました。ファッション関係のWebサイト制作に実績のある貴社で、業界知識を活かしてユーザーにとって使い勝手のよいWebサイトを構築できるWebデザイナーを目指したいです。

関連記事:Webデザイナーになるには|必要なスキルや知識を紹介

6. 志望動機を改善するためにできること

志望動機は応募先に合わせてカスタマイズしながら、徐々に洗練させていくことが推奨されます。書類選考やその後の面接を通過する確率が高められるよう、志望動機の内容を改善させる方法について解説します。

業界研究や企業研究を行う

応募する業界や企業について理解を深め、なぜ自分とマッチするかを分かりやすく書くようにします。「志望動機に何を書いたらよいか分からない」と感じる場合、応募先または就職した後のキャリアプランについて理解が不足しているのかもしれません。

企業の担当者と話す

最近では、人事担当者と会話するカジュアルな面談の機会を設けている企業も増えています。応募先として検討している企業や、それに関連した企業で働いている人に話を聞くと、一般に公開された情報だけでは分からない実際の働き方や事業内容が理解できるでしょう。

Webデザインについて学ぶ

未経験の場合、Webデザイン自体について理解を深めると共に、スキルを磨いておくとキャリアアップにつながるでしょう。学習方法として、オンラインのWebデザインスクールや職業訓練校などの活用が挙げられます。また、Photoshopなどのソフトウェアでは資格試験が設けられているため、試験対策を通してスキルを身につけるのも一つの方法です。

関連記事:Webデザイナーになるのに取得しておくと良い資格をご紹介

転職エージェントと話す

多くの転職希望者と会話してきた転職エージェントは、採用担当者の視点から志望動機についてアドバイスができる存在です。履歴書・職務経歴書の添削サービスを提供するエージェントもあるため、効果的に活用していきましょう。

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