【難易度順】プログラミング言語一覧|職種別のおすすめも紹介

最終更新日:2023年11月15日

日々新しいトレンドが移り変わるプログラミング言語。AIなどの最新技術の普及とともに、トレンドのプログラミング言語の変化は著しいものがあります。

プログラミング言語は一定以上のユーザーがいるものだけでも200種類以上、その派生を分けて考えると、数千種類存在するともいわれています。言語選びの際には、自分の目指す職種ではどの言語が使われているのか、学習難易度まで把握しておくことが重要です。

本記事では使用されることの多いプログラミング言語について、これからプログラミングを学ぼうとしている人や、複数の言語選びを考えている人に向けて、学習難易度や言語別に関連する職種、業界なども含めて解説します。

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この記事のまとめ

  • プログラミング言語の難易度は、言語そのものの複雑性以外にも、情報の得やすさ、環境構築の難易度、コンパイルの有無、メモリー管理の有無などによって決まります
  • どんなプログラムを作りたいか、どんな分野で活躍したいか、という方針に合わせてプログラミング言語を選びましょう
  • プログラミング言語を独学する場合、少しでもスムーズに学習できるようインターネット上での情報取得や英語の翻訳ツールなどを活用しましょう。これらの利用のためのスキル向上も有効です

プログラミング言語の難易度を決める基準とは

ITテクノロジーの発展とともに、日々の生活にIT技術を活用することが当たり前となっており、それに伴ってプログラマーやITエンジニアには高い求人ニーズがあります。

プログラミングは論理的思考や問題解決能力が求められるスキルですが、知識ゼロからでも学べないわけではありません。今回はプログラマー向けに、これから習得するプログラミング言語の難易度を決める基準について考えていきます。

関連記事:
プログラマーが扱うプログラミング言語|種類別の特徴や選び方も解説
独学でプログラマーを目指すには?未経験からのプログラミング習得

環境構築が簡単かどうか

プログラミングを使った開発のほとんどは、環境構築が必要になります。言語や用途によって要否は変わってきますが、ビルド用の環境、テスト用の開発環境、実際にプログラムを運用する本番環境などを繰り返し作成するケースもあります。

環境構築にはハードウェアやOS、各種プログラムの実行モジュールのバージョンなど前提知識が必要となります。プログラミングの前に、この時点で問題が発生するケースもあり、習得の妨げとなってしまっては本末転倒です。

環境構築が容易かどうかという点は、言語の選び方にも影響を与えることになります。

学習しやすい情報・環境があるか

学習するための公式ドキュメントや参考書籍が多く出版されているほど、学習難易度は下がります。ここ数年で人気上昇中のPythonなども、公式ドキュメントを日本語に翻訳された状態で確認できるため学習を始めやすく、人気上昇の一因だと考えられます。

日本国内にプログラミング言語に関するコミュニティがある場合には、情報も得やすく、問題発生時にも役立つケースが多いため学習しやすくなります。

プログラミング以外に学ぶべきことの有無

言語が何を目的として使用されるかによっては、ハードウェアとの連携方法に関する知識や、フロントエンド・バックエンドの関係性なども学ぶ必要がでてきます。自分が使用する言語の周辺知識まで学んでおくことは決して無駄にはなりません。

近年ではクラウドの需要も高まっているため、関係性の強い開発を目的とする場合には、言語以外にも学ぶべきことは増えていく傾向にあります。

コンパイルの有無

記述したプログラムのソースコードを実行する際には、コンピュータが理解できる言語(機械語)に置き換える必要があります。機械語への翻訳の方式には大きく二種類があり、一つがコンパイラ型、もう一つがインタプリタ型です。

コンパイラ型ではコンピュータがプログラムを実行するより前に、プログラムの作成者が機械語への翻訳を行っておきます。この翻訳作業をコンパイルといいます。

インタプリタ型の場合は、プログラムの実行時にソースコードを一行ずつ翻訳しながら実行します。

コンパイラ型とインタプリタ型には、メリット・デメリットの両方が存在しているのですが、コンパイルという作業においても、環境を整えて、エラーなどを取り除くことが必要です。このコンパイル作業が負荷となり学習の妨げとなる場合もあるため、コンパイルの有無は学習難易度に影響があります。

