C#習得の難易度や習得にかかる勉強時間についても解説しますC#の効率的な勉強方法とは?学習するメリットなどもご紹介

最終更新日:2021年7月26日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

C#はWindows系のアプリケーションの開発に適しているプログラミング言語です。最近ではWebアプリケーションからスマホアプリ、ゲーム開発まで幅広く使われるようになってきており、C#を扱えるエンジニアに高い需要があります。では、C#を習得するにはどのように勉強するのが効率的なのでしょうか。この記事では、C#の概要やC#を学べる学習サイトや参考書、さらにC#の基礎を学んだ後に勉強すべきことなどについて解説します。

1. C#の概要

C#は、C言語とC++の後継として2000年に発表されたプログラミング言語です。コードを機械語に翻訳するコンパイラ型の言語であり、マイクロソフトが提供する開発・実行環境である「.NET Framework」上で利用することができます。プログラミング言語としては比較的新しい方ですが、バージョンアップを繰り返す中で多くの改善がなされ、Javaなどほかのメジャーなプログラミング言語と同等の機能を備えています。

2. C#が多用される開発とは

C#ではさまざまなソフトウェアの開発が可能です。C#が多用される開発は具体的には以下のようなものです。
 

  • ・業務用アプリケーション

    ・iOSやAndroidなどのスマートフォンアプリ

    ・Webサーバーで動作するWebアプリケーション


ほかにもさまざまなアプリケーションの開発が可能ですが、大きく分けると上記の3つになるでしょう。C#はそれぞれのアプリケーションの開発において、すでにメジャーなプログラミング言語であり、多くのソフトウェアの開発に採用されています。

C#の将来性

上記で紹介した3つの種類のアプリケーションにおいて、C#による開発は広く普及しています。

例えばStack Overflowが2020年2月に公開した「Developer Survey Results」(※1)において、C#は「もっとも人気な言語」で7位、「もっとも必要とされる言語」で10位にランクインしています。

現在はクラウドの普及によりブラウザで動作するWebアプリケーションの需要がありますが、C#はこのようなWebアプリケーションの開発にも使えます。さらにPHPやRubyのようにパソコン上で直接動作するアプリケーションの開発が困難な言語とは異なり、C#は標準的な機能だけでパソコン上で動作するアプリケーションの開発も可能です。

プログラマーにとって開発に使用しているプログラミング言語で多種多様なソフトウェアが開発可能であることは、大きな魅力です。開発可能なソフトウェアの種類が豊富であることからも、C#には大きな将来性があると言えるのではないでしょうか。

※1 Stack Overflow「Developer Survey Results2020」(2021年6月14日アクセス)

3. C#を勉強するメリット

C#を勉強するメリットには、具体的には以下の3つがあげられます。

高機能なIDEが使える無料の開発環境があり学びやすい

C#には高機能なIDE(統合開発環境)が無料で公開されています。それがVisual Studioです。これはWindowsを開発しているMicrosoft社が公開している開発環境です。

C#以外のプログラミング言語には、プログラミングを行い実行するための開発環境を自分自身で準備しなければならないことが多々あります。プログラミング言語によっては開発環境を整えるだけでも高度な知識が要求されることもあり、インターネットや書籍の情報を見ても、初心者にとってはレベルが高いこともあるでしょう。

しかしC#の場合、自分のパソコンにVisual Studioをインストールするだけで、プログラミングからコンパイル、そして実行ファイルの動作確認まで行えます。

さらにプログラミングを行えるような入力補完機能やデバッグ機能などは高機能なIDEならではと言えるでしょう。このように初心者にとっても高機能なIDEを使って開発できるのは、C#を学習する大きなメリットです。

言語の汎用性が高い

C#はプログラミング言語としては比較的新しく、言語としての汎用性が高く、機能も優れています。

例えば、C#では関数の定義方法としてラムダ式という文法が利用できます。ラムダ式とは一度しか使わないような使い捨ての関数を簡略して定義できる文法です。これはJavaScriptなどのほかのプログラミング言語の良いところをC#に実装した一例です。

逆にC#が持つ機能をほかのプログラミング言語に移植した例があります。それがLINQです。これはプログラムで操作されるさまざまなデータをSQLのような文法を使って取得できる機能です。LINQはC# 3.0にて実装されて、その後、Visual BasicやF#などのほかのプログラミング言語にも取り込まれました。

C#はこのように、ほかのプログラミング言語の良いところを取り入れて、さらに独自の機能を追加することで、プログラマーにとって高機能かつ優しいプログラミング言語と言えます。そのためプログラミングの初心者にとっても非常に学習のしやすいプログラミング言語と言えるでしょう。

複数のプラットフォームに対応しておりアプリ開発に活用しやすい

またC#で開発されたソフトウェアは、複数のプラットフォームに対応しています。例えばWindowsやMacで動作するアプリケーションも開発できますし、iOSやAndroidなどで動作するスマートフォン用アプリも開発可能です。

