ネットワークエンジニアにおすすめの資格一覧!概要や難易度を目的別に紹介

ネットワークエンジニアにおすすめの資格一覧!概要や難易度を目的別に紹介

最終更新日:2026年6月5日

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ネットワークエンジニアの資格には、未経験者向けの基礎資格やスペシャリストレベルの高度資格、クラウド関連資格など、幅広い選択肢が存在します。本記事では、経験やレベル、専門分野別におすすめの資格を紹介します。資格の選び方や国家/民間資格の違いも解説するのでキャリアに合った資格選びの参考にしてください。

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この記事の監修者

レバテックキャリア編集部

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ネットワークエンジニアにおすすめの資格の選び方

ネットワークエンジニアの資格は多岐にわたるため、資格選びの際には、目的や現在の状況に合ったものを選ぶことが重要です。難易度が実務水準と乖離している場合、過度に難しく学習の継続が困難になったり、逆に平易すぎて資格取得後に現場で活用できなかったりするリスクが生じるためです。

資格選びで後悔しないために、次の3つのポイントを基準にすると良いでしょう。

・業務に役立つかどうか

・自身のキャリアにとってプラスになるか

・自分に合った難易度であるか

すべての資格を取得する必要はありません。まずは「どの分野を強化したいか」を明確にし、上記3つの基準を考慮して資格を選ぶことをおすすめします。

まずは情報収集する

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未経験/初心者ネットワークエンジニアにおすすめの資格

ITの業務経験がない人や初学者向けのネットワークエンジニア関連資格を紹介します。IT全般の基礎知識を身につける資格や、セキュリティ、サーバー構築の基本を学ぶ資格を見ていきましょう。

資格名 おすすめの人
基本情報技術者試験 ・IT全般の基礎知識を身につけたい未経験者
・異業種からの転職希望者
情報セキュリティマネジメント試験 ・セキュリティの基礎知識を学びたい初心者
・ITリテラシーを高めたい人
Cisco(シスコ)技術者認定:
CCT
・ネットワーク機器の基礎から学びたい人
・ハードウェア寄りの知識を得たい人
Cisco(シスコ)技術者認定:
CCNA
・ネットワークの基本設計や運用スキルを習得したい初心者
LinuC(リナック)認定資格:
LinuCレベル1
・Linux環境の基礎知識を身につけたい人
・インフラ系職種を目指す人
LinuC(リナック)認定資格:
LinuCレベル2
・レベル1を取得済みの、未経験者〜初級者レベルの人
・サーバー構築/運用の実践的な知識を深めたい人
CompTIA Network+ ・ベンダーに依存しないネットワークの基礎知識を体系的に学びたい人

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。また、本記事全体を通して、各資格の難易度はIT業界の共通のものさしである「ITSS(ITスキル標準)」のレベルを参考にしています。

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基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、IT全般に関する基礎知識と技術力を問う国家試験で、IT業界の入門資格としても定番です。この試験の学習を通じて、ネットワークエンジニアとして求められる「情報処理の基礎力」や「ネットワークの基本構成」「セキュリティの知識」などを体系的に学べます。そのため、インフラ領域の業務に必要な知識を効果的に得ることが可能です。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 コンピュータシステムやネットワーク、セキュリティ、
アルゴリズム、プログラミング、マネジメントなど、
IT全般に関する幅広い知識を問う
開催時期 随時(CBT方式)
難易度 ITSSレベル2
受験料 7,500円(税込)
合格率 2025年度(合計):38.3%

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

IT全般の基礎知識を体系的に学べるため、異業種からネットワークエンジニアに転職を考えている方や、IT業界での基礎知識を証明したい方に適しているといえるでしょう。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、企業における情報セキュリティの知識とリスク管理に関する能力を問う国家試験です。この資格の学習を通して、ネットワークエンジニアの実務で必須となるセキュリティ対策やインシデント対応の知識を体系的に学べます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 情報セキュリティの基本原則やリスク管理、
脅威と対策、インシデント対応、法令・
ガイドラインなどを問う
開催時期 随時(CBT方式)
難易度 ITSSレベル2
受験料 7,500円(税込)
合格率 2025年度(合計):70.0%

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

近年はサイバー攻撃の手法が高度化しており、ネットワークの設計・構築・運用においてセキュリティの観点は欠かせません。セキュリティ分野の第一歩として、セキュリティを意識したネットワーク設計を学びたい方におすすめです。