メモリー管理の要否

プログラムは、実行時にコンピュータのメモリを利用して一時的なデータの保持を行います。必然的に大量のデータを扱うプログラムでは大量のメモリを使用することとなります。そして、プログラムが終了した後にはメモリを解放し、コンピュータに返します。

メモリは繰り返し使う記憶領域ですので、プログラムが修了した後に返却しなければ、やがてはコンピュータ上のリソースが枯渇し、コンピュータそのものの稼働停止につながります。

このプログラムが終了した際にメモリが正しく返却されないことをメモリーリークと呼びます。しばしば、重大なシステム障害の根本的な原因となる致命的な障害です。メモリーリークを避けるには、利用するメモリを正しく管理し、必要以上に利用せず、実行が終了したら正しく返却されるようプログラムを記述することです。

このメモリー管理については、プログラミング言語によってプログラマーが制御できる範囲は異なります。自動的にメモリーの管理を行うガーベッジコレクションという仕組みを導入している言語もあれば、プログラムの自由度を確保するためメモリの管理は記述者に委ねられていることもあります。

メモリー管理をプログラムの記述で行う場合、プログラマーは意識しなくてはいけないことが増えます。自分でメモリーを管理する必要のあるプログラミング言語は、管理する必要のない言語に比べて難易度は高いです。

文法や型など各種方式の違い

プログラミング言語内の記述に関して、複数の言語を比較した場合、文法は似ているもの違うもの様々です。元となったプログラミング言語などにより記述方法が似ている場合もあり、二つ目以降のプログラミング言語を選択する場合には学習効率の面でも注意してみるとよいでしょう。ただ、言語間の文法の違いは程度の問題なので参考程度に考えて下さい。

プログラミング言語内で扱うデータの型についても、言語間で差異が見られます。こちらについては、厳格に型が定められている言語では、型を使い分ける必要があります。

一方、型に厳格でないプログラミング言語では、型が定まっていないことにより想定しづらい動作をする場合があるため、こちらも注意が必要です。一般的にコンパイラ言語は型に厳格、インタプリタ言語は型に厳格でないという傾向があります。なお、スクリプト言語の多くはインタプリタ言語にあたります。

【難易度順】プログラミング言語の種類一覧

毎年、調査機関などによりプログラマーから注目されている言語のランキングが発表されています。このランキングは流行の変化を捉える上では役に立つものです。しかし、ランキングの順位で価値を決めるのではなく、言語の将来性や汎用性、学びやすさなどを自分なりに検討してみることが大切です

各言語の特徴を見ていきましょう。

難易度 言語 代表的な用途
PHP
Ruby
JavaScript
TypeScript
HTML、CSS(※)
Web(サーバサイド)
Web(サーバサイド)
Web(クライアントサイド、サーバサイド)
Web(クライアントサイド)
Web(クライアントサイド)
Python
Go言語
Kotlin
Java
Swift
C#
VBA
SQL(※)
Google Apps Script
VB/VB.NET
Perl
Web(サーバサイド)データサイエンス、AI 汎用的
Web(サーバサイド) スマホアプリ(android)
スマホアプリ(android)
汎用的
スマホアプリ(iOS)
ゲーム(Unity)汎用的
EXCEL、ACCESS
汎用(データベース操作)
Google Spread Sheet
汎用的
Web(サーバサイド)
C++
R
C言語
アセンブリ言語
汎用的
データサイエンス
汎用的
組み込み

※正確にはプログラミング言語ではありませんが、プログラム作成で利用される言語です。

難易度「低」

初心者向けの言語は、主にWebサイトの構築やWebアプリの開発などで使用される言語になります。Webはプログラミングの成果が目に見える結果につながりやすいため、学習モチベーションを維持しやすいメリットもあります。4つのプログラミング言語とWebに関連して重要なマークアップ言語、スタイルシート言語を解説していきます。

