Pythonは就職に有利!そのメリットと就職の3ステップ

最終更新日:2024年4月5日

Pythonは言語仕様が簡潔であるため、初めてプログラミングを学ぶ際にも推奨されるプログラミング言語の1つです。近年では、Webアプリケーションから人工知能技術まで、Pythonはさまざまな用途に利用されるようになりました。このような背景からPythonエンジニアの需要も堅調なため、Pythonを学びエンジニアとして就職したいと考える人も多いのではないでしょうか。この記事では、RubyやPHPなどが使えるがPythonの経験がない方に向けて、Pythonエンジニアの仕事内容や、Pythonを習得するメリット、未経験からPythonエンジニアになるためのステップについて解説します。

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この記事のまとめ

  • Pythonの市場、人気は年々拡大しているため、転職では有利になりやすいスキルになっている
  • Pythonは初学者でも学びやすく、プログラミング未経験者でも挑戦しやすい
  • Pythonは機械学習やAI開発の主要言語のため、就職や転職市場で人気になっている

Pythonとは

PythonはWebアプリケーション、人工知能、データサイエンスなどの分野で使用されているプログラミング言語です。最近はPythonの認知度が高まっている印象ですが、これはAIが普及したことによるものです。Pythonは幅広い開発に使用されますが、特にAI開発で使用されています。

関連記事:Pythonエンジニアの将来性は?JavaやRubyとも比較

Pythonの特徴

Pythonは以下のような特徴があります。


  • ・コードがシンプルで読み書きしやすい

    ・汎用性が高い

    ・ライブラリが豊富に用意されている


Pythonはコードがとにかくシンプルです。そのためコードを書くのも読むのも楽です。エラー箇所の特定や改修もしやすいというメリットがあります。汎用性の高さも魅力で、Web開発にもAI開発にも使えます。

またPythonはライブラリが豊富で、このライブラリの豊富さからAI開発に使われています。Pythonはもともと科学技術計算のライブラリが豊富で、これらのライブラリが発展してAI開発に使われています。Web開発のライブラリももちろん豊富です。

Pythonでできること

Pythonの使用用途は非常に多いです。具体的には以下の7つが挙げられます。

  • ・AI開発

    ・Web開発

    ・データ収集、分析、処理

    ・ゲーム開発

    ・ブロックチェーン開発

    ・API連携

    ・Excelデータ処理、自動化

ほかの言語と比較すると、AI開発に強みがあると紹介しました。そして、AI技術の土台にはデータ収集や分析、処理といったデータ関連の技術があります。そのため、PythonはAI以外でもデータ関連の技術に強みがあります。これもPythonの豊富なライブラリがあるからです。上で挙げた内容について詳しくは後述します。

Pythonの習得は就職で有利に働く

未経験からエンジニアへの就職を目指す上で、プログラミング言語をあらかじめ学んでおくと就職に有利になります。ここでは、学ぶべき言語としてPythonを選択する利点について解説します。

市場が拡大している

人工知能やIoT、ビッグデータ解析、ブロックチェーン、仮想通貨など、先端技術でPythonが多用されており、その市場が拡大しています。これらの技術を開発する大手企業並びにベンチャー企業で、Pythonエンジニアの需要は今後さらに伸びると予測されています。

技術者が不足している

Pythonは比較的新しい言語であり、経験のある人材が需要に追い付いていません。特に、データ分析や人工知能といった分野では、高スキルのPythonエンジニアが不足しているといわれています。先端技術開発に強いPythonエンジニアとして成長できれば、中長期的に安定したキャリアパスを構築できるでしょう。

利用用途が広い

Pythonは、Webサービスから人工知能まで幅広い領域で活用されています。したがってPythonを習得していれば活躍できる場の幅が広がります。

関連記事:Pythonの将来性|メリットやJava・Rubyとの比較も解説

Pythonの求人例(機械学習エンジニア)