Cisco(シスコ)技術者認定:CCT

CCT(Cisco Certified Technician)は、Cisco機器の基礎的なサポートスキルを認定するベンダー資格です。この資格では、Ciscoルーターやスイッチの基本操作、ケーブリング、基礎的なネットワーク設定などの実践的なスキルを学習できます。特にCisco製品を扱う現場では、実践的なスキルの証明として評価されやすい資格でもあります。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 Cisco機器の基礎知識や障害切り分け、
保守作業、機器の設置・設定、
トラブルシューティングの基本など
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル1
受験料 $200
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

実際のネットワーク機器に触れる機会が多い現場志向の方や、ハードウェアの知識を深めたい方に適した資格といえます。

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Cisco(シスコ)技術者認定:CCNA

CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、Cisco社が提供するネットワーク分野のグローバル認定資格です。ルーティングやスイッチング、IP接続、セキュリティの基本など、ネットワークエンジニアにとって必須となる幅広いスキルを体系的に学べます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 ネットワークの基礎やルーティング/
スイッチング、IPサービス、セキュリティの基礎、
プログラマビリティと自動化などを問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル2
受験料 $300
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

ネットワークの基礎概念からVLAN、ルーティングプロトコル、無線LAN、セキュリティまで実務に直結する内容が多いため、インフラ系エンジニアの登竜門として高く評価されています。

関連記事:CCNA(シスコ認定資格)の概要!取得難易度や受験料・合格率を紹介

LinuC(リナック)認定資格:LinuCレベル1

LinuCレベル1は、Linuxの基本操作やシステム管理に関する知識・技術を問うベンダー資格です。グローバル資格のLPICと並び知られていますが、LinuCは日本市場に特化した内容になっています。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 Linuxの基本操作やユーザー管理、
パーミッション設定、ネットワーク設定、
シェル操作、システム管理の基礎などを問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
※101試験と102試験の2科目に合格する必要あり
難易度 ITSSレベル1
受験料 各試験ごとに16,500円(税込)
※101試験・102試験の合計で33,000円
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください

サーバーやクラウド環境でLinuxが広く利用されている現在、ネットワークエンジニアにとってもLinuxの知識を身につけることは有益です。LinuCレベル1は、Linuxの基本操作やインフラの基礎を体系的に学ぶための入り口として、未経験からネットワークエンジニアを目指す初級者に適しています。

関連記事:Linuxのおすすめ資格LinuC・LPICとは?違いや難易度を解説

LinuC(リナック)認定資格:LinuCレベル2

LinuCレベル2は、Linux環境でのサーバー構築・運用・トラブルシューティングといった実務レベルのスキルを問う資格です。ネットワークエンジニアとしてLinuxサーバーに関わる機会が多い場合、この資格を取得しておくと業務への理解が深まり、対応力も高まります。

LinuCレベル1が基本操作を中心とした内容であるのに対し、レベル2ではより実践的な内容が出題されます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 DNSやメール、Webなどのサーバー構築、
ネットワークサービスの管理、セキュリティ設定、
トラブルシューティングなどを問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
※201試験と202試験の2科目に合格する必要あり
難易度 ITSSレベル2
受験料 各試験ごとに16,500円(税込)
※201試験・202試験の合計で33,000円
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

LinuCレベル1の次のステップとして、実践的なスキルを伸ばしたい人におすすめです。

CompTIA Network+

CompTIA Network+は、ネットワークの基礎知識をベンダーに依存せずに学べる国際的な資格です。ハードウェアやプロトコル、トポロジ、ネットワーク機器の設定など、実務で必要な基礎スキルが網羅されています。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 ネットワークの基本設計やトラブルシューティング、
ネットワークデバイス、接続方法、
セキュリティ、運用管理など幅広い知識を問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル1
受験料 52,151円(税込)
※為替により変動あり
合格率 非公開

この資格の特徴は、特定のベンダーに依存しない汎用的なネットワーク知識を習得できることです。そのため、複数のベンダー製品を扱う現場や、グローバル企業への就職を目指す人にもおすすめです。

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経験年数3~5年のネットワークエンジニアにおすすめの資格

ある程度の実務経験を積んだネットワークエンジニアには、より高度で専門性の高いスキルが求められます。経験3〜5年のネットワークエンジニアがキャリアアップするには、設計や構築に関する知識に加え、自動化やクラウド運用、セキュリティについての深い専門性が必要です。ここでは中堅エンジニア向けにおすすめの資格を紹介します。