PHP

PHPはWebサイトやWebアプリのバックエンドを構築する際に使用される言語になります。Webサービスの構築に特化した、インタプリタ型のプログラミング言語です。発信されている情報も非常に多く、世界的に見ると使用頻度は減ってきてはいるものの、日本ではまだまだバックエンド言語の定番として扱われています。

初心者でも習得しやすい言語仕様といわれており、習得までに必要な時間は少なめです。

Ruby

プログラミングスクールでお馴染みのRubyは、Webサービスの構築によく使用される、スクリプト型オブジェクト指向言語です。日本人である「まつもとゆきひろ氏」が開発したことで知られています。世界中でWebアプリの開発で使用されることの多い言語で、学習難度の低さと使いやすい構成により、多くのプログラマーに使われている言語です

1ヶ月〜2ヶ月程度で学ぶ短期集中型のスクールも多く、短い期間で学びやすい言語です。なお開発現場では、フレームワーク「Ruby on Rails」を利用した開発が一般的です。

関連記事:Rubyの勉強方法や学習サイト、スキルを証明する資格を紹介

JavaScript

フロントエンドの構築では、必ずといって良いほど使用されているのがJavaScriptです。Webサービスの構築の際によく使用されるスクリプト型オブジェクト指向言語です。人気ランキングでは常に上位を維持しており、技術的な関連情報などはかなり多いため、初学者におすすめのできる言語です。

人気の理由はWebのフロントエンド言語として替えが効かないほど普及している事です。また、JavaScriptでは、フレームワークであるNode.jsを取り入れることによって、バックエンドの構築も可能です。

実際のシステムの開発現場では、prototype.jsやjQueryといったライブラリを使用した動的コンテンツの構築が多いです。また、Vue.jsやReact.jsなどのフレームワークを利用するケースも多々あります。JavaScriptプログラマーを目指すのであれば、ライブラリやフレームワーク知識も合わせて習得するとよいでしょう。

関連記事:JavaScriptの勉強方法は?初級~中級者向けサイト15選を紹介

TypeScript

TypeScriptはMicrosoft社が開発したオープンソースのJavaScriptのスーパーセット(上位互換)です。JavaScriptに静的な型付けなどを取り入れ、不具合の発生を未然に防いでいる点に特徴があります。また、トランスパイル(変換)後はJavaScriptのソースが出力されるAltJS言語の一種です。

JavaScriptからの移行が容易なことや、JavaScriptのメジャーなフレームワークに対応しているため、今後活用が広がると考えられています。

HTML、CSS

HTML、CSSはWebサイト作成におけるUIの部分を作成するための言語です。Webのクライアントサイド開発では、JavaScriptと合わせて必ず利用されている言語となります

HTMLはマークアップ言語でWebページの構造を作成するために利用します。CSSはスタイルシート言語と呼ばれており、Webページの詳細なデザインを指定するために利用します。

いずれもWebアプリケーション作成の基礎として必須の言語です。インターネット上で情報を集めやすく、ブラウザとテキストエディタがあれば開発できるため環境も用意しやすく、学習の難易度は他のプログラミング言語と比較して低いといえます。活発に更新が行われているため、インターネット上の情報には様々なバージョンの情報が混在していることには注意が必要となります。

※HTML、CSSは動的な処理を記載することはできないため厳密にはプログラミング言語ではありません。

難易度「中」

中級者向けの言語では、汎用性が高い言語が増えてきます。PythonはAIやデータサイエンスなどの最先端のテクノロジーの開発でも使用されているため、近年注目度が高まっている言語です。

また、厳密にはプログラミング言語ではありませんが、各種のアプリケーション開発で頻繁に利用されるデータベース操作のための言語SQLについても紹介します。

Python

Pythonは今、最も注目されているプログラミング言語です。AI開発、データ収集・分析、作業の自動化、ソフトウェアの開発など多くの場面で活用されることが増えている高性能な言語になります。シンプルに構成されている文法(C言語やJavaなどのプログラミング言語と比較するとソースコードが読みやすい)や将来性の高さから、多くの人が学び始めたいと考える言語のランキング上位に挙げています。

