顧客の快適な通信環境を作り出す、縁の下の力持ち。仕事内容や年収、転職で評価されるスキルをご紹介ネットワークエンジニア求人の転職白書

最終更新日:2021年6月17日

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現在ネットワークエンジニアとして働いていて、転職を考えているが、何から始めれば良いか悩んでいませんか?転職で評価されるスキルや適性について知っておけば、自分にスキルが足りているかどうか判断できます。そして、スキルアップしたり、実際に求人に申し込んだりと、今後のアクションをとりやすくなるでしょう。

この記事では、ネットワークエンジニアの転職で評価されるスキルや適性を中心に解説し、仕事内容や年収例などもご紹介します。

1. ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアは、コンピュータ同士が通信を行うためのネットワークを構築し、構築されたネットワークを運用するエンジニアです。ネットワークエンジニアの仕事は主に次のフェーズに分けられます。
 

  • ・要件定義

    ・設計

    ・構築

    ・運用保守

 

これらの仕事はそれぞれ独立しているわけではなく、1つ前のフェーズのアウトプットが次のフェーズのインプットとなるように、一連の流れとして行われます。水が上から下へ流れるように要件定義から運用保守まで一連の流れがあるため、要件定義などの順番が先のフェーズを上流工程、運用保守などの順番が後のフェーズを下流工程と呼びます。

2. ネットワークエンジニアの転職で評価されるスキル・適性

ネットワークエンジニアとして下流工程の経験があることを前提として、それに加えたスキル・適性があると、転職で評価されます。主に次のようなスキル・適性があると、より転職で評価を高められるでしょう。

 
  • ・下流工程から上流工程までできる

    ・チームのマネジメントができる

    ・大規模なネットワークを設計・構築できる

    ・性能や可用性、セキュリティなどの要求レベルが高いネットワークを設計・構築できる

    ・フルスタックエンジニアとして仕事ができる

 

いずれも、必須条件とは限らず、経験がなくともポテンシャル・適性があれば評価される場合があります。それぞれ、具体的にどのようなスキルなのかを解説します。

下流工程から上流工程までできる

下流工程から上流工程までできる人は評価されます。ネットワークエンジニアのキャリアは下流工程からスタートする場合が多い傾向があります。そのため、下流工程の経験はあるが、上流工程の経験はないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。下流工程の経験は上流工程に取り組むときも役立ちますが、上流工程では、ほかのスキルも必要になります。

上流工程では、クライアントからの要件をヒアリングしたり、ネットワーク構築に関する提案を行ったりします。そのため、ネットワーク構築に関する技術を熟知したうえで、コミュニケーションスキルが求められるでしょう。クライアントの要望を正確に把握し、専門知識のない人にもわかりやすく説明することが求められます。コミュニケーションスキルが高ければ、転職においても有利に働くでしょう。

チームのマネジメントができる

ネットワークエンジニアは、チームを組んでプロジェクトを進める場合が多いでしょう。プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとして、チームのマネジメントができる人は評価されます。プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーは、チームをまとめ、クライアントやほかのチームとのコミュニケーションをとります。

そこで、チームのマネジメントのために必要なスキルは、リーダーシップやコミュニケーションスキルでしょう。プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーは、プロジェクトのメンバーとは立場が異なり、指示されることより自分が決断することが増えます。そこではリーダーシップが求められるでしょう。また、チーム内外の人々と相談や連絡をとる機会がメンバーより多く、コミュニケーションスキルも求められます。リーダーシップやコミュニケーションスキルがあれば、転職において有利に働くでしょう。

大規模なネットワークを設計・構築できる

大規模なネットワークを設計・構築できる人は評価されます。大規模なネットワークを設計・構築する機会はあまりないと推定できますが、そうであるがゆえに大規模ネットワークの設計・構築できる人は希少価値が高いでしょう。

大規模なネットワークを設計・構築するには、高い技術力やコミュニケーションスキルが必要とされます。規模が大きくなると、小規模では使われないプロトコルを使ったり、負荷分散が必要だったり、さまざまな技術を利用します。また、ネットワークの規模が大きければ、関係者も増え、多くの関係者との連携をスムーズに行う必要があります。

大規模なネットワークの設計・構築の経験があれば、小・中規模のネットワークも構築可能な技術力の高さやコミュニケーションスキルが認められるでしょう。

要求レベルの高いネットワークを設計・構築できる

性能や可用性、セキュリティなどの要求レベルが高いネットワークを設計・構築できる人は評価されます。クライアントの要件によって必要な性能などは変わってくるため、実務で高性能なネットワークを設計・構築すればよいというわけではありません。しかし、性能などの要求レベルが高いネットワークを設計・構築できれば、それだけ技術力がある証明になります。

特に、セキュリティはサイバー攻撃を未然に防ぐために企業にとって重要な要件です。高いセキュリティを持つネットワークを設計・構築できるネットワークエンジニアは需要が衰えないでしょう。

フルスタックエンジニアとして仕事ができる

ネットワーク構築以外に、サーバー構築やアプリケーション開発などができるフルスタックエンジニアは評価されます。特に人数の少ないスタートアップ企業などでは、どの開発分野であっても活躍が見込まれるため、重宝されます。