試験の概要は以下のとおりです。

資格名 おすすめの人
Cisco(シスコ)技術者認定:
CCNP Enterprise
より複雑なネットワーク設計/
運用を行いたいエンジニア
LinuC(リナック)認定資格:
LinuCレベル3
Linux環境での高度な設計/
トラブル対応が求められる人
JNCIA-DevOps 自動化やプログラマブルネットワークに興味のある人
応用情報技術者試験 論理的思考やマネジメントを含む広範なスキルを
身につけたい人
ORACLE MASTER Silver データベースに関わる業務を担いたいネットワーク/
インフラエンジニア

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

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Cisco(シスコ)技術者認定:CCNP Enterprise

CCNP Enterpriseは、エンタープライズネットワークの設計や実装、運用に関する高度なスキルを認定するCiscoの中上級者向け資格です。CCNAよりも実務レベルに近く、ネットワークの最適化やトラブル対応のスキルが求められます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 コア試験(ENCOR)ではインフラやセキュリティ、
オートメーションなどを扱い、選択試験でより専門的な知識
(例:高度なルーティング、SD-WANなど)を問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル3
受験料 コア試験:$400
選択試験:$300
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格では、大規模なネットワーク環境での設計原則や、高度なルーティング・スイッチング技術、ネットワークの自動化などが含まれます。大規模ネットワークの構築や管理を担当する中堅ネットワークエンジニアにとって、キャリアアップやスキルの証明に直結しやすい資格といえるでしょう。

LinuC(リナック)認定資格:LinuCレベル3

LinuCレベル3は、Linux/OSSを基盤とした堅牢なシステム構築およびセキュリティ管理を主導する、高度IT人材を認定する資格です。エンタープライズ環境における設計や運用に不可欠な専門技術を客観的に証明する指標として、以下の2つの試験体系が展開されています。

・LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト(3PS試験)

・LinuCレベル3 セキュリティスペシャリスト(3SS試験)

※なお、従来のLinuCレベル3試験(300試験/303試験/304試験)は、2026年11月30日までの受験期間で提供が終了する予定です。

両方の試験への合格が認定の必須条件ではなく、それぞれの試験に合格することで個別の専門資格として認定されます。

LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト(3PS試験)

まずはLinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト(3PS試験)について説明します。試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 仮想化やコンテナ技術、高可用性構成、自動化、
監視など、Linux/OSSを活用した持続可能な
プラットフォームの設計・構築・運用能力を総合的に問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル3
受験料 27,500円(税込)
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格はITSSレベル3に該当する難関試験で、コンテナや自動化など現代のインフラに必須のスキルが問われます。合格率は非公開で受験料も高額なため、しっかりと理解を深めてから挑むほうが良いでしょう。

LinuCレベル3 セキュリティスペシャリスト(3SS試験)

次に、LinuCレベル3 セキュリティスペシャリスト(3SS試験)について説明します。試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 最小権限の原則に基づくシステムの堅牢化や認証基盤の実装など、
Linux環境における高度なセキュリティ設計・運用能力を総合的に問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル3
受験料 27,500円(税込)
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この試験の要点は、単なる知識の暗記ではなく、「最小権限の原則」や「堅牢化」といったセキュリティの基本理念を、実際のLinuxシステムに適用できる実践的な能力を問う点にあります。Linux環境で高度な技術力を証明し、より専門性の高いポジションへのキャリアアップを目指す方におすすめです。

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JNCIA-DevOps

JNCIA-DevOps(Juniper Networks Certified Associate – DevOps)は、Juniper製品におけるネットワーク自動化やDevOps手法に関する基礎知識を認定する資格です。近年、ネットワーク運用の効率化や人的ミスの削減を目的として、自動化への注目が高まっています。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 DevOpsの基本概念やネットワーク自動化の概要、
スクリプト活用、Juniper製品の自動化技術
(Junos OS、PyEZなど)に関する知識を問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル3相当
受験料 $200
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この試験では、PythonやREST API、Juniper独自のツールなどを活用した自動化スキルが求められます。そのため、従来のネットワーク管理から一歩進んだ「自動化エンジニア」を目指す方や、インフラのコード化や運用効率の向上に関心がある方におすすめです。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、IT全般の知識に加えて、マネジメントや戦略、システム開発、セキュリティといった応用力を問う国家試験です。ネットワーク分野では、プロトコルの理解や設計・構築の考え方など、より実務に直結するスキルが求められます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 ネットワークやセキュリティ、システムアーキテクチャ、
マネジメント、IT戦略など幅広い応用知識を問う
開催時期 年2回(前期・後期)
難易度 ITSSレベル3
受験料 7,500円(税込)
合格率 2025年度(合計):23.4%