関連記事:データサイエンティストに求められるプログラミング言語と学習方法

Go言語

GOはGoogleが開発した言語であり、Android系のアプリ開発に使用されることの多い言語です。絞られた文法に集中して開発されたシンプルな構成により、効率性を重視されている言語になります。

Kotlin

Javaとの互換性があり、これまで開発してきたものを活用するということも可能にしている言語として、Kotlinは日本でも注目度が高まりつつある言語です。GOと同様にAndroid系のアプリ開発で使用されることが多いのも特徴のひとつです。

関連記事:Kotlinの勉強方法は?勉強するメリットや資格について徹底解説

Java

Javaは汎用性の高いオブジェクト指向型のプログラミング言語です。デスクトップアプリなどでも重要な部分の開発を担っていたり、スマホアプリの開発や業務システムの開発、ゲームの開発、大規模なソフトウェアの開発やIoTを含む組み込みプログラミングなど用途は多岐に渡ります。プログラムを分割しやすいことやマルチプラットフォームに対応していることが、大規模開発で活用される理由となっています。

コンピューターサイエンスなどを学ぶ際にも講義内で使用されていることもあり、今なお世界的にも使用価値の高い言語として認識され続けています。オブジェクト指向型のスタンダードとして世界中で人気が高い言語です。

Swift

SwiftはApple社製のモバイルデバイス向けOS、iOSでのアプリ開発で主に利用されるプログラミング言語です。過去Apple製品向けiOSアプリの開発で使用され続けてきたObjective-Cの代用言語として開発されており、シンプルかつ効率性を重視した言語になります。とにかくiOSアプリ開発に特化していることが特徴なので、Apple製品を好んで使っている人にはおすすめの言語です。

関連記事:Swiftとはどんなプログラミング言語か?特徴・将来性を解説

C#

C#はMicrosoft社によって開発された言語のひとつです。以前は.NET Frameworkを使用した限定的な開発を基本としてきましたが、現在はVisual Studioを使用することによって開発環境の範囲を広げることを可能にしています。

学習難度は高いと言われているものの、GUIアプリケーションの開発、Webアプリの開発、ゲームの開発など多岐に渡り使用されているため、ふたつ目のプログラミング言語として取り入れることで、開発技術の向上が望める言語のひとつです。

関連記事:
C#とは?特徴やメリット、C言語やC++との違いを解説
C#の効率的な勉強方法|学習時間の目安やおすすめのサイトも紹介

VBA

VBAはMicrosoft社のExcelやWord、Accessといったアプリの拡張機能を拡大させるために開発された専用言語です。人気度で言うとそれほど高くはありませんが、作業効率の向上のための事業が行われている企業では、よく使われている言語のひとつです。

SQL

SQLはデータベースへのデータの格納、抽出などの操作を行うためのデータベース操作言語です。データベースは各種のデータをまとめて格納するための仕組みで、あらゆるアプリケーション作成で利用されます。プログラムの中からデータベースにアクセスする際には、プログラム内にSQLとその実行を記述することでデータを操作できます。

SQLの学習では、インターネット上で情報は集めやすいですが、利用する環境の構築に関しては複雑なケースが多々あります。学習する内容も奥深く、ベンダー固有の仕様もあるため、難易度は中程度となります。

※SQLは実行できることがデータベース操作に限定されているため、プログラミング言語ではありません。プログラミング言語と併せて利用されます。

関連記事:
SQLの勉強方法を解説|おすすめのサイトや本、構文例まで紹介
SQLとは?言語の概要と種類をわかりやすく解説

Google Apps Script

Google Apps ScriptはGoogle社によって開発された、Google社の提供するアプリやサービスの利用を自動化することのできるプログラミング言語です。「GAS」と略して呼ばれることも多くあります。GmailやGoogleスプレッドシート、Googleカレンダー、Googleドライブなどのサービスと連携した自動化の仕組みが作成可能です。

