システムエンジニア(SE)の資格について

最終更新日:2020年8月24日

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システム開発全般の構築を行う技術者であるシステムエンジニア(SE)。システムエンジニアとして働く上で資格の取得は必須ではありませんが、スキルアップやキャリアを築く上で資格が有利に働くこともあるようです。

この記事では、システムエンジニアに向けて国家資格である情報処理技術者試験やベンダー資格のオラクルマスター、シスコ技術者など代表的な資格とその詳細をまとめています。

■システムエンジニア(SE)向け資格の種類と概要

システムエンジニア向けの資格には、国が認める国家資格と企業や法人が認定するベンダー資格の2種類があります。それぞれの種類や特徴は以下の通りです。
 

・国家資格

国家資格には、【情報処理技術者試験】があります。

情報処理技術者試験は難易度がレベル1~4まで設定されており、レベル4が最も高度な資格です。

受験手数料は一律5,700円で、レベル1のITパスポート試験は随時、その他の試験は春と秋に実施されています。


・ITパスポート試験(試験時期:随時)
レベル1の試験で、ITを活用する社会人が身につけておきたい情報技術に関する基礎知識を問われます。試験は120分間、100問100答で四肢択一の選択式です。

・情報セキュリティマネジメント試験(試験時期:春、秋)
レベル2の試験で、情報技術全般と情報セキュリティの基本的な知識を問われます。試験は午前と午後に分かれており、各90分。多肢選択式を解きます。

・基本情報技術者試験(試験時期:春、秋)
レベル2の試験で、IT人材としての基本的な知識と技能、実践的な活用能力を問われます。試験は午前と午後に分かれており、各150分。多肢選択式を解きます。

・応用情報技術者試験(試験時期:春、秋)
レベル3の試験で、IT人材としての応用的な知識と技能を問われます。ここまでのレベルでは選択式しかありませんでしたが、この試験では午前の150分で四肢択一の選択式、午後の150分で記述式の試験を受けます。


・プロジェクトマネージャ試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・システム監査技術者試験

(試験時期:春)

・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験

(試験時期:秋)


上記の8つはすべてレベル4の資格で、高度IT人材として確立した専門分野を持っているかを問われるものです。試験は午前Ⅰ(50分)、午前Ⅱ(40分)、午後Ⅰ(90分)、午後Ⅱ(120分)と分かれており、午前は多肢選択問題、午後Ⅰは記述式、午後Ⅱでは論述式の試験を受けます。

レベル4の試験は高度試験とも呼ばれており、高度試験の午前Ⅰ試験については、以下の(1)~(3)のいずれかの条件を満たすことで、その後2年間受験が免除されるのが特徴です。

(1)応用情報技術者試験に合格する
(2)いずれかの高度試験、または支援士試験に合格する
(3)いずれかの高度受験、または支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績を得る
 

・ベンダー資格

民間資格であるベンダー資格にはさまざまなものがありますが、ここではシステムエンジニアとしてスキルアップする上で役に立つ代表的な資格をいくつか紹介します。


・オラクルマスター(Oracle Master)
オラクルマスターは、オラクル社が自社の製品に関する技術者を認定する資格。ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの順で難易度が高くなっています。試験は難易度順に受ける必要があり、まずは一番簡単なブロンズから順に試験を受け、合格するごとに上位の資格を受験することができるという仕組みです。

ブロンズ試験のみオンライン試験を利用することも可能。それ以外の試験は、公認センターで随時行われています。ORACLE MASTER 11g Bronze資格の場合2教科に合格する必要があり、受験料は【11g SQL基礎I】が14,280円(オンライン受験)、【Bronze DBA11g】が22,260円の合計36,540円です。


・シスコ技術者認定
シスコ技術者認定は、ネットワークテクノロジーのスタート地点となるエントリー、ネットワーキング認定資格としては基礎レベルとなるアソシエイト、中級レベルとなるプロフェッショナル、上級レベルとなり、世界的にも認められているエキスパート、シスコ技術者認定の中でも最高水準となるアーキテクトと難易度が5段階に分けられています。

基本的なネットワークセキュリティについての知識などを問われるエントリーレベルとして認定されるには【100-105J ICND1 v3.0】という試験に合格することが必要です。試験はピアソンVUE公認テストセンターで実施されています。


・Linux技術者認定試験
オープンソース技術者の育成を行う非営利団体LPIでは、グローバルに通用する認定資格であるLinux技術者認定試験を実施しています。

試験には、システム管理やサーバ構築などのスキルを認定するLinuc(リナック)等があり、レベルは最も基本的な1から専門家レベルの3までの3段階に分かれています。

下位レベルの試験から順に受験する必要があり、基礎的な部分からステップアップしていくことができる試験です。

日時や試験会場は自由に選択して受験することができ、受験料金は1試験あたり15,000円となっています。
 

■システムエンジニア(SE)向け資格を取得することで得られるメリット

システムエンジニアは必ずしも資格を必要とする仕事ではありませんが、資格を取得することで下記のようなメリットがあることも。ご自身のキャリアやスキルアップにとって必要だと思う場合には、取得を目指してみても良いのではないでしょうか。
 

・自分のスキルを客観的に証明できる

資格を取得するメリットとして、自分のスキルを客観的に証明してもらえるということがあります。

難易度の高い資格を取得すれば、それだけ知識や技術を身につけているということを証明することができるので、自分の能力をアピールする必要がある時にも有効です。
 

・企業によっては資格手当が支給されることも

資格を取得することで、資格手当や報奨金などの金銭的なメリットが得られる可能性も高まります。

難易度が高いほど手当等の金額も高くなる傾向にあるようです。報酬アップを目指す方にとっては大きなメリットとなるのではないでしょうか。
 

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