※ただし、応用情報技術者試験は2027年2月をもって終了し、以降は新たな試験制度に変更予定です。詳細はIPAの最新情報をご確認ください。
※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。


この資格の特徴は、技術的な知識だけでなく、プロジェクトマネジメントやシステム企画といった上流工程の知識も含まれていることです。中堅ネットワークエンジニアが総合的な知識を証明し、マネジメント職や上位ポジションを目指す際に有利な資格といえます。

関連記事:【体験談あり】応用情報技術者試験に合格しても意味ない?難易度やメリットも解説

ORACLE MASTER Silver

ORACLE MASTER Silverは、Oracle社が提供するデータベース技術に関する基礎的なスキルを証明する資格です。

ネットワークエンジニアの業務では、データベースサーバーとの接続設定やネットワーク経由でのデータベースアクセスの最適化などが求められる場面が増えてきます。この試験は、データベース初心者向け(ITSSレベル2)の内容ですが、ネットワーク専任から「インフラ全般を任せられるエンジニア」へとレベルアップするための第一歩として非常に役立ちます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 Oracleデータベースの基本操作やSQLの基礎、
ユーザー管理、バックアップ、リストア、
ネットワーク構成などの基本スキルを問う
開催時期 通年(ピアソンVUEで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル2
受験料 37,975円
※為替により変動あり
おすすめ
の人
Oracle DBに関わる業務をしている、
これから関わりたいネットワーク/
インフラエンジニア
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

データベース分野の知識を広げることで、インフラエンジニアとしての対応力を高めたい方や、業務でOracleデータベースを扱う機会がある方に適した資格といえます。

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ネットワークエンジニアのスペシャリストを目指す方におすすめの資格

次のステップとして、より高度なネットワークスキルや専門分野に特化した知識を求める方には、スペシャリスト向けの資格取得がおすすめです。スペシャリストを目指すには、大規模ネットワークの設計・構築・運用はもちろん、セキュリティやマネジメント能力も必要です。

このレベルの資格は難易度も高く、取得には相当な努力が必要ですが、その分市場価値も高く、キャリアアップに大きく貢献します。ここでは、スペシャリストを目指す人におすすめの資格を紹介します。

資格名 おすすめの人
Cisco(シスコ)技術者認定:
CCIE
・ネットワーク分野で最高レベルの技術力を
証明したいエンジニア
・国際的に通用するスキルを身につけたい人
ネットワークスペシャリスト試験 ・大規模ネットワークの設計/運用に携わる人
・論理的思考力や設計力を高めたい中〜上級エンジニア
情報処理安全確保支援士 ・高度なセキュリティ知識を持ち、企業内での
セキュリティ体制構築やリスク対応を担いたい人
電気通信主任技術者試験 ・通信インフラの設計や監督、工事管理などを
行う責任あるポジションを目指すエンジニア

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

資格取得者の
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Cisco(シスコ)技術者認定:CCIE

CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)は、Ciscoが提供するネットワーク系資格の中で最上位に位置するエキスパート向けの資格です。設計や構築、トラブルシューティング、最適化など高度な実務スキルが問われます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 コア試験(ENCOR)+実技試験(ラボ)
により構成設計や構築、トラブル対応、
セキュリティ、自動化など高度な知識と実践力を問う
開催時期 通年(コア試験はピアソンVUEで随時/
ラボ試験は指定会場で実施)
難易度 ITSSレベル4
受験料 $1,600
おすすめ
の人
国際的に通用する高度ネットワークスキルを
証明したいエンジニア、大規模案件を
任される立場を目指す人
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格の特徴は、筆記試験に加えて8時間におよぶ実機を使ったラボ試験があることです。CCNPのコア試験に合格することで、ラボ試験を受けられるようになります。ラボ試験では、実際のネットワーク機器を使用して設定やトラブル対応を行うため、理論だけでなく実践的なスキルが求められます。世界的にも高く評価されており、グローバルに通用するキャリアを築きたい方にとっては大きな武器となるでしょう。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、情報処理技術者試験の中でも高度区分にあたる国家試験です。ネットワークの設計や構築、運用、保守に関する専門的な知識に加え、セキュリティやトラブルシューティングの対応力も問われます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 通信プロトコルやネットワーク設計・構築、
セキュリティ、障害対応、最新技術動向などに
関する高度な知識を問う
開催時期 年1回(11月頃※2026年度)
難易度 ITSSレベル4
受験料 7,500円(税込)
おすすめ
の人
ネットワーク全体の設計/運用を担う中〜上級エンジニア、
技術力を客観的に証明したい人
合格率 2025年度:17.8%