記述はJavaScriptに近いとされています。動作環境もGoogleアカウントとブラウザを用意すれば良いため、準備は容易です。

VB/VB.NET

VB(Visual Basic)はMicrosoft社が開発したプログラミング言語で、VB.NETはその後継言語にあたります。Visual Studioという統合開発環境を利用してGUIでアプリケーションの外見を作ることができ、記述に関しても比較的親しみやすかったため、Windows向けアプリケーション作成用に非常に流行しました。現在は、VBのサポートは終了しており、VB.NETが後継にあたります。

新規案件は少なくなっているものの、企業で利用するアプリケーションとして普及したため、改修やリプレイス案件がときどき見られます。

Perl

PerlはWeb系のプログラミング言語として早い段階で登場し普及しました。その後は、PHP、Ruby、Pythonなどの言語にシェアを奪われてしまっています。今後、Perlを新規に学習するのであれば、PHP、Ruby、Pyhonなどの言語の学習に差し替えられないかご検討をおすすめします。

難易度「高」

上級者向けの言語では、専門性の高い開発やハードウェアとの連携が含まれるようになります。学習難易度が高いことから、求人に掲載される給与額は他言語と比較しても高額となる傾向があります。

C++

C++は、高速な処理を実現したいシステムの構築などでよく使用されるオブジェクト指向型プログラミング言語です。C言語の良い部分を残しつつ機能拡張を持たせた言語と言われています。

C言語をさらに機能拡張させた言語で多くの機能が備わったことにより、自由度が高い汎用言語として注目されています。大規模な業務システムやデータ分析、アプリ開発やゲームの開発に至るまで、上級者向けに相応しい広い範囲の対応を可能にしている言語のひとつです。

関連記事:C++とはどんな言語?特徴やC言語との違いをわかりやすく解説

R

Rは主に統計に関する開発に適したプログラミング言語とプラットフォームです。R言語とも呼ばれます。データ分析、統計、データの可視化、機械学習など、今注目されているデータアナリストやデータサイエンティストにとっては中心となる専門言語になります。

C言語

C言語は、汎用的なコンパイラ型のプログラミング言語です。歴史の古いプログラミング言語であり、AIから組込み系まで幅広い開発で使われています。プログラムの実行速度が速い特徴を持ち、C++との互換性などが含まれているため、上級者に好んで使用されている言語です。

ハードウェアとの連携が多いため、他言語に比べて学習難度は比較的高いです。しかし、C言語に影響を受けて開発されているプログラミング言語は多数あり、それらの言語の習得にも役立つため、レベルアップを図ろうと考えているプログラマーにおすすめの言語のひとつです。

関連記事:C言語を効率的に勉強!習得するメリットや理解度別の学習法も紹介

アセンブリ言語

アセンブリ言語はコンピュータへの直接的な命令に近い記述内容となっており、低級言語にカテゴライズされます。記述は独特ですが、文字数が少なく済むよう作成されており、組み込みプログラミングなどの領域で今も使われることがあります。ハードウェアの制御や記述の難しさに起因する難しさもあるため、学習難易度は高いと言えます。

【職種別】おすすめのプログラミング言語

どのプログラミング言語を選ぶかというのは、目指そうとする職種によって変わってきます。バックエンド、フロントエンド、AI開発、データ分析、スマホアプリの開発など、開発内容によって何を選択する必要があるのかをよく調べたうえで、習得する言語を選定しましょう。

Web系プログラマーにおすすめのプログラミング言語

Web系プログラマーとは、Web系システムを構築する職種で、将来的にシステムエンジニア(SE)やWebディレクターなどへのキャリアパスが考えられます。

難易度 プログラミング言語 できること
JavaScript
HTML、CSS
PHP
Ruby
Web(クライアントサイド、サーバーサイド)開発
Web(クライアントサイド)のUI開発
Web(サーバーサイド)開発
Web(サーバーサイド)開発
Java
Python
Web(サーバーサイド)開発
Web(サーバーサイド)開発
Solidity ブロックチェーンで動作するプログラム

代表的なものとして、PHPとJavaScriptは非常に採用率が高く、日本で仕事を探している人は仕事探しに困ることはないほど、市場需要の高さを維持し続けています。RubyやJavaなども、昔から使用頻度の多い言語として、今なお活用され続けています。