ほかには、Webサーバーで動作するアプリケーションや、PS4向けのゲーム、AR/VRアプリなども開発可能です。

せっかくプログラミングを学習するのであれば、多くのプラットフォームで動作するソフトウェアを開発できた方が、将来性も高いでしょう。C#を学ぶことで、さまざまな種類のアプリケーションを開発できるのは、学習するメリットと言えます。

4. C#習得の難易度

次に、C#の勉強の難易度について勉強時間の面から紹介します。

C#を習得するのに要する勉強時間

C#言語は、オブジェクト指向の言語のため、JavaやPHPなどオブジェクト指向の言語を学んだ人であれば比較的容易に習得できると言われています。一方で、オブジェクト指向は分厚い書籍になるほどのボリュームがありますので、初学者は最低100時間程度の勉強をする必要があります。ただし、C#を勉強できるスクールや学習サイトなどが少ないため、やや勉強しづらい言語といえます。

5. C#の効率的な勉強方法

C#を勉強するには、書籍、Webサイト、スクールの主に3つの方法があります。近年ではウェブ上でコーディングを行える学習サイトが注目されていますが、C#については同様のサービスが少ない状況です。開発環境についても自分で用意する必要があります。ここでは自分のペースで低コストで学べる、書籍とWebサイトによる学習方法をご紹介します。

本で勉強するメリット

C#を本で学習するメリットは、何と言ってもコストがかからないことです。また自分のペースで学習を進められるため、忙しい社会人にとってもスキマ時間を活かして学習できます。ここではC#を学べる入門書を2冊ご紹介します。

おすすめの書籍

『猫でもわかるC#プログラミング』 (粂井康孝、SBクリエイティブ)
シリーズ累計50万部を突破している猫でもわかるプログラミングシリーズのC#版です。C#で学ぶべき範囲を一通り学習することができる一冊です。

『独習C#』(山田祥寛、翔泳社)
C#の標準的な参考書として定評がある書籍です。C#でプログラミングを行う際に必要な知識、概念、機能を学習することができます。解説を読む、例題を解く、理解度チェックを行うという3つのステップを通して学べる構成となっています。

Webサイトで勉強するメリット

C#をWebサイトで学習するメリットは、C#の基本的な概念からハイレベルなプログラミングまで、自分のレベルに応じてさまざまなWebサイトで学習できることです。また無料のC#のWebサイトを活用すればコストもかかりません。ここではC#を学べる2つの学習サイトをご紹介します。

おすすめの学習サイト

一週間で身につくC#言語の基本
C#の文法などを勉強できるサイトで、1週間かけて学習する内容となっています。C#についての説明から始まり、変数、条件分岐、繰り返しなど基本的な文法について学ぶことができます。また、初心者には理解が難しいクラスやオブジェクト、継承などについても解説があります。

ドットインストール
動画を見ながら学習することができるサービスです。C#のみならず多くのプログラミング言語の学習をすることができます。2~3分の動画がレッスンとしてまとまっているため、空いた時間に少しずつ勉強することもできます。「C#入門」というレッスンがあり、一部無料で公開されています。

6. C#の基礎を学んだ後に勉強すべきこと

C#はWindows系のアプリケーション開発だけでなく、ゲームやスマホアプリなど幅広い開発に使われています。ここでは、C#の基礎を学んだ後に勉強すべきものとして「Unity」と「Xamarin」を紹介します。

Unity

Unityとは、描画、サウンド再生、データ作成など、ゲーム開発に必要な機能を備えたゲームエンジンのことです。Unityを使えば2Dや3Dのゲームを直感的な操作で開発することができます。プログラミングにはC#を使いますが、通常のコードだけのプログラミングと違って、画面を見ながらマウスで操作することが多いツールです。ゲーム開発に携わりたい人はあわせて勉強すると良いでしょう。

Xamarin

Xamarinとは、スマホアプリの開発を支援するツールです。スマホのアプリ開発は、OSによって使用する言語が異なるため、学習や開発にかかるコストが高くなります。しかし、Xamarinを使えば、iOSとAndroid両方のOSに対応したアプリをC#で開発することができます。スマホアプリの開発に携わりたい人に必須のツールです。

ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

転職支援サービスに申し込む

また、「初めての転職で、何から始めていいかわからない」「まだ転職するかどうか迷っている」など、転職活動に何らかの不安を抱えている方には、無料の個別相談会も実施しています。キャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

「個別相談会」に申し込む

プロのアドバイザーがあなたのお悩みや疑問にお答えします

- 転職個別相談会開催中 -

相談内容を選択してください

※転職活動や求人への応募を強制することはありません

人気の求人特集

内定率が高い

関連する記事

人気の記事

スキルアップ記事トップへ

C#の求人・転職一覧