※ただし、ネットワークスペシャリスト試験は2026年11月をもって終了し、以降は新たな試験制度に変更予定です。詳細はIPAの最新情報をご確認ください。
※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。


この資格では、単に技術的な知識を問うだけでなく、論述問題も出題されるため、論理的思考力や設計力も重要になります。大規模システムや社内インフラの中核を担うポジションを目指すエンジニアにとって、技術力の証明として活用できる資格です。

関連記事:ネットワークスペシャリスト(ネスペ)合格に必要な勉強時間の目安や難易度

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティに関する高度な知識と実務スキルを認定する国家資格です。企業や組織の情報セキュリティを支える人材として、システムの安全設計やリスク管理、インシデント対応などを幅広くカバーしています。

セキュリティとネットワークの関係はサイバー攻撃の高度化に伴い、設計・運用両面で必須の知識となりました。そのため、セキュリティに関する高い専門性をもつことは、ネットワークエンジニアにとっての大きな強みとなり得ます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 情報セキュリティの設計・運用・管理やリスク分析、
暗号技術、インシデント対応などに関する高度な知識を問う
開催時期 年2回(前期・後期)
難易度 ITSSレベル4
受験料 7,500円(非課税)
おすすめ
の人
セキュリティ領域に進みたいネットワークエンジニア、
社内のセキュリティ体制を強化したい人
合格率 2025年度(合計):20.7%

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格の特徴は、取得後も継続的な学習が義務づけられていることです。登録は更新制となっており、登録を維持するには毎年決められた講習の受講が必要になりますが、それにより最新のセキュリティ動向に対応できる知識を維持できます。

電気通信主任技術者試験

電気通信主任技術者試験は、電気通信事業法に基づく国家資格で、通信回線の設計や工事、保守に関する監督業務を担うために必要な資格です。法令面や管理面の知識も含めた高度なスキルを身につけられるため、ネットワークインフラの構築に携わるエンジニアが責任あるポジションを目指すうえで役立つでしょう。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 電気通信システムの構成、運用・保守や法令、
設備管理、設計・施工など通信インフラ全般に
関する知識を問う
開催時期 年2回(7月・1月)
難易度 ITSSレベル4相当
受験料 29,000円(非課税)
おすすめ
の人
通信キャリア系企業で働いている人、
ネットワークインフラの設計や管理を担いたい人
合格率 22.0%(昭和60年度第1回~令和7年度第2回までの合計)

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格は「伝送交換主任技術者」と「線路主任技術者」の2つに分かれており、それぞれ異なる専門領域をカバーしています。特に、通信事業者やキャリア系企業では、一定の取得者数が法的に求められるケースがあります。そのため、通信インフラの根幹に関わる責任ある立場を目指している方には、ぜひ取得しておきたい資格です。

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ネットワークエンジニアに役立つクラウド関連の資格一覧と難易度

近年、多くの企業がオンプレミス環境からクラウドへの移行を進めており、ネットワークエンジニアにとってクラウドの知識は必須となりつつあります。特に、ネットワーク設計やセキュリティ対策、ハイブリッド環境での接続管理といった業務では、クラウドへの理解度が対応力に直接的に影響することも少なくありません。

ここでは、主要クラウドに関する資格の中から、ネットワークエンジニアに役立つものをピックアップして紹介します。

資格名 おすすめの人
AWSクラウドプラクティショナー ・クラウドの基本を学びたい人
・オンプレからクラウドへの移行を意識している人
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト ・AWS上でのネットワーク設計やシステム
構成に関わりたい人
・実務でクラウドを扱う予定のある人
AWSソリューションアーキテクトプロフェッショナル ・大規模なクラウド環境の設計/最適化に携わる人
・AWSを軸にキャリアを築きたい人
Google Cloud認定:
Associate Cloud Engineer
・Google Cloud環境でのネットワーク設計や
運用に関わる人
・AWS以外のクラウドも扱いたい人