最近では、AI(人工知能)で用いられるPythonや、ブロックチェーンを構築する際に使用される、Solidityが扱えるプログラマーのニーズも高騰しています。いち早くこれらを身につけられれば、エンジニア市場で高い価値を発揮できる可能性が高まるでしょう。

言語によって難易度は異なるものの、オンラインスクールなどを活用すれば、短期間でも簡単な開発が可能となるものがほとんどなため、難易度はそれほど高くはないでしょう。

組み込み系プログラマーにおすすめのプログラミング言語

組み込み系プログラマーとは、組込み開発をするエンジニアのことです。携帯電話や自動車などの機械など幅広い機器開発に携わるのが特徴です。特に好まれて使用されている言語としては、Java、C、C++が挙げられることが多いため、学習難易度が高いのが組み込み系プログラマーの難点と言えるでしょう。

難易度 プログラミング言語 できること
- -
Java 組み込みアプリケーション作成
C言語
C++
アセンブリ言語
組み込みアプリケーション作成
組み込みアプリケーション作成
組み込みアプリケーション作成

しかし、近年はIoTの普及と共にAI(人工知能)が搭載された組み込み機器の開発が盛んに行われており、将来的には最先端のテクノロジーの開発に携われる可能性を十分に秘めている言語であるため、設計やIoTなどハードウェアの開発などに興味がある人にはおすすめです。

また、直接的に機械の制御を行う場合には、アセンブリ言語を活用するシーンもあります。

オープン系プログラマーにおすすめのプログラミング言語

オープン系プログラマーとは、JavaやC++などの開発言語を用いてUNIXやLinuxなどのサーバーで動作するシステムを開発する職種です。特にJavaがまだまだ根強い人気があるため、オープン系プログラマーを目指すのであれば、まずはJavaを習得すると良いでしょう。

難易度 プログラミング言語 できること
PHP
JavaScript
Web(サーバーサイド)開発
Web(クライアントサイド、サーバーサイド)開発
Java
Python
C#
汎用、サーバー処理
Web(サーバーサイド)開発
汎用、サーバー処理
C言語 汎用、サーバー処理

業務システムの開発など、パソコン内で使用するシステムの開発などに長けたオープン系の言語として、PHP、Java、Python、JavaScriptなどが挙げられます。その多くの言語は学習難度が高いものとは限らないため、フレームワークやライブラリなどを活用した開発が可能なレベルにまで達すれば仕事を得られる確率も高まるでしょう。

CやC#もこのカテゴリに挙げることのできるプログラミング言語です。

ソーシャルゲーム系プログラマーにおすすめのプログラミング言語

ソーシャルゲーム系プログラマーとは、スマートフォンやタブレットなど、マルチデバイス上で稼働するアプリケーションゲームを開発するエンジニアです。将来的に、コーディングを専門的に行うスペシャリストや企画案を考えるプランナー、ディレクターなどへキャリアアップできる可能性があります。

難易度 プログラミング言語 できること
Ruby
JavaScript
Web版(サーバーサイド)
Web版(クライアントサイド)
C# Web版(サーバーサイド)、ゲームエンジンを使った開発
C++ Web版(サーバーサイド)、ゲームエンジンを使った開発

ブラウザで動作するWeb版はC#やC++、Ruby、JavaScriptなどが主に使用されていることが多いです。ネイティブアプリの場合には複数の機材に対応するゲームエンジン「Unity」が人気があります。Unityを扱うためにはC#やC++などのプログラミング言語を身につける必要があります

アプリケーション系プログラマーにおすすめのプログラミング言語

アプリケーション系プログラマーは、スマートフォン向けネイティブアプリケーションやWindowsPCのデスクトップアプリケーションの開発を行うエンジニアです。対象とするデバイスやOSで利用するプログラミング言語が違います。

スマホアプリ開発の場合
難易度 プログラミング言語 できること
JavaScript スマホアプリ(クロスプラットフォーム)
Go言語
Kotlin
Java
Swift
スマホアプリ(Android)
スマホアプリ(Android)
スマホアプリ(Android)
スマホアプリ(iOS)
- -

