ヘルプデスクから目指せるキャリアパスと、身につけるべきスキルや経験を解説ヘルプデスクのキャリアパス

最終更新日:2020年8月28日

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社内システムやOffice製品、PCなどの使い方に関する問合せや障害切り分け、エスカレーションといった業務を行うヘルプデスクは、IT業界で初めて仕事をする人でも比較的採用されやすい職種です。そのため、ヘルプデスクを足掛かりにして、より専門性の高い職種へのキャリアアップを目指す人も多いでしょう。ここでは、ヘルプデスクから目指せる職種や求められるスキル・経験、キャリアアップに役立つ資格などを解説します。

1. ヘルプデスクから目指せるキャリアパス

まず、ヘルプデスクのキャリアパスについて解説します。一般的にヘルプデスクから目指しやすいキャリアパスは、以下の6つに分類できます。

ネットワークエンジニアを目指す

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計・構築、ネットワーク機器の設置と設定、保守・運用を行います。一般的にはインフラエンジニアの一種とされることが多く、サーバーエンジニアとともに企業のITインフラを支える存在です。

サーバーエンジニアを目指す

ネットワークエンジニアとともにインフラエンジニアと呼ばれることもあります。主な仕事内容はサーバーの構築、構築後の運用・保守、サーバー上で動作するプログラムの修正などです。

社内SEを目指す

社内SEは、社内システムの企画・開発・運用・保守などを担当します。IT業界で何らかの言語を用いた開発経験やプログラミング言語を扱うスキル、業務システムや基幹システムの運用・保守経験などが活かせる仕事です。

PG(プログラマー)を目指す

PGは、SE(システムエンジニア)から渡された設計書に従い、プログラミング言語を用いてシステムやソフトウェアの開発を行います。プログラミング言語に対する理解はもとより、論理的な思考能力やトライ&エラーを繰り返す根気強さなどが求められます。

SE(システムエンジニア)を目指す

SEは、顧客からの要望をITシステムとして具現化するため、要件定義、基本設計、詳細設計などを行います。システムが必要とされる業務の範囲、背景、目的、機能などを明確にしながら、必要な機能ごとに設計書を書き起こし、プログラマーに引き渡します。

2. キャリアパスごとに必要なスキルと役立つ資格

次に、先ほど紹介したキャリアパスごとに、必要なスキルや役立つ資格について解説します。また、これらを身に付ける方法やキャリアアップの方法についても紹介していきます。

ネットワークエンジニアの場合

・必要なスキル…ネットワーク機器に関する知識、ネットワーク知識(TCP/IPなど)
・役立つ資格…基本情報技術者試験、CCNA、CCNPなど

 
ヘルプデスクからネットワークエンジニアにキャリアアップするには、まずは資格取得を目指すと良いでしょう。特にCisco社の「CCNA」「CCNP」は、エンジニア職であれば誰もが一度は耳にしたことがあるほど有名な資格です。ベンダー資格でありながら評価が高く、ネットワークに関する一定の知識を持っている証明になります。また、現在従事しているヘルプデスク業務の中に監視業務や障害対応が含まれていれば、ネットワークエンジニア業務に携わったことがあるとみなされることもあります。

サーバーエンジニアの場合

・必要なスキル…OSS(オープンソースソフトウェア)に関する知識、汎用OS(WindowsやLinux系OSなど)を用いたサーバー構築スキルなど
・役立つ資格…LinuCなど

 
サーバーエンジニアは、資格取得と並行しながら自宅でサーバー構築を実践することで、必要なスキルを身に付けられます。ひとつのサーバーを構築するためには、必ず何らかの汎用OSや複数のOSSが必要になります。ヘルプデスク業務の中に、サーバーの障害対応などが含まれていれば、基本的なコマンドも習得することができるでしょう。こういった経験を整理し、不足スキルを補いながらキャリアアップを目指しましょう。

社内SEの場合

・必要なスキル…求人先企業の業界知識、業務知識、折衝・交渉・調整スキル、システム開発スキルなど
・役立つ資格…基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、導入しているパッケージのベンダーの資格など
 

社内SEになるためには、何らかのシステム開発、運用、保守業務を経験していることが求められます。特に開発業務に従事した経験は強みとして評価されることが多いでしょう。
 
また、社内SEは既存システムの運用・保守がメイン業務となる企業も多くあります。このような求人を見つけることができれば、ヘルプデスクの経験を強くアピールすることができるでしょう。基幹システムなどにパッケージを使用している場合は、パッケージベンダーの資格が有効な場合もあります。SAP社の認定資格などが良い例です。

PG(プログラマー)の場合

・必要なスキル…情報処理の基礎知識、プログラミングスキル、言語の知識
・役立つ資格…基本情報処理技術者試験、応用情報技術者試験、プログラミング言語資格など

 
PGもIT業界の登竜門的な職種です。しかし、ヘルプデスク業務との関連性は低いため、PGに関するスキル習得を行う必要があります。必要なスキルを身に付けるには、学習サイトやプログラミングスクールの活用が有効です。
 
また、ヘルプデスクからキャリアアップするためには、資格を取得したり、自主制作したアプリやサービスを提示したり、対外的に自分のスキルを証明する材料が必要になります。実際の転職活動では、中小規模の開発会社を中心に、実務未経験可の求人を狙っていくと良いでしょう。

SE(システムエンジニア)の場合

・必要なスキル…情報処理の基礎知識、設計スキル、ドキュメンテーションスキルなど
・役立つ資格…基本情報処理技術者試験、応用情報技術者試験など

 
SEに必要な情報処理の基礎知識や設計スキルは、実務を通して身に付けるのが一般的です。しかし、ヘルプデスクからSEへと一気にキャリアアップするのは現実的ではないかもしれません。
 
第二新卒や20代中盤までであれば、ポテンシャルを評価されるものの、それ以降は何らかの実績が必要になります。そのため、ヘルプデスク→PG→SEと段階を踏んでキャリアアップを目指す方法がおすすめです。将来的にSEへのキャリアアップが可能な求人を見つけ、転職活動を行ってみましょう。

3. ヘルプデスクとキャリアパスごとの年収を紹介

最後に、先ほど紹介したキャリアパスごとの年収を比較してみましょう。今回は経済産業省が公表している「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(※)をもとに解説します。

【キャリアパスごとの年収(ヘルプデスクとの差)】
・ヘルプデスク…390.9万円
・SE及びPG…568.5~603.9万円(177.6~213万円)
・IT運用管理…608.6万円(217.7万円)
・IT保守…592.2万円(201.3万円)
・その他…589.3万円(198.4万円)

 
ヘルプデスクとその他の職種では、最小で177.6万円、最大で213万円もの年収差があることがわかります。IT業界は知識、スキル、経験に応じて順当に年収増が見込めます。特に、IT運用管理やIT保守の職種であるネットワークエンジニアやサーバーエンジニアはヘルプデスクとの関連性が高く目指しやすい職種と言えるでしょう。
 
※参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年8月21日)」

4. まとめ

この記事では、ヘルプデスクから目指せるキャリアパスと、各職種を目指す上で求められる具体的なスキル、取得しておくと役立つ資格などを解説しました。IT業界の入門的な職種であるヘルプデスクは、他のエンジニア職へのキャリアアップを目指しやすい職種です。
ただし、キャリアアップを目指すにはキャリアパスごとに対策を講じ、スキルを高めていくことが重要です。将来的なキャリアプランを考えながら勉強を始めてみてください。

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