goは、今後さらなる需要拡大が見込める将来性が高い言語Goエンジニアとして転職するために必要なスキルと経験

最終更新日:2020年3月25日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

Goは2009年にGoogle社が開発したマルチパラダイム型言語です。「Golang」とも呼ばれており、大規模なWebサービスを中心に使用されています。比較的若い言語であることから、日本ではGo人材が少なく、希少性の高さも相まって高年収を狙いやすい言語だといえます。ただし、Goだけを前面に押し出した転職は難しく、周辺スキルとの組み合わせが転職成功の鍵を握るでしょう。この記事では、Go(Golang)を使った転職に必要なスキル・経験・実際の年収例などを紹介します。

1. Goとは?

まず、Goの概要について紹介します。

Goの概要

GoはGoogleから2009年にリリースされたマルチパラダイム型の汎用言語です。パラダイムとはプログラミング言語の手法や考え方を指しており、具体的には「オブジェクト指向型」「手続き型」「関数型」などが該当します。つまりGoは、複数の言語の手法・考え方を併せ持つ言語ということになります。

Goの特徴・強み

Goは主要OS(Windows、MacOS、Linux)すべてに対応しており、開発環境を選びません。また、シンプルな記述で軽量かつ高速な動作を実現できます。その他にも次のような特長・強みを持っています。

高速コンパイル
Goは機械語への直接変換が可能なことから、コンパイルが非常に高速です。

並列処理への適性
Goは「goroutine」や「channel」といった独自機能により、高速な並列処理を可能にする言語です。大規模なWebサービスでは膨大な量の並列処理を頻繁に実行することから、Goの持つ強みが多いに活かされています。

高い拡張性
Goは作成した機能を複数組み合わせることで、新しい機能を作ることが可能です。例えば、過去に作った検索機能と文字列チェック機能を合わせて、入力された文字列が正しいかチェックしてから検索するといった新しい検索機能を簡単に作ることができます。
このことから、Goは拡張性が高い言語として知られています。また、開発中のOSとは別のOSで動作するコード生成も可能です。Windows環境で開発していても、Linux上で動作するソースコードを生成できるわけです。

リソースのコストパフォーマンスが高い
Goは、Javaの約30分の1のメモリ量で、ほぼ同等の処理を実行できるといわれています。Goを使えば、ハードウェアリソースが制限されている環境でも、高速処理を実現しやすいというメリットがあります。

2. Goの需要と将来性

次に、Goの需要と将来性について解説します。

Goの需要

Goは、YouTubeやDockerなど大規模かつ複雑(並列処理が多い)なWebサービス開発に向いている言語です。日本でも徐々に案件が増えており、特に大規模Webサービス開発の分野では、サーバーサイド言語として広く普及し始めています。また、Goを扱えるエンジニアが少なく、「高年収を狙いやすい言語」の代名詞的存在となっています。年収は希少価値や需要の証明ともいえるため、Goエンジニアには一定以上の需要が発生していると考えて良いでしょう。

Goの将来性

Goは誕生から10年強と歴史こそ浅いものの、シンプルな文法で、かつセキュリティ性も高く、並列処理や処理速度に優れる言語です。今後はWebサービスやクラウドサービスの開発を中心に需要が伸びると予想されます。特にGoogleのサービスと親和性が高いことから、Googleのサービス拡張に伴い継続的な需要が発生するでしょう。例えば、Googleがオープンソースとして公開している機械学習ライブラリ「TensorFlow(テンサーフロー)」や、クラウドサービスである「Google Cloud Platform(GCP)」では、Goを使った開発が行われています。

3. Goエンジニアとして転職するために必要なスキル・経験

これまでの内容を踏まえ、Goエンジニアとして転職するときに必要なスキルや経験について解説します。

プログラミングスキル
Goのプログラミングスキルを有していることは当然のこととして、Go以外の言語によるプログラミングスキルを持っていると評価されやすくなるでしょう。2020年時点では、Goと同じくサーバーサイド言語として広く使用されているRubyスキルを習得していると評価を得やすい傾向にあります。近年は特に、Rubyで実装されている処理をGoにリプレイスし、処理速度の高速化やハードウェアリソースの有効活用につなげる開発事例が増えているからです。