【年収】
400~800万円

【仕事内容】
・自社開発商品の画像分類アプリケーション開発

【職場環境・働き方】
・働き方:一部リモートワーク
・ダイバーシティや相互研鑽を重視しており、エキサイティングな職場環境

【必要スキル・経験】
<経験>
・Pythonを用いた開発経験
・PyTorchを利用した実装経験
・GithubやGitlabを用いたチーム開発経験
<知見>
・画像の深層学習に関する深い知見
・機械学習/深層学習に全般に関する幅広い知見
<マインド>
・向上心があり、自発的に考え、スピード感を持って行動することが好きな方
・ベンチャー企業に興味がある方
・課題の背景を深堀りし、根本的な解決策を考え、自律して実行できる方
・当社の価値観(Mission,Vision,Value)に共感していただける方

Pythonの求人例(バックエンドエンジニア)

【年収】
500~900万円

【仕事内容】
・Pythonでのバックエンド開発※メイン
・決済API/Webダッシュボードなどのプロダクトに関わる開発
・社内業務システムの改善、コードの品質改善など

【職場環境・働き方】
・働き方:一部リモートワーク
・5名程度の少数精鋭組織
・各自の裁量が大きいため高い能力を求められるが、自主性などが身につく環境

【必要スキル・経験】
<経験>
・自社Webサービスの開発経験
・PythonおよびJavaScriptでのWebアプリケーションの設計、開発経験(3年以上)
・ユニットテストや自動テストなどの品質保証のコーディング経験
<マインド>
・オーナーシップを持って課題に取り組み、どんな部署/立場でも自らプロダクトを良くしていくために動く方
・インターネットが好きで、Webサービスやアプリへの強い興味/関心がある方
・常に変わっていく状況を楽しみ、変化に柔軟に対応していける方

Pythonを習得する3つのメリット

Pythonを習得するメリットは多いため、長い期間人気プログラミング言語としてランキング上位に君臨しています。ここからは、Pythonを習得するメリットを3つ紹介します。紹介するメリットは以下の3点です。


  • ・諸学者でも学びやすい

    ・生産性が高い

    ・将来性がある


それぞれについて詳しく見ていきましょう。

初学者でも学びやすい

Pythonは言語仕様がシンプルなため、業務システムの開発などで利用されているJavaなどほかのプログラミング言語と比較して理解しやすいという特徴があります。そのため、初めてプログラミングを学ぶ場合でも、敷居が低いプログラミング言語といえるでしょう。

生産性が高い

言語仕様がシンプルであれば、少ないプログラムで多くの機能が実装できるため、高い生産性につながります。短い時間でさまざまな手法を試し、最適な実装方法を見出すことは、初学者が上達するのに有効です。

将来性がある

Pythonは先端技術で多用されているため、IoT開発などのニーズの高い分野で経験を積めば、今後のキャリアアップにつながります。需要の高い分野でスキルを高めれば、社内外から高い評価を得られるでしょう。さらに、IoTやAIなどはAWSやAzureなどのプラットフォームを使って開発するケースも多いため、これらを扱うスキルを習得すると、より希少価値の高い人材として評価を得られます。

Pythonエンジニアの仕事内容

Pythonエンジニアも仕事内容はほかのプログラミング言語のエンジニアと同じです。ここでは、工程別にPythonエンジニアの仕事内容をご紹介します。

詳細設計

定められた要件を実現するために、プログラムをどのように作成するかを決定します。具体的なコードに落とし込めるよう、処理の流れを文書化したり、図示したりする作業です。Pythonには便利なライブラリが多数用意されているので、どのライブラリを使用するのか選定する作業も含まれます。経験豊富なPythonエンジニアは、詳細設計より前工程の基本設計から担当する場合もあります。

コーディング

実際にプログラムを書いて、機能を実装します。Pythonは文法がシンプルであることから、短い行数で多くの機能を実装できます。そのため、生産性の高い開発が可能です。

テスト

作成した機能が想定通りの挙動をしているかを検証します。プログラムを小さく分割し、その機能に不具合がない点を確認する作業は、システム開発には欠かせないものです。テストを実行するプログラムを作り、さまざまな条件での振る舞いを自動的に検証できる仕組みを構築します。

Pythonは多くの開発分野で活用されている

Pythonは人気プログラミング言語のため、多くのライブラリやフレームワークが開発されています。そのため、使用できる開発分野や使用用途が非常に多いです。ここからは、Pythonで開発できる分野を7つ紹介します。紹介するのは以下の7つです。