詳しく解説するので参考にしてください。

資格取得者の
転職状況を教えてもらう

AWSクラウドプラクティショナー

AWSクラウドプラクティショナーは、AWSの基本的なサービスや仕組みを体系的に学べる入門資格です。ネットワークやインフラに関わるエンジニアにとって、クラウドサービス全体の理解やセキュリティや料金体系、運用方法といった基本知識は業務に直結します。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 AWSの基本サービス(EC2やS3、VPCなど)、
セキュリティ、料金体系、責任共有モデル、
サポートプランなどの基礎知識を問う
開催時期 通年(ピアソンVUEまたは
オンラインで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル1
受験料 15,000円
※為替により変動あり
おすすめ
の人
・AWSやクラウド環境の基本を
学びたいネットワークエンジニア
・クラウド導入プロジェクトに関わる人
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格では、AWSの主要サービスの概要から、クラウドのメリット、セキュリティ、料金モデルまで幅広い基礎知識を習得できます。AWSを扱うプロジェクトに関わる前に取得しておくと、チーム内での理解度を高めるうえでも役立つ資格です。

関連記事:AWS認定クラウドプラクティショナーとは?概要や試験内容、勉強方法を紹介

AWSソリューションアーキテクトアソシエイト

AWSソリューションアーキテクトアソシエイトは、AWS上でのシステム設計や構築、運用に必要な実践的スキルを問う中級資格です。VPCの設計やセキュリティグループの設定、可用性を考慮したアーキテクチャの構成といったネットワークエンジニアの業務に直結する内容が多く含まれています。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 AWSの設計原則やVPC構成、セキュリティ
設定、高可用性設計、コスト最適化、
トラブルシューティングなど
実務寄りの問題が出題される
開催時期 通年(ピアソンVUEまたは
オンラインで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル2
受験料 20,000円
※為替により変動あり

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格では、EC2やRDS、S3などの主要サービスを適切に組み合わせて、要件に応じたシステムを設計する能力が評価されます。AWSを使ったインフラ構築やクラウド移行に携わる場合、押さえておきたい資格の1つです。

関連記事:AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの概要!難易度や勉強方法を紹介

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AWSソリューションアーキテクトプロフェッショナル

AWSソリューションアーキテクトプロフェッショナルは、AWSを活用した大規模なシステム構成の設計や最適化を行うためのスキルを問う上級資格です。マルチリージョン構成やハイブリッド接続、コスト効率の高い構成など、実務に即した専門的な内容が出題されます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 複雑なクラウドアーキテクチャの設計や
マルチリージョン構成、ハイブリッド接続、
パフォーマンス最適化、コスト管理などを問う
開催時期 通年(ピアソンVUEまたは
オンラインで随時受験可能)
難易度 ITSSレベル4
受験料 40,000円
※為替により変動あり
おすすめの人 ・AWS環境での設計/
運用に関わっているエンジニア
・クラウドの専門性を高めたい人
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格では、複雑な要件を満たすアーキテクチャの設計や、既存システムの改善提案、災害復旧計画の策定など、シニアレベルのスキルが求められます。AWS上で高度なシステム構築や運用に関わっている人に適した資格です。

Google Cloud認定:Associate Cloud Engineer

Google Cloud認定:Associate Cloud Engineerは、Google Cloud(旧:GCP)上での基本操作やネットワーク構成、セキュリティ、サービス運用に関するスキルを認定する資格です。入門〜中級レベルとして、Google Cloud上でのシステム構成・管理・監視といった実務に関する知識が問われます。

試験の概要は以下のとおりです。

試験内容 Google Cloud環境でのクラウドソリューション
設定・計画・構成やアクセス・セキュリティの
管理などを問う
開催時期 随時
難易度 ITSSレベル2
受験料 $125(税別)
おすすめ
の人
・Google Cloudを利用
している企業で働いている人
・マルチクラウド環境に関わっている人
合格率 非公開

※受験料含む試験情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトより必ずご確認ください。

この資格では、Compute EngineやCloud Storage、Cloud SQLなど、Google Cloudの主要サービスを使ったシステム構築/運用スキルが評価されます。Google Cloudを扱っている人や、マルチクラウド対応の知識を深めたい人に適した資格です。