スマホアプリ開発では、Andoroid向けのアプリとiOS向けのアプリで選択するプログラミング言語が異なります。また、クロスプラットフォーム対応した環境では、両OSへ対応したプログラムを作成することも可能です

Android向けではGo言語、Kotlin、Javaでの開発が活発です。iOS向けの場合は、Apple社の開発したSwiftが基本的な選択肢となります。クロスプラットフォームに対応した開発の場合は、開発プラットフォームに合わせてプログラミング言語を選択します。React NariveならばJavaScript、FlutterならばDartが対応言語です。

Windowsアプリ開発の場合
難易度 プログラミング言語 できること
- -
VB.NET
C#
Java
VBA
汎用
汎用
汎用
Excel、Accessアプリ開発
C言語
C++
汎用
汎用

WidowsOS向けのデスクトップアプリケーション作成では、Microsoft社のVisual Studioという統合開発環境を利用して開発することが一般的です。Visual Studioを利用した開発では、VB.NET、C#、C言語、C++などが利用できます。また、Excel、Access上で動作するプログラムには専用の言語であるVBAが利用されます。

Microsoft社に依存せずにデスクトップアプリケーションを開発する場合は、Javaも選択肢となります。その他にもクロスプラットフォーム向けのアプリケーション開発プラットフォームでWindowsも対象としている場合があります。

AIエンジニアにおすすめのプログラミング言語

難易度 プログラミング言語 できること
- -
Python AIプログラミング(機械学習、深層学習)
R言語
C言語
C++
統計解析(機械学習、データマイニング)
AIプログラミング(AIエンジン、ライブラリ)
AIプログラミング(AIエンジン、ライブラリ)

AIエンジニアの場合には、代表的なプログラミング言語にPythonやR言語があげられます。両言語とも、機械学習、深層学習、データマイニングなどのAI開発に向けたライブラリが豊富に用意されていることがその要因です。

AIの中でもAIエンジンや各種のライブラリ作成には処理速度の早いC言語、C++が選択されます。

また、ライブラリによっては更に多くの言語に対応したものが存在しており、それらの言語でもAIアプリケーションの開発が可能です。Google社の機械学習のためのライブラリTensorFlowはPython、C言語、C++、Java、Go言語での開発に対応しています。

どのプログラミング言語を学習するかを決めるポイント

学習するプログラミング言語を選択するにあたって、選択肢が多すぎて選べないというケースもあるでしょう。そんな場合には、下記の観点でプログラミング言語を見てみると選びやすくなります。また、先に記述した職種別はどのようなプログラムを作りたいかという観点でもあるため、そちらも選択の基準となります。

学習環境が整っているプログラミング言語から選ぶ

シンプルに構成されている文法(C言語やJavaなどのプログラミング言語と比較するとソースコードが読みやすい)や将来性の高さ特に初めてのプログラミング学習の場合、技術的な問題でのつまづきから学習継続が困難になってしまうケースもあるため、問題の解決に役立つ情報が多いという点を選択の基準としてもよいでしょう。

将来性のあるプログラミング言語を選ぶ

プログラミング言語を学習しても、古くて企業が採用しないような言語ならば仕事には結びつきません。学習にあたっては、今後も継続的に利用されるプログラミング言語を選択しておくことも重要です

プログラミング言語の継続には、開発元のサポートや周囲のコミュニティによる協力状況などが大きく影響します。大きな企業で開発言語として採用された場合には、プログラミング言語の将来性が高まる場合があります。また、今後流行する分野の機能が提供されているかどうかも重要な要素です。

プログラミング言語の独学の難易度を下げるコツ

独学でのプログラミングの習得は、簡単ではないというのはある程度は間違いのないことかも知れません。特に最初の言語習得においては、その傾向は顕著です。

少しでも学習の難易度を下げるためのコツとして、下記を紹介します。

英語力を身につける

各種のプログラミング言語は英語圏で開発されていることが多く、エラーメッセージでも英語が頻繁に登場します。また、情報を収集していると英語の文献がでてくる場合もあります。