要件定義、基本設計、詳細設計スキル・経験
言語を問わず、要件定義や設計スキルはエンジニアにとって必須のスキルです。特に日本国内においては、高年収=上流工程(要件定義、基本設計以上)という方程式が確立されているため、スキルを習得し、経験を積んでおきたいところです。

フレームワークを用いた開発経験
フレームワークは、パッケージ化されたソースコードであり、短納期・高品質な開発を支える大切なツールです。エンジニアとして転職を成功させるならば、言語の知識とともに、GinやRevelといった主要なフレームワークの扱いにも慣れておく必要があります。

プロジェクトマネジメントスキル及び折衝スキル
実務経験5年以上もしくは30代以上のエンジニアに対しては、リーダー職へのキャリアアップが期待されることが多く、プロジェクトマネジメントスキルや折衝スキルが求められる傾向にあります。高年収を狙うのであれば、習得を目指しましょう。

その他、評価されやすい経験
上記した内容に加え、次のような経験を持っていると転職活動時に評価されやすくなるでしょう。以下は募集で頻出する要件です。
 
・Webアプリケーション開発の経験
・チームリーダーやプロジェクトリーダーなど小規模チームのリーダー経験
・AWSやAzure、GCPなどパブリッククラウド環境を使ったシステム構築経験
・大規模ユーザーを持つアプリケーションのサーバーサイドの開発・運用経験
・アジャイル開発の経験
・マイクロサービス化されたアプリケーション構築経験
 
Goを採用した案件は、Webサービスのサーバーサイド開発などで増加傾向にあります。しかしながら、Rubyで開発しているプロダクトの一部をGoに置き換えるなど、部分的な適用となるケースも散見されます。そのため、Goと併せて複数のスキル(RubyやAWS、Dockerなど)を習得しておくと、活躍の場が広がるでしょう。

4. Goで転職したときの年収例

最後に、Goエンジニアの年収例を実際の求人から紹介します。

CRMサービス提供企業(サーバーサイドエンジニア)
【想定年収】500~800万円
【業務内容】新サービスの製品開発
【求められるスキル・経験】何らかのWebアプリケーション構築経験2年以上

ゲーム開発企業(サーバーサイドエンジニア)
【想定年収】540~1000万円
【業務内容】GAE/Go を利用したサーバサイド・アプリケーション、ウェブ API の開発、機能改善など
【求められるスキル・経験】Goを使ったプログラミング能力、英語によるドキュメンテーション能力
 
Go人材が高年収を狙うには、「マイクロサービス開発の経験」「RubyやPHPなど他言語のスキル」「アジャイル・テスト自動化(CI/CD)の経験」などを備えておくと良いでしょう。要件定義など上流工程の経験もあるに越したことありませんが、他の言語に比べるとスキル要件になっていないことが多く、優先度は低いです。
 
また、Goを使用している企業はまだまだ少ないものの、高い採用意欲を示す企業が徐々に増えています。こういった企業では、Goの実務経験があるだけで評価が高まる傾向にあるため、現職でGoに触れられる環境があるならば、積極的に経験を積み重ねていきましょう。ちなみに、実務未経験からGoエンジニアを目指すならば、まずはWebシステム開発プロジェクトにおけるサーバーサイドエンジニア経験を、3年程度積むことを目標にしたいところです。

5. まとめ

Goはリリースから10年強という比較的新しい言語で、まだ人材数はそれほど多くありません。しかし、大規模開発に向いており、シンプルな文法でセキュリティ性の高いコードが書けることから、若手エンジニアからも注目が集まっている言語です。また、開発元がGoogleであることから、今後の市場拡大も期待されています。Goのスキルに加えて他の言語のスキルを身につけておくことで、他言語からのリプレイス業務などにも対応が可能になり、活躍の幅が広がるでしょう。

ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

転職支援サービスに申し込む

また、「初めての転職で、何から始めていいかわからない」「まだ転職するかどうか迷っている」など、転職活動に何らかの不安を抱えている方には、無料の個別相談会も実施しています。キャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

「個別相談会」に申し込む

プロのアドバイザーがあなたのお悩みや疑問にお答えします

- 転職個別相談会開催中 -

相談内容を選択してください

※転職活動や求人への応募を強制することはありません

内定率が高い

関連する記事

人気の記事

スキルアップ記事トップへ

Goの求人・転職一覧