関連記事:Google Cloud(旧GCP)認定資格一覧!難易度も紹介

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ネットワークエンジニアの資格取得のメリット

ネットワークエンジニアの資格取得メリット

ネットワークエンジニアにとって資格取得は、単なるキャリアアップの手段以上の価値があります。技術力の証明から実務スキルの向上、年収アップまで、さまざまなメリットが期待できるでしょう。

資格取得の主なメリットは以下のとおりです。


それぞれ詳しく解説します。

ネットワークエンジニアに必要なスキルや知識を得られる

資格取得は、ネットワークエンジニアに求められるスキルを体系的に学ぶ良い機会です。業務は運用/保守から始まり、経験を重ねて構築や設計へとステップアップしていくのが一般的ですが、実務だけでは身につかない理論的な知識も資格学習を通じて補完できるためです。

実際の現場における運用や構築業務では、どうしても「過去の設定をよく分からないままコピペして踏襲する」場面が多くなりがちで、根本的な仕組みの理解が疎かになってしまうことがあります。

しかし、CCNAなどの資格学習では、実務ではあまり触れないプロトコルの詳細や理論的な背景まで深く学ぶことになります。ネットワークの根幹となる仕組みを体系的に身につけることで、「なぜこの設定が必要なのか」を論理的に理解できるようになり、トラブルシューティングのスピードや設計の品質向上に繋がります。

客観的なスキル証明となり転職や案件参画で有利になる

資格の取得は、ネットワークエンジニアとしての知識やスキルを客観的に証明する有効な手段です。

特に実務未経験者や経験の浅いエンジニアにとっては、職務経歴を補完する重要な評価指標となります。保有資格によって継続的な学習意欲と体系的な基礎知識を対外的に明示できるため、選考時において経験者と並んだ際も客観的なエビデンスとなり、採用確率の向上が期待できます。

なお、スキルそのものを高めるためには以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ネットワークエンジニアに必要なスキルとは?スキルアップ方法も解説

年収アップにつながる

資格はネットワークエンジニアとしての専門性を証明する手段であり、取得することで年収アップにもつながる可能性があります。資格手当を支給する企業もあり、傾向としては、難易度の高い資格ほど評価されやすいです。

具体的には、CCIEやネットワークスペシャリストといった上位資格では、月額数万円の資格手当を支給する企業が存在します。また、AWS認定などのクラウド関連資格も需要が高く、市場価値の向上が期待できるでしょう。

このように、資格は直接的な収入向上だけでなく、キャリアの選択肢を広げる効果も期待できます。

ネットワークエンジニアの仕事内容を理解するには、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ネットワークエンジニアとは?仕事内容から年収までわかりやすく解説

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資格取得でキャリアアップを目指すプランニング

資格取得を通じてキャリアアップを図るためには、戦略的なプランニングが重要です。やみくもに資格を取得するのではなく、自分の現在のレベルと将来の目標を明確にして、段階的にスキルアップしていくことが効果的です。

効果的な資格取得プランは以下の3つのステップに分かれます。


それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

1. 初心者はまず基礎的な知識/スキルを高める

初心者は、難易度の高い資格にすぐ挑戦するのではなく、まずはIT全体の基礎やネットワークの初歩をしっかりと理解することが大切です。基礎が十分に身についていることで、難易度の高い分野や新たな技術も効率良く習得できます。

たとえば、ITの土台を固めるには、CCNAや基本情報技術者試験のような入門資格から着手するのが良いでしょう。

「急がば回れ」ということわざがあるように、確固たる土台の上にスキルを積み上げていくほうが、長期的なキャリア形成のうえでは近道なのです。

2. キャリアプランにあった資格を選ぶ

基礎を身につけたあとは、キャリアプランに応じて必要な資格を選ぶことが大切です。ネットワークエンジニアといっても、設計や構築、運用、セキュリティなど、さまざまな専門分野があり、分野ごとに適した資格が異なります。

たとえば、より高度なネットワークの設計に関わりたい方にはネットワークスペシャリストやCCNP、セキュリティを強化したい方には情報処理安全確保支援士などがおすすめです。クラウド環境での業務を目指すなら、AWS認定やGoogle Cloud認定が効果的でしょう。

自分の目指す方向に合った資格を選ぶことで、将来に向けたスキルを着実に積み上げられます。キャリアの方向性が決まっていない場合は、まずは汎用性の高い資格から取得することをおすすめします。

3. 資格取得に向けて学習する

目指す資格が決まったら、取得に向けて計画的に学習を進めましょう。独学で学べる参考書やオンライン教材も充実しているため、自分のペースに合った方法で学習を進めるのがポイントです。