英語に関するスキルを向上させることで、これらの情報を有効に役立てることが可能です。とはいえ、英語のヒアリングやスピーキングまでが要求されるわけではありません。

まずは英語のメッセージが出てきても逃げずに読んでみること、そして概要だけでもよいので英語の文章の中身を読み取ることができれば、相当にプログラミング言語学習がしやすくなります。

翻訳サイトやブラウザの自動翻訳機能も活用して英語のメッセージや文献にあたってみましょう。特にプログラム上で表示される英語のメッセージは重要な情報を伝えている場合があるため、英語だからと拒否感を持たずに読んでみることが大切です。

検索技術を向上させる

プログラミングを行っていると、エラーや理解できない点が必ず出てきます。エラーメッセージを読み、問題を根本的に解決するのが一番ですが、そのためには多くの知識が必要となります。このため、学習の途上では知識が不足して、解決までたどり着くのが困難な場合も多々あります。

このような場合に有効なアプローチが、問題の解決方法をインターネット上の情報から検索することです。多くのエンジニアがインターネット上にトラブルの発生と解決方法をナレッジとして共有してくれているため、学習の大きな手助けとなります。

このインターネット上の検索では、ある程度の技術が必要です。特に検索エンジンに指定する検索キーワードが重要となります。言語名に加えて、発生しているエラーメッセージなどをキーワードとして、自分の求めている情報を検索する技術を身につけてください。

自分が取り組みやすい言語から始めてプログラミングに慣れる

プログラミング学習は一定期間の継続が最低でも必要となります。一説には、一つのプログラミング言語の概要を身につけるのに、200~300時間程度の学習が必要で、習熟するためにはさらなる時間が必要となります

このため、学習に取り組み易く継続がしやすいプログラミング言語を選択して、プログラミングに慣れる事も大切です。Web系などの成果が目に見えるプログラミング言語はモチベーションが維持しやすく、取り組み易く感じる方も多いかもしれません。

プログラミング言語の難易度に関するよくある質問

プログラミング言語の難易度に関して、よくある質問と回答をまとめました。習得するプログラミング言語選択の参考にお役立てください。

Q1.プログラミングの難易度ランキングを教えてください。

難易度は個人の感覚による部分が大きく、一概にランキングするのは難しいです。

本記事の一覧から、特に人気のある言語を難易度別に抽出したものを参考に掲載します。

難易度 言語
PHP/Ruby/JavaScript
Python/Java/C#
C++/C言語

Q2.プログラミング言語の習得に必要な時間を教えてください。

一般的にプログラミング言語の基礎習得には200時間程度、実務で利用できるレベルまでの習得には1000時間かかると言われています。ただし、これには個人差も大きく、言語の難易度、学習方法によっても差は出ます。

プログラミング言語間でも共通している考え方は多く、一つのプログラミング言語を習得した後に別の言語を学習する場合は、より速く習得できることが多いです。

Q3.プログラミングの難易度が高い理由は何ですか?

プログラミング学習では、様々な理由で挫折が起こるためです。

例えば、下記があげられます。


  • ・ルールに従った記述が必要

    ・エラーなど些細な部分でも問題が起こり、解決が大変

    ・環境構築が必要なことがある

    ・間違えながら進めることに抵抗がある

    ・アルゴリズムの理解が難しい

    ・英語単語などが分からず、エラーメッセージに苦手意識を持ちやすい

まとめ

プログラミング言語の選択は、どんなことを実現したいかで大きく変わってきます。学習難易度を加味して十分情報を集めて選択を行いましょう

また、学習難易度は言語によっても大きく異なります。自分の現状のスキルを分析した選択を行い、スムーズにスキルアップを図ることも重要な視点です。

エンジニアにとって、プログラミングスキルは非常に重要なスキルですので、着実なスキルアップを図っておきましょう。キャリア形成とも関連が深いため、キャリアプランとともにプログラミング言語習得、スキル向上についても計画するとよいです

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