Ruby、Java、Pythonなどネットワークエンジニアに役立つ言語を解説ネットワークエンジニアが習得すべきプログラミングスキル

最終更新日:2020年11月13日

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これまで、ネットワークエンジニアにプログラミングスキルが求められることは稀でした。しかし、SDN(仮想的なネットワークをプログラミングで構築すること)の台頭で、プログラミングスキルを習得することの重要性が高まってきています。
この記事では、ネットワークエンジニアにプログラミングが求められるようになった背景や、仕事に役立つプログラミング言語とその学習方法を解説します。

1. ネットワークエンジニアにプログラミングが求められるようになった理由

ネットワークエンジニアの主な仕事内容は、ネットワークの設計・構築・運用保守です。具体的には、ネットワーク構成をもとにルータやスイッチなどの機器やファイアウォールを配置します。また、DMZ(非武装地帯=外部ネットワークと内部ネットワークの中間)を設けて、サイバー攻撃によるリスクを低減させることもあります。こういった仕事の大半は、プログラミングスキルを必要としません。しかし近年、ネットワークエンジニアにもプログラミングスキルを求める企業が増えてきています。
 
その理由として「ネットワーク仮想化(SDN=Software Defined Network)」の台頭が挙げられるでしょう。ネットワーク仮想化は、仮想的なネットワークをソフトウェアによって構築する技術です。従来のネットワークは、物理的なサーバーとネットワーク機器を配置し、ケーブルを接続して必要に応じてアプリケーションの設定を変更していました。一方SDNでは、これら物理的な作業を省略しつつ、迅速かつ柔軟なネットワーク構築が可能になります。
 
特に注目すべきなのは、SDNを支える制御技術「Open Flow」です。Open Flowは、「Open Flowコントローラ(経路制御)」と「Open Flowスイッチ(データ転送)」の2つで構成されます。ベンダーに依存しない「OpenFlowプロトコル」を採用しており、スイッチ・ルーター・ファイアウォール・ロードバランサーなどをプログラミングによって制御できることが特徴です。

SDNは「仮想化」の側面が強調されがちですが、本来はネットワーク構築をプログラミングで制御できる点が強みです。今後、SDNが広まることにより、OpenFlowに対応できるネットワークエンジニア(プログラミングスキルを持ったネットワークエンジニア)の価値は高まっていくでしょう。

2. ネットワークエンジニアの仕事に役立つプログラミング言語

次に、ネットワークエンジニアの仕事に役立つプログラミング言語を紹介します。ここでは、OpenFlowコントローラの実装に役立つ言語をピックアップしました。これらを習得することで、より高度な技術を持ったエンジニアへのスキルアップへつながるでしょう。

Ruby

Rubyは、Webシステムのバックエンド処理の開発などに多用されているプログラミング言語です。Rubyを使ってSDNを実装する場合、Tremaというオープンソースフレームワークを使うケースが多いでしょう。Tremaは、OpenFlowコントローラとOpenFlowスイッチの両方をシミュレーションできることが特徴で、日本国内で多く活用されています。

Java

Javaは、Webシステムのバックエンド処理の開発からスマホアプリ、業務システムなど、幅広い領域の開発で使われているプログラミング言語です。
Javaを使ってSDNを実装する場合、OpenDaylight、Brocade Vyatta Controller、Floodlight Open SDN Controller、ONOSといったフレームワークを使います。どのフレームワークを使うかは、システムアーキテクトの方針次第でまちまちです。

Python

Pythonは、近年需要が高まっているプログラミング言語で、Webシステムのバックエンド処理やビックデータ解析、機械学習などの開発で使われているプログラミング言語です。Pythonを使ってSDNを開発する際は、Ryu SDN Framework、POX SDN Controller といったフレームワークを使用します。
 
これらのプログラミング言語は、SDNやOpen Flow以外の用途でも需要が高いため、いずれかひとつを身に付けるだけでエンジニアとして評価されやすい傾向にあります。ネットワークスキルとプログラミングスキルに長けているエンジニアはまだ少ないので、これらを身につけることで市場価値の高いエンジニアを目指すことができるでしょう。

3. ネットワークエンジニアにおすすめのプログラミング学習方法

では、ネットワークエンジニアがプログラミングを学ぶとき、どのような方法をとるべきでしょうか。ここでは、プログラミングの学習方法を紹介します。

書籍を使って学習する

書籍を使った学習は、仕事と並行しながらの独学が容易で、通勤や休憩時間を活用した基礎知識の習得がしやすいというメリットがあります。以下、言語別のおすすめ書籍です。

Ruby

『3ステップでしっかり学ぶ Ruby入門』(竹馬 力、技術評論社)
プログラミング初学者を対象にしており、プログラミングのポイントを文法の基本から学ぶことができます。Rubyに限らず、プログラミング自体の入門書として活用できます。

Java

『スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)』(中山 清喬・国本 大悟、インプレス)
オブジェクト指向とJavaの基礎を学べる書籍です。読者特典として、ブラウザ上で動作する仮想開発環境「dokojava」が付属しているため、実際にプログラミングをしながら学習することができます。

Rython

『スラスラわかるPython』(岩崎 圭・北川 慎治・寺田 学、翔泳社)
プログラミング初学者を対象とした書籍で、開発環境の構築方法と基礎文法を丁寧に解説しています。

スクールで学習する

独学にありがちな「開発環境の構築時点でのつまずき」や「応用スキルの習得」をスムーズに習得するには、スクール活用がおすすめです。スクールは、講師が不明点を回答してくれるため、効率的にスキルアップすることができるでしょう。スクールによっては転職まで支援しているところがあり、転職まで視野に入れてスクールで学習する人が増えています。

TECHBOOST
ブロックチェーン、AI、IoTなどの先端分野をカバーしたコースが特長のスクールです。プログラミングスキルを学べるだけでなく、IoTなどネットワークと関連性が高い領域も学習することができます。

TECH ACADEMY
プログラミング言語別のコースだけでなく、ブロックチェーンコースなど用途別のコースなど様々なコースが提供されているスクールです。言語スキルに加えて近年開発が増えているブロックチェーン開発について学ぶことで、ブロックチェーン開発を熟知しているネットワークエンジニアとして市場価値を高められるでしょう。

WEBCAMP PRO
3ヶ月の期間で学習するスクールで、個人学習だけでなくチーム開発やオリジナルアプリの開発まで経験することができます。オリジナルアプリ開発ができるまで言語スキルを習得することができれば、プログラマーとしてジョブチェンジすることも可能です。

4. まとめ

この記事では、ネットワークエンジニアとプログラミングの関係について、SDNに言及しながら解説してきました。ネットワークエンジニアは今後、ベンダー製品固有の知識、スキルだけでなく汎用的なスキル(SDNやOpenFlow)が求められる時代となっていきます。SDNとこの記事で解説したプログラミング言語を習得することで、市場価値の高いネットワークエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

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