  • ・Webアプリケーション

    ・データ分析

    ・人工知能

    ・ゲーム開発

    ・ブロックチェーンの開発

    ・APIの連携

    ・Excelデータ操作の自動化


それぞれについて詳しく見ていきましょう。

Webアプリケーション

Pythonは、Webアプリケーション開発で使用されています。Webアプリケーション開発を効率化するフレームワークやライブラリが豊富で、それらを活用することでスピーディーに開発できます。

データ分析

Pythonは以前から科学技術計算の分野で頻繁に使われており、統計解析のライブラリが豊富に揃っています。グラフの作成やデータの可視化を含め、データ分析の分野におけるPythonの利用が多く見られます。近年では、取得されるデータが増えるにつれ、マーケティング向けの分析やシミュレーションなどへとデータ分析の範囲が広がっています。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験はPythonを用いたデータ分析に関する知識が問われる試験です。具体的な内容としては、AI、機械学習、データ分析の仕組み、これらを実装するためのライブラリに関するものです。

今後需要が高まっていく分野の仕組みと同時に実際に作っていくために役立つライブラリの知識が身に付くので、スキルアップ、評価アップにつながりやすいです。

人工知能

人工知能の分野では、音声認識や生体認証、レコメンド、画像加工、自動運転などの開発が盛んです。これらのアプリケーションには、機械学習、ディープラーニングといった技術が用いられています。Pythonはこれらの開発に必要なライブラリが豊富なため、Pythonを用いて実装されるケースが多く見られます。今後も成長が期待される分野です。

ゲーム開発

Pythonはゲーム開発に用いられることもあります。ただしゲーム開発のメインはUnityでのC#なので、Pythonは使われることがあるという程度です。また3Dのゲーム開発には向かず、2Dのゲームなら開発できます。ゲーム開発にも使える、という程度に考えておくと良いでしょう。

ブロックチェーンの開発

ブロックチェーンは仮想通貨取引などに使われる技術です。一つ一つの取引を時系列につないでいくことで適正に取引履歴を記録していきます。Pythonがブロックチェーン開発に使われる理由は、数値の扱いが得意であることや、ハッシュ関数を作成するためのHTTPリクエスト操作や数値計算のライブラリが用意されていることが挙げられます。

APIの連携

APIはソフトウェア同士、アプリ同士をつなげる仕組みのことです。Pythonを使うことで、いろいろなサービスのAPIを利用できます。たとえば、TwitterやGoogle MapのAPIがPythonで開発された事例があります。

Excelデータ操作の自動化

Pythonのライブラリを使用することで、Excel処理の自動化、機能追加などができます。レポートを自動で作成したり、メールを自動で送ったりといった使い方が一般的です。Windowsのみで使用するツールであればVBAで作成することも可能ですが、PythonはOSに依存せず、またVBAにはないようなライブラリが豊富なので少ないプログラミングで便利なツールを作成できます。

未経験からPythonエンジニアに就職するための3ステップ

Pythonのメリットや仕事内容を確認したことで、Pythonエンジニアに転職を検討している方も多いのではないでしょうか。ここからは未経験からPythonエンジニアに転職するための3ステップを紹介します。

ステップ1:業界の知識を深める

Pythonは幅広い領域の開発で活用されているため、どの領域で働くPythonエンジニアになりたいのか、目標を設定することが第一歩です。
Pythonを使えばどのようなシステムが作れるのかといった基礎的な事項を調査して、働きたい領域を検討しましょう。また、自分はどんなシステムを作りたいのかといった興味・関心を確認することも大切です。

ステップ2:プログラミングスキルを身につける

プログラミング未経験の場合、プログラミングスクールでの学習が一般的です。プログラミングは環境構築が難しく、プログラミングにたどり着くまでに敷居の高さを感じてしまうケースがあるからです。
順を追ってプログラミングに必要な知識を獲得し、実践的な内容を学べるプログラミングスクールには高い学習効果が期待されます。オンラインでもPythonを学べるスクールがあるので、積極的に活用しましょう。