効率的な学習のコツは、まず試験範囲を把握し、弱点分野を特定することです。模擬試験を活用して現在の実力を測定し、不足している知識を重点的に学習することで合格に近づけます。

ベンダー資格では、実際の機器操作スキルが問われるケースが多いため、試験によっては実機を使った演習も重要です。たとえば、CiscoではCisco Packet Tracerというネットワークシミュレーターが無料で提供されています。これを使えば、PC上でデバイスの接続や構成、トラブルシューティング、セキュリティ対策などを手軽に、かつ本格的に学習できます。

また、自分に合った資格選びやキャリアに悩んだときは、キャリアアドバイザーに相談してみるのも1つの方法です。レバテックキャリアにはIT業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しており、キャリアに関する相談を受け付けています。進むべきキャリアの方向性を明確にしたい方は、まずはキャリアアドバイザーへの無料相談をご検討ください。

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ベンダー資格と国家資格どちらを取得するか迷ったら?

資格は企業や団体が認定するベンダー資格(民間資格)と、経済産業省などの省庁が認定する国家資格に分かれます。それぞれに異なる特徴やメリットがあるため、選択に迷う方も多いでしょう。

それぞれの資格のメリットについて、各観点ごとに比較した表は以下のとおりです。

項目 ベンダー資格 国家資格
実務との
関連性
実践スキルに直結しやすい 実務との関連性は
資格によって異なる
試験の
実施時期
随時受験可能
(通年)
年に1〜2回など実施時期が
限られているものが多い
試験内容の
傾向
製品やサービスに
特化した内容が多い
より一般的・汎用的な
知識が問われる
有効期限 一定期間で更新が
必要な場合が多い
一度取得すれば有効期限が
ないものが多い
社内・社外
での評価
特定業務やプロジェクトで
評価されやすい
国内での認知度・信頼性が
高く評価されやすい
受験費用 比較的高め(数万円前後) 比較的安価(7,500円など)

これらの特徴から見える、ベンダー資格と国家資格の違いは以下のとおりです。


それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

ベンダー資格は随時受験でき実践力が身につきやすい

ベンダー資格のメリットは、ほとんどの試験が随時実施されており、いつでも受験できることです。そのため、自分のスケジュールにあわせて計画を立て、受験に臨めます。国家試験でも情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験は随時受験できますが、ベンダー資格はほとんどの資格が随時実施されているという利便性があります。

また、ベンダー資格は特定の製品に特化した内容のものが多く、業務に活かしやすいことが特徴です。たとえば、Cisco技術者認定であればCisco社製ネットワーク機器に関する問題が出題され、LinuCではLinuxに特化した内容が学習できます。

このようにベンダー資格は、自分の業務に合わせて資格を取得することで実務に活かしやすいというメリットがあります。特定の技術分野で深い専門性を身につけたい方や、現在の業務で使用している製品・技術に関するスキルを証明したい方に適しているでしょう。

国家資格は「体系的な知識」を安価に証明でき、更新も不要

国家資格の主なメリットは、「汎用的な知識の証明」「コストパフォーマンス」と「権利の永続性」の3点です。

特定のメーカー機器に依存しないため、流行り廃りのないネットワークの根本的な理論や、IT全般の体系的な知識を身につけることができます。

また試験運営が経産省や総務省といった公的機関であるため、民間のベンダー試験に比べ受験料が非常に安価に抑えられています。また、制度上、更新制度を持たない資格が大半を占めるため、取得後の維持コスト(時間や費用)が発生しません。

情報処理安全確保支援士のような維持義務がある例外を除けば、保有資格の効力が消失しないため、中長期的なスキルセットの証明として特に有効な手段といえます。

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まとめ

この記事では、ネットワークエンジニアにおすすめの資格を、経験やレベル、専門分野別に詳しく紹介しました。未経験者向けの基礎資格やスペシャリストレベルの高度資格、クラウド関連資格など、幅広い選択肢があることが分かりました。

資格選びのポイントとして重要なのは、自分の現在のスキルレベルと将来のキャリアプランを明確にすることです。基礎的な知識が不足している場合は、まず基本情報技術者試験やCCNAなどの入門資格から始め、段階的にスキルアップしていくことをおすすめします。

この記事の内容を参考に、あなたのキャリア目標に最適な資格を選択し、計画的な学習を進めてください。

※本記事は2026年5月時点の情報を基に執筆しております

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