3. ネットワークエンジニアとしてスキルアップするには

転職を目的としたスキルアップには、主に、現在働いている会社でスキルアップするか、独学でスキルアップするかの2通りが考えられます。

現在働いている会社でスキルアップする

スキルアップするためには、実際にその仕事をするのが近道となります。そこで、現在働いている会社で、可能な範囲で目的を持って仕事をしましょう。転職のためのスキルアップには主に次のような仕事が有効です。
 

  • ・上流工程

    ・プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャー

    ・大規模なネットワークの設計や構築

    ・性能や可用性、セキュリティなどの要求レベルが高いネットワークの設計や構築

    ・サーバー構築やアプリケーション開発などの他分野の仕事

 

転職のために、ここで挙げた仕事をすべて行う必要はありません。また、現実的に働いている会社で可能な仕事も限られているかもしれません。しかし、自分の将来像を描きながら、その将来像に近づくための仕事を可能な範囲で選びましょう。

独学でスキルアップする

独学でスキルアップするという方法もあります。漫然と勉強するよりは、資格取得などの目標があるほうがスキルアップしやすいかもしれません。また、転職において、技術力の証明になる資格は取得しておいて損はありません。
転職を念頭に置いたネットワークエンジニアのスキルアップには、主に次のような資格が有用です。
 

  • ・CCNAやCCNP、CCIEなどのシスコ技術者認定

    ・ネットワークスペシャリスト試験

    ・PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)

    ・LPIC(Linux技術者認定資格)

 

CCNAやCCNPなどのシスコ技術者認定は、必須である場合や準ずる知識が求められる場合が多い傾向があります。CCIEは難易度が高く、必須ではありませんが、持っていると歓迎される資格です。

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワーク構築の各フェーズを網羅するように出題されるため、上流工程についても学べます。

PMPはプロジェクトマネジメントを学ぶための資格です。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを目指す場合に持っておくと歓迎される資格です。

LPICはLinuxについて学べる資格です。ネットワーク構築だけでなく、サーバーに関する知識を持っていることを証明できます。

4. ネットワークエンジニアの年収例

ここでは、ネットワークエンジニアの年収例をご紹介します。下流工程を担当する場合と上流工程を担当する場合に分けてご紹介します。

下流工程を担当するネットワークエンジニアの年収例

【年収】
380〜470万円
【具体的な業務内容】
・ネットワーク運用(監視/設定変更/障害対応/回線手配)
・IP-PBX(電話交換機)の運用(監視/設定変更/障害対応/ベンダーコントロール)
【必須条件】
■経験
ネットワーク環境に関する運用(1年以上)※IP-PBX、レガシー交換機の導入経験があれば尚可
■マインド
・スキルアップしたいと思う
・チームで成果を作りたいと思う
・自走できる

上流工程を担当するネットワークエンジニアの年収例

【年収】
450〜1000万円
【具体的な業務内容】
・要件定義
・基本設計、詳細設計、構築
・運営基盤の策定、構築
・進捗、工数の管理;顧客、ベンダー間調整
・リスクマネジメント
【必須条件】
■経験
構築、運用保守経験3年以上
■仕事でのマインド
・自分のキャリアや使命感にはっきりとした目的をお持ちの方
・技術力とマネジメントスキルどちらも身に付けたPMとして上流工程に携わりたい方
・構築から設計、運用から構築など、新しいことにもチャレンジしたい方

5. ネットワークエンジニアのキャリアパス

ネットワークエンジニアのキャリアパスとして、

  • ・セキュリティエンジニア

    ・フルスタックエンジニア

セキュリティのプロになるか、オールマイティーな人材にあるか

ネットワークエンジニアのキャリアパスとしては、ネットワークの分野を極めたセキュリティエンジニア、またはサーバやネットワークの設計や構築、プログラミングまで1人で行うことができるフルスタックエンジニアが挙げられます。
 
情報漏えい事故の多発やサイバー攻撃の高度化などから、ネットワークセキュリティは近年ますます需要が高まっている分野です。セキュリティエンジニアは、あらかじめセキュリティに配慮したシステムの設計や構築、運用を行ったり、サイバー攻撃を未然に防ぐための調査や改善を行ったりします。セキュリティについてだけでなく、ネットワークやサーバ、アプリケーションなど様々な分野の深い知見が必要になる職種です。 

フルスタックエンジニアは、システムに関連する全ての分野に精通している人材ですから、言うまでもなく企業から重宝されます。

これらの職種に就くには、先ほど紹介した資格を取得したり、エンジニアとして対応できる製品の幅を増やしたりして、知識の幅を広げていく必要があります。また、最新の技術を能動的にキャッチアップし続け、現在手がけている仕事についても「もっと効率化する方法はないか」と、転職の前から常に疑問を持ちながら取り組んでいくことが大切です

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6. まとめ

ネットワークエンジニアの転職で評価されるスキルや適性を中心に解説し、仕事内容や年収例もご紹介しました。転職においては、上流工程やマネジメントなどのスキルや適性が評価されます。これらのスキルは、現在勤めている会社で働きながら身につけたり、独学で身につけたりできるでしょう。スキルの幅を広げつつ、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

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