ステップ3:求人に応募する

未経験からPythonエンジニアを目指す場合、自分にあった企業や開発領域などを判断するのが難しいかもしれません。したがって、IT業界に強い転職サービスを積極的に活用し、リスクを最小化すると良いでしょう。また、採用面接ではスキルだけでなく熱意や学習意欲も重視されるため、スクールでの学習経験や開発したプログラムなどを用いてアピールすると良いでしょう。

Pythonエンジニアへの就職に役立つ資格

Pythonエンジニアに資格は必要ありませんが、資格を取得することでスキルアップや就職で有利になります。特に未経験から転職を目指す方は資格を複数取得すると良いでしょう。ここからはPythonエンジニアへ転職する際におすすめの資格を3つ紹介します。紹介する資格は以下の3つです。


  • ・Python 3 エンジニア認定基礎試験

    ・Python 3 エンジニア認定データ分析試験

    ・Python 3 エンジニア認定実践試験


それぞれについて詳しく見ていきましょう。

Python 3 エンジニア認定基礎試験

Python 3 エンジニア認定基礎試験はPythonの文法やその他基礎知識が問われる試験です。Python初心者、プログラミング初心者向けの試験といえるでしょう。そのため、Pythonの実績があまりない人にこそおすすめの資格です。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験

Python 3 エンジニア認定データ分析試験はPythonを用いたデータ分析に関する知識が問われる試験です。具体的な内容としては、AI、機械学習、データ分析の仕組み、これらを実装するためのライブラリに関するものです。今後需要が高まっていく分野の仕組みと同時に実際に作っていくために役立つライブラリの知識が身に付くので、スキルアップ、評価アップにつながりやすいです。

Python 3 エンジニア認定実践試験

Python3エンジニア認定実践試験とは、2020年6月より開始したより上級エンジニア向けに作成された試験です。上級エンジニア向けと謳われた試験のため難易度は高いですが、選択式のため諸学者でも対策することで挑戦できる難易度になっています。

Pythonのコーディング規約や言語仕様、クラスやテキスト処理など初学者には難しい内容が含まれますが、合格すると未経験からでも条件の良い転職活動につながるため挑戦してみましょう。

関連記事:Pythonエンジニアに役立つ資格一覧|勉強法やメリットも解説

就職へ向けたPythonの勉強方法

Pythonを含むプログラミング言語の勉強方法は複数あります。未経験者にはプログラミングスクールがおすすめですが、独学でも習得可能です。ここからはPythonの勉強方法を紹介します。

独学

Pythonを独学で習得する場合、書籍かサイトを使用することになります。そこで、Pythonを独学で習得するのにおすすめの書籍とサイトをご紹介します。

おすすめの書籍

Pythonを独学で学ぶにあたって、おすすめの書籍は以下の通りです。

Python1年生 第2版 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
キャラクターが会話をする形式でPythonの解説がされています。プログラミング経験ゼロでも理解できるようになっています。

独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
Pythonの知識がない方でも勉強しやすい書籍ですが、プログラミング経験自体がゼロだと難しく感じるかもしれません。構文が実務でよく使うものに絞られているので、プログラミングってそもそもなに?といった状態だと別で補足的に学ぶ必要があるでしょう。

シゴトがはかどる Python自動処理の教科書
Pythonを使って業務効率化をするための書籍です。Excel操作の自動化やメールの自動送信などを学びます。これらの知識を習得すると応用が利くので、Pythonのコードを学ぶだけでなくPythonをいかに実践的なシステムとして役立てるかという視点が身に付きます。

おすすめのサイト

次におすすめのサイトです。

pythonJapan
pythonJapanは日本におけるPythonコミュニティやPythonの最新ニュースなどを紹介しています。Pythonについて辞書的に使うサイトというよりは、このサイトを通して日本人Pythonユーザーのコミュニティに参加し、質問したり勉強会に参会することで、効率的に学習を進めるきっかけとなります。

Aidemy
Aidemは人工知能プログラミングが学べる学習サイトです。Pythonを学習してAI開発に活かしたいといった目的のある人は、Web開発ではなくAI開発から学ぶ選択肢もあります。

