ITコンサルタントの仕事内容、SE・PMなど他の職種との違い、求められるスキルを解説ITコンサルタントの仕事内容とは?周辺職種との違いも解説

最終更新日:2019年10月8日

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IT業界全体の人手不足に伴い、ITコンサルタントの求人ニーズも高い水準を維持しています。採用までのハードルは決して低くない職種ですが、ITシステムの開発経験や、特定の業務領域の知識や業務改善経験などを積むことで転職は可能になります。この記事では、ITコンサルタントの仕事内容や、SE・PMなどの職種との違い、求められるスキルについて解説します。

1. ITコンサルタントの仕事内容

まず、ITコンサルタントの仕事内容を解説します。ITコンサルタントの仕事は、以下の5つに分類することができます。

IT戦略コンサルティング

IT投資は、業界・業態を問わず重要課題として位置付けられています。IT戦略コンサルティングでは、企業の経営層から経営戦略をヒアリングし、その実現に必要なIT投資計画の策定をサポートします。
 
経営戦略の実現に対して、「既存システムの刷新(リプレイス)」「新技術を導入した新規構築」「既存システムの一部流用と改修」など、打ち手のパターンを提案し、同時にそれぞれのパターンの費用対効果や、具体的な実行スケジュールの策定も支援します。また、業務プロセスや組織の変革についても、改善案を提示することになるでしょう。
 
ちなみに、名称が似ている職種として、「戦略コンサルタント」があり、こちらは「ITを含めた経営戦略全般」に関わる仕事です。

ITデューデリジェンス

デューデリジェンスとは、「買収先企業の資産評価やリスクの調査」のことです。クライアント企業の買収先が所有するIT資産にどれだけの価値があり、維持管理や改修、刷新にどれだけのコストが必要かなどを調査するのがITデューデリジェンスです。ITシステムは、維持管理にもコストがかかるため、システムの維持管理に関する知見が必須といえるでしょう。開発経験はもとより、保守運用に携わった経験を活かしやすい仕事です。

マネジメント支援

新しいITシステムの導入時には、開発・実装・テストを担当するベンダー企業の管理が欠かせません。また、クライアント企業内部の関連部署に対しても適宜サポートが必要です。こういった内外のマネジメント支援は、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)が担い、PMOにはITコンサルタントの参画が求められるケースもあります。具体的には、プロジェクトの全体管理や、工数・品質の管理、会議の開催などを行います。

パッケージ導入(ERP、CRM)

ERPやCRMといった企業向けITソリューションの導入を主導・サポートします。ERPやCRMは広範な機能を持っており、製品の仕様、動作、設定について詳細な知識が求められます。また、企業の業務プロセスにフィットするように、部分的な導入が求められることも多く、製品とクライアントの業務双方に対する理解が必須です。ちなみに、パッケージ導入を専門的に扱うコンサルタントは導入コンサルタントなどと呼ばれ、ITコンサルタントとは別の職種として扱われることも少なくありません。

RPA、AI領域の導入・開発支援

RPA(単純作業の自動化ソリューション)やAIといった先端技術を使い、経営課題の解決をサポートします。ITコンサルタントの仕事としては、比較的新しい分野といえるでしょう。働き方改革や人手不足対策、業務効率化、顧客満足度向上など、導入の目的は多岐にわたります。技術的な知見も求められるため、開発職や研究職の経験が活かせる仕事でもあります。

2. ITコンサルタントと周辺職種の仕事内容の違い

次に、ITコンサルタントと混同されやすい職種との仕事内容の違いを解説します。

SE(システムエンジニア)
システムエンジニアは、主にシステム要件定義から基本設計、詳細設計、テスト設計などの工程を担当する職種です。システム要件定義よりも上流の「業務プロセス分析」や「Fit-Gap分析」「経営課題のヒアリング」などは行いません。一方、ITコンサルタントはシステム要件定義より上流の、これらの工程を担当します。

PM(プロジェクトマネージャー)
プロジェクトマネージャーは、ITコンサルタントと同様にIT以外の分野における広範な知見やマネジメントスキルが求められます。しかし、仕事内容はプロジェクト管理・運営が主体で、いわば「現場の指揮官」です。これに対し、ITコンサルタントはクライアントに対して提案やサポート、報告を行う「参謀」のような立場にいることが大半であり、役割が明確に異なります。

PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)
プロジェクト管理の支援などを担当し、PMとも混同されやすい職種です。クライアントとPMの中間的な立ち位置で複数のプロジェクトを横断してプロジェクト状況を監視し、状況に応じてPMに改善案などを提言します。企業にもよりますが、PMOは職種ではなくプロジェクトの品質を管理する「部署やチーム」であることも多いでしょう。一般的に、ITコンサルタントは特定の案件にのみ参画しますが、PMOは案件横断でマネジメント業務携わるという点で異なります。

プリセールス
ITコンサルタントと同様に、技術的な知見やクライアントが抱える課題に対し、ITを用いた解決策を提示します。そのため、技術支援、改善案の提示という点では、とてもよく似ています。しかし、ITコンサルタントが売るものは「自分の知見・能力」である一方、プリセールスが売るものは自社やパートナー企業の「製品・サービス」です。同じようなスキル、経験が求められていても、ゴール(売るもの)が明確に異なります。

3. ITコンサルタントに求められる経験やスキル

最後に、ITコンサルタントに求められる経験やスキルを紹介します。ITコンサルタントは、さまざまな知見が高いレベルで求められる職種です。

ITコンサルタントに求められる経験

・システム開発、運用、保守経験
ITシステムの導入・開発プロジェクトで、要件定義や設計、テストの統括などを行った経験が評価されます。また、基幹システムなどの大規模システムの運用・保守に従事した経験も評価の対象になるでしょう。

・ITソリューションを導入、開発、使用した経験
ERPやCRMを導入するプロジェクトで重視される経験です。メジャーな製品(SAPやセールスフォースなど)の標準仕様、カスタマイズ、パラメータ設定などが行えれば、特定のパッケージ導入を専門とするITコンサルタント(導入コンサルタント)への足掛かりになるでしょう。

・クライアント企業が属する業界の業務知識
ITコンサルタントは、ITを用いてクライアント企業の経営課題にアプローチします。したがって、クライアント企業が所属する業界での業務知識が重宝されます。ECであれば販売管理、物流であれば在庫管理、製造業であれば生産管理など、さまざまな業務知識が役立つでしょう。

ITコンサルタントに求められるスキル

・顧客のビジネス、業務、情報システムを抽象化し、モデル化(型としてまとめる)するスキル
ITコンサルタントは、顧客のヒアリング結果をもとに業務フローやシステム俯瞰図などさまざまなドキュメントを作成して顧客の状況を可視化します。よって、さまざまなモデリング技法を熟知している必要があります。モデリング技法は、SEなど他の職種でも使われるものが多いため、必要に応じて足りないものを身につけましょう。

・現状から「あるべき姿」への実行計画をわかりやすく提案するスキル
モデリング技法を用いて整理した分析結果から、あるべき姿を導き出し、これを実現するための実行計画をITリテラシーが高くない人にも理解できるように分かりやすく提案する必要があります。フォーマットはさまざまですが、多くの場合はコンサルティング企業独自のフォーマットがあります。

・プロジェクトマネジメントに関するスキル
ITコンサルタントは、提案が採択された場合にプロジェクトチームの編成や実行フェーズのプロジェクトマネジメントも担当することがあります。プロジェクトマネジメントを担当しないこともありますので、必要に応じてスキルを補填しましょう。

4. まとめ

この記事では、ITコンサルタントの仕事内容や周辺職種との違い、求められるスキルを解説しました。ITコンサルタントは幅広い経験やスキル、知識が求められる職種です。転職の難易度は決して低くありませんが、ITストラテジスト試験やITコーディネーター試験など、ITコンサルタントを目指す人を対象とした資格制度もあるので、それらをうまく活用しながらスキルを身につけていきましょう。

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