Progate
Progateはスライドを使ってプログラミングを学べるサイトです。スライドと簡単な文章で解説があり、また実際にコードを書けるエディタが用意されているので直感的に学習を進められます。

プログラムに触れてみる

プログラミングの学習は、知識をインプットして終わりではありません。アウトプットすることが重要です。とはいえ、どうやってアウトプットすれば良いのか?という問題があります。おすすめの方法としては、ネット上にあるサンプルプログラムを動かしたり、少しだけ書き替えてみたりすることです。

サンプルプログラムを動かすには環境構築が必要ですが、環境構築もネットで調べるとやり方がすぐに出てきます。詳細なコードがわからなくても、実際に触れてみることで直観的に理解でき、その後の学習に役立ちます。

ライブラリを活用する

Pythonにはさまざまなライブラリが用意されています。ライブラリを使用しなくてもプログラミングは可能ですが、ライブラリを使用することで開発が圧倒的に効率化されます。

ライブラリを使用すれば、その機能の部分を自分でプログラミングしなくて良いというイメージです。実践的な開発ではライブラリをどんどん使っていくことになるので、ライブラリの使い方には慣れておいた方が良いです。

プログラミングスクールに通う

プログラミングは独学でも習得可能ですが、プログラミングスクールでは効率的なカリキュラムが用意されていて、また講師が質問対応などのサポートをしてくれます。結果的に、独学よりも効率的に学習を進められる場合が多いでしょう。挫折するリスクも減ります。最近は完全オンラインのプログラミングスクールが多いので、自宅にいながらプログラミングスクールで学べます。

Pythonに関するよくある質問

最後にPythonに関するよくある質問に回答していきます。

Q1. Pythonは何をするのに向いていますか?

Pythonは以下3つの分野に向いています


  • ・データサイエンス、データ分析

    ・機械学習、人工知能構築

    ・自動化、スクレイピング


Pythonで上記3つの実装をする場合、いずれも便利なライブラリがあるため、初心者でも簡単に実装できます。
また、ほかのプログラミング言語と比較して、パフォーマンスは落ちますが以下の開発も可能です。


  • ・Webアプリ開発

    ・ゲーム開発

    ・ネットワークプログラミング

Q2. Pythonは人工知能分野で何ができる言語ですか?

Pythonは人工知能の開発分野で以下6つの実装が可能です。


  • ・データの前処理と分析

    ・機械学習

    ・深層学習

    ・自然言語処理

    ・画像処理

    ・強化学習


ご覧の通り、Pythonはデータ分析から機械学習モデル構築が可能です。データの前処理や分析で特徴量抽出、エンジニアリング、クロス解析など様々な手法で機械学習モデルに使用する特徴量を決定します。また、目的に合わせてSckit-learn、Pytorch、TensorFlow、Kerasなどさまざまなライブラリを使用してモデルの構築が可能です。また、各ライブラリで構築したモデルはいずれもハイパーパラメータチューニングやテストまで実施できます。

Q3. なぜPythonが人気なのでしょうか?

Pythonが人気の理由は以下の3つです。


  • ・人気の機械学習を簡単に構築できる

    ・他のプログラミング言語と比較して文法が分かりやすい

    ・人気のプログラミング言語のため、ライブラリやフレームワークの開発が豊富


これらの理由から教育現場でも使用されているため、今後も高い人気を誇るでしょう。

Q4. Pythonの使用例を教えてください

Pythonの使用例は以下の7つです。


  • ・人工知能、機械学習モデルの開発

    ・データ分析、データの収集(スクレイピングなど)

    ・業務の自動化

    ・Webアプリ開発

    ・ゲーム開発

    ・ネットワークプログラミング

    ・ブロックチェーン開発

まとめ

この記事では、Pythonエンジニアの仕事内容や、Pythonを習得するメリット、未経験からPythonエンジニアになるためのステップについて解説しました。Pythonは先端技術で多く用いられ、初学者でも学びやすいシンプルな言語仕様が魅力です。そのため、Pythonエンジニアに対する需要は堅調であり、転職できるチャンスも広がっています。未経験であっても、スキルと熱意があれば採用の門戸が開かれています。まずは、スクールなどを活用してPythonスキルの習得を目指しましょう。

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この